オカブ さん プロフィール

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オカブさん: 昼のガスパール・オカブ日記
ハンドル名オカブ さん
ブログタイトル昼のガスパール・オカブ日記
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/sarastro1957
サイト紹介文閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供437回 / 365日(平均8.4回/週) - 参加 2014/10/15 07:42

オカブ さんのブログ記事

  • 梅雨の晴れ間
  • しばらくブログを休んでいた。ちょっとした私用があって手が付けられなかった。別に大病をしたわけではないのでご心配なく。肌寒い日が続いたが今日は少し蒸し暑い。梅雨の本番の合間に青空がのぞいている。辛気臭い暗さから抜け出して気分も良い。黒蠅の梅雨の晴れ間に翅干せり   素閑衆寄りて梅雨の晴れ間の枕経   素閑山澄みて梅雨の晴れ間の鄙の里   素閑明け染めぬ梅雨の晴れ間の村の戸や   素閑梅雨晴れて飯後の [続きを読む]
  • フルートを練習していて、ちょっとした体得があった。それはフルートを吹く感覚はピーではなくフーであるということだ。これは一般的に古くから言われていたことなのだが、自分としては今一つ体感的にピンと来なかった。しかし、今日、笛を吹いてみて見事、ツボに嵌った。これは行ける!これからは、このメソードでやろう!蠅飛びぬなにも知らざる腕枕   素閑菓子開けて均しく分けむ蠅の間に   素閑閻魔堂格子を蠅のすり抜け [続きを読む]
  • 篠の子
  • オカブも昔セールスマンの端くれだったから、物を売る苦労はそれなりに心得ているつもりだ。よくセールスには「お願い」は良くないという。しかしオカブはセールスは結局は「お願い」だと思う。でなければ「押し売り」だ。セールスのタイプはそのどちらかだろう。セールスマンはやたら頭をぺこぺこ下げるといって貶す人がいる。しかし、これは世渡りにも言えることだが、「あの人は腰が低い人だ」と言われるのと、「あの人は押しの [続きを読む]
  • 鈴蘭
  • もう六月になった。本当に月日の経つのは速いものだ。これから暑い憂鬱な夏がやって来る。夏が待ち遠しいというのは、長期休暇のある学生の身なればこそで、そんなもののないこちらとしては、ただ暑いだけだ。しかし、日本にはそれなりに夏の風物というものがある。それを楽しみに待っている。鈴蘭や優し羽虫の経帷子   素閑うつろいて世をふる身にぞ君影草   素閑生き抜いてすずらんの目に神信心   素閑小鈴蘭水の逍遥湖 [続きを読む]
  • 卯月曇
  • 伊藤博文はふしだらな漁色家として名高い。というか明治の元勲と呼ばれる連中はみな『酔うては枕す美人の膝 醒めては握る堂々天下の権』だから、多少なりとも酒色にだらしのないところはあった。彼等を戊辰の権力闘争に賭けた山師どもと例えることはできる。しかし彼らがいなければ、日本の近代化の偉業が達成されなかったのも事実だ。人間完全無欠はいないし、毀誉褒貶があって当然だ。ただ、一方的な見方だけは良くない。弔問の [続きを読む]
  • 晶子忌
  • 鰻の稚魚が不漁で今年の鰻は高騰が続くという。別にそれほど鰻が好きではないので、たいして興味の湧く話題ではない。しかし、少子高齢化・人口減少に悩む日本と裏腹に、世界全体では人口爆発が続いている。そのため食糧の需要が跳ねあがり、海洋資源の枯渇ももうすぐ先のことだと言う。鰻には興味がないが、魚好きのオカブにとっては忌々しき問題である。中国などは領海の境を守り、しっかりと制限漁獲高を遵守してもらいたい。人 [続きを読む]
  • 嵯峨祭
  • 先ごろ、スーパーなんかで売ってる豆腐の表示の仕方が変わるとかなんとか、新聞に書いてあるのを読んだ。なんでも、大豆だか豆乳だかの含有量によって呼び方を変えるとか変えないとか・・・なんの豆腐風情と思ったが、お上のやることだから騒ぐこともあるまいと黙っていた。ところが豆腐風情と思っていた矢先、スーパーで豆腐を買ってびっくりした!普段買っているのは一丁27円の一番安い奴。それを、今回は一丁178円という超奮発 [続きを読む]
  • ダービー
