Shoso さん プロフィール

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Shosoさん: Shoso Shimbo
ハンドル名Shoso さん
ブログタイトルShoso Shimbo
ブログURLhttp://ikebana-shoso.blogspot.com.au
サイト紹介文オーストラリア、メルボルンで活動する華道家、新保逍滄の新ブログ。作品紹介、華道論、エッセイなど。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供45回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2015/01/22 15:50

Shoso さんのブログ記事

  • 役者脱落宣言
  • 前回のポストで私が好きなLove Actually について書いたところ、思いついたことがあります。私が役者への夢を完全に諦めた出来事。役者になろうなどと本気で思ったことはないのですが、オーディションに来ないかと声をかけられ、出かけて行ったことは3、4回あります。なかなかギャラがよろしかったのです。しかし、その最後のオーディションでのこと。最後というのは、もう2度とオーディションへなど行くことはないでしょうから [続きを読む]
  • Love Actually 礼賛
  • 私は映画はあまり見ません。DVDコレクションも20本も持っていないでしょう。(もっとも最近、これらに加え、「男はつらいよ」全巻取り揃えましたが)それでも幾つかの作品は、年に1回くらい繰り返し見ています。その一つは、Love Actually。日本でどのような評価がされているのかと思って、幾つか映画評を読んでみました。共感できる映画評がありませんでした。この作品はとてもおしゃれです。成熟した、大人のコメディ。これを [続きを読む]
  • 外国人に生け花を教える難しさ
  • 以前、「生け花上達のコツ」ということで書き出したところ、外国人に生け花を教える難しさ、
    という話に変わっていったのでした。今回はその話の続きです。https://ikebana-shoso.blogspot.com.au/2017/0
    2/blog-post_8.htmlhttps://ikebana-shoso.blogspot.com/2017/08/blog-post_9.htmlhttps://ikebana-shoso.blogspot.com/2017/08/blog-post_
    13.html草月流の場合、5冊教科書があり、1、2冊目は基本型、以後、自由花ということ [続きを読む]
  • 2018年 生け花ギャラリー賞
  • 2018年度の生け花ギャラリー賞が発表になりました。https://ikebanaaustralia.blogspot.com/2018/08/ikebana-gallery-award-2018.htmlご察しいただけるように、このプロジェクト運営はなかなか時間がかかります。生徒作品ということで、まだまだ不十分な作品が多いのですが、それでも生徒にとっては数万人の方々に自作を見てもらえる機会となる、さらに国際レベルの審査員(日本で最も著名な美術館長、兵庫県立美術館長蓑豊先 [続きを読む]
  • 生け花ギャラリー賞決勝進出の条件
  • 私たちの主催する2018年度生け花ギャラリー賞の準決勝15作品が7月に発表になりました。この15作品は過去1年間に生け花ギャラリー・facebook に投稿された作品から選ばれます。選ぶのは生け花ギャラリー賞委員会メンバー。全員師範を有する生け花教師。世界各地の先生がボランティアで協力して下さっています。そしてこの中から5作品が決勝進出です。私たちの審査員の先生方に送り、審査していただくのです。この5作品 [続きを読む]
  • ワークショップの目的
  • Ikebana WorkshopsShoso Shimbo and his students conduct Ikebana workshops at a special price.Book early. Number of tickets are limi
    ted.When: 7 October 2018Where: Breakfast Parlour, Abbotsford Convent, Melbourne$35Details先に、生け花教師には技術指
    導だけでなく、指導力指導も必要ではないか、と書きました。https://ikebana-shoso.blogspot.com/2018/07/blog
    -post.html指導力のない生け花教師に将来はありません( [続きを読む]
  • 2018年度生け花ギャラリー賞準決勝
  • 恒例の生け花ギャラリー賞、準決勝進出作品が発表となりました。ぜひご覧ください。https://ikebanaaustralia.blogspot.com/2018/07/semi-finalists-for-ikebana-gallery.htmlFacebookは以下になります。人気投票も受け付けていますので、よければご参加ください。https://www.facebook.com/IkebanaGallery/この賞創設の意図についてはあちこちで書いています。https://ikebana-shoso.blogspot.com/2018/05/blog-post_28.html最大 [続きを読む]
  • 一日一華:守れない締め切り?
