蒼生 さん プロフィール

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蒼生さん: I Love Rock 'N Roll
ハンドル名蒼生 さん
ブログタイトルI Love Rock 'N Roll
ブログURLhttp://aimotososei.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナルBL小説(中長編) 完結六本 毎週、月・水・金曜、夜九時更新
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供173回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2015/02/08 02:37

蒼生 さんのブログ記事

  • 経過報告 その三
  • 毎度、妄想屋でございます。前回の報告から一ヶ月経ってしまいました。が、しかし、一向に事態は進展しておりません。忘れられてるんだろうなぁと思いつつ、体調が落ち着かないので公開もままなりません。重ね重ね、申し訳ありませんが、本人の体調が改善するまで、お待ちください。地震・台風・大雨・酷暑...皆様方は、ご無事でしょうか?こちらは、本人以外は特に問題は生じておりません。皆様のご健康をお祈りしています。に [続きを読む]
  • 経過報告 そのニ
  • 毎度、妄想屋でございます。本日、検査結果が出たのですが、体調は戻ってきたものの、肝臓の数値は、まだ回復しておりませんでした(泣)薬を変えてから、まだ一ヶ月弱なので、もう少し様子を見ようとのことでした。今月中旬〜月末に検査して、その結果が良ければ、手術予定を組むそうです。待っていただいている方には申し訳ないですが、もうしばらくの間、おやすみさせていただきます。ぼーっとしてる間に話を考えたりはするのです [続きを読む]
  • 経過報告 その一
  • 毎度、妄想屋でございます。さて、前回のお知らせで書きましたが、当初の予定では、「来週頭に総合病院に入院、術前検査をクリア後に手術を受ける」はずでした。ところが、かかりつけ医から紹介状を持って、総合病院で手術・入院のスケジュール調整を行おうとしたところ、初っ端にやった血液検査で異常が見つかりました。持病をいくつか抱えているので、最低でも二ヶ月に一度は血液検査をしています。しかし、今回の異様な激変で、 [続きを読む]
  • お知らせ 20180601
  • 毎度、妄想屋でございます。さて、本来なら、今晩は「Time After Time」の続きをアップしなければならないんですが。度々のことで、本当に申し訳ないですが、しばらくお休みさせていただきます。本日、定期検診の結果が出まして。体内に抱えている腫瘍のうち、二つを切除することと相成りました。悪性に変化しているわけではありませんので、ご心配なく。大きくなりすぎて、日常生活に支障をきたすようになってしまったので、まだ [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 12   冬威
  • 目覚めたのは、朝の九時。隣の伊織は、半分起きてぼーっとしているようだ。抱き寄せると、もぞもぞしながらも頬にキスしてきた。「おはよう。そろそろ起きなきゃと思ってたら、君も目が覚めたね。 軽くシャワーでも浴びようか」「シャワーより湯船で温まった方がいいよ。 俺、溜めてくるから、少し待ってて」部屋着に着替えて、リビングに行くと、風呂上がりの洋一がいた。「おはようございます。風呂は、洗って溜めてるとこです [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 11   幸宏
  • 「じゃあ、年寄りは先に寝るね。 幸宏と洋一は、ゆっくり楽しんでおいで」伊織がそう言い置いて、澤井と二人で隣へ移動していった。蕎麦を食べたら、少し休んで初詣という予定だった。だが、思いの外、ライブの話題で盛り上がった。昇平が、早々に戦線離脱したこともあって、残った七人で音楽について語り合う。詳しくはないものの、ファンであるSMSの昔話なども聞けて、楽しく過ごせている。他のメンバーが、気を遣ってくれてい [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 10   冬威
  • 隣の伊織が生欠伸をしている。いつもなら既に寝ている時間だ。滅多に人混みの中には出ないから、疲れも激しいのだろう。右手で肩を抱き寄せ、自分にもたれ掛からせた。左手で顔を覆い、寝るように促す。到着までの少しの時間でも、眠ればマシになるはずだ。伊織の体から力が抜けて、ゆっくりとしたリズムの呼吸に変わった。眠ったようだと安心して顔を上げれば、バックミラー越しに洋一と目が合った。ニッコリと笑う表情には、悪意 [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 9   幸宏
