雨あがりのペイブメント さん プロフィール

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雨あがりのペイブメントさん: 雨あがりのペイブメント
ハンドル名雨あがりのペイブメント さん
ブログタイトル雨あがりのペイブメント
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/sasuke-botan-06
サイト紹介文雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供89回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2015/05/16 12:58

雨あがりのペイブメント さんのブログ記事

  • 読書案内「珈琲が呼ぶ」 
  • 読書案内「珈琲が呼ぶ」片岡義男著         光文社2018.3刊 第3刷 珈琲にまつわる書き下ろしエッセイだ。1月初版発行で3月には第3版が発刊されているのだから、人気があるのだろう。350ページにぎっしり詰まった書き下ろしエッセイが、45篇。エッセイは余暇の時間にゆったり読んで、読後に残る清涼感を味わう。要は気楽に読んで楽しむ肩の凝らない読み物と思っているのだが、著者のエッセイは珈琲に対する思い込みが並 [続きを読む]
  • カール5世騎馬像 ハブスブルグ家の下あご
  • カール5世騎馬像 ハブスブルグ家の下あご(カール5世)1548年 油彩 ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作。ミュールベルク戦でのカール5世戦勝記念の縦3?を超える大作である。威風堂々の騎馬像だ。今まさに前足をあげ、顔を下に向けて跳躍しようとしている騎馬に、槍を携え、悠然と前方をみつめるカール5世。甲冑に身を固め、兜には愛馬とお揃いの赤いぼんぼり。スティール製の甲冑は日に照らされ金色に輝いている。戦勝記念にふさ [続きを読む]
  • 希望の滑走路でありたい
  • 読書案内「滑走路」 歌集 萩原慎一郎著          角川書店 初版2017.12.25 2018.6.15第3版発行 希望の滑走路でありたい      ぼくが短歌を始めたのは、十七歳の秋のことだった。     ……それから十五年、気がついたら、十七歳の高校生だったぼくも三十二歳の社会人となった。        でも、思い通りの人生を歩んでこれたかというと、そうではない。   むしろ不本意の十五年間でもあった。 [続きを読む]
  • 卓球の愛ちゃん 
  • 福原愛がブログで引退表明(2018年10月21日) 静かで控えめな引退表明  私は選手としての立場を、ここで一区切りつけることを決意しました。  ………  3歳から卓球を始め、約26年の間、多くのことを学ばせていただきました。  ………  私が選手としてできることはやり切った、頑張り抜いた、という思いが強くなり、  自分が選手としての立場でやるべき使 [続きを読む]
  • 人生の扉
  • 人生の扉 幾つもの扉をくぐり抜けて…… 「人生には扉がある。 若者はその扉を開け、社会という世界に入る。 働き、努力して地位を得、妻をめとり、子を授かり、家庭を築く。 老いて仕事の終わりの扉を出て、悠々自適、余生を楽しむ」                       池宮彰一郎 エッセイ集「義、我を美しく」より  仏教の教えの中では、人生には「生老病死」という四つの「苦」があると説いています。 [続きを読む]
  • 「逝きて還らぬ人」を詠う ① 永遠に座る人なき椅子ひとつ……
  • 「逝きて還らぬ人」を詠う       ① 永遠に座る人なき椅子ひとつ……  大切な人が逝ってしまう。  人の世の宿命とは言え、余りに辛い体験はいつまでたっても心が癒されない。  悲しいことではあるけれど、  人間(ひと)はいつかはこの試練を乗り越えて生きていく。 死は予測された時間の中をゆっくり訪れる場合もあり、突然訪れる場合もある。  どちらの場合も、無常観と切り離すことはできない。    [続きを読む]
  • 伝承 お伽羅哀話 (2)