  • 私は締め切りを破ったことがほとんどないと思います。確かに、人生後半ともなれば、締め切りをうっかり忘れていたとか、体調不調でお手上げ、ということは何回かあったと思います。ただ、自分がきちんと意識した場合、不思議とやり遂げているのです。原稿依頼の締め切り、彫刻制作の締め切り、などなど。時々、よく間に合ったなあと自分でも感心することがあります。周りの人たちにもよく感心されています。「だめだあ、時間ねえ」 [続きを読む]
  • 一日一華:再び新書について
  • 先に、「最近、新書は劣化したのではないか」などと書きました。https://ikebana-shoso.blogspot.com/2018/05/blog-post_21.htmlところが早速前言撤回。神道について知りたくて、買った2冊が面白かったのです。「神道とは何か」伊藤聡、中公新書「神道・儒教・仏教」森和也、ちくま新書もちろん、神道はとても奥深いもので、ほんの数冊読んで何かがわかってくるというものではないのです。ただ、禅宗の思想があまりに神道に似てい [続きを読む]
  • 生け花とコンクール(2):グーグル翻訳を訂正
  • 先に投稿した記事にグーグルで翻訳した「生け花とコンクール」についての文章を載せていました。あのままではやはり意味不明のところがあります。以下で最低限の訂正をしておきます。https://ikebana-shoso.blogspot.com/2018/06/blog-post_38.html「私たちはIkebana Gallery Award(IGA)を宣伝しようとしていますが、 "私たちの主人 マスター(あるいは)先生はIkebanaを裁かれる は審査されるべきではないと言った" "なぜ競争 [続きを読む]
  • 生け花研究入門:神道の方へ(2)
  • 日本文化史上の生け花の位置付けについてとても分かりやすい講義を見つけました。筑波大学名誉教授、今井雅治先生の日本語学習者向けの講義ですが、外国の方に日本文化、生け花を紹介しなければいけないという方にもとても役立ちます。https://jfcairo.wordpress.com/2013/01/06/ikebana/この講義の中で私が関心を持った点はたくさんあります。私の話の出発点として都合がいいので、おいおい説明していきます。まず、生け花と西洋 [続きを読む]
  • パニック・アタック攻略法
  • もう1年ほど前になりますが、自分にはパニック・アタックの症状があるのではないかと書いたことがあります。https://ikebana-shoso.blogspot.com/2017/11/blog-post_6.html今年の四月に日本、ヨーロッパを5週間ほど旅行しました。仕事とホリデーを兼ねたもので楽しみにしていましたが、最も心配したのは飛行機内でのパニック・アタック。長い旅ですから。あの症状が出ると、気持ち悪さ、苦しさは耐えがたい。呼吸困難に加え、機 [続きを読む]
  • 生け花コンクール:ここまで来たか、グーグル翻訳
  • グーグルの翻訳がすごいということを最近、よく聞きます。私は英語でもよく記事やら雑文やらを書きます。しかし、それをグーグルを使って訳すということをしたことがありません。ちょっと、実験してみたくなりました。最近、生け花コンクールについて書いた英文の雑文は以下です。http://www.shoso.com.au/2018/06/ikebana-competition.htmlこれをグーグルで訳すと以下になります。「私たちはIkebana Gallery Award(IGA)を宣伝し [続きを読む]
  • 神道の方へ(1)
  • 自然破壊、環境汚染にはなかなか有効な手立てが出てこないまま、地球は危機的な状況へと向かっています。この現代の危機は、現代人の精神の危機と対応しているのではないか。特に、主要な宗教が死生観、ことに死に対して有効な回答を提示しえていないということと関係があるように思えます。私がそう考えるのには理由があります。が、この話は長くなりそうなので、またの機会に続きます。 [続きを読む]
  • フェイク・マスターズ
  • 海外の生け花の世界には独特のものがあります。そのうちの一つは、私が勝手にフェイク・マスターズと呼んでいる方々の存在。フェイクですから、偽物。ちょっと失礼ですから明言はしません。マスターというからには、生け花で言えば家元とか、師範とかいろいろな言い方がありますが、要するに大家ですね。その真似をしている人が多いのです。その方々の言動には、なかなか面白いものがあります。私はそのモデルはどこにあるのだろう [続きを読む]
  • 生け花ギャラリー賞について(3)