  • 年が明けた直後に始まった、一曲。夜明けというタイトルに相応しい、明るさと希望に満ちた歌詞。苦手なはずの重くて早い、典型的なREALのメロディとアレンジが、この頃には完全に気にならなくなっていた。それどころか、体の芯にまで響くようなサウンドが、快感にさえ思える。普段とは大違いの、隣で熱狂している洋一に同調して、味わったことのない興奮を覚えた。ああ、ライブで聴かせることが大前提なんだ。HAKONIWAやSMSみたい [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 8   冬威
  • いくつかの入場口には、長い人の列ができている。少し離れた関係者用入場口へと、伊織を庇いながら歩いた。スタッフには連絡済みであったのだろう。自分の顔やチケットの名前を見ても、驚く者はいなかった。逆に、薄いトートバッグを渡されて驚いたのは、自分の方だ。中には、パンフレットとメンバー全員からの手紙。優児の「しっかり最後まで聴いてけよ」という、短いメッセージに目を細めた。建物に入り、目立たない場所へ移動す [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 7   幸宏
  • ドライヤー片手に、洋一が注意する。「冷えないように、きちんと髪の毛乾かしてくださいよ」毎日部屋へやってきて、何くれとなく世話を焼いてくる。下心なく、世話を焼くのが楽しいと言った風にしか見えない。澤井が同居してからできなくなったストレスを、自分に向けているのかもしれない。壁がなくなるまでが嘘のように、親身に面倒を見てくれる。告白直後は、気まずくなるかと思ったが、全くなかったことのように振る舞っている [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 6   冬威
  • 大掃除の終わったリビングは、いつもにも増して、明るく過ごしやすくなっていた。「みんな、ありがとね。また一年よろしく」ニコニコと嬉しそうな伊織が、笹井の人間に挨拶する。笹井の三人は、深々と頭を下げて、伊織の好意に応える。これまでも、ずっとこうしてきたのだと、当たり前のことが微笑ましく思えた。一方、幸宏はと言えば、相談を切り上げた後、明るい顔をしていたのに、また暗い表情に戻っている。車の中でも、何か考 [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 5   幸宏
  • ニューオータニからの帰り道、後部座席で、前の二人を見ながら考えた。俺、もしかしたら、伊織さんに、失礼なこと言っちゃった?養われるのがイヤなのは、俺のちっぽけなプライドだと思ってたけど、他にも何かあるのか?いや、伊織とは状況が違うのだと、無意識に首を横に振る。実家の財力に守られているのは、単純に養われているとは言い難い。さらに、本人の能力を考えれば、自活することも充分に可能なはずだ。それをせずに済ん [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 4   冬威
  • 伊織の向かいに座った幸宏は、何かを思いついたのか、考え込みだした。若いと言っても、既に四十。対等に接していたつもりだったが、どうにもこの方面は純粋なようで。特殊な世界に住んで、いい加減な遊び人を演じていた自分では、相談に乗るにも勝手がわからない。ここはプロに任せておこうと、伊織のアシストに回ることにした。「......伊織さん、細かいことまで覚えてますよね。 言われて、やっと自覚しました。 俺の恋 [続きを読む]
  • 開店休業のお知らせ 20180426
  • 毎度、妄想屋でございます。諸事情により、二週間ほどお休みをいただきたく思います。どれか一つなら何とかなったんですが、合わせ技では為す術もなく。申し訳ないですが、GW明けまではアップできません。一つずつ解決して、十一日には再開できるように尽力いたします。ここんとこ、調子良く連載できてたので、とても残念ですが、年には勝てませんでした。申し訳ないですが、少々の間、過去作品でも読んで、笑ってやってください。 [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 3   幸宏
  • 都心の高級ホテル、それもスイートルーム。最初のうちは、驚きで、全く落ち着かなかった。しかし、次第に驚きは薄れていき、冷静さが戻ってきた。いつものように、伊織がハーブティーを淹れてくれたようで、香りが漂ってきた。そして、三人でソファに座ってしまえば、何のことはない、これまでの日常と同様だ。窓から見える景色が違うだけのこと。いくら高級ホテルだろうと、伊織の自宅の方が素人目にも高級な調度や茶器が揃ってい [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 2   冬威
  • 十二月下旬のある日。業者を入れての、大掛かりな清掃をすると言う。貴重な調度の保護や、細かい指示のため、笹井の人間は家に残る。邪魔だからと、伊織、幸宏とともに追い出された。「いつもなら、洋一が一緒に来てくれるんだけど、今年は隆一が腰が悪くてさ。 年のこともあるし、そろそろ外回りのことも、洋一に覚えさせたいんだって」「親父さんの名前、隆一なんだ。 初めて聞いた気がする」以前なら、屋外だけでなく、屋内の [続きを読む]
  • 午後五時の入場開始 1   幸宏
