見もの・読みもの日記 さん プロフィール

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見もの・読みもの日記さん: 見もの・読みもの日記
ハンドル名見もの・読みもの日記 さん
ブログタイトル見もの・読みもの日記
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/jchz
サイト紹介文興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供228回 / 365日(平均4.4回/週) - 参加 2014/09/28 09:21

見もの・読みもの日記 さんのブログ記事

  • 2018年9月@関西:延暦寺根本中堂+六波羅蜜寺
  • ■比叡山延暦寺(滋賀県大津市) 『至宝展』レポートの続き。なお、国宝殿のエントランスで、迦如来坐像の両脇を固めていた羅漢像からお気に入りを紹介しておく。白い肌が色っぽい美形の羅漢さんと、虎と仲良しの優しそうな羅漢さん。 比叡山に来た目的がもうひとつあったので、延暦寺会館に向かう。喫茶「れいほう」で梵字ラテが飲めると聞いていたのだ。自分の干支を伝えると守り本尊の梵字を入れてくれる。私は子歳なので千手 [続きを読む]
  • 神保町で紹興酒「三国演義」
  • 神保町の中華屋さん「謝謝」で友人と食事。ボトルでもらった紹興酒「三国演義」! ラベルに呉の孫権の絵!まあ紹興(浙江省)といえば呉だから…と納得していたのだが、ネットで調べたら、シリーズで発売されていることが分かった。孫権は5年もので、劉備・曹操は10年もの、なぜか趙雲は15年もの。これは全種類飲んでみたい。来年、東博と九博で特別展『三国志』が開催されるそうだが、物販コーナーにあったら買う。 [続きを読む]
  • 2018年9月@関西:至宝展(比叡山延暦寺)
  • 〇比叡山延暦寺 伝教大師1200年大遠忌記念『至宝展』(2018年8月1日〜11月30日) 比叡山には何度か行ったことがあるので、いつ以来だろう?と思ってブログを検索したが出てこない。ということは、前回の参拝は、このブログを始める前(2004年以前)であるようだ。ちょっとびっくりした。 行きは京都駅からバスを使った。出発の時点で、すでにほぼ満席。繁華街を北上して、銀閣寺の横から比叡山ドライブウェイに入るのだが、座れ [続きを読む]
  • 2018年9月@関西:光悦考(楽美術館)+高麗美術館特別展
  • ■楽美術館 開館40周年 秋期特別展『光悦考』(2018年9月2日〜12月9日) 今回の関西旅行の目的の第一は見仏、第二は陶芸である。本展は、本阿弥光悦(1558-1637)が、楽家二代常慶、三代道入との交流の中で生み出した光悦楽茶碗を紹介する。私は楽茶碗も光悦も大好きなので、わくわくする。 しかし展示室に入ると、すぐ目に飛び込んできたのはケレンのない落ち着いた黒楽茶碗。え?これは?と思ったら、長次郎の『萬代』だった [続きを読む]
  • 2018年9月@関西:仏教美術の名宝(泉屋博古館)
  • 〇泉屋博古館 特別展『仏教美術の名宝』(2018年9月8日〜10月14日) いよいよ秋の展覧会シーズン開幕。今年は、9月、10月、11月と1回ずつ上洛の予定を立てている。この三連休は京都と大阪を周遊してきた。初日にまず訪ねたのがここ。泉屋博古館の仏教美術をテーマにした展覧会は久しぶりではないかと思う。もしかすると平成20年秋季展『仏の形、心の姿』以来ではないかしら。 個人的に最も面白かったのは、金銅仏の充実した展示 [続きを読む]
  • サルスベリの街路樹
  • 9月も中盤。東京は急に涼しくなって、夏が遠のいた感じがする。去り行く夏を惜しんで、先月、上野駅近くで見たサルスベリの街路樹の写真を上げておく。このゴージャス感。私はサルスベリを見ると、中国の夏を思い出すのだ。※三連休は関西へ。 [続きを読む]
  • 播州清水寺と朝光寺を中心に/神仏人 心願の地(多摩美大美術館)
  • ○多摩美術大学美術館 加東市×多摩美 特別展『神仏人 心願の地』(2018年9月1日〜10月14日) 多摩美の美術館に行くのは2回目である。前回は2014年の年末で、北海道から帰省した折に立ち寄った。『祈りの道へ−四国遍路と土佐のほとけ−』という、やはり地方仏の展示で、たいへん感銘を受けた。今回、取り上げるのは兵庫県加東市。兵庫県の中心からやや南東、浄土寺のある小野市の北に位置し、一帯は、古来ひとつの文化圏を形成 [続きを読む]
