noritama さん プロフィール

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noritamaさん: ふんわりのんびり
ハンドル名noritama さん
ブログタイトルふんわりのんびり
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/nori_tama0141
サイト紹介文花より男子二次小説、類つくです。 類とつくしの恋物語。 悲哀、ほのぼの、でも最後はハピエンで!
自由文縁(えにし)&
命短し恋せよ乙女を投稿中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供173回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2014/12/03 07:35

noritama さんのブログ記事

  • ソメイヨシノ24
  • 司は滋と約束したメイプル東京の最上階にあるフランス料理店にいた。「司、お待たせ。」「おお、滋遅かったな?」「ドレス選んでたら時間が掛かっちゃった、ごめんね?似合うかしら?バレンチノの新作よ?」滋はその場をくるりとターンして司にドレスを披露している。司から誘われた事が嬉しくて滋は今日の為に、色々なブランド店を巡りこの新作のドレスを手に入れた。滋の美しい足のラインが出るから選んだドレスだ。オレンジ色の [続きを読む]
  • ソメイヨシノ23
  • 今夜は町内会の会合があり晴男は出掛けて留守だった。晴男が帰って来ないので心配をしていたら、行きつけの小料理屋花の里の女将さんから電話が掛かる。「あっ千恵子さん?花の里の幸子ですけど・・。」「あら、幸子さん?こんな時間にどうしたの、お店の忙しい時間でしょう?」「あのね、今夜目黒川町内会の会合の後に、町内会長や晴男さん達が来てくれて今、お店に居るんだけどね?珍しく晴男さんがどうも悪酔いしちゃったみたい [続きを読む]
  • ソメイヨシノ22
  • 類が帰った後、司はぼんやりと執務室で外を眺めていた。55階建ての高層ビルの最上階にある司の執務室、そこから見る眺めは素晴らしかった。類の去り際に言った言葉が耳に残る。司にはそうでも俺には違うだと?何が違うと言うんだお前も花沢の唯一の跡取りじゃねぇか?庶民とは住む世界が違うんだよ、類お前は何も分かっていないのか?どうせお前も、俺の様に家の為に親が選んだ女と一緒になるしかない運命なんだよ・・。分からない [続きを読む]
  • ソメイヨシノ21
  • 司は上機嫌で2時前にはちゃんと会社に戻って来た。玄関前の車寄せには秘書の西田が待っていた。「司様お帰りなさいませ。」「西田、お前こんな処で俺を待ち伏せか?時間通りに戻ると言っておいただろうが?俺を信じられねぇのか?」「いえ、わたしは花沢副社長のお出迎えでここに待機しております。」「ふーん、もう類が来る時間なのか?まだ2時前じゃねぇか?」「花沢様はいつも、時間には正確でお約束の5分前にはお見えになりま [続きを読む]
  • ソメイヨシノ20
  • 司は何故かつくしが、商店街の親父どもにヘラヘラと笑い顔で接しているのが気にくわないのである。別に自分の女でも何でも無いのに気にする必要なんか無いのに・・・。何故だかは分からない、分からないが‥許せない。苛々・・苛々・・。全く、本当に庶民の女って言うのは、誰彼構わず笑顔を振りまきやがって・・・。もう少し毅然とした態度は出来ねぇのか?あんなのがうちの秘書だったら・・即刻クビ決定だな。ふん、あの親父ども [続きを読む]
  • ソメイヨシノ19
  • あれから数日経ったと言うのに・・。あきらからも総二郎からも何の音沙汰もない。司は少し苛立っていた。いや、少しどころか大分苛々しているようである。その証拠に、1時間前に秘書が新しい灰皿に変えたばかりであるにも拘わらず司の執務室の灰皿はどれも吸い殻で一杯である。司の悪い癖である、煙草に火を付け1回か2回吸うと苛々して煙草を揉み消す。そしてまた、新しい煙草に手を出して火を付ける、だがそれも気付けば揉み消 [続きを読む]
  • ソメイヨシノ18
  • 牧野のお昼休みは交代でお昼ご飯を食べる。健ちゃんやお父さんは和菓子を作り始めるのが朝早いからお昼は皆より早めに食べる。今日のお昼ご飯担当はつくしである。賄い料理は今日はハヤシライスとサラダ。和子さんや健ちゃんも同じものを食べている。「お疲れ様、お父さん今日はハヤシライスだけど生卵どうする?」「あゝ1個入れてくれ。」晴男はハヤシライスに生卵を落として食べるのが大好きなのだ。健ちゃんとつくしは、ハヤシ [続きを読む]
  • ソメイヨシノ17
