阿武隈風太郎 さん プロフィール

  •  
阿武隈風太郎さん: おっちゃんのぼやき〜汚されちゃったふるさとの大地
ハンドル名阿武隈風太郎 さん
ブログタイトルおっちゃんのぼやき〜汚されちゃったふるさとの大地
ブログURLhttp://shiareyageo.blog.fc2.com/
サイト紹介文原発災害でもふる里を離れないことを選択した、「おっちゃん」が真摯な思いと出来事、里山自然を綴ります。
自由文還暦で定年退職して、亡父から委ねられた田畑を耕作する日々です。福島県では原発災害から4年を経過しますが、五感で感知不可能な放射能汚染に県民は不安と恐怖のトラウマとなって閉塞感が漂います。災害の置き土産として地域の人口減少にも歯止めがかかりません。区域の線引き、経済的恩恵の是否で県民の分断も生じています。原発事故を忘れたい人がいますが、忘れられない人が福島にいることを声高々に叫びたいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2015/02/19 16:56

阿武隈風太郎 さんのブログ記事

  • 自然に抱かれて(日常風景 初夏)
  • 夏至も過ぎて汗がつぎつぎと迸るうだる宵の口幽かな三日月の灯りが雲間にぼんやりと見え隠れするサラサラ揺れる田圃の水面(みなも)に小っちゃな螺が散らばる隙間をすり抜けてトンボのヤゴが稲蕪へと蠢くケロケログワグワーと叫ぶ蛙(かわず)の鳴き声が大合唱となって 阿武隈の峰々に木魂し喧しい数匹の平家ボタルがポアっボアと仄かな緑黄色の点滅を繰り返しパートナーは何処かと稲間を行き来する突然 川辺へ飛翔し柳の葉陰に [続きを読む]
  • 自然に抱かれて(日常風景 冬)
  • 我が家の裏山は山裾が少しづつだが砂礫が崩れ落ちて急勾配となった山肌は花崗岩の白い土砂が露わに映える土手の先にある斜面には伐期を疾うに過ぎた杉の木立が聳えている杉木立には花粉症の元凶と人間界が警戒する赤錆色したビー玉ほどの杉の実がたわわに実り受粉の機会を窺いひたすら春風を待っている蒼穹の彼方には豆粒ほどの白い飛翔物体がゆったり、ゆっくりと南の山影へと消え失せていく                   [続きを読む]
  • 衝突出来ない自動車
  •   高齢者ドライバーの悲惨な交通事故が続発した為、町の広報でも高齢者の運転免許証の自主返納が呼びかけられています。この事態を受けて国では、平成29年3月12日からは道路交通法が改正されて、75歳以上の高齢運転者に対する免許証は認知機能検査と高齢者講習を受講しないと更新できなくなりました。しかし、都市交通網が充実する便利な都会と違い、田舎の過疎地では公共交通網が脆弱化してしまい、自家用自動車は唯一無 [続きを読む]
  • 永遠の別離(消えゆく記憶そして冥途へ)
  •   父と母には長男の私を頭に弟、妹と3人の子供が居ります。また、孫は私の処に2人、弟2人、妹3人と7人います。父はどこの孫も大好きでいつも来るのを心待ちにしてました。普段は寡黙な父でしたが、孫が来宅すると日焼けした皺だらけの顔に満悦の笑みを浮かべて饒舌になったものです。私の長男は幼い時より傍らにいたこともあって、殊更に可愛がって貰いました。私は晩婚でしたので、待ち侘びた内孫の男子には、外孫とはひ [続きを読む]
  • 永遠の別離(突然病魔が)
  •   今日は亡父の7回忌の命日です。平成23年2月8日の朝に「父が危篤なので、直ちに来院して下さい」と父の入院する病院から電話が入りました。妻の車に同乗して昨晩見舞った父の容態を思い描きながら、高鳴る心臓音を悟られまいと俯き無言で病院へと向かいました。車中でいわきの妹と、埼玉県川越の弟に父の危篤を知らせました。町にある総合病院に着いて、通い慣れた夜間通用口から階段を駆け上がり病室へと急ぎました。病 [続きを読む]
