水尾 央 さん プロフィール

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水尾 央さん: 夢の続きを見る処
ハンドル名水尾 央 さん
ブログタイトル夢の続きを見る処
ブログURLhttp://370naka.blog.fc2.com/
サイト紹介文小説置き場。大人BL多めです。 R18 自己中受 ヘタレ攻
自由文毎日0時頃更新されます。人気俳優(へたれ)×小説家(ナルシスト)のお話メイン。他のお話もへたれ攻が多いです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供254回 / 365日(平均4.9回/週) - 参加 2015/03/08 12:44

水尾 央 さんのブログ記事

  • つれないキミと売れてる僕12-42
  • 背筋が凍る気分だった。須野との関係がバレるのは致命的・・・須野は有名な人気俳優で、自分も名前が知れてる作家近しい信用のおける友人にしかバレていないことなのに仕事で数回会っただけの得体の知れないこの男が簡単に判ってしまう程判りやすいのかと自分たちの軽率さを悔いる「そうってなんだよ」「待って!そんな警戒しないで!いや!大丈夫!誰にも言わない。山本さんにだって言わない!オレ、言わない!ホント!絶対!」「 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-41
  • 「なんか私服でここ来るの変な感じ」「あぁ?」「いや、仕事抜きで光くんと2人ってさ」「葛西とは会ってんだろ」「いやいや!じゃなくってさー・・・オレ、自分以外の他の男に美人って思ったの光くんが初めてなんだよねー。そんな美人と2人きりでピアス見せるとかなんか妙に緊張するっていうかさぁーあ!なんかこれ慎吾くんとは何の気も起こらないって話になる!?いや!違うよ!?っていうか光くんなら判るっしょ?!」ハルを部屋 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-40
  • 「須野ちゃんさー、拗ねてただけだからケンカじゃないって言ってたよ」「あぁ、そう」帰りの車の中、いつも以上に静かで窓の外をただ見つめる里見に苦笑する「光ぃー、残って須野ちゃんともう少し過ごした後に新幹線で帰りたかった?須野ちゃんに一瞬会っただけじゃ余計に恋しくなっちゃったー?」「ねぇよ・・・あー、でも新幹線で帰りてぇ」そうボヤきながらも須野のことを考える誤魔化した。いつもみたいに、他の女性にしてきた [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-39
  • 須野がドアを開けて外へ出ると人の影があってギョッとしたスモークの貼られた車内で見えなかったとは思うけれど見えてしまってもおかしくないから「仲直りしたぁ?」でも、それは葛西でホッと胸を撫で下ろす須野としてはバレてしまっても問題はない。寧ろ里見のことを皆に公表したって構わない。自ら公表したい程だ。その後、仕事に影響はあるかもしれないけれど須野にとっては些細なこと。でも、里見は違うから。里見は自分と付き [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-38
  • コンコン車内で待ち続けるのも飽きてきた頃、車がノックされて顔を上げた葛西は顔を輝かせて里見の腕を引っ張りながらドアを開く「どうしたの?旅行じゃなかったの?スタッフさんに言われてびっくりしたよ」「1泊2日のね!それで寄ったんだー!須野ちゃんに会いたくてー!」里見は車から降りると不機嫌な顔を隠そうともせず、須野を睨むいつもなら迷わず自分に話しかけるのに葛西にばかり話しかけるのはまだ拗ねているのかとイラつ [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-37
  • 葛西が電話を取って須野に里見の傷を見たことを報告してしまったと聞いて電話をかけ直そうか迷って辞めたわざわざ電話をして誤解を解くのもどこか違う気もしたし、何よりも癪だったからなんだか負けたような気がするから・・・恋愛には勝ち負けなんて存在しない?里見にとってはいつだって駆け引きのゲームのひとつで勝ち負けが常に存在してきた。だから、謝るのは負けだと今でも謝るのには抵抗があるそして、掛け直しても来ない須 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-36
  • 「きゃっ!」撮影の後、今日の撤収作業の時、1人の女優の短い叫び声に振り返る「見た?」「何を?」女優、松永 結奈は震えながら振り返った須野に助けを求めるように手を伸ばした「大丈夫?」「み、見てないですかぁ?」「見てない・・・よ?」「悠介くんも?!」「うん?もしかしてあそこにいた子ども?ちょっと松永さんビビりすぎじゃないっすかぁ?」震えが収まらない様子の松永に傍にあったブランケットを差し出すとアイドルグ [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-35
