sayo さん プロフィール

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sayoさん: sayoなライブラリー
ハンドル名sayo さん
ブログタイトルsayoなライブラリー
ブログURLhttp://7cct.blog.fc2.com/
サイト紹介文先日、大切に集めていた本を一気に手放しました。私と本の思い出を少しずつ書いていけたらと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供79回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2015/05/02 15:46

sayo さんのブログ記事

  • 『タッチ』 あだち充
  •  バイクの後ろに乗せてもらった時、目に映ったのは広い背中ではなく、新田明男だった。 弟が一人、今でこそ職務放棄しているが。長女らしく育っていた子供時代。 ?おにいちゃん”という肩書はとてつもないプレミアを携えて、私の憧れだった。 ただの兄ではない。 新田明男は、とてつもない、キャラの飽和男なのだ。 兄・可愛い妹・親が金持ち・元ヤン・バイクの停め方もイケメン・性格もイケメン・椅子の座り方もイケメン・ [続きを読む]
  • 『猫を抱いて象と泳ぐ』 小川 洋子
  •  明日の朝、目が覚めたら おばあさんに なってるかも。 充実した日が続くと、布団で必ずこう思う。 一生の幸せが詰め込まれたような感覚。 楽しいと時間は一瞬で過ぎていくので、舞い上がった心を落ち着かせるように、一滴。 自分が老いてゆく、なんて未知の小さな不安をチラつかせるのかも しれない。 しかし私は歳を重ねること自体には、むしろ成長が大きく左右される意味で、希望をもって受け止めている。 何が不安なの [続きを読む]
  • 『文章の書き方』 辰濃 和男
  •  国語のテスト、というものが気に入らない。 そもそも問題がおかしい。 文章を書くうえでの規則や、漢字ならば納得がいく。 しかし、昔からイライラして仕方がないのが、いわゆる文章題。 物語を読み、問題に答えていく形式のものだ。 登場人物や作者の気持ちは他者が決められるものではないし、物語に水を差されるのが大嫌い。 小中高と憤り、理解を得られなかった悩みであるのだが、私と同じような想いを抱えてきた人もけ [続きを読む]
  • 『ずーっと ずっと だいすきだよ』 ハンス ウィルヘルム/久山 太市
  •  テレビのチャンネル争いをした後、謝らなかったこと。 おばあちゃん を出しぬいてでも、一緒にお酒を飲まなかったこと。 母方の祖父が亡くなった直後は、後悔ばかりしていた。 反抗期から ようやく抜け出し始めていた矢先で、一番の後悔は もっと喋ったり手紙を書いたり… 自分に向けられていた愛情に、きちんと向き合っていれば よかったのに。 それでも段々と涙が枯れてくる頃には、後ろ向きだった自分の気持ちよりも、お [続きを読む]
  • 『ロッキー』 ジョン・G・アヴィルドセン
  •  98円。 卵パックがこの値段、いつぶり だろうか。 こんな良心価格、とうの昔に廃止されたと思っていた。 二度見してからカゴに入れると、何を作ろうか、頭は卵一色になり おなじみの音楽が流れだす。 ロッキーの生卵シーンがアッサリしていることも有名だが、アレ、よく考えてみると相当すごい、頑張っている。 大げさに言うと、生死をかけた撮影。 私は「新しいのから食べな〜」という軽い台詞に忠実に従って卵かけごは [続きを読む]
  • 『文章の書き方』 辰濃和男
  •  方向は合っている。 ただこの辺りはとにかく家、家、家。 山にコンクリートを敷き詰めて、とにかく建てまくった ものだから、道は曲がりまくる、行き止まりもザラだ。 そして坂が多い。常に上りか下りか。 霧雨が降ったりやんだりで、折り畳み傘をかかげるも、カバンと つま先は色が変わっている。 数日前。 自分の、不注意で先日2か月記念日を迎えたばかりのスマートフォンが、水浸しになった。 スーサイドスクワッドに [続きを読む]
