大竹道哉 日々雑感 さん プロフィール

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大竹道哉 日々雑感さん: 大竹道哉 日々雑感
ハンドル名大竹道哉 日々雑感 さん
ブログタイトル大竹道哉 日々雑感
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/michiyaohtake
サイト紹介文兵庫県明石市在住のピアニスト・ピアノ教師です。皆様のご意見ご感想をお待ちしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供32回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2014/10/20 22:00

大竹道哉 日々雑感 さんのブログ記事

  • メトロノームと依存問題
  • 「一定のテンポ」を保つことは、音楽にとって必要であると思います。「一定のテンポ」は「歩く」「走る」「心臓・脈の鼓動」など、自然な私たちの身体に結びついていて「人間的、自然的」だといえると思います。踊りのステップなどにも「一定のテンポ」があります。この「一定のテンポ」は、以前書いたように「安心感、安定感」とともにあり、場合によっては「強迫感」を呼び起こすこともあります。つまり、表現の上で必要なもので [続きを読む]
  • 「左手の緊張感・休符が入っても続いていく」
  • 先日、チャイコフスキーの「新しいお人形」左手パートにこだわってみた。そのほかにもここ数日、レッスンで気になったパートがある。この左手のパートだけを取り出してみる。休符で緊張感を失わずに、フェルマータまでを一つのまとまりに聞かせるのは難しい。しかし、この左手が機能しないと、曲の持つ緊張感の持続が崩壊してしまう。 これなども、左手だけを取り出してみると、正しいリズムとタイミングだけでなく、和音の位置関 [続きを読む]
  • してはいけない「ぶら下がり読み」
  • 多くのピアノ学習者がポリフォニーで躓くのはなぜだろう?と考えたときに「これだ!」というのがあります。それは「ぶら下がり読み」これについては、以前にも書きましたが・・・たとえばこの曲をこのように考えます 「右手レのとき、左手シの♭、右手ラのとき、左手ド」と読んでしまう。これは、初歩の人に「あるある」かもしれません。これは「二つの声部」を一つの頭で処理する、ということです。この曲はいわばViolinとCelloの [続きを読む]
  • 「ハイフィンガーがいけない」といわれたところで・・・
  • 「昨日までこれが正しかった」というのを、今日になって「それは間違っています」明日からぱっと変えられるものだろうか?また、自分ができなくてもやってみなくても、セミナーなんかに通って、人から聞いた話だけで、生徒に自信を持って指導できるだろうか?単に、ハイフィンガーを直すだけでなく、新たに得たタッチで、様々な音色や様々なパッセージを豊かな表現とともに弾けることを証明できなければ、何もできない。ハイフィン [続きを読む]
  • 2018年10月14日 大竹道哉公開レッスン 主催者: 梅の会
  • 10月14日 大竹道哉公開レッスン主催者: 梅の会2018年10月14日(日) 11:00〜21:00ピアノスタジオノア吉祥寺店〒180-0004 東京都 武蔵野市吉祥寺本町2−5−10JR中央線・京王井の頭線 吉祥寺駅から徒歩10分詳細【本欄をタップして全てお読みください】【概要】大阪音楽大学でピアノを教えていらっしゃる大竹先生によるマスタークラス(公開レッスン)を開催致します。聴講のみも可能ですが、会場があまり広くないため2名程度とさせて [続きを読む]
  • コンクール審査の中で
  • 今年もPTNAのコンペティションの審査をさせていただきました。先日書いたこととリンクするのですが、本当に「良いな」と思う人は「ふところの深い演奏」ということです。つまり、一見相反することが、同時に行われえるということです。よく「ミスしたから」と言われることがあるのですがそれは「後付けの理由」のようなものですほんとうに「格の違う演奏」であったらミスしようが装飾音が違ってようが通ると思いますそれは、審 [続きを読む]
  • 子供のピアノを弾く能力
