金さん さん プロフィール

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金さんさん: poems
ハンドル名金さん さん
ブログタイトルpoems
ブログURLhttp://nananosonetto.blog.fc2.com/
サイト紹介文詩とソネット
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供257回 / 365日(平均4.9回/週) - 参加 2015/03/13 18:43

金さん さんのブログ記事

  • 言葉の渦
  • 記憶の渦 記憶の渦が世界を包んでいる知覚と身体感覚が離れてゆく人はきっと自らの肉体と脳髄だけでは生きていない天上の星雲に及ばない弱い魂は嘆きながら自らの言葉で命を懸ける存在になる発語を無意識に探る精神のための無存在 [続きを読む]
  • 木の精神
  • 木の精神 一本の樹木を見つめるその葉脈で揺れる陽を仰ぐ揺れ止まない心のようにその幹の筋の美しさに見惚れる木は嘆こうとしない木は愚痴を言わない木は自ら欲望の虜になるのを拒んでいるそして木は後悔しない人はその不思議を抱き寄せるその不可知な精神のまま太陽の揺らぎの遥か彼方へ自らの愚かな魂の残像を投影する [続きを読む]
  • Singuiar pointへの道を曲がると存在したことのない街に遭遇する見たことのない青空に出遭う誰も曲がろうとしないその辻に向かって道を折れるかすかに「狂」の匂いがする誰もが曲がることを恐れている現状の満足という怠慢から逃れられずにいるその辻を往くと未完成という荒野が拡がる単眼の少年が触覚で全てを把握する [続きを読む]
  • 不思議な夢
  • 不思議な夢 不思議な夢を見ることがある窓を開くと私は遥かな凍てつく冬の海の国にいる夢は夢に過ぎないのに私の心を動かそうとする明確な動機があるそれはきっと出遭ったことのない夢に託された安堵の輪廻の奥不思議な諦念の覚醒にともにある星群の波うち際のこと [続きを読む]
  • 現在
  • 現在 星屑が夕闇に消えるようにたとえば明日死ななければならないとしたら現在という刻印を心臓の音に刻むその実感とともにじっと目を瞑る今に照らされたHUMOR明日に朽ちてゆくHUMORその命運の諧謔が空を彩るそれは見ることの出来ない明日を希望に変えるための天上の儀式 [続きを読む]
  • 青空の模倣
  • 青空の模倣 青空を見つめたくなる日はいつもかなしいときその果てしない悲哀を青空に浮かび上がらせる空が抱擁を求めている空が悲哀という感情から離脱させてくれる道草の方法論を示唆しながら死児が青空を見つめている母親の泣きじゃくる姿をおだやかな記憶に封印して生きるもののかなしみを封印する青空自身が神の模倣になる次への転生は幸福の為 [続きを読む]
  • 星の祈り
  • 星の祈り 祈りのための紺碧の空目を凝らすと見える成層圏それと太陽に映る塵100光年の遥かな距離辿り着くことのない遥かな放浪見えない筈の物質が心という器に投げ込まれる星たちが祈りを捧げている銀河全体が罪を贖っている惑星集団が頭を垂れているそして命は漲ったまま命という永遠の尊さを希望のための天の頂点に宿らせる [続きを読む]
  • 静謐の空間があたりを包んでいる賑やかな日々がまた懐かしく帰ってくるのはいつの日だろう静かにその日を待つ春がそっとわたしの傍らでそれを告げる [続きを読む]
  • 静謐の空
  • 静謐の空 柔らかな太陽光が地に撒かれ植物たちが光の塵に包まれ光合成から揺らいでいる酸素がゆれはなやいでは消えてゆく静謐の空の恩恵が撒かれてゆくいとおしむ地球という巨大な球体がゆれそれを包み込む静謐の空というゆれ幸福の名のものにその未来を託され満ち足りた感覚器が掌に落ちる花びらが散るように季節の場所を開く [続きを読む]
  • 後悔