  • 翌朝、大量のチューリップに驚いたのはつくしの両親そして店のパートの和子さん、そして健ちゃんだった。「誰だよ、店に大量の花を持ち込んだのは?」「あら、まあ・・どうしたのこれ?」「女将さん、親父さん・・これここにあると邪魔なんですけど?」「でも綺麗ね?全部ピンクのチューリップかしら?女将さんこれ帰りに私貰って帰っていいかしら?」「和子さんそりゃこんなにあるからいいと思うけど、誰がこんな処に置いたのかし [続きを読む]
  • ソメイヨシノ16
  • 牧野家での楽しい夕食も済み、もう1番勝負だと夕飯の後片付けの間に晴男と類が仲良く将棋を指している。今日がお互い初対面だと言うのにまるで本物の息子と父親に見えなくも無い。とても不思議な光景につくしは不思議な感覚になる。類は前々から知っている人みたいに自然に打ち解けている・・・。時々晴男や類の笑い声が聞こえ将棋を打つ音が何故か耳に心地よくつくしも千恵子も自然と笑顔になる。「類さんって素敵な人じゃない? [続きを読む]
  • ソメイヨシノ15
  • 類と晴男が将棋を指してる間につくしと千恵子は夕食を作る。いつもなら、弟子の健ちゃんも一緒にご飯を食べるのだがこの日は、店の定休日で健ちゃんは実家の千葉に帰っている。つくしと千恵子はそのことをすっかり忘れていつものように4人分の食材を購入して来ていたから、類が来てくれた事は良かったといえば良かった。今夜の牧野家の夕食は和食。桜鯛のカルパッチョ梅肉添え鶏とレンコンのつくね肉じゃがタケノコご飯わかめとお [続きを読む]
  • ソメイヨシノ14
  • 類の部屋ふふっ、お粥美味しかったな。まきのって案外家庭的なんだ・・・。料理があんなに上手だなんて正直驚いた。それに盛り付けが上手でセンスあったな・・・。まきの、もう無事に家に着いたかな?やっぱり、俺も送って行くべきだったかな?俺の為に折角お粥を作ってくれたんだもん・・・。はな枝まで駄目とか言わなきゃな・・・。それにしても、あきらも総二郎もつくづくお節介だよね?あいつら・・何故まきのをここに連れて来 [続きを読む]
  • ソメイヨシノ13
  • 花沢の車の中でつくしは、今日の出来事を思い出し何故か笑いが込み上げて来る。ふふっ、初めてお邪魔したお宅でまさかお粥を作るとは思わなかったけどとても楽しかった。花沢類があんなに嬉しそうに私のお粥を全部食べてくれるなんて・・・。何だか幸せな気分だな〜。ペットに餌付けしてるみたい・・ふふっこんなこと言ったら花沢類怒るだろうな。内緒、内緒。私だけの秘密。でも花沢類って何だか子犬のようで、私の母性本能を擽る [続きを読む]
  • ソメイヨシノ12
  • 2人のバカップル振りを静かに見守る3人の姿が部屋のドアの隙間に見え隠れしている。帰る振りをした2人だったが、心配でそっとドアの隙間から覗いていたのだが。仲良しこよしの今の二人にはそんな事さえ気付けない。「なんだあの二人は・・。まるでバカップル。」「なんか、俺馬鹿馬鹿しくなってきた。」「あのお二人ともお声が大きいです。類様達に気付かれてしまいますよ?」「そうか、悪かった。ついあの姿見てたら愚痴が出ち [続きを読む]
  • ソメイヨシノ11
  • 類に熱が無いと聞いたつくしは安心したのかどうやってここからお暇しようかとソワソワと考えていた。それを、先に見抜いたあきらと総二郎の二人。伊達に今まで浮名を流して女遊びをして来た訳ではない。女の扱いには慣れている。「じゃあ、俺達はこれで失礼するから類はつくしちゃんにお粥を食べさせて貰ったら?」「あゝそうして貰えよ、じゃあ後はつくしちゃんに全部任せるからよろしくね?」「えっ、いいえ、私も一緒にお暇しま [続きを読む]
  • ソメイヨシノ10
  • つくしは自分がつくづく馬鹿だなと思った。正直にお粥作れますなんて言わなきゃ、こんな風に花沢類の邸に来ることも無かったのに・・いや最初から花沢の邸に来るのが今日の目的だったのだからこれで本当は正解なのではあるが・・・。武家屋敷風のお邸の入り口はずっと続くのではないかと思うほど長い庭が続いている。先を歩く二人は慣れているだろうが、つくしは初めての事で歩くのも覚束ないがどうにか二人に付いて歩く。ここに着 [続きを読む]
  • ソメイヨシノ9
  • 道明寺邸「タマさん久しぶり、お邪魔するよ?」「タマさん司は?」「これはこれは、西門の坊ちゃんに美作の坊ちゃんいらっしゃいませ。うちの坊ちゃんはお部屋でございますよ。帰って来るなり頭を抱えて何かあったようでございますねぇ〜。」「類と司、一体何があったんだ?」「花沢の坊ちゃんですか?またうちの坊ちゃんが何かしたんでしょうかね?あれは幼稚舎の頃、花沢の坊ちゃんのくまの縫いぐるみを壊した時と全く同じ顔でし [続きを読む]
  • ソメイヨシノ8