  • 故事ことわざ辞典から
  •   朝の6時30分、目覚めるとヨレヨレのジャンバーを羽織って裏木戸から屋外に出ます。悪い習慣と重々承知しているのですが、止められないのです。目覚めに一服した瞬間の感触、安堵感が、周囲から意志薄弱者と罵られても、ついつい百円ライターをポケットから取り出して、唇に咥えたタバコにカチッと火を点けるのです。身勝手な屁理屈こねても、所詮ニコチン中毒症という1病人なんですが。立ち昇るタバコの煙を追いかけると、 [続きを読む]
  • ねだる子雀 愚痴る王様雀
  • 一望すると白銀の山野や田畑は 淡い陽射しで眩しく光る 田畑のあちこちには お月様のクレーターを思わせる うつぶし色の耕土が顔を覗かせ  枯草の尾っぽが揺れている  百羽近くの雀の群れが  クレーターからクレーターへ ちょこちょこと飛び渡る 雪が消えたあの耕土では どんなご馳走が待っているのか 雀王国の住民達は 耕土を鋭い嘴で すばしっこく突っつきながら  隊列組んで 整然と行進する あらら新米さ [続きを読む]
  • 百姓仕事の足跡
  •  未曾有の災害をもたらした東日本大震災が起こった年の5月末に、定年退職して42年2か月の公務員生活に別れを告げました。あの年は俺の身近では退職以外に亡父との辛い別れ、娘への怒り、義父母の引っ越し(義父母宅が地震で家屋全壊したため、一時我が家にある古民家に仮住まいしてもらった)、大震災の後始末(墓地の全面改修、家屋の一部改修)、原発爆発の放射能恐怖(心身への)等々と、背負いきれない程の苦悩や難題を抱 [続きを読む]
  • ご主人様と野良猫マンマ
  • とある猫の話をします どこでも見れるただの雑種猫です名無しでしたが いつか忘れたが ご主人様がマンマと呼び始めましたマンマは飼い猫ではない 出生年齢不詳の風来猫で 世間は野良猫と呼びます  猫階層社会では自由奔放が重視され マンマは従順な飼い猫を軽蔑してますマンマは暴風雨が荒れ狂う夜 ビショビショの容姿で このあばら家に辿り着いた時ご主人様は「シェシェ」と箒を翳し追ったが 部屋隅に蹲る痩せ猫を見つ [続きを読む]
  • 今更、企業誘致
  •   テレビの全国版トップニュースで通過中の南岸低気圧の影響により、再度東京圏に雪が降って5cmの積雪があったと多くの時間を割いて報道されています。北国住人の僻み根性何でしょうが、たかが5cmの雪が積もっただけで何でと首を傾げるのは私だけでしょうか。首都東京圏は別格で稀な積雪でも大都市機能への影響が大きいとの判断なんでしょう。最も、東京圏に暮らす住民のために、ローカルニュースで細やかな情報を提供する [続きを読む]
  • 童心を顧みて〜わいわいがやがやドジョウ鍋囲んだころ
  •   忘れちゃって朧気(おぼろげ)にしかわがんねえ(判らない)だげんど、おらわらし(童)だった頃俺げ(私の家)の部落(隣組)では毎年春先に、わげい(若い)もん(もの)もとっしょり(としより)だち(達)も一緒になって、ドジョウ鍋かごんだ(囲んだ)もんだぞい。今もあん(現存する)だけんど(けれど)おら家のめえ(前側)の道路法面土手下にちっちぇ(小さい)畳3畳ほどの池沼が有んだわ。今になっと用無しになって [続きを読む]
  • 今ここ、見上げる 見つめる
