ユズ さん プロフィール

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ユズさん: 読書日記のようなもの
ハンドル名ユズ さん
ブログタイトル読書日記のようなもの
ブログURLhttp://dokushonikki.com/
サイト紹介文読書と午睡をこよなく愛するものの日常
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2015/05/29 20:39

ユズ さんのブログ記事

  • 『東の果て、夜へ』が今年のマイベスト海外小説になりそう
  • 何だかのどがイガイガするなあと思ったその日の夜に熱が出た。どうやら風邪をひいてしまったらしい。仕方がないので家事はひとまず置いといて大人しく布団に入って本を読むことにした。仕方がない。風邪なのだから。そんな風にして読んだビル・ビバリーの『東の果て、夜へ』(ハヤカワ文庫)が滅法おもしろくてやめられない止まらない。一気読みの勢いで読んでしまった。そのせいかどうかわからないけれど風邪が悪化して長引いてし [続きを読む]
  • ポトスライムの舟
  • 金城一紀さん原案・脚本のドラマ『奥様は、取り扱い注意』が期待通り面白かった。綾瀬はるかさんみたいなおっとり美人が実はめちゃくちゃ強いっていうのがいい。しかし、金城さんが手掛けるドラマが面白ければ面白いほど思うのが、小説を書いてくれないかなあってことだったりする。津村記久子の『ポトスライムの舟』(講談社文庫)を読んだ。表題作「ポトスライムの舟」と「十二月の窓辺」の中篇二作が収録されている。「ポトスラ [続きを読む]
  • 父に
  • 江國香織の『すみれの花の砂糖づけ』(新潮文庫)を読み返したら、以前読んだ時には特別感じることのなかった詩に思わず涙してしまった。「父に」という詩の後半部分を。あの日病院のベッドでもう疲れたよと言ったあなたにほんとうはじゃあもう死んでもいいよと言ってあげたかった言えなかったけど。そのすこしまえ煙草をすいたいと言ったあなたにもほんとうはじゃあもうすっちゃいなよと言ってあげたかったきっともうじき死んじゃ [続きを読む]
  • まほろシリーズ完結篇『まほろ駅前狂騒曲』
  • 日差しはまだ夏と変わらないぐらい強いけどひんやりとした風が心地よかったので、車はやめて近所のコンビニまで歩いた。運動したし(徒歩5分)カロリー高めのお弁当を食べてもいいだろうと自分に言い訳しながらこってりめの弁当を買って、ぶらぶらと歩いて帰った。涼しいと思っていたけど家に着いたら汗が噴き出してきて、ますますちゃんと運動した気分になったので、安心して弁当をたいらげた。三浦しをんの『まほろ駅前狂騒曲』 [続きを読む]
  • ホリー・ガーデン
  • 週末は台風のせいで家から一歩も出ることができなかった。ようやく台風が通り過ぎた3連休の最後にお寿司を食べに行った。ぐるぐる回るお寿司。濃厚うに包みが美味しかった。江國香織の『ホリー・ガーデン』(新潮文庫)を読んだ。もう何度目かの再読。久しぶりに読んだ『落下する夕方』が前に読んだ時よりもよかったものだから、じゃあ『ホリー・ガーデン』も読んでみるかと思って読んだら、これがまた前よりもよかった。『ホリー [続きを読む]
  • 今年の夏は、クリスティの作品を読破しようと思ってるんだ
  • 森永のビスケット。ムーンライト(夫)かマリー(私)で揉める。まあ、どっちも買えばいいだけの話なんだけれど。金城一紀さんは好きな作家の一人なのだけど、もう小説を書くことはないのだろうか。金城さんが脚本を手掛けるドラマも楽しみではあるけれど、やはり小説が読みたい。スカッとするやつを。ということで、久しぶりに『フライ,ダディ,フライ』(角川文庫)を読んだ。この本(と言うか、ゾンビーズ・シリーズ)を読むと [続きを読む]
  • 『探偵が早すぎる』はミステリで百合でした
  • 日中はまだまだ暑いけれど、開け放った窓から入ってくる風に秋の気配を感じた。お昼に食べた海鮮丼は色んな種類の具がどっさりのっていてお腹がはちきれそうになったけど、とても美味しくて幸せだった。井上真偽の『探偵が早すぎる』上・下(講談社タイガ)を読んだ。ツイッターで百合だというつぶやきをいくつか見かけて思わず買ってしまったけれど、間違いなく百合でした。ありがとうございます。父親が亡くなり5兆円の遺産を相 [続きを読む]
  • しずるさんシリーズの新刊はまだですか?
