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  • 疑似短編集冬の霧 二の②(疑似凝縮社会)

    冬の霧二の②(擬似凝縮社会)全国で盲養護老人ホーム、及び盲特別養護老人ホームの数は七十七を数える。両施設合わせた収容人員は五千六百名に達しているが盲養護老人ホームは入所定数五十名の施設が多く、施設の数では盲特別養護老人ホームの倍以上ある。盲老人福祉施設の入所者のうち全盲が五五㌫、光覚弁、手動弁併せて二〇㌫、弱視が二三㌫残りの二、三㌫が普通に見える人が入所している。要するに夫婦で入所する場合、どちらかに視覚障害がある場合入所出来たので、普通に見える人も視覚障害者施設の入所者になっている。病気やいざこざもなく単調な生活が続いていた。フミは一日の流れや入所している人たちの名前も覚えたが、元来、人と接することが苦手だったフミは食堂やトイレに行く以外は居室にいた。「あんた生まれは何処かいな?」同室の飯田とも乃が話し掛けて...疑似短編集冬の霧二の②(疑似凝縮社会)

  • 疑似短編集冬の霧 二の①(武蔵野)

    冬の霧・二の①(武蔵野)JR中央線立川駅から武蔵野線で約四十分武蔵五日市駅に到着する。拝島を過ぎる辺りから少しずつ緑が多くなり武蔵野の自然が拡がる。東京都で有りながら都会の風情とは異なりそれは不可思議な感覚になる。平成十五年四月十二日の午前十時になろうとしていた。山本フミは福祉事務所の伊藤主事と、長女の斉藤圭子に連れられて武蔵五日市駅に降りた。此処まで来ると風は未だ冷たかったが、穏やかな日和で、北側の方角には奥多摩の山々が拡がり爽やかな空気を運んでいる。フミは辺りの様子を暫く伺っていたが伊藤主事に促されホームの階段をゆっくり降り駅前のタクシーに乗った。檜原村は東京都の北西部に位置している人口三千五百人余り、山梨県と県境を接した山間の地にある。バスの終点、藤倉から陣場尾根伝いに三時間程歩くと奥多摩湖に着く。夏から...疑似短編集冬の霧二の①(武蔵野)

  • 疑似短編集冬の霧 二の②(食事処美代)

    冬の霧・二の②(食事処美代)横浜の高層ホテルから遠く海岸線の夜景が眺められた。美代は窓辺に立ち行き交う船窓の明かりに見とれていた。大きなホテルからこんなに美しい夜景を観ることが仕合わせだった。時々は東京のホテルで会い。近くの温泉に旅行することもあったが、横浜の夜景は群を抜いていた。恋をして、愛することで美代は楽しい日々を送っていた。川図穣二を知ってから三年経ち美代は妊娠していた。「何時までも眺めていないでこっちにおいで」「だって、とっても素敵。行き交う船の明かりがすぐ其処に見える。穣二と私だけの夜景」「言うことを聞かないと・・・」と、言いながら美代を抱いてベッドまで連れてきた。「穣二、私のこと好き?」美代は耳元で囁いた。「好きだよ」「本当!嬉しい」「穣二は素敵なホテル知っているのね」「以前お客さんを案内したこと...疑似短編集冬の霧二の②(食事処美代)

  • 疑似短編集冬の霧 二の①(西伊豆)

    冬の霧・二の①(西伊豆)東京の府中市を離れ西伊豆は海岸線の町、松崎町に移り住んでから既に三年が過ぎた。暖簾を下ろし、機田美代は一日が無事終わったことに安堵したかのように煙草の火を付けた。人前では滅多に吸うことは無かったが、一日の仕事が終わりほっとした瞬間自然と手が伸びている。初めの一年は働き尽くめで身体を壊したこともあったが、今では週一回の休みも取れるようになった。一人娘の響子も六歳になり、一人で居ても手が掛からなく仕事に集中できた。食事処【美代】を開業して二年目、益子の実家に預けておいた響子を引き取った。馴染んだ祖父母と離れることに、親の辛さも響子の辛さもあったが矢張り一緒に住むことを願った。深夜蒲団に入ると、響子の為にもう一度生きてみようと願ったことが昨日のように思い出された。客はそれ程多くなかったが、町の...疑似短編集冬の霧二の①(西伊豆)

  • 疑似短編集冬の霧 三の③(冬の霧)

