Kahi_Namba さん プロフィール

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Kahi_Nambaさん: 継承語で日本語育児 in ベルギー
ハンドル名Kahi_Namba さん
ブログタイトル継承語で日本語育児 in ベルギー
ブログURLhttp://belgium.akakappa04.com
サイト紹介文ヨーロッパ在住20年超の日本語教師パパが子供に日本語を習得させます!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2015/02/23 18:23

Kahi_Namba さんのブログ記事

  • 2018年夏休み特別企画
  • しばらく更新がストップしていました。というか、自分でもこのブログに目を通すこともありませんでした(汗)。忙しくしていたというのもありますが、最大の理由としては何と言っても  日本語なんかやっとる場合ではないぞ! という状態になっていたからであります。具体的には、 娘が学年末試験に突入していたこと。長男のオランダ語がちょっとやばい状態であったこと。サッカーのワールドカップが始まったこと。 などなどが要因 [続きを読む]
  • 過ぎたるは何とやら
  • 子供に日本語を継承させようとする際によくぶち当たる疑問に これ、必要かな?でも、まあ、いらんかな、この子らには。 というのがあります。前もって「ここまでは!」というゴールを設定しているわけではないので、漢字をどれだけ覚えるかとか、国語の教科書がすらすら音読できるようになるとかといった到達目標としてのガイドラインはありません。しかし同時に、「日本に関心を持ってもらいたい」との漠然とした思いはあります。 [続きを読む]
  • 継承日本語とはなんぞや?
  • 2005年に海外在留邦人数は100万人を突破しました。その後もこの数字は大きくなっているようですが、そのうち30%程度が永住予定者とされています。ベルギーでは永住予定者の割合は20%と若干低くはなっていますが、増加傾向にあるのは世界的な流れと同じです。この傾向はとりわけ国際結婚によって移住してきた日本人女性の増加を反映したものだと言われています。こうした海外永住予定者の直面する重要な問題の一つが、子供への日本 [続きを読む]
  • 日本史を学ばせる一つの方法
  • 映画『信長協奏曲』鑑賞終わりました。テレビドラマ版が面白かったので、映画の方も結構楽しんで見ることができました。耳に入ってくる日本語がイマドキのそれと違うという敷居の高さは懸念したんですが、結局、特に大きな問題もなくついて来られたようです。いつの間にそんなに日本語が聞き取れるようになったのやら。背景よりも、その特殊な日本語の説明に時間を割かれると思ったんですが、嬉しい誤算となりました。 『信長協奏 [続きを読む]
  • 日本全国(ほぼ戦国)城巡り双六
  • 国宝姫路城『信長協奏曲』の影響もあって、ちょっとした歴史ブームが来ています。主に、日本人たる親の間で・・・。ま、我が家の子供達は「日本の歴史、もっと勉強したい」と言ってくれてはいますがw。個人的に、現在、自分の中に起こっているブームは「城郭」ですね。元々、歴史好きだったこともありますが、出不精な私はあまり実際に城を訪ね歩くようなことはしませんでした。今、どうしようもない状況になって後悔することしき [続きを読む]
  • おっさんの淡い夢
  • 突然ですが、デジカメを新調しました。カメラ買うのは5年ぶりぐらいでしょうか。こう見えても私は結構なカメオタで、育児にまだ余裕があった頃は常にカメラを持ち歩いてスナップを中心に撮影を楽しんでいました。写真撮影に興じるようになると何気ない日常が全く違って見えるようになります。どんな些細なもの、気にもとめずに流れ去る瞬間の中にもいろんな発見ができるようになります。それが結構楽かったわけですが、残念ながら [続きを読む]
  • 100冊の絵本
  • 最近、夕食後のビールを飲む時間を廃止し、絵本の読み聞かせに使うことにしています。ベルギービールを極めるつもりでコースまで履修したんですが、アルコールは発ガンのリスクありという記事を読んでちょっとビビってしまいました。読み聞かせはちょうど下の小さい子供が寝る前の時間帯に当たるので、寝かしつけにもいいかなと思っています。 育児経験者なら多かれ少なかれ実感されているかと思いますが、子供も二人目、三人目と [続きを読む]
  • 日蘭バイリンガルへの助走
  • 継承日本語に限らず、子育て中の方々が集まるところで必ずと言って寄せられる悩みの一つに「言葉がなかなか出ない」というものがあります。継承日本語の場合も、出ない・定着しないと言った問題はよく耳にします。海外暮らしで日本語というのは、よくよく工夫をしないことにはなかなか実を結ばないものです。あっちに傾き、こっちにフラフラ。そんな日本語継承の記憶を振り返りながら進めている次男の「日本語を話そうプロジェクト [続きを読む]
  • 学習言語能力を考える