  • ゲーム、かけ事の類はパチンコ、競馬はもちろんのことトランプや将棋にも一切興味がない。だから大学生の頃から、当時は喫茶店に置いてあったテニスゲームや、インベーダーゲームも全くやらなかった。ゲームセンターなど入ったこともない。ゲームはもとよりだが、点を取り合うスポーツにも興味がない。だから日大のアメラグのことで世間が何であんな大騒ぎをしているか分からない。所詮自分とは関係のない世界である。ダービーの時 [続きを読む]
  • 新緑
  • 苦々しいことというものはあるものだ。それをしみじみ味わうことも年に何回かはあるものだ。避けようと思っても避けられない。人生の性、定めのようなものだ。致し方ない。ふて寝して起きぬけに見る朝みどり   素閑したたりてなおしたたりて新緑や   素閑祟りなき新緑の神とのにおわす   素閑山路来て水ともに増す新緑や   素閑太古より生きた杉の辺みどり増す   素閑よき人を訪ひかどの新緑や   素閑高僧も鳥に [続きを読む]
  • 著莪
  • なにかというと日大のアメラグである。確かに有名大学のトップレベルの体育会の反則行為というか違法行為は見逃されるべきではなく、糾弾されるべきなのだが、このように世を挙げて騒ぐべきことかとげんなりする。オカブの出身高校の隣には日大のアメラグ部の練習場があり、向かいには合宿寮があった。だからまんざら縁がないわけではないが、もうお腹いっぱいという思いである。薄紅に暮れる日の陰著莪の花   素閑杣人の著莪を [続きを読む]
  • 夏場所
  • 今日はかーたんと二子玉の玉川高島屋の「北海道物産展」で『うにむらかみ』のうに丼を食ってきた。『うにむらかみ』のうに丼は10年以上前、札幌店で「究極のうに丼」というのを食ったことがある。今回のは東京で催されたこともあって淡水の馬糞ウニではなかったが美味かった。久し振りの美食であった。夏場所の湯屋の帰りの触れ太鼓   素閑夏場所や風は襟袖通りたり   素閑夏場所や伝法肌の大女将   素閑夏場所や祖父の長 [続きを読む]
  • 春からずっと体調が悪いのだが、ここのところそれに輪をかけて調子が悪い。頭が重く、不快だ。何という病気か知らないが、歳のせいもあるのだろう。無理をするつもりもないが、段々と自らが衰えていくのを見るのは寂しいものだ。若く溌剌とした人たちが羨ましい。夏燕踊りの列の乱れたり   素閑娘ともしばし無沙汰に燕みゆ   素閑鷹がきぬ急いで燕に知らせたり   素閑母燕子の尊しは羽根に抱き   素閑燕飛ぶ世に倦むこ [続きを読む]
  • 都草
  • 栗城史多が死んだ。彼にはあまり興味がないので、あまり知識はない。しかし野口健と同じく「登山家」と呼ぶには抵抗がある。もちろん「登山家」にはいろいろな範疇がある。しかしそれでも彼は「登山家」ではないと思う。とまれひとまず合掌。都草どろ酔いの果て呪い言   素閑都草この命いつ果てるやら   素閑都草大路に大の字月眺む   素閑波乱なく都草咲く読み違え   素閑丈足りぬ児と都草母おらず   素閑夜更けて [続きを読む]
  • 溝浚え
  • 学校も、会社も新人が入ってきて、五月の連休も過ぎ、浮き立った感が次第に収まり、本格的に通常の流れに移ろうかというところだろう。しかし、そんなところで置いてきぼりを食ったり、なかなか周囲に馴染めない者もいる。そんな時は、学校(クラブ・部)や会社の目的をよく説いたうえで、自分でそれにキャッチアップするよう努力するよう命じて、しばらく静観するのが良い。間違っても、首根っこひっ捕まえて引きずり回すようなこ [続きを読む]
  • 豆飯
  • エルさんが運動会の準備で忙しく、毎晩、深夜まで帰ってこない。あの子は不思議と身体が丈夫なので持っているが、普通だったらとっくに過労死レベルである。ただ自分から積極的に仕事に打ち込んでいるので安心して見て居られる。今の若い人は大変である。オカブの若い時期よりも組織の管理は厳しく、またぎりぎりまで成果を求められる。そんな中でエルさんは世の中を泳ぎ渡っている。ただ見守るしかない。弟妹もなく妻の炊く豆の飯 [続きを読む]
  • 蜜豆
  • 昨日は程よい過ごしやすさだと思ったのに今日は暑い。まだ猛暑というほどでもないが、オカブはこの程度の暑さでも降参である。日本の暑い夏は、それはそれで様々な風物があるのだが、それにしても、その暑さには耐えられない。至って無風流な野暮天である。神殿を覆ふ黒き葉蜜豆や   素閑良縁と思へど気迷ふ蜜豆や   素閑早々に売り家の張り紙蜜豆や   素閑去来の碑蜜豆食ひて由来知る   素閑掛巣啼き蜜豆冷えて草しと [続きを読む]
  • 麦飯
