niwarin さん プロフィール

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niwarinさん: 頭痛外来便り
ハンドル名niwarin さん
ブログタイトル頭痛外来便り
ブログURLhttp://headachemaster.blog.fc2.com/
サイト紹介文頭痛難民の方達へのメッセージ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供1回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2015/02/19 22:37

niwarin さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 目の奥と首の痛み
  • この記事を読んでいるほとんどの方は、スマホやPCで見ているはずだと思います。何か頭痛の参考になる情報がないかと様々なサイトを検索している内に、目の奥が痛くなって、首や肩の後ろも痛くなっていないでしょうか?その後さらに頭痛が起きていないでしょうか?「目が疲れたから目の奥が痛くなる?」「肩がこって痛くなる?」それは違うかもしれません。液晶の画面から出る光に脳が過敏になって生じている片頭痛の可能性がありま [続きを読む]
  • 片頭痛は生活習慣病 <1>
  • 片頭痛は元々の体質だからとあきらめていませんか?遺伝の関係した体質である事は確かですが、生活習慣や環境からの影響が多いとも言われています。様々な悪化要因が挙げられています。①光・音・匂いの刺激②食生活③睡眠の過不足④精神的ストレス⑤過労⑥気圧変化⑦温度変化⑧旅行⑨飲酒・喫煙⑩薬の影響多くの片頭痛の方が、「光をまぶしく感じる」「音をうるさく感じる」「匂いに敏感」という傾向があり、特に光の刺激が片頭痛 [続きを読む]
  • これから起きる片頭痛を予想する?
  • 今まで頭痛の経験などなかった人が、「あなたはこれから片頭痛が起きます」と言われたら...当然、信じられないことでしょう。(症例)30代の女性で、決して頭痛持ちだったわけではありません。(仕事でPC画面を見ている事が多いそうです)不眠不休で仕事を続けている方で、念のためMRI検査をしました。脳の血管の所々に、ネックレスのような形に変化している部分が見られます。この時点で頭痛があったわけではありません。「もしか [続きを読む]
  • 片頭痛と間違えやすい病気
  • もともと片頭痛のある方が、「今までになかったような頭痛が起きた」「前には効いていた薬が効かなくなった」「強い頭痛が何日も続いている」というような場合、それは片頭痛ではない事があります。(症例)40代の女性で、20歳の頃から頭痛を繰り返しており、他のクリニックで片頭痛と言われトリプタン製剤を処方されていました。ある晩、急に後頭部の激しい痛みと吐き気に襲われ、何回か薬を飲んだのですが全く効きません。その後 [続きを読む]
  • MRI検査でわかる事<2>
  • MRI検査では、時に「見えない頭痛」を「見える頭痛」にする事が可能です。(片頭痛はMRIではわかりません)(症例)30代の女性です。元々頭痛持ちではなかった方ですが、3ヶ月前に後頭部の強い痛みが発生しました。その後少しずつ頭痛は軽くなってきたようですが、長く続いているために気になって受診されました。MRI検査で脳の血管を確認しました。脳の主な血管(動脈)は下のようになっています。実際の画像を見ると、右の椎骨動 [続きを読む]
  • 薬嫌いの方へ
  • 頭痛持ちの方が書かれたブログを見ると、「できれば薬は飲みたくない」「生活のスタイルを工夫して頭痛をなくしたい」という思いの方は多いですね。当院を受診された患者さんにも、そういったご希望の方はいらっしゃいます。片頭痛の場合・光や音に過敏・ストレスが引き金になる・ポリフェノールやチラミンで悪化する・寝不足や寝過ぎで悪化するなどの要因があるので、これらを少しでも減らす事で頻度は減らす事ができます。片頭痛 [続きを読む]
  • MRI検査でわかる事<1>
  • 医療というのは、限られた経験や思い込みだけで診断してしまうと誤診につながるものです。今まで、患者さんも私自身もMRIに助けられた例がたくさんあります。(症例)60代の女性です。元来頭痛持ちだったものの、ここ10年位は頭痛がなかったそうです。ある日の事、目の前がチカチカして軽い頭痛が出現。おかしいと思い、翌日当院頭痛外来を受診した方です。お話しを聞いてみると、一見閃輝暗点を伴う片頭痛かなと思われました。た [続きを読む]
  • 片頭痛の前兆
  • 全員にではありませんが、片頭痛の前兆(前ぶれ)があります。もっとも多いのは視野の異常で、・眼の前がチカチカする・ギザギザした光が見える・キラキラした光の点や線が見える・視野の一部が見えにくくなる・暗くなるなど様々なパターンがあります。目をつぶっていても光が見えます。ということは、目に入ってきた光が見えているわけではなく、脳の方の問題です。眼科へ言っても専門外のため治療はできません。「閃輝暗点」とい [続きを読む]
  • 脳神経内科と脳神経外科
  • 「脳神経内科(神経内科)と脳神経外科(脳外科)の違いって何?」と思っている方がいらっしゃるようなので、説明しておきましょう。単純に分ければ、脳神経内科 → 脳の内科(主に薬で治療)脳神経外科 → 脳の外科(主に手術で治療)という事になります。外科医は「適確なメスさばき」が命であり、内科医は「正確な診断と処方」が命であると言えるでしょう。当然、内科医は手術はできません。と同様に、開業して手術をしなくなっ [続きを読む]
  • トリプタンでかえって頭痛が強くなった?