  • ずっと新刊が出るのを待っているシリーズ作品がある。上遠野浩平のしずるさんシリーズだ。百合にじわじわとハマりだした頃にどうやら百合風味のミステリー小説があるらしいというのを知った。それが、しずるさんシリーズ。もともと富士見ミステリー文庫から出ていたのだけど、ちょうど星海社文庫から新装版が出るタイミングだったので、そちらで揃えることにした。新装刊に伴い新たにイラストを担当することになった国道12号さんの [続きを読む]
  • ウエストウイング
  • 8月も終わるというのに相変わらず暑い。もしかして夏はこれからが本番でまだまだ暑くなるんじゃないかと疑いたくなる。津村記久子の『ウエストウイング』(朝日文庫)を読んだ。以前から取り壊しの噂がある古いビルの中にある会社で働くネゴロ。彼女が息抜きに使っている物置き場にはどうやら他にも誰か来ているらしいと気付く。一人はビルに入っている塾に通う小学生のヒロシ、もう一人はビルに入っているネゴロとは別の会社で働 [続きを読む]
  • アイネクライネナハトムジーク
  • 夏が来るたびに毎年言っているように思うけれど、ついつい口にしてしまう。「今年の夏は暑い」。伊坂幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』(幻冬舎文庫)を読んだ。『アイネクライネナハトムジーク』は、「アイネクライネ」ではじまり、「ナハトムジーク」で終わる6つの短編からなる連作短編集。最初の「アイネクライネ」は伊坂さんにしては珍しいわりとストレートな恋愛もの。恋愛ものと言っても、描かれているのは出会うと [続きを読む]
  • 幕末の青嵐
  • 最近はあまり読んでいないけれど、一時期、時代小説や歴史小説にはまっていた。そんな時に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、新選組に興味を持ち、同じく司馬遼太郎の『新選組血風録』を読み、浅田次郎の『壬生義士伝』を読んだ。その後は新選組の小説を手に取ることはなかったのだけど、木内昇の『新選組 幕末の青嵐』(集英社文庫)という小説が面白いらしいと知って買った。買ったのはいいけれど、なかなか分厚い文庫本だし、 [続きを読む]
  • 貸していた傘
  • 金城一紀さん原案・脚本、綾瀬はるかさん主演のドラマが10月にスタートするようだ。金城さんが脚本を手掛けるドラマというと、アクションドラマというイメージがあるのだけれど、今度のドラマのタイトルは『奥様は、取り扱い注意』。どうやらホームドラマとアクションを融合させた作品になるらしい。楽しみだ。ちなみに今、私が観ているドラマは『警視庁いきもの係』と『遺留捜査』。随分と長い間友人に貸していた藤原伊織の『テロ [続きを読む]
  • 海よりずっといい
  • 休日のわりに早く起きて、近所のファミレスで朝食を食べた。モーニングメニューにこれといって食べたいものがなかったので、オムライスにした。家に帰ると夫はこの連休でクリアすると意気込んでドラクエを始めた。私はいつものようにゴロゴロしながら本を読んでいる。どこかに出かける予定は今のところ特にない。最近のおふろ本(おふろで読む本)は、村上春樹の『村上朝日堂』(新潮文庫)。切りのよいところがすぐにやってきて、 [続きを読む]
  • 君は永遠にそいつらより若い
  • よく行くスーパーでワゴンで安売りされていることのあるリョーユーパンのホイップあんぱんが好きで、たまにおやつに食べる。袋の裏に書いてあるカロリーは見ないようにして。津村記久子『君は永遠にそいつらより若い』(ちくま文庫)を読んだ。津村さんの小説は『ミュージック・ブレス・ユー!!』、『ワーカーズ・ダイジェスト』、『カソウスキの行方』と読んだけれど、どれも本当に良くて、これはいよいよ私の好きな作家になりそ [続きを読む]
  • 緋紗子さんには、9つの秘密がある
  • 寝ている間に台風は通り過ぎたようで、起きたら雨もやんでいた。清水晴木の『緋紗子さんには、9つの秘密がある』(講談社タイガ)を読んだ。百合かも的な感想をツイッターで見て、気になっていたのだ。高校2年の6月に主人公・由宇のクラスにやって来た転校生の緋紗子さん。彼女は自己紹介で「私と誰も仲良くしないでください」と言い放った。由宇はそんな緋紗子さんのことが気になるのだが、自己紹介での発言もあって話しかけるこ [続きを読む]
  • 風の向こうへ駆け抜けろ
