処遊楽 さん プロフィール

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処遊楽さん: 処遊楽
ハンドル名処遊楽 さん
ブログタイトル処遊楽
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/zhaiteng_1946
サイト紹介文人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。 力一杯生きよう。 衆生
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2014/09/30 07:42

処遊楽 さんのブログ記事

  • 警官の掟
  • 著者 佐々木譲出版 新潮文庫         ※ 画像はgoogle photoから。なので今の新刊ではありません。悪しからず。警察物というと、警察組織に居られなくなった一匹狼の捜査員の権力との格闘や、巨悪に迫った捜査が、巨大な手によって絡めとられてしまう理不尽の告発とか、内通者一味との非情な暴力の応酬などが多いのではないか。この作品は、それらと趣を異にしている。犯人を追う一線の刑事の生態が細かく描かれて [続きを読む]
  • 人生経営論
  • 著者 久米信廣 / 岡田晴彦発売 ダイヤモンド社(10月4日発売)定価 1620円    異能の実業家とビジネス誌編集長の対談集である。というより、百戦錬磨の編集長の、まだあまり世に知られていない一中小企業経営者の哲学と生き様とその人物を世に送り出そうとの意欲がストレートに伝わってくる本である。そしてその意図は成功している。凡百の経営哲学やビジネス指南書とは異なり、一言ひとことの言説が実に素直に入 [続きを読む]
  • シャルル・アズナブール
  • 2日訃報が報じられた。南仏アルピーユの自宅浴槽で発見された。死因は心不全・呼吸不全という。享年94歳。つい先月には来日公演を行ったと記憶しているが・・・・。半世紀前の学生時代、気の合う4人でつるんで遊びまわっていた渋谷の街、入りびたりの店の中に『トリコロール』と『シャンソン・ド・パリ』があった。そこで初めてアズナブールと出会い(もちろん歌で)、暫し茫然、打ちのめされた。数年、熱に浮かされるように聴き [続きを読む]
  • 真夏の夜のジャズ = Jazz for Biginners 12 =
  • 今回は趣を変えて映画。  『真夏の夜のジャズ』。原題は『 Jazz on a Summer's Day』。1958年の?第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバル”のドキュメント映画である。これは必見。監督がスチール・カメラマンのバート・スターンだけに、その映像の美しいこと。セレブでファミリーでノスタルジックでスタイリッシュのジャズが五体を打つ。これを観ずしてジャズ・ファンと名乗る莫れ。アマゾン価格6800円。以下はアマゾン・レ [続きを読む]
  • 山藤章二・はじめての八十歳
  • 出版社  岩波書店定 価  1512円頁 数  150頁  『週刊朝日』巻末の 世相風刺漫画 ”ブラック・アングル” で同誌のファンを増やしたのは、もう40年位前になろうか。暫く健筆を見かけないと思っていたら、膝の手術で長期の入院。その時期に、いつの間にか「わからないことだらけ」になっていた身の回りや世間のものごとについて、好き勝手に書いたという。あとがきで曰く。「この本、読者はどう思われるか知ら [続きを読む]
  • A列車で行こう = Jazz for Biginners 10 =
  • 《 Take the "A" Train 》(動画) 10回目は、デューク・エリントン・オーケストラ。#デューク・エリントンカウント・ベイシーと並ぶアメリカを代表するジャズ・オーケストラ。ここでは、代名詞ともいうべき「A列車で行こう」を取り上げた。あまたある動画の中でも冒頭の動画が秀逸。”デューク”は日本語で公爵のこと、”カウント”は、伯爵を指す。建国浅いアメリカ人には、長い歴史のヨーロッパへの憧れがあり、国王 [続きを読む]
  • 不死身の特攻兵
