漢方堂 さん プロフィール

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漢方堂さん: 漢方ブログ│漢方薬を始めよう
ハンドル名漢方堂 さん
ブログタイトル漢方ブログ│漢方薬を始めよう
ブログURLhttp://kampo-do.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/
サイト紹介文薬剤師が、漢方薬についてわかりやすく書いていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供56回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/10/03 04:49

漢方堂 さんのブログ記事

  • 「防風通聖散」の本当の効果は脂肪を燃やすことだけではありません
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):BTS市販されている「防風通聖散」は、脂肪燃焼効果があるということに注目されて、今では肥満の改善薬として認識されています。テレビのCMをみても、ネットで検索をしても、防風通聖散といえば、お腹の脂肪を燃やしてくれる、ダイエットに適した漢方薬、という触れ込みばかりが目について、いかにも内臓脂肪を減らす漢方薬といえば、みたいなイメージになってしまっていますが病院や漢 [続きを読む]
  • 大黄甘草湯が効かない便秘への切り札は「大承気湯」
  • 大承気湯(だいじょうきとう):DJT「○○承気湯」と名前がつく漢方薬類のひとつ。承気湯のグループはすべて、便秘、お腹のつかえ、膨満感などを解消するはたらきがあります。ですが、この方剤の名前の頭が「大〜」(大いに)、ということで、調胃承気湯、桃核承気湯、小承気湯などよりももっと、強い作用を期待して用いられる漢方薬です。医療用エキス製剤は、ツムラとコタローがあります。(133番です)大承気湯の出典傷寒論 [続きを読む]
  • 103回薬剤師国家試験から、生薬に関する問題の解説
  • 平成30年2月に行われた、103回薬剤師国家試験から、生薬の問題と、その解説です。問題問 109 生薬の基原と用途に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。キョウニン及びトウニンは、いずれもバラ科植物の種子を基原とし、駆瘀血薬として用いる。トウキ及びセンキュウは、いずれもセリ科植物の葉を基原とし、それぞれ補血薬及び駆瘀血薬として用いる。ショウキョウ及びカンキョウは、いずれもショウガ科植物ショウガの根 [続きを読む]
  • 防風通聖散を飲む前に考えてみて欲しいこと
  • 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)の購入を検討されている方「ナイシトール」とか「コッコアポ」などダイエット(減量)目的で「防風通聖散」を服用することには賛否両論ありますが、「防風通聖散」自体を、体調管理のために使用して頂く分には大いに結構だと思います。ただし、もし「ちょっと試しで飲んでみて、痩せたらラッキーだな、どのくらい痩せられるかな」くらいの軽い気持ちで使用を考えているのなら、少し冷静に考え [続きを読む]
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の解説
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう):TJT「○○承気湯」と名の付く漢方薬類のひとつ。別称「桃仁承気湯」ともいいます。大黄(ダイオウ)を主薬とする「調胃承気湯」(ちょういじょうきとう)に、桃仁と桂枝を加えたものに相当します。「瀉下作用のある調胃承気湯」+「血を巡らせる桃仁」+「気を巡らせる桂枝」です。方剤の名前に「桃仁」(=桃核)が入るくらいなので、桃仁が主薬であり、血を巡らせる薬「駆瘀血剤」に分類 [続きを読む]
  • 調胃承気湯(ちょういじょうきとう)の解説
  • 調胃承気湯(ちょういじょうきとう):CJT「○○承気湯」と名前がつく漢方薬類のひとつ。「大黄甘草湯」(だいおうかんぞうとう)に芒硝(ぼうしょう)という、鉱物性の生薬が加わったものです。大黄:甘草の割合は4:1→2:1へ、大黄甘草湯に比べると甘草の比重が増します。緩下剤としての基本処方になります。大黄・芒硝の清熱作用によって腸内の熱を排泄し、甘草は、大黄・芒硝による瀉下作用を緩和しながら、胃腸を保護 [続きを読む]
  • 調胃承気湯(ちょういじょうきとう)の解説
