海老澤毅 さん プロフィール

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海老澤毅さん: 司法書士 海老澤毅 ブログ
ハンドル名海老澤毅 さん
ブログタイトル司法書士 海老澤毅 ブログ
ブログURLhttp://shosiebisawa.blog.fc2.com/
サイト紹介文辰已法律研究所で司法書士試験の講師をしている海老澤毅です。勉強に役立つ情報等を発信していきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2015/05/12 11:22

海老澤毅 さんのブログ記事

  • 健康保険
  •  憲法84条  あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。 市町村が行う国民健康保険の保険料についての、平成18年3月1日最高裁の判決主文の抜粋です。 「保険料に憲法84条の規定が直接に適用されることはないというべきである(国民健康保険税は、前記のとおり目的税であって、上記の反対給付として徴収されるものであるが、形式が税である以上は、憲法84条の規 [続きを読む]
  • 手術
  •  生まれて初めて手術を受けました。 突然の網膜剥離(左眼)です。原因はいくつか見当はつきますが、医師によると確定的に特定することはできないのだそうです(殴られて直ぐに発症のような場合を除いて)。 私にとっては原因など最早どうでもよく、手術を受けなければ失明するという現実に如何に対処するかが唯一の問題となりました。 手術は、おかげさまで無事に終わり、今は入院中です。 手術中の不安と痛みはもう済んだの [続きを読む]
  • 紺碧
  •  街中で信号待ちをしていたときのことです。少し後方電話で話をしているらしき女性の声。 「うん、これからコートダジュールに行くから。」 フランス地中海、うらやましいなぁ。 これから成田にいくのかぁ。 「だいたい2分くらいでコートダジュール着くから。」 ?!! 瞬間移動の能力をもっているのか。 思わず振り返ったところ、信号が青になったので、その女性が歩き出し私はそのあとを行くことになりました。 1分ちょ [続きを読む]
  • 「の」
  •  今年の春分の日は、私が住むところを含め、いくつかの地域で雪が降りました。 国民の祝日に関する法律第2条によると。春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日であり、「春分日」が当該日になります。 春分日がいつになるかは、国立天文台が前年の2月に発表するのだそうです。 「春分の日」と「春分日」は、その日は一致しますが、概念としては異なります。 募集新株予約権を有償で発行する場合、払込みの期日(会 [続きを読む]
  • 干支
  •  「きのえうま、です。」 随分と前のことですが、本人確認方法の一つである干支を尋ねたときのお返事です。 とても正確にお答えいただきました。 正確ではありますが、同席した方々一様に、“えっ!”という反応を。 普通は、「ひつじです」とか「みどしです」と言いますよね。 干支は、その字でわかるように、「十干」と「十二支」の組み合わせですから、正しくは「甲午(きのえうま)」なのですが、先ほども書いた通り多く [続きを読む]
  • 平仄
  •  「ひょうそく」 本来は、漢字の平声(字)と仄声(字)で、漢詩作法のきまりにおける用語ですが、一般的にも、「つじつま」というような意味で使われます。 使われますといっても、あまり日常的には言いませんよね。 ただ、法改正があった場合の解説書などには、よく登場します。 「本条は、第○○条が〜のように改正されたので、これと平仄を合わせる趣旨で・・・」といった感じで。 平仄の後の字を重ねた、「仄仄」。 お [続きを読む]
  • 貴人
  •  “斬新でユニークな啓蒙書” 本屋さんでみかけた、多分お金が増えるみたいな本の帯に書いてあった宣伝文句です。 読んではないのでわかりませんが、案外平凡であったり、逆に奇を衒ったものだったりするのではないでしょうか。 「奇」といえば、この方  ルドルフ2世。 ハプスブルク家特有のお顔ですね。 現在、渋谷の文化村ミュージアムで「ルドルフ2世の驚異の世界展」を実施しています。 ここで発見が。 私は、“不 [続きを読む]
