紀之介 さん プロフィール

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紀之介さん: 銀曜日の戯言
ハンドル名紀之介 さん
ブログタイトル銀曜日の戯言
ブログURLhttp://kinosuke.blog.jp/
サイト紹介文主に漫画等のエピソードの再現。たまにショートショートと駄文。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供366回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2015/03/10 15:31

紀之介 さんのブログ記事

  • おかえりー?
  • 「ただいまぁ」「おかえりー?」「─ 何、ニヤニヤしてるの?」「きょう、バレンタインデーだよね?」「そうだな」「カノジョさんに、チョコもらったんでしょ?」「いや」「…え? もう、おわかれ。。。」「えんぎでもねぇ! 学校に、チョコ持ち込み禁止令が出てたんだよ!」動物のおしゃべり 14 (バンブーコミックス) [コミック]神仙寺 瑛竹書房2014-12-27 [続きを読む]
  • 物凄く
  • 「…何を暗くなってるの?」「実は、さっき良い事があってね…」「─ は?」「ここ数日、毎日なんだよ!」「それの、何が問題なの?」「近い内に…物凄く悪い事が、反動で起きそうで…」「何で、そう言う訳の解らない心配をするかな。」 [続きを読む]
  • 案内して
  • 「あなた…道に迷ってる?」黄昏て、薄暗い安威山。生い茂った木々から散った葉や雑草に覆われ、半ば消えかけた獣道。立ち尽くしていた背中に、私は声を掛けた。振り返った顔は、好みのタイプ。ニヤけかける顔を、引き締める。「麓に行きたい?」うなずく眼鏡男子。すかさず、腕を伸ばし手を繋ぐ。「案内してあげる」手を引かれて、男の子も歩き始める。「私、こまや。あなたは?」「て、哲弥」「ひとりで来たの?」「いや、叔父達 [続きを読む]
  • 良く判らない。
  • 吸血鬼だから、私は血を吸う。…だけど、味を聞かれると、答えに困る。何故なら、おいしいのか まずいのか、良く判らないから。だって、血は血だし。。。−−−−−−−−−−私が、レンタルした映画のDVDを観ていた時の事。血を口にした吸血鬼は言った。「甘い香りがする、とろけるような舌触りの、芳醇なワインの様な味の血だ」と。愕然として、私は呟いた。「もしかして私って…味覚オンチなの?」200年の夜と孤独 ~おひとりさ [続きを読む]
  • お昼
  • 「水飲んでも太っちゃうだよねぇ。私」「私は…いくら食べても太れなくて」「痩せたいから、食事を控えないと…」「少し太りたいし…頑張って食べてる。」「今日のお昼はA定食にしたけど…食べた気がしなくて!」「お昼、頑張っても食べきれなかったよ。A定食」「え?」「は?」 [続きを読む]
  • たった1つの…
  • 人間を幸せにするのは、ある1つの要素なのだ。しかも、たった1つの要因でもある。それは、体内に生ずる快感。例えば、たった今、宝くじで大金が当たって、嬉しくて跳び上がった人がいるとする。実のところ、その人は、お金に反応している訳ではない。単に、血流に乗って全身を駆け巡っている様々なホルモンや、脳内の あちこちで激しくやり取りされている、電気信号に反応しているだけなのだ。その上私達は、溢れんばかりの快感 [続きを読む]
  • 切られる
  • 戦国時代、目に余る程の味方討ちには、鎌倉時代以来の武士の慣習法に従った罰があった。それは、財物を没収されるか、小指を切られるのである。武士の場合、左を切ってしまうと、弓が構えられなくなるので、右の小指を切断。雑兵の場合には、槍などの打物を振るのに、右手の小指が必要なので、地域によっては、左の小指を切られる場合もあった。何度も味方討ちをして、小指が無くなると、次は薬指が切断される事になる。薬指まで切 [続きを読む]
  • 同様に
  • これだけ暑いと、夏バテでしない? 春は、寒暖差が激しいから、春バテするよね! なら、秋も同様に、秋バテもするかも… 寒さで、冬バテもすると思う。 ─ 要するに…1年中バテてる訳だね。。。 [続きを読む]
  • 遺影。。。
  • 以前、父親の葬儀をした時の事です。準備を進めるにあたり、困った事がありました。それは、遺影に関してです。父親は、母親が亡くなって以降、病院や施設への入院や入所を繰り返していました。そんな訳で、近年は、写真を撮影する機会が、殆どありませんでした。母親が健在な頃に撮ったものがあっても、サングラスをしているか、正面を向いていないもの ばかり。要するに、適当な写真が無かったのです。。。−−−−−遺影ないと [続きを読む]
  • あ・げ・る?
