小谷隆 さん プロフィール

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小谷隆さん: 小谷の250字
ハンドル名小谷隆 さん
ブログタイトル小谷の250字
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/kotani_plus/
サイト紹介文政治経済から芸能スポーツまで、物書き小谷隆が独自の視点で10年以上も綴ってきた250字コラム。
自由文圧倒的与党支持で愛国主義者。巨悪と非常識は許さない。人間が人間らしく生きるための知恵と勇気、そしてほっこりするようなウィットを描くコラム。2000年11月から1日も休まず連載。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供367回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2014/11/24 14:14

小谷隆 さんのブログ記事

  • 1985年の幸福
  •  1985年の秋、僕はキスする場所ばかり探していたように思う。女の子とデートするときはいつもそういう観点で場所を選んでいた。 彼女と腕を組んで公園を歩いていても、どこか人目から死角になる場所がないか、虎視眈々と周囲に注意を向けていた。まるで犯罪予備軍だ。 そしてそんな場所を見つけると、キョキョロあたりを見回して、人がいないと見るや目にも留まらぬ早業で彼女と唇を重ねた。それだけで軽く勃起したものだ。 そ [続きを読む]
  • 義援金と救援金
  •  歴史的な規模になった西日本の豪雨災害。遠い地ゆえ何もできないものの、心ばかりの寄付ぐらいはしたいと考える人も少なくないだろう。 スーパーやコンビニ、飲食店の店頭にも募金箱が設置されている。そこには義援金と書いてあったり、支援金と書いてあったり。実はその呼び名によってお金の行き先は違う。 義援金は被災者の方々に直接届けられる寄付金のこと。支援金は被災者を支援している団体を支えるための寄付金のことで [続きを読む]
  • 思い込みで勝つ
  •  人間、思い込みが大事だ。自分はこういう人間であると思い込んでいると、ほぼ間違いなくそういう人間になる。 ポジティブな意味だけでなく、ネガティブな意味でもそうなる。自分なんて駄目な人間だと思い込んでいたら、やはり駄目な人間になる。 意識したことは必ず潜在意識に落とし込まれる。そして潜在意識は忠実にそれを実現しようとする。反論もしなければ意地悪もしない。ただ意識から降りてきたものをそのまま受け取るの [続きを読む]
  • 中堅大学の嘘つき
  •  東京の中堅どころの大学が妙な広告を出している。ナントカ大学は裏切らない、と銘を打って。 ビジネスデザイン学科だのジャーナリズム学科だの、ネーミングは上手い。そこを出たらそういう職業に就けるかのようだ。 しかし新聞社も出版社もこのクラスの大学からはほとんど採用しない。過去にも実績はないし、おそらく今後もないだろう。しょせんメディアは学歴社会なのである。受験生はそんな現実を知るべくもない。 こんな詐 [続きを読む]
  • 顔でわかる
  •  時おり交番の「重要指名手配」のポスターを覗くことがある。ここしばらくは中身がほとんど変わっていない。重ねられた3枚のポスターのうち、最新の2枚では2人がまだ逃げている模様だ。 それにしても殺人犯というのは、いかにも人を殺めそうな顔をしているのは気のせいだろうか。殺人容疑というバッファーがかかっているゆえにそう見えるのか。 レベルは違うけれど、やはり企業の中で悪いことをしそうな顔は経験値でわかる。 [続きを読む]
  • カネカネカネ
  •  経営資源はヒトモノカネだと言われる。人材があって、商材やインフラがあって、それを支える金があって成り立つというのだけれど。これに「情報」という要素を加える場合もある。 しかし現実はどうか。人もモノも、そして情報さえも、金のある所に集まってくる。この世の何もかもが金の匂いには敏感だし、さらに金の側には吸引力がある。愛も買えれば夢も買える。地獄の沙汰も金次第なのだそうだし。 世の中やはり金。金など価 [続きを読む]
  • 音楽なのか名声なのか、それとも
  •  ネットを通じて知り合った音楽の仲間は数多い。いつしか音信の途絶えてしまった人もいれば、今もなおその活動をタイムライン上に投稿してくれる人もいる。 そういう人々ははっきりと二通りに分かれる。本当に音楽が好きでたまらなくて続けている人と、カネや名声が欲しいだけで足掻いている人。 好きで続けている人は何かにつけて清々しい。手放しで応援したくもなる。けれど名声という邪まな下心のある人は醜さを通り越して痛 [続きを読む]