  • 高等
  •  何でしょう。 ヒント1 「下級」ですが、「高等」なのもあります。 ヒント2 「特別」はいけません。 ヒント3 「家庭」は、“子供のころお世話になったんだから、伯父さんの面倒をみなさいね。”なんて旨のことを命じます。 おわかりですね。 「裁判所」です。 裁判所法2条  下級裁判所は、高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所及び簡易裁判所とする。 憲法76条2項前段  特別裁判所は、これを設置することができ [続きを読む]
  • 受託裁判官
  •  「請求の放棄をする旨の書面を提出して口頭弁論に欠席した場合に、なんで受託裁判官が放棄した旨の陳述をしたものとみなすことができるんですか?」 という質問を受けました。 民訴266条2項に関してですね。 では、条文を見てみましょう。 “請求の放棄又は認諾する旨の書面を提出した当事者が口頭弁論等の期日に出頭しないときは、裁判所又は受命裁判官若しくは受託裁判官は、その旨の陳述をしたものとみなすことができる。 [続きを読む]
  • 福となす
  •  ついこの間、年が明けたと思ったら、もう一か月が過ぎてしまいました。 今年はお正月早々、ちょっと災難にあってしまいまして。 1月5日に電車に立って乗っていたのですが、前を見ると網棚に海外からの旅行者の大きなトランクケースが載せられていて、半分はみ出ていてとても不安定な感じ。 落ちてきたら嫌だなと思い、移動するため床に置いたカバンを取ろうと腰をかがめ体を起こそうとした瞬間、衝撃が。 おでこにトランクが [続きを読む]
  • 心裡留保
  •  心裡留保による意思表示が無効である場合に、その無効を第三者に対抗することができるかについて、判例(最判昭44・11・14)は民法94条2項を類推適用して、善意の第三者には対抗できないとしています。 昨年の民法改正で、この判例が明文化されて、民法93条2項に規定されました。 「前項ただし書の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗できない。」 心裡留保の「裡」は、衣と里が左右に並んで構成されています。 同 [続きを読む]
  • 機種変更
  •  「不便じゃありませんか。」 以前、携帯電話を見ていたときに言われました。 スマートフォンでなく、従来の折り畳み式のものでは不便ではないか、という意味でした。 もちろん、これで十分に便利です。というか、スマートフォンの便利さを知らないから、不便を感じる余地がないのでしょう。 生活における利便性の向上と、生活の質の向上とは互いに相いれないものではないと思いますが、後者のために前者を要するものとも、ま [続きを読む]
  • 受験生
  •  新年、明けましておめでとうございます。 皆さんはどんなお正月をお過ごしになりましたか。 私は、少しでも落ち着いた時間をと思い、写経をしてみました。  「何これ?」 「般若心経だよ。」 受験生といっても、高等学校や大学受験のそれであれば、お正月も含め日々受験生にのみ徹すればよいのですが、司法書士試験の場合には、多くの方が受験生である前に、仕事を持っていたらその責務を果たさなければならない地位であっ [続きを読む]
  • 平成29年
  •  皆さんにとって、平成29年はどんな年でしたか。 合格された方にとっては、特別な年になりましたね。 私は、特別という程特別なことはなく、何もなかったという程何もなかったわけではないと言う、おそらく多くの人の共通の感じです。  この冬も、バカラが恵比寿を煌びやかに照らし、そして多くの人を集めています。 どうぞ、良い年をお迎えください。 「来年もよろしくお願いします。」  後ろの汽車に気を付けてね。 [続きを読む]
  • 90歳
  •  「何が、めでたい」とおっしゃっている淑女もいるようですが。 横浜山下公園の向いにあるホテルが、今年12月に開業90周年を迎えました。 一つ前のブログの写真でご案内したホテルです。 実に、めでたい。  マッカーサーが厚木に降り立った後、最初に来て宿泊したことで有名です。 また、大佛次郎が執筆する際にもよく利用したようです(「鞍馬天狗」などを書いた作家ですが、ご存知ない方もいるかも知れないので念のため、 [続きを読む]