    冬の霧・三の③(冬の霧)・・・山手線だろうか緑色の電車がすれ違った。俺は片手に書類袋を持っている。中を確かめると細かな数字が並び、表紙には見積書と印刷されている。背広姿の身なりと言いサラリーマンらしい。時間は午後だろうか、居眠りをしている乗客、そして空席も目立った。しかし本当にサラリーマンなのか、飯沼産業株式会社宛と書かれた見積書を見ながら必死で考えた。電車は池袋を過ぎ新宿に近付いていた。降りなければと言う思いが過ぎり、新宿、新宿と何度も呟いた。しかし新宿で降り、これから飯沼産業に行くのか、飯沼産業の帰りなのか皆目見当が付かない。「矢部さん?矢張り矢部さんだ」「はい」と、俺は慌てて返事をしていた。「十数年振りになりますか」「貴方は?」「私ですよ、柿沢」「柿沢さん?」「中学の柿沢喜一、喜び一番の喜一」と、見知らな...疑似短編集冬の霧三の③(冬の霧)

  • 疑似短編集冬の霧 三の②(夢の中)

    冬の霧・三の②(夢の中)・・・テーブルにお新香とおでん、鳥の煮込みが並び居酒屋の片隅で熱い酒を飲んでいた。屹度俺の好物なのかも知れない。手持ち蓋さにしていた俺は待ち合わせをしていたのか、しかし三十分経ち、一時間経ったが誰も現れない。支払いを済ませ出ようとしたとき一人の女が入ってきた。「矢部さん」と、後ろ向きの俺に声を掛けてきた。振り向いた顔に見覚えはなかった。「ご免なさい、遅れてしまって。仕事が捗らなくて、もう帰ったかと思った」「兎に角お掛け下さい」「孝之さん、変な言い方?」矢部孝之、それが俺の名前だった。「一時間近く遅れたのを怒っているのでしょ?」「仕事?」「変な人ね、貴方の為に頑張っていたのに」「俺が何か頼んだ?」「貴方が行けないと言うので私が行った。変な人ね」「有り難う」「先方は納得してくれ、今後も納品さ...疑似短編集冬の霧三の②(夢の中)

  • 疑似短編集冬の霧 三の①(履歴書)

    冬の霧・三の①(履歴書)朝から冷え込む日で、夕方にはチラチラと東京の街にも小雪が舞っていた。何時も通り矢部孝之は中央線の三鷹駅で降りた。三鷹市のアパートに越して一ヶ月、新しい会社に移って一週間が経っていた。駅前で晩飯の材料を適当に買うと深大寺行きのバスに乗った。バスは帰宅を急ぐ主婦や学生で込み合っていたが何とか座ることが出来た。孝之は永年勤めた大手企業を半年前に退職した。退職する必要は無かったが、仕事に対する情熱は疾うに失い、良い機会だと思い迷うことなく辞めた。退職金はそっくり別れた妻に渡した。マンションのローン返済は一年前に終わり二人の子供は既に成人している。家賃と当面暮らせる金が有れば後は何とかなるだろうと思った。金の大切なことは知っていたが執着したくなかった。就職先は、これまで取引のあった会社ではなく全く...疑似短編集冬の霧三の①(履歴書)

  • 疑似短編集冬の霧 四の④(鎌倉)

    冬の霧・四の④(鎌倉)現在は電化され複線化された福知山線も、以前来た時は単線でディーゼル機関車が客車を牽引していた。二十五年前、学生時代に旅行で来たときとは随分面変わりしている。木陰の川沿いをのんびりと走り自然と同化していたが、現在は都会と何ら変わることなく開けた街中を走っている。大阪の郊外として急激な人口増加を支えるには複線化しなくてはならなかった。しかし、激しく変わってしまった環境には馴染めそうにない。一通り新入社員研修が終り総務課に配属された直後だった。『兵庫に行ってくれないか?』と、部長の声に俺は振り返った。『はい』と応えてしまった俺はその時から今日まで葬式屋をしている。「入社して直ぐのことで、机の前でボーっとしていたのだろう」と、俺は言った。「でも、それで良かった?」「今ではそう思う。しかしあの頃は一...疑似短編集冬の霧四の④(鎌倉)

  • 疑似短編集冬の霧 四の③(八丈島)

    冬の霧・四の③(八丈島)たまさか八丈島の出身者は居ないものと思っていたが、さに非ず、従業員が二千人もいれば不思議のないことである。何れにしても八丈島は東京都下であるが、ジェット機で一時間も掛からない所に、こんなに綺麗な海が拡がっていようとは思わなかった。日帰りの予定ではなかったのでレンタカーを借り、取り敢えず島内を一周することにした。今日の通夜、明日の告別式以外予定はなかった。海は何処までも蒼く水平線は透き通って見えた。「何処に行ってきたの?」と、ビールを注ぎながら京子は言った。「八丈島」「素敵ね」「海が良かった」「連れていって欲しかったな・・・」と、京子は意外なことを言った。しかし俺は冷静に受け止めた。京子の真意はともかく一応は客に対する礼儀だろう。「港の出入り口では釣り糸を垂れていた。静かだった。むろ鰺が水...疑似短編集冬の霧四の③(八丈島)

