森里きよら さん プロフィール

  •  
森里きよらさん: 愛色森宇宙
ハンドル名森里きよら さん
ブログタイトル愛色森宇宙
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/sasano18
サイト紹介文 古里に愛色とある森宇宙を詩で綴ります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2014/10/21 11:27

森里きよら さんのブログ記事

  • ひとりいる風景
  • 海部郡 牟岐大橋ひとり風景一つだけに拘りたい一つに身を委ねたい止まり木の数々に戸惑い多方向に流す気流に辟易ひとり言ひとり鳴き声は尽きぬ架空と実相に流されて揺らぐひとり風景は奈落の底に見えてしまうどんどん奥へ内なる枕に寝転ぶ夢遊病の影コンクリート壁を前に心を弾いてエネルギーを使い果たす影壁にレール書いてなぞり灰色の地平線へ線路を敷く影喚いて嘆いてのたうって実体をかなぐり捨て影と揺らいでもボヤけてしま [続きを読む]
  • 月影の隠れ里よ何処へ
  • 那賀町相生 月影の臼谷月影の家路満天の月は星をとかす勢い雲は切れ切れて月光は降り注ぐ半々の月影は前進か後退葉っぱの表裏に戯れて山の天コツに艶やかにあり深い谷間に侘しい影をなす急流は満月をぼかし勢いある家路へ逆流家路を辿る姉はんかぶり人は誰ぞ新月の家に寝る月影の足取りぼやけ山へ細間る家路は遠く単色の夜は白壁土塀を箪笥へと導く道標姉はんかぶり人急坂の年輪を手拭に織り成し月影の家路を厭いもしない [続きを読む]
  • 孤高の秋野道
  • 那賀町臼谷より孤高の峠 孤高の戦士季節なきヒソヒソ毒蛾ヒラヒラと闇夜に航跡苛つく燐粉を巻きながら孤高の戦士を麻痺させて苦笑孤高の戦士は古道に生きて来た毒蛾の燐粉に晒される恐怖優しい一匹狼でいられない孤高を独りよがりの生きざまと叱咤戦士の自負と勲章を捨てて秋野道へ秋の激励に目頭を熱く潤ませても迷路主義の枯野の露と消えはしない秋野道に転がり打ち付けられようといちずな心は天高く峠へ続き儚き秋に一天の曇り [続きを読む]
  • マッチ心
  •    マッチ心マッチをすれば見えてくる畦道の萎れた彼岸花憐れんだりしない線香花火の火玉が轟いて消え行く心根を知るから憐れみなど入らない酒に酔って千鳥足情けなさに追われて田んぼ道へ赴いてしまう畦道に萎れた彼岸花の群れ情けなさでマッチすれば線香花火の静かな去り際を見ているマッチの一灯りを悔やまない憐れまれようと毅然としてマッチ心を灯し続ける [続きを読む]
  • lemon色の時
  • 海部川はいつもlemon色「lemon色の時」ペダルを踏んで踏んでオールをこいでこいで汗が吹き出し長い髪は沈み前に前へとlemon色は噴き出すlemon色の酸っぱさ 数パーセント味わう青い日々lemon色のほてり感じる数分lemon色の少女は美女と熟したlemon色の未知数は風雨に晒されて甘酸っぱさをましlemon色の時は鏡を透かして一瞬 少女の笑顔を覗かせた [続きを読む]
  • 夏雪の坂道
  • 夏雪の坂道夏雪の長い長い坂道冷酷と冷戦は降りしきるクールは火傷のもとデリケートなだけじゃデコボコ道を転がるだけエールだけじゃ傷だらけいつかの歌はか細い泣き声何が何でも何であろうと裸足の真っ裸をクールと謳歌何が何でも何であろうと臭いデリケートまで行きつく夏雪の熱い熱い坂道何が何でも冷却した本音の両足で上りきる血渋き血反吐の意識朦朧の崖っぷち何が何でも何であろうとも夏雪を氷らせて坂道を上りきる [続きを読む]
  • 青色の一欠片
  • 海陽町宍喰川土手「青い一欠片」雨 ぽつぽつ降り出す大粒の雨に嫌われよう雨雲に嫌われよう合羽の内から我慢の汗傘をさせば辛抱のざざぶり青々した歩みは茅に削がれる青色は大空のマボロシ追いかけても追いつかない突き抜けてしまう空青色の海に白波小波底の底まで青色は遠いマボロシ最後の最後までたった一欠片の青さを無くしはしない [続きを読む]
  • 無常を越えて