  • 阿武隈の山懐、里人に許された狭小の生活圏があちこちに散在する その領域を里山と呼び、古より生活の糧とし愛しんで育んできた 空を読み風を聞き大地と語って永遠の時間(とき)を重ね来た いつの世もいつの時代にも自然生命(いのち)と里人が交わした暗黙の契りがあった しかし、堅固だった永遠な時間(とき)が、今、心乱れて狂い始めてる 阿武隈の生命(いのち)の末路は歓喜か、悲哀の道かなのか未来人(びと)に委ね [続きを読む]
  • おら、家で暮らせなくなったら
  • 母担当のケアマネージャーが介護計画と介護実績を説明のため、先日来訪しました。説明終了後、茶飲み話で地域の高齢者が話題としている介護の費用について「宿泊型介護保険施設の、利用者の負担額はどのくらいの費用を要するのでしょうか」と尋ねてみました。一瞬驚いた様子でしたが「ご質問受けた件については、今手元に資料がありませんので、満足して頂ける返答は出来かねます」とケアマネジャーは話しました。「僅かな老齢 [続きを読む]
  • ところ変われば ‼
  •  現在日本列島には、過去最強クラスの大寒波が襲来しています。東京都心などでは48年ぶりの寒さになったと報じられています。南岸低気圧が太平洋上を通過した影響で、都心では珍しい20?程の積雪になったとのことです。最低気温もマイナス4℃まで低下し、路面の凍結や水道管の破裂して都民生活に多大なる影響を及ぼしていると、繰り返し放映されています。寒冷地で成長した田舎者の視点からすると、不思議な光景と驚くのは私 [続きを読む]
  • 介護する苦しみ、受ける悲しみ
  • 私は長期間に亘り母を見て居ますから、介護する側の苦難さは経験してることもあって、ある程度は理解しているつもりです。しかし、介護受ける側は私が物心ついてから古希間近のこの齢まで、幸いなことですが人間ドッグの検査入院以外は白い病院ベットに横たわり、入院治療を受けた経験はありません。そのため、看護や介護が無ければ、生命を繋ぐことが出来ない弱者の気持ちなどは正直理解できません。しかし日々母と過ごしなが [続きを読む]
  • 介護よもやま話
  • テレビのワイドショーでは音楽プロデューサー小室哲哉さんの不倫疑惑が連日報じられており 、記者会見での引退表明が話題となっています。くも膜下出血で倒れた小室哲哉さんの妻には重篤な高次機能障害が残り、現在も療養生活を余儀なくされているとのことです。小室哲哉さんは6年余りに亘り妻に寄り添い献身的な介護をし、現在も続いている状態だそうです。ワイドショーでは著名人の不倫疑惑とただ面白おかしく報道をしてい [続きを読む]
  • 放射性物質って生命体に有益なの、それとも有害なものなの
  •   あと30余日暦を重ねると東日本大震災直後に続き発生した福島第一原発人災事故から7年目を迎え、福島県民にとって到底忘れられない悪夢の記念日が来ます。福島県には自然豊か豊穣な大地と親潮と黒潮が出会う「潮目の海」と呼ばれている豊かな漁場があります。事故前には豊かな大地と海からの頂いた恵みで成長した、福島産農林水産物は、全国津々浦々たくさんの消費者からは高い評価を貰って消費者からは安心安全で「美味 [続きを読む]
  • 春よ来い
  •   階下から聴こえてくる怪訝な「ウー、ウーギャー」という唸り声で今朝は目覚めた。ひとり1階に寝ている卒寿に達する老母が気にかかり、ベットから飛び起きた。ガラス窓越しに外を見ると冬至は疾うに過ぎたが、睦月の小正月の時期はまだまだ日は短く薄暗かった。眠気残る瞼をこすりながら、螺旋階段をバタバタと降り来るとカチカチと我が家で時間(とき)を刻む古い振り子時計が午前6時11分を指していた。暗い母の部屋をそっ [続きを読む]
  • 童謡唱歌「この道」
