さとみ さん プロフィール

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さとみさん: 絶望の底から青空を見て・・・
ハンドル名さとみ さん
ブログタイトル絶望の底から青空を見て・・・
ブログURLhttps://yoshikasatomi.muragon.com/
サイト紹介文吐血後緊急入院、24時間の余命宣告、最愛の夫が他界した。哀しみに耐え独り未亡人として生きる奮闘記
自由文突然の死。肝硬変、糖尿病、肝性脳症、溶血性貧血を抱えながらも必死に働き家族とお酒を何よりも愛した夫。一人娘と共に23日間の介護生活をおくった。それから1年。拭い去れない「哀しみ」。それでも「喜び」を探し・・「独り未亡人」として生きる奮闘記。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供150回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2015/02/15 14:16

さとみ さんのブログ記事

  • 10回…死にたい。10回中1回!
  • 静かに… 流れに逆らうこともなく… 最低限度の生活が成り立てばそれでいいから…。 大きな夢も今はないし、計画していることもないし…、 このまま…でいいと思っている。 だけど…、 心の隅の隅の方で、沸々とうごめいている何かがあるのも事実。 少しある…微かなこの余力でまだ「何かできることがあるのではないか」と。 私が持っているかもしれないまだ残っている「力の全て」を… 私を必要としている人に「与えるべ [続きを読む]
  • 絶望の底から出る勇気は時間ではなく覚悟
  • 3メートル近くはあろう窓を一日中眺めていた。 この体勢で見えるのは駐輪場の一部と空だけ…。 3日前まで除湿(クーラー)をかけていたのに、今日は昼から暖房をかけている。 朝からずっと雨で、電気を点けずにカーテンを閉めていると、夜みたいに暗い。カーテンを半分開け・・・ 3メートルもあろうかと思う窓をただ…ただ見ている。 雨が・・・ 窓を叩くのです。 暖房かけているせいで、窓は曇りガラスのよう…に。 そ [続きを読む]
  • 最期のサプライズ
  • 私よりずっと… オシャレでした。 しょっ中、自分の服や靴ばかり買っていたので、たまに・・きつく釘をさしていました。 4年前の秋…娘と結託してサプライズがありました。 「お母さんを松田聖子にしよう!」と、ワンピースにコートにブーツまでコーディネートしてくれたのです。 「自分のものばかり…」って、文句を言われるのが嫌だったのでしょう。 いえ!いえ! それより何より… 私の喜ぶ顔が見たかったのだと思いま [続きを読む]
  • 本当の事が言えなかった訳
  • 私のことも… 娘のことも… 何もかも忘れて… 私と違う世界でのんびり暮らしているのだろうか…。 お腹に溜まった腹水もなくなり… 身体全体の浮腫みもなくなり… 痛さもしんどさも感じずに… 仕事の苦労も借金の悩みも…なく… 全ての苦痛から逃れることができたのだろうか。 もし…そうであったら・・ 毎日…毎日安らかに過ごしているのなら…今ここに、私の傍にいないことにも諦めが・・つく…。 誰にも言わず… き [続きを読む]
  • 自分で自分を壊すな!
  • 私は…何をそう・・・悲観することがあろうか! 夫が先に亡くなってしまい遺された私は、悲しい惨めな人間なのか…? 誰よりも可哀想な人間なのか…? そうではあるまい!! 目を閉じて息を引き取るその瞬間まで、いや!息が止まってからも尚…彼が見詰めていたものは私だったではないか! 人が一生をかけて見つめ合う時を… 人が一生をかけて話し合う時間を… 人が一生をかけて与える愛を…私にくれたに違いないのではない [続きを読む]
  • おまけの人生
  • 心の半分以上がえぐり取られてしまったから…、 私は随分変わった…と思う。 60になっても…70になっても… 私が死ぬまで一緒にいられるだろうと思っていた人が・・ 「ごめんね」も言わないまま… 許してもいないのに… こんなにも早く…先に逝ってしまったのだから、心も、私自身も変わってしまっても仕方ないだろう。 あれから… 生きては…みた。 たった2年と8ヶ月だけど… こんな世の中で、 あっちゃんが居な [続きを読む]
  • タイミング
  • あの頃は…こんなにもこんなにも大切なものだとは気づかなかった。 何もなくても、何も話さなくても、そこに居るだけで、声が聞こえるだけで、それだけで幸せを2人で見つめていた。 大切なものをなくしてしまった。 あの頃は、知らなかった。 離れ離れになることが現実に本当にあるということを…。 別れは、誰にでも私にも存在するということを…。 あの日まで知らなかった。 たくさん…沢山教えてもらった。 けれど、一 [続きを読む]
  • 時の始まりは「生」ではなく「死」
  • 会えなくなって…3度目の秋 … 「あれから…3度目の…」。 月日の数え方が… 時の流れの表し方が…、いつの頃からか変わった。 「あれから…」って・・・。 あっちゃんの死が、私の生きている「時」の基準となった。 「あれから」とは、始まりを意味する。 私の人生は終わったかと思っていたのに始まっていた。あれから…始まっていた。 「あれから」の人生は、 新しく作り変えられたもので、 想像もしていなかったも [続きを読む]
  • 秋<涙
  • 自然に流れて来る涙があります。 訳もなく泣いている時があります。 その時… 心を突いて出てくる言葉は、 必ず… 「あっ…ちゃん…」です。 これまでも… この先も…ずっとそうなのでしょう。 毎日・・・不完全燃焼です。 [続きを読む]
  • ママー!頼って下さい!