  • 著者 鴻上 尚史出版 講談社現代新書頁数 292頁  この夏、メディアで結構取り上げられていた。本人自身も出たり書いたり。佐々木友次。9回出撃して9回生還した特攻兵の名である。覚えた。これが著者の意図である。あの軍律厳しき日本軍隊にあって、一介の兵士にそんなことが出来るのか。本人の最晩年に会えて話が聞けた。その内容を残した。それがこの本の全て。戦後生まれの我が少年時代、巷には傷痍軍人が辻々で物乞いをす [続きを読む]
  • 日中友好音楽のつどい
  • 今年は日中両国の国交回復46周年、平和条約締結40周年の佳節に当たる。その意義を込めたライブが催され、両国の友好を願う一人として参加をしてきた。  83年前、24歳の中国青年が藤沢村の鵠沼海岸で水死する出来事があった。その人は、お隣中国の国歌=義勇軍行進曲を作曲した音楽家・聶耳(ニエアル)だった。1954年、藤沢市民の有志によって記念碑が建てられたが、台風によって破損、65年に郭沫若の揮毫「「聶耳終焉之地」で [続きを読む]
  • 異邦人
  • 『異邦人』(動画)  註:"ドーナツ盤"カテゴリーについて70年代のシンガーソングライター久保田早紀の作品。彼女はこの曲でニューミュージックの伝説的存在となった。三洋電機のテレビのCMソングとして社を挙げてのプロモーションの展開の結果、2か月後にはヒットチャートの1位、その翌月には月のチャートの1位となった。シングルレコードの総売り上げは144万枚。  久保田早紀は、突然のビッグ・ヒットに戸惑うととも [続きを読む]
  • 堕落論
  • 著者 坂口安吾出版 集英社文庫頁数 2572009年8月6日第15冊   3、40年前、時々読んでは元気を貰っていた。久し振りの安吾。敗戦により日本は天地がひっくり返り、価値観が180度変わってしまった。その混沌の世に、安吾は、『生きよ、堕ちよ』と鼓舞したのだった。彼の心は、人間への限りない愛情に貫かれている。その飾らぬ直截な叫びが、読む者の心に響く。そして希望になる。「戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。 [続きを読む]
  • 網元 おおば
  • 箱根まで我が家から車で1時間20分。喧騒を逃れて、温泉と自然に浸りによく通う。最近は大所のホテル・旅館の日帰り湯も多くなり、都合が良い。 芦ノ湖畔で最も好きなのが湖尻地区。開発を忘れられたかように静かなのがいい。”網元おおば”は、その水際に建つ。ごく普通の観光地のレストラン、というより食堂だ。 ここの逸品は公魚(ワカサギ)。毎年10月1日に皇室に献上しているとか。戦後、時の首相吉田茂が芦ノ湖に鳥居を建 [続きを読む]
  • クレオパトラの夢 = Jazz For Biginners 8 =
  • 《 Cleopatra's Dream 》バド・パウエルの代表曲。この曲名気に入っています。テンポは速いがメロディアスで、日本のバド・ファンが多い理由でしょう。ジャズ・ファンでなくとも一度や二度聞いたことがあると思います。オリジナル・ナンバー パーソネルバド・パウエル(Bud Powell) ? ピアノポール・チェンバース(Paul Chambers) ? ベースアート・テイラー(Art Taylor) ? ドラム 30年ほど前、TBSテレビが深夜番組『リュー [続きを読む]
  • ブッショカン
  • 6月末日、9年間勤めた広告代理店を退職した。その際に、感謝状やら花束や寄せ書きやスナップなど慰労の品々とともに、記念品として頂戴した。ブッショカン(フランス)のパイプ。  実は、「どうせ贈るなら希望の物を」と打診され、厚かましくもショップまで同道して戴いて選んだ逸品である。有り難し。そして「葉もどうぞ」とのご厚意でイギリス製を選んだ。  34年前、欧州出張の際にパイプ煙草に出会い、爾来愛好している。 [続きを読む]
  • 流されるにもホドがある
  • 著者 北大路 公子発行 実業之日本社文庫  2014年から3年間にわたる流行りモノのについてのエッセイ集。この著者にこのテーマで原稿依頼をする編集部の、カケとセンスとコンタンに心からリスペクトを白状する。そしてそれに合っていようがいなかろうが、一生懸命応えてマイペースで書き綴った著者に尊崇の念を抱かずにはおられない。この作者の著作を読んだのは、これが二冊目。一体全体如何なる作家か? 何か知る手立てはな [続きを読む]
  • サムシン・エルス = Jazz For Biginners 7 =
