sketchbook さん プロフィール

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sketchbookさん: 脳卒中リハビリのお勉強
ハンドル名sketchbook さん
ブログタイトル脳卒中リハビリのお勉強
ブログURLhttps://sukecchi2003.blogspot.com/
サイト紹介文脳卒中リハについて勉強してきたことについてまとめています。ニューロリハ、ボバースコンセプト等…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/02/15 03:08

sketchbook さんのブログ記事

  • 電子書籍の発売開始
  •  前回ご紹介した電子書籍【脳卒中片麻痺患者に対する理学療法-治療を提供する上で知っておきたいこと- PartⅠ】が発売開始になりました。書籍の紹介文章Blog「脳卒中リハビリのお勉強」で示してきた内容について書籍にしました。今回はその第1弾として、姿勢コントロールについてのまとめを行いました。脳卒中片麻痺患者のリハビリテーションを行っている方は、是非参考にしてみて下さい。目次1.姿勢コントロールの神経システ [続きを読む]
  • 症例報告の重要性について考えてみた
  •  「症例報告」について話をする機会を頂いた。「症例報告」についての話を行うに当たり、自分なりに症例報告の重要性について考えてみた。 今回は、症例報告の重要性についてまとめていきたいと思う。●エビデンスとは?● Evidenceは、根拠・証拠を意味する英単語であり、医療や理学療法場面で利用されれば、医療・理学療法の根拠・証拠の意味を指す。エビデンスにはその信頼の度合いによってレベル1〜レベル6までランク付けが [続きを読む]
  • 第7回日本ボバース研究会学術大会
  •  先週末に盛岡で行われた第7回日本ボバース研究会学術大会に参加した。 東北地方に行くのは、今回が初めてだった。7月末にもかかわらず、ジャケットを着ていても十分過ごせるくらい涼しく感じた。 今回の学術大会では、ボバース基礎講習会を受講したセラピストによる介入がFIMに良い影響を与えるか?というテーマで発表を行った。 ボバースコンセプトに基づく介入とは何か?治療内容をどう定義づけるのか?ということに議論が [続きを読む]
  • 運動学習③
  • 引き続き、運動学習について。今回は、脳科学における運動学習について少しまとめていきたいと思う。 運動学習は3種類に分類される。それは、教師なし学習と教師あり学習、強化学習である。今回は教師あり学習と強化学習についてまとめていく。●教師あり学習と強化学習● 教師あり学習は、目標となる運動があって、それと同じ運動を行おうと比較・修正する方法である。この学習は、主に小脳により調整が行われ、「意図した運動 [続きを読む]
  • 運動学習②
  •  引き続き、運動学習についてのまとめを行いたいと思う。 まずは、運動学習についてのおさらいから。 我々が運動を行うと身体内部の感覚受容器(関節受容器・皮膚感覚・前庭覚・筋感覚など)により感覚情報が取り込まれる。しかし、全ての感覚情報を脳内で処理すると情報量が多すぎて脳はパンクしてしまう。それを避けるため、注意を向けられた感覚情報のみ脳内に貯蔵するようコントロールされており、この情報を基に内部モデル [続きを読む]
  • 運動学習①
  • 今回からは運動学習についてのまとめを行いたいと思う。●運動学習とは?● 学習はさまざまな研究領域で扱われるテーマである。それぞれの領域で定義は異なるが、今回は行動科学における運動学習に基づいてまとめていきたいと思う。行動学習的な運動学習の定義では、「運動学習は練習や経験に基づく一連の過程であり、結果として技能的行動を行いえる能力の比較的永続的な変化をもたらすものである。」とされている(セラピストの [続きを読む]
  • 最近思うこと…
  • 以前書いたブログ(ボバースアプローチと整形外科的アプローチの比較)で紹介した論文に対するLetter to the editorをもとに、私のブログに対してNegativeに書かれたブログがあった。今回はそこで紹介されていたLetter to the editorを紹介したいと思う。ちなみに、Letter to the editorとは雑誌で発表された論文に対して、反論などの意見を述べるために出された「意見書」のようなものである。Letter to the editor 私はこの学術 [続きを読む]
  • 脳卒中患者の自立を促すための装具療法