  • 最近は暑すぎてエアコンをつけっぱなしで寝ている。朝起きてとりあえずエアコンを消して窓を開けるのだけれど、ムンとした生あたたかい風が入ってきて、ついさっきまで快適だった部屋が途端にじっとりとした空気に包まれてしまう。そのうえ近所の公園から蝉の大合唱が聞こえてくるからうんざりしてしまう。古内一絵『風の向こうへ駆け抜けろ』(小学館文庫)を読んだ。競馬小説やエッセイが好きな私が文庫化を待ちに待っていた作品 [続きを読む]
  • ねこ、ネコ、猫
  • 好きな作家の一人である佐藤正午さんが『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した。直木賞効果なのか佐藤正午さんの本が売れているようで、アマゾンではそのほとんどが発送に数週間かかる状態になっている。そのうち買おうと思っていた『身の上話』の文庫も2〜4週間以内に発送となっていて、そうなると今すぐ欲しくなるから全く困ったものだ。受賞作についてはいつも通り文庫化を待つつもり。群ようこの『パンとスープとネコ日和 [続きを読む]
  • 『やがて君になる』4巻 合宿ってすごい…
  • 待ちに待っていた仲谷鳰の『やがて君になる』第4巻。もちろん予約して買いましたとも。いやあ、素晴らしい。各巻に必ず(私が)ファーーーッ!となるシーンを入れてくるところが憎い。4巻では生徒会劇に向けた合宿の様子などが描かれているのだけど、一緒に大浴場に入ることになった侑、燈子、沙弥香の3人が脱衣所から既に駆け引きを始めているところが面白かった。そして、燈子の「思ったよりある」、「合宿ってすごい…」という [続きを読む]
  • 春の庭
  • 6月も終わりに近づいたところでようやく梅雨らしい雨の日が続いている。じめじめとした湿気にはうんざりするけれど、これでダムの貯水率が上がればと思う。晴耕雨読というわけではないけど読書がはかどった。柴崎友香『春の庭』(文春文庫)と若竹七海『悪いうさぎ』(文春文庫)を続けて読んだ。『春の庭』は最初に収録されている表題作を読んで、うんうん、私の知っている柴崎作品だと安心していたら、次の「通りの向こうに住む [続きを読む]
  • 犬と、走る
  • 梅雨入り前に毛布を洗濯しておかなきゃ。そう思いながらゴロンと寝転がって本を読んだ。夏のような暑さだったのが、昨日の雨のおかげで風が少し冷たくて涼しいくらいで、今日は読書をするのにちょうどよい心地よさだった。『クレイジージャーニー』という番組で犬ぞり師(マッシャー)の本多有香さんに密着した映像を観た。とにかく犬中心というその生活と犬ぞりレースの過酷さに驚き、興味を抱いたところ、本多さんの著書があると [続きを読む]
  • 犬と猫
  • 犬派か猫派か、なんて話になることがあるけれど、私はどっちも好きだ。子供の頃から動物が好きで、犬を飼ったこともあるし、猫を飼ったこともある。インコもハムスターも飼ったことがある。いつか、また動物と一緒に暮らせたらと思う。買った本本多有香『犬と、走る』(集英社文庫)、群ようこ『パンとスープとネコ日和』(ハルキ文庫)購入。一緒に買った文庫のタイトルにたまたま犬とネコが入っていた。つけっぱなしにしていたテ [続きを読む]
  • ガーデン・ロスト
  • 甘ったるいパンが食べたいと思ってパン屋に行ったのだけれど、目の前で出来立ての焼きそばパンを並べるのを見たら、つい手が、いや、トングが伸びてしまった。甘いのはまた今度にすることにした。お昼に食べた焼きそばパンは、ちゃんと端っこまで焼きそばが詰まっていて、とても美味しかった。紅玉いづきの『ガーデン・ロスト』(メディアワークス文庫)を読んだ。主な登場人物は、エカ、マル、オズ、シバの4人の女子高生。高校3年 [続きを読む]
  • 牛乳を噛んで飲むだなんて
  • 最近の読書ペースはのんびりしていて、ちょっとずつ、それこそ1日1エッセイくらいのペースで読んでいた堀江敏幸の『バン・マリーへの手紙』(中公文庫)をようやく読み終えた。エッセイ集『バン・マリーへの手紙』の最初に収録されているのは「牛乳は噛んで飲むものである」というエッセイだ。堀江さんが幼稚園でお世話になった先生は、給食の牛乳について一家言を持っていたのだという。牛乳はなまぬるい状態で、つまり、雌牛が仔 [続きを読む]
  • 意味がなければスイングはない
  • 近所の公園から桜の花びらがベランダにひらひらと舞い落ちてきたのは、つい最近だったと思ったけれど、気付けば今日で4月が終わる。春の陽気のせいか、さて、本を読もうと思って寝転がると、ついうとうとして読書がはかどらない。今は堀江敏幸の『バン・マリーへの手紙』(中公文庫)を読んでいる。恩田陸の『木曜組曲』(徳間文庫)が面白かった。映画を先に観ていたので、何となく原作は読まなくてもいいかなと思っていたのだけ [続きを読む]