むらさきすみれ さん プロフィール

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むらさきすみれさん: 光のオルゴール
ハンドル名むらさきすみれ さん
ブログタイトル光のオルゴール
ブログURLhttp://triton.blog.jp/
サイト紹介文ゲームじゃないけどゲーム的なSFファンタジーです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供11回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2015/03/01 11:24

むらさきすみれ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 第5章 最終章 別れ路 −せつなき想い−⑤−
  •  加奈の体力が元に戻るまで、思った以上に日数が経ってしまいました。それでも強暴な大型モンスターはいますが、昔の地球と同じ大自然に囲まれたこの惑星の澄んだ空気のおかげで、加奈はすごく体が楽になりました。 自然の恵みに感謝し、収穫祭もあって、加奈たちへのお礼といつもより盛大に祭りが、執り行われる事となりました。 小さな集落でしたが、日本の祭りのような雰囲気で、加奈は大喜びでした。村の広場には飾り付けが [続きを読む]
  • 第5章 最終章 別れ路 −結界−④−
  •  誰もが寝静まった静寂を突き破るように、凄い地響きが村中に轟きました。加奈は嫌な予感がして、窓の外を見ました。 何という事でしょう!! あのモンスターとは別の更に巨大なモンスターが、地鳴りのような足音をさせながら、村の方へ向かってくるではありませんか。「た、大変だわ!!」 加奈は、ライと竜斗を起こし、おじいさんとおばあさんを起こし、安全な場所まで逃げるように言ったのでした。 外に出て見ると、村人たちは [続きを読む]
  • 第5章 最終章 別れ路 −モンスター襲来−③−
  • 「ライ、どうしたの? ライらしくないよ」「え? ああ、さっき…。すみません、つい、カッとなってしまって。でも、急に宇宙船から飛ばされたのに、何故サタン様は!! ぶつぶつ、ぶつぶつ!!」「アハハハ!!」 加奈は、何故かいつも冷静なライが、愚痴を言う姿が可笑しくて、大笑いしてしまうのでした。「?? 加奈様、どうかなされたのですか?」「クスクス、ううん、なんでもないよ。それよりほら、村に着いたみたい」 二人が村 [続きを読む]
  • 第5章 最終章 別れ路 −届かぬ想い−②−
  • 「加奈様! 加奈様!!」「う〜ん、むにゃむにゃ……ごはん、まだ?」「加奈、何をねぼけている! 早く目を覚ませ!」 ねむけまなこの加奈の目に映ったのは、心配げに見つめるライと呆れ果てた顔をしているサタンの姿でした。「加奈様、どこかお怪我はありませんか? 大丈夫ですか?」「あ!!……そうだった!! 宇宙船から、又、飛ばされたんだった。ここは、どこ?」 加奈があたりを見渡すと、うっそうとした森の中、むせかえる [続きを読む]
  • 第5章 最終章 別れ路 −最後の惑星−①−
  • 「加奈、まだか?」「え〜っと…」「加奈、またなのか…」「だって…」「わかった、わかったよ」 サタンは加奈の部屋の入りました。案の上、いつものように加奈は、上着を前と後ろ反対に着て、腰ひもはダランと垂れ下がり、靴下は、半分ずれて髪の毛はボサボサでした。 サタンは加奈の身だしなみを直すのが日課になってしまいました。「ほら、こうして結べば、綺麗に蝶結びになるだろう」「じぃ〜〜」 加奈は、腰ひもではなく、 [続きを読む]
  • 追憶《サタン編》−強き想いの果てに…。−③
  •  不気味に光る異様な形をした巨大な銀色の建物の中に、吸い込まれるように宇宙船は入って行きました。その宇宙船の中にサタンたち3人の姿もありました。 銀星に着いてすぐに地獄の特訓が待っていました。 1日目で、もう脱落者が半分にもなり、脱落しなかった者は、さらにふるいにかけられたのでした。 サタンたち3人は、武術にも優れていたものの、毎日続くいろいろな武器の特訓に、体中が悲鳴を上げていました。「サタン、 [続きを読む]
  • 追憶《サタン編》−強き想いの果てに…。−②
  • 「おい、サタン。久しぶりだな」 サタンが剣の練習をしていた時に、後ろから金髪の少年が笑いながら声を掛けてきました。「ルーディヒじゃないか、いつ着いたんだ?」「さっき着いたばかりだけれど、オマエに会いたかったから、真っ直ぐに来たよ。元気だったか?」「おい、やめろよ。ルーディヒ!!」「あいさつのキスだろ、お前。昔から、スキンシップが苦手だな、アハハハ」「アハハじゃないよ、ルーディヒはスキンシップが多すぎ [続きを読む]
  • 追憶《サタン編》−強き想いの果てに…。−①
  •  物語も最終章に入ります。 その前に、今まで登場した人物が、主人公とどのように関わり合ったか、ひも解いて行きたいと思います。 それでは、皆さま、少しの間、サタンの少年時代へと誘いましょう。 サタン編≪追憶≫ 強き想いの果てに…。 ① バタバタ、バタバタ!! 廊下を激しく走る音でマーガレット王妃は、思わず部屋のドアを開けました。「スチュワート!! みっともないですよ。何事ですか!?」「ご…ごめんなさい、母 [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第8話 −終わりなき戦い(後編)−
  • 扉は何をしても固く閉ざされたままでした。「びくともしないぞ」 王子は強く押してみましたが、全く開く気配すらありません。「魔法で壊してもだめかしら?」「だめだ、ミーティア。塔が崩れかかって来ている。強い衝撃はだめだ」「そんな事言って、サタン、どうするのよ!?」 扉が開かなければ、タルタロスを倒すことは出来ません。 加奈は、扉の模様を注意深く見てみました。すると、星の形の中央に、かすかですが小さな穴があ [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第8話 −終わりなき戦い(前編)−