  • ようやくウトウトし始めた。 電気を消し、スタッフルームは、パソコンの青い光が異様に光っているだけとなった。 パソコンをシャットダウンすると、部屋の中は真っ暗になる。何方かと言えば、寝る時は真っ暗な方が寝やすいのだが…。 寮の中ではいつ何が起こるか分からないので、直ぐに行動できる為にも最低限の明かりが必要となる。 スタッフルームには、小さな間接照明もない。だから私はいつもパソコンを付けっ放しにして横 [続きを読む]
  • 鬼嫁の事情
  • 考えてみれば… 私が産まれた場所で 実の両親と共に過ごした時間より… あっちゃんと 嫁いだ場所で生活した年月の方が長いのだけれど… 私がそこに居たのは、 あっちゃんが居たからで…。 あっちゃんが居なくなれば、 私がそこにいる理由もない訳で…。 ましてや、自分の両親の介護も世話もほとんどしていないのに・・ 例え長い年月、あっちゃんの妻として、嫁として…そこにいたとしても… あっちゃんはいない訳だから [続きを読む]
  • お帰り…の声が聞こえたら…
  • 2ヶ月ぶりに家に帰った。 有難いことにお義母さんが、たまに窓を開けてくれたり掃除してくれたり…していたらしく、カビ臭い匂いがすることもなく・・・以前と全く変わらない空間がそこにあった。 ただ… やっぱりそこにあっちゃんは居なかった。 どこにもいなかった。 「おかえり…。今回はゆっくりじゃったのぅ。」って後ろを振り向いて言ってくれたらどんなに嬉しいことだろうか…。 それでもいつもの癖で、 「あっちゃ [続きを読む]
  • 恐ろしいものは…何もない!
  • 勢いよく窓を叩く雨… 何もかもを吹き飛ばしてしまいそうなほどの風の唸り… 今日は、もう…4度目。 緊急速報を知らせる警笛音。 小さな部屋に響く。 でも…不思議。 少しも恐ろしくない。 この荒れ狂う風に乗って、あっちゃんがいるところへ逝けるなら…それも、また素敵ではないか…。 [続きを読む]
  • 絶望の淵から生還できない理由
  • 「さとみ…」 「さとみ・・」 肝性脳症で、意識レベル3(ほとんど眠った状態。しかし、外的刺激に対しては反応する。)のあっちゃんが私の名前を呼んだ。 「あっちゃん…」 思わずあっちゃんの頬を両手で包み「私のこと分かる?」って聞いた。 「さとみ…」って言った。 普段は名前で呼ぶことはない。私がジュゴンのように大きくて、態度もデカイから私を呼ぶ時は、いつも… 「ゴン」(ジュゴンのゴン)だった。 あの時… [続きを読む]
  • 怪獣…さとみゴン
  • 娘が言った。 「お母さんも、すっかりこの地の人になったって感じだね。」って… 「お母さんはね。今はどこで生活しても同じなのよ。ここにいても心はここにない。沖縄にいて美しい景色を見ても…心はそれほど感動しなかった。 仕事をしていても、どんなに歯の浮くような嬉しい言葉をかけてもらっても・・・「ありがとう」って言葉は返すけれど、「嬉しいな」って笑顔も返すけれど… 感じないのよね…。 喜びを…。 その地に [続きを読む]
  • 哀しみは感情を壊す
  • 無線に流れる男達の声 「今日は、母ちゃんが蟹を湯がいてくれとるから…一足先に帰るぞ」 「今日は大漁!嫁さんに一本多めにつけてもらおう」 父は、生前、海運会社を退職した後、漁協の組合員の資格を取得し、船を買って魚やイカを取りに行っていた。趣味だったのだが、なかなかの腕前で、結構な所得もあったようだ。その父の船の帰りを母が、いわゆる「妻」が、風呂とお酒、ご飯の用意をして待っている訳だ。 母も生前、父の [続きを読む]
  • 本当に死んでしまったのは、私…
