新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁の記者ブログ さん プロフィール

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新聞記者OBが書くニュース物語  中村仁の記者ブログさん: 新聞記者OBが書くニュース物語  中村仁の記者ブログ
ハンドル名新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁の記者ブログ さん
ブログタイトル新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁の記者ブログ
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/jinn-news
サイト紹介文全国紙の元記者・中村仁がジャーナリストの経験を生かしたブログ 政治、経済、社会問題、メディア論など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供101回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2014/11/12 16:04

新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁の記者ブログ さんのブログ記事

  • ばれないと信じ続けた不祥事の神戸製鋼
  • 身内で固める日本企業の共通項2017年10月17日 神戸製鋼という巨大企業が、大掛かりな性能データ改ざんを続けていたとは、信じ難いですね。なんと60年前から、改ざんに手を染め、不正は主力の鉄鋼製品にまで及ぶと聞くと、絶句します。米司法当局も書類の提出を求めたそうで、どこまで疑惑が広がるのか分からず、日本企業の信頼を損なわせる深刻な事態です。 日本の多くの企業にみられる共通項は、トップが生え抜きの日本人で、 [続きを読む]
  • 世襲議員が増え家業化する政界
  • 政治人材の新規参入に壁2017年10月13日 世論調査によると、衆院選で自公政権が300議席程度をとり、安泰のようです。希望の党の失速、再編野党の準備不足による出遅れなどが影響しているほか、自民党は世襲議員が多く地盤が安定し、宗教団体を持つ公明党は強固な組織票があります。特に自民党の世襲体質は、政治人材の参入を阻む不公正な慣行です。 先日、自宅近くを散歩していましたら、希望の党の女性候補の宣伝カーが住宅地ま [続きを読む]
  • 日米欧で最多の日本の選挙の弊害
  • 公約乱発で財政赤字は拡大2017年10月10日 衆院選が告示され、選挙公約の検証、再編された野党への注文、獲得議席の予想などが関心を集めています。何かもっと重要な論点を忘れてはいませんかと、問いたいのです。日米欧の中で国政選挙は日本が突出して多く、その結果、選挙公約は乱造され、財政は選挙対策に使われ、財政赤字が拡大するという構図です。 選挙が多い理由の一つは首相の解散権(憲法7条)です。政権に都合のいい [続きを読む]
  • 反安倍と反小池で痛々しい朝日の紙面
  • 立憲民主党的な護憲派を選択2019年10月6日 朝日新聞は、天敵の安倍政権批判を編集方針の主柱にしてきました。野党再編で希望の党が誕生すると、「自民の補完勢力になる」との位置づけをして、今度は小池批判です。反自民、反希望を貫くとすると、朝日が親近感を持てるのは少数野党の立憲民主党くらいでしょう。しかも「立憲民主」は歴史的役割を終えていますから、朝日の紙面に痛々しさを感じます。 加計、森友学園問題を追 [続きを読む]
  • 安倍退陣が切迫する大誤算解散
  • 自民党政権は継続する2017年9月29日 衆院が解散され、自公政権と小池新党が激突することになりました。最大の焦点は、解散、総選挙という選択が大誤算となり、「安倍首相の退陣」を自ら招き寄せる結果を招くのではないか、です。小池氏側は「安倍退陣」を最大の標的にしていますから、政策調整の不備は後回しでいいと考えているのでしょう。 安倍首相に対しては「大義なき解散」という批判が多く聞かれます。政権党は「有利な [続きを読む]
  • 北朝鮮の難民引き受けの覚悟を首相に問う
  • 体制崩壊後の混乱収拾に責任を2017年9月25日 北朝鮮問題では、難民対策が避けて通れない展開があり得ます。安倍政権はどうして、そのことについて何も語ろうとしないのでしょうか。北朝鮮と日米は、国連の制裁問題より、挑発合戦に躍起です。安倍首相も「異次元の圧力をかける」と、最大級の表現を使い、発言の内容をどんどんエスカレートさせています。北朝鮮の政治体制、経済社会の崩壊があった場合、おびただしい数の難民が半 [続きを読む]
  • 財政金融政策の「首相一存」を危惧
  • 次々に基本原則を独断で修正2017年9月22日 解散が近づき、安倍首相は「全世代型社会保障」だとか、教育無償化、消費税収の使途の見直しだとか、選挙公約としてアドバルーンを上げ始めました。経済財政政策の基本路線を「首相の一存」であっさりひっくり返す。党内に反対意見はあるだろうし、だれが首相にそんな絶大な権限を与えたかも不明のままの独走です。 「借りたら返す」が経済の大原則ですね。安倍首相は12日、日経新聞の [続きを読む]