  • 久しぶりの投稿です。年末年始は論文の執筆等でなかなか時間がとれなかったのですが、一段落したのでまた少しずつブログへの投稿を再開したと思います。先日、当院が回復期リハ病棟を開設予定ということもあり、広島市であった回リハ学会に参加した。3,000人も参加したと聞いて、地元広島県で行う学会でもたくさんの人が集まるんだなぁと少し誇らしく思った。学会で興味深かったのは大高先生の特別講演であった。「回復期リハ病棟 [続きを読む]
  • 課題指向型アプローチ
  •  今度院内の勉強会で課題指向型アプローチの講義を行う事となった。 今回は、その講義に向けてまとめたものを紹介したいと思う。●リハビリテーションの歴史● 中枢神経疾患に対するリハビリテーションモデルは、科学の進展によって変化を続けている。最初のパラダイムシフトは、神経発達学(反射・階層理論)に基づくアプローチとファシリテーションテクニックである。この変化により、従来、筋再教育に基づくリハビリテーショ [続きを読む]
    • 関連キーワード
    • システム理論
    • 課題指向型
    • 反射階層理論
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  • 海外の文献③(慢性期脳卒中患者における皮質網様体路の機能的役割)
  •  今回も皮質網様体脊髄路に関する海外の文献を紹介したいと思う。 脳卒中患者の20〜30%は歩行障害を有していると言われている。歩行能力の重要な神経路として、皮質網様体路と網様体脊髄路からなる皮質網様体脊髄路が知られている。今回紹介する文献は、拡散テンソル画像を用いて、慢性期脳卒中片麻痺患者の皮質網様体路と歩行能力の関係性を調査したものである。慢性期脳卒中片麻痺患者における皮質網様体路の機能的役割 脳卒 [続きを読む]
  • 第6回ボバース研究会学術大会
  •  7月30日、31日に大阪で行われた第6回ボバース研究会学術大会に参加した。前年度に引き続き、今回も演題発表をさせて頂いた。  今回の発表では多くの先生より、アドバイスを頂き、大変勉強になった。今回の発表と通じて、①患者望む課題を明らかにすること②その課題に必要な構成要素を明らかにすること③構成要素と構成要素のConnectionを図るためのPart taskを明らかにすることの難しさと重要性を改めて実感した。 私た [続きを読む]
  • 海外の文献①(ヒトの皮質網様体路〜拡散テンソル画像による検査〜)
  •  今回は、皮質網様体路に関する文献を紹介したいと思う。皮質網様体路に関する報告は、ネコなどの四足動物のものが多く、ヒトの皮質網様体路の同定は困難であった。しかし、近年の画像診断技術の発展により、拡散テンソル画像などを利用し、皮質下レベルの神経路の明視化と局在化が可能となった。今回の研究は、拡散テンソル画像を用いてヒトの皮質網様体路の同定を行ったものである。ヒトの皮質網様体路〜拡散テンソル画像による [続きを読む]
  • 第51回日本理学療法学術大会
  • 今年も日本理学療法学術大会に参加した。今回は札幌で行われたが、羽田空港の火事で講師の先生や発表者が来れず、セッションが中止されるものがあったり(参加できなくなった方もおられると思う)、最終日はJRのトラブルで空港行の電車のダイヤが乱れたりと交通機関のトラブルが続いた学会であった。今回の学会で一番印象に残ったものは、再生医療に関するものであった。亜急性期の脳卒中患者や脊髄損傷患者に対するものであったが [続きを読む]
  • 新人研修(画像から見る運動障害〜内側運動制御系〜)
  • 前回に引き続き、新人研修で行ったものについてまとめていきたいと思う。今回は、内側運動制御系についてまとめていく。●網様体脊髄路● 内側運動制御系は、網様体脊髄路や前庭脊髄路、視蓋脊髄路など起始核が脳幹に存在する脳幹-脊髄下降路と、大脳皮質に起始する前皮質脊髄路がある。今回は、網様体脊髄路についてまとめていく。網様体脊髄路は、皮質や基底核、視床、小脳などさまざまな場所から入力を受けている(下記図は脳 [続きを読む]
  • 新人研修(画像から見る運動障害〜外側運動制御系〜)
  • 今年度も新人研修を行うこととなった。今年度は前年度のものに加えて、脳画像に関する分野を担当することとなったので、その内容についてまとめていきたいと思う。●姿勢・運動に関わる神経システム● 以前にもブログで書いたことがあるが、我々が行う運動や姿勢のコントロールを行っている神経系は大きく2つに分類される。1つ目は主に姿勢筋緊張の調整に関わる内側運動制御系で、もう1つは随意収縮に関わる外側運動制御系である [続きを読む]