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2015/03/30

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  • エッセイ(675)

    エッセイ(673)西東京多摩病院へ行くここには、気心の知れた院長先生にお世話になったがいた。気があって三田会に入会いただいたほどだ。先生は札幌医大卒でいらっしゃったが・・・*今日はいらっしゃっていない。・・・三月にはお見えになりますとのこと・・・場合によっては今日、入院しようと思ったがやめた。/a>エッセイ(675)

  • エッセイ(673)西東京多摩病院へ伺いました。

    エッセイ(673)西東京多摩病院へ伺いました。

  • エッセイ(675)西東京多摩病院へ行く。

    エッセイ(675)西東京多摩病院へ行く。ボクのお世話になった病院だ。特にs院長先生先生は三月にはお見えになるそうだ。*ではその時に伺います。https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/09/496d16109e57e03f9b6d6def022dabc9_s.jpg"border="0">今日はボクの誕生日8月31日エッセイ(675)西東京多摩病院へ行く。

  • エッセイ(675)西東京多摩病院へ行く。

    エッセイ(675)西東京多摩病院へ行く。ボクのお世話になった病院だ。特にs院長先生は、ボクと気があって、西東京三田会に入会いただいたほどだ。実際は札幌医大卒だったが。で、今日は入院することはやめた。今日はボクの誕生日8月31日エッセイ(675)西東京多摩病院へ行く。

  • エッセイ(674)今日はボクの誕生日

    今日はボクの誕生日子年を七周しました。8月31日エッセイ(674)今日はボクの誕生日

  • エッセイ(673)

    今こそボクは我が人生を語りたい。我が人生のすべてを俯瞰すると、あまりに奇妙奇天烈だから。住んでいるマンションが面している東八道路には*まさにナマズのように得体が知れないのだ。エッセイ(673)

  • 忍者の極意

    エッセイ(672)忍者の極意忍者は歌、囲碁、茶の湯人に寄り添うことで、情報収集が可能となる。忍者の極意

  • エッセイ(672)忍者の極意

    忍者の極意・・・忍者の極意とは人々に寄り添うことなのだ。囲碁、歌、茶の湯そこに初めて情報収集が可能になる。エッセイ(672)忍者の極意

  • エッセイ(671)キミは必ず来る!

    君は来る、きっと来る。だけど来ないかもしれない。でも信じるしかないじゃないか。必ず来るって。そうして、ボクは前に進む。エッセイ(671)キミは必ず来る!

  • エッセイ(670)わが最悪の一日

    昨日は三鷹三田会麻雀大会であった。死にかけではあるが麻雀こそボクを活性化する唯一の手段であったボクは、家内の制止を振り切って参加した。それにしてもここの階段はきつい。やっとこ上って、たどり着いた会場には懐かしの仲間たちがいた。早速カメラを向けたが、なんと電池切れだ。・・・第一のショック!成績は順調に立ち上がったが、だんだん体力の消耗を意識する。家内から持たされた経口補水液を飲むのを忘れた。・・・第二のショック!成績もついにマイナスに転じた。死にかけのボクを案じて、家内が現れた。・・・第三のショック!ボクは負け分を清算して、家内とともに会場を後にした。麻雀がわが身の活性化に役立たなかったことを痛感する。・・・第四のショック!エッセイ(670)わが最悪の一日

  • エッセイ(669)今こそ安倍首相に提案

    北朝鮮は飢餓状態に喘いでいるそうです。今こそ拉致被害者問題を解決するチャンスです。朝鮮総連を介して、働きかけましょう!安倍晋三首相が目立つチャンスです。エッセイ(669)今こそ安倍首相に提案

  • 小説「昭和のおふくろとボク、そして平成の妻」

    おふくろがトイレに入ったり出たりしている。・・・腹の具合でも悪いのだろうか・・・「咲子さんは?」トイレから出てきて、書斎を覗いて言った。「出て行ったよ」ボクはブスッと言った。「ふ~ん・・・」出て行ったということが普通の意味と違う、重大なことだという認識はないようだ。それ以上確認することもなく、おふくろは部屋へ戻って言った。そのうち、電話が鳴った。「今から、横浜へ行くからね。・・・そのうち荷物を引き取りに行くから・・・」それだけで電話は切れた。─続く─小説「昭和のおふくろとボク、そして平成の妻」

  • 「昭和のおふくろとボク、そして平成の妻」

    1.妻の家出「昭和のおふくろとボク、そして平成の妻」

  • 小説「社長、ちょっと待って下さい!

    「小説・社長、ちょっと待ってください」小説「社長、ちょっと待って下さい!

  • エッセイ(668)混迷の一日

    快晴、暖かい日差しを浴びて図書館に向けて歩き出した。保育園人見街道豪邸給水塔が見える。オーガニック農園だ。*道を間違えたようだ。図書館になかなかたどり着かない。図書館は諦めて自宅へ戻る。*合計5545歩約3キロ無駄な歩きをした。「どこを歩いているの。途中で倒れたらどうするの!心配するじゃない」家内から、歩きは家の周辺に限ると厳命されてしまった。エッセイ(668)混迷の一日

  • エッセイ(667)東京の初雪

    令和二年、東京の初雪。何故、初雪に固執するの?それは、ボクが死にかけだから・・。この世の見納めに見ておきたいじゃない。しかし、何時に覗いても積もらない。エッセイ(667)東京の初雪

  • スロースリップの確認

    発生が懸念される南海トラフの巨大地震。プレートの境目がゆっくり動く「スロースリップ」という現象が起きているのを東京大学と海上保安庁が初めて捉えました。「スロースリップ」とはプレートとプレートの境目が、体に感じるような揺れを起こさずにゆっくりと動く現象です。*巨大地震との関連性が注目されている現象で、メカニズムの解明や防災対策につながるのか期待されています。今回、東京の初雪を期待していたのですが・・・。スロースリップの確認

  • エッセイ(666)麻雀は楽し

    昨日は令和二年初めてのプライベート麻雀。家内は心配だったようですが、友人の心臓血管外科の名医のお墨付きを得て、意気揚々と出かけました。目論見通り勝利しました。勝ち金は、みんなの飲み代に提供して、気分良かった。麻雀は頭の活性化につながるんです。エッセイ(666)麻雀は楽し

  • エッセイ(665)雀

    最近珍しく、雀の一群を見かけました。ムクドリやカラスに追われて見かけなくなりました。うちの家内などは庭に落ちてきた雀を育てて、手乗りにまでしました。いまや、雀は希少危惧種になっちゃったのでしょうか?エッセイ(665)雀

  • エッセイ(664)ボクの人生

    ボクは小学9年生のとき、右脚関節固定手術により障碍者となった。そして、カワイイ孫娘が、超難病の障害者として生まれた。・・・歩けない、言葉はレロレロとママしかしゃべれない。・・・医学的に直す術がない。ボクはともかく、カワイイ彼女にどう対応すべきか?ボクは悩んだ。もう、彼女を自然界からの使者として観るしかない。ボクはそういう設定で物語を書くしかなかった。そして、今「暗黒星雲からやってきた姫」の出版を目論んでいる。エッセイ(664)ボクの人生