  • 『いのち愛しむ、人生キッチン』 桧山タミ
  •  夕方、少し暗くなった台所で過ごした時間も、母との大切な思い出だ。 晩ご飯の支度をする横で、生野菜をバリバリほおばっているのが私。 やたらと人参と大根を口へ投げ入れられていた。 体育会系育ちのためか食事も練習、のようなところがあって、家計が苦しくても沢山食べるのが正義。 仕事をバリバリこなす傍らでも、毎日3食、バランスよく。 米・味噌汁を基本に、和洋中まんべんなく、旬も意識して、おかずが2〜3品。 [続きを読む]
  • 『アイシールド21』 稲垣理一郎/村田雄介
  •  器用貧乏が売りだ。 広く浅く、そこそこ上手くなるが、特筆する程ではない。 昔こそ悔しい思いをしていたが、今はそれで良かったと思っている。 おかげで様々なスポーツを体験することができたのも良いことだ。 自分が経験したことが ある物事だと、それがテーマの作品にも目が向きやすくなるけども、アメリカンフットボールはやったことがない。 ラグビーとアメフトの違いがまったくわからず、アメリカでのラグビーの呼称 [続きを読む]
  • 『MÄR』 安西信行
  •  宿題に追われているのであろう。 私も そうだった。 夏休み初日から一気に進め、半分くらいまでできると「後は数日で小分けにしよう」と余裕をかます。 これが結局、最終日に持ち越される。 必至に仕上げて いざ登校すると、終わらなかった人を考慮して締め切りが延びたり、課目によって提出日がズレたり、提出しないままナアナアになってる人がいたり… 来年はもう絶対やんない!グレてやる‼と決意を新たにするのだが。外 [続きを読む]
  • 『俺物語!!』 河原和音・アルコ
  •  爽やかでスラっとした人よりも、漢気溢れてガッシリした人がタイプだから。 待ってました。 すごく待ってました。 しかもヒロインも砂川も 良い人ゲージが振り切れている。 アニメは毎週「いい子…いい子ぉお!!!!」と悶絶していた。 双方すさまじく私好みのカップルなので、読んでいても楽し嬉しいこと この上なしだったのだが、何が一番良かったかというと。 いわゆる恋のライバル、そのポジションのキャラクター達の話。 [続きを読む]
  • 『SMILING〜THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA 』 槇原敬之
  •  では、シンガーソングライターと言えば誰なのか。 私は真っ先に彼だ。 とにかく先ず歌詞が良い。  情景が浮かぶ――というと松任谷由実やサザンなどを挙げる人が多かったが、それとはまた別のベクトル。 槇原敬之も胎教レベルで聴いてきたのですが、覚えているのと、心に残っているとでは意味が違う。 例えば「夕暮れ、僕の街にはチョコレート工場の匂いがする」なんて歌詞、すごい。 前後合わせて、またほかの曲でもそう [続きを読む]
  • 『オクターヴ』 秋山はる
  •  アイドル、というと全盛期のモーニング娘。だった。 歌えるうえに、可愛く、時にはカッコイイ衣装。 ファンの声援、皆でうたえる歌。 カセットに やいてもらった1stアルバムは、テープが擦り切れるまで聴いた。 ただ少し違ったのは、私のアイドルへの認識だ。 モー娘。は もちろんアイドル枠だったが、その枠組みの中には山口百恵やwinkなどの、ちょっと影があり大人びている雰囲気の人達も含まれていた。 今でこそセクシ [続きを読む]
  • 『THE BEST OF GLENN MILLER』 グレン・ミラー
  •  舞台に上がると、頭が真っ白になる。 私にも苦い そんな経験が2度あった。 1回目は歌う時。 幼稚園くらいだったと思う。 自分で歌うと言い出したくせに、マイクの前に立った途端かたまった。 目の前に人が沢山いて、視界がぼやけて、声が出ない、体も動かない。何をしに そこに来たのか、何もわからなくなった。 相当こたえたらしく、今でもステージに立つ前は その感覚がよぎる。 それでも人前に出ることを望み続けて [続きを読む]
