hoketsu さん プロフィール

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hoketsuさん: 馬術稽古研究会
ハンドル名hoketsu さん
ブログタイトル馬術稽古研究会
ブログURLhttps://s.ameblo.jp/jq2abv/
サイト紹介文乗馬の軽速歩や駈歩、誘導などの際の、身体の動きそのものに着目した「馬術の稽古法」を研究しています。
自由文競技馬術にとらわれない、オルタナティブな乗馬の楽しみ方として、身体の動きそのものに着目した「馬術の稽古法」を研究しています。 ご意見ご要望、御質問などのコメント、メッセージ大歓迎です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供89回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2015/03/18 12:44

hoketsu さんのブログ記事

  • SAMURAI RIDING
  • 私たちが子供の頃、学校で行進の練習をさせられたときなどに、クラスに1人くらいは「同側の手足が同時に前に出る」ような歩き方になってしまう生徒がいて、「あいつは運動神経が鈍い」という烙印を押されていたりしました。 ・「ナンバ」の動き そうした、腰を捻らずに同側の手足を揃えて前に出すような動きは「ナンバ」と呼ばれ、相撲のすり足や空手などの半身の構え、あるいは阿波踊りとか能の舞、また田植えや鍬を振る時 [続きを読む]
  • 馬の建築構造学
  •  馬を静かな環境で自然体で立たせたときの、それぞれの馬によって異なる立ち方や四肢の踏み方の特徴を、専門的に『肢勢』と言います。 古来、馬を横から見たとき、四肢が垂直になるように立つことを「正肢勢」と言って、理想とされてきました。 しかし、自然体でそんな立ち方をする馬は、じつはほとんどおらず、多くは、前肢をやや後ろに、後肢をやや前に踏んで立つことが多いと言われています。・家具から学ぶ肢勢の秘密 学校 [続きを読む]
  • バランスボールとJAZZ 〜「正反撞」のイメトレ
  •  乗馬で、速歩で走っている馬の上で騎手が座ったままの姿勢で乗ることを、『正反撞(せいはんどう)』などといいますが、 これがただ座っているだけのようで、やってみるとなかなか大変だということは、経験したことのある方ならご存知だと思います。 ある意味、駈歩よりも難しいとも言えるこの『正反撞』の随伴の動きを、身体で覚えるために有効な稽古法として、「バランスボール」に座って弾んでみる、という方法を紹介し [続きを読む]
  • ワンマン社長と、出しゃばり社員
  • 最近、あるスポーツコンディショニングの先生から、『筋肉と体幹機能』についての興味深いお話を伺いました。 例えば、「大根を包丁で切る」という場合、その動作は、・右手で包丁を握り、前後に動かして操作する。・左手で大根を掴み、まな板に押しつけて固定する。というような要素で成り立っていますが、この時、包丁を握る右手側では、腕を曲げて拳を引きつけようとする「屈筋」が優位な状態になっていて、逆に、左腕側 [続きを読む]
  • 「我ならざる我」と、心身コントロール
  • 9月最後の土曜日、東京・駒込で行われたトークイベントに参加してきました。タイトルは、「 松葉舎サロン Vol.5 〜 甲野善紀先生(武術研究者)をお招きして 」。科学、数学、哲学、民藝、武術、建築、園芸、ダンス、ファッションなど、さまざまの分野で活躍されている方が集まり、異分野の参加者との交わりから刺激を受けて、各々のさらなる探求の課題を発見しよう、という研究会です。 ゲストは、主として日本の古伝の武術を [続きを読む]
  • イベント告知
  • 残り100日の運勢は・・・残り100日運勢みくじをひく2018年ラストスパート!あと100日でしたいことは? 暑い暑いといっているうちに、気がつけば今年ももう残り100日足らずとなったようです。 来年からは元号も変わるということで、「平成最後の〜」というのが今年の流行語になっていますが、 この秋、そんな「平成最後の」イベントの一つにお邪魔して、『講演』をさせて頂くことになりました。 2018年11月14日( [続きを読む]
  • 無為謂