  • ピリリ・・・ピリリ・・・里見が風呂へ行ったからすることもなくて布団に寝転がっていると電話の音がして体を起こしたけれど自分の携帯じゃないことに気付いて周りを見渡すと里見の携帯。葛西が教えてもらえない方の携帯どれだけ聞いても教えてもらえない携帯・・・存在を知って、その理由を聞いたとき、自分も教えてほしいと何度も詰め寄った。里見にも須野にも。でも番号は未だ教えてもらえない・・・それでもイイ。それだけ2人 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-34
  • 「多分ね、ほとんどの人が自分で光を発することができない惑星みたいに」「なんだよ。突然授業始めんな」「アハハ。でも、惑星だって衛星だってイイけどさ・・・光はオレらに光を当ててくれるわけ!で、オレら輝ける!みたいな!」湯を顔に掛けた葛西は笑って夕焼けを見上げると眩しそうに目を細めた太陽は眩しい・・・直接見ることができない程に・・・「太陽の光は太陽が重くて熱いから。オレらを同じように愛してくれるだろ?素 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-33
  • 目的地に到着した里見と葛西。早速葛西が手早くチェックインも済ませ、部屋へ案内される「もー!何?めっちゃ不機嫌!」「ケツ痛ぇ」「ヤダ!オレ光のお尻に何もしてないのに誤解生むじゃん!」「こんな長距離移動だとか思ってねぇだろ!」「それをオレが運転したんじゃん!オレを褒めてよ」葛西のあの詳細プリントをちゃんと確認しなかった自分に後悔していた。もっと近場にだって同等の温泉があるだろうと指摘したり、行かない選 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-32
  • 葛西との仕事の役目がひと段落したから新作の構想を練る書き溜めた中には未発表のものもたくさんあったけれど担当者との打ち合わせの感触では今まで書いたものでは少し違う気がして新しいネタを空で探す求められているのは皐月 光ならではの狂愛だと言われた。自分の「ならでは」が狂愛だと言われるとそれは癪な気もする大抵のものが須野をイメージして作り上げてきたものだから「あいつは書き尽くしただろ」溜め息を吐きながら書 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-31
  • 葛西と飲んで帰ったあと、酔った体をベッドに沈め、微睡みの中、電話の音を聞いた「・・・ん」眠気もあったし、出なくても良かったけれど電話に出たのはそれが須野しか知らない電話だったからいや、多分少し前までの里見だったら須野からの電話だと判っていても出なかっただろう。日々、須野への気持ちが大きくなっているのは里見自身も気付かないこと『あ、ごめん。寝てた?寝てたね?』「ん・・・」『ふふ。葛西と飲んでたんでし [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-30
  • 「まーたあんたたちは連絡しないくせに突然来る!こっちの都合考えずに!」「お前に都合なんてあんのかよ。店はいつも開いてんだろ」「まぁまぁ春ちゃんー!光なりの愛情表現よ?これ!」「あ?何言ってんだ」「実家にわざわざ連絡しなくても突然帰ってきてもお母さんなら許してくれるー!ってね?」「っざけんな」くだらない。という顔をした里見とは逆に「ホントに素直じゃない子!」と言いながらも顔を緩ませた春子「奥行くー? [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-29
  • ハルを含めた打ち合わせを終えて里見は天井に紫煙を吐き出すハルと葛西のテンションについていくのははっきり言って疲れるのにそんなに苦になっていないことを不思議に思いながら「なぁ、さっきの何?」「あー?」「ハル」「何?」ハルがなんだと思いながら体を起こすと目の前に座る真面目な顔をした葛西の姿「はぁ・・・」あぁ、ハルの体にあったピアスに興味を示したことがそんなにも気になるのかと溜め息を吐く須野と同じくらい [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-28
  • 「光、天才か?」「んなもん昔から知ってんだろ」「あ、うん。ですねー!ですよねー!知ってたー!知ってるー!光がそういう性格だったのも思い出したぁー!いや、でも、これ、なんていうかーーーオレ!トゥルーエンド?辿り着けないなー!って。分岐?これ光っぽいわぁー!っぽいわぁー」ほぼ完成した企画のデモを見て葛西は何度も頷く「っていうか光くんよりオレを褒めるべきじゃないー?」「あ、うん。ハルには感謝ー!大感謝ー [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-27
  • 「・・・おはよう。相変わらず早いね」「まぁ、習慣なんで。今、あいつ来るんで」須野を迎えに来た山口がドアを開けたのが里見で驚きの顔を見せた「あいつ、落ち着いた?」「いや、まだ中で愚図ってる」「だろうなぁー」「・・・休み、いつ取れるんすか?」「え?!あ、休み?んー・・・そのうち?」「それじゃあいつあぁなりますね・・・」里見から須野の予定を聞かれるのにはまだ慣れない。でも、里見と上手くいっている証拠だと [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-26