  • エッセイ(663)成人式

    「おとなになるってことは」みんなが踏み固めた道を辿るってことか?なんか利用できることがあるってことかな?例えば、学校へ行くとか・・・。いや、山を登るってことさ・・・。登った先には今まで見たことがないものが見える。エッセイ(663)成人式

  • エッセイ(662)三本会

    昨日は、学生時代、三本さんという奥さんの経営する下宿で寝食を共にした仲間が、奥さん同伴で、新宿の車屋別館に集まった。当初は三本さんも参加されていたが、奥さんが亡くなられた後も三本さんを懐かしんで毎年、集まっている。去年も同じ場所に集まった。今回は残念ながらS夫人が参加できなかった。エッセイ(662)三本会

  • エッセイ(661)残された課題④

    湿った空気とサクサクという音に包まれて境内に足を踏み入れた。真ん中にブナ科シイ属の大木が四方に枝を広げている。直径1メートルを超える幹、高さは15メートル以上もある。・・・この社を父親から引き継いで20年以上になる。私は果たしてこの木のように成長しているのだろうか?・・・彼は鬱蒼とした木々の濃い緑に包まれる感慨を込めながら歩を進めた。いつものように至福のひと時となるはずだった。しかし、この時ばかりは何か得体のしれない、今までに経験したことのない、ぞーとするような気配を感じた。豊かな自然の香りの中に、何か生の異臭を嗅いだのだ。数メートル先のこげ茶色の本殿を背景に、賽銭箱の横から白い人間の肢らしきものが垂れ下がっている。・・・人がいる・・・彼の背筋にツーと汗が流れた。恐る恐る近づくと、スカートがめくれて剥き出たスマ...エッセイ(661)残された課題④

  • エッセイ(660)残された課題③

    「レロレロ姫の警告」の続編「暗黒星雲からやってきた姫」を自費出版するにあたり、66万円のスポンサーになってくれ、と言われても、問題は続編がそれほどの価値があるか?ですよね。それで、ここにその冒頭の部分を披露します。(1)神社の森昨日の大雨と風で神社の境内は濡れた落葉に敷きつめられていた。拝殿に向かう参道の右手の、最近増築した社務所の白木もしっとりとした薄茶色に染まっている。小山内は秋祭りを控えて、その準備のために久しぶりで境内に足を踏み入れた。小山内茂、56歳。熊本市の中心に所有する不動産業を営みながら、宮司として郊外の神社に催事のときだけ顔を出す。がちりとした体躯に顔はいささか厳ついが、頭髪が後退しておでこが広くなっていることで優しさを醸し出している。仕事づき合いの面では、神職を兼ねているということもあって人...エッセイ(660)残された課題③

  • エッセイ(659)残された課題②

    おかげさまで、自費出版した「レロレロ姫の警告」は、アマゾンのカスタマーレビューでは、星5つの評価をいただき、<SVくん>さんなどからは「予期せぬ名作、文芸賞候補になってもよい作品・・・」とのご評価をいただいた。三鷹市立図書館本館や駅前図書館の市民作品コーナーにも置いていただいている。三鷹三田会の同窓会や、堀池喜一郎様のグループでもご評価をいただいた。*今続編「暗黒星雲からやってきた姫」を完成させ、出版を目指している。*自費出版するには66万円の資金が必要なのです。66万円のスポンサーを募集します。エッセイ(659)残された課題②

  • エッセイ(658)残された課題

    ボクは小学6年のとき、病気にかかり右脚膝関節を固定する手術を受け、障碍者となった。*しかし、ゴルフができると知り、名門茨城ゴルフ倶楽部のメンバーにもなり、会社経営にも役立たせた。ただ、カワイイ初孫が、歩けない、言葉はレロレロとママしかしゃべれない超難病の障碍者として生まれてきた。*ボクは彼女を自然界からの使者とする小説を自費出版した。・・・そう扱わなければ彼女に報いる方法がないと思ったのだ。─続く─エッセイ(658)残された課題

  • エッセイ(657)筋力アップのため歩く。

    明日からは天気模様がよくない。死にかけのわが身の筋力アップのために歩くことにした。東八道路を東に、貴重な陽を浴びて刈谷珈琲店を目指す。残念ながらお休みだ。それでも往復歩きつづけた。歩行総数5545歩。ほぼ3キロ強歩いたことになる。*死にかけなのに、体力強化に励む理由は?・・・それは明日のブログで・・・エッセイ(657)筋力アップのため歩く。

  • エッセイ(656)囲碁界のスーパー講師から賀状を頂きました。

    囲碁界のスーパー講師、王唯任さんから年賀状を頂きました。三鷹市立第一小学校で囲碁の講師をしていただいた縁です。「囲碁のことでお役に立てることがありましたら何でもご連絡下さい」碁縁株式会社とある。*メンバーは、囲碁界の顏、吉原由香里さんと万波さん、です。三鷹市立第一小学校で囲碁教室を復活できたら、と思っています。エッセイ(656)囲碁界のスーパー講師から賀状を頂きました。

  • エッセイ(655)三鷹三田会幹事会

    昨日は三鷹市駅前コミセンで開催された三鷹三田会幹事会に参加した。何回も訪れたはずのコミセンを探しまくって、顔を出したときな既に始まっていた。議題は6月14日に開かれる総会について。総会の講師については財政社会学の井出栄策経済学部教授がセレクトされていた。アトラクションについてはタンゴアンサンブルなどが候補に挙がっていたが、ボクは図々しくも津軽三味線を「参加者に与えるパワーがすごい!」と口を出し、承認されました。*ボク自身パワーをもらいたかったのです。エッセイ(655)三鷹三田会幹事会

  • エッセイ(654)肉が食えた!

    ケンタッキーでセットを買ってきた。そして肉が食えた。今までポテトしか食べる気がしなかったのに・・・。肉体パワーアップの上で前進だ!エッセイ(654)肉が食えた!

  • エッセイ(653)令和二年の初日の出

    令和二年の初日の出ゲット!またおせちか、となえんとするわが心に、生きるエネルギーを、そして、創作するエネルギーを与えてくれる。太陽はエネルギーの源!エッセイ(653)令和二年の初日の出

  • エッセイ(652)わが菩提寺・吉祥寺の大法寺より御祈祷札を頂いた。

    吉祥寺・大法寺より御祈祷札が届いた。家内繁栄福寿増進とある。そして、御尊家ご一同様のご安泰をお祈り申し上げます、と。安泰の一年となりますように・・・。エッセイ(652)わが菩提寺・吉祥寺の大法寺より御祈祷札を頂いた。

  • なるほど!と思う日々(646)ベートーベンの「第九」

    1824年「第九」を完成させた53歳のベートーヴェンは聴覚をまったく失っていた。ベートーヴェンの遺髪から通常の100倍近い鉛が検出されている。偉大な精神力と長年心の中に暖めていたシラーの詩への熱い思いが歓喜の歌「第九」を完成させた。精神力と熱い思いなるほど!と思う日々(646)ベートーベンの「第九」

  • エッセイ(651)明けましておめでとうございます。

    明けましておめでとうございます。ボクにとっては7回目の子年が回ってきました。どこが痛いということもなく・・・。家内が用意してくれた新年の装いをして・・・。昨日の紅白の竹内まりあの言葉ではありませんが。そして敬愛するイチローさんの言葉ではありませんが、みなさん、おめでとうございます。エッセイ(651)明けましておめでとうございます。