  • 6年以上も前の先代ブログでのエントリーですが、日常会話能力と学習言語能力について触れたことがあります。算数の文章題を例に、日本語の学習言語能力の有無について書きました。日本語で算数の計算問題はできるが文章題ができないといった場合、日本語で文章を読んで理解し、そこから式と答えを導くという、ある種の具体的・抽象的両世界を行き来する能力の不備を疑ってみる必要があるのではないかというような内容です。日本人 [続きを読む]
  • 補習校に通わせないという戦略
  • 去年の夏休み中、フィールドワークとして補習校に通わせていない国際結婚家庭日本人親にインタビューをしました。自分も含めた日本人学校補習授業校(以下補習校)に子供を通わせていない日本人親が、子供の日本語継承についてどんなイメージを持っているのか知りたかったからです。結果は論文にまとめるつもりだったんですが、調べていくうちに締め切り前にもう少し追加調査をしたくなったので提出自体を延期しました。本エントリ [続きを読む]
  • 非常識な歴史学習法
  • 日本語塾のその後です。塾といってもその形態は、既に我が子と預かっている子供さん二人の計4名という寺子屋状態になってしまっているんですが・・・w。 その寺子屋も今年度からやや授業形態を変えたという話は本ブログでも以前お話しした通りです(詳細はこちらから)。路線変更の具体的要点は「親を巻き込め」ということに尽きると思います。と言っても親に授業の補助を頼むとかそういった類ではありません。継承語の核心は何と [続きを読む]
  • 親の安息
  • 先日は娘の14回目の誕生日でした。誕生日プレゼントは十日後の長男へのプレゼント+クリスマス・プレゼントとセットで任天堂Switch(スプラトゥーン2込み)を渡してあるので、その日は何も贈呈するものがありませんでしたw。小学生時代のように友達が泊まりがけで遊びに来ることもなく、週末だというのに実に静かな日でした。いや、平常通りの騒がしさといったところでしょうかww。 そんな娘にとっては特別な日ですが、キッズ・テ [続きを読む]
  • 日本語能力試験と日系国際児
  • ようやく冬休みも終わり、家が静かになったことで仕事をする時間が確保できましたw。というわけで、新年最初の記事は日本語能力試験 JLPT と日本語継承についてです。 もう何度もこのブログで告白してきましたが、個人的には日本語能力試験は継承日本語を身につけることを目指している日系国際児にはあまり関係のない資格だと思っています。あくまで「個人的には・・・」ですが。というのも、文法問題が出題されることや読解という [続きを読む]
  • 第四言語としての日本語。その傍にある継承日本語。
  • ちょっと間隔が空いてしまいました。継承日本語に関していろいろぐだぐだと書いてきましたが、そろそろネタ切れかな・・・という感じが辛いですw。本日は若干継承語の問題とはポイントがずれますが、ベルギーの外国語教育システムの中で日本語、さらには継承日本語のポジションを考えてみたいと思います。 私が夏休みの間、補習校に子供を通わせていない日本人の親御さんたちから色々と話を聞かせてもらい、深く考えさせられたこと [続きを読む]
  • 継承を決定づけるもう一つの、あるいは最大の要因?
  • 既にこのブログでも何度となく触れた気がしますが、継承語への働きかけを支える要因としては大きく1)家庭的要因、2)社会的要因、3)日本語学習が持つ要因が主なものとして指摘されています(参考エントリー)。これは経験的にも理解できるところであろうと思いますが、継承語教育の主要な現場が家庭ということを考えた場合、それに関わるアクターの性格的な要因が意外と無視できない影響力を持つのではないかと最近感じるようになり [続きを読む]
  • 家庭版JLPT対策講座
  • 次の日曜日はいよいよ長男の日本語能力試験 JLPTです。巷ではその試験合格を目指して家庭教師を雇ったりする人もいるそうですが、うちは全くボランティア・ベースでやってます。ちょっと鼻血が出そうですが。 今回、彼が挑戦するのは一番下のレベルのN5です。この一ヶ月、公式問題集と『合格できる日本語能力試験N4・N5』という問題集を使い、試験に慣れるための訓練をしてきました。なにせ、こういう日本独特の試験風景なんていう [続きを読む]
  • CEFRと継承日本語
  • 『ヨーロッパ言語共通参照枠 Common European Framework of Reference for Languages (=CEFR)』というのが、先日のベルギー日本語教師会勉強会でも何度となく出てきました。自分も10年ほど前から幾度となく耳にしていましたが、特に関心も持っていませんでした。日本語学習過程がヨーロッパ言語のそれとはかなり異質であり、ヨーロッパ言語の枠組みで作られたCEFRというものに対して、ある意味懐疑的であったからです。しかし昨今 [続きを読む]
  • ちょっともやもやしていたもの
  • 我が子に日本語を教えるにあたって、それが『継承語』という範疇に含まれるらしいと気づいたのはかれこれ10年ほど前のことです。そのことは、このブログの前身である育児ブログでも触れてあります。それ以来、随分とこの言葉に人が集まるようになったもんだと、ある種の感慨さえ持つ今日この頃です。 先日、ベルギー日本語教師会という会の20周年記念大会があり、そこでも継承語をテーマにグループで小さな話し合いを持つことがで [続きを読む]
  • 継承日本語に政策は必要か?