  • 「片頭痛」と検索すると、上の方に製薬会社のサイトが出てきて、「片頭痛にはトリプタン系薬剤が特効薬です」としきりに煽っています。当然、自分の会社で作っている薬を売りたいからです。トリプタン製剤(イミグラン、レルパックス、ゾーミッグ、マクサルト、アマージ)は、拡張した脳の血管を収縮させて痛みを取る目的で使われます。しかし、実際には、効く時と効かない時があったり、全く効かない人もいます。「片頭痛の特効薬 [続きを読む]
  • 肩こりって何?
  • 英語には、日本語で言う「肩こり」に相当する言葉はありません。I have stiff shoulders.とかMy neck is stiff.とか言います。決して 'pain' という表現は出てきません。肩こりの本態が何かと言えば、僧帽筋、棘下筋、肩甲挙筋など、首や肩の筋肉の内部に乳酸などの代謝産物(いわゆる疲労物質)がたまった状態です。筋肉が動くためにはブドウ糖 + 酸素 → 二酸化炭素 + 水という化学反応でエネルギーを発生させています。血行不良 [続きを読む]
  • 授乳中の片頭痛薬
  • 女性ホルモンの関係で、妊娠中は片頭痛が減りますが、産後は再び片頭痛が始まります。授乳中に片頭痛が起きた場合、妊娠中に使える薬と同様・アセトアミノフェン(鎮痛薬)・プロプラノロール(予防薬)は比較的安全とされています。これらの薬が効かない時、トリプタン製剤を使用せざるを得ない場面もあるでしょう。血液中の薬は母乳に移行するので、薬の血中濃度が下がってから授乳するのが安全です。現在トリプタン製剤は5種類 [続きを読む]
  • 妊娠中の片頭痛
  • 女性の場合、月経の時に片頭痛が悪化したり長引いたりするのは、エストロゲン(女性ホルモン)が変化する事で脳の血管が収縮と拡張を起こすためです。一方、妊娠中は5ヶ月目頃から女性ホルモンが安定するので、片頭痛は減るとされています。それでも片頭痛が起きてしまったら....血管を少しでも縮めるために、①頸動脈を冷やす②血管を拡張させる食品をとらない光や音に過敏になるので、③日差しを避け静かな部屋にいるそして、PC [続きを読む]
  • 片頭痛を悪化させる薬
  • 知らず知らずに飲んでいて、片頭痛を悪化させている薬があります。うつ病の薬の中で、SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)やSNRI(Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitors)という薬が頻繁に使われる傾向があります。精神科や心療内科だけでなく、一般内科や婦人科でも気軽に処方されています。これらの薬の添付文書(製薬会社から正式に発行されている薬の説明書)を調べるとお分かりいただけますが、副作 [続きを読む]
  • MRIのQ&A
  • MRI検査のよくいただく質問をまとめました。Q1. 検査の時間はどの位かかりますか?標準内容で約15分、追加項目がある場合約30分となります。Q2. 検査費用はいくら位ですか?健康保険の場合、3割負担で約1万円です。この他に初診料や神経学的検査料(診断技術料)、薬代などが追加されます。Q3. 脳ドックとは?MRI検査は、頭痛など脳に関係する症状がある場合は健康保険の対象です。特に症状がなく、希望により検査をする場合は保険 [続きを読む]
  • 調剤薬局の弊害
  • 病院やクリニックを受診した際に、直接薬をもらって帰る「院内処方」と、いったん診察と会計が終わった後に処方せんを渡され、外の調剤薬局へ薬を取りに行く「院外処方」とがあります。この「院内処方」と「院外処方」の違いを比較してみましょう。院内処方の流れ:①病院受付 → 診察 → 会計 → 薬の手渡しと説明メリット/デメリットは...・1回の受診で完結。・疑問があれば直ちに医師に質問できる。 (大病院では難しいかもし [続きを読む]
  • ジェネリック薬品の裏 <1>
  • 片頭痛の時に服用するトリプタン製剤は脳の血管を収縮させて痛みを取る薬で、・スマトリプタン(イミグラン)・ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)・エレトリプタン(レルパックス)・リザトリプタン(マクサルト)・ナラトリプタン(アマージ)の5種類が発売されています。この内、スマトリプタンとゾルミトリプタンには後発品(別名ジェネリック薬品)があります。ジェネリック薬品が全部同じではない事を、すでにお伝えしました。 [続きを読む]
  • 片頭痛なのにトリプタンが効かない?