  • 「はい完成」「わーい!」「何で勝手に、手を付けるかな」「うん、美味しい。」「自分で作ったのを食べなさいよ!」「だって、確実に不味いんだよ?」「─」「だから…あなたに あ・げ・る?」「当人が食べられない様な失敗作を、人に押し付けるな!」 [続きを読む]
  • 知ってるしぃ。
  • 「出たな化物!」魔法陣の中に向かって、私は叫んだ。異形の物が、不機嫌そうに応じる。「我輩は悪魔だ。失敬なヒトめ…」「冗談の通じないやつ。」私は腕を組んだ。「そんな事は、召喚した本人だから 知ってるしぃ」「其方…我輩に何を望むのだ?」「別に何も」悪魔は虚を突かれた様子だった。「で、では…我輩を、何故呼び出したのだ?」「実は私、召喚術使い なんだけどね…」天井を仰ぎ見ながら、私は呟いた。「─ ほら、術っ [続きを読む]
  • 亡者
  • 何が何でも、お金が欲しい。そんな思いに取り憑かれた人を「金の亡者」と言う。何が何でも、幸せになりたい。そんな欲に凝り固まった人を「幸せの亡者」と言う。「金の亡者」の方がマシに思える程「幸せの亡者」は、始末におえない。。。製造迷夢 (徳間文庫) [文庫]若竹 七海徳間書店2000-11 [続きを読む]
  • 対応出来ない?
  • 「お願い事があるなら、一緒に初詣すれば良かったのに…」「初詣なんか駄目よ」「何で?」「混んでて、願い事が多いから、神様だって対応出来ないもの」「…は!?」「詣でる人が少ない時こそ、叶えて貰える可能性、高いと思わない?」「─」「本気の願掛けなら、閑散期を狙わないと!」 [続きを読む]
  • 2頭だけに。。。
  • 絶滅の危険性が高いと判断され、絶滅危急種に指定されているチーター。実は紀元前に、2頭だけになった事があると言われています。一旦は、殆ど絶滅しかかったのです。今もチーターが存在するのは、最後の2頭からの繁殖に成功したお陰。DNAの解析から、それらの事が判るんだとか。もし皮膚移植を行った場合、拒否反応が起きない程度に、全てのチーターが、遺伝的な血縁関係にあるそうです。。。 [続きを読む]
  • 何ですか?!
  • ステーキハウスを訪れたのは、何と ぶたのぬいぐるみでした。単独ではなく、30代ぐらいの女性と、女の子2人を同伴して。一行を席に案内するフロアマネージャー。スタッフエリアに戻った彼女に、サーバーの女の子達が、一斉に尋ねます。「何ですか?! あの、ぬいぐるみ!」「動いてましたよ!」「しゃべるんですか?!」「一緒にいる人たちは、何!?」「ああっ! お水飲んでる!」ぬいぐるみを盗み見るスタッフを店長が注意します。「 [続きを読む]
  • 爺ちゃんの遺言…
  • 「何をしてるの?」「見ての通り、茶を飲んでます」「テーブルの上に、胡座をかいて?」「はい?」「─」「爺ちゃんの遺言なんです。」「てっきり…散らかった部屋の中に、そこしか座れる所がないからだと思った」「まあ、そうなんですけどね。。。」 [続きを読む]
  • 障害はない
  • もし遺伝子工学で、天才マウスを創り出せるなら、天才人間も創り出せない筈がない。超人を生み出すのを妨げる、克服不可能な技術的障害はない様に見える。主な障害は、倫理的だったり政治的だったりする異議である。そのせいで人間についての研究の進展が遅れているだけなのだ。例えそれらが、どれ程の説得力を持っていても、次の段階に進むのを余り長く妨げる事は出来ないだろう。研究の結果に、人間の寿命を際限なく引き伸ばした [続きを読む]
  • 週末空いてる?