  •   「この道はいつかきた道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる」幼い日、遊び疲れて茜色の夕日を浴びて家路に帰る道すがら野辺の道を歩きながら口ずさんだ童謡唱歌の一節です。何故か初老の齢に達した今でも、一人野良仕事の合間に、心が塞ぐ時など腑と気付けば口ずさむことがよくあります。私らの世代の日本人ならば誰でも知ってる作詞北原白秋、作曲山田耕筰による有名な愛唱歌「この道」です。北原白秋は昭和17年に亡 [続きを読む]
  • 何の根拠もない妄想かも知れないけれど ⁉
  •   人生100歳時代が到来したと吹聴されている昨今ですが、昨年の秋に偶々でしょうが人家も疎らな阿武隈山地の山懐に散在する集落で、古希前後の齢で突然死する訃報があってそれが地域内に瞬時に伝わり住民間の噂となりました。それを機に私は新聞記事の物故者欄死亡年齢を注意して眺めていましたが、何とはなくですが後期高齢者到達前の齢で逝く人が目立つ様な気がします。現在、我が国の平均寿命は世界有数の長寿国ですが、果 [続きを読む]
  • ご無沙汰でした
  • 昨年の3月中旬にプログを更新以降、一人百姓は農繁期へと突入しパソコンと戯れる機会も遠のきひたすらに田畑で土と格闘していました。農閑期となって(大地が凍結して野良仕事不能)やっとパソコンと戯れる穏やか時間が訪れて、プログ更新原稿を書いています。 正月の松飾りを裏山に見送ってから、早5日の月日が経ちます。正月が近づくと毎年恒例として亡父は判を押した様に我が家の正月セレモニーを一人寡黙に成して [続きを読む]
  • あらら真っ白だ(弥生の雪)
  • 目覚めには古民家は 白い綿帽子にスッポリ覆われていた弥生の名残り雪は ジメジメしてズッシリ重い春雪は いそいそと舞い降りて 慌しく融けて消え去る斑模様の錆びたトタン屋根に留まっていた雪魂はある時突然 ドサドサズシーン ドサドサズシーンとつぎつぎと雪崩の様に 大地を目指して一気に落下する それは凛と張り詰めた冷気を震わせ 轟き響く春へと繋がる号砲                            [続きを読む]
  • 生命すら危ないのを知りながら何で?
  •   今月の3月2日に郡山市文化センターで、小泉純一郎氏の講演会が開催されました。講演開会の15分前には到着したいと会場に車を走らせました。予定時間に会場付近へ到着したのですが、会場周辺の駐車場は何れも満車で駐車スペースがありませんでした。仕方なく少し会場まで遠いのですが、ショッピングモール駐車場へ行き駐車させました。慌しく小走りで会場に駆け付けたのは、開会時刻から5分が過ぎてしまい、既に講演会は始 [続きを読む]
  • お米の値段
  •   2月中旬に地域にある農産物直売所協議会主催した、日帰りのバス研修旅行に参加しました。群馬県川場村にあります道の駅「川場田園プラザ」への視察見学でありました。高速道路、一般道と乗り継いで片道4時間余りで到着しました。バスから降りると、路上傍には雪が多く、道の駅敷地も雪で覆われて、数棟の建物間を行き来する通路の両端には取り除かれた雪が積まれてありました。前景には大衆演劇や映画で有名な国定忠治所縁の [続きを読む]
  • こんな田舎でも
  • あんた、何でこんな山深い、田舎に住むかと尋ねられれば ただ見慣れた、あの山並みが かの川が愛しくて うつむきながら、ポツリポツリと語ります ここには息をのむような絶景も、由緒のある名所旧跡もないけれど 日本の山里ならばどこにでもある、何の変哲もない風景ですが 慣れ親しんで来た山川が、ずっと昔から変わらぬ風貌で 朝にはニッコリ微笑んで 夕には勇気を出せよと励ます様に ただ毎日対面するだけで、乱れる心が何気な [続きを読む]