  • 賛と墨蹟を読む/禅僧の交流(根津美術館)
  • 〇根津美術館 企画展『禅僧の交流 墨蹟と水墨画を楽しむ』(2018年9月1日〜10月8日) 中世において、日本と中国の禅僧たちの交流から生まれた墨蹟と水墨画の名品を紹介する。類似テーマの展覧会は何度か見たことがあるので、あまり新しい発見はないだろうなと思いながら、やっぱり好きなので行ってきた。 冒頭には因陀羅筆『布袋蒋摩訶問答図』。力のない描線で、柳?の下で対話する二人の人物を描く。右端に楚石梵琦による賛が [続きを読む]
  • 義兄弟たちのゆくえ/中華ドラマ『少林問道』
  • 〇『少林問道』全38集(2016年、上海新文化伝媒集団他)(※全42集版もあり) 2016年の作品だが、私が知ったのはごく最近である。9月17日からCS「衛星劇場」で日本初放映が決まったことに伴い、ファンの声を目にして興味を持った。どうせCSは見られないので、ネットで視聴してみることにした。時代は明の嘉靖帝の治世(1521-1566)、朝廷は厳嵩・厳世蕃父子とその取り巻き(厳党)に牛耳られていた(※これは史実)。厳党の権臣・ [続きを読む]
  • 常設展の名品/中国書画精華(東京国立博物館)など
  • ■東京国立博物館・東洋館8室『中国書画精華−名品の魅力−』(2018年8月28日〜10月21日) 秋の恒例「中国書画精華」が始まったので、混み合う平成館と本館を避け、東洋館と法隆寺館をゆっくり参観してきた。この特殊陳列は、主に東博コレクションの中から、中国書画の名品を一挙公開するものである。年によっては特定のテーマをサブタイトルに掲げることもあるが、今年は「名品の魅力」とド直球だなあと思いながら見にきた。 冒 [続きを読む]
  • 2018年7-8月@東京&関西展覧会拾遺
  • レポートを書いていない展覧会が溜まってきたので、ものによっては簡単に。■太田記念美術館 企画展『落合芳幾』(2018年8月3日〜8月26日) この夏、東京では二人の浮世絵師、落合芳幾(よしいく、1833-1904)と月岡芳年(よしとし、1839-1892)の展覧会が妍を競った(ヘンかな、この表現)。本展は開催趣旨に、落合芳幾は「月岡芳年や小林清親、河鍋暁斎などの著名な絵師たちの影に隠れ、その名前はほとんど注目されておりませ [続きを読む]
  • 米の適正価格維持に挑む/大坂堂島米市場(高槻泰郎)
  • 〇高槻泰郎『大坂堂島米市場(こめいちば):江戸幕府vs市場経済』(講談社現代新書) 講談社 2018.7 私は歴史は好きだが、経済は苦手だ。だから、こういう経済史の本を見ると、分からなかったらどうしよう…とかなり躊躇する。それでもパラパラ中をめくって、何とか行けそうだと判断して読み始めた。 江戸時代の諸大名は、年貢を米で徴収し、それを大坂に運んで現金に換えていた。大坂の米市は、豪商・淀屋辰五郎の店先に商人 [続きを読む]
  • 2018年8月@関西:京博・明治古都館特別公開、他
  • ■京都国立博物館・明治古都館特別公開(2018年8月25日) 大和文華館と奈良博を見たあと、もう少し奈良でゆっくりしたかったのだが、ちょうどこの「明治古都館特別公開」というイベントがあると分かったので京都にトンボ返りした。公開は16時〜17時の間で、15時半から「平成知新館グランドロビーにて整理券を配布」という告知だったので、遅れないよう急いだ。そうしたら「整理券の配布はありません。直接現地においでください」 [続きを読む]
  • 2018年8月@関西:大和文華館の中国・朝鮮絵画+糸のみほとけ再訪
  • ■大和文華館 『大和文華館の中国・朝鮮絵画』(2018年8月24日〜9月30日) 週末、奈良・京都・滋賀を駆け足で。まず大和文華館が自ら「当館が世界に誇る」と公言する中国・朝鮮絵画コレクション展を参観。細かいことはチェックしていなかったけれど、満足間違いなしと思って見にきた。 冒頭には李迪筆『雪中帰牧図』双福(南宋)と伝・趙令穣筆『秋塘図』(北宋)。どちらも同じくらいの小画面の水墨淡彩。『秋塘図』はちょっと [続きを読む]
  • 北海道旅行2018夏・写真帖