  • 後悔 春の嵐その響きとともにどんな言い訳をしたらいいのか私は考えている誰かではなくこの自分への言い訳を誤魔化すことに慣れた自分の感情の嵐が吹き上がりつつ後悔を桜の葉に託す [続きを読む]
  • 桜 さよならとふと言ってしまった卒業してもいつでもまた笑顔で会えるのだからとそしてその言葉に後悔した夕闇に舞う桜の花びらを見つめて泣いたでも私は桜の花びらがはらはらと散ってゆくような潔い恋はしたくないこころの奥で新しい芽がいつも息吹いていられるようにあなたにまた会いにゆく芽吹いたものを摘んでしまわないようにそして季節はめぐり私の想いは残る [続きを読む]
  • 星街
  • 星街 あなたは今ずっと楽しみにしていた遥か彼方の銀河の灯が優しく揺れるちいさな星の小さな街で星のお祭りを楽しんでいる幸せそうな溢れるばかりの笑顔で今までの悲しみ苦しみを全て銀河に託してそれでいいそれであなたの人生の帳尻があったあなたは今まで悩みすぎたのだから星祭は華やいでそれを見つめるあなたは笑顔のまま私たちの住むこの星を目を凝らして探している [続きを読む]
  • 17歳
  • 十二学校へ行くことだけが万事解決じゃないことをわたしはもちろん知っているそれでもわたしは学校まで来れた嬉しさでいっぱいになった暫くは保健室に登校することになるかもしれないそれは仕方がないことでそれでも懐かしい友達と話せたことそして学校に行けたことはとても嬉しい学校からの帰り道に拡がり続ける鰯雲が太陽を隠しながらわたしの心のように微かに淡く輝いている [続きを読む]
  • 17歳
  •  十一主治医の先生の許可が取れて今日から学校に通うことにした不安がまた心を揺さぶる校門で立ち尽くしたまま迷いながら不安を鎮め暫くしてから校門をくぐった懐かしい友達が笑顔で迎えてくれたわたしは吐き気がして戻しそうになった大好きなめぐみが「今すぐにバケツを持ってくるから吐いたっていいよ」といってくれたそんな優しい友たちに支えられてわたしは教室にやっと入れたそしてそんなみんなに「ありがとう」がいえた [続きを読む]
  • 命二つ分の桜 命二つ分生きている桜をみつめている風に揺れながら逞しい姿で青空と戯れる桜の精私の二回分の生涯を桜として生きそして私がいなくなった後も花吹雪を撒き散らすだろう桜の艶やかな姿幹に耳をすましてその長い月日で何を見て何を考えてきたのかを尋ねてみたくなる [続きを読む]
  • 深海魚
  • 深海魚 人というものは悪人だろうが善人だろうが僅かでも希望を持っているそれらのものを失った時でも夢を持っていた自分を覚えているしかし私の夢は白昼夢のように捉えがたく脳髄の呻きのなかにいる死滅する無意識の領域で絶望の太陽とともに深海魚の眠りの奥にいる太古から隠されている仄かに燃え尽きようとする一条の光の揺らぎを見据えながら [続きを読む]
  • 17歳
  • 九風が頬を撫でるようにそよぐ風は失くしたものさえ思いだせない追憶のよう風には一条の流れがある一筋の紐のような流れがそれを胸に感じたときだけ何故か涙が溢れる失くした追憶がこんなに大切なものだったことに今更気が付いて風が頬を撫でるようにそよぐ涙が同じように頬をつたう [続きを読む]
  • 17歳
  • 八生きることは風のそよいでいる姿に似ている石のように不動の心よりいつも風のように彷徨しながらそして迷いながら生きてゆくほうが自分らしくて好きだ風のように生きることそれは戸惑いとともにいることたえず自分が存在を問われているのと同じだからそれでも風のなか彷徨いながら歩いてゆく [続きを読む]
  • 17歳
  • 七苦しいときが緩んでも本当の喜びは仕舞われたままだ景色を見ていても感動するということもなく今日も一日が昨日と同じに私の周りを通り過ぎてゆくまるで微風のように私は一体なにものなのだろう人として感じるすべての感覚を失いながら今日も途方に暮れているどこまでもどこまでも千鳥足で歩いてゆく鶏のようだでも今日も生きている今だけでもいい安堵の呼吸を胸に刻んで [続きを読む]