  • 「片頭痛にはトリプタン製剤という特効薬がある」と、他の病院・クリニックのサイト、製薬会社のサイト、テレビ番組など、いろいろな所で誰もが同じように繰り返しています。違います!製薬会社がトリプタンを売りたいために、大々的にキャンペーンを張っているだけで、多くの医師もそれに乗せられているだけです。全ての人にトリプタンが効くわけではありません。また、同じ人であっても常に効くわけではありません。片頭痛のメカ [続きを読む]
  • 市販薬の問題点
  • 市販薬を業界ではOTC薬と呼んでいます。「Over The Counter」つまり薬局のカウンター越しに薬を売るところからきています。日本OTC医薬品協会では、「セルフメディケーション」などと一見格好良さそうな言い回しで市販薬を売り込もうと必死です。安全で利便性が高いとうたっていますが、本当にそうでしょうか?主な頭痛の市販薬をあげます。これら以外にも膨大な種類がありますが、全部追っかけるのは無理なので、代表的なものだけ [続きを読む]
  • MRIならどれでも同じ?
  • 日本国内のMRI台数はヨーロッパ全体の総数以上、人口当たりの台数では世界1位とされています。我が国では健康保険制度に恵まれているので、簡単にどこでもMRI検査を受けることができます。では、どこのMRIでも同じかというと、ピンからキリです。MRIはコンピューターなので、当然処理能力の差があります。そして、画質の差はテスラ(T)という磁場強度の大きさで決まります。現在国内で稼働している機種には0.2Tから3.0Tまであり、 [続きを読む]
  • MRIってどんな検査?
  • 頭痛外来の必須アイテム「MRI」とは、(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)の略です。このような機械で、トンネルに頭が入ります。約15分間台の上に横になってもらい、超伝導電磁石を使って、体内の状態を描き出す検査です。CTやレントゲンのように放射線は使わないので、被爆の心配はありません。画像の一部をお見せすると、このような脳の断面図や脳の血管の立体像が描き出されます。頭痛外来の役割で書いたように、ま [続きを読む]
  • 入浴関連頭痛の正体
  • 入浴して肩こりも取れて頭痛もスッキリするはず...ところが、「入浴後突然激しい頭痛に襲われた」という入浴関連頭痛があります。当頭痛外来を受診された方の例をあげます。30代の女性で、元々片頭痛がありました。浴槽につかっていたら、突然後頭部の激しい頭痛が出現、その後もシャワーを浴びただけで痛みが起きるようになりました。「これはいつもの片頭痛とは違う!」と感じて、近所の脳神経外科へ行きました。MRI検査を受けた [続きを読む]
  • 片頭痛の薬 <5>
  • 片頭痛の予防薬です。Group1(有効)からGroup5(無効)まで、前回と同様「慢性頭痛の診療ガイドライン2013」から引用しました。有効とされる抗てんかん薬は・バルプロ酸(デパケン、セレニカ)・トピラマート(トピナ)だけです。脳の過敏状態を抑えるために使われます。β遮断薬は元々は交感神経を弱める事で血圧を下げるために作られました。・プロプラノロール(インデラル)の効果が証明されています。抗うつ薬として・アミト [続きを読む]
  • 片頭痛の薬 <4>
  • 脳の血管が拡張して片頭痛が起きるので、トリプタン製剤のように血管を縮める薬が効くのは確かですが、いろいろな鎮痛剤も使われています。それならいったいどの鎮痛剤が片頭痛に効くのか?軽い痛みには、そこそこの効果はありますが、強い痛みとなると、鎮痛剤では効きません。いつの間にか飲み過ぎて薬物乱用頭痛を起こす結果になります。血管を縮めない事には、どうにもならないのです。「慢性頭痛の診療ガイドライン2013」では [続きを読む]
  • 片頭痛の薬 <3>
  • 現在使われているトリプタン製剤は5種類です。「最高血中濃度到達時間」が短いほど、効いてくるまでの時間が速いという事になります。最短はイミグラン注射で、自分で打てる注射もあります。すぐに痛みを取りたい時に使います。ゾーミッグとマクサルトには、口腔内速溶錠という形があります。口の中で溶けて「水なしで飲める」という宣伝です。しかし、マクサルトの場合、かえって効くまでに時間がかかります。(ゾーミッグのデー [続きを読む]
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