  • 中国の古典の中に、「無為謂」というお話があります。マンガ 老荘の思想 (講談社+α文庫)Amazon「知」という、人間の知恵・知識というようなものを擬人化したと考えられる主人公が、『道』(根源的真理)を探して様々な人に尋ねる、という内容です。 「知」は、北方の玄水のほとりで、「無為謂」という者に出会い、どうしたら道を知ることができるかと問いました。 しかし、三度続けて訊いても無為謂は答えません。 無為謂は [続きを読む]
  • 乗馬の「魔力」
  • 乗馬をしていて、以下のような経験をしたことはないでしょうか?・「身体が軽く、ふわふわ浮遊する感じで、痛みや疲労があるはずなのに、感じなかった」・「自分と馬とが“一体”になり、『真理を掴んだ』ような気がした」・「それを描写しようとすると、いつのまにか消え去ってしまっていた」・「そのあとはとても幸せな感じで、内面的な豊かさのようなものを感じた」そこまでいかないまでも、何となくそんな感じを味わったことが [続きを読む]
  • 「真っ直ぐに」動く 〜「正面の斬り」の稽古
  • 乗馬のレッスンでは、「真っ直ぐな姿勢で」とか、「馬の動く方へ真っ直ぐに随伴して」といったアドバイスを受けることがしばしばあるのではないかと思いますが、そう言われて「真っ直ぐ」に乗ろうとしても、いつのまにか身体が捻れて姿勢が崩れたり、馬の動きとズレてしまったりということも多いのではないでしょうか。 その原因の一つに、頭で考えてつくったような直線的な動きだけでは、実際の馬の三次元の動きや、それによる [続きを読む]
  • 「体幹トレーニング」と、屈曲姿勢の意味
  • ここ数年、注目を集めているワードに、「体幹を鍛える」というのがあります。 ダイエット目的、あるいは競技パフォーマンスの向上など、それぞれの目的のために、大腰筋や腹横筋と言った体幹の「インナーマッスル」を鍛えることを目的としたトレーニング方法などがよく取り挙げられています。 しかし、そうして特定の筋肉に負荷をかけて強くしようとすることで、結果的に「鍛える」という目的とは逆効果になってしまい、かえっ [続きを読む]
  • 「ハミ受け」の定義?
  • 乗馬をやっていると、「ハミ受け」という言葉を聞くことはよくあると思いますし、今まさにそれに取り組んでいる、という方もいらっしゃるでしょう。 ですがその「意味」を問われると、だいたいのイメージは持っていても、なんとなく曖昧な、フワッとした答えになってしまうのではないでしょうか。 そもそも、ハミを「受ける」というのがどうなることなのか、「受ける」のは馬なのか、騎手なのか、というような解釈も人によって [続きを読む]
  • 「ハミの入れ替え」と『ベンドネック』
  • 乗馬の用語というか、符丁のような感じでよく使われる言葉に、「ハミの入れ替え」とか「バイブレーション」などといわれるものがあります。 左右の拳を細かく動かしてハミを緩めたりかけ直したりしているような様子から、そのように呼ばれているわけですが、 要は、緊張して頭を上げようと頑張っているような馬に、顔を横に向け、首を曲げさせることをきっかけにして、首や背中の力を抜いて顎を譲りながら運動する(馬場馬術 [続きを読む]
  • 身体を『割る』〜古武術ホースマンシップ③
  • 最近気になっているものの一つに、動力やセンサーを使わず、二本足で歩き続ける「受動歩行ロボット」というものがあります。 二足歩行ロボットといえば、3次元の複雑な動きを制御するセンサーや、多くの関節を動かすモーターやケーブルなどがたくさん組み合わさった「機械の塊」みたいなイメージでしたが、この動画で紹介されている「歩行ロボット」は、もちろん高度に計算し尽くされたデザインなのでしょうが、見た目は非常に [続きを読む]
  • 意識と動き 〜「古武術ホースマンシップ」②
  • 人間にとっての自然な動きを追求することによって、馬とのより自然なコミュニケーションを実現しよう、という『古武術ホースマンシップ』の第2弾として、今回は人間や馬の「意識」と「動き」の関係、といったことについて考えてみたいと思います。 例えば、2人の人が互いに向かい合って立っているとします。 一方の人が片手を前に突き出し、その手の甲の上にもう一方の人が手を重ねて置いた状態から、下になっている方の人が手 [続きを読む]
  • 『古武術ホースマンシップ』