  • 上の階にいるタルタロスの声が大きくなってきました。不思議な地鳴りがして、塔が地震のように揺れて来ました。砂嵐まで吹き付けて、タルタロスとの戦いが始まろうとしていました。 加奈は泣いている場合ではないと思い、リュックから星の弓を出しました。星の弓は、加奈が手に取ると、加奈の心に反応して、みるみると大きくなり、光り輝き始めました。 上に上がる都度、モンスターの数は増えるばかりでした。「くそ、この塔はど [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第7話 −覚醒の時(後編)−
  •  どこを向いても果てしなく砂漠が続いています。はるか遠くにそそり立つ塔が、おぼろげに見えるだけです。 前にサタンと王女とペルセウス王子、後方に加奈とライが乗っていましたが、それでも背中に余裕があるのですから、大鳥の大きさはドラゴンより大きいかもしれません。 サタンとミーティア王女、そしてペルセウス王子は、これからタルタロスと戦いに行くというのに、何か楽しそうに話をしていました。緊張感が無いと言えば [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第7話 −覚醒の時(前編)−
  • 「加奈、用意は出来たか?」「……」「加奈?」「ドアを開けるよ」 サタンがドアを開けると、加奈の姿にサタンは深いため息をつきました。「加奈、いつになったら、紐が上手に結べるようになるんだ。髪の毛は逆立っているし、靴下も右と左が色が違う…」「だって、この服、着るの難しいんだもの。ボタンだって後ろにあるし…靴下だって…」「わかった…わかったから、こっちへおいで」 サタンは何度、加奈の服を直した事でしょう [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第6話 −決意−
  • 「サタンはまだなの?」「はい! 王女様」「何か胸騒ぎがするわ。お父様もお父様よ。何もスクトウム国のモンスターをサタンに退治させることを頼まなくても!!」「しかし、王女様。あの塔のモンスター退治には、多くに兵士が犠牲になっています。サタン様の強さに王様が苦渋の決断をなさったのは、王女様もご存じのはずです」「サタンが強いのは、私だって知っているわ。私が言っているのは、国の難題をサタン一人に押し付けるのは [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第5話 −忍びよる影−
  • 「加奈、まだ、眠そうだな」「ほへ…」 加奈は、持っているスープのスプーンを落としそうになりました。「アハハハ…昨日と今日の加奈のギャップが可笑しいぜ」「そ…そんなに笑わなくても…」「サタンがお前を可愛がる理由が分かったよ」「え〜〜!! あ…あの…サタンにばれたんですか!!」「仕事が終わるまで待っててくれってさ」「仕事? 仕事って、ミーティア王女に会うことじゃなかったんですか?」「サタンは、小さい頃、許 [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第4話 −九尾の腕輪−
  •  宿屋に戻って、少し心も落ちついて、せっかくの舞踏会の料理が食べられなかったためか、加奈はすごくお腹が空きました。そんな加奈のために、ライは、部屋にパンと飲み物を持って来てくれました。 ライとリュウトとそして加奈は、小さな丸いテーブルで、遅い夕食を食べたのでした。「加奈様、せっかくのごちそう、残念でしたね」「ううん、このパンがおいしいわ。気楽に食べられるし、ライもリュウトも一緒でとてもおいしいわ」 [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第3話 −つながる過去(後編)−
  •  加奈は、ペルセウス王子の妹、セーラー王女ということで、真っ白なサラサラの長い髪のかつらをかぶり、花刺繍が織り込んであり、フリルいっぱいのドレスを着せてもらいました。結構、胸が開くので、加奈は凄く恥ずかしく侍女にドレスと同じ色の絹のリボンを首に結んでもらいました。 少し、濃いめの化粧をしたためか、いつもより大人びて見え、鏡を見ると、別の自分がいるようでした。後ろへ長くレースの布が流れるように、サタ [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第3話 −つながる過去(前編)−
  •  何が何だかわからないまま、加奈はスクトウムという星に連れて行かれ、お城の地下の牢屋に入れられてしまいました。 暗いじめじめした牢屋は、地下のせいか、空気がよどんでいます。なんとか加奈のリュックは持ってこれて、荷物検査もなかったので、少し安心しました。「キ…キュウ…」「え??」 リュックを開けようとした時、リュックの中から白ドラゴンのリュウトが苦しそうに顔を出しました。「いやだ! リュウト、一緒に来 [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第2話 −メシエの秘密−
  • 「加奈、話がある」 サタンはそう言うと、食べ終わったお皿を横に動かし、加奈の方にいつになく真剣なまなざしで話し始めました。「タイタン号の事だけど、前にも話をしたと思うが、船全体が移動したみたいだ」「え? それじゃあ…今は…」「大丈夫。メシエが場所を割り出している。確実な場所がわかるまで、数日かかるだろう。加奈をひとり、この宇宙船に残すのは不安だが、頼まれた仕事が山積みだ。それに、宇宙金もだいぶ減っ [続きを読む]
  • 第4章 いざないの扉 第1話 −サタンの宇宙船−
  •  アルディ星にようやく戻ってからは、まだ頭の中が現実に戻ることが出来ず、4人とも何日かぼんやりと過ごしていました。 ようやく頭がすっきりして来て、このアルディ星から離れる時が来ました。 ルーディヒとシリウスとも、ここで別れる事になりました。「加奈、短い間だったけど、楽しかったよ。さよならは言わないぜ。多分、又、会う事になるからな。おいサタン、俺は加奈が気に入った。いつでも連れ去ってやるから、覚悟し [続きを読む]
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