ゆきんこ さん プロフィール

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ゆきんこさん: 紅茶、飲みませんか
ハンドル名ゆきんこ さん
ブログタイトル紅茶、飲みませんか
ブログURLhttps://ameblo.jp/monogatari93/
サイト紹介文日々の暮らしや小説を気ままに書いています。
自由文ただいま連載中の小説“紅茶、飲みませんか”は、不思議な喫茶店の物語です。店主と村人の人間ドラマを楽しんでいただけるといいな。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2015/02/18 15:29

ゆきんこ さんのブログ記事

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  • そばにいて 5.一生の不覚 2
  • そばにいて 5.一生の不覚 2   翌朝、優花はベッドの中で身体を丸めて、ため息ばかりついていた。  高校に入学して以来、初めて学校を欠席したのだ。  何度も何度も携帯を手にして、今何時かを確認する。なのにさっきから 三十分しか経っていないものだから、時間の流れのあまりのスローさに もどかしさを覚え、イライラしてしまう。  ちょうど二時間目の授業が終わったくらいだろうか。クラスのみんなは 何をしてい [続きを読む]
  • そばにいて 5.一生の不覚 1
  • そばにいて 5.一生の不覚 1   玄関には母がいて誰かとしゃべっている。 「どうもありがとう」  そう言って母が頭を下げると、肩越しに向こう側いる人と目が合った。   よしながくん……。   どうして彼がここにいるのか。なぜ、母が明るい声でありがとうと言って いるのか。  優花はその信じられない光景にしばし呆然として、立ちすくんでしまった。  姉妹のただならぬ気配に気付いた母が後ろを振り返る。 「あ [続きを読む]
  • そばにいて 4.幼なじみの定義 2
  • そばにいて 4.幼なじみの定義 2   絵里がつけてあげると言ったあのグロスは、自分には似合わないよと 言いながらも、しっかりとメーカーと商品名をチェックしていた。  今度同じのを買って、学校が休みの日にこっそりつけてみてもいいかな と思った。  優花はバンダナを手首に巻いて結びつけたままベッドにごろんと横になり 昼休みに絵里に問いただされたことをひとつひとつ思い出していた。  「優花、この大嘘つき [続きを読む]
  • そばにいて 4.幼なじみの定義 1
  • そばにいて 4.幼なじみの定義 1   優花はついさっきまで、本当に勉強するつもりだった。  将来の夢を実現させるためにも、明後日の全国一斉模試は、何としても がんばる必要があるからだ。  だが、今日、学校であったことばかり思い出してしまい、問題集は最初に 開いたページのまま進もうとはしなかった。  弁当を包んでいたピンクのバンダナは、しっかりと彼女の手の中にあった。  結び目あたりを持ってくれたの [続きを読む]
  • そばにいて 3.真澄ちゃん 2
  • そばにいて 3.真澄ちゃん  2  「ねえ、優花。聞いてるの? 」 「んもうっ。しつこいなあ。真澄ちゃんのことなんか、わたし何も 知らないんだってば。だってね、わたしたち、中学の時からずっと 話もしていないんだよ。だから……」  そうは言ったものの、直後に重大なことに気付いた。  そうなのだ。今日、久しぶりに彼としゃべったのだ。ほんのちょっと だけだが、会話したことには違いない。  三年半ぶりの快挙に [続きを読む]
  • そばにいて 3.真澄ちゃん 1
  • そばにいて 3.真澄ちゃん  1    「母さん! どうしてどうしてどうして、お弁当を吉永、じゃなくて 真澄ちゃんに預けたりしたの? 」  優花は遅めのおやつを食べながら、台所で立ち働く母親に 本日最大の理不尽な思いをぶちまけた。  石水家では、吉永君のことは真澄ちゃんで通っているが 中学生になった時に彼のことを人前でそうやって呼ぶのを 辞めた。  友達から馬鹿にされたりからかわれたりするのが嫌だった [続きを読む]
  • そばにいて 2.ベストスリー 2
  • そばにいて 2.ベストスリー  2   よ、吉永……くん。 「吉永君。な、な、なんで? わたしのお弁当、どこかに落ちてた? 」  確か走ったのは、マンションのエントランスからバス停までの道だ。  それと、学校に着いてからも廊下を小走りで駆け抜けた。そのどちら かで落としたのだろうか。それにしても……。名前を書いてるわけでも ないのに、どうして優花のものだとわかったのだろうか。不思議そうに 吉永君を見上 [続きを読む]
  • そばにいて 2.ベストスリー 1
  • そばにいて 2.ベストスリー  1   絵里がささやいた男子の名前は。  それは優花がこの世で一番敏感に、まるでパブロフの犬みたいに 条件反射してしまう名前、吉永真澄……だった。 「吉永ってさ、まだ校内ではそんなに騒がれてないけど うちらの学年で三本の指に入ると思うんだ」  絵里が声をひそめながら得意げに言う。 「さ、三本の指? それってモテる人、上位三人ってこと? 」 「うーん。もちろんそれもあるけ [続きを読む]