  • エッセイ(650)今年も押し詰まりました③

    昨日、調子に乗って近くのスーパーへ杖なしで買い物に行きました。家内から頼まれたものをぶらさげて、意気揚々と帰ってきましたが、ボクの必需品として買ったはずのCCレモンがありません。再び杖をついて行ったら、<忘れ物>として置いてありました。「アホ!」この言葉で、今年は締めざるを得ません。エッセイ(650)今年も押し詰まりました③

  • なるほど!と思う日々(645)及ばざるは過ぎたるに勝れり

    世界に類例のない、300年の平和の礎を築いた徳川家康公のお言葉であるぞ。東照宮の鳥居は本殿に対して6度傾けて建てられている。宮大工は施工の際、どこかに傷をつける。世の中に完璧なんてあり得ないって、ことだ。なるほど!と思う日々(645)及ばざるは過ぎたるに勝れり

  • エッセイ(649)チャンづけの意味

    最近テレビで女性を見るとチャン付けで呼ぶ。家内は気に入らないようだが・・・。(沢尻)えりかチャン(広瀬)すずチャン(上戸)彩チャン(芦田)愛菜チャンと言った具合だ。若い子だけではない。(安倍)明恵チャン、(山東)昭子チャン。こうなると、もはやバカみたい!となる。身近な敬愛すべき対象として女性をチャン付けで呼ぶのだが・・・。エッセイ(649)チャンづけの意味

  • エッセイ(648)今年も押し詰まりました②

    医者との関りでいけば、武蔵野徳洲会病院の院長先生を挙げなければならない。この病院でボクは胃癌ステージ2と診断された。外科部長からは手術すべきだと断じられたが、ボクは歳も歳だし、癌と共生する道を選びたいと主張した。院長先生は、ボクのやりたいこと、入院生活の負担などに配慮して理解を示してくれた。また、三田会の活動にも関心を持たれ、ご自身も三田会に入会した。今は退任され、銚子に移住されてしまったが・・・。ボクの生き方に理解を示してくれたのだ。エッセイ(648)今年も押し詰まりました②

  • エッセイ(647)今年も押し詰まりました。

    昨日は吉方病院に行く日だった。ボクは考えた。吉方病院は整形外科専門病院だ。整形外科的にはボクは完治している。杖付きで歩いているが(杖なしで歩くこともできる)ボクは院長先生に義理を欠くことになるが、マイファーストで考えて行かないことにした。そして、年齢的にも最終段階に差し掛かっている。自分のやるべきことは何か?を考えた。5年前、世に問うた作品の続編を出版することだ!テーマは、自然界から観た人類社会エッセイ(647)今年も押し詰まりました。

  • 小説「派遣社員木村なつみ」④

    なつみに、先日の会社主催のゴルフ会の清算処理を依頼した。席を外した際に、机の上にメモが置いてあった。二つ折りにして❤マークで封がしてある。開けてみると、ミスター司とあって、♡お金は右上の引き出しに入れてあります♡と書いてある。後で彼女が現れて「見ました?」というから、「ハートなんか付いているからびっくりしたよ」と言うと「ドキドキしました?」だと。とんでもない女だ。このところ仕事が忙しくなってきたので、英語ができるという彼女を最近派遣で入れたのだが、25歳の未婚の女性だ。「わたしは季節労務者だから・・・」とかなんとか言いながら、上司の心の中まで、ずかずかと平気で入り込んでくる。ちょっと格好いい若い男にはすべて声をかけ、自分より若い高橋には「ヨージョー(陽三)」と呼び捨てにし、全体会議のときには、土浦営業所の大川を...小説「派遣社員木村なつみ」④

  • 小説「派遣社員木村なつみ」③

    ボクは部長席でパソコンを使っている。聞くともなく若者たちの会話を聞いている。「おごってくれるって話はどうなったの?」木村なつみが、事務処理をしながら、そっと隣りの中村に話しかけた。「そうだっけ・・・」中村くんがとぼけている。「忘れていないからね。絶対よ!」なつみの言い方がちょっときつくなる」「じゃあ、その辺で・・・」「牛丼とかハンバークじゃだめよ!」「ちょっと待ってくれよ。もうちょっとでカネがまとまるから。・・・そしたらおごるから」「何それ・・・」なつみが中村の顔を見つめる。「うん。麻雀で勝っているんだ・・・」「あなたって、麻雀強いんだってね。矢部くんが言ってたわよ」「・・・」「あいつ、どうしようもないって・・・あなたギャンブラーなのね」「そういうわけじゃないけど・・・。そしたらオレの味方になってくれないかな?...小説「派遣社員木村なつみ」③

  • 小説「派遣社員木村なつみ」②

    「いや、ボクはそんなこと何とも思っていないけど・・・」口に出してから、あ、まずいこと言ったかな?と思った。「えっ!ってどういう意味?うわさを信じるってこと?」「いや、そんなうわさ、ぜんぜん信じていないよ」あわてて否定した。「なら、いいけど、専務とは仕事の関係だけで個人的な関係はいっさいないからね!」なつみは断言するように言った。「もちろん、お食事をご馳走になることはあるわよ。でも変な関係はいっさいないからね!」「・・・」「この間経理の宮村さんからそんな話されてびっくりしたわよ。油断も隙もないんだから・・・」「・・・」「行動には注意しないと・・」なつみは自分を戒めるようにつぶやいた。・・・永作博美に似ているな・・・ボクは改めて、彼女のコケティッシュな顔を眺めた。「今日はありがとう」彼女を下高井戸で下ろし、ブレーキ...小説「派遣社員木村なつみ」②

  • エッセイ(646)今年最後の三鷹三田会麻雀会

    今年最後の麻雀会に臨んだ。参加者48名。成績は後ほど幹事から報告があると思うが・・・ボクは、28位くらいかな?賞にも預からないので、パーティに参加せず、そぼ降る雨に濡れながら帰った。出かけるときには、子どもたちが菜園で収穫しているのが遠めに見えた。*これからは、子どもたちに期待する小説を書くことに専念しよう!小説を書くエッセイ(646)今年最後の三鷹三田会麻雀会

  • なるほど!と思う日々(644)ネット中継通販

    最新の地域産業を売り込む手段とは?山梨の宝飾産業を中国に売り込む企業。まさに、スタートアップ企業ですな。なるほど!と思う日々(644)ネット中継通販

  • 小説「派遣社員 木村なつみ」①

    「部長、お忙しそうね」気がつくと木村なつみが背後からボクの作業を見ていた。彼女も専務の受注した物件の事務処理で残っていたのだ。「いつまでやっているの?ねえ、もういいかげんにして帰りません?」見回すと、いやに照明があかるくムダに隅々まで照らしている。ふたりきりだ。手が滑って在庫管理機に打ち込む数字を間違えた。「ねえ、この発注書って、S社にファックスするんでしょう?わたし流してあげるわ」発注は在庫数、出荷傾向、今後の売れ行きを在庫管理機で確認しながら、毎日ボクが発注している。・・・管理の女子社員に任すこともできるが、ムダを生じないため、日替わりの細かな配慮が必要なのでボク自身が行っている。「よろしくお願いします。S社のファックス番号はわかりますか?」「もちろん分かりますよ。いつも横目で見ているから・・・」彼女は弾む...小説「派遣社員木村なつみ」①

  • エッセイ(645)清潔な下着

    清潔な下着*ボクが朝起きると、必ず足もとに清潔な下着が一式用意されている。生かされていると感じる瞬間だエッセイ(645)清潔な下着

  • エッセイ(644)サイゼリアの倒産!