  • 北朝鮮情勢をめぐる「悪魔の政治学」
  • 金正恩を殺さぬよう生かさぬよう2017年9月19日 北朝鮮の核ミサイルをめぐる国連や日米間などのやり取りを見ていると、何か起こりそうで何も起こらない。主要国の首脳が声高に非難の応酬を繰り返していても、変化らしい変化は起きない。舞台上には、登場してこない別次元の力学が働いているに違いないと、思われてなりません。 政治のトップたちが何を考え、本当のところ何を重視しているのか。われわれとは違うようですね。安 [続きを読む]
  • 北の核ミサイル実験の過剰報道を懸念
  • 誰に向け発信しているのか2017年9月16日 北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射し、日本の新聞、テレビは実験のたびに大展開の報道です。北朝鮮が絶対的に悪く、その挑発を厳しく批判しなければなりません。同時に、北の挑発に乗せられない冷静さが必要です。北の狙いは、日本を初めとする国際社会に対する挑発です。過剰報道はその狙いにはまる懸念があります。 誤解のないように申し上げておきますと、北朝鮮を擁護するつもりは全 [続きを読む]
  • 北方領土の返還交渉は外交的体面のためか
  • 乗り気を見せないロシア2017年9月9日  北方領土の返還交渉は、ロシアにいいように翻弄され、返還はますます絶望的になってきたとみるべきでしょう。北方領土での「共同経済活動」を日本側が返還への糸口とするつもりなのに、ロシア側は色丹島に経済特区を設置することを決め、中国、韓国企業などを受け入れかねない構えを見せています。くせ玉ばかり投げ、本気で領土返還に取り組む気持ちを持ち合わせていないことは明らかです [続きを読む]
  • 北朝鮮の核ミサイルは中ロと一体の戦略
  • なぜ名指しの非難を避けるのか2017年9月7日 北朝鮮の脅威を封じ込めるために、中国とロシアにも、対北への制裁に加わる説得が続けられています。中ロは北朝鮮の核ミサイル戦略を支援するどころか、一体となって推進しているとかしか思えません。いくら国際社会や国連が協力を呼び掛けても、中ロが乗ってこないはずです。 北朝鮮も中ロも民主主義国家ではなく、情報は完全に統制されていますから、これら3国の間で、どのような [続きを読む]
  • 物価上昇の連鎖を図る国家総動員体制か
  • 日銀、省庁、業界、メディア一体2017年9月1日 メディアまで巻き込み、値上げの連鎖を引き起こそうとする仕掛けが裏で動いているような感じです。陰で旗を振っているのは官邸に違いありません。日銀の異次元金融政策が効果を表さないので、業種ごとの価格改定を奨励し、値上げが国全体に広がるように仕向けようとする作戦です。 通常なら値上げをしようとすると、消費者の抵抗にあったり、政府も合理化努力を注文するでしょう。 [続きを読む]
  • 首相禅譲を疑問視しない政治記者の劣化
  • 政策論争なき密室取引の弊害2017年8月27日 安倍首相の支持率が低下し、後継の首相に誰がなるのかに関心が集まりだしています。安倍氏と岸田氏の急接近が伝えられ、岸田氏が首相を支え続け、禅譲を期待しているという見方が政治記事によく登場します。日本の政治記事は政界裏話が重要な柱になっており、政治記者が禅譲という業界用語をしばしば無批判に使うことは、政治記事の劣化を意味します。 民主政治の成熟のためには、密 [続きを読む]
  • A級戦犯は追悼せずとなぜ言わぬ
  • 靖国の外交問題化を防ぐ道2017年8月19日 戦後72回目の敗戦の日(終戦の日)、首相以下20人の閣僚は靖国神社の参拝を避けました。その一方で、国会議員数十人が参拝に参加しました。国内外からの批判の焦点は、A級戦犯を合祀している靖国神社の参拝は、戦争指導者を肯定すると受け取られる点にあります。首相や閣僚らが「自分はA級戦犯を肯定していない。靖国参拝では戦争責任の重い彼らを追悼はしなかった」と、発言しないから [続きを読む]
  • 北朝鮮の暴挙は単独犯ではない
  • 中国と一体化した代理実験か2017年8月14日 北朝鮮が弾道ミサイル4発を発射し、米グアム島周辺の海上に着弾する作戦計画を発表しました。発射実験なのか、発射計画なのか、作戦計画なのか、メディアには様々な表現が登場しています。実験よりも計画、計画よりも作戦というほうが切迫感があります。北も表現をエスカレートさせて、核ミサイルを実戦に使うぞと、脅しをかけられます。 核実験はすでに5回も行い、弾道ミサイルの [続きを読む]
  • 世襲議員が政治家の新規参入の障壁
  • 家業になったのか政治業2017年8月5日 第3次安倍改造内閣は、首相を含め20人の閣僚のうち9人が世襲議員で、その比率は約5割です。党4役ではなんと3人が世襲議員です。世襲の比率は自民党が4割で他党に比べ圧倒的に高くなっています。それだけ国会議員を目指す人にとって、議員世襲は厚い壁、つまり参入障壁として立ちふさがっています。 政治家の2世、3世あるいは縁戚関係者でないと、自民党ほど、政界に入ってきにくいので [続きを読む]