  • 本エントンリーは、先日読んだ論文からちょっと疑問に感じたことについて述べたものです。長くなりましたがご容赦を。 前回ご紹介した論文は、韓国における日本語あるいは日本における韓国語の継承に関する研究でした(エントリーはこちら)。 韓国の事例からちょっと驚いたことですが、韓国には「多文化家族支援法」という国際結婚家庭を支援するような法律が制定されているのだそうです。そこでは、多文化家族とは「韓国国民と結 [続きを読む]
  • 日本語塾第二幕がスタート
  • 論文執筆が忙しかった9月は日本語塾の方は休講とさせていただきました。本当のところは運営自体が結構な負担になっていたことで、特に大盛況というわけでもない田舎塾をひっそり終了しようかなと考えていたところです。ただ、「どんな形ででも継続をすることが将来につながる」という保護者の要望(それは私自身の継承語教育における信条でもあります)もあり、結局、「あまり負担にならない形で」ということで継続決定となりまし [続きを読む]
  • 『行けるところまで行きまひょ』課外授業
  • 長男が秋休みを前に、通知表をもらってきました。ま、悪くはないけど、去年までよりは悪いといった感じでしょうか。別に気にするほどのものではないですが、学校の課題に取り組む姿勢に問題があるようで、それがちょっと引っかかったりします。帰宅時も、「宿題は?」「ない!」で終了。もともとそういう学校だし、こっちはそんなもんかとしか思うほかなかったんですが。でも、色々と課題は出されていたようで・・・。 以前も書き [続きを読む]
  • 継承語研究の視座
  • 日系国際児の子育てを通して、今日も継承語問題を考える・・・です。 海外で継承日本語研究をするにあたって困るのは、邦語文献の確保です。インターネト上でデジタル配布されていればいいんですが、諸般の事情からデジタル化されていないものが結構あります。そういう場合、著者の方に直接メールでデジタル版がないか照会し、あれば特別に配布をお願いすることになるんですが、大抵の場合は「ない」です。幸いなことに、多くの方 [続きを読む]
  • 日本語能力検定に挑戦!
  • ありがたいことに、ベルギーでも年二回、日本語能力検定Japanese Language Proficiancy Testが受けられるようになりました。以前はパリかデュッセルドルフまで行かないといけなかったので、非常に助かります。同僚はその事務処理に奔走しておりますが・・・。 その12月の試験に長男がチャレンジすることになりました。レベルは一番ケツのN5です。最高位のN1と受験料同じというのが納得いきませんが・・・。 正直、継承日本語を学ん [続きを読む]
  • フランス語をどうするか?(長男の事例)
  • 新学年が始まり、なんだか長男がどんよりしてます。ここのところ、ベルギーは割と好天続きなんですけどねぇw。もともと、あまりシャキッとしたところのないヤツではありますが、最近は朝になると「学校行きたくない。ブツブツ・・・」です。 はぁ〜。 新しい担任になって、なかなか調子が合わないというか・・・。長男の性格にも扱いにくいところが出てきたようではあるんですが・・・。とりあえずは、算数が得意な長男には現地 [続きを読む]
  • ペースが大切
  • 次男の日本語学習が始まって一ヶ月近が経ちました。上の二人は補習校入学を前にかなり頑張ってひらがな学習に励みました。入学後は汗と涙にまみれながら宿題に追われる日々でした。正直、「もうあんなんいやや」という気持ちでいっぱいです。アットホームという言葉とは程遠い、殺伐とした日々は本物やないです。何とか楽しく、無理のないペースで日本語に向き合って欲しいところです。というわけで、かなりのんびりやってたんです [続きを読む]