    お口くちゅくちゅモンダミン(歯医者いらずの必需品)を買い求めに、マツモトキヨシに行った。何?サイゼリアが暗い!・・・安永隆則さんとよく雑談会を開いたあの・・・栄枯盛衰の悲哀エッセイ(644)サイゼリアの倒産!

  • エッセイ(643)恨み千年対克服力

    恨み千年に生きる韓国と日本の克服力。唯一の被爆国日本。・・・しかし、日本はこれをアメリカに対する恨みとすることなく、克服力に変えた。見よ!なでしこジャパンは、韓国の地でチャンピオンシップを手にした。「克服力」こそ、真の力!エッセイ(643)恨み千年対克服力

  • エッセイ(642)イギリスの意地

    イギリスがEUを離脱することを決定!*そもそもEUのように人間の頭で創り出した国は、崩壊する運命にあるのだ。・・・マルクスレーニン主義で創り出されたソ連邦のように・・・*その点、大英帝国は歴史が営々と積み重ねた産物だという自負がある。歴史的な重みを意識するエッセイ(642)イギリスの意地

  • なるほど!と思う日々(643)金融政策の悲劇

    昨日、ボクのブログをよく見て下さる安永隆則さんの講義に誘われたので出かける。題して第53回三鷹雑学大学講義「金融政策の悲劇」・・・三鷹市消費者センターで開催された。講師は安永隆則さん。1977年日本銀行に入行。西ドイツフランクフルト駐在。国際収支課長、広報課長を経て、1999年福島支店長。その後静岡支店長、仙台支店長を歴任。現在は(株)TYK総合企画代表。集まって来られた方は、お役人、学者など錚々たる方々だということは質疑応答のレベルの高さで推測できる。(この後、続々と集まり、20名近く、満席状態になった)*グローバル化の中での経済空洞化と少子高齢化。*危機的な財政運営。金融の異次元緩和・・・まさにワニの口状態だ。*出口戦略は?日銀の財政の悪化など後遺症は不可避だ。*ビットコインとブロッキングチェーン、キャッシ...なるほど!と思う日々(643)金融政策の悲劇

  • なるほど!と思う日々(642)江戸川乱歩

    大久保喬樹東京女子大名誉教授が次に取り上げたのは、江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」でした。・・・わが郷田三郎は、(酒や女に生きがいを感じない)「こんな面白くない世の中に生き長らえているよりは、いっそ死んでしまった方がましだ」しかし、・・・「死ぬ死ぬ」といいながらつい死にきれずに生き長らえているのでした。・・・さて、彼が今度移ったうちは東栄館という新築したばかりの新しい下宿屋でしたが、ここで彼はひとつのすばらしい楽しみを発見しました。ここで、明智小五郎という素人探偵と知り合うのです。*隣は誰が住んでいるか分からないといういわば、都市推理小説の誕生です。そして「パノラマ島奇譚」・・・それは一見、非常に宏大な庭園に過ぎないのですが、ある人はそこから、何物か、途方もないある種の計画、若しくは芸術という様なものを感じないでは...なるほど!と思う日々(642)江戸川乱歩

  • なるほど!と思う日々(641)佐藤春夫と谷崎潤一郎

    昨日は大久保喬樹東京女子大学名誉教授の講義なので、早めに、15分前には教室に到着したが、既に小林克彦代表幹事とともに席についておられた。取り上げるのは、佐藤春夫の「田園の憂鬱」・・・彼と彼の妻とは、その時、各(おのおの)この草屋根の上にさまようて居た彼らの瞳を、互いに相手のそれの上に向けて、瞳と瞳とで会話した。「いい家のような豫感がある」「ええ私もさう思ふの」・・・・・・一筋の平坦な街道が東から西へ、また別の街道が北から南へ通じて居るあたりに、その道に沿うて一つの草深い農村があり、幾つかの卑下(へりくだ)つた草屋根があった。それは、TとYとH(東京、横浜、八王子のこと)との大きな都市をすぐ六七里の隣にして、譬へば三つの劇しい旋風の境目に出来た真空のやうに、世紀からは置きつ放しにされ、世界からは忘れ去られ、文明か...なるほど!と思う日々(641)佐藤春夫と谷崎潤一郎

  • エッセイ(644)麻雀で儲けようという根性が情けない!

    昨日はいつもの顔なじみと麻雀だ。結果は?6荘戦い、4荘までは勝っていた。しかし、最後の2荘でFくんの一人勝ち。「勝とう勝とうが負けのもと」先輩が言っていたのを思い出した。そもそも、麻雀で儲けようなんて根性がダメ!エッセイ(644)麻雀で儲けようという根性が情けない!

  • エッセイ(643)筋肉を付ける日と称して 歩きに歩く。

    水曜日は筋肉育成日として、とにかく歩く。人見街道を歩く。・・・WellCometoTOKYOだって・・(自販機は既にオリンピックモード)図書館はクリスマスモード。デンキチかごの屋は、忘年会酒屋と自遊空間は、いつでもOK!4218歩、歩きました。エッセイ(643)筋肉を付ける日と称して歩きに歩く。

  • エッセイ(642)東八道路を歩く。

    ゴルフはまだできそうな気がするが、クラブを破棄してしまったし・・・。で、東八道路を散歩する。約2キロ強。銀杏並木の黄色が映えてるね。歩きも快適だ・・・エッセイ(642)東八道路を歩く。

  • エッセイ(641)中学の同窓生からメールが来た!

    中学の同窓生Mくんからメールが来た。「肺炎が完治して、悪運強く元気になりました。12/6日はマンションのゴルフコンペで優勝しました。グロス92、ハンディ16、ネット76」だと。爺の身でまだゴルフやってるんだ。しかも、グロス92?石川遼は、最年少で生涯獲得賞金10億円突破!みんな景気いいね。ボクはじっとわが雑然とした部屋を見る・・・。まだまだ老け込む歳じゃないぜ・・・。エッセイ(641)中学の同窓生からメールが来た!

  • エッセイ(640)三鷹三田会幹事会

    昨日は三鷹市消費者センターで、三鷹三田会の幹事会が開催された。相変わらず、もたもたと、ボクが顔を出したときは席は満席だった。泉会長の横に席を作っていただいた。冒頭、武蔵野三田会との合同忘年会に関する反省が議題となった。ボクは、シャンソン歌手が「私が歌っている間はみなさん、お食事ができないんですよね」と言いながら何曲も歌うものだから、その間我々は食事できなかったことを問題にした。「いやあ、それは彼女の所為ではなくて、わたしがガンガン歌ってくれと言ったものだから・・・」と温厚篤実、泉会長に言われてしまって、ボクは恐縮!ワインや日本酒、ビールを楽しみながら聴いていればよかったのだ・・・。粋さに欠けるわが身を反省!エッセイ(640)三鷹三田会幹事会

  • なるほど!と思う日々(640)デジタル人民元の脅威!