  • 《 SOMETHIN' ELSE 》クインテットのリーダーはアルト・サックスのキャノンボール・アダレィだが、実質的に統率をしているのはマイルス・デイビス。言わずと知れた "ジャズの帝王" である。彼は、自他ともに認めるトップ・リーダーでありながら、常に挑戦をし続けた。これが凄い。尤も、自(自他の「自」)を認めていないから、満足しないからこそ、次々に新しいステージに挑み続けたのだろう。求道者の姿だ。 ここでは「枯葉」 [続きを読む]
  • 昭和歌謡酒場 黛
  • 5月初旬、北海道の桜の季節に札幌を訪れた。所用が終わり明日は帰京という夜、地元の友人に案内されて入ったすすきののスナックが「黛」。「なんじゃこれは?」 昭和のレトロ感覚溢れた店内。壁・棚・窓にあの時代の歌謡曲のジャケットが一杯。聞けばここでママが先生となって歌を教えているとか。客の歌合戦のイベントも定期開催という。         帰り際に、マッチを所望したら出してくれました。失礼ながら、この [続きを読む]
  • 平塚江南高校同窓会
  • 半世紀ぶりに母校を訪れた。学校周辺の様相が一変していて、バスを降りた先の見当が全くつかず、暫し見回す。 丁度入学した年に、木造の旧校舎が、現在の鉄筋コンクリート校舎に建て替えられたのだった。走ってもガタガタと音がしない、外気が入り込む隙間もない、明るく近代的な校舎は、まるで、その期に入学した私たちのために贈られたようだった。それが今 [続きを読む]
  • スター・ダスト  = Jazz For Biginners 6
  • 《 STAR DUST 》ライオネル・ハンプトン・オーケストラの「スター・ダスト」ライオネル・ハンプトンはスイング時代におけるヴァイブラフォンの第一人者。2002年に94歳で没。文字通り、夜空の満天の星が浮かんできます。作曲者はホーギー・カーマイケル。彼自身の演奏です。他にもジャズ史上に残る名曲を多数作曲している。   日本では半世紀も前、テレビ番組『シャボン玉ホリデー』でザ・ピーナッツがテーマ・ソン [続きを読む]
  • いっそセレナーデ
  • 『いっそセレナーデ』 (動画)          註:"ドーナツ盤"カテゴリーについてサントリー角瓶のイメージ・ソング。オリコン発表の発売枚数35.3万枚。歌:井上陽水     作詞作曲:井上陽水、  編曲:星勝、  リリース:1984年     あまい口づけ  遠い想い出     夢のあいだに  浮かべて 泣こうか     忘れたままの  恋のささやき     今宵ひととき  探してみようか [続きを読む]
  • 生き上手 死に上手
  • 著者 遠藤周作発行 文春文庫 95年第4刷 316頁     基督者で作家の遠藤周作のエッセイ集。1979年から85年にかけて、新聞・雑誌・文学誌・専門誌に寄せた47編が5つに分類されて整理・転載されている。人としての心の在り方や生き方について、自身の洞察や体験を踏まえての思索を、気負わず衒わず率直に綴っている。テーマはどれも重い。著者はあとがきで「読者も寝っ転がって、気楽な気持ちで読んで下さい」と言っているが [続きを読む]
  • 傍流の記者
  • 著者  本城雅人出版社  新潮社定 価  1728円250頁  私はかつて、ここに描かれているメディアで働く記者達を相手とする仕事をしていた。よって、彼らの生態を比較的よく知る。しかし、此処までリアルな認識は持ち得ていなかった。あくまで外からの観察者だったから。この本は本物の記者が書いている。新聞社の日常が書かれている。トップー編集局長ー部長ーデスクークラブ記者というタテ系列。政治部ー社会部 [続きを読む]
  • 街のお祭り
  • JR市ヶ谷駅前の靖国通りを神輿の行列が行く。前後をパトカーに守られて、揃いの法被と日傘が進む。 お囃しはアンプを通してスピーカーから。神輿はトラックに乗せられて進む。沢山の引き手たちは綱を引いてはいない。触っているだけ。省力化の祭り行列だ。 靖国神社に向かうこの道路、普段は大音響の街宣車の往来が多い。それと打って変わった初夏の趣。眺めているのは山脇ビルの12階から。 [続きを読む]
  • モリのいる場所
  • 監   督   沖田修一出   演   山崎努 樹木希林 加瀬亮 青木崇高 三上博史上映時間    99分  劇的なストーリー展開や善玉悪玉の対決、手に汗握る冒険活劇、最先端の技術を駆使した音と光のスペクタクルといった、いわゆる映画的興趣とは無縁に画家熊谷夫婦の日常が描かれている。かといって、静謐かと言えばそうではない。客というには品が無さすぎる人たちが、なんだかんだと出入りする賑やかな喧騒の [続きを読む]