底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌) さん プロフィール

  •  
底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌)さん: 底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌)
ハンドル名底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌) さん
ブログタイトル底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌)
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/ab165253
サイト紹介文短歌人の皆さんの歌を紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供66回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2015/01/02 09:14

底無しの夢(麻亜子の勝手に選歌) さんのブログ記事

  • 第十六回前川佐美雄賞 第二十六回ながらみ書房出版賞
  • 記事をあげるのが遅くなってしまいましたが、第十六回 前川佐美雄賞に、奥田亡羊さんの『男歌男』(短歌研究社2017年4月)第二十六回 ながらみ書房出版賞に、岩尾淳子歌集『岸』(ながらみ書房2017年6月)が受賞されました。また、2017年には、細溝洋子さんが『花片』(六花書林2016年10月)で第八回中日短歌大賞を受賞されています。奥田亡羊さんは私の第一歌集で栞文を書いていただき、批評会にも参加していただきました。細溝 [続きを読む]
  • 短歌人5月号「特集 短歌の極論Ⅰ 短歌は人生? それとも表現?」
  • GWも過ぎ、気がついたら2018年も3分の1が過ぎたことになります。まだまだ気候の変動も激しく、一度体調を壊すとなかなか立ち直れません。短歌人2018.5月号では、「短歌の極論Ⅰ 短歌は人生? それとも表現?」と銘打って二項対立型式で議論を展開する評論特集が組まれています。もちろん「人生派」か「表現派」かは「朝食はパンかライスか?」というように切り離して比較出来るものではなく、どちらも大切、あるいは「人生派であ [続きを読む]
  • 「短歌人」5月号掲載作品
  • 家に戻らな      三島 麻亜子ゆびさきを水のおもてに差しいれてやさしき春の鼓動に触れる観覧車降りきて夕の濃き影を地にかへすときふたりさびしいかたはらのひと立ち去りてカフェバーの椅子みな高き背もたれをもつおそすぎる反抗期のごと雛罌粟(コクリコ)はフニクリ・フニクラ 家に戻らな対岸はおぼろに見えてあたたかな水なのだらう浚渫船ゆく群を離(か)れ立てるシラサギ遠からず浚渫土より草は生(お)ひ初む夜の更けの蒼 [続きを読む]
  • 続・塚本邦雄 ミニシンポジウムのことなど
  • 4/11付けの当ブログ「「塚本邦雄展」図録」の記事の後、斎藤寛さんがmixiにてミニシンポジウムの折の、ご自身の発言を「塚本邦雄かく語りき」という記事にして公開されました。mixi会員ではない方でもごらんになれます。その中でも私は、(引用始め)一首の背後に【西欧の】文化を見通せるような…、というくだりに塚本という人の基本的なスタンスがよく出ているように思います。「東洋の」では駄目、「西欧」の方に価値があるんで [続きを読む]
  • 「塚本邦雄展」図録