  • 自分の心のありようで… 元気にもなれるのであろうか…。 笑って過ごさなくても、「生きている」ことにたまには喜びを感じたり、感謝の気持ちが持てたり…したいものである。心が安定して…2人でいた時には、 夕陽のオレンジ色に揺れる寂しげなさざ波も… 薄暗い空から哀しげに降る雨も… 雲に隠れ見えなくなりそうな恥ずかしそうな月も… 美しく見えた。 心が元気だったから…。 私にも、 箸が転んでもおかしい年頃があ [続きを読む]
  • 懇願…お月様へ
  • 涙が乾くことはない。 心から笑える日はない。 やってみたいことも… 行きたいところも… 夢も… 生きたい…と思う気持ちも… …ない。 こんなんでいいのかなぁ。 話せなくていい。 声も聞こえなくていい。 私を見てくれなくていい。 だから…遠くからでいいから、あっちゃんが元気に笑っている姿を見せてはくれないだろうか。 一度だけでいい。 5分… いや・・・3分でいい。 そうしたら… そうしたら…後何年生 [続きを読む]
  • お手ぇて〜つぅないでぇ〜
  • 二人いればいいよね。 向かい合えるから… 顔が、 手が、 体が、向かい合って… 心が、向かい合うと、強くなれる。 何でも出来そうな気がするよ。 握り合える手があれば… 勇気が湧く。 優しくもなれる。 その魔法の手が、 大きな手がなくなってしまった。 お手ぇて〜つないでぇ… 気持ちのいい秋空の下 手を繋いで歩きたいな。 もう一度…あっちゃんの手を…。 [続きを読む]
  • 哀し…寂しき鳴き声・・
  • いつの間にか…秋になっていたのですね。 女子寮では、来春高校を卒業する子ども達に自活支援活動を行なっている。つまり、自分の事は自分でする(自立した)生活ができるようになるために、「自活棟」と言う場所に行き、そこで半年間生活をする。その間に調理以外の殆どのことを一人でこなし、基本的生活習慣のリズムを確立するのである。 その棟へ21時の消灯時間と夜中0時に見回り行かなければならない。 宿直に当たった人 [続きを読む]
  • トントン…トン!
  • 子ども達は、困ったこと、友達とのトラブル、病気のこと・・何でも話しに来る。 「職員さーん!」と言って、スタッフルームのドアを叩く。 その時は、皆・・・ 涙顔やふくれっ面。 もやもやイライラする気持ちを抑えきれずに、たまには、女の子なんだけれど、べらんめい口調…で。 だけど…目を見て、肩を撫で「うん、うん」ってうなづきながら聞いているうちに… ニコッ…って微笑む。 私も話したいことがいっぱいある。 [続きを読む]
  • あっちゃんの笑顔がないから…
  • どうして…後から後から涙が出るんだろう。 なっちゃんも元気になって… 仕事にも少し慣れたし…問題もない。心配事も今はないはずなのに… 何故か…悲しい。 分かっている。 理由は、あっちゃんがいないからだ。いつも…そう… 理由は…それだけ・・・ 1ヶ月後…甥の結婚式がある。 1ヶ月以上前に結婚式の案内状が家に届いた。私は封も開けずに、引越し先のアパートに持って来た。今も…そのまま・・ 持って来た服と一 [続きを読む]
  • ま・さ・か…恐怖の館⁉?
  • 多分…このアパート・・・ 恐怖の館⁉? このアパート…ま・さ・か 住居人は・・・皆‼? 男子?? その根拠は、 ①駐車場に停めてある車がどれも大き い。 ②洗濯物を干していない。 ③夕飯時でもどこからも美味しそうなにおいがしない。 ④3メートルはある長いカーテン。だけど一階はプライベートカーテン(レースのカーテンの様なもの)がないと、カーテンを開けることができない。そのプライベートカーテンをしてい [続きを読む]