gcsnakako さん プロフィール

  •  
gcsnakakoさん: GCS 中湖康太 経済投資コラム
ハンドル名gcsnakako さん
ブログタイトルGCS 中湖康太 経済投資コラム
ブログURLhttp://www.gcs-co.tokyo/
サイト紹介文経済評論家、アナリストとして活躍中の中湖康太による、経済、株式投資、文化、社会コラム発信サイト
自由文JPモルガン、ゴールドマンサックスの株式調査部、投資銀行部門でマネージングディレクターとして活躍。米インスティチューショナル・インベスター誌、日経金融新聞の部門別のアナリスト・ランキングでトップとなった。経済評論家、アナリストの中湖康太による、経済、投資、文化、社会コラム発信サイト。株式投資等の研究会も定期的に実施中。慶應義塾大学経済学部卒、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供137回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2015/03/09 18:51

gcsnakako さんのブログ記事

  • マーケット続落時の考察 2018/10/25
  • マーケット続落時の考察 2018/10/25マーケットが続落している。どう見るか?いわずもがなだが、簡単に整理しておこう。バリュー投資の観点から重要なのは次の等式だ。PER = P / EPSここで、P: 株価、EPS: 予想一株当たり利益、PER: Price Earnings RatioPERが12倍を切ったから割安だ、という。これはEPS(予想一株当たり利益)が変わらないという前提になっている。EPSに変化がなければ、Pの下落、つまりPERの下落は割安になったと [続きを読む]
  • JPモルガン・チェース第3四半期決算をみる
  • グローバルな視点JPモルガン・チェース(JPMC)の2018年第3四半期決算(10/12発表)を見てみたい。JPMCは世界最大(時価総額ベース)の金融サービス企業であり、その動向を知ることは、グローバルな投資の視点に繋がるからである。わたしの印象顧客本位 “The client is king.”; Fintechもサービスの視点からまず、わたしの簡単な印象である。好調な米経済、金利上昇局面にあることを反映して好調な決算だった。減税の恩恵も受けた。名C [続きを読む]
  • 公開市場での情報トレーディング利益の減少(JAI 2018秋)
  • JAI Fall 2018の2本目の論文は、公開市場における情報にもとづくトレーディング(Informed Trading)のリターンの減少について述べている。取引コスト、情報コストの低下による市場の効率化にともない、情報トレーディングのアルファが低下している。それによりプライベートキャピタル、オルタナティブ投資の重要性が増していることを示唆しているといえる。「株式及びオプション市場における情報に基づくトレーディングの衰退」(“T [続きを読む]
  • 10/15 株式市場について
  • 主因は為替短期的なコメントをするのは本コラムの趣旨ではないが、若干述べておきたい。円安誘導ととられても仕方がない先週の9%近い下げに続き、本日もTOPIXは1.59%、日経平均は1.87%下げた。主因は、<ムニューシン米財務長官は、自国通貨を安く誘導するのを禁じる「為替条項」 を日本との通商協定でも盛り込むことが「米国の目標だ」と述べた>こと。これによる円高、今後の円高懸念であろう。カンフル剤は常用薬にはならない日 [続きを読む]
  • プライベート・エクイティと資本市場(JAI 2018秋)
  • オルタナティブ投資のフロンティアオルタナティブ投資ジャーナル2018年秋号(“Journal of Alternative Investments ? Fall 2018”)は、「オルタナティブ投資のフロンティア」を特集し、5本の論文を掲載している。プライベート・エクイティ、オプション・トレーディング、アセットクラスとしてのプライベート・クレジット、ボラティリティ、収集物(collectibles)を扱ったもの。資本市場のイノベーション資本市場の拡大、発展、成長 [続きを読む]
  • 株式市場(10/2-12)の調整について
  • 株式変動(下落)の5類型わたしは株式市場の変動(下落)を基本的には以下の5つに分類している。大大   極端なイベント 金融経済危機、大不況 大    リセッション(景気後退)、ファンダメンタル悪化 中    懸念、リスクオフ、ファンダメンタル見通し悪化 小    通常の変動の範囲 大中小  バリュエーション調整 株価の行き過ぎの調整今回の日本の株式市場の調整は、基本的には米国株式市場の調整の影響を受けたものであろ [続きを読む]
  • バリュー投資入門(13)バフェット2008(5)現金は王様か愚者か
  • 現金は王様か愚者か(“Cash is king or loser?)バフェットとキャッシュの二面性投資活動についてのコメントでバフェットは矛盾したことを言っている。以前、わたしは「経済においては賢明さは愚劣さの裏返し、同じコインの表裏である」と述べた。以下のバフェットの言葉は、まさにバフェットの二面性を表している。安眠のために十分なキャッシュを持つ。しかしそれに安住するのは愚つまり、キャッシュこそキング(王様)だといい、十 [続きを読む]
