えりんぎ さん プロフィール

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えりんぎさん: HOTミンな関係
ハンドル名えりんぎ さん
ブログタイトルHOTミンな関係
ブログURLhttp://eringi1023.blog.fc2.com/
サイト紹介文天然なのにがっつり男なユノと賢く清廉、つんとしてもやっぱり可愛いチャンミンが大好きなホミンペン
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供145回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2015/04/19 13:14

えりんぎ さんのブログ記事

  • あなたが笑えば〜最愛〜46
  • ちょうど一週間前。エナは夢でも見ているのかと、目をパチクリさせ開きっぱなしの口を両手で押さえていた。たった今、液晶画面に映っていた人物とユンホが連れてきた人物がどう見ても同一人物だからだ。ユンホから話を聞いてガンソクとユンソクの関係を知っているチャンミンでさえ、まさか実物に会うとは思ってないから心底驚く。しかもしばらく離れで面倒をみるとか、驚かない方がおかしいのだ。人気俳優の突然の引退表明は連日芸 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜45
  • 頬を撫でる風に時おり春の気配を感じる季節。その頃にはチャンミンの頭の縫合痕もほとんど目立たなくなっていた。気づけばチャンミンのバースデーはとっくに過ぎ、それでもチャンミンとユンホは変わらない日常を送っている。あれからガンソクへ何度も掛け合ったユンホだが、ガンソクの返事はいつも“保留”だった。跡目をしっかり継いでから出直してこいとすげなく追い返され苛立つユンホだったが、ガンソクはそんなこと意に介さず [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜44
  •      “脅しの蛇”ともあろう男が受話器片手に驚くほど畏まっている。 通話の相手が誰なのか知らされず、ユンホとジノはチラチラ目線を合わせながら聞き耳を立てていた。 「…チョンユンホ、…ですか?」 ふと自分の名前が出たことに驚き、目の前に差し出された受話器を思わずユンホは手に取ってしまう。 男を見れば顎をしゃくって、「出ろ。」と言うからユンホはそ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜43
  • 産業廃棄物処理業を主な収入源として運送や土建業など昔ながらのしのぎに頼る鳳昌組は組長の道楽とも言える恐喝で潤ってきた組だ。経済ヤクザとして名を売ったガンソクとは正反対に位置する鳳昌組組長は見た目もガンソクとはまるで違う。 おそらくガンソクと同年代であろうがガンソクのようなスマートさはなく、無骨で野卑な外見にそれを裏切らない野蛮な物言いの男で、その男とユンホは今まさに対峙していた。「お前が噂のチョン [続きを読む]
  • 告知【ホミンホ合同企画ミーアゲ(meeting again)】について。
  • おはようございます、えりんぎです。 このたび仲良しのブロガー様にお誘いいただき《チャンミンお帰りなさい》企画へ参加させていただきます(〃∀〃)ゞ 《企画概要》 待ちに待ち侘びたチャンミンの除隊日であります8月18日を迎えるにあたり。 ミンホ作品を取り扱うブロガー様とホミン作品を取り扱うブロガー様が垣根を越えて「チャンミンのお帰りなさい」を盛大にお祝いします。 《テーマ》 【 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜42
  •  病棟を出たところでユンホはスマホの電源をいれ、一気に表示された不在着信を目で追った。するとちょうどタイミングよくユンホの手のなかでスマホが震え、液晶画面に表示されたシドの名前を見てユンホは電話にでるか留守電に切り替えるか迷う。だが情報にはやいシドのことだ、チャンミンの怪我を心配して掛けてきたなら安心させてやりたかった。それに伝えたいこともある。「っ、ユノさん!!」画面をタップしたとたんキィンと痺れ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜41
  • 「…チャンミナ、…」しばらくしてユンホは押し出すような声でチャンミンの名を呼んだ。どれ程の沈黙が流れていたのか、はらはらと静かに泣き続けるチャンミンの顔と左肩下の鮮やかな刺青を交互に見つめユンホは小さく息を吐いた。「内緒にしていて、…ごめんなさい。」「あのビルか。あそこにテナントがあるんだな。」チャンミンが毎日のようにビルへ通う理由をどうしてもっと早く聞こうとしなかったのか。「旦那さまに紹介してもらって [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜40