  • お知らせ:この度、Ikebana Gallery Awardでは蓑豊先生(兵庫県立美術館館長、金沢21世紀美術特任館長、大阪市立美術館名誉館長)に審査員としてご協力いただくことになりました。蓑先生は日本を代表する美術館長として国際的にご活躍中です。「超美術館革命」(角川新書)他著書多数。https://www.artm.pref.hyogo.jp/ 先生の芸術に対するご見識の高さを審査結果に反映させていただけることでしょう。私どもは今後ともより多く [続きを読む]
  • 一日一華:新書について
  • 最近1年くらいについてですが、私の読書は多分80%くらいが英文。ほとんど学術関連です。20%くらいが日本語。その約半分(つまり10%くらい)が小説などの娯楽としての読書、そして、他の半分が日本語での学術書。日本語の学術書は、私の論文に使えるものが限られているため、結果的に新書が多くなっています。新書というのは、私にとっては学生時代から特別なものです。学生時代の友人と読んだ新書の冊数を競争したことも [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考 第70回(最終回)
  • 江戸後期、明治大正期にそれぞれいけばなブームが起こったという話でした。前者では生花(せいか)という単純化されたいけばなが目玉商品であり、後者では盛花という一層手軽に生け花を活けられる様式が目玉商品でした。さて、3回目のいけばなブームが起こるのは戦後。そのブームの中心にいたのが草月流創始者、勅使川原蒼風。蒼風は従来の生け花を様々に批判していきますが、特に、模倣という一つの指導方法を否定していきます。 [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考 第69回
  • p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; font: 11.0px Helvetica; -webkit-text-stroke: #000000} span.s1 {font-kerning: none}  日本史上の生け花ブームは社会・文化現象。その歴史を調べることで、日本社会もよりよく理解できます。より深く研究しようという方が出てきたら嬉しいですね。また、ブームの研究は即ちヒット商品の研究。成功のコツは世間のニーズをつかんで、革新的で魅力ある商品を提供すること、これが教訓で [続きを読む]
  • 21世紀的生け花考 第68回
  •  今回は明治・大正期の生け花ブームについて考えてみましょう。ブームとは複数の要因が重なって起こるもの。単純には説明ができません。まず、分かっていることはこのブームを支えたのは若い女性であったということ。明治女性は生け花に何を求めたのか。女性と社会の関係から考えていくといいでしょう。しかし、未開の研究領域という感じがします。明快な説明には出会っていませんので、以下は私の仮説です。 不明なのは生け花ブ [続きを読む]
  • 一日一華:生け花と存続可能性
  • 今年初めて我が家の庭に植えたフウセンカズラがよく育ってくれました。庭のブーゲンビリアと取り合わせ。ガラス花器は生徒さんから頂いたもの。さて、環境芸術についての発表が迫っています。テーマは存続可能性と美学。生け花との関連、などなど。さんざん言われ続けていることですが、現代西洋文明は特に環境問題において、存続不可能な状況。その発展モデル、知の方法とも危機的です。その根源は何か。産業革命、植民地主義、君 [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考:第67回
  •  生け花の現状、将来の課題を探ろうと大上段に構えています。まず、生け花の歴史を簡単におさらいしておきましょう。簡略な華道史は何度かここで話していますが、今回はまた別の角度から。今回は生け花ブームに焦点を当てて、その成功の要諦を探ってみます。 華道史上、重要なブームは江戸時代後期、明治期、戦後と3回起こっています。室町時代、立て花が生まれ、立華に発展。江戸時代初期に立華が大成。この辺りまでは生け花は [続きを読む]
  • 一日一華:写真花の難しさ
  • 生け花の写真は難しいなあと、よく思いますが、この作品など、その典型的な例。奥行きがなくなるのです。前後にかなり広がっている作品ですが、写真では前後の広がりがほとんど感じられません。元の生け花作品の味が半減した感じがします。そうしたことも考慮して写真花に臨むといいのでしょう。 [続きを読む]
  • 21世紀的いけ花考:第66回
  •  西洋芸術のモダニズムの影響を受け、日本の生け花は大きく変わっていきました。その影響は現在まで続いています。昭和初めの生け花改革運動は、従来の生け花の何を改革しようとしていたのでしょう? 15世紀、立て花の成立から始まった生け花、そのすべてを否定し、まったく新しい生け花を提唱しようとしたのではありません。では、何を否定したのか?この運動に関わっていた人々の間でもこの点で合意があったのか、よく分かり [続きを読む]