  • 少しずつ、リハビリは進んでいき、人混みも地下鉄も平気になった。伊織から、カウントダウンへの外出許可も出た。そして、とうとう、卓也からのメールを読んでみることになった。「いいかい?絶対に、無理しちゃダメだよ。 少しでも気分が悪くなったら、すぐに中止してね。 僕がそばにいると読みにくいかもだから、リビングで待ってる。 ただ、洋一がそばにいるのは、我慢してね」伊織の指示は、逆にありがたかった。洋一が隣に [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 16   冬威
  • 『音合わせは順調だ。剛さんは、なんとか痛み止めが効いてるっぽい。 ガキんちょどもも、張り切ってるぜ。 当日は、ギャンギャンに聴かせてやっから、楽しみにしとけよ』英一からのメッセージに、つい顔が緩む。剛の体調は、伊織から聞いていた。REALの専属医は、伊織と繋がりのある整形外科医だからだ。それでも、友人に気にかけてもらうのは、やはり嬉しいものだ。「ガキんちょ...ああ、海たちのことか。 洋一と同年代だも [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 15   幸宏
  • 居候期間が一ヶ月を越え、気がつけば師走。治療は、さらに次の段階に進んだ。「もう、大樹君に会っても大丈夫になってきたね。 人混みや地下鉄に慣れるのに外出しよう。 ただし、少しでも気持ち悪くなったりしたら、中断すること。 緊張や動揺がなくなるまでは、一人では行わないこと。 以上、注意点は、二つ。必ず、守ってね」伊織の指示を受けている隣で、洋一も頷いている。そばについていてくれると思うと、心強い。仕事を [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 14   幸宏
  • 半ば保護されるように居候を始めて、あっという間に三週間。卓也と高島のことを思い出しては、吐き気がしていたのが、少しマシになってきた。朝の問診で、そう報告すると、伊織がニコニコと指示を出した。「よし。じゃあ、次の段階に行こうか。 いきなり本人じゃなく、共通の知り合いになら、連絡取っていいよ。 大樹君には、僕から状況は話してあったけど、かなり心配してたし。 倒れる直前に話した先輩も、心配してるんじゃな [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 13   冬威
  • 「二人とも喜んでたね」伊織の部屋で、受験勉強前に茶を飲んで、少しお喋りする。毎日の習慣だが、楽しくて仕方がない。特に今朝は、心が浮き立つような感じが、くすぐったくも嬉しい。朝食の時に、洋一が見せた表情で、壁がさらに薄くなったように感じたからだ。最初の頃に気を抜いて、警戒心むき出しの顔を見せていたのとは大きく違う。「媚びを売るつもりはないけど、洋一君と仲良くなりたいんだよね。 REALのファンだって聞い [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 12   幸宏
  • 「あのさ、REAL WORLDのカウントダウンなんだけど。 ゲストに、SMSとBANZAI-SANSHOが出るんだ。 よかったら、二人も一緒に行かない?」朝食の席で、澤井冬威がにこやかに話しかけてくる。どうやら、ライブへの誘いで、二人とは自分と洋一のことらしい。REAL WORLDにはあまり興味がなくとも、SMSがゲストなら久しぶりに行ってみたい。しかし、病気療養中でライブ・コンサートとは、さすがにマズいような気もする。洋一は隠そうと [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 11   冬威
  • 幸宏が来て、二週間が経過した。離れの病室から、自分と同じように本館に部屋を与えられ、そこで寝起きするようになった。基本的に、食事は一緒に取ることにしている。伊織の指示なのか、幸宏の部屋へは洋一が詰めていることが多い。部屋のそばを通りかかると、二人で談笑している声をよく聞く。午後三時には、全員がリビングに集まり、茶を飲む。幸宏は、不眠を防ぐために、ノンカフェインのハーブティーを飲んでいる。普段はコー [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 10   幸宏
  • 運び込まれて、三日目。自分でも驚くほど、体調は回復していた。伊織の許可が出たので、洋一の付き添いで自宅へ戻り、衣類などの必要なものを取ってきた。勤務先に、診断書を郵送したついでに、郵便物の転送も届けを出した。自宅療養は、伊織が認めないのだ。診断ミスだと後悔しているようで、かなり慎重になっている。転送届も伊織の指示だ。「うつと違って、大きなストレス源と離れていれば症状は出ない。 でも、自宅で一人だと [続きを読む]
  • 午後三時のメッセージ 9   冬威
  • 「こうなると、今、卓也君がアメリカにいるのは、運が良かったかも」朝食を摂りながら、伊織が加代に話しかける。給仕をしていた加代が、動作を止めて少し考え出した。「...そうですね。 症状が治まるまでは、ストレッサーに近寄らない方がいいでしょう。 幸宏様が、冷静になって、どう向き合うか考えられるようにならないと」「うん、卓也君と会うのは、それができるまでは止めてもらう。 もちろん、メールや通話もね」二人 [続きを読む]