ゆん さん プロフィール

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ゆんさん: ゆんの部屋
ハンドル名ゆん さん
ブログタイトルゆんの部屋
ブログURLhttp://24142414.at.webry.info/
サイト紹介文ポエム・短歌と大人向けの童話をかいてます。 ときどきネコたちの写真やおもしろ写真ものせています。
自由文「ふたごのおばけ」シリーズをぜひ読んでくださいね☆彡
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2014/10/21 19:08

ゆん さんのブログ記事

  • フジオとカメオ 「ぬっしーとの再会編」7(完)
  • その日の夜。カメオは「うらめしや〜、うらめしや〜。」という声が、遠くから聞こえてきて目を覚ました。その声はだんだんと近づいてきた。「フジオ、起きてくれ。」カメオはフジオを揺すって起こそうとしたが、フジオは全く目を覚まさない。カメオは真っ青になった。(どうしよう、ついに出たよ。幽霊を怖がらせるためには、なんに化けたらいいだろう・・・。十字架、じゃない。仏像、じゃない。足、足、足・・・) 大慌てでカメ [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ぬっしーとの再会編」5
  • 翌朝のことだった。「ここって、お化けがやってるなんでも屋ですよね・・・。僕、オジロワシのワッシーっていいます。」おずおずと、一匹のオジロワシが訪ねてきた。「実は僕・・・。リア獣になりたいんです!」「リ、リア獣???」フジオとカメオはぽかんとした顔をした。「剥製じゃなくて?」フジオが言った。「ぬいぐるみじゃなくて?」カメオが言った。「当たり前でしょう!? リアルに充実している鳥獣のことですよ!」ワッ [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ぬっしーとの再会編」4
  • 「みなさん、こんにちは。今をときめく、奇跡のキタキツネ嬢の登場でーす!」フジオがカラーコンタクトを渡してから2週間後、例のキタキツネ嬢がテンション高く訪ねてきた。すっかりスリムになったキタキツネ嬢は、「今日もたくさんの人間たちからカメラを向けられちゃって・・・。困っちゃう。」と言いながら、「お代のビール、10本ね。」とフジオにビールを渡すと、鼻歌まじりに帰って行った。 [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ぬっしーとの再会編」3
  • フジオは網走刑務所に入っていくと、さっそく「なんでも屋やっています。お代は、ビール。本数は、お気持ちで!」というのぼりを立てた。「幽霊の客が来たらどうしよう。のぼりを出すのは、日の出から日の入りまでの間だけにしようよ。」 カメオがそう言って反対したが、フジオは「幽霊でもなんでも、ビールさえ持ってきてくれたいいじゃないか。」と笑っていた。 [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ぬっしーとの再会」編
  • 「あつい、暑い、熱いー。こう暑いと溶けてしまいそうだ。」 お化けのカメオは、そうぼやきながら、ソフトクリームに変身してみせた。「夜になると冷房が入らなくなるからなぁ。」 カメオの双子の兄弟のお化けのフジオは、缶ビールを飲みながら、のんびり答えた。「お化け屋敷のアルバイトなんて、もうやめようよ。熱帯夜が続いて、おれは相当身が細ってきているよ。」 カメオは悲鳴のような声をあげた。 [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ラッフルからの手紙編」 12
  •  「つかれちゃったね。」 オーチョが言った。「だったら、私の部屋においでよ。」 ダッコはオーチョを山荘の中に入れてあげた。「ここは、すてきなお家だね。あれ、何かすてきな包みも置いてあるね。」オーチョに言われた方向に、カメオが残していった包みがあった。ダッコは「なんだろう?」と言って、その包みを開けてみた。すると、中からは、ふかふかの枕が現れた。「これは、カメオママからのプレゼントね!」 ダッコは嬉 [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ラッフルからの手紙編」 11
  • 「かわいそうだけど、酔ったダッコが寝ているうちに、出発しようじゃないか。」フジオはそういうと、山荘にある缶ビールをまとめ始めた。「そうだな。ダッコから、カメオママー、と泣かれたら、おれ、ここから離れられそうにない。」カメオは、なにやら一生懸命、手紙を書いて、ダッコの枕元に、手紙と一つの包みをそっと置いた。「ダッコ。元気でな。」 そういうと、カメオとフジオは山荘を後にして、ラッフルが待つシンガポール [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ラッフルからの手紙編」 10
  • フジオは、遠い日のロマンスの数々を思い出に、うっとりと浸っているようだった。「カメオ、人生はビールだけではつまらないよ。人生は、ビールとロマンスだ。」「おれは人生はビールとビールとビールとウォッカでいいよ。」 カメオは、フジオに馬鹿にされたと思って、缶ビールを飲むピッチがぐんぐん上がっていった。そのとき、うっとりして焦点が合わないフジオの視界に、何やら、桃色の頬をした美女おばけの顔が映った。「!! [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ラッフルからの手紙編」 9
  • フジオとカメオは、ダッコを残して上手く旅立つ方法はないものか考えていたが、いいアイデアが浮かばないまま、一本、また一本と缶ビールを開けていった。「お。この、『好みなんて聞いてないぜ、SORRY』っていうビール、なんだかガツンとくる。」カメオが目を見開いて言った。「ガツンときて、いいアイデアが浮かんだか?」フジオに聞かれてカメオは、「いやー。」と頭を直角にひねって答えた。だいぶ酔っているようだった。「女 [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ラッフルからの手紙編」 8
  • フジオとカメオのパン型雲に誘われて、お腹をすかせたドライバー達が、続々と、山の中のパン屋さんに吸い寄せられるようにやってきた。「ひゃー、すごい。こんなにお客さんが来てくれたのは、初めてだ。」パン屋さんは、大喜びだった。あっという間にパンは売り切れてしまい、パンを食べたお客さんの口コミで、いつしか、パン屋さんには毎日お客さんが大勢来るようになった。「これもあの不思議な占い師のおかげだな。今日もお礼に [続きを読む]
  • フジオとカメオ 「ラッフルからの手紙編」 6
  • 「カメオ、何かいいアイディアがあるんだろ?」 フジオが尋ねると、カメオが語り出した。「この前、冷やし中華のキュウリをダッコにあげて食事抜きになってしまった日、空を眺めていたら、雲が流れてきたんだ。その雲は、せんべいのようであり、ハンバーグのようであり、ソーセージのようであり、はんぺんのようであった。あー、食べたーーい。気がつくと、おれは雲へ向かって飛び出していた。」「それで?」 フジオは、(うらみ [続きを読む]