  • 斎藤寛さんより、短歌人3月東京歌会研究会において、「前衛短歌」をテーマにミニシンポジウムが開催されたことを聞いていました。もう2年も前のことになりますが、日本現代詩歌文学館にて、(没後10年)塚本邦雄展(2016年3月19日〜2016年6月5日)が開催されていました。岩手県北上市という地理的な遠さゆえ、観覧は叶いませんでしたが、会期中に図録を購入しました。図録の目次はこちら。  【目次】  ご挨拶(館長 篠弘)  [続きを読む]
  • あの日の桜〜桜の歌会など
  • 郡上の桜というと例年は12日〜15日頃が満開となります。といっても南北に長い郡上では、順番に北上して4月末まで約一ヶ月ほど、いろいろな桜が楽しめます。今年は全国的に桜の開花が例年の一週間ほど早く、今週末に桜まつりなのにもう散ってしまったという地域も多いようです。郡上は昨日くらいから満開となっています。本日はあいにくの雨ですが……ということです。古今伝授の里・妙見の桜並木そして桜が咲くと懐かしく思い出す [続きを読む]
  • 「短歌人」4月号掲載作品「春のプロムナード」15首
  • 今号は「短歌人」2018年4月号作品特集「春のプロムナード」(15首)のほうに、出向しておりますので、お読みいただければ嬉しいです。行方知れずの春       三島 麻亜子ロロロッサ真白き皿に散らしつつ行方知れずの春を待ちをり鉢植ゑの芽吹きのいろのさまざまをつぶやけと言ふ朝の空気は呟きのすべを持たざるわれなれば身にはなやぎのシフォンを纏ふ五センチのヒールわが身に足してゆく薄日差したる駅までの道二度三度ふ [続きを読む]
  • 「短歌研究」4月号〜「ノベンタ」
  • 「短歌研究」4月号の特集は、「不思議な歌の国・名古屋の研究」第二部の小塩卓哉氏の論考「名古屋歌壇のディープな百年」を特に興味深く読みました。小塩氏は「中部日本歌人会」の場においても、「短歌会館」が、歌人の青木穠子(じょうこ)氏により作られ、名古屋市に寄付されたこと、また「中部日本歌人会」の初代委員長・浅野梨郷氏の業績について、折に触れ述べられてきました。まとまった論考として総合誌で読めることは、中 [続きを読む]
  • 『サントス港』佐藤モニカ詩集
  • 夏蝶を捕らへしごとく指先に今朝のアイシャドー少し残りて 佐藤モニカ『夏の領域』ブラジルにコーヒー飲めば思ふなりサントス港に降り立ちし祖父今日は歌集ではなく、佐藤モニカ詩集『サントス港』。詩集を買うのは本当に久しぶり。表紙の鳥たちの色調…というより表情が、どことなく「宮島張り子」のフクロウやシギ、チドリといった鳥たちに似ていて可愛いのです。サンパウロの貿易港サントス港。今年はブラジル日本移民110周年 [続きを読む]
  • 3月号より音楽の歌など
  • 今年の冬は雪も多く寒かったので、里でも山の陰にはところどころ雪が残っていますが、日当たりの良いところではつくしが顔を出し始めています。朝、晴れていて暖かくなるかと期待すると、さほどでもなくまた一枚上着を足したり…ウール混の服がまだまだ仕舞えない日々です。洋服が定まらないことも、外出を億劫にする原因かも!と思いつつ…桜の便りもちらほらです。亡き小高賢氏が、(知的な教養を読み手に強いる)人名の多さが、 [続きを読む]
  • 『汀の時』窪田政男第一歌集
  • ずっと読みたいと思っていましたが、ようやく読めました。何か論じたりということはしません。一首一首こころで感じとればよい歌集。そう、この歌集には「人生」と「詩」があります。そう、たとえば机のうえのノートにもはにかむような血の痕がある遠く降る雨の匂いと思うほど静かにそろう前髪があるサングラス外すことなき八月の焼かれし眼より伸びる蔓草たれのため頭(こうべ)を垂れるひまわりか黙礼ささげ夏を終えたりシュメー [続きを読む]
  • おしらせ