  • 伝承 お伽羅哀話 (2)名主は反対しましたが他に代わりがあろう筈もなくとうとう賛成し人柱とすることが決まりました。嫌がるお伽羅を「皆の為村のために犠牲になってくれ」といい水中に投げ込んでしまいました。お伽羅は哀しい悲鳴と共に濁流の中に身を没してゆきました。 やがて悲しい出来事も終わり村は水没することもなく家屋財産田畑何ひとつ失うことなく人々は助かりましたが一人として明るい表情を見せる人はいませんで [続きを読む]
  • 伝承 お伽羅哀話 (1)
  • 伝承・お伽羅哀話   両側に深い木立の続く緩やかな上りの表参道の先に長寿門が現れる。        この門をくぐれば厄除開運 健康長寿 病気平癒がかなえられるという  有り難い門で長寿門と言われている。  門をくぐり、境内の端を西の方に歩いていくとお伽羅の供養等が  忘れ去られたようにひっそりと建っている。  土地の人が供えたのだろうか、野菊と造花がお伽羅の悲しみを労わるように  生けてあった。   [続きを読む]
  • こころよく我にはたらく仕事あれ……① 石川啄木の歌
  •      こころよく我にはたらく仕事あれ… ① 石川啄木の歌こころよく我にはたらく仕事あれ        それをし遂げて死なむと思う              石川啄木 「一握の砂」1910年 啄木にとって「こころよくはたらく仕事」はあったか。 放浪と病苦、貧苦にあえぎ故郷岩手県・渋民村で代用教員として働き始める。 この時啄木20歳。 1年後には北海道に渡り、函館、札幌、小樽、釧路と漂白し、 新聞記者 [続きを読む]
  • 「切り絵」の世界 メルヘンチック 妖艶 細密…
  • 「切り絵」の世界    メルヘンチック 妖艶 細密…… 切り絵=カッターで切り抜き色のついた台紙に張り付ける。これくらいの知識しかなかった。案内のポスターを見て、「切り絵アート展」を見に行ってびっくり。我ながら、切り絵に対する見識のなさを恥じると同時に、その世界の奥行きの深さと多様性に圧倒された。 ここに繰り広げられた世界は、メルヘンチック 妖艶 細密 繊細 豪快 エキゾチック。作家一人一人が、自 [続きを読む]
  • 読書案内「春を恨んだりはしない」 池澤夏樹著
  • 読書案内「春を恨んだりはしない」ー震災を巡って考えたことー                 池澤夏樹著 写真 鷲尾和彦 中央公論新社 2011年9月刊 初版  逝った者にとっても残された者にも突然のことだった。  彼らの誰一人としてその日の午後があんなことになるとは思っていなかった。                           「春を恨んだりはしない」より  (写真はどちらも鷲尾和彦氏のも [続きを読む]
  • 読書案内「海は見えるか」 真山 仁著 ⑤ 海は見えるか
  • 読書案内「海は見えるか」真山仁著  ⑤ 海は見えるか   東日本大震災による甚大なる被害を受けて、  政府は約一兆円の予算規模で防潮堤整備に乗り出した。         巨大な防潮堤が、果たして災害防止の最良の方法なのかという見当もなく、  まるで行き当たりばったりとしか思えぬ案がまかり通っている。   ……そんな中で松原海岸にも防潮堤の建設が決定したのだが、  いよいよ着工という段になって住 [続きを読む]
  • 災害列島日本 避難者
  • 災害列島日本 避難者 北海道で発生した最大震度7の地震から13日で1週間となる。避難者は8市町の1592人となっている。地震直後、道内のほぼ全域が停電するブラックアウトに陥ったが、大半の地域で電力供給は復旧している。しかし、一部の地域では停電や断水も続いている様子です。 函館の電力供給が復旧したと、2〜3日前のニュースは伝えていたが、これはこれで明るいニュースに違いないが、電力の需給バランスは安心で [続きを読む]
  • 老いをみつめる ③ 若さよりきっと大事なものがある
  • 老いをみつめる       ③若さよりきっと大事なものがある 妻の名も時に忘るる義母なれど老人ホームは退屈と言う                                                                 ………(町田市) 冨山俊朗 朝日歌壇2017.10.02 老いという淋しい文字がそこにある介護施設の無言の食卓(テーブル)            [続きを読む]
  • 読書案内「海は見えるか」 真山仁著 ② 便りがないのは