  • 共同縁組2
  •   あるホテルの中庭です。 時節柄華やかですが、普段はとても落ち着いたところです。 民法795条本文 「配偶者のある者は、その配偶者とともにしなければ、縁組をすることができない。」 えっ、そんな規定あったっけ! と驚かれた方、ちゃんと勉強していますね。 これは、昭和62年の改正前の規定です(現行法は六法で確かめるか、二つ前のブログ(2018-11-28「共同縁組」をご覧ください。)。 改正前は、未成年者であるか [続きを読む]
  •  12月3日は、とても大きなお月様が夜空に輝いていました。  12月の第一日曜日は、毎年トライアスロンのロングレースである、アイアンマン西オーストラリア大会の実施日です。 以前、オーストラリアに移住した少し年上の友人と一緒に参加しました。 私は、友人宅の近く、パースの空港から車で30分ほどのコンドミニアムに宿泊しており、レースも無事に完走し、翌々日に帰国することになっていました。 帰国の日、コンドミニア [続きを読む]
  • 共同縁組
  •  民法795条本文「配偶者のある者が未成年者を養子とするには、配偶者とともにしなければならない。」 配偶者のある者が未成年者を養子とする場合の、夫婦共同縁組に関する規定です。 離縁に際しても、民法811条の2本文で次のように規定しています。「養親が夫婦である場合において未成年者と離縁するには、夫婦が共にしなければならない。」 よく見てください。 表記にちょっとした違いがあります。 795条では「ともに」と [続きを読む]
  • 新酒
  •  数年前までは、予約をして解禁日を楽しみにしていたのですが、近年はほとんど気にもしなくなっていました。 いつものところに飲みにいこうと思っていたところ、ふと案内の看板が目に入りました。「期間限定 ボジョレーヌーヴォー飲比べコース」。 一人フレンチもいいかなと。 「一人じゃないでしょ。」 飲み比べるのは楽しいけれど、やっぱりボジョレーヌーヴォーです(変な言い方は承知ですが、わかる人は言いたいことが分 [続きを読む]
  • 天使の分け前
  •  「ご覧ください。」 とバーテンダーさん。  今やきわめて希少となっている、40年と30年のマッカラン。 私は思わず「どうしたの?」と聞いてしまいました。 なんと5000分の1の抽選で買受けることができたそうです。 バーテンダーさん(以下「バ」)、「一生分の運を使いました。」 私、「頑張りましたねぇ。いやぁこりゃ凄い。で?」※1 バ、「ショットでご提供させていただきます。」 私、「で?」※2 バ、「お客様 [続きを読む]
  • 共同抵当
  •  工場抵当法第14条1項 “工場財団ハ之ヲ一個ノ不動産ト看做ス” 前回、これに続けて共同抵当について書こうと思っていたのですが、レディ・ジェーン・グレンのお話に逸れていってしまいました。 工場財団は不動産とみなされるので、民法369条1項の規定によって抵当権を設定することができ、同一の債権を担保するために工場財団と土地や建物に抵当権を設定すると、共同抵当として、同法392条及び393条の適用を受けることになり [続きを読む]
  • みなす
  •  「みなす」、条文の様々なところで出てきますよね。 漢字で書くと「看做す」です。民法も現代語になる前は漢字で表記されていました。 今でも工場抵当法14条は、 “工場財団ハ之ヲ一個ノ不動産ト看做ス” と規定しています。 「做」の字は、他ではあまり使わないですね。 「心做し」くらいでしょうか(ちなみに、「心無し」だと違う意味になってしまいます)。 The Execution of Lady Jane Grey 夏目漱石「倫敦塔」より [続きを読む]
  • ご報告
  •   通常マーキングは上腕にするのですが、今回は珍しく手の甲です。 先日、今年最後のレースに出てきました。 スイムアップしトランジッションエリアに行くと、私のエイジグループ(年代別の単位です)のバイクはすでに3割ほどスタートしていました。 泳ぐのは早くないので、まあこんなものだろうという気持ちで、バイクスタート。 バイクは快調にとばし、戻ってくるとラックに掛かっているのは3台。ということはこの時点で4 [続きを読む]