    ここ数か月「デジタル人民元」が話題になっている。米ドルの覇権に対抗し、中国がブロックチェーンを使ってデジタル通貨を発行する世界初の国になるという。中国人民銀行恐るべしなるほど!と思う日々(640)デジタル人民元の脅威!

  • エッセイ(601)三か月ぶりに現(うつつ)の生活に復帰!

    三か月ぶりに現(うつつ)の生活に復帰することにしました。・・・おお、わたつみの豊旗雲に入日射し、今宵の月夜さやけかるこそ・・・ボクの現(うつつ)とは・・・そう、麻雀とともにあるエッセイ(601)三か月ぶりに現(うつつ)の生活に復帰!

  • なるほど!と思う日々(639)女は変わる

    ボクはNHKの「英雄たちの選択」という番組が好きだ。もちろん、取り上げられる英雄たちに関心を持つのだが、<女性研究家>たるボクは、司会の杉浦友紀さん、解説者の中野信子さんに目が行く。すると、最近の彼女たちの変化に気づく。・・・綺麗になっている・・・・・・女は変わる・・・と。なるほど!と思う日々(639)女は変わる

  • エッセイ(600)久しぶりの入浴を楽しみました。

    足の不自由なボクのために、風呂場に安全シャフト設置しました。。腰掛に座って、久しぶりに入浴を楽しみました。・・・今まではシャワーだけだったのに。風呂、最高!エッセイ(600)久しぶりの入浴を楽しみました。

  • なるほど!と思う日々(638)辻政信「潜行三千里」の怪!

    辻政信「潜行三千里」三鷹市立図書館から連絡を受けて引き取った。・・・こんな本、頼んでいたっけ?いつ?一年以上前だろう・・・ようやく手元に届いたのだ。辻政信は、ボクと同郷の石川県出身。おやじと同じ歳ごろで、数奇な人生を過ごしている。昭和6年陸軍大学卒業後大本営参謀となる。「ノモンハン事件」「マレー作戦」などを指揮、「作戦の神様」というたわれた。敗戦後、日中連携を企図して数年間、東南アジアや中国大陸を潜行した。昭和27年から連続4回衆議院議員に当選したが、昭和36年参議院議員として再び東南アジアに向かいラオス付近で行方不明になった。戦後、日本へ向かう船が岸壁を離れるとき、中国側警官の間からひそやかな日本語が聞こえた。「みなさんお達者で、支那の野郎には、ろくな奴はいませんよ。日本人がいいですよ。・・・」・・・日本海軍...なるほど!と思う日々(638)辻政信「潜行三千里」の怪!

  • エッセイ(599)ツバメは何処に?

    快晴である。空はあくまでも澄みわたり、爽やかだ。つばめは今、何処に?Tさんのことが、とつぜん脳裏に舞い降りてきた。「わたし、検査入院するの・・・」看護師のTさんは、退院間近なボクのところへ来てつぶやいた。ここ吉方病院ではないという。それ以上のやりとりはないまま、彼女は手をひらひらさせて去っていった。ボクが彼女に気を奪われたのは、手術が終わった後、ぼくの所へ現れて、・・・・・・どうこのスタイル・・・というように自らのスタイルを誇示してきたからだ。普通看護師は白衣であるべきなのに、白地に黒のスリットが入っていた。アップした髪の毛をかき上げて、しなを作った。確かに若さもあったが、その新鮮なスタイルにボクは目を奪われた。「かっこいい!」ボクは思わずつられてつぶやいた。それ以来彼女はボクの担当ではないのに、時々現れて色目...エッセイ(599)ツバメは何処に?

  • エッセイ(598)三鷹三田会・武蔵野三田会合同忘年会の意義?

    昨日は三鷹三田会と武蔵野三田会の初めての合同忘年会が執り行われた。・・・たしかに、いつもより多い・・・*塾長のご挨拶・・・旗の大きさにずいぶん差があるな・・・*新人紹介(?写真がない)*シャンソン歌手・・・「わたしが歌っている間はみなさん、お食事にありつかれないのよね」なんて言いながらずいぶんたくさん歌ってたね・・・*応援歌*そしてお楽しみの抽選会塾長は早々にお帰りになった。・・・分かるな・・・(二つの三田会が、合同でした意味がよく分からない)大きな紙ぶくろを下げ、漫然として締まりのない気分で帰宅の途に。・・・個々で、福澤諭吉の<人間交際>が行われたとは思うが・・・エッセイ(598)三鷹三田会・武蔵野三田会合同忘年会の意義?

  • エッセイ(597)清原慶子前三鷹市市長の講演を聴きにいく。

    「人生100年に向けて。コミュニケーションと生きがいを考える」清原慶子前三鷹市長は、超満員の聴衆を前に、壇上から降りて語りかける。「令和の時代ですが、平成、昭和と遡って、そうですね、大正生まれの方っていらっしゃいますか?」・・・早速掴みに入る・・・。「えっ!いらっしゃる、しかもお二人も?大正13年と14年!」「なんと、男性ですよ!」男性の寿命が女性に近づいているという統計資料を表示して説明する。「素晴らしいですね!健康寿命のみならず、貢献寿命も延びている。・・・生きがいとは社会に対する<貢献寿命>なんだ。「今や、第4次第4次・デジタル産業革新から、Sosiety5.0?の時代へと・・・」「そこで、人生100年の<生きがい>を考える」<知的好奇心><課題発見。課題解決><自己実現><自己成長><社会的貢献>・・・...エッセイ(597)清原慶子前三鷹市市長の講演を聴きにいく。

  • エッセイ(596)渡邊あゆみの歴史秘話・前田利家公

    渡邊あゆみの歴史秘話ヒストリアを見た。渡邊あゆみといえば、わがブログ「女の魅力」で最初に取り上げた黒田あゆみさんだ。今回取り上げていたのは金沢百万石の「前田利家公」利家公を祀ってある「尾山神社」は懐かしのわが高岡町中学の真ん前にあった。長町にあった我が家から高岡町中学への通学路は、長土塀町だった。金沢には「寺町」という街並があって、「忍者寺」があった。その先には「兼六園」があって、冬になれば「雪つり」で有名である。・・・懐かしの「金沢」に浸ったひと時だった・・・エッセイ(596)渡邊あゆみの歴史秘話・前田利家公

  • エッセイ(595)ボクの特技は寝ること

    ボクの特技は「寝ること」こんなことをあからさまにすると、また家内から「アホ!」と言われそう。しかし、よく寝るおとなはできるんだ!!エッセイ(595)ボクの特技は寝ること

  • なるほど!と思う日々(637)地球温暖化現象の進行

    世界気象機関(WMO)が、主な温室効果ガスの世界平均濃度が、昨年過去最高に達したと、気象庁が25日発表した。地球温暖化のしくみ石炭や石油等エネルギー資源を燃やすことで起きる「昭和のマロ」として、4年前「レロレロ姫の警告」を発刊して、人類が危険な方向へ歩み出していることを警告したが、今さらに続編「暗黒星雲から還って来たレロレロ姫」を執筆、人類への警告を強めたいと思っている。・・・地球温暖化に注意を・・・なるほど!と思う日々(637)地球温暖化現象の進行