  • うた新聞2018年3月号5面「弥生作品集」に、「夜を匿ふ」5首を寄稿しています。お手元にありましたら是非お読みください。月刊「うた新聞」2018年3月号「夜を匿ふ」から一首。定刻にバス発ちしのちジル・ド・レの放恣のごとき夕映えの空  三島麻亜子昨年12月17日に開催された、短歌道場in古今伝授の里の「結果発表」のページに、「詠草一覧」(136首)が追加されています。(スクロールで下へ)12月23日の当ブログ掲載時に未使用 [続きを読む]
  • 「短歌人」3月号掲載作品
  • 二月点描        三島 麻亜子しづかなる窓にゆふべの雪積みて『薔薇祭』を未だ返せぬこころ雪に割るるあれは竹の音(ね)、はるかよりとどき目覚めん冬の湿りをあかつきを雪折れの竹鋭(と)くひびく 風は眠つてゐたのだらうかきさらぎのみえざるひかりに乾(ほ)されたる箸もて湯葉を掬ひあげたり冬の陽は高みを翔けて澄みとほるビル群の窓靡きあふなり溶けのこる雪のきらめきひとつ乗せやがて樹形を曝す水楢 タピオカを匙に [続きを読む]
  • Luc & Sallie Duretteのカレイドスコープ
  • 2月号で万華鏡(カレイドスコープ)の歌を詠みました。紹介するのを忘れていました。旅のお土産屋にある和紙の万華鏡ではありません(笑)アメリカの万華鏡作家、ルーク&サリー・デュレットのオイルタイプの万華鏡です。2000年から制作が始まった「Dazzleシリーズ」木製で軽く扱いやすい万華鏡です。短歌人に入会した頃、入手しました。明るいところで見るととても綺麗です。タブレットのレンズで撮ってみました。実際はもっと目 [続きを読む]
  • 雪国より
  • 節分を過ぎてなお、寒波は収まらないようで、福井や金沢が大変なことになっていますが、雪雲が流れ込み郡上北部もしばらく雪の影響が続くようです。そういう中、参加を決めた会には降雪、積雪の心配をしながら高速道路をひた走り時間をかけて出掛けるのが、雪深い地域の人間の詮方ないことなのですが、時間配分が押してしまい、批評をしていただけるはずの歌に言及がなかったり、「難しい一連」とだけされてしまうと、少し残念で哀 [続きを読む]
  • 「短歌人」2月号掲載作品
  • 白山(しらやま)の裾           三島 麻亜子万華鏡ひとつ廻してあざやかな藍のうらがは過去となしたりピンクソルト朝のひかりに翳しつつ狂ひはじめる遠近おもふたれ待ちてたれに待たれる旅の朝、白山(しらやま)の裾われは踏みたり歳月は身のうへを老い白山(しらやま)の裾よりほそき道はじまりぬ頂(いただき)へいそぐたれかれ緋にそまる山のはだへは死者のつめたさ踏み渡る朽ち葉の底ひ苦のひとつ終はりあらたな苦を呼び [続きを読む]
  • 『短歌道場in古今伝授の里』結果発表
  • 昨年の12月17日に行われた『短歌道場in古今伝授の里』の詳細が「結果発表」として、古今伝授の里フィールドミュージアムのHP上に、参加者・詠草一覧を含め公開されています。こちら→『短歌道場in古今伝授の里』結果発表短歌人からは遠方よりはるばる、三人の方の参加がありました。一首ずつ紹介しておきます。ふゆが来る ふゆとは肺を触ったり神社の砂利を鳴らしたりする  山本まとも迎えに行く あなたが夜の錨なら夜をもぐっ [続きを読む]
  • 2018年短歌人新年歌会
  • 1月14日、東京の学士会館で短歌人会の新年歌会が行われました。前日より上京。朝、郡上を発つときは雪はやんでいましたが、キッチンの布巾も凍みる氷点下の朝でした。今年は上野で「北斎とジャポニスム」展を観ましたが、想像以上に混んでいました。私が退館する頃には入場制限も…長い間、工事中だったJR東京駅前「丸の内駅前広場」がオープンしていました。さて、当日 詠草は107首。3名ばかり欠席。今年は第3ブロック(午前の部の最後)の、 [続きを読む]
  • 「短歌人」1月号掲載作品