  • 民怒り、雲は雑
  •  早すぎる梅雨明けといい、西日本の豪雨といい、今年の気象はどこかおかしい。気象に正常な姿なんてもともとないと言えばそれまでなのだけれど。 そういう眼で見ているせいか、雲の形までどこかいびつに映る。遠くに見える積乱雲が、例年に比べて雑な作りに見えるのだ。読んで字のごとく、積もって乱れる雲。ぐちゃぐちゃに乱れたその形は、そのまま大気の不安定さを物語る。 何ものかの怒りさえ感じる。八百万神か、はたまたゼ [続きを読む]
  • 雨がおかしい
  •  土砂降りとはこういうのを言うのだろう。雨粒の大きさからして違う。標高千メートルでは見たことがあるけれど、まさか東京にこんな雨が降るとは。 東京ではただの通り雨。しかしこんな雨が、いやおそらくはこれ以上の雨が何時間も振り続けた西日本では、川は溢れて山は崩れた。道路は寸断され、水も電気も止まり、生活インフラは完全に破壊されている。 砕くべき土くれもないコンクリートの東京。幸い今のところ何とかその形を [続きを読む]
  • 伝説を先取りすると
  •  麻原彰晃が処刑されたとの発表があったけれど、公安はこれで麻原が神格化されることを恐れているという。 教団が作りそうなストーリーなら容易に思いつく。 尊師は死刑台に立ったものの、床が落ちても術を使って浮遊し、死ぬことはなかった。 刑を執行しても死ななかった場合は戸籍を剥奪されて釈放されることになっている。 尊師は旅に出た。やがて信者のもとに帰ってくる。そのときまで頑張ろう。 と、こういう話だ。 そ [続きを読む]
  • 洗脳
  •  オウム事件を通じて、洗脳という言葉が広く知られるようになった。教祖の死刑でそんな言葉が改めてクローズアップされて、SNS上でもキーワードの上位を占めている。 みんな他人に向けて「あいつは洗脳されている」などと安易に評するのだけれど、そう言う当人こそ何かに洗脳されていることに気づいていないことが多い。そんな人に「あんたこそ」と指摘してみると、誰もが全身全霊で否定する。 洗脳というのは、洗脳されている [続きを読む]
  • オウム死刑の陰で
  •  麻原彰晃以下、オウムの死刑囚7人の刑が執行された。結審から12年、事件からは23年が経過している。遅すぎるといえば遅すぎる。 しかし、なぜ今だったのだろうか。思うにこの死刑囚たちの首は今の内閣が飛び道具として預かっていたのだろう。おそらくはこの日、何か国民に知らせたくないことが永田町で起こっている。オウム死刑の報は、事件の振り返りも合わせてかなりの報道の枠を奪う。本来きちんと報道されるべきものが隅に [続きを読む]
  • IQOSが不味くなる
  •  喫煙所、といっても加熱タバコ専用なのだけれど。大声で電話している30がらみの女性。聞きたくなくても聴こえてくるその話から、身内の披露宴に誰を呼ぶだの呼ばないだの、時おり怒りで顔を紅潮させながら話している。 それがなければ空調の音だけが響く静かな部屋。みんなここへ安らぎの時間を求めてやってくるのだ。 それを大きな声で、しかも聞いていて不愉快になるような話題をペラペラと。電話禁止とは書いてないけれど、 [続きを読む]
  • 夢の恋人
  •  記憶している限りでは9歳の頃が最初だったか。顔の見えない女の子に惹かれ、ものすごい切なさに包まれる、そんな夢。目覚めると、時には目尻にうっすらと涙を流していたこともある。 毎回、どんなシチュエーションだったかも憶えていない。ただただ印象と後味だけを残す夢。 キャストは常に変わる。彼女らは誰の象徴なのか。実在する人物はまず思い当たらないけれど、夢の中では狂おしいほど好きになってしまう。 そんな夢の恋 [続きを読む]
  • 遺伝子からの警告
  •  帰路のグリーン車。12席しかない狭いキャビンに入ると、デパートの1階のような匂いが立ち込めていた。 匂いの主と思しきは五十がらみながら肩まで大胆にはだけた女性。見た目はそこそこ美人でセクシーでエレガントなのだけれど、着ているものから持ち物まで、およそ僕の好みとは対極にある。 たぶんこの人の素の体臭は僕にとって耐え難い悪臭なのだろう。それをさらに僕の嫌いな類の香水で抑えているのだから始末に負えない。 [続きを読む]
  • インチキ冷風扇
  •  この猛暑のさなか、Facebookのタイムラインに現れた広告は「Air Cooler」なる代物。最新技術でどんな部屋も5分以内に涼しくすると打ち出しているものの、よく見たらただの冷風扇。水の気化熱を利用して冷風を出す仕組み。こんなの何十年も前から存在している。 そのサイトでは8999円。しかしネットではいろんな業者がいろんな商品名で同じものを売っていて、最安値は3千円台。卸値は2千円もしないのだろう。 オレオレ詐欺です [続きを読む]