  • 松茂町広島より眺望する剣山「無常をこえる」くねくねの道を上る獣道をかき分け上る山の頂上に達してもイバラの刺は突き刺さり鮮血まみれの無常無常の坂を転げて無常に達する急傾斜の山肌を一直線樹木にすがり付き張り付き上る無常は体内より血液を絞りだし登頂に至らない無常カエルの吸盤力カタツムリの粘着力能力をようしても答えは無常無常なる無常は山肌に干し上る貴き位と気品たる愛の交わりキラキラと互いに光過ぎると無常は極 [続きを読む]
  • 街角に生きる
  • 「街角に生きる」摺り足の忍び足猫のような足取り早足の急ぎ足路面を叩いてバタバタカラスがカアカア喚く行き先時間に追い込まれる街角に立つとよろける塞ぎ混んで負けてしまう生きてるとはやられることやり返すより逃げればよい街角の罪悪に汚されるより転んでしまえばよい誠実さをボロボロに粉砕健全さをサラサラに撃沈摺りきれるまでやられるなら果敢に立ち向かうより逃げてトコトン生きて行く [続きを読む]
  • ビジリアン絶唱
  • 「ビリジアン絶唱」ビリジアンの手紙は届く山 平原に光のつぶてビリジアンに生かされるビリジアンの壁に我が色を生かされるビリジアンのメッセージを瑠璃色の羽に印し季節を廻る玉虫野良犬は駆けめぐる自分の真実たる源へビジリアンの手紙を悔いて野良犬は赤裸々に泣きいるビジリアンをサイコロのように転がした我が身を遠吠える日が暮れて寂寥をもたらす雨ビジリアンの手紙は滲みもせずイキイキ 45億年の絶唱は翳ることなく降 [続きを読む]
  • 骨董たる生き方
  • 「骨董の風景」骨董のような山心ポッカリと空いた穴すうすう風ぬける骨董のような場所の骨董悲境か秘境か見通せない何に思いし何にすがるかその手に掲げる日が見えない骨董の膚からしっとりと垂れる涙水は松のヤニ骨董に投げ掛ける愛は自己愛されど骨董品と飾る口惜しさ骨董と押し黙る箱その両手で抉じ開けて一つの光穴から骨董たる生き方を突き進む [続きを読む]
  • 瑞々しさ真理
  • 「瑞々しさ真理」瑞々しい果物を食した体内に入り地球の内部へ浸透瑞々しい静水と手の内にならない瑞々しい者を見た見つめるほど溜め息 静水と一度宿っても青空へ自由に抜けてしまう100を100生かしきれない100を100に宿らない宇宙の真理は不揃い流れ安い瑞々しさ宇宙の真理は不揃いの器へ気まぐれに瑞々しさを宿す [続きを読む]
  • 誠の橋を架けていく
  • 海陽町宍喰 カモメ橋??「誠の橋」子供らは橋の向こうへかけっこ子供らの純白を橋の向こうは侵せない子供らの純粋を橋の向こうは汚せない子供らは橋の向こう二つの素材純真さでキラキラに洗濯 平然とケラケラに乾かしてしまう子供らは誠の橋を架けて明日を目指して駈けていく [続きを読む]
  • 自分さがしの空へ
  • 海陽町宍喰 中角をいく人「自分探しの空」タンポポ綿毛 風に煽られて行方不明の空白鷺はっと風まかせ綿毛を急襲し急降下の水田自らの白さを泥に打ち付けて前へ前へ苛立ちを跳ね上げる前へ前へ進めど泥色は染まらず白さを脱却して濃厚な色味 次の空を七色の羽根で飛ぶ願望なかなか到達できない遠さに苛立たしさ悠然と流されるタンポポ綿毛に苛立ってしまう大空から低空飛行水田鏡に我を確認すっと飛ぶまでの記憶がはしった毎日  [続きを読む]
  • 最小単位最大量の軌跡
  • 徳島県 旧宍喰町の中谷「最小単位最大量の軌跡」山里の一日 朝から夕方まで日射しは山の上 冬ごもりのような日々鶯はツガイの絆を確かめるように最小単位最大量で囀ずる垣根に赤い花 最大値で赤々最小単位最大量の慈しみで咲く(そこに最小単位の家の灯りはある)垣根の赤い花山を明々と染め上げるとき無感覚の時だけを刻む山となす山奥の最小単位の人里西の夕焼けに映える西から東へ雲は流され西から東へ人は上っていく夫婦で [続きを読む]
  • 四角さの中に翼
  • 徳島県海陽町 レトロ酒屋四角さの中に翼人は体に衣服がいる雨風をしのぐ四角さがいる人には喜怒哀楽を共有 しまって置ける四角さがいる人は四角い囲いをでると全能を発揮しようと白髪の発狂 四角の終局まで破壊してしまう人は四角さを球体に修正しようと葛藤 途方もない歪みを創造して全知全能に至ろうとする人は全知全能になろうとするのだが全能に至る翼を持たない 人間は途方もない歪みを修成しない限り歪んだ球体を回し続 [続きを読む]