  • 初心者のピアノを弾く能力は、まだ小さいです。だから、○でいうと、このような大きさです。熟練者は、この○が大きいです。 さて、ここでどのように考えるかです。ピアノを指導する場合、二つのことが考えられます。1.この○をいかに一番いい場所に配置するか?2.この○をいかに広げるか?ここのところ、子供のコンクールやオーディションの審査や講評をすることが多く、また、自分の生徒や知り合いのピアノの先生の生徒のア [続きを読む]
  • 先日のレッスンから
  • 先日のレッスンで、生徒の弾く音は、すべてがバラバラでそろっていませんでした。図にするとこんな感じです。 さて、そこで私は「本当の原因は、生徒が自分の音を聴いていないためだ」と判断し、次のようにやってみて、と言いました。「丁寧にcrescendo、だんだん大きくなるように」さて、そこで初めて生徒は、自分の出す音と向き合いました。たとえば、上の図を「crescendo」というと のようになるでしょう。これだけ形が違うと、 [続きを読む]
  • インベンションの楽譜について
  • 以前、インベンションの楽譜の段組みについて書きましたが、書いたことに誤りがあるのではないかとのご指摘を受けました。こちらの記事です「バッハの2声のインベンションの楽譜が、必ずしもBではないことが注目できます。特にバッハ自身の自筆譜がAであることは興味があります。」であると書きましたが、実際バッハはBを 書いているとのことです。IMSLPでmanuscriptと呼ばれるものは、三種類ありました。そのうち、Aのもの、Bの [続きを読む]
  • ピアノレッスン・一筋縄ではいかない
  • 先日のレッスン、受験生ですがショパンのエチュードだったと思います。私は次のように言いました。「テンポは正確に弾けているけれどテンポを正確に、と思って弾いてみて!」これがばっちり決まったのです。ほかにも「ここはテンポよりはみ出して時間をとって歌うように」というのもありました。「和音から和音にポルタメントで」 とか「この全音符はクレッシェンドを感じて」(ちなみにシューマンは実際に楽譜に書いています)な [続きを読む]
  • シンフォニアを書いてみて
  • 先日、バッハのシンフォニア10番についての質問がメールであった後、気になったので、何度も弾いてみた。翌日、大学の空き時間に、あることをしようと思った。シンフォニアを暗譜のまま五線紙に書いてみる。楽譜は3段にして、中声は、アルト記号の譜表にする。これは、以前も自分でやったことがあるが、多くの気付きにつながった。つまり「覚えているものは意識しているものであり、覚えていないものや思い出しにくいものは、意識 [続きを読む]
  • なぜ「正確なテンポで弾くのか」説明できるだろうか?
  • 6月23日㈯ 14時・16時開演 新大阪 B-Tech Japan 残席ありますm-ohtake☆iris.ocn.ne.jp携帯080-3038-8671まで例えば「テンポを正確に弾きなさい」なぜですか?それは「テンポを正確に弾くことによって、その曲の良さが現れるから」だということ。もちろん、特殊な練習で(スケールや指の練習などで)それを要求することはあります。それは「自分が様々なテンポを思い通りにコントロールできるようになるため」だということは言 [続きを読む]
  • 円環を考える・動画をアップしました
  • 円環を考える、の続きですこの動画ですが、曲の2拍子のひとまとまりを体感するために、生徒と縄跳びの大回しをするような動作をしてみました。具体的にはムニエ, ジェラール:木苺(Meunier, Gerard::in preparation)という曲の一小節のペースを感じるためにやってみました。PTNAのB級の課題曲です。縄跳びの一回転が、一小節というイメージです。曲のアウフタクトは、縄跳びに入る準備だと考えるといいです。小節の一拍目は、いわ [続きを読む]
  • ピアノ演奏における休符と呼吸・そんなに単純じゃないぞ・・・・
  • 6月23日㈯ 14時・16時開演 新大阪 B-Tech Japan 残席ありますピアノ演奏における休符と呼吸・そんなに単純じゃないぞ・・・・今朝、フェイスブックである方が、「ある曲を弾いていて、休符の大切さに気が付いた」とコメントしていた。また、その前には「ピアノの人は演奏に呼吸がないことが多い」との指摘がやはりあった。頭の片隅にその気になることを置いて、練習に入った。シューベルト:即興曲 作品142−3これは、このよ [続きを読む]
  • なぜ「楽譜を自分で読む」のか?