  • 疑似短編集冬の霧 四の②(京子の過去)

    冬の霧・四の②(京子の過去)長崎空港を降りると市内までバスに揺られた。高原の諸処に金色に光るものが見渡せた。それぞれの地域差による宗教の違いだろう、日本風の墓所で有りながら十字架が刻まれた墓石である。葬儀はそれぞれの地域、地域で意味を持っている。俺には分からないことだが、その都度その地域の風習に従うだけである。宗教に付いての知識がある訳ではなく、誰が何処でどのような宗教に従事していても一切関係がない。人は生きたいように生き死にたいように死ねば良い。葬式専門員の俺にとって葬儀が営まれる場所はどちらかと言えば海の近くが良い。俺の都合に合わせて関係者が死んでいる訳では無いがついそう思ってしまう。それも、岬の先端に漁港が有り人々が釣り糸を垂れているところが良い。人間の業は何処で生まれ生活しても大して変わるものではない。...疑似短編集冬の霧四の②(京子の過去)

  • 疑似短編集冬の霧 四の①(碧い海)

    冬の霧・四の①(碧い海)国道は真っ直ぐに延び左岸は日本海が陽の光を受け燦々と輝いていた。道すがら所々に掘っ建て小屋があり、軒下には鯣(するめ)になり切れない烏賊が干してある。小さな町を過ぎてから人家は疎らになり群落を構成するような形はなく、北海道にして、確かに陸の孤島とも言うべき地域である。俺は喉の渇きを覚えていた。しかしジュース類の自動販売機など一時間近く車を走らせていたが見当たらない。仕方がなく車を脇に避け木陰で一休みした。随分と辺鄙なところに来たと思った。大学に行っていた頃から津々浦々歩いたが、これほど人家の無いところも珍しかった。木陰で休みながら、これから行われる告別式の閑散たる情景を考えた。会葬者の少ない葬式は寂しさを思わせる。しかしそんなことは主観的なことであり、どんな人間であっても、その人間が死ん...疑似短編集冬の霧四の①(碧い海)

  • ミミの旅 10-10

    十ミミは灯台にお別れを言って、北に向かうか、南にある自分の町に帰ろうか迷っていました。リュックサックの中身は空っぽになり、お腹はとっても空いていました。でも、もう一度リュックサックの中を探してみました。リュックサックには、幾つものポケットが付いていて、そのポケットのひとつにチョコレートの欠片が入っていました。ミミはとっても嬉しくなりました。思いがけず一等賞が当たったような、そんな喜びと同じです。ミミは大きな岩に腰掛けて、ゆっくりとチョコレートを食べました。そして、もう少しだけ旅を続けようと思いました。自分が何を探そうとしていたのか、はっきりと分からなかったからです。ミミは一生懸命歩いて行きました。左側の、遠くの方に木が茂っていることに気付きました。少しだけ、おかしいなと思いました。でも良く分からなかったので辺り...ミミの旅10-10

  • ミミの旅 10-9

    九リュックサックの中身も少なくなってきました。でも、その分歩くのも楽になりました。暫く歩いていると、石ころだった海岸も変わり大きな岩が幾つも幾つも重なってきました。小さなミミにとって、歩くのは難儀でした。自分の背丈より高い岩をよじ登って行くと、目の前に灯台が見えてきました。灯台というのは、夜になると光を発して船が安全に航海できるようにする大事な役目を持っています。懐中電灯と同じようなものです。その日、ミミは灯台の真下で休みました。北風が少しだけ冷たくなってきました。ミミは灯台に話し掛けました。もうすぐ夜になり、朝まで忙しくなることを知っていたからです。「ねえ、何時も独りぼっちで寂しくない?」「もう慣れたよ」「独りぼっちって、慣れることが出来るの?」「同じ場所に、幾つも灯台があっては役をなさない。次の灯台がある場...ミミの旅10-9

  • ミミの旅 10-8

    八風と、カラスと話をして、ミミは少しだけ勇気と元気が湧いてきました。そしてまた北風を受けながら歩いて行きました。砂浜も所々小さな石粒に変わっていました。石と石との隙間に何匹かの小魚が泳いでいました。「こんにちは」と、ミミは声を掛けました。「こんにちは」と、魚が答えました。「こんなに北風が吹いていて、ねえ、寒くない?」「何時も水の中にいるから、風が冷たいのか分からない」「水の中って暖かいの?」「冷たいよ」「冷たいのに平気なの?」「水が暖まると僕たちは死んでしまうよ」「私は温かいお風呂が好き」「僕たちは風呂に入っている訳ではない」と言って、魚は少し厭な顔をしました。「ご免なさい、私の都合だけ言って」と、ミミは謝りました。「海の上を風が渡り、海水を冷やしてくれる。太陽だけ照っていたのでは、海の水だって暖まってしまうよ...ミミの旅10-8