  • 問われない首相の任命責任の軽さ
  • 閣僚以下は給与返納や停職2017年8月3日 安倍内閣の改造人事が決り、何人かの閣僚は在職中の失態の責任を問われました。内閣改造を待たずに辞任した稲田防衛相について、安倍首相は「任命責任は私にある。厳しい批判は真摯に受け止める」と明言していました。首相はどのような責任の取り方をしたのでしょうか、するのでしょうか。 おやっと感じたのは、陸上自衛隊の日報の隠ぺい問題で辞任した稲田氏は給与の一か月分の自主返納 [続きを読む]
  • 加計学園より重要な財政健全化の憲法問題
  • 日銀の財政支援を国会はどう考える2017年7月27日 衆参両院の予算委員会の集中審議は、加計学園問題で明け暮れました。安倍政権の体質、行政の公平・透明性を追及することは必要です。一方、この問題に集中するあまり、「本来の予算委員会の義務、任務を果たしていない」、「国会は国家の基本政策の審議を置き去りにしている」という不満、批判が高まっていることは事実です。 安倍政権は憲法改正を国民投票にかけることにし、 [続きを読む]
  • 朝日記者らの「フェイクニュース論」2冊の難点
  • 何が真実か分からない情報時代2017月25日 ネット社会を生き抜くには、フェイクニュース(偽情報)の見極めと、ファクトチェック(事実の検証)を欠かせない時代になりました。ほぼ同時に発刊された「フェイクニュースの見分け方」(新潮新書、烏賀陽弘道著)と「民主主義を壊すフェイクニュースの正体」(朝日新書、平和博著)を読んでみました。烏賀陽氏は朝日記者OB、平氏は朝日の現役記者です。 烏賀陽氏の本を読み始めると [続きを読む]
  • 蓮舫氏の国籍報道で気になる朝日の偏向
  • ネットメディアに伝統メディア完敗2017年7月20日 民進党の蓮舫代表が戸籍謄本の一部などを開示して、日本国籍の選択宣言を済ませていると、記者会見で説明しました。二重国籍の是非、戸籍謄本の開示、公職選挙法違反の問題点などに対する朝日新聞の編集姿勢をみて、随分と偏った報道をすると思いました。 蓮舫氏の二重国籍問題は、言論プラットフォームの「アゴラ」が一年ほど前から集中的に取り上げ、新聞、テレビなどの伝統 [続きを読む]
  • 日銀がフェイク(偽)ニュースを自作自演
  • 異常な金融政策が生む副産物2017年7月16日 米大統領選で、巧みに作られたフェイクニュース(偽情報、ねつ造情報)がネット上を飛び交い、選挙結果を左右したのではないかという問題提起がなされています。ネット上で瞬く間に拡散していくフェイクニュースをどのようチェックし、排除するか。偽情報の発信者、拡散を許すメディアの責任が問われるのは当然だとしても、もっと広義にフェイクニュースをとられる必要があるように思 [続きを読む]
  • 消費税10%断念に向け早くも地ならし
  • 財政規律の放棄の火の手2017年7月9日 思わず耳を疑いました。自民党当選2回の議員30人が財政再建目標の放棄、消費税10%への引き上げ凍結、教育国債の創設など盛り込んだ提言をまとめるという動きです。財政規律の放棄を若手議員が勝手に提唱できるはずはありません。官邸の誰かが裏で糸を引いているに違いありません。 「安倍1強政権」だからこそ財政再建に果敢に取り組むのかなと思っていましたら、その逆でしたね。ノー [続きを読む]
  • 都議選惨敗は首相に対する都民版国民投票
  • 進次郎氏は財務相の経験が不可欠2017年7月6日 東京都議選で自民党が惨敗しました。地方選と国政選挙は違うとはいえ、安倍政権の信認に対する東京版の国民投票だったといえましょう。安倍首相の政治的スケジュールがすっかり狂いだしています。小池知事の乱気流を許したのは、「1強政権による慢心」などではなく、強引な政治手法、羅列する政策目標への批判であったと思います。 おごりや慢心、緩みなどが原因なら、首相がいう [続きを読む]
  • 北方領土の返還に共同経済活動は逆効果
  • 対ソ協力の狙いは4島からそれた2017月2日 北方領土で日ソが進める共同経済活動は、「領土問題を解決するための環境つくり」との考え方が一般的です。遠回りのように見えても、そうした努力の積み重ねが必要なのだと、私も思ってきました。それがどうも違うようなのですね。両国が共同経済活動を進めれば進めるほど、ロシア、その住民にとって4島の経済水準が好転、居住にも適した地域になる。従ってロシアがますます手放さなく [続きを読む]
  • トランプ大統領に似てきた安倍首相
  • 閣僚もマネしてはならない2017年6月28日 国会、政党が取り組むべき重要なテーマはメジロ押しなのに、安倍政権は首相自らが火種をまいています。国際政治の世界標準だった米国でトランプ氏が登場し、政治的な正義、倫理が変質してしまいました。政治的正義、倫理はどうでもよくなってきたようです。安倍政権はまさかトランプ政権をマネしているのでないでしょうね。 国としては「点」にすぎず、大問題にならないはずの畜産学 [続きを読む]