  • 先日、新聞のクロスワードパズルをしようと思って、古新聞を引っ掻き回した。出てきた新聞にはもうすでに妻の文字が・・・そりゃ、応募はできるけれど、つまらない。ちょっと待てよ。楽譜を読むっていうのもこういうことかな?読む=考える つまり考えるからである。聞いたものを単にそのまま演奏すれば、手っ取り早いかもしれない。しかしそれでは「演奏者本人の中での目的」が存在しなくなる。演奏者は「読んだものを音にする」 [続きを読む]
  • ショパンは何を楽譜に書いたか?
  • ショパンの楽譜をいくつか見ると、非常に音楽の動きがよくわかる書き方、その音楽の内容からしてあまりにぶっきらぼうな書き方、両者が存在する。たとえば、マズルカなどのアーテキュレーションは、実に細かく丁寧に書かれている。一方、スケルツォ第1番の中間部を見ると、この部分で奏でられる「幼きイエスよ」の旋律が見えない書き方になっている。また、ソナタ第3番の終楽章も、旋律線の見えない書き方になっている。また、シ [続きを読む]
  • ピアノの楽譜は、どのポイントで記されているか、検証する
  • ピアノの楽譜は、どのポイントで記されているか、検証する。1.頭の中で考えたことをそのまま記録する場合2.手許、つまり指の置き方、奏法、ペダルの踏む、離すなどの楽器そのものの操作方法を記す場合3.実際に響く、聞こえる状態を記す場合この、3つの可能性が考えられ、その楽譜から論理的、客観的に検証できる。次の楽譜は、1.頭の中で考えることができる2.楽譜にしたがって具体的に操作できる3.実際に書かれている [続きを読む]
  • 「エリーゼのために」 から
  • 「エリーゼのために」を2台ピアノに分けてみました。 ここでは、第一ピアノは、この曲の骨組みだけをたどっています。そして、第二ピアノはそれを装飾していることがわかります。つまり、この曲の構造の核となるのは ということになります。核と装飾だけで曲ができている例は、今までバッハのインベンションなどでも指摘しました。また、この構造がわかると。 のように考えで演奏することも可能で、長いサイクルがゆったりと聞こえ [続きを読む]
  • 円環を考える
  • ピアノのレッスンや練習で「どうすればいいか、わからなくなったときの知恵」として「円環を考える」というのがあります。たとえば、次の譜面を弾くとき指を出して、個々の音のボリュームにしたがって、空中に指で○を書きます。そして、実際に音を出して弾くときに「その書いた○と同じ大きさ、同じ形の音」を出そうとすると、きれいに音が並びやすくなります。一つ一つの音を「○」として考えます。もちろん、音の長さや大きさな [続きを読む]
  • ピアノ・レッスン 譜読みの注意「ぶら下がり読み」
  • 譜読みのときに片手から両手であわせるとき、このような考え方をついついしてしまいます。 このようなときに、「右手レのとき、左手ソシレ」「右手シのとき、左手ラ」「右手レのとき、左手シ」「右手レのとき、左手シ♭」「右手ラのとき、左手ド」「右手シ♭のとき、左手レ」これで何が起こるかです。左手の線は分断されます。また、これらは通奏低音であると考えられるので、ハーモニーの「変化」を感じにくい捉え方になってしま [続きを読む]
  • 改訂・譜読み その2
  • さて「譜読みのレッスン」生徒が初めて見る楽譜で、指導者が横について、レッスンします。もちろん音符は生徒が読みます。そして読んだ音を音の連なりとしてまとめて行きます。まとまることによって「音楽として」聴こえてきます。指導者はまとまりをどのようにつけて弾くかを示唆しつつ、生徒に弾かせます。読んだ一つ一つの音が、くくられてハーモニー、メロディーとして感じられるようになる、その箇所その箇所を支配しているハ [続きを読む]