  • エッセイ(594)ローマ教皇のお言葉の効果

    ローマ教皇が核兵器の被爆地、長崎や広島を訪れ、また、東京ドームでも、ありがたいお言葉を賜っている。しかし、現実に世界をリードするマイファーストの政治家たちには、何の痛痒も与えていないように見える。こうなったら、これら政治家を宇宙ステーションにでも集め、そこから文明の光に輝く地球を眺めながら、核兵器の問題を含む人類文明の問題について議論するしかない。・・・政治家には視点を高く持つことを求めたい・・・エッセイ(594)ローマ教皇のお言葉の効果

  • エッセイ(593)第28回三鷹市民駅伝大会

    昨日は小雨の中、第28回三鷹市民駅伝大会が開催されました。地元の公的、私的団体が多数参加しまして、市内を一周するのです。うちの前も通ります。あっ!一番走者が現れました。・・・すごく速い!創造プラザを出発して、20分も経っていません。・・・走るって、いいですね。・・・エッセイ(593)第28回三鷹市民駅伝大会

  • エッセイ(592)じとじと、雨の一日。

    昨日はじとじと、雨の一日でした。羽田に降り立ったローマ教皇も雨にそぼ濡れ。我が家もうっとおしい雨、雨、雨。たまには、こんな静かな日もいいか・・・。エッセイ(592)じとじと、雨の一日。

  • なるほど!と思う日々(636)未来の衝撃!

    アルビン・トフラー「未来の衝撃」によれば、農業が経済発展の第一段階で、産業が第二段階だとすると、もうひとつの段階がすでにわれわれを急襲している。沢尻エリカが合成麻薬MDMA保持で逮捕されたがアメリカは芸術や科学、それに知的・道徳的・政治的生活では異常なまでの成果をあげているにもかかわらず、何万という若者が麻薬のひき起こす倦怠を選んで、現実を逃れようとする国になっている。いまや超産業社会の時代がわれわれの前に展開し始めている。なるほど!と思う日々(636)未来の衝撃!

  • エッセイ(591)吉方病院での定期健診は?

    家内に連れられて、吉方病院の定期健診に行った。午後二時、予定通り到着したが一時間半経過してもお呼びがかからない。やっと、レントゲン検査を終えた後、院長先生の診断。「血圧も、骨密度も正常ですね」・・・うちの家内も膝関節の骨折でこの病院でお世話になっている。「これも奥さまの内助の功ですね」「これからも奥さまのご指導に従うように」家内のことをよく知っている院長先生は宣うた。・・・これからも「アホだ!バカだ!」という家内主導の生活が続く・・・エッセイ(591)吉方病院での定期健診は?

  • なるほど!と思う日々(635)嘘八百番付表

    大相撲も佳境に入りましたが、こんなもの見つけました。「嘘八百番付表」*横綱・・・早く死にたいという年寄り*大関・・・もうやめますという道楽*関脇・・・損になるという商人*小結・・・確かに効くという薬屋*前頭・・・嫁が可哀想という姑*前頭・・・持って出ましたという出前嘘は世に流通するなるほど!と思う日々(635)嘘八百番付表

  • エッセイ(590)カナダ・バンフスプリングホテルの想い出

    カナダ・バンフスプリングホテルの想い出ボクも泊まったことがあるんです。懐かしいな~。迷路のような、回廊。コンサートホールでは、日本人が入場すると「スキヤキ(上を向いて歩こう)」を演奏してくれるんです。今回はジェームズ三木さんの想い出です。「無数の石を積み上げた古城ふうのホテルで、中世風のインテリアが、まことにロマンティックである。何か記念品がほしいと、部屋の中を物色すると大ぶりの灰皿があった。(これはそのものではないが・・・)どうせ安物だろうが、色といい形といい、カナダ的異国情緒をほのかに感じる。何より都合のいいのは、ホテルの名称が、ちゃんと書かれていることだ。日本まで持ち帰り書斎に飾った。裏返して見ると、何やら書いてある。「この灰皿は、バンフスプリングホテルにおいて、ドロボーしたものである」エッセイ(590)カナダ・バンフスプリングホテルの想い出

  • なるほど!と思う日々(634)人間は、消化器と生殖器から成り立っている。

    「人間というものは、せんじつめれば、消化器と生殖器から成り立っている」フランスの作家であり、文芸評論家、レミ・ド・グールモンは、そう結論づける。結婚は、この二つの器官に一応の満足を与えるために、人間が考え出した苦心の社会制度。女「ねえ、おすしおごってくださらない?」男「ああ、いいよ」・・・一時間ほどして・・・男「どこか静かな部屋へ行って休もうか」*もちろん、ぜがひでもこれでなければダメ、という理由はどこにもない。なるほど!と思う日々(634)人間は、消化器と生殖器から成り立っている。

  • なるほど!と思う日々(633)稲葉監督の涙

    侍ジャパン、韓国を破り10年ぶり世界一稲葉監督の涙が印象的でした。何といったって、稲葉ジャパンだったものなあ~稲葉監督の想いがビンビンと伝わって来たぜ!なるほど!と思う日々(633)稲葉監督の涙

  • エッセイ(589)陽光を浴びて歩く(杖なしで)

    今日のわが身に課したテーマは「陽光の下、しかも杖なしで歩く」歩き通しました。そして失われたエネルギーを補強するのは「ブタ塩弁当」これで万全のはずが、その夜、足がパンパンになり七転八倒。・・・若くないんだから、過ぎたるは及ばざるがごとしを知る・・・エッセイ(589)陽光を浴びて歩く(杖なしで)

  • なるほど!と思う日々(632)「月の裏側」に想いを馳せる

    昼間の満月。興味深いですね。クロード・レヴィ=ストロース「月の裏側」に想いを馳せました。「日本文明が与えることのできる優れた教訓の数々・・・」それは現在を生きるためには、過去を憎んだり破壊したりする必要はないという教訓であり、自然への愛や尊敬に席を譲らないで文化の産物の名にあたいするものはないということであります」折しも、宮中では大嘗祭が営まれました。・・・宇宙のあらゆる存在に霊性を認める神道の世界像は、自然と超自然、人間の世界と動物や植物の世界、さらには物質と生命とを結びあわせるのです。なるほど!と思う日々(632)「月の裏側」に想いを馳せる

  • なるほど!と思う日々(631)香港返還交渉時のサーチャー首相と鄧小平

    香港騒動は、なかなか収まりそうにないですね。香港がイギリスから返還されるときの、サッチャー首相と中国、鄧小平の会談を思い出しました。「もし香港で住民投票をして、イギリスに残りたいという結論が出たら、イギリスは香港を返還しません。その場合、あなたはどうしますか」「人民軍を香港に侵攻させます」中国の最高権力者、鄧小平は即答した。返還は事務レベルでは決定していたのだが、それを百も承知でサッチャー女史は吹っ掛けたのである。対応した鄧小平もさる者だった。<最強の手段>で応じた。・・・この会話にこそ外交の神髄が集約されている・・・なるほど!と思う日々(631)香港返還交渉時のサーチャー首相と鄧小平

  • なるほど!と思う日々(630)世論を誘導する人民日報の「中央厨房」

    中国・人民日報の「中央厨房」ここで、記事の反応を見ながら編集計画を立て、「世論を誘導する」なるほど!と思う日々(630)世論を誘導する人民日報の「中央厨房」

  • エッセイ(588)秋晴れの下、図書館までの約1.5キロ、杖なしで歩いた。

    秋晴れの好天の下、杖なしで図書館までの約1.5キロの道程を歩いてみた。上連雀通りボラセン駐車場ボラセン図書館前三鷹市立図書館本館地方銀行研修所無事杖なしで1.5キロ、歩き通したぞ!エッセイ(588)秋晴れの下、図書館までの約1.5キロ、杖なしで歩いた。