  • 調胃承気湯(ちょういじょうきとう):CJT「○○承気湯」と名前がつく漢方薬類のひとつ。「大黄甘草湯」(だいおうかんぞうとう)に芒硝(ぼうしょう)という、鉱物性の生薬が加わったものです。大黄:甘草の割合は4:1→2:1へ、大黄甘草湯に比べると甘草の比重が増します。緩下剤としての基本処方になります。大黄・芒硝の清熱作用によって腸内の熱を排泄し、甘草は、大黄・芒硝による瀉下作用を緩和しながら、胃腸を保護 [続きを読む]
  • 調胃承気湯(ちょういじょうきとう)の解説
  • 調胃承気湯(ちょういじょうきとう):CJT「○○承気湯」と名前がつく漢方薬類のひとつ。「大黄甘草湯」(だいおうかんぞうとう)に芒硝(ぼうしょう)という、鉱物性の生薬が加わったものです。大黄:甘草の割合は4:1→2:1へ、大黄甘草湯に比べると甘草の比重が増します。緩下剤としての基本処方になります。大黄・芒硝の清熱作用によって腸内の熱を排泄し、甘草は、大黄・芒硝による瀉下作用を緩和しながら、胃腸を保護 [続きを読む]
  • 大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)の解説
  • 大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう):DKZT市販薬も含め、一般的に広く利用されている便秘薬です。大黄剤の基本処方であり、便秘に対する基本処方でもあります。単純に、瀉下薬(便秘薬)として使用することは間違いではありませんが、漢方で「瀉下」という場合には、単に「便を排出する」ことだけではなく、「腸内にこもった熱、炎症による熱を(便とともに)外に出す」という意味も含んでいます。大黄には、センノシドの他、タン [続きを読む]
  • 大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)の解説
  • 大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう):DKZT市販薬も含め、一般的に広く利用されている便秘薬です。大黄剤の基本処方であり、便秘に対する基本処方でもあります。単純に、瀉下薬(便秘薬)として使用することは間違いではありませんが、漢方で「瀉下」という場合には、単に「便を排出する」ことだけではなく、「腸内にこもった熱、炎症による熱を(便とともに)外に出す」という意味も含んでいます。大黄には、センノシドの他、タン [続きを読む]
  • 抑肝散(よくかんさん)の解説
  • 抑肝散(よくかんさん):YKS近年になって高齢者に処方されることも増え、使用量が年々増えている漢方薬のひとつです。認知症の薬というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、もともとは小児のための方剤です。夜泣き、疳(かん)の虫、チック、ひきつけなど、情緒が不安定な状態にある子供に対して、または、そんな子供への不安やイライラで育児ストレスを抱える母親に対して用いられてきたものです。育児ストレスを [続きを読む]
  • 抑肝散(よくかんさん)の解説
  • 抑肝散(よくかんさん):YKS近年になって高齢者に処方されることも増え、使用量が年々増えている漢方薬のひとつです。認知症の薬というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、もともとは小児のための方剤です。夜泣き、疳(かん)の虫、チック、ひきつけなど、情緒が不安定な状態にある子供に対して、または、そんな子供への不安やイライラで育児ストレスを抱える母親に対して用いられてきたものです。育児ストレスを [続きを読む]
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)の解説
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):HET補剤の王者として、別名「医王湯」と称されています。人参と黄耆を含む、参耆剤(じんぎざい)の一つ。補気剤の基本方剤である「四君子湯」がベースに配合されています。中医学的に言うと、脾胃気虚または中気下陥(脾気不足による内臓の下垂)に対する代表的処方。手足がだるい、汗が垂れる、体重が落ちる、臓器が下がる、気分が落ち込む、パワーがダウンしたなどに用いられ、なにかと下 [続きを読む]
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)の解説
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう):HET補剤の王者として、別名「医王湯」と称されています。人参と黄耆を含む、参耆剤(じんぎざい)の一つ。補気剤の基本方剤である「四君子湯」がベースに配合されています。中医学的に言うと、脾胃気虚または中気下陥(脾気不足による内臓の下垂)に対する代表的処方。手足がだるい、汗が垂れる、体重が落ちる、臓器が下がる、気分が落ち込む、パワーがダウンしたなどに用いられ、なにかと下 [続きを読む]