  • ふざけるなと怒ればよかったのだろうか。それとも、それは出来ないと縋ればよかったか。最上階の特別室からは景観を邪魔する建物は見えず、開きっぱなしのカーテンの向こうは澄みきった冬の夜空が広がっていた。よく考えてくれと言い残し帰っていったデイルの去った病室は寒々としてユンホは軽く身を竦める。そして、光に縁取られたまたたく星を眺めてはチャンミンの寝顔へ視線をむけた。柔らかなくせ毛が包帯にかかりくるんと跳ね [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜39
  • ぬかるんだ沼地を走っているような感覚。何度も足をとられ、どっぷりと沈む。沈んだ先は真っ暗な闇で、息苦しさに喉を掻き毟り闇雲に光を探すが、もう自分が立っているのかさえわからず。彷徨うように差し出した手は闇に溶け、ただひたすら愛しい人の名をよんだ。───チャンミナ。「っ、ユノ!!」ドンッと派手な音がしてユンホは真っ白な壁に押さえつけられハッと我に返った。ここは何処だ?とユンホは思う。ユンホを押さえつけて [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜38
  • 「っ、んん、…っ!」真っ赤になって眉間にシワを寄せるチャンミンをユンホは面白そうに眺めていた。ほら、とユンホが差し出したティッシュはことごとくチャンミンの手にはたかれ、さて、どうしようかとユンホは悠長に様子をうかがっている。「ん〜、…ぅぐ、」「くっ、いい加減諦めな?」他人事のように笑うユンホだが、チャンミンが苦しそうに顔をしかめる原因はユンホにあった。チャンミンがむきになって飲み込もうとしているのは先 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜37
  • 「っ、遅い!!」「…ぅわぁ!」チャンミンは突然伸びてきたユンホの腕に羽交い締めにされ引きずられるように引っ張られた。何をそう焦っているのか、ユンホはジタバタするチャンミンを肩に背負い問答無用で縁側を上がる。「こらっ、サン太もいいけど、こっちだって2時間なんだ。」「は?2時間ってなに?あれ、エナさんは?って、…ユノー、っ!」居間に戻って障子を閉めた途端ユンホはチャンミンを抱き寄せキツく胸に収めた。しばらく [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜36
  •   ロジンの部屋を出たあと明らかに様子のおかしいユンホをジノが心配し、早めに帰れと仕事を引き継いでくれた。ジノには世話になりっぱなしだとユンホは申し訳なく思うが、ジノにしたら完全に上の空のユンホでは役に立たないからどちらでもよかった。チャンミンはどうしてるだろうか。電話すればよかった、そう思いながらユンホは家路を急ぐ。ここ最近で急激に名をあげたユンホは味方も多いが敵も少なくない。チャンミンは嫌がる [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜35
  • 副社長の肩書きを持つロジンだが、ここ最近は目が回るような忙しさに翻弄されていた。社長であるガンソクが突然姿を消し別荘に籠ってしまったからで、だがそれももう終わる。今夜帰る。と、それだけの連絡を受けロジンは副社長室の重厚な椅子にもたれ掛かり大きく息を吐いた。と、その時、ノック音と共に待ちわびた男の声が聞こえた。「遅くなりました。」「最近仕事を抜けてどこへ行ってるのですか?UM芸能へ送りこんだ組のものと連 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜34
  •  「──おじさん、って呼んだんです。初対面で。老けてると言うよりは、重い荷物を背負いすぎて落ち着かざる得なかったというか。」川べりを少し歩くと無造作に置かれたベンチがあり、ユンソクに促されユンホはそこへ並んで座る。なかなか核心に触れないユンソクの話を我慢強くユンホは聞いていた。時おり川のせせらぎに合わせるように鳥の鳴き声が聞こえ、チャンミンにも聞かせてやりたいとユンホは思う。きっとうっとり目を閉じ時 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜33
  • ユンソクは事務所の自社ビルを出て、いつものように黙々と歩く。まだ昼過ぎだが映画の仕事が一段落して暫くは会議や打ち合わせのために出社するだけでよかった。そして今日の役員会で社長の退任がほぼ決定した。芸能事務所として会社を興す前は小さな劇団で、その頃から中心になり会社へ貢献した人だが副業へ手を広げすぎてデカイ負債を負った。東神組の融資がなければ事務所を潰していたであろう責任は大きく致し方ないのだ。後任 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜32
  • 「っくそ!」ユンホの蹴飛ばしたソファーが重い音をたてる。高密度のウレタン素材のそれはびくともせず衝撃を吸収するが、ユンホの苛立ちを吸収してはくれない。「ユノ、落ち着けって。」本社の与えられた個室で、ユンホはジノや物に苛立ちをぶつけていた。跡を継ぐための教育として本社へ呼ばれ籍を置くユンホだったが、いまだに社長のガンソクとはほとんど会えない。ロジンが教育係のように人を寄越しユンホはあちこち連れ回されて [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜31
