池波和彦 さん プロフィール

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池波和彦さん: 日本の酒場をゆく
ハンドル名池波和彦 さん
ブログタイトル日本の酒場をゆく
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/benn1112
サイト紹介文酒場行脚を生業に 日々放浪にして 放浪を極みとす「ブログではなく上級者向けの酒場案内“辞典”である」
自由文東へ西へ、旅を重ねていよいよ極めん酒場道。高知、札幌、そして東京下町で、今宵も高まる「さあ飲むぞ」気分。酔うほどに街の景色に自分がゆったりと馴染んでいく、その心地よさこそまさに酒場の醍醐味!暖簾のむこうに待つ至福のひとときを求めて、猫和彦は今日も往く。絶好調の全国酒場探訪記。
さらに全国から100軒のおすすめに限定した姉妹ブログ。
http://blogs.yahoo.co.jp/hojtgjn
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参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供559回 / 365日(平均10.7回/週) - 参加 2015/01/03 10:30

池波和彦 さんのブログ記事

  • 烏丸 Osteria Bastille
  • 家庭的な雰囲気のイタリアン×フレンチ料理店阪急京都線烏丸駅から歩くこと約5分、蛸薬師通に在るのがイタリアン×フレンチ料理店(Osteria Bastille)「オステリア・バスティーユ」。賑わいが店先へ溢れているので、すぐにわかる。狭いフロアの奥が厨房。この厨房で汗を流すシェフの料理に、連日、女性客が足繁く通う繁昌店。店の自慢は、イタリアン、フレンチという枠を超えた多様な料理の品々だ。とりわけ人気があるのは四種類か [続きを読む]
  • 烏丸 膳處漢ぽっちり
  • 名物サンラータンメンは必食阪急京都線烏丸駅から歩くこと約5分、錦小路通に(膳處漢ぽっちり)がある。接客の細やかさにも定評がある高級中華料理店だ。洋館造りの大暖簾をくぐると京町家「元呉服屋」をリノベーションした店内は広く、大人数の宴会も楽しめる造りとなっている。中年客が数人、皆ザラメを傍らに置き、紹興酒だ。おいらはビール、もう蒸し暑くてビールビールビール。ングングング……。うーい、今日は昼からよく飲ん [続きを読む]
  • 京都市役所前 鳳泉
  • 家族連れで賑わう広東料理店京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅から歩くこと約二分、河原町二条交差点の目と鼻の先、河原町通沿いに広東料理店(鳳泉)がある。夕方開店直後なのに家族連れがどんどん入ってゆく。地方の町には地元に愛されている中華料理店が一軒はあるが、ここもそうだ。麺類はヤキブタ入ソバ、カントンメン、エビカシワソバ、ヤキソバの四種類あり、地元の人はカントンメンにするんだろうなと思いつつ、つい旅心で [続きを読む]
  • 祇園四条 The Common One Bar Kyoto
  • 京都らしさを意識した実力オーセンティック・バー京阪本線祇園四条駅から歩くこと約5分、新橋通にあるオーセンティック・バー(The Common One Bar Kyoto)「ザ・コモン・ワン・バー・キョウト」は、町家造りが連なる美しい町並みにひっそりと佇む。何とも控えめな建物で見逃しがちだが“何生館”と書かれた看板が目印だ。京都のバーはへんに京都らしさを意識し、実力はさほど高くない。そんな京都で(The Common One Bar Kyoto)は、 [続きを読む]