  • 暑い。ここまでくると猛暑である。暑い中で、あれこれややこしく考える。無駄な妄想である。例えば言葉の本質とは、外延とは、内包とはとは何か?これを下敷きに「平和」「人権」「平等」とは何か?そんなことが頭を巡る。どうでもよいことである。「小人閑居して不善を成す」である。やまひ得て妻のふたとせ麦の飯   素閑竹垣に豆腐売るこへ麦飯や   素閑墨染にあざやかうつる麦の飯   素閑おおきなる男正座の麦の飯   [続きを読む]
  • 氷を供ず
  • このところ近辺に不幸が重なる。旧友の無事息災が気になる。陶樵山人は元気でいるだろうか?カワウソ君は病を乗り切っただろうか?そうこうしているうちに、こちらが参りそうだ。どうも体調が悪い。どうにも頼りなく、不快な日々が続く。厄年は当分来ないが、もう何時くたばってもよろしいということか?笛のねを氷貢ぐに併せたり   素閑酔い痴れて夢にお伽や氷を供す   素閑蘭麝の香氷供する主がえる   素閑老病に臥して [続きを読む]
  • 夏蜜柑
  • 5月も半ばになった。まだ、それほど暑くないのが有り難い。暑さは本当に堪える。夏が暑くなければ、これほど極楽なことはないのだが。世はままならない。夏蜜柑歩き疲れし旅の茶屋   素閑前髪を切り揃えたる夏蜜柑   素閑子の集い頭を数え夏蜜柑   素閑夏蜜柑食いて顔をしかめたり   素閑青々と山の続ける夏蜜柑   素閑海凪ぎて白き砂丘や夏蜜柑   素閑莫逆の友と食らえる夏蜜柑   素閑山朱くなりて夕闇夏蜜 [続きを読む]
  • 誇るものも何もない。誰も何も褒めてくれない。自業自得だから致し方ない。身から出た錆である。しかし何も誇りたくもない。何も褒められようとも思わない。偽らざる心境である。筍や礼を欠かすに詫びもなし   素閑筍やましらも蓑の雨模様   素閑鍬取りて筍の泥落しけり   素閑筍の一つの生きるしるべかな   素閑村の子のおおひなる筍抱へたり   素閑筍やさとに帰らぬ覚悟やら   素閑水神の棲む池へりの筍や   [続きを読む]
  • 母の日
  • 母の日閑話休題。男女共同参画とか雇用機会均等とか、世の中が喧しい。しかし女性の最大の役割は「母」である。こればかりは、世の男性は誰も女性に替わることはできない。一方で、偉い人が、女性はもっと子供を産んでという。これは理不尽だ。女性が母として安心して子育てに専念できる社会を作るべきなのに、一方では、今や女性もフルタイムで働かなければならない風潮が世の中に蔓延している。これはおかしい。世の改革のあるべ [続きを読む]
  • 薄暑
  • 3月にかーたんが共演した芹澤佳通氏のデュオ・コンサートを駒込のソフィアザール・サロンで聴いてきた。芹澤氏はミラノ大賞を受賞し今後の活躍が期待されるテノール。なかなか聞きごたえのある名演だった。散会後、ちょっとしたワインパーティーがあった。そちらにもお邪魔し、しばし歓談。山手線で新宿に出て、京王デパートの7階の食堂街で豆腐料理を食べた。『吉座』という店である。とうふ料理など最初は馬鹿にしていたが、その [続きを読む]
  • 麦秋
  • 連休が過ぎても遊び癖から抜けきらない。野山や畑の中でのんびりしたいなあ。ゆっくり鮒でも釣りたいなあ。贅沢な悩みである。麦秋のうつろの天地昏き日や   素閑皴乱る木綿の服や麦の秋   素閑ビジネス街車列の続く麦の秋   素閑朽ちていくものもあり生享け麦の秋   素閑単線に籐の鞄や麦の秋   素閑麦秋のむしろの座敷に野花かな   素閑豊頬の僧のこころね麦の秋   素閑麦の秋霊南坂の古煉瓦   素閑丘の [続きを読む]
  • 四迷忌
  • ケンタッキー・フライド・チキンが無性に食いたくなった。あの味はコーラと同様に中毒的な癖になるものを持っている。しかし、ケンタッキーの創業者、カーネル・サンダースの生涯は賞賛すべきものである。破綻の危機にあった田舎の小さなレストラン主から世界的企業を創り上げた人物。あれこそ、本当のアメリカン・ドリームだろう。しかし、最近のケンタッキーは「改悪」が著しい。なぜポテトを普通のフリットにしないで、おかしな [続きを読む]
  • ネル
  • 今日も雨が落ち本当に寒い。本心は暑いよりは有難いのだが・・・来週は、一転して暑くなるという。この方が憂鬱だ。告解にネルの胴着や聖母像   素閑フランネル雨のあかつき辛き夢   素閑フランネル赤子の乳の匂ひかな   素閑ネルのシャツ虐げられたる者達や   素閑ネル着たる書肆の手伝ひ女学生   素閑命果つ鳥の横たふネルのシャツ   素閑画学生ネルシャツ首までボタン留め   素閑夏来たり冷えて翁なのネル [続きを読む]