のりたま(#^^#) さん プロフィール

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のりたま(#^^#)さん: 泡沫の恋
ハンドル名のりたま(#^^#) さん
ブログタイトル泡沫の恋
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/noritama926
サイト紹介文花より男子二次小説 総つく、あきつく始めました。 つかつく始めます。
自由文つかつく、連載始めます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2015/05/12 00:59

のりたま(#^^#) さんのブログ記事

  • ミルキーウェイな恋29
  • 東雲の邸に戻った環とつくしそして荒木の3人。当主である、環の父が観光にしては数時間で戻って来た事に不信を抱き、荒木と環だけを自分の部屋に呼んだ。「観光にしては帰りが早いな?何があった?」「・・・。」「隠し事等無駄な事だぞ?しのが牧野と言う娘が出掛けた時とは違う格好で戻って来たと既に儂に報告済みだ。環、出先で何があった?荒木に報告させても良いが儂はお前の口から聞きたい。」「お父様、つくしちゃんは・・ [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋28
  • 「椿姉ちゃん?俺総二郎だけど・・。」「総二郎、まあ元気だった?」「椿姉ちゃんこそ元気なの?息子と一緒に日本に戻って来たんだろう?」「ええ・・そうなの。あんた達とは司がNYにいるから連絡を入れて無かったの私の事を心配してくれたの?ごめんね、総二郎。」「声だけはどうにか元気そうだから、ちょっと安心した。」「くすっ、声だけじゃなく元気よ?」「処でさ・・椿姉ちゃんに確認したいんだけど、金沢の東雲家って道明 [続きを読む]
  • 昏い闇53
  • つくしの今日は診察日である。あきらは、会社を休んで病院に付き添うと言い自ら運転をして、つくしを産婦人科に連れて来た。先につくしを入り口で降ろしてから、あきらは車を地下の駐車場に入れに行った。つくしはその間に、自動受付機で受付を済ませ産婦人科の待合室で座って待っていた。暫くすると、あきらが向こうからやって来るのが見える。産婦人科なので患者は女性が殆どであるが付き添いであきらのように来てる男性も多い。 [続きを読む]
  • 昏い闇52
  • 九条玲子と言う女は諦めが悪い女だった。長年子供が出来ないと夫の母親からは嫌味を言われ続けそれでも、妊娠に非協力的な夫との生活に耐え続け夫には20歳も年の離れた娘のような女が居る事も知っているが、その事をおくびにも出さずに平然と夫の前でも他人の前でも良き妻を演じる。新婚当初から夫は玲子に興味を持っては居なかった。数か月の長期海外出張だと言うのに妻を連れて行く事もなければ、日本を数か月不在する事にも仕 [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋27
  • 茶屋の女将は、総二郎に電話を掛けて今日の出来事を一部始終詳しく説明した。そしてつくしが、東雲家で世話になっている事を伝えたのである。東雲家・・東雲家って言えば確か司の親戚だったよな?司の親父の妹の嫁ぎ先だったか?いや・・確か司の母ちゃんの実家の名前が東雲だった気もする・・。金沢で東雲家程力を持っている家は無い。兎に角この事を司に伝えよう。「司、牧野の居場所が判明したぞ。」「何処だ?何処に牧野はいる [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋26
  • 東雲家の車内「それで、牧野さんはどなた様とご婚約をなされていたのですか?」「荒木さん、そんなプライベートな事を話せる訳ないじゃないですか?つくしちゃん、荒木さんが聞いた事は嫌なら答えなくていいのよ?」「お嬢さん、それでは牧野さんを守れないじゃないですか?」「守れないって‥言ったって・・。」何よ、つくしちゃんをお父様に差し出そうとしてるあなたがつくしちゃんを守るなんて・・本気で言ってるんじゃない事く [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋25
  • 環は客用のお手洗いに行くが、3つあるトイレは1つだけが使用中で後の2つは空いていた。使用中のトイレにつくしが入っているのだろうとドアが開くのを待っていたが、そこから出て来たのが、中年の見知らぬおばさんだった事に驚く。「えっ?・・・つくしちゃんは?」自分達が座った座席からトイレまでは通路は一つだけであるすれ違う筈もない。環は空きになってる2つのトイレの中まで覗いてつくしを捜した。手を洗う中年女性が環 [続きを読む]
  • 昏い闇51