  • そばにいて 1.クラスメイト 2
  • そばにいて 1.クラスメイト  2   そんな絵里だが、誰もが彼女を一目見て振り返りうっとりとした ため息をつくほどの美人女子高生でもある。  自分のお姉さんには誰よりも辛口なくせに、一歩家を出ると 友達思いで曲がったことが嫌いな絵里は、人望が厚く、男女の別 なくクラスの皆に信頼されている。  その絵里がグロスを付けて学校に来たことがそもそもの本日の 大異変で優花はその理由を知りたかったのだ。  優 [続きを読む]
  • そばにいて 1.クラスメイト 1
  • そばにいて 1.クラスメイト  1  「優花! おっはよー」  優花の前の席に座って、くるりと向きを変えたのは、本城絵里。  高校に入学してすぐに仲良くなった優花の親友第一号だ。 「夏休みなんて、あっという間だよね。うちの大学生のアネキ なんてさまだ夏休み続行中なんだよ。ずるいと思わない? 夕べ 飲みすぎたとか言ってさ。あーーん。はやくあたしも女子大生に なりたーい」  絵里はぷにぷにした柔らかそう [続きを読む]
  • そばにいて プロローグ 2
  • そばにいて プロローグ 2   階段を降りて行くと三階の踊り場に少しだけ立ち止まり左手奥の廊下を 眺めるのが彼女のもう一つの日課だ。  お目当ての五つ目の扉は、いちいち数を数えなくても一目で彼の家だと わかり、優花の目にまっすぐに飛び込んでくる。  小学校一年生の時からここに住んでいるだけのことはあって、その光景は 優花の網膜にくっきりと焼き付いていて、他の家と見間違うことはまずない。   そして、 [続きを読む]
  • 連載小説 そばにいて プロローグ
  •  そばにいて  プロローグ 1  「優花、忘れ物はない? 」 「うん。ないない。じゃあ、行って来まーす」  優花はサイドが少しこすれた黒のローファーを履き、心配そうに 見送る母に笑顔を返す。そして元気よく玄関からマンションの廊下に 飛び出した。少し遅れて、パタンとドアが閉まる。   今日から二学期だ。  宿題も入れたし、お茶も持ったし。準備は完璧のはず……だった。  お気に入りの夏の制服の胸元のリボ [続きを読む]
  • そばにいて 目次
  •  そばにいて      高校一年の石水優花は、初恋の彼を密かに思い続けている。   でも、その片想いはまだ誰にも知られていない。そんな一見平穏無事に見える   優花の高校生活にも徐々に変化が訪れて……。  目次   プロローグ  1 2   1-1  1-2  2-1  2-2  3-1  3-2 4-1 4-2 5-1 5-2 6-1 6-2 7-1 7-2    8-1 8-2 9-1 9-2 10-1 10-2 11-1 11-2 12-1 12-2 13-1 13-2   14-1 14- [続きを読む]
  • 新年あけましておめでとうございます
  • 明けましておめでとうございます。とっても久しぶりの更新です。今年こそは頑張って行こう! と毎年思うのですがなかなか実行できず反省の日々でした。 ところが!!! どうしてもこちらで怒涛の更新をしなくてはならない非常事態が起こってしまったのです このブログ以外に、小説置き場としてホームページを開設していたのですがそのホームページのプロバイダーさんが、ななななんと、閉鎖されてしまうことに そんなこと、全く予 [続きを読む]
  • 春の嵐が過ぎ去って
  • 昨夜の雨も上がり気温もぐんぐん上昇中。 公園の桜も散ってしまい黄緑色の葉が大きく風に揺すられています。 我が家の庭にも春がやってきました。 ネフロレピスツデー(?)がひょこひょこ顔を出しています。 これはどこかから種(胞子)が飛んできて勝手に生えてきたものなので、詳しい品種がわからずシダ図鑑で似ているものを見つけて命名しました! ネフロレピスツデー ちょっと言いにくい名前 [続きを読む]
  • リピートしている日用品
  • 我が家のリピート日用品は。 これでーーす。↓ スライダー付き 収納バッグ 手芸用品や、文具を入れて収納しています。 100円ショップ、Seriaさんで。 スライダーが滑らかで、とっても使いやすいのです。ビニールの厚みもちょうどいい感じ。 まだまだリピートしそうです [続きを読む]
  • 2017年 初のブログ投稿です
  • お久しぶりです。 昨年夏以降から新年にかけて、目まぐるしい生活の変化がありバタバタした日々を過ごしています。 隙間時間に気分のリフレッシュをと編み物をしたり、部屋の片づけをしたりと常に手と身体を動かしていました。 スヌード(リング状マフラー)2本と肩掛けケープクッションカバーなどを編みました 新たな発見です まとまった時間が取れない時は編み物が便利だと今さらながらですが気づいたの [続きを読む]
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