  • 遠い森へ春逍遙
  • 徳島県海陽町 森へのロード森逍遙遠い森までは平坦な一本道懐かしさの道を決めたら遠い森は夕焼けをしるす懐かしさの残り半分懐古を未練にしてしまうと遠い森は深い静けさを示す格闘の日々 自信喪失の岐路遠い森へ大声を張り上げる遠い森は厳然と始まりのゴングをうち鳴らした遠い森へのロードは解き放たれ 逍遙は勇気と確信のに変わった [続きを読む]
  • 永遠を弾いてゲンゲ畑
  • 永遠を弾いてゲンゲ畑 一面ゲンゲ畑の忘れ物竹藪の外れにちょこん休耕田に離れ島ゲンゲをなす春廻りくるたび同じ範囲限られた範囲で頑健を貫き通す紫一つの重さは青空に冴え渡る一面ゲンゲ畑永遠の存在を弾いて限られた場所に尊厳を現し紫の褪せないゲンゲらしさ贈り続ける [続きを読む]
  • 春の先へ孤独人
  • 春の孤独人花の宴に春霞たなびく厳寒をしのぎ花遊び花を愛でる孤独人人里の花に隙間星と星の距離に絶望花と花の距離感に癒されたい孤独人は花祭りを愛でる春一瞬の花祭り木の花 地の花を確かたい春のすべてを抱きしめたい短かい春に縮まりたくない縮まる恐怖を孤独に追い込んで春の旅路へ孤独人はおもむいて行く [続きを読む]
  • 愛こそ雛祭り
  • 勝浦町坂本の雛祭り愛こそ雛祭り一年に一度の雛祭り託された思いの重荷溜まった涙のおもさ綺麗にしてあげたいお雛様何より嬉しい日をすぎて重荷ごと炎のなかとは思い重荷は残ってしまう雨宿りの傘は愛でよい星空はとこしえの愛空一年じゅう青空夜空を見ていたい四季の中に飾られて本望時代人を映してきた雛人形自然のままへ朽ち果てこそ本懐願いかなえるお雛様のままで夜空を流れるほうき星とあれ [続きを読む]
  • 望郷クリームソーダ
  • 徳島県海陽町 竹ヶ島望郷クリームソーダ旅人の座ったベンチバニラを混ぜるほど白く混ざっていく海原へあがった歓声グラスの水滴のようにふいてふいても滲んでる白黒記念写真の笑顔グラスの底からわき上がる気泡のように思い出はつきない旅人の座ったあの日ベンチ海原へ歓声のあがったあの日白黒記念写真は思い出のアルバムグラスの氷をかき混ぜspoonのあたるガラス音に望郷をとおざけようと春の波頭と押し寄せる [続きを読む]
  • 無言ひと絵
  • 無言ひと絵言わず語らずともお前は寒空に立ち向かう我が強さ勢いで立ち向う美しい花を咲かさずとも美しさは純粋の身体にある美貌のお前などなくていい純粋無垢な真底をさらけ出す誰にも咲けない涙のお前その誇りこそ無言の勲章魂で綴られたひと絵お前は美しい無言のひと絵お前は生ぬるい愛とか人肌の生ぬるさとか綺麗事の賛美を知り抜いて無言の一人ぼっち魂の美しさを放って立ち向かう [続きを読む]
  • 雀とありたい
  • 徳島市あじわいの深い門構え   雀の世界松葉に止まった雀松葉に刺されて仕返しそんなこと思いもしないあきらめを知らないだろう陽気に囀ずる雀だまされて腹立たしい裏切られて何でと思う思い詰めて追いこんで悔やんで歯ぎしりをするそんなこと知らないから天敵の腹の中でも陽気だろう雀の世界其処らできままに啄む其処に囚われることもない仲間はみんな同じ姿だから着飾り見下すこもない仲間の大きさは同じサイズゆえ威嚇する手 [続きを読む]
  • 雪松物語
  • 勝浦川土手より大川原高原     雪は降る雪 静寂の中にしろおしつぶさんと降る刺さず刺されるか雪は降るドサッと一塊の無音時に針葉樹を真っ二つ殆んど松葉を磨いて降るドサドサと雪原の無音あおい山の雪下に固まる枯野潰れて氷ついても枯れない魂無音で指し抜こうと雪は降るポタポタ無音で融ける雪枯野に赤い雫と染み通り刺しても射されても春に向けて雪はふりそそぐ [続きを読む]
  • 裸の真実一路
  • 室戸岬山頂の人好きな豆狸  裸の真実一路なにも纏わない裸で生きたい風通し重い鎧戸を背負ってしまう普段着 背広 ドレス身体に纏う重さが麻痺素肌をさらない暴雨のまま黄ばんだ素顔で嘲笑されてしまう裸のまま真実一路進めたら武装する夜は明けて朝日の実装清らな泉に火が降る心美女は聖母をかなぐり捨て軽い絹を脱ぎさり白衣を装う白衣は重い武装で今に立ち止まる裸のままで真実一路をつかめない心を裸に真実一路をさがしたい [続きを読む]