  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう)が長引く渇いた咳に適する理由
  • 痰の切れにくい咳、気管支炎、ぜんそくなど、咳の症状に使われることの多い「麦門冬湯」(ばくもんどうとう)。しかし単なる咳止めではありません。「麦門冬湯」の効果について解説します。 喉の潤いは粘膜を守っています。粘膜に潤いがなければ、刺激に対して敏感になり反射的に咳が出てしまいます。顔が赤くなるくらいに突然激しい咳をしたり、ときに胃の方からこみ上げてくる咳で吐きそうになることもあります。また水分が少な [続きを読む]
  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう)が長引く渇いた咳に適する理由
  • 痰の切れにくい咳、気管支炎、ぜんそくなど、咳の症状に使われることの多い「麦門冬湯」(ばくもんどうとう)。しかし単なる咳止めではありません。「麦門冬湯」の効果について解説します。 喉の潤いは粘膜を守っています。粘膜に潤いがなければ、刺激に対して敏感になり反射的に咳が出てしまいます。顔が赤くなるくらいに突然激しい咳をしたり、ときに胃の方からこみ上げてくる咳で吐きそうになることもあります。また水分が少な [続きを読む]
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)の解説
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):KSS逍遥散(しょうようさん)に牡丹皮と山梔子を加えたもの。別名:丹梔逍遥散当帰芍薬散、桂枝茯苓丸と並び、婦人科系の代表的な漢方薬です。(ただし、当帰芍薬散・桂枝茯苓丸が『金匱要略』(3世紀)の方剤であるのに比べ、加味逍遥散は時代的にはずっと後に作られたものです。)中でも、肝鬱に対して「柴胡・芍薬」、血虚に対して「当帰・芍薬」、脾虚に対して「白朮・茯苓」が配合され [続きを読む]
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)の解説
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):KSS逍遥散(しょうようさん)に牡丹皮と山梔子を加えたもの。別名:丹梔逍遥散当帰芍薬散、桂枝茯苓丸と並び、婦人科系の代表的な漢方薬です。(ただし、当帰芍薬散・桂枝茯苓丸が『金匱要略』(3世紀)の方剤であるのに比べ、加味逍遥散は時代的にはずっと後に作られたものです。)中でも、肝鬱に対して「柴胡・芍薬」、血虚に対して「当帰・芍薬」、脾虚に対して「白朮・茯苓」が配合され [続きを読む]
  • 安中散(あんちゅうさん)の解説
  • 安中散(あんちゅうさん):ACS中(お腹)を安(案)ずる、お腹の痛みを安らかにする、という意味があります。配合されるほとんどの生薬がお腹を温める作用をもち、かつほとんどの生薬が鎮痛のはたらきをします。よって主に、冷えによる腹痛(または生理痛)に対して用いられています。お腹を冷やしたか、または冷たいものの飲食で起こった腹部の痛みです。牡蛎には制酸(胃酸を中和する)作用があるので、胃酸過多や胸焼けにも [続きを読む]
  • 安中散(あんちゅうさん)の解説
  • 安中散(あんちゅうさん):ACS中(お腹)を安(案)ずる、お腹の痛みを安らかにする、という意味があります。配合されるほとんどの生薬がお腹を温める作用をもち、かつほとんどの生薬が鎮痛のはたらきをします。よって主に、冷えによる腹痛(または生理痛)に対して用いられています。お腹を冷やしたか、または冷たいものの飲食で起こった腹部の痛みです。牡蛎には制酸(胃酸を中和する)作用があるので、胃酸過多や胸焼けにも [続きを読む]
  • 四逆散(しぎゃくさん)の解説
  • 四逆散(しぎゃくさん):SGS「四逆」とは、体には炎症(熱・ほてり)があるのに、四肢は逆に冷えている状態、四肢の末端の冷え、つまり手足の冷えを表します。四肢厥逆(ししけつぎゃく)の略です。体を温めるための「陽の気」が体の中心にはあるけれど、気の流れが悪いために、その「陽気」(熱エネルギー)が四肢に十分行きわたらず、手足が冷えてしまう状態に用いられます。体の芯から冷えているわけではないので、この場合 [続きを読む]
  • 四逆散(しぎゃくさん)の解説
  • 四逆散(しぎゃくさん):SGS「四逆」とは、体には炎症(熱・ほてり)があるのに、四肢は逆に冷えている状態、四肢の末端の冷え、つまり手足の冷えを表します。四肢厥逆(ししけつぎゃく)の略です。体を温めるための「陽の気」が体の中心にはあるけれど、気の流れが悪いために、その「陽気」(熱エネルギー)が四肢に十分行きわたらず、手足が冷えてしまう状態に用いられます。体の芯から冷えているわけではないので、この場合 [続きを読む]