美術の旅人 Voyageur sur l'art   さん プロフィール

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美術の旅人 Voyageur sur l'art   さん: 美術の旅人 Voyageur sur l'art   
ハンドル名美術の旅人 Voyageur sur l'art   さん
ブログタイトル美術の旅人 Voyageur sur l'art  
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/emaus95
サイト紹介文「美術」との多様な出会い。見たこと、感じたこと、思ったこと。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2014/11/19 07:32

美術の旅人 Voyageur sur l'art   さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 充ち来るもの  Loving Vincent を見て
  • 鳥のさえずりは彼らを充たしているものが何であるかを問わず語りに物語っている。それらは、暗闇に出会っては沈黙をし続けるもの。私のうちには哀しみをもってしか未だ存在しえぬものだが、見えない風や光の兆しに幽かに感じても指の先からたちまち零れ落ちてしまう。あえかに思われて幼子の眼差しと笑顔のうちにここに満ち充ちて確かに存在していると感じられるもの。繰り返し押し寄せては詩を孕ます追憶の波頭を越えて決して歌で [続きを読む]
  • 古代アンデス文明展 7/29~9/30 仙台市博物館
  • 娘がいささか興奮気味に帰って来た。「おとうさん、すぐ見に行って。美術なんてものがぜ〜んぶぶっとんでしまうよ」。というわけで翌々日には世界中を覆う殺人的なヒートウェーブの最中、自転車をこいで3つ橋を渡り博物館に行ってきた。そこで展開されているのは、人類の夢の世界であった。しかし、それは女性が思い描くようなアワアワとしたメルヘンの世界ではない。動物と人間が接続し、生首が飛び、恐ろしい神が幼児の捧げ物を [続きを読む]
  • ディズニーアート展 6/16-9/13 宮城県美術館
  • 地方の美術館は特別の企画がない平日にいくと、どこもガラガラでゆったりじっくり作品を見れる至福を味わうことができる。もともと集客なんて自分たち研究者の仕事とは毛頭考えていない学芸員にとっては天国であろう。だが、そうはいかなくなっている最近の厳しい財政事情がある。美術のことなんてまったく興味のない納税者にすれば、なぜこんなところ(とりわけチンプンカンプンで説明抜きでは成り立たない現代美術、説明すらでき [続きを読む]
  • 2018「とうほく陶芸家展」参加陶芸家を訪ねて 1 工藤修二 座主窯 (栗原市) 
  • 陶芸家の工藤氏には藤沢町で毎年8月に開催されている「藤沢野焼祭」で何度かお会いしていたが、なかなかお話しをする機会がなかった。「藤沢野焼祭」は、1976年、同町の陶芸家本間伸一氏の発案によって始められたものだが、工藤氏はその1年前に本間氏の一番弟子となって焼締陶器の世界に入った。一人で最初から最後まで関われる手仕事に関わりたいとの思いを抱いていた彼に、陶芸はまさに打ってつけの仕事であった。工藤氏の窯は、 [続きを読む]
  • 2018第5回とうほく陶芸家展in せんだい(AGF協賛)開催
  • 震災後に始めた「とうほく陶芸家展inせんだい」(5/25,26,27)は今年で5回目。最初の30人から比べると少なくなったが、19人の陶芸家がいつもの場所、ここが仙台中心とは信じがたい、緑濃い八幡の森に集まります。陶芸家という括りについて、いつも悩みます。マーケットインを露骨にねらったアーティストでもない、徒弟制のないところで陶工でもない、かといってデザイン色の強いクラフトという名称にすると、ローカルな生活の座や [続きを読む]
  • ルオーのまなざし 表現の情熱 8/12~10/9 宮城県美術館
  • セザンヌの人生は視覚の真実を探る旅であったが、ルオーの人生は心の真実を探る旅であった。その意味で対極的な二人であったが、いづれも芸術が文化史的な背景から切り離されて久しい、近代という名の魂の荒野の時代を孤独ではあるが誠実に生きぬいた芸術家の典型ではあった。セザンヌの場合、「純粋な視覚」のために人生は絵画の背後にまったく封印されている。彼のカソリックへの信仰がどうであったかは、彼の絵画表現とは関係な [続きを読む]
  • 42回目の藤沢縄文野焼祭 一関市藤沢町 8/12~13
  • 梅雨の季節が舞い戻ったようなあいにくの天候(その雨がこの記事を書いている18日の今もまだ続いている異常)で、開催できるのだろうか、中止になるのだろうか、初めから終わり近くまで危ぶみ続ける中で、今年の野焼祭は開催された。しかし、篠突く雨ならまだしも勢いを増した炎は少々の雨なぞ吹き飛ばすパワーを持っている。火災も炎が力を増すとちょっとやそっとの放水ぐらいではどうにもならないことを実感。江戸の火消しが今の [続きを読む]
  • 野中光正・村山耕二展  4/22-30  ギャラリー絵屋
  • 新潟の町屋を再生した趣あるギャラリー「絵屋」での「野中光正・村山耕二展」。3年前初めて2人の展示会を「絵屋」代表の大倉宏さんに持ちかけた経緯もあって、私もラスト2日間会場に赴いた。今回も2人の作品が出会って心地よい協和音を奏でていた。絵(木版を用いた混合技法)とガラスとジャンルは違うが、2人には似通った点がある。野中は、自らの創作に毎日午前中の同じ時間に始めその日のうちに終えるリズムを課している。そ [続きを読む]
  • 第80回河北美術展 4/27〜5/9 仙台市藤崎デパート
  • 地元新聞社主催で80年も続いている展覧会だが、自分の評価とはだいぶ違う結果でいつもがっかりするので、今年は行くまいかと思っていたのだが、友人から招待券をもらった手前、いそいそと出かけて行った。会場は例年どおりデパートの催事場をうねうねと仕切った壁に作品が目一杯飾られている。ゴールデンウィーク期間中ということもあって通路には人がいっぱいで、正直とても一点一点静かに鑑賞する雰囲気ではない。展示環境のせい [続きを読む]
  • ルノワール展 1/14~4/16 宮城県美術館
  • ルノアールと言うと、リビングに貼られていた銀行のカレンダーのイメージがある。昭和30年代か40年代頃、高度成長の上り調子の時代に、誰しもが抱いていたステレオタイプの幸せと欲望のコード、欧米並みの生活イメージにそれはマッチしていたのだろう。そういえばルノアールの代表的な絵の主題にもなっているが、ピアノのある生活というのが多くの家庭の夢だった。いずれにしろ、当時、フランス絵画というとまずルノワールの名前が [続きを読む]
  • 雪舟と宮本武蔵と水墨画 9/16~10/30 仙台市博物館
  • 展示が終わって大分時間が経ってしまったが、残り少なくなった今年の備忘録として書き留めておきたい。とりわけ心惹かれたのは雪舟作(拙宗等揚作)の「雪景山水図」と宮本武蔵作の「枯木翡翠図」だった。「雪景山水図」は、渡明後に描かれた雪舟の初期作品の一つと目されているが、周文流の約束事を踏襲して書いているのだろうが、リアルな風景として迫ってくる。事物と事物の間にある空間、不思議な奥行きが感ぜられるのはどうし [続きを読む]
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