  • 数日後、あきらの会社に電話が掛かって来た。相手はあの九条玲子である。「副社長、九条様とおっしゃる方からお電話です。」「九条?・・・男性、それとも女性?」「女性の方です。」「分かった電話を廻して?」「はい。」「あきらさん、玲子よ、ご無沙汰ね?」「これは九条夫人お久しぶりですね?何か俺にご用でも?」「あら、冷たいのね?九条夫人だなんて、玲子って昔の様に呼んでくださらないの?」「俺は妻帯者です、以前の知 [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋24
  • 牧野・・牧野・・・。一体お前は、何処にいるんだ?お前が消えたのは俺の為だよな?そういつだってお前はそうやって・・俺の犠牲になって不幸になって行くんだ・・・。ごめんな・・俺がもっと頑張っていればお前をこんな目に遭わせる事も無かった。最初から出来ない約束ならしなければいいのに・・。4年後の約束・・・それも守れもしなかった不甲斐無い俺。男としては最低だ。お前を捨てて財閥の為に閨閥結婚を選ぼうとしている・ [続きを読む]
  • 昏い闇50
  • つくしの手が止まり、毛糸の絡まりに目をやる。解こうとするがなかなか手が思う様に動かない。手が小刻みに震えているからだと大分経ってからつくしは気付いた。どうにか、毛糸の絡まりだけは解けたが、編み物が全然進まない・・溜息つきながら毛糸や編み棒や本を籐の籠に仕舞い込む。色々強がってはみたつくしだが、やはり九条玲子からの電話が気になりそして堂々とあきらの元恋人からこの邸に電話が掛かって来たことに怒りと悲し [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋23
  • 「うあっ、ビックリした・・あの、女将さん?」「しっー、あなた牧野つくしさんですよね?」「えっ?・・はい。」「良かった、あなたを捜す様にと西門流の総二郎様に頼まれました。」「西門さんに?何故私が金沢にいるって西門さんが知ってるのかしら?」「あなたの命を狙ってる方がいるそうです。」「命を狙ってるって私を?」「はい、確か道明寺様の婚約者様だとか聞いています。」「道明寺の婚約者・・そんな人がどうして?私は [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋22
  • ひがし茶屋街のこの店実は西門流の弟子の店でもあった。そんな事などつくしは何も知らなかった。お茶が来る前にトイレに行くと言って席を外すつくし。環は自分も一緒に行き、つくしを荒木から逃がそうと考えていた。しかし、荒木はそういう事もお見通しのようで、つくしを追って、トイレに行こうとする環に釘を刺した。「お嬢さん、無駄ですよ。彼女にはちゃんと人を付けてます。あなたが逃がそうとしても無駄ですので。」「荒木さ [続きを読む]
  • 昏い闇49
  • つくしは一人でサンルームの揺り椅子に腰かけて編み物を始める。薄いレモンイエローの柔らかなモヘア。どちらが産まれ来ても、いいようにこの色を選んだつくし。本を見ながらケープを編むつもりなのだが何故か手が止まってしまう。そして深い溜息を漏らす。初産であるつくしには不安が沢山あった。最初の子供が双子である事もその一つでもあるが・・・。つくしは昨日の産婦人科での事を思い出していた。小野寺女医の説明を看護師が [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋21
  • 「総二郎、牧野見つからないか?」「大丈夫だと思うぜ、西門の捜索網を馬鹿にすんなよ?金沢の西門の弟子達にも知らせは行ってる・・・。それに金沢の殆どの観光地には西門の弟子たちの関係者も多い・・。道明寺の方は何か掴めたのか?」「いや・・まだだ。」「マリア・アーロンの方は?」「香港だと言うから調べさせている。」「ふーん香港ね。そっちならあきらに調べて貰えよ。」「あゝもう手は打ってある。」「それにしても、牧 [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋20
  • つくしと環は荒木の案内でひがし茶屋街に着いた。石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が軒を連ねていた。お茶屋は一見さんお断りだが内部を公開しているものや、茶屋の造りをそのまま利用した雅な和風喫茶などで中の様子を見る事ができる。「えー浅野川の東岸に位置するこの、ひがしは文政3年(1820)に公許され、形成された茶屋町です。金沢に残っている3つの茶屋街の中でも最も規模が大きな茶屋街です。今でもキムスコ(木虫籠)と [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋19
  • 「ツクシは見つかった?」「いいえ、昨日のホテルのチェックイン時間を過ぎましたがまだ現れません・・・。」「・・・今から私がそちらに行くわ。」「マリア様・・。」「私が行かないと埒が明かないなら仕方ないでしょう?あなた達にはツクシを見つける事すら難しいのでしょうから?」マリア・アーロンの行動力は早かった。自分のダミーをしっかり香港に置いたまま司に気付かれないように万全を期して極秘に友人のプライベートジェ [続きを読む]