  • バリュー投資入門(12)バフェット2008(4)失敗
  • 市場下落のダメージを被ったが結果としてアウトパフォームしたバークシャーの投資活動について見てみよう。2008年金融危機、リーマンショックの時のものだ。バークシャーは毎年、普通株式の主要銘柄と市場性有価証券(普通株)の期末評価額を公表している。売買、銘柄の変動があるため単純な比較はできないが、大まかなパフォーマンスをつかむために、2007年と2008年を比較してみよう。2007年はコスト39,252百万ドルに対して市場価値 [続きを読む]
  • バリュー投資入門(12) バフェット2008(4)
  • 市場下落のダメージを被ったが結果としてアウトパフォームしたバークシャーの投資活動について見てみよう。バークシャーは毎年、普通株式の主要銘柄と市場性有価証券(普通株)の期末評価額を公表している。売買、銘柄の変動があるため単純な比較はできないが、大まかなパフォーマンスをつかむために、2007年と2008年を比較してみよう。2007年はコスト39,252百万ドルに対して市場価値74,999百万ドル、2008年はコスト37,135百万ドルに [続きを読む]
  • バリュー投資入門(11) バフェット2008(3)評価基準
  • 価値創造と事業経営の視点前回に引き続き、序論の最後の部分を見ていきたい。バフェットとチャーリーがバークシャーをどのように見て経営しているかについて述べられている。分類の妙バフェットは、バークシャーについて、価値の源泉については2つの分野に、事業経については4つの分野に分けている。価値の源泉は、①金融事業と②非金融事業という分け方をしており、事業は、①ユーティリティ事業、②保険事業、③金融・金融商品事 [続きを読む]
  • バリュー投資入門(10)バフェット2008(2)総括2
  • バフェットの2008年の総括は続く。まず私見を述べよう。何を買うか以上に重要な、なぜ買わないか、どのくらい買わないかバフェットが株式市場の暴落、危機をむしろ買いの機会としてとらえていることは当然である。より重要なのは、そのような状況で買う資金を用意していることである。バフェットのバリュー投資で重要なのは、勿論何を買うかであるが、それ以上に重要なのは、市場暴落時に買う資金を準備していること、資本配分であ [続きを読む]
  • バリュー投資入門(9) バフェット2008(1)総括1
  • 2008年の金融危機をバフェットがどうみたか2008年の金融危機(日本でいう「リーマンショック」)の年のバフェットの株主への手紙を見てみたい。金融危機にあたって当時バフェットがどのように経済、金融資本市場、事業、投資を見ていたのか知ることは有意義である。今回は2008年手紙(2009年2月27日付け)の序論。過去44年で最悪の年バークシャーの純資産は2008年に115億ドル縮小し、一株当たり簿価は9.6%減少した。1965年からの過去44 [続きを読む]
  • バリュー投資入門(9) バフェットの手紙2008(1)
  • 2008年の金融危機をバフェットがどうみたか2008年の金融危機(日本でいう「リーマンショック」)の年のバフェットの株主への手紙を見てみたい。金融危機にあたって当時バフェットがどのように経済、金融資本市場、事業、投資を見ていたのか知ることは、有意義である。今回は2008年手紙(2009年2月27日付け)の序論。過去44年で最悪の年バークシャーの純資産は2008年に115億ドル縮小し、一株当たり簿価は9.6%減少した。1965年からの過去 [続きを読む]
  • オプション市場が示唆する株式銘柄選択: JAI 2018夏号(5)
  • オプション市場が示唆する株式銘柄選択(“Option Informed Stock Picking” by Edward Szado, Hossein Kazemi, and Thomas Schneeweis, from ‘The Journal of Alternative Investment'(JAI) SUMMER 2018 オプションが株価を予知する多くのリサーチがオプション市場での効率的な取引が、次におこる株価の変化についての効果的なシグナルとなることを示している。効果的なロング・ショート戦略とロングオンリー戦略同論文は、オプ [続きを読む]
  • アクティブポートフォリオのヘッジと構築: JAI 2018夏号(4)
  • 「アクティブ戦略ポートフォリオのヘッジと構築:戦略の時間軸と推定誤差」(“Hedging and Constructing Portfolios of Active Strategies: Strategy Time Horizon and Estimation Errors” by Alexander Rudin and William Marr)ポートフォリオ運用における資産間の相関関係、誤差推定の重要性とその限界ポートフォリオマネジメントにおいて、資産間の相関関係を予測推定することは最も重要な事項のひとつである。同論文は、ヒス [続きを読む]