  • 「…何もなかったというのは、嘘か?」2人きりになった部屋で静かにユンホが言う。チャンミンはうつ向いたまま首を振った。だって本当に何もなかった。ああ、…でも、何もではない。キスをされた、ユンホの痕が残る身体を舐めるように見られた、首筋をガンソクの唇が這った。チャンミンはどう言えばいいのか分からない。ガンソクに抱かれてもいいと、覚悟し抵抗をやめた時点で抱かれたのと一緒じゃないかと思う。でもそれはユンホを [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜30
  •  会社へ戻るというガンソクとは店で別れ、チャンミンはひとり屋敷の前で車を降りる。ユンホが帰ってるかもしれないと、チャンミンは足早に離れまでの道のりを急いだ。早く会いたい、会いたくて会いたくて堪らない。一度はガンソクに抱かれる覚悟をしたチャンミンだったが、なぜかガンソクはチャンミンを抱かなかった。頭を撫でる手が優しくて、いつガンソクが自分に覆い被さってくるのだろうと目を閉じ震えるこぶしを握っていたら [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜29
  • ユンホは用意されていたハイヤーへ女を乗せ、隣に自分も乗り込む。「家まで送る。どこへ向かえばいい?」あっさりと言うユンホへ女は驚きの表情を見せた。まさかこのまま帰されるとは思っていなかったから焦ったようにユンホの腕を引く。腕を絡め体を密着するがユンホの反応がまるでない。「まさか本当に帰すつもり?アフター付きの契約なのよ?このまま何もせず帰れるわけないじゃない。」会場を離れ若いユンホと2人きりという気安さ [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜28
  • ユンホはうんざりしていた。今夜出席する組の幹部の名前から経歴まで事前にすべて覚え準備は万全なはずだったのだが、それが大して役に立つことなく懇親会はお開きになろうとしている。最初こそ大勢の幹部連中に囲まれ質問攻めにあったり賛辞を送られたりしたユンホだったが、それも酒が進むにつれひとりに対してひとり宛がわれた接待役の女性と楽しむ酔っ払いを眺めるだけの集まりになった。それならそうとチャンスを見計らって脱 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜27
  • 暮れかけた街並みを車のウインドーガラス越しに眺めた。景色を楽しむ余裕などチャンミンにはないが、何かしていないと不安なのだ。強がってみたものの8歳で初めて対面して以来チャンミンはガンソクの前ではひどく緊張してしまう。これまで何年も続いている月に一度の食事会では、ガンソクからユンホに似た箇所を探しては気持ちを落ち着かせてきた。涼しげな目元が似てる。あまり声に出して笑うことのないガンソクだったが、時々思 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜26
  • 吐く息さえ凍りそうな夜道を、くっきりと輪郭を露にした月が照らす。足早に遠ざかる背中を眺め、ユンホの小さくついた溜め息はひどく硬質で、澄みきった空気とは裏腹に重く落胆に沈んでいた。 上着もなしで玄関に突っ立ったままのユンホを部屋へ連れ戻したいチャンミンだが、いつまでも動こうとしない背中へ声を掛けるのも憚れるのだ。だからそっとユンホの背中へ身体を寄せた。両手を添え、コツンと額を合わせる。煌々とした月が [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜25
  • 「…ユノが、あまり無茶をしませんように、…」そっと胸にあてたしおりをチャンミンはゆっくりとユンホへ差し出した。ほんの少し濡れた睫毛がきらきらと照明に反射して、嬉しそうな微笑みもお返しとばかり要求してくる手のひらも愛しくて堪らないとユンホは思う。「お前も、…無理するな。嫌なら今からだって俺が話をつけてやるぞ?」チャンミンへ自分のしおりを渡しながら思わずユンホは言ってしまった。困ったように笑うチャンミン。 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜24
  • 月に一度、ガンソクがチャンミンを食事に連れていく日。その前日にユンホはロジンから忌々しい電話を受けていた。 明日、同系列の組長主催の親睦会へガンソクの代理で出席するロジンのお供をしろと言うのだ。立場上若頭の指示に背くことは許されず、その日何があるのかわかっていて敢えてユンホを指名したのだとユンホは苛立ちが抑えられない。「若頭、貴方は意地悪だ。」つい言ってしまったユンホへロジンはふっと笑う。「いえ、親 [続きを読む]
  • あなたが笑えば〜最愛〜23
  • 「っ、ひどい兄さま、…やっぱりふざけてる!」チャンミンがついそう言ってしまうほどおどけた様子のデイルをセヨンが嗜めようとしたが、それをデイルは片手を翳して制した。「ふざけてないよ、チャンミン。俺はね、弟が可愛い。可愛いからユンホの一番の望みを叶えてやりたかったけど、それをチャンミンが考えられないと言うなら俺の提案を聞いてくれる?」「一番の望みって、…でもどうして兄さまが僕と、その、…ユノのことを知って [続きを読む]