  • なるほど!と思う日々(629)文化は権力と富を背景に育つ

    「国の予算で行われる首相の<桜を見る会>が、安倍晋三首相と後援会との親睦を深める行為に利用されていないか」8日の予算委員会で共産党の田村智子氏は、首相の認識をただした。「とりあえず、文化とは罪深いものです。それは貧しい社会には育ちません。はっきり言ってしまえば、権力と富の偏在するところ、そこに芽生え育つ寄生虫のようなものではないでしょうか。・・・一方に貧しく苦しい生活があり、一方に少数者の豊かな社会がある。そんなアンバランスな裂け目に、アートも学問も発展してゆく」五木寛之<旅人よ!>より。なるほど!と思う日々(629)文化は権力と富を背景に育つ

  • エッセイ(587)「暗黒星雲から還って来たレロレロ姫」執筆

    昨日は天皇皇后の祝賀パレードが開催され、このところ新天皇皇后の祝賀行事一色です。幸いにも好天にも恵まれ、日本は幸せ色に彩られているようです。望月衣塑子「新聞記者」の末尾に「大切にしている言葉がある。マハトマ・ガンジーの言葉だ。・・・あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである・・・簡単には変えられないけれど、私自身が環境や周りに流され変わらないためにも。自分自身が正義と信じたものを見失わないためにも。たとえ最後のにとりになろうとも・・・。・・・未来の子どもたちのためにも、今の自分にできることを積み重ねたいと思う。ボクもそんな思いで、人生最後の課題として「レロレロ姫の警告」の続編「暗黒星...エッセイ(587)「暗黒星雲から還って来たレロレロ姫」執筆

  • エッセイ(586)輪島さんのお団子

    昨日、娘からお団子をもらいました。国分寺に行ったとき、駅前のお団子屋さんで買ったのだそうです。あっ、元ボクシング世界チャンピオンの輪島功一さんのお店だ。懐かしいな・・・。団子三兄弟が流行ったころ始めて、商売繁盛したそうです。・・・ところで、ボクのブログの「いいね」仲間も戻ってきました。仲間っていいですね。ブログを重ねる喜びです。・・・嬉しいな・・・。エッセイ(586)輪島さんのお団子

  • なるほど!と思う日々(628)日本の文化・有島武郎「或る女」

    今日は久しぶりで、大久保喬樹東京女子大学名誉教授にお会いできる、と早々と会場の創造プラザへ出かけた。・・・ともかく砂の女に篭絡されずに帰還された由、十分療養されてまたお目にかかれることをお待ちしております・・・とのメールをいただいていたのだ。ところが、先生は定刻の10時ぎりぎりに現れた。それでも、杖付のボクに目をとめて「だいじょうぶですか?」と声をかけて下さった。今日のテーマは、有島武郎「或る女」である。明治から大正へと、個人の自由を追求する時代へ入っていた。まさにこの作品は時代を代表する<ものすごい>作品である。「葉子は木部が魂を打ち込んだ初恋の的だった。それは丁度日清戦争が終局を告げて、国民一般は誰れ彼の差別なく、この戦争に関係のあった事柄や人物やに事実以上の好奇心をそそられてゐた頃であったが・・・」で始ま...なるほど!と思う日々(628)日本の文化・有島武郎「或る女」

  • エッセイ(585)鳥取で骨折④

    9月18日(水)ボクと家内は米子空港11時55分発のANAに乗り込むことができました。ANAの係員は、ボクと家内を最初に搭乗させてくれました。ボクの右脚が乗客の邪魔にならないファーストクラスに接する場所でした。13時20分、羽田空港に到着。タクシー乗り場で介護タクシーに乗り込み、慶応病院に送り込まれました。そして、親切な整形外科医が、受け入れ可能な地元の吉方病院を紹介してくれたのです。ボクは吉方病院で人工骨頭置換術を受け、徹底的なリハビリにより、今、杖があれば自由に歩行できるまでになりました。エッセイ(585)鳥取で骨折④

  • エッセイ(584)鳥取で骨折③

    大山ロイヤルホテルのバイキング会場で、ボクが足を滑らせ、すっ転んだのです。会場の係員、旅行社の担当者がボクを立ち上がらせようとしましたが、激痛であたかも筋肉が断裂したかのようでした。「救急車、救急車!」だれかが叫びました。・・・救急車で鳥取の病院へ運ばれる・・・瞬間、ボクはマズイ!と思いました。「近くの空港から羽田へ向かう飛行機に乗せて下さい!」ボクは旅行社の担当者に懇願しました。「タクシーで米子空港へ!」「こんな状態で大丈夫かな?」旅行社の担当者は心配そうな顔でしたが、ボクは意志を通しました。─続く─エッセイ(584)鳥取で骨折③

  • エッセイ(583)鳥取で骨折②

    雄大な鳥取砂丘を高台から臨んだ。砂丘に足を踏み入れるのはムリそうだったので、砂像スタジアムに向かった。「スゴイ!」もう唸らざるを得ない。多数の巨大な砂像が、我々を圧倒する。中でも、マハト・マガンジーの威厳のある姿に感銘を受けました。・・・人間は、その人の思考の産物にすぎない。・・・・・・人は思っている通りになる。・・・・・・ゴールへ到達しようとの試みにこそ、栄光はある・・・その夜、我々は大山ロイヤルホテルのバイキングで、砂丘や砂像のすばらしさを語り合っていました。「キャー」突然、その一角から悲鳴が起きました。─続く─エッセイ(583)鳥取で骨折②

  • エッセイ(582)鳥取で骨折①

    家内が、近畿ツーリストの「出雲大社は専門ガイドがご案内、足立美術館と出雲大社2日間」という国内旅行に行こうと、提案してきた。今年83歳になるボクにはもう海外旅行はムリだと判断したようだ。スペイン旅行などは結構歩かされた。中には「わたし、バスで待っている」というお年寄りも多かった。国内旅行は、新婚旅行で北海道へ行って以来だ。しかも、前日吉祥寺からバスで羽田まで行き、羽田エクセルホテル東急で一泊するという余裕の行程。記念写真では真ん中で仕切っているかのようだ。しかし、実際はとんでもないことが起こるのだ!─続く─エッセイ(582)鳥取で骨折①

  • エッセイ(581)三鷹三田会幹事会

    今日は久しぶりの三鷹三田会幹事会だ。いつもの駅前コミセンではなくて、三鷹市消費者センターだ。バスで駅前に出て、この筋だったかな?と迷っていると、K・Sさんに出合った。彼女が積極的に探してくれて、会場に到達。すでにメンバーはそろっている。冒頭、恐縮にもK幹事長が、ボクのことに触れられた。「ご退院されたそうで、お元気そうで・・・」I会長、MさんやTさんの温かい視線を、ありがたく感じる。・・・ボクはIT委員・・・おぼつかない幹事であるが・・・議題は「年忘れの会」のことや「新人への対応」など、多岐にわたって、予定時間をオーバーしていたが、幹事であることの幸せを感じたひと時でした。エッセイ(581)三鷹三田会幹事会