  • 今出川 鳥岩楼
  • 親子丼が人気でいつも満員の鳥料理店京都市営地下鉄烏丸線今出川駅から歩くこと約二十分、五辻通にある(鳥岩楼)は、明治に祇園で創業、昭和二十年に西陣に移った鳥料理の老舗。交通の便はあまりよくない所だが昼十二時から二時までの親子丼が人気で開店前から行列の人気店だ。開店十分前に訪れると店先に行列ができている。その列十数名。タクシー運転手に案内されてきた観光客もいる。白い暖簾が上がり、列は中へ。百年以上という [続きを読む]
  • 京都市役所前 末廣
  • 老舗の絶品京寿司を肴に酒を飲む京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅から歩くこと約5分、寺町通に(末廣)がある。天保年間に寺町二条の地にて煮売屋として創業した京寿司の老舗だ。約200年、今も昔と変わらぬ京寿司の味を守り続けている。品書には「さばずし」「箱ずし」「いなりずし」「巻ずし」「ちらしずし」そして冬の「むしずし」など本物の京寿司がずらりと並ぶ。テイクアウトが中心で、晩ご飯として京寿司を買う主婦や観光客 [続きを読む]
  • 北野白梅町 ふた葉
  • 創業昭和四年の老舗うどん屋上七軒は織物の町・西陣の外れにある花街である。室町時代に北野天満宮再建の際に残った資材で七軒の茶店を建てた。これが上七軒の由来だ。東福電気鉄道北野線北野白梅町駅から歩くこと約十分、上七軒に(ふた葉)がある。ちょいと昼飯。上七軒の(ふた葉)は北野天満宮参拝を終えた観光客が訪れる人気のうどん屋だ。京都の夏はとても暑い。暑い日には「冷やし」に限る。届いた「冷やしきつね」はとてもおい [続きを読む]
  • 祇園四条 元禄
  • 祇園の会員制バーにふらり京阪本線祇園四条駅から歩くこと約2分、四条通に会員制バー(元禄)がある。(元禄)は前から気になっていた南座前の古色蒼然たる店だ。大正六年頃の開店で京都で最も古いバーと言われるが、会員制で容易には入れない。戦後はGHQの専用バーだったという話も聞く。あそこはバーだったのか。紹介を受けて(元禄)の重い扉を開けた。マダムと呼びたい老婦人と、深紅に閉じたビロードカーテンの奥の小カウンターと赤 [続きを読む]
  • 北野白梅町 静香
  • 西陣の老舗喫茶店の魅力京都好き。日本人はみんなそうです。とりわけ関東の人はみやびな千年の都に憧れる。アメリカ人がパリに憧れるように。「シュルブプレ」「OH!ワンダフル」。「おいでやす」「イカスじゃん!」。もうしょうがないですね。てなわけで今回は新京都探訪。東福電気鉄道北野線北野白梅町駅から歩くこと約15分、千本今出川交差点の近くに喫茶店(静香)がある。西陣の織物が盛んだった頃は、旦那衆が芸妓さんとの待ち合 [続きを読む]
  • 敦賀 八新
  • 若狭路の小酒場のウマいアテ芭蕉は敦賀湾に浮かぶ月を詠もうとここまで来た。JR北陸本線敦賀駅から歩くこと約13分、氣比神宮近くの飲み屋街に(八新)がある。カウンターには、枝豆、山いも、いか煮付、赤つるむらさき、などなどの大鉢が並ぶ。「これだけあると迷うね」「ははは、なんでもどうぞ」白髪交じりの主人は、大作りの顔が十二神将の誰かに似るようだが、笑うと愛嬌がある。「いか煮付」はイカと柚子胡椒がよく合って、家で [続きを読む]
  • 米子 陣屋
  • 主人との米子談義が酒の肴JR山陰本線米子駅から歩くこと約15分、尾高町の飲み屋街に大衆酒場(陣屋)がある。創業は昭和52年。さほど広くない店内は、カウンターと小上がりからなる明確な造り。カウンターに並ぶ大皿料理がすばらしい。品書きはないが、見えているものを指差して選ぶのはいちばん安心だ。家庭的な「肉じゃが」は傑作。自家製の「ポテトサラダ」は定番。ウナギとキュウリの「酢の物」は上品だ。名物「鶏もつ煮」は濃い [続きを読む]