  • ミミの旅 10-7

    七朝になりました。昨日の夜、街灯の周りを回っていた蛾たちは、すっかりいなくなりました。でも、ミミの心の中には蛾たちの言った言葉が残っていました。ミミは橋を渡り、川に沿って海辺に下って行きました。昨日上った数だけ下ったならば、そこは、川を越えた海岸でした。そしてまた、海岸線を北に向かって歩いて行きました。風が吹いてきました。初め西風が、次に東風が、そして最後に正面から北風が吹いてきました。ミミは風の声を聞いていました。そして、何故旅に出たのか考えました。旅の中で、悲しみについて考えようと思っていたのです。「ねえ風さん、何故そんなに向きばかり変えているの?」「私は北風、寒くない?」「寒くはないけれど・・・少しだけ寂しい」「そうね、人間たちは寒くなると心まで寂しくなる」「春って喜び、夏って楽しさ、秋って悲しみ、そして...ミミの旅10-7

  • ミミの旅 10-6

    六ビー玉と話をしていたので、辺りはすっかり暗くなり少し寂しくなりました。ミミはベンチに戻り、リュックサックの中からパンを出して食べ始めました。まだ、皆さんにはミミのことを話していませんでした。ミミは海辺の小さな町に住んでいました。お父さんと二人だけの生活です。そのお父さんも、漁に出掛けると二日は帰って来ないときがありました。そう、お母さんは、ミミが今よりも小さかった頃に亡くなっていました。そんな訳で、ミミは、何時も何時でも家で独りぼっちでした。今回もお父さんが漁に出掛け、寂しくなってしまい、旅行をしようと思って出掛けたのでした。旅行に行くには、目的地や泊まるところを考えなくてはなりません。でも、ミミはまだ子供だったので、サンドウィッチや、お菓子や、ジュースをリュックサックに詰め出掛けてきたのです。夜の公園は街灯...ミミの旅10-6

  • ミミの旅 10-5

    五ミミは北に向かって歩いて行きました。ミミの決断は北に向かうことを決めたのです。途中海に流れ込む大きな川があり、深そうだったので渡れそうにありません。ミミは川を越えるために上流に向かって歩いて行きました。暫く行くと橋があって、橋の袂に公園がありました。ブランコが目に付き、乗りたくなって公園の中に入って行きました。ミミはブランコに乗って風と遊んでいました。側で小さな囁くような声が聞こえました。ミミは、何かな?って思い、近くを見回しました。生け垣の下にビー玉がひとつ転がっていました。「ミミ、こっちに来て!」ミミはブランコから降り、生け垣の側に寄って行きました。「何故、私の名前を知っていたの?」「風さんと話していたのを聞いていたよ」「なあんだ、そう言うことか」「ミミ、何処に行くの?」「分からないわ、あなたは何故そんな...ミミの旅10-5

  • ミミの旅 10-4

    四翌朝目覚めると近くでコソコソと音がしていました。始め、寄せる波音だろうと思っていたのですが違いました。小さな虫たちが、せっせせっせと働いていたのです。小さな虫は、海岸が整備される毎に数を減らしていました。小さな虫のなかには、その場所でしか生きられない、その場所を離れてしまうと死んでしまうものもあります。きっと、その場所にはその生き物にとって、生きるためのなくてはならない栄養素や、小さな虫に適応する環境が整っているのかも知れません。でも人間は、自分たちの都合の良いように、環境や自然を変え、小さな虫のことまで考えません。防波堤や、干潟の埋め立てなど護岸工事をして、自然災害から自分たちの家や道路を守ります。「あなた達、こんなに早くから何故働いているの?」「一日は直ぐ終わってしまうよ。お日様が東の海から顔を覗かせれば...ミミの旅10-4

  • ミミの旅 10-3

    三その夜は星が綺麗に輝いていました。ミミは少しだけ寒かったので体を丸めて星を眺めていました。始め少しだった星も、辺りが暗くなるに従って増えてきました。でも、本当は増えてきたのではなく、ミミの目にもよく見えるようになってきたのです。夏の宵、日本海の浜辺では、宝石箱をひっくり返したように満点の星々が輝き地平に零れ落ちます。その美しいことと言えば、見た人にとって生涯忘れられない思い出となります。地平線の彼方に、真っ赤に燃えた大きな、大きな夕陽が沈み、暗くなり始めた空に、煌めくような星が拡がるのですから、自然というものは格別のことかも知れません。人間は美しいものを見なくてはなりません。特に子供の頃は、美しいものに出会うことによって、大人になってからも、美しいものを美しいと感じることが出来るようになるのです。お話を戻さな...ミミの旅10-3

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