  • 『声に出して読みたい日本語』 齋藤 孝
  •  私の推敲は、読み上げること。 文章も、音楽とはまた違ったリズムで並んでいる、言葉の譜面だと思う。 中間に位置するラップが、特殊に聴こえるのも多分この境界線にあるジャンルだからで。 言葉として喋ってるにしては流暢だし、曲にしてはブチブチ切れるし、どっち。となる。 若年層にイメージの強いラップだが、年配の方達も、歌詞の内容が変われば馴染みがあるはず。 お経なんてどうでしょう。 俳句や和歌などにいたっ [続きを読む]
  • 『Layla and Other Assorted Love Songs』(いとしのレイラ) Derek and the Dominos
  •  クラプトンの名前すら知らない頃。 それがテレビだったのか、ラジオだったのか、それすらも憶えていない頃。 いつか聴こえてきたレイラが、私の「音楽のカッコよさ」を決めた。 メロウさを滲ませた、聴かせにかかってくるスピード感。 楽器それぞれのパートが聴きわけやすい、シンプルな重ねかた。 だからこそ奏者の音が光り、歌に秘められた(実際は秘められてない。まったく。)想いが零れてくる… っと、御託はいい。  [続きを読む]
  • 『MOONLIT SUMMER TALES』 ANRI
  •  夏と秋の境目。 窓を開けて、机の灯だけで本を読むのが好き。 読書の伴奏は、鈴虫と このCD。 馴染みのないオシャレなパッケージも、幼心にとても印象的。 お酒もあれば、なお心地いい秋の夜長だ。  生れてはじめて母と出かけたライブが、杏里だった。 音楽好きは共通しているものの、会場に子供が行くことにはあまり いい顔をしない人で、少し緊張しながらチケットを取った。 その時はすでに可能な限り色々ライブに行っ [続きを読む]
  • 『MARTINI II 』 鈴木雅之
  •  ものごころ つく前から家で流れていたCD。 想い入れのある一枚。 これから少しずつ書いていこうと思う。 幼い頃から聴いていた。 となると母のコレクションが大半になるが、私の音楽の基盤はココにある。   私が昭和音楽を推す理由の一つに「役割分担・適材適所」というキーワードがある。 最近のセルフプロデュースの波も、それでまた大きな、アーティストとしての形なので素直にすごいと思う。 しかし収入面でそうせ [続きを読む]
  • 『ふたりはともだち』 アーノルド・ローベル
  •  雨続きで、梅雨が遅れてやって来たようだ。 洗濯カゴが悲惨なことになっているが、一人で澄んだ空気の中を歩くのは悪くない。 近所を少し散歩しながら、ふと最近カエルに触っていないなと思った。 500円玉くらいの、綺麗な黄緑色のが可愛い。 実家の方を思い出すと、思い浮かんだのがとんでもなくデカい茶色のガマガエル。 自然豊かでノビノビ育ったのであろう。 あれは流石に持てなかった。 小学校の教科書に載っていた [続きを読む]
  • 『ねじ式』 つげ義春
  •  歪み。 パースを歪ませた歪みではない。 本当に歪んでいる。 異次元にいる気がするのだ。 作風によって絵の描き分けが見えて、いわゆる様々なレパートリーがある。 それだけ多彩な絵があれば、毛色がガラッと一つくらい違うのが有ってもよさそうだが、どれにも共通して悲壮感。 読んでる間も、気を抜いたら絵の中に連れ去られて、そのまま戻ってこれないような感覚。 そうゆう意味で怖かった。  最近やたらと大人数で殺 [続きを読む]
  • 『こころ』 夏目漱石
  •  やはりこの作品になった。 こころ は、純文学という響きが非常に似合う。 大好きな本だ。 よし、ここはなにか読書家っぽく。格好いい事でも述べてみたい。 いつもより少し下調べに時間を使ってみた。 のがいけなかった。 アイスクリーム製造(機業務用)を購入した程の甘党、という逸話を読んだあたりから、果たしてこの人が偏屈で感情的な旦那なのか、はたまた寂しがりやなロマンチック乙女なのか、恥ずかしさを隠したい [続きを読む]