  • エッセイ(580)望月衣塑子「新聞記者」を読む②

    新聞記者は、キャッチ―な文字をジグソーパズルのように保有する。ひとつずつ事実を認めさせて、さらに裏を取っていくこと。おかしいと思えば、納得できるまでなにがあろうととことん食い下がる。新聞記者として、警察や権力者が隠したいと思うことを明るみに出すことをテーマとしてきた。そのためには情熱をもって何度も質問をぶつける。そんな当たり前のことをしたいと思う。エッセイ(580)望月衣塑子「新聞記者」を読む②

  • エッセイ(579)望月衣塑子「新聞記者」を読む①

    衣塑子という言葉には、母の願いが込められている。「何かを作る人、ものを創造していく人になってほしい・・・」という。慶應義塾大学法学部卒業後、東京中日新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。東京地裁・高裁での裁判を担当し、その後経済記者、社会部遊軍記者として、防衛省の武器輸出、軍学共同などをテーマに取材。17年4月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一員となり、取材しながら官房長官会見で質問し続けている。著書に「武器輸出と日本企業」「武器輸出大国ニッポンでいいのか」─続く─エッセイ(579)望月衣塑子「新聞記者」を読む①

  • エッセイ(578)退院後の最初の定期健診

    退院後の最初の定期健診だ。家内に連れられて吉方病院へ向かう。「タクシーで行こう」家内はタクシーを拾おうとした。「流しのタクシーなんかムリだ」ボクは主張した。「バスで駅まで行ってそこでタクシーに乗ればいいじゃないか。駅前なら確実にタクシーに乗れる」「バスに乗るなんて、まだムリよ。ステップで脚を踏み外したらどうするの?」ボクの安全を第一に家内は主張したが、結局ボクの意見に従うことになった。午後二時だったが、病院の受付には患者がたくさん待っていた。「あら、・・・さん。どうしたの?」家内が早速顔見知りを見つけてしゃべりだした。「転んじゃって・・・」さすが、ボランティア活動で顔の広い家内だ。91歳だというおばあさんと延々としゃべりだした。受付をしてから、一時間以上待たされて、「中待合へどうぞ・・・」と言われてさらに30分...エッセイ(578)退院後の最初の定期健診

  • エッセイ(577)はかない恋

    いつものように、キミは待っていた。当然のように、二人は同じバスに乗った。一番後ろに二人並んで席を占め、そっとからだを触れ合った。何もしゃべる必要はなかった。そしてボクが降りるべきバス停が近づいてきた。ボクはキミの手を握った。走り去るバスの窓からキミは手を振る。ボクも手を挙げて応える。しかし今は、キミは姿も見せない。エッセイ(577)はかない恋

  • エッセイ(576)吉方病院(6)

    ところが、そのシャープな若い看護師の足元がおぼつかない。ボクは、思わず彼女に手を差し伸べひきよせた。「どうしたの?ふらふらしてるじゃない・・・」しかも、痩せてやつれているみたいだ。彼女は、指導する位置から離れて、ボクの方へ寄ってきた。「ちょっと体調をくずしちゃって、今度検査入院することになったの・・・」「検査入院?この病院で?」「いえ、別の病院よ・・・」・・・どこの病院へ入院するのだろう・・・聞きそびれてしまった。それっきり、彼女とは離ればなれになってしまった。姿かたちといい、まさにボクの想い出の<つばめちゃん>だった。エッセイ(576)吉方病院(6)

  • エッセイ(575)吉方病院(5)

    ボクはAリハビリ師の献身的な努力のおかげで、杖があれば自立歩行が認められるほどになった。手術した脚は、リハビリ室における強化のみならず、廊下や階段の歩行、運動靴を履いて外で病院の周りを歩けるまでになった。Aリハビリ師は、午前に、午後にとしつこいぐらいボクに関わってくれた。「ボクばかりじゃなくて、他の患者さんにも・・・」と言ったほどだった。彼は、「大澤さんのよくなろうとしている積極的な気持ちに乗っかっているだけです」と言ってくれた。そして、ついに退院が近いことを証明するように、ボクは四階に移動させられた。毎週、その廊下には車椅子の人たちが集まってリハビリ師の指導の下、リハビリ体操が行われていた。そして、その日の朝、リハビリ師と一緒に、例の白衣に黒のスリットの入った洒落たデザインの若い看護師が指導していた。─続く─エッセイ(575)吉方病院(5)

  • エッセイ(574)吉方病院(4)

    人工骨頭置換術を施されたボクは、当然のことながらベッドに寝かされ、しかも、前立腺病のボクは当然ながら介護パンツを履かされていた。「パンツを履き替えますよ」そのたびにチンコ触られ放題だった。それでも、テレビ画面が与えられ、例のラグビー騒ぎの時は、「それ、行け!がんばれ」ボクのテレビ画面を見ながら看護師も一緒になって楽しんだ。そんな中、手術の際、横で黙々とメモしていたひとりの若い看護師にボクは気をひかれた。彼女の着衣は、他の看護師のような白一色ではなかった。黒いスリットが入っていて、斬新なデザインだった。彼女も意識していて、アップにした短髪をかきあげて、ボクに流し目を送ってきた。ボクの病院生活に新たな関心事が生じた。エッセイ(574)吉方病院(4)

  • エッセイ(573)吉方病院(2)

    職員がカラフルに色分けされている。医師、看護師、リハビリ師の白、ピンクのガウンをはためかせて、指導的な立場を誇張する看護師。ブルーの作業服で補助的な役割をする介護師たち。「よろしく」「どうぞ」「お願いね」「ごめんね」「大丈夫よ」「待っててね」患者との会話ばかりでなく、職員同士でお互いをかばい合う言葉が豊富だ。限られた職員で最大限の効果を生むための貴重な言葉のやり取りだ。ここでの特徴は、特にリハビリ師の積極的介入だ。ボクのように手術を受けた患者も、ただ安静にしているだけではなく、積極的にリハビリ活動をさせられる。リハビリ室に移動され、体を揉んだり、動かしたり。午前中も午後にもリハビリ師がやってくる。─続く─エッセイ(573)吉方病院(2)

  • エッセイ(572)吉方病院(1)

    鳥取の雄大な砂丘や巨大砂像を楽しんだ後、大山ロイヤルホテルで足を滑らせたボクは股関節を骨折し、前回述べたように急遽米子空港から羽田へ戻り、慶応病院の親切な整形外科医の紹介で、自宅近くの、武蔵野市の吉方病院に入院した。三鷹駅の北口、武蔵野警察の先、大きなマンションの手前にひっそりと佇んでいるような病院だった。・・・ともかく一度自宅マンションに戻りたい・・・ここの院長先生と向き合ったボクは懇願した。「先生、とりあえず、麻酔薬でも使って痛みをとめていただいて、家へ帰りたいのですが・・・」「患者に麻酔薬を打って、家へ帰す?そんなバカな事できるわけないでしょう!」確固たる信念を持った医師の顔で、院長は言った。そして、ボクの気持ちとすれば、この病院に閉じ込められることになった。そして、この病院は、強烈な院長医師の個性と、看...エッセイ(572)吉方病院(1)

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