  • 「ねえ二葉、週末空いてる?」「ちょっと待って、手帳見てみるから。」美卯さんに聞かれて、二葉さんは鞄から手帳を取り出します。「へ〜、手帳で、スケジュール管理してるんだ」感心する美卯さんに、二葉さんは尋ねました。「何週先の週末が、開いてれば良いの?」何か違和感を感じながら、美卯さんは答えます。「─ 今度の週末…なんだけど、ね」「…じゃあ、開いてるかな。」「・・・」何か言いたげな顔で、美卯さんは二葉さん [続きを読む]
  • 暇潰しの種
  • 「何か…悩み事があるんじゃないの?」「え!?」「話してみない? 私に」「─」「今、時間を持て余して、困ってるところだし!」「…は?」「ほら。は・や・く?」「私の悩みは…あんたの暇潰しの種じゃないから。」 [続きを読む]
  • 行きつけの喫茶店
  • とある時、とある喫茶店… マスター (今日は暇だなぁ…) マスター あ、いらっしゃい。 如月 ─ マスター あれ?…いつものカウンター席じゃないの? 如月 うん、今日はね… マスター (奥のテーブル席に、キサちゃんひとりか…) マスター (─ イタズラしちゃお。)****************************** マスター 水と おしぼり、お持ちしました 如月 …何で今日は、バカ丁寧? [続きを読む]
  • 算数が苦手。
  • デート中、小学校教師の京子さんは、ふと昔の事を思い出しました。「大和くんは、算数が苦手だったっけ」「よく覚えてるねぇ」「4年の後半になっても…九九、あやしかったし」10年前は京子さんの教え子だった、現役大学生の大和くんが微笑みます。「今じゃ、すっかり得意科目だよ」「ほんと〜?」「作戦だったんだよねぇ」「え…?」「ほら、居残りさせられれば…先生と2人きりになれると思って?」「─ してやられた。」先生ロ [続きを読む]
  • 残さず
  • 「トマトかぁ…」「嫌いなの?」「食べてくれない?」「良いけど」「はい、あげる。」「─」「残さず食べないと…駄目なんだからね!」「…そう言う事を、良く人に言えるねぇ。。。」 [続きを読む]
  • 何をしよう。。。
  • 「ん? 何だここ…もしかして、夢の中? 私今、夢を見てるのかぁ。 夢の中なら…何でも出来るんだよねぇ? じゃあ、何をしよう。。。 うーん、うーん …あ、そうだぁ! ─ 寝ちゃおぅ」ひよわーるど 4 完結 (バンブーコミックス) [コミック]橘 紫夕竹書房2015-10-17 [続きを読む]
  • しばらく先…
  • 「おともだちと、うみにいく やくそくしたの?」「あらー いいわねぇ」「うん!」「でも、今年はもう秋だから、いくのは、しばらく先ねぇ」「…いつになったらいけるの?」「来年かなぁ」「らいねん?」「そう」「─ じゃあ、らいねんになったら…すぐに いく!」「来年直ぐは…まだ真冬だから、無理かな。」たばたちゃん派 2 (バンブーコミックス) [コミック]みずしな 孝之竹書房2014-11-21 [続きを読む]