  • つくしは気が凄く重かった。F4の花沢類の邸は有名ですぐに分かったのだがチャイムを押す勇気はない。それはそうだ、頭ごなしに類を怒ってしまった手前どんな顔して逢えばいいのか分からない。邸の周りをうろつき、疲れてつくしは公園の横にあるオープンカフェで一先ず休む事にした。「いらっしゃいませ、何になさいますか?」「えっと紅茶とこの桜のシフォンケーキのセットお願いします。」「はい、畏まりました少々お待ちくださ [続きを読む]
  • ソメイヨシノ7
  • ムカつくムカつく・・・。あゝ気分が悪い。「健ちゃん、健ちゃん店の前に塩壺持ってきて頂戴。」「お嬢さん、塩なんか一体なんに使うんです?」「いいから、容器ごと頂戴!」つくしは大きな塩の壺を片手に持ち抱えて店の入り口に仁王立ちになり壺から塩を一掴みするとそれを思い切り投げつけるように2度、3度と撒いた。「うわ〜っ痛い・・・つぅ・・・・。」「あゝごめんなさい。人がいるとは思わなくて・・ああっ!花沢類。」「ま [続きを読む]
  • ソメイヨシノ5
  • 夕方類がつくしに昨日の夜の事を謝ろうと牧野の店の前にやって来た。暖簾を取り入れるのはいつもは、つくしの仕事の筈なのに今日は若い白衣姿の男が暖簾を取り入れた。まきの・・どうしたのかな?実は総二郎に和菓子屋牧野を紹介したのは類だった。昨日あれから、類のスマホのラインに総二郎達からラインが入ったのだ。つくしと別れた後、類は皆が待ってるホテルメイプル東京の最上階にある会員制のバーに来ていた。ここは道明寺ホ [続きを読む]
  • ソメイヨシノ6
  • 「あきら、本当にこの店なのか?」「あゝあそこに和菓子牧野って書いてるだろう?」「ふーん、あんな小さな店の娘か・・・。類も変な女と知り合ったな。」「司、なんで態々仕事休んでこんな場所まで俺を呼んだんだよ?」「あきら、タンポポだがつくしだが知らねぇが・・その女ここに呼んで来い。」「俺が?嫌だよ、類が怒るとすげー怖いからな?」「じゃあいい俺様が、ちょっとナシ付けて来る。」「ナシって・・司待てよ・・。」あ [続きを読む]
  • ソメイヨシノ4
  • 次の日。「つくし、あんた西門流のお邸って知ってる?」「お母さん、西門流って?まさかあの源さんがお茶を習ってるっていう表千家 西門流の事?」「そうよ、そこのお邸。」「そりゃ、目黒ではあんな大きなお邸は有名だもの知ってるけどそれがどうかしたの?」「それがね・・。あそこは代々お茶会やお茶のお稽古の時とか出入りの和菓子屋さんが決まってる筈なんだけどね?うちの、桜餅を300個届けて欲しいって電話で注文があっ [続きを読む]
  • 第五章 それぞれの幸せ62
  • ダニエルと桜子そして桜雅は、つくしのプライベートジェット機に乗りドイツに極秘に戻って居た。極秘に事が運べたのは、NYのケビン会長の力が動いていた。極秘に着陸した滑走路はケビン会長のものである。ビジネスに使うために、ドイツに飛行場を作ってあるのだ。飛行機を降り立った3人の前には、つくしの両親が待っていた。「おじ様、おば様。」「桜子ちゃん待ってたわ。」「やあ、桜子ちゃん久しぶりだね?」「紹介致します、 [続きを読む]
  • ソメイヨシノ3
  • 目黒川の桜祭りが始まった。夏頃には、新しい若木に植え替えられるから桜が定着する2年か3年は桜祭りは行われないらしい。あれから晴男も散々桜を切り倒す事には文句を言ってたが、幼馴染の武の事も考えて、いや忖度して反対するのはどうやら止めたようである。「よう、晴ちゃん悪かったな?」「武、なんだよ?悪かったっていうのはよぉ?」「いや、俺もさ本当言うと桜の事は反対だったけどよぉ、あのまま老齢化すると病気も心配だ [続きを読む]
  • 第五章 それぞれの幸せ61
  • エドモンドは若い頃から自分の価値を知ってる男だった。甘いマスクは年上のマダムに好まれる。エリーと長く付き合ってはいたが、エドモンドには10代の頃から他の女性達との大人の付き合いがあった。浮気と言うよりは寂しいマダム達を慰めるペットのようなものである。美しい男とのセックスは、寂しいマダムにとってはまるで麻薬の様に甘美であった。その上、エドモンドには女性を最高の気分にしてくれる素質があった。優しくされた [続きを読む]
  • ソメイヨシノ2
  • 目黒川商店街の桜祭りは3月の30日から4月3日まで行われる。だがその桜祭りも今年がどうやら見納めかもしれない。老齢化の進んだソメイヨシノを若木の桜に植え替える方針だと目黒地域で決まったのである。ソメイヨシノは病気にも弱いらしく、新しく植えるのはジンダイアケボノというソメイヨシノの開花時期が似ている桜らしい。今、各地では老齢化した桜の植え替えが行われている。日本の桜の代表だった、誰もが知っているソメイヨ [続きを読む]