こんちゃん さん プロフィール

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こんちゃんさん: 根なし草生活
ハンドル名こんちゃん さん
ブログタイトル根なし草生活
ブログURLhttp://motherland.hatenablog.com/
サイト紹介文社会教育、環境教育を専攻する北大生のブログ。山の生活、本屋さん、ゲストハウス、考えたこと。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供8回 / 9日(平均6.2回/週) - 参加 2015/01/02 14:00

こんちゃん さんのブログ記事

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  • 手が切れないカンナで土は削れない
  • 挽いたあと乾燥させたら、カンナで裏側を削ってかたちを整えたり軽くする。カンナは売っているが、つくることもできる。鉄の薄い板をグラインダーで削り、ペンチで少しずつ折り曲げ、やする。輪カンナは車のワイパーの中に入ってるものを曲げ、木の板に固定して銅線などでぐるぐる巻きにして仕上げる。刃も土によって削れていくので、こまめに研いでおくことがうつくしく削るには大切だ。学校には会議などの用事で土地の [続きを読む]
  • 行く道をつくる
  • 日本の陶芸には、いくつかの分野があるらしい。長らくは伝統工芸や茶陶が重要視され、その後にオブジェ、民藝、そして最近では生活工芸やクラフトが主流となりつつあるのかもしれない。年月を背負った高度で高価な美術品ではなく、それを破った無用のものではなく、名も知れぬひとがつくった用の美でもなく、ある人物がつくった背景や物語のあるうつわ。実用的でありながら美しさと個性を持ち、ひとびとの生活に潤いをもたらす [続きを読む]
  • 素焼きと結晶水
  • 朝、窯の栓をしにいくと、光が射していた。800℃での素焼きをするために、200℃まで3時間、そこから600℃まで4時間、800℃まで3時間、のように時間をかけて炉内の温度を上げていく。600℃あたりで、粘土の中の結晶に含まれる水分、結晶水がほとんど抜けるとされている。結晶水の抜ける600℃までは窯の中に水蒸気がもくもくと立ち込めることになる。窯の栓をはずしておいて、炉外に水蒸気を逃すのだ。結晶水が抜けたら [続きを読む]
  • テクスチャーと模様
  • モノは、かたちとその表面からできている。カタカナにすると、シルエットとテクスチャーからできている、と言えるかもしれない。テクスチャーには、要素が含まれている。手ざわり、色、模様、質感テクスチャーで構成されるかたちもあるだろう。つくりたいかたちに合うテクスチャーを見つける、またはテクスチャーに合うかたちを見つける。テクスチャーが目に見えて判別できるような大きさになると、それは模様と呼ばれ [続きを読む]
  • 薪窯のふしぎ
  • このお月さまは別々のものではなくて、ひとつのものの裏表だ。薪窯で焼成すると、火の通り道や火の当たり方、灰のかぶり方で色が変わる。釉薬はかけておらず、白土(若干の鉄分は含んでいる)の焼締なのだが、お月さまのような色合いになってほんとうにびっくりした。薪の灰と、もしかしたら埋め込んだ小さな水晶のかけらやホッチキスの針が関係しているのかもしれない。素焼きせず生の状態で入れたのだが、それも何かには関わ [続きを読む]
  • 鋳込でつくるマグカップを考える
  • 鋳込という技法がある。原型から石膏で外型をつくり、そこへ泥漿を流し込んでかたちにする。石膏は水を吸うので泥を流し込んで時間を置くと石膏と接する面に泥の壁みたいなのができるのだ。壁が適切な厚みになったら残りの泥は流してしまう。鋳込の技法は、ろくろではつくれない形、つくれたとしても時間がかかりすぎる形に向いている。同心円じゃなかったり表面に装飾があったりするものなど。そんな鋳込をつかってマグカ [続きを読む]
  • 土は焼かれて陶になる
  • 土はドベやヌタと呼ばれるどろどろねちょねちょの状態、生と呼ばれる粘土の状態、乾燥状態の三段階に区別できる。三段階は水分量のちがいだ。焼かないかぎりは、わりと自由に行き来できる。焼かれて陶器になると、土になるまでにはまた果てしない年月がかかる。地球はおおむかし、火の海だった。だから人間が焼き直すことなんてどうってことないのだ、と言い聞かせている。生のとき、それはとても存在感がある。乾燥して [続きを読む]
  • ひとりの途方のなさ
  • 日曜日、週の終わり、または休日の終わり、工房でアルバイトをさせてもらっている。8時間働いて、小皿12枚と中皿8枚のタタラ成形、4寸ボウル7個加飾しかできない。この一枚は、前の一枚よりうつくしくこの一枚は、前の一枚よりはやく正確にそうやって少しずつできるようになるしかないんだ。この前の土練りが完全に混ざっていないと指摘を受けた。目が一番大事目でたしかめること土練機にかける回数が重要 [続きを読む]
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