  • お盆の北海道旅行から。朝の中島公園を散歩。豊平館は明治政府機関が建てた唯一のホテルで、明治天皇の北海道巡幸にも使われた。こんなにきれいだったかしら?と思って調べたら、2012年より4年間の改修を経て2016年6月に新装開館していた。私が札幌に住んでいた2013-2014年には閉まっていたのだな。道理で記憶に薄いはず。北海道立文学館の『無言館』展については感想を書いたけれど、ロビーのミニ展示も興味深かった。第二次世界 [続きを読む]
  • 驚きの洗練と多様性/縄文(東京国立博物館)
  • 〇東京国立博物館 特別展『縄文−1万年の美の鼓動』(2018年7月3日〜9月2日) 「縄文の美」をテーマに、縄文時代草創期から晩期まで、日本列島の多様な地域で育まれた優品を一堂に集め、その形に込められた人びとの技や思いに迫り、約1万年にわたる美の移り変わりを紹介する展覧会。「みどころ」を読むと、とにかく「美」という言葉が繰り返し使われていて、考古資料としてではなく美術品として眺める態度を強く求められている気 [続きを読む]
  • 戦後が求めた新しい日本史/つくられた縄文時代(山田康弘)
  • 〇山田康弘『つくられた縄文時代:日本文化の原像を探る』(新潮選書) 新潮社 2015.11 この夏、「縄文」がブームらしい。東博では特別展『縄文』が開催されている。しかし、ブームは疑ってみたほうがいいので、東博に行く前に縄文についての知識を整理しておきたいと思って、本書を選んだ。 縄文時代とは、日本の歴史において大体1万6500年ほど前から2400年ほど前の、主に狩猟・採集・漁撈をなりわいとしていた時期を言う。縄 [続きを読む]
  • 高精細写真パネルで細部まで/春日権現験記絵(三の丸尚蔵館)
  • 〇三の丸尚蔵館 第81回展覧会『春日権現験記絵−甦った鎌倉絵巻の名品−』(修理完成記念)(2018年8月18日〜10月21日) 鎌倉時代の絵巻の名品『春日権現験記絵』は春日大社の重宝として伝わり、江戸後期に何らかの事情で鷹司家の所有となった後、明治初期に皇室に献納されて御物となったもの。三の丸尚蔵館が平成16年度(2004)から13カ年をかけて行った本格的な保存修理がこのたび終了し、お披露目となった。ただ、すでに今春 [続きを読む]
  • 松浦武四郎(北海道博物館)+札幌、小樽
  • ■北海道立文学館 特別展『戦没画学生慰霊美術館「無言館」展−手ばなさなかった絵筆、いのちの軌跡−』(2018年7月7日〜9月9日) 北海道の休日(先週)に行ったもの。長野県上田市にある無言館は、戦没画学生の遺作や遺品を収蔵する美術館である。これまで行ったことはないのだが、たまたま旅先の北海道立文学館で、この特別展が開かれていたので行ってみた。出陳作品は約200点。ただし、遺品の写真や絵葉書などもあるので、絵 [続きを読む]
  • 初訪問・夏の旭山動物園(北海道旭川市)
  • 〇旭川市 旭山動物園今週は月火が職場の一斉休業で、土日とあわせて四連休だった。どこかへ行こうと思い立ったのは先月で、京都?九州?台湾?と旅行先を考えたのだが、連日の猛暑に負けて2泊3日で北海道を選んだ。土曜日は、ゆっくり昼頃、東京を立って札幌入り。日曜は札幌周辺で観光。月曜は博物館や美術館が休みなので、念願の旭山動物園を訪ねることにした。札幌に住んでいた時、何度か本気で計画を立てたのに、悪天候やJR北 [続きを読む]
  • 人間尊重の経営/戦争体験と経営者(立石泰則)
  • 〇立石泰則『戦争体験と経営者』(岩波新書) 岩波書店 2018.7 著者は企業取材を始めて四十年になるというジャーナリスト。大手企業のトップから中小企業の創業者まで一千人を超える経営者の取材を通して、彼らには「戦争体験」の有無が決定的な影響を及ぼしていると感じるようになった。はじめに紹介するのは、西武の堤清二氏(1927-2013)とダイエーの中内功氏(1922-2005)である。 「西のダイエー、東の西武」と呼び称され [続きを読む]
  • 読解力は身を助ける/AI vs. 教科書が読めない子どもたち(新井紀子)
  • 〇新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 東洋経済 2018.2 国立情報学研究所の新井紀子教授によるAI本。はじめに、AIとAI技術は全く別物という重要な論点が提起される。AI(人工知能)と言うからには、人間の一般的な知能と同等レベルの能力がなければならない。そうした「真の意味でのAI」はまだ存在しておらず、近未来にも誕生しないだろう。しかし、AIを実現するための技術(=AI技術)(音声認識、自然言語処理、 [続きを読む]