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  • めぐりあい 通りすがりの男と女

    めぐりあい通りすがりの男と女誰も知らない分からない愛の重さを苦しみを愛して初めてそれと知る出逢いの喜び別れの辛さ出来ることならあなたと共にずっとこのまま一緒でいたいあなたが許してくれるなら私の総てを捧げますめぐりあい通りすがりの男と女

  • ただ生きる。

    体調不良・・・それはそれ、総て、そのまま受け入れて、生きていくだけ。死がやってきたら、死ねば良い。今さら、ジタバタしたところで、どうなるものでなかろう。生きている間は、どうなろうと生き続ける。フォアグラを見かけたので、買ってきた。ほんの小さな奴だ。一度、食べてみたいと思っていた。ファグラ・・・強制肥育したガチョウの肥大した肝臓。トリュフ・キャビアとともに世界三珍味の一・・・だそうだ。まぁ、肝だろうが、何だろうが、うまけりゃ、うまい。まずけりゃ、まずい。そういう事だ。・・・で、珍味とは、どんな味だろうか?ただ生きる。理屈をこねている必要などない。そんな時間はもう残っていないような気がする。何か、総てが空しく感じられる。私の、過去の意志、意欲はどこへ行ってしまったのだろうか?8月29日(土)町田、晴れ気が変わった。...ただ生きる。

  • 生きていくことを考える。

    8月19日晴れ歳を取って、顔かたちが変わっていくのは自然の成り行きだ。成人式の頃、あの頃は、私も若かった。あれから50数年、私も70を越えた。それにしても老いたものだ。この50年間、私は何をやり、一体、何を積み重ねてきたのだろう?人生に変わらぬものは何もない。私は、今、ぼぉっとして、生きている。このまま、生き続けていくのかと思うと、何故かやりきれない感じがする。では、どうすれば良いのか?この所、そんな事を考えて、いつも堂々めぐり・・・。自分が全く信じられない。ふと思う。私に足りないのは、相談相手、パートナーかも知れない。出来れば、女性であれば・・・。愛し、愛される、互いに話し合う。そうすることが、出来れば・・・。今、私は自分が信じられない。久し振りに、DVDで「モロッコ」を観た。「・・・そして、サヨナラ、彼と行...生きていくことを考える。

  • 欲しいのは、体力。健康体だ。

    欲しいのは、体力。健康体だ。人生はきれい事では済まない。今、何をすべきか?生き続けていくことは、きれい事では済まない。このところ、ずーっと、ぼぉ~っとしている。新しい何かを創り上げていくことは出来ないものだろうか?いつも、同じ事を考え、結果、何も思いつかずに堂々めぐり。自分の能力に、絶望と隣り合わせで生きている。金は母が残してくれた。そして、年金・・・。取りあえず、私には充分過ぎる。今の私に必要なのは、やりがい、そして生きがいだ。贅沢を言うなと、他人は言う。何をするにも、まずは金が必要なのだ・・・と。だか、金は使ってこその金だ。タバコ1箱買うのに1万円は必要ない。1万円のライター買う必要もない。使わない、使い道の分からない金は、いくらあっても紙切れと同じだ。人は、分相応と、昔の人は言った。多分、それに一理あるだ...欲しいのは、体力。健康体だ。

  • 今日の一言

    自立、自作、自演の人生。それを目標に生きてきたつもりだ。ずっとそう思い続けて生きてきた。だが、よく考えてみると、実際には、個人的にも、集団にあっても、私は、常に保護され、支援されて生き続けてこれたのだと思う。おかげで何の不自由もなく、今こうして、ウィスキーグラスを片手に、こうして文章を書いている。今さら、今後の可能性などと考えてみても、何の役に立つのか。(ウィスキー1杯・・・ひと眠り)私、当分76歳・・・。(多分)で、今、やらねばならぬ事・・・。それは、人それぞれ。メールに惑わされず、現状を確認、支配する。第一、いくらこだわろうとも、私には時間が限られている。正直、先のない人生。余生がどれだけあるかは、私には分からないが、取りあえず、酒とタバコの人生終活を。今日の一言

  • 今日の一言

    自立、自作、自演の人生。それを目標に生きてきたつもりだ。ずっとそう思い続けて生きてきた。だが、よく考えてみると、実際には、個人的にも、集団にあっても、私は、常に保護され、支援されて生き続けてこれたのだと思う。おかげで何の不自由もなく、今こうして、ウィスキーグラスを片手に、こうして文章を書いている。今さら、今後の可能性などと考えてみても、何の役に立つのか。(ウィスキー1杯・・・ひと眠り)私、当分76歳・・・。(多分)で、今、やらねばならぬ事・・・。それは、人それぞれ。メールに惑わされず、現状を確認、支配する。第一、いくらこだわろうとも、私には時間が限られている。正直、先のない人生。余生がどれだけあるかは、私には分からないが、取りあえず、酒とタバコの人生終活を。今日の一言

  • 自分の人生なんて、放っておけばいいんでないの。

    自分の人生なんて、放っておけばいいんでないの。ちっほけな人間・・・つまり私だけのことだが、それが、今さら、どうのこうの言ったとて、結局、なるようにしかならない。私の思い通りにはいきはしない。酒とタバコに明け暮れる日々・・・。転んだら、一度は、周囲をよく見回してから、起き上がる。ひょっとして、そこから、いつもと違う光景が見えるかも知れない。もちろん、かも知れない・・・と言うことでしかないのだけれど。ふと思った。どうして「生きる」という言葉にこだわるのか?つまるところは、ただ、ともかく「生きていけばいい」のではないか?多分、私は「生きていない」と感じているから、そう思うのかも知れない。「必要なのは、行動と、そしてそれを実現する実力だ。」「働くこと、それはやりがい、生きがいだ。」これは、そう、意地の張り合いということ...自分の人生なんて、放っておけばいいんでないの。

  • この頃思うこと

    この頃思うこと。(古い記録から・・・いつまでも同じ事の繰り返し)2019年(令和元年)10月31日(木)晴れ腰痛治まらず。明日から11月・・・。(あれから、間もなく、もうすぐ一年立つ)相も変わらず、腰痛は治まらない。人の生き方、考え方は、それぞれ違っていて当然。個人であってすら、さっきと、今とでは、すでに考えが違っている。誰だって他人から、ああしろこうしろと、指図され、強要されるのは不快に違いない。もっとも、人間社会にあっては、それはものぐさの言い訳でしかないのかも知れないが。この頃思う事。今の私は、誰にも頼られていない。つまるところ、自分から無理やり、どうこうする必要はないと考えている。おそらくなるようにしかならない。今のまま、気分次第に生きていくだけだ。結局、嫌も応もなく、死ぬ時が来たら死ぬしかないのだろう...この頃思うこと