  • 読書案内「海は見えるか」真山 仁著 ② 便りがないのは      東日本大震災から一年余りが経過し、遠間第一小学校の児童は半数以下に減っていた。  転居した家庭が増えたからだ。生活の安定や子供の将来を考えれば、移住は致し方ない選択だつた。  故郷を捨てるのは辛いが、仮住まいで停職につけない状況で、どうやって子どもたちの未来を描くのか。  地域との絆を断ち切ってでも、新天地を選ぼうとする親の決断を [続きを読む]
  • 読書案内「海は見えるか」 真山 仁著 ④ 白球を追って
  • 読書案内「海は見えるか」真山仁著   ④ 白球を追って    本気で自分の夢を実現したいなら、時に非難されても前に進まなければならないんです。                            (白球を追って より) 津波が奪ったものは、家や職場だけではない。 たいせつな人を喪い、途方にくれながらも、 時間が過ぎれば、人は時間の経過の中で日常を取り戻し、 明日へ向かって新しい一歩を踏み [続きを読む]
  • 百寿者(百歳)社会が目前に
  • 百寿者(100歳)社会が目前に日本人の平均寿命は、人口減少と反対にどんどん伸びて80歳の大台に乗った。 さらに、百寿者の人数も増えているようで、平均寿命と百寿者の比率は比例している。 このことは、世界的な傾向らしい。   国連統計・世界の100歳(センテナリアン)人口の推移    (センテナリアン=100歳以上を生きた人の呼称、日本では百寿者という)         1950年………2万3千人      199 [続きを読む]
  • 七年連続人口減少
  • 七年連続人口減少(総務省)     人口は七年連続で減少している。     日本の人口は前年より37万2千人少ない1億2464万8千人になり、     人口減少に歯止めがかからない。     一方65歳以上の高齢者は56万1千人増の3515万2千人となり、     総人口に占める割合は過去最高の27.7%だった。     高齢者の割合が7%に達した時から、社会の高齢化が始まり、     14%超えると高齢社会の出現といわれて [続きを読む]
  • 墜ちたB29 米兵を助けた日本人 ⑥(最終回)  その後の米兵
  • 墜ちたB29  米兵を助けた日本人        ⑥(最終回) その後の米兵この墜落事件を著者の草間秀三郎氏は単なる美談として本にするのではなく、アメリカに住む遺族を割り出し、手紙の交流を深める過程で、愛する人たちがどんな最期を迎えたのか詳細に知らせています。 敗戦国という立場の中で墜落した敵国の兵士を生死にかかわらずどのように扱ったかということは、「見てはならないものを見、体験したことは決して語っては [続きを読む]
  • 墜ちたB29 米兵を助けた日本人 ⑤ 生きていた米兵と死んだ米兵
  • 墜ちたB29 米兵を助けた日本人        ⑤ 生きていた米兵と死んだ米兵 当時の茨城新聞(墜落2日後の3/12)の記事には「醜骸(しゅうがい)ぎまみろ」という見出しで次のように報道されています。【 撃墜されたB29は赤松の林に囲まれた小高い丘の中に焼けただれて散乱し、 我が猛攻にとどめの一撃をされて大地にたたきつけられたままだ…】又、現場に駆け付けた二人の警察官の一人五味緑さんの証言。【墜落現場に戻る [続きを読む]
  • 墜ちたB29 米兵を助けた日本人 ④ 生きていた3人の米兵
  • 墜ちたB29 米兵を助けた日本人       ④ 生きていた3人の米兵          勇気ある一人の日本人の言葉が、米兵を助けた昭和20年3月、東京大空襲に参加したB29爆撃機が茨城県筑波郡に墜落。当時小学二年の著者は生存米兵三人を目撃。五十余年を経て、墜落機尾翼の番号を手掛りに米兵のその後を究明する。99年刊の増補版。(ブックテータベースより)「出てこい、出てこい」と大声で叫びました。その時3人のアメリ [続きを読む]
  • 墜ちたB29 米兵を助けた日本人 ③ 8歳の少年が見たものは
  • 墜ちたB29  米兵を助けた日本人       ③ 8歳の少年が見たものは 「鬼畜米兵」と言われていた米兵のB29が、「東京から約40?北東の茨城県の板橋村に真夜中に火だるまとなっておちてきたB29と 生存兵が憲兵に連行されていく場面を8歳の草間少年が目撃した」ことが調査の動機になったようです。回想の中で草間氏は次のように語っています。【…南の夜空に火だるまとなった一機のB29が自分の方に向かってゆっくりと落ち [続きを読む]