  • 米子 両国鮨支店
  • 一流寿司屋の味と人情米子でたいへん優れた寿司屋を紹介しよう。JR山陰本線米子駅から歩くこと約13分、朝日町の飲み屋街に(両国鮨支店)がある。本店は、無い。カウンターのガラスケースにぴかぴかの魚が詰まる。魚の輝きを見れば並の店ではないとわかってくる。主人は、魚の目利きには確かな経験と才能を持つ職人だ。境港港に水揚げされた旬の本当においしい魚だけを厳選する。シャリは創業以来炭火で炊き上げており、米の本来持つ [続きを読む]
  • 秋田 江戸中
  • 絶品“におさく”のおでんの味JR羽越本線秋田駅から歩くこと約17分、川反通りに老舗おでん酒場(江戸中)がある。気鋭の飲食店が雑多に建ち並ぶなか、店は時計の針を止めてしまったかのような風情。渋い褐色を帯びた壁や年季の入ったおでん鍋、そして棚にはだるま……。聞けば、昭和6年創業と秋田のおでん屋では最古参。建物もほとんど手を加えることなく現在に至るという。目の前のおでん鍋を眺め、さて何にしようかと思案する至福 [続きを読む]
  • 秋田 宮本 川反店
  • 東北の横丁の小酒場の魅力JR羽越本線秋田駅から歩くこと約18分、千秋小路に焼き鳥酒場(宮本 川反店)がある。焼き鳥に燗酒もいいかな。通は夏も燗酒さ。クイー……。さて何にしようかと品書を見た。品書にハタハタ焼900円がある。酒は飲み飽きない新潟の銘酒「久保田」。届いたハタハタ焼は大きく、ちびちびやるのに絶好だ。これに応える酒の燗具合のよさ。銘酒居酒屋でいろんな酒を試すのも楽しいが、お決まりの酒に身を委ね、盃を [続きを読む]
  • 三ノ宮 酒肆 大関
  • 東門街に名大衆居酒屋ありJR東海道本線三ノ宮駅から歩くこと約五分、東門街に(酒肆 大関)がある。店内は明るく、パァーッと賑やかという感じだ。カウンター机がコの字に畳を囲み、中央に堂々たる炉がある。炉には差し渡し一メートル余の、荒目大網がかかり、美人のお姉さんが端座し焼方をつとめる。働くのは気さくはおばさん数人。「燗酒ね」「はい」クイー……。燗酒が五臓六腑にしみこんでゆく。紅さけ、するめ、焼なすび等の焼 [続きを読む]
  • 三ノ宮 鮨 八代
  • 回転寿司に行くべからずJR東海道本線三ノ宮駅から歩くこと約四分、通称裏東門街の中ほどの雑居ビル一階に(鮨 八代)がある。白木板を巧みに使う店内は、あまりカネはかかっていないようだが、間接照明のセンスもよく、落ちついた居心地だ。(鮨 八代)は、三ノ宮で働くサラリーマンにとって心強い寿司屋。なんと酒と一品料理を除いたすべてのにぎり寿司が一皿二貫三百円均一。マグロはもちろん、ウニや赤貝も当然三百円。マグロトロ、 [続きを読む]
  • 青森 ことぶきや
  • 家族の津軽三味線演奏が楽しめる居酒屋JR奥羽本線青森駅から歩くこと約五分、第三新興街の近くに津軽三味線ライブの居酒屋(ことぶきや)がある。店の奥がステージで、背景が天井まで豪快に届く。今は演奏準備らしい。一杯やって演奏を待とう。この店は品書きが一切ない。つまり、ここは演奏料金込みの料理をコース仕立てで楽しませてくれる店なのだ。六品で五千円飲み物別。しばらくすると息子さんが来てステージに上がった。料理を [続きを読む]
  • 中央弘前 名曲&珈琲 ひまわり
  • 弘前の朝のショパン弘南鉄道大鰐線中央弘前駅から歩くこと約三分、青森県道三号弘前岳鰺ヶ沢線から一本入った路地にある喫茶店(名曲&珈琲 ひまわり)は二階吹き抜けが山荘風の懐かしい名曲喫茶。ショパンのポロネーズが朝の耳に心地よい。来る途中の「日本聖公会・弘前昇天教会」は大正九年、ジェームス・ガーディナー設計のゴシック様式で、赤煉瓦が朝日に映えて美しかった。弘前はモダンな町だ。隣の五所川原【旧金木町】に生まれ [続きを読む]