  • 『古武術』と『ホースマンシップ』。全く関係なさそうな二つの言葉をくっつけたこのタイトルをご覧になって、皆さんはどのようなイメージを持たれたでしょうか?「バカバカしい」?「インチキくさい」?「怪しい」?「時代錯誤的」?あるいは、少し好意的に受け取って頂いた方でも、「難しそう」とか「厳しそう」というように感じられた方もいらっしゃるかもしれません。 「インチキ」かどうかは読者の皆さんの判断にお任せする [続きを読む]
  • 「内面の上げ下げ」と”ムード”の影響
  • 「ナチュラル・ホースマンシップ」の調教メソッドの中で、「内面を上げる(下げる)」というような表現があります。馬に何かを要求(提案)する際、手足や道具なよる直接的なプレッシャー以外の、例えば顔の表情とか声のトーン、動作の強さや速さといったことによる、馬の精神面へのプレッシャーの強度を調整する、というような意味ですが、馬がそうした人間の感情や雰囲気というものに敏感に反応する、というのは、なんとなく経 [続きを読む]
  • 流鏑馬(やぶさめ)マニュアル
  • 馬に乗って弓矢で的を射抜く『流鏑馬(やぶさめ)』。 昔の武士の武芸の稽古として行われた、というのが歴史の教科書に載っていたような気がしますが、「流鏑馬」と、「犬追物」と、…あと何でしたかね? 「流鏑馬」と言えば思い出すのが、騎手課程の候補生時代、学校の一般公開のイベントの日に、流鏑馬の団体の方が模範演技を披露して頂けるというので、学校の練習馬を使ってもらったところ、走路に出た瞬間に急加速して、「馬 [続きを読む]
  • 猫派?犬派?ブリティッシュとウエスタン
  • ペットブームと言われるようになってから久しいですが、最近では、犬よりも猫の方を好む傾向が強くなっているのだそうです。 狭い住宅の中でも飼育しやすい、散歩の必要がない、吠えない、といったことが主な理由とされていますが、もう一つの要因として、人間が動物に求めるコミュニケーションの形の変化があるのではないかと考えられます。 犬は、飼い主との関係性を常に確認しながら、そのいかんによって態度を大きく変えま [続きを読む]
  • 「リーディング(引き馬)」と、身体操作
  • 馬とのコミュニケーションの方法として、その背中に乗る以前に日常的に私たちがよく行っているものに、馬房と洗い場の間の移動や、放(集)牧、自馬を連れての「お散歩」など、様々な場面でホルター(無口)とリードロープ(引き綱)を使って馬を曳いて移動させる「引き馬」(リーディング)があります。 普段あまりにも当たり前に行っていて、そこにコミュニケーションの要素があるというような意識はあまり働かないかもしれま [続きを読む]
  • 「肩から逃げられる」わけと、トレーラーの運転
  • 自動車の運転技術の中でも特に難しいと言われるものの一つに、牽引自動車(トレーラー)での「バック走行」があります。 たまに街中の建築現場などで、資材を積んだ大型トレーラーが出入りする様子を見かけますが、普通の大型トラックでも進入が難しいような場所に、長いトレーラーを巧みなハンドル操作で進入させていくドライバーの技術には、感動すら覚えてしまいます。 トレーラーでのバック走行が難しいのは、普通のトラッ [続きを読む]
  • 「お尻にボール」でバランス改善?
  • 読者の方から、面白そうな稽古方法を教えて頂きました。紹介サイトhttps://www.horseandhound.co.uk/features/franklin-balls-work-627951お尻の下にボールを挟んで座ることで、坐骨への荷重のかけ具合を意識しやすくなり、骨盤が後傾し過ぎて「座りが強く」なり過ぎてしまう方や、駈歩や速歩の正反撞で鐙が上手く踏めない、というような方でも、『鐙に重心を載せたバランス』の感覚を「体認」することが出来るのではないかと思 [続きを読む]
  • ”「無足」と「縮地」’’
  • 武術の技を表す言葉で、「無足」とか「縮地」といわれるものがあります。「無足」とは、「足が無い」、すなわち、足の着地点や重心を落下させるエネルギーの使い方を工夫することで、地面を蹴らずに動くというような意味であり、「縮地」とは、そのような身体の使い方によって、まるで「地を縮める」かのように、相手との間合いを一瞬にして詰めてしまう、というような意味で使われることが多いようです。剣術や柔術に馴染みのない [続きを読む]