  • 日本的でない何か
  •  おそらく西洋人からしてみれば日本人も中国人もない。ともに東洋人と一括りにされるだろう。けれど、我々日本人にはなぜか中国人がそれとわかる。 骨格の微妙な違いもさることながら、髪型がそうとう違うことにも最近気づいた。何しろ画一的なのである。一概に黒い短髪で、そしてバリエーションがものすごく少ない。 だから顔と髪型のマッチングがうまくいかない。明らかに少し長めにした方がいい人も等しく短髪で、明らかに似 [続きを読む]
  • にわか講釈はすまい
  •  サッカーW杯で下馬評を覆す日本チームの活躍に列島が沸き返っている。にわかファンの的外れな講釈がネットを騒がせ、純粋サッカーファンからのバッシングも絡んでSNSのタイムラインは大荒れだ。 こういう騒ぎに巻き込まれたくないので、僕はこの話題からは距離を置いている。何しろ僕は根っからの野球ファンだし、オフサイドのことだってきちんと説明できない。試合を観ていても、常に「野球でいうと何に相当するんだろ?」とい [続きを読む]
  • 6月では早すぎる
  •  関東甲信越地方は1951年の観測開始以降、最も早い梅雨明けを迎えた。6月中の梅雨明けは史上初。もちろんこれは気象庁が「梅雨明けしたとみられる」と、いつもの控えめな観測を発表したにすぎないのだけれど。 ただ、たとえ気象庁が何人かの有力な職員の反対を理由に梅雨明け宣言を渋ったとしても、空は万人に梅雨明けを実感させるほど雄弁だった。誰が見ても夏空なのである。 それにしても困った。梅雨が明けたらそこは真夏。 [続きを読む]
  • 1千億分の1
  •  いま目の前に見える世界は本当の世界ではない。それは本当の世界のごく一部のさらに一側面でしかないと知っておくべきである。 我々が「光」として受容しているのは電磁スペクトル全体の1000億分の1にも満たない。「光」の帯域だけで見ても、ミツバチの見る紫外線を含む世界や、ガラガラヘビの見る赤外線を含む世界を我々は見ることができないのである。 もしもあらゆる波長の電磁波を見ることができたら、世界はどんな色や形 [続きを読む]
  • 石石混交
  •  勘違い野郎ばかりだ。ネットの普及でそういう人種が増殖し、SNS上でさらに増えた。自称何々が多すぎる。玉石混交というよりは石だらけである。 もちろんこれは健全な民主主義社会の姿だと思う。誰もが堂々と何かを名乗れる社会。自称歌手、自称作家、自称アイドル。何を名乗ろうと勝手ではある。 ネットに活動を晒せば褒められもするけど、叩かれもする。出しっぱなしの自己満足になっていなければ、世の中の大きな物差しの中 [続きを読む]
  • 技能実習という詭弁
  •  日本は外国人の国内就労にかなり厳しい。にもかかわらずこれだけ外国人労働者がいるのは「技能実習」という制度があるからである。日本で技能を習得して自国の発展に役立ててもらうというのがその建前。しかしその実は外国人労働者の自由を奪うとんでもない制度なのだ。 来日する際には特定の企業1社に限定してビザが発行されるため、技能実習生は容易に職を変えられない。悪徳な雇用者であっても逃げられないのである。 技能 [続きを読む]
  • 箇条書きという逃げ
  •  報告書は箇条書きがベストだと言う人がいる。簡潔で余計な要素がないゆえにわかりやすいという。絶対に箇条書きしか受け付けない人もいるほどだ。 しかし個人的には箇条書きほどわかりにくいものはないと思っている。なぜなら、そうした書類ではたいてい要素と要素との間にあるべき因果関係が見えてこないからだ。 箇条書きなどと呼べば体裁はいいけれど、その実は単なる羅列でしかない。本当はそれぞれの事象が有機的なつなが [続きを読む]
  • ビニール傘という基準
  •  ちゃんとした人が好きだ。ちゃんとしているといっても定義は少し曖昧だけれど、自分の中に明確な見分けの基準だけはある。 何より身だしなみ。値段の高いものを身につけている必要はなけれど、靴の手入れが行き届いている人がいい。きちんとアイロンのかかった服を着ている人がいい。 もっとわかりやすい点で言うなら、ビニール傘を使わない人がいい。高級ブランドでなくても、色や模様のついた普通の傘を使う人がいい。 僕に [続きを読む]
  • 所得半減計画
  •  年収800万円でも子育てはキツイという趣旨の記事を読んだ。どのレベルのキツさなのか定かではないけれど、それが実感なのだろう。 世帯収入が足りないから子供の数が減る。これが世間の一般的な見方だ。しかし昔から貧乏子沢山と言われるように、むしろ収入の少ない家庭の方が子供の数が多いのはなぜか。 なまじ高学歴で収入が多いと人生の選択肢が増え、本人の自己実現が優先される。子供を産んで育てようという方にはエネル [続きを読む]