  • 須野の携帯に電話が掛かってくる。タイムリミットの合図でも、須野は以前のように愚図って里見の傍から離れようとせず、電話も無視し続ける最近では物分かりの良くなった従順な犬のように別れを惜しみつつも仕事に精力的になって来たと思ったのにこれでは逆戻りだ「うっぜぇ!」「里見と離れたくない離れたくないー」「仕事の邪魔」「じゃあ静かにする!静かにするからお願いっ!お願いーーーー」「電話出ろ。山口さんだろ!電話鳴 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-25
  • 目を開けると須野に抱き締められたままで顔を上げると優しく微笑む須野の姿「おはよう?」「おはようじゃねぇ」「ん?」「・・・お前、寝てないだろ」「うん。でも幸せだったよー!」「あ?」里見の額に唇を寄せると里見をまた抱き締める「仕事行きたくないなぁー!行きたくないー。毎日こうやって里見抱き締めてたい。もー大好きー!大好き大好きーっ!」「・・・ヤれてねぇけどイイわけ?」「ごめん。押し付けてたわけじゃないん [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-24
  • メガネを外したキズのある顔を見せても須野は変わらなかった。小さいキズ。よく見なければ多分判らない。自分のキズだから気になるだけ。里見が気になるだけでも、この肩のキズは気にならないわけがないバスルームで鏡を見ると叩き壊したくなる衝動。醜く、エグい傷跡。もう抜糸も終わり、傷口は閉じたけれどそれでも見ていて気持ちのいいものじゃない美しい里見の芸術的な体についた傷跡これを須野に見せるのが怖かった。目の上の [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-23
  • キスをして触れ合って確かめ合う愛を。そう、愛を人と触れ合うのは愛の確認のため。恥ずかしい部分を曝け出すのは愛の証。隠している部分も全て見せるのは愛があるから。かいらくのためかだけじゃなくて、これは2人の間に愛があるという証明のため「里見っ!・・・里見っ」必死な須野の様子が里見に満足感を与える須野の愛が大きいだけじゃない。里見を満たすのは自分が認めた美しいものからさえも求められる征服欲「僕の愛しい人 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-22
  • 何度もキスをする。頭が痺れるようなキス。キスというものは皆、こんなに気持ちがいいのか?里見以外に知らないから判らない。それともやっぱり里見とだからこんなにも快楽に溺れてしまうのだろうか「うわー。相変わらずお前のエグい」「里見ぃ・・・」「だらしなくダラダラ涎垂らしてるしなぁ」「っん・・・僕っ!・・・期待してたっ!」「ぁ?」「もしっ!里見の好きなもの買ってきて並べたらっ!里見、僕とこうしてくれるの許し [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-21
  • 全神経を里見がいるバスルームに集中させる。音が大して響くわけでもない。でも、聞こえないわけじゃない。シャワーの音。湯船に浸かる音、たまに聞こえる水音は里見が湯を自身にかける音だろうか里見の白い肌が体温の変化で薄紅に染まり、里見の冷たい指先が温められていくのを想像すると須野は拳を握って上がっていく心拍数を落ち付けようと努力する里見を愛している。これ以上ないくらい愛している。出会った瞬間から今まで毎日 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-20
  • 食事を済ませると手早く片付けた須野がソファーで寛ぐ里見の隣に座ってイイか遠慮がちに尋ねてきた「あぁ、座れよ」「ありがと!」幸せそうな須野の顔。どうして完璧じゃなくなった自分を愛しそうな顔で見つめて来るのか判らない完璧じゃなくなった自分にまだ須野に愛される価値があるのか?どこに?どこを愛せるというのだ「美味しかった?」「まぁまぁ」「・・・そっか」里見の返答ひとつに表情を変化させる須野。愛されている。 [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-19
  • 長い口付けを離すと里見が口角を上げて微笑むのが見える里見の機嫌がイイのが嬉しい。里見が傍で笑ってくれるのが嬉しい。幸せ。ずっと一緒にいたい。ずっと。ずっと「里見?」「メシ食う?」「・・・うん」「んな残念な顔すんなら正直に言え」「・・・離れたくない・・・けどっ!」里見の両肩を掴んで自分から引き剥がすと困った顔で里見に微笑むいつだって離したくない。でも、里見を前にしたら里見のことを考えたら自分のことな [続きを読む]
  • つれないキミと売れてる僕12-18
  • 「・・・どうすんだよ!こんな大量に」「里見何が食べたい?!あのね!ここ、新しいお店みたいなんだけど里見好きそうだったから。あとね!こっちはね!前に覚えてるかなぁ。里見が美味しいって言ってたお店!なくなって残念がってたでしょ?それが別のところでオープンしてたからね!味が同じかは判らないけど・・・あ!でも!でもちゃんと口コミもチェックしたよ?!多分大丈夫!あ!違う!大丈夫!同じハズ!」須野の買ってきた [続きを読む]