  • 中央弘前 和
  • 明けっぴろげなおかみさんが楽しい居酒屋弘南鉄道大鰐線中央弘前駅から歩くこと約8分、弘前公園近くの路地に居酒屋(和)がある。「いらっしゃい」女性二人の店で、明けっぴろげなおかみさんが元気に迎えてくれた。豊盃「ん」の燗酒を頼み、黒板を見た。おすすめが書かれた黒板に、本ししゃも、えだ豆、ホッケ生干し……。皆500〜600円だ。思案の挙句、天然ホヤとみず時価にした。天然のホヤがうまい。豊かな磯の香りが口の中にひろ [続きを読む]
  • 中央弘前 万茶ン
  • 東北最古の喫茶店の太宰ブレンド弘南鉄道大鰐線中央弘前駅から歩くこと約5分、かくみ小路にある(万茶ン)は昭和4年開業の東北最古の喫茶店で太宰治がよく通った。古いシャンデリアのさがる洋室は落ち着き、半袖半ズボンに下駄ばきの太宰が学生服の男と並ぶ写真が、さりげなく置かれ、石坂洋次郎の色紙もある。飾り気ない白カップのコーヒー「太宰ブレンド・昭和の珈琲」は、北国の文学が香るようだ。ねぷたの熱気、洋館建設の進取、 [続きを読む]
  • 松山市 鯛や
  • 愛媛の地酒と瀬戸内の魚に酔いしれるホテルに帰る道すがら、二番町の割烹居酒屋(鯛や)に入った。「こんちわ」「いらっしゃいませ」若い板前はにこにこ顔が魅力だ。ここは料理もいいが、酒がすごい。寸評つきの愛媛の地酒の品書は圧倒的で、その数十三。少しでも愛媛の地酒を知る人なら、よくぞ注目の精鋭ばかりを集めたと感嘆まちがいなく、東京にもこれだけの店はない。カウンターはさながら愛媛の地酒の利き酒コーナー。では、地 [続きを読む]
  • 松山市 NOBU
  • おつまみメニューも豊富なダイニングバー松山で二日間酒を飲んだ。古きよき店がなくなっていたのは淋しくさせたが、新しい店もたくさん知った。温暖な気候、温泉、文学。変わらない松山にも変化は起きている。伝統を守りながらもフレッシュな若い人の息吹きをあちこちに感じた。「がんばっていきましょい」松山東高校には伝統の掛け声の石碑が立つという。伊予鉄道城南線大街道電停から歩くこと約五分、大街道のアーケード商店街か [続きを読む]
  • 松山市 旬処さかな
  • 松山の望郷酒場で酒を飲む伊予鉄道城南線勝山町電停から歩くこと約3分、二番町の飲み屋街に(旬処さかな)がある。夫婦で賄う小酒場だ。おふくろはいないが主人の「おふくろの味」で松山単身赴任族の頼りにするところ。夏ならばここで「アスパラのバター炒め」だ。食べ応えあるアスパラは塩をひとふりしてバターで炒めればそれだけで充分。素材本来の旨みがジワジワと引き出され、恰好の酒のあてへと変身していくのである。「お仕事 [続きを読む]
  • 松山市 ひめいちえ
  • 瀬戸内の魚貝と地酒が楽しめる居酒屋伊予鉄道城南線勝山町電停から歩くこと約3分、三番町の飲み屋街に(ひめいちえ)がある。70名を超えるキャパシティの大箱ながら、カウンターで一人酒も楽しめる居酒屋だ。白木の清潔なカウンターに白衣の若い料理人の胸板が厚い。酒の品書を見ると松山で飲みたいと考えていた愛媛の地酒がそろっている。梅錦、山丹正宗、小富士、初雪盃、石鎚……。思案の挙句まず今治の地酒、山丹正宗にした。ク [続きを読む]
  • 東梅田 島国
  • 焼酎に力を入れる実力居酒屋Osaka Metro谷町線東梅田駅から歩くこと約3分、お初天神裏の飲み屋街は夕方になれば、ひっそりと居酒屋の灯がともる。その中に何気なくある居酒屋が(島国)だ。周りは小さな居酒屋やバーや小料理屋がぎっしりで、このあたりはまだまだ個人経営の店が多く、古い大阪の雰囲気を残している。何気ないといっても連日満員の人気店だ。それゆえ、ここの肴は素晴らしい。なにしろ東京に比べて関西は料理の水準が [続きを読む]