  • こころ足らひて      三島 麻亜子石蕗をふれてはなれて破(や)れ蝶のすずしく憩ふ季は来にけりconfetti(コンフェッティ)いちまいほどの影まとひ秋のそこひをただよひし蝶木の椅子に忘れられたる双眼鏡、まだ見ぬ域を冥く透かしていちめんの末枯れりんだう地に伏しぬ聖セシリアの生きて老いなば昼さむき雨に肩より濡れてゐる新しき傘ひろげそこねて白萩は寄せかへす波うつくしき姉欲しと乞ひたるもまぼろし両の掌につつみて炎 [続きを読む]
  • 短歌道場in古今伝授の里 一般の部④
  • ③より続きます。あくまで私見であげています。ひんやりと充てがわれたる聴診器その医師だけが知る冬の聲  香村かな 「ひんやり」が「夏のアイスのような快い冷たさと感じる」という指摘も あったが、おおむね「冷気を感じるさま」という意味に取れるので、静謐な 良い歌だと思う。 「冬の聲」の「聲」が旧字で、老医師、小さな医院で あろう雰囲気が想像される。母さんに怒鳴られちゃった クワガタを前頭葉で飼ったのばれ [続きを読む]
  • 短歌道場in古今伝授の里 一般の部③
  • ②より続きます。審査担当以外の会場で出された歌もありますので、あくまで私見です。エミール・ガレの花器のおもてに垂りてゐる硝子細工の藤の花ぶさ  永山凌平 好きな歌。正岡子規の「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ…」を思わせる。 こちらはエミール・ガレでジャポニズムの様式。日本の意匠をそのままガラス製の 花器に転用しているが、あくまでモチーフの借用という表面上のこと。それが、 「…花器のおもてに垂りてゐ [続きを読む]
  • 短歌道場in古今伝授の里 一般の部②
  • 12月17日付けのこのブログの記事の「短歌道場in古今伝授の里 一般の部」は、この地方を代表する2紙の新聞にも写真入りで詳しく取り上げられ、感動のうちに幕を閉じた。とくに「感動のうちに」と言ったのは、郡上の「古今伝授の里」という特別な「場」の力も大きい。短歌に限らず、平安時代末期にさかのぼる「歌道伝授」の歴史の奥深さや、自然のロケーションは、イベントをする場所としては、与えるインパクトは大きい。逆に、地 [続きを読む]
  • 短歌道場in古今伝授の里 一般の部
  • 年の瀬も間近な極寒の郡上、雪景色の「古今伝授の里」。12月16日・17日は「短歌道場in古今伝授の里 一般の部」昨日より参加者の皆さんが郡上へ集結しています。そして今日17日は試合当日。早朝降った雪が少し積りましたので、どうなることかと心配しましたが、始まる前にはすでにやんでいます。場にふさわしいシチュエーションではないでしょうか。あらかじめ3〜5名1組のチームを組み、チーム内で方人(短歌をつくる人)と念人( [続きを読む]
  • 同人誌「餐」に・・・
  • 同人誌「餐」(代表 岡田恭子 年2回刊行)は、短歌人編集委員だった亡き大森益雄さんが、深く関わっておられた茨城県の歌人が中心の同人誌です。昨年の八月に「餐」主宰の小國勝男氏が逝去され、大森益雄さんもその五日後に67歳でお亡くなりになりました。もうあれから一年以上経つのです。その「餐」85号に、粟屋トクさんが拙歌集『水庭』の書評を書いて下さいました。もう刊行後3年が過ぎましたのに、まだこうして読んで下さっ [続きを読む]
  • 届いています。
  • 結社誌の校正作業も大方終えつつあります。一足早く1月号。自然と新鮮な気持ちになります。2〜3ヶ月前は、「蝉」の字をいくつ「?」に直したか…「?」「?」「?」…と唱えながら…そんなことをふと思い出しました。短歌人誌の作品はすべて新字体です。「蝉」は「?」、「繋」は「繫」etc…作品の推敲と同時に、辞書で今一度、漢字や送り仮名の確認をお願いします。それと同時に、手元に届いてから、直されている箇所の確認も大 [続きを読む]