  • 昏い闇48
  • あきらとつくしの邸はつくしの妊娠を機に使用人も増え賑やかになった。安定期に入った妊娠5か月になり身内や友人達に妊娠の知らせをした。皆喜んでくれたのだが、双子と聞いて心配するものもいた。美作家では男子の双子は忌み嫌われ、一人を養子に出すと言う悲劇があり本来なら兄弟として育てられる筈だった、あきらと碧は別々に暮らす事になったのだ。それも一卵性となれば、男か女どちらかの双子であるのは間違いがないだろう。 [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋18
  • 環は自分の父親ながら貴一が恐ろしくてならない。父親貴一が変わってしまったのは、事故に遭い貴一が男性として機能しなくなってからである。性癖と言うのは少なからず誰にでもあるのだろうが、父にそういう性癖がある事を昨夜身を持って知った。薄々気付いてはいたが現実を突きつけられて環はショックを受けた。環の服で隠された身体の隅々に赤い縄の痕と鞭で蚯蚓腫れになった痕がある。昨夜の父は、今までの父とは違っていた。自 [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋17
  • マリアは苛々していた。香港に来ていたのは、司を油断させる為である。NYよりも日本に近いからこの場所を選んだ。チャイナドレスなど、マリアなら別にNYに居ても本場の物以上の素晴らしいチャイナドレスを作る事が可能なのだから・・・。その為に、態々香港を訪れる必要などない。プライベートジェット機を使い、手先が拉致した牧野つくしをこの香港に連れて来る手筈は整っていたのだ。それなのに、牧野つくしに付けた手先から [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋16
  • 東雲家翌朝6時バタバタと廊下を歩く足音でつくしは目を開けた。眠っていた訳ではないが、この家の皆さんに迷惑の掛からない時間に起きようと思って布団の中で頃合いを見計らっていたのだ。誰かが起きているなら、もう起きてここをお暇しよう。つくしは、さっさと身支度を調えて、シーツと枕カバーを外して布団を畳み押し入れに入れた。そしてそっと、部屋を出た。環は台所にいた。もう一人腰の曲がったおばあさんが一人ネギを刻ん [続きを読む]
  • 昏い闇47
  • あきらは、つくしの妊娠を切欠に邸に使用人を置く事にした。まずは、夢乃に言って美作の邸に手伝いに来ている5人をこちらに回して貰えないかと交渉した。夢乃はつくしが妊娠したと聞き喜んだがそれが双子と聞き、一瞬声を詰まらせた。あきらは心配したが、電話での事だから夢乃の様子は分からない。夢乃はつくしが自分と同じような目に遭うのではないかと危惧したのだ。あきらと碧が別々に育てられた事・・・。もしも、双子がどち [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋15
  • 東雲環の邸に泊めて貰ったつくし。お風呂から上がり部屋に戻ろうとしたが、何やら争う声が聞こえて思わず足を止めた。「お父様、だから・・だ・・めっ・・。」「・・じゃないか?」「いやああっ・・だめっ・・あゝっ・・」「ほら、観念するんだ・・環とどうやら、介護が必要な父親という人の争う声のようだ・・・。思わず足を止めたが、人の家の干渉をするつもりは毛頭無かった。だがその争う声がとても介護が必要な人のようには思 [続きを読む]
  • 昏い闇46
  • 産婦人科の診察を終えたつくし、夫婦揃って、小野寺医師の話を聞く。「美作さん、おめでとうございます。奥様は妊娠してますね。」「「妊娠ですか?」」「はい、子宮の大きさと照らし合わせると7週目でしょうかね?最終生理日が不明の為出産日はまだ詳しく分かりませんが・・・。今の処順調だと思います。経腟法でエコー写真を撮りましたのでモニターをご覧ください。」小野寺医師がモニター画面を二人が見えやすいように向けてく [続きを読む]
  • ミルキーウェイな恋14
  • 「司様、マリア様の居場所が分かりました。」「日本か?」「・・いいえ、香港だそうです。」「香港?そこでマリアは何を?」「表向きはお友達とショッピングだと伺っております。」「ショッピング?」「はい、何でもパーティで着られるチャイナドレスをオーダーしに行かれたそうです。」「ふーん、チャイナドレスね?」「詳しい動向を探る為にSPを付けました。」「そうか、マリアの行動を逐一知らせる様に伝えろ。」「畏まりまし [続きを読む]
  • 昏い闇45
  • 往診の結果、つくしは多分ギックリ腰だろうと診断されたが明日にでも大きな病院でレントゲンを撮るように言われた。「あゝツイてないよね?ギックリ腰なんて皆には絶対言えない・・・。あゝあきらさん、明日お仕事大変でしょう?病院には一人で行くから大丈夫だよ?」「はあっ?つくし何を言ってるんだ?その状態で一人で病院なんて行ける筈がないだろう?俺も付いて行くよ?」「だって仕事が・・。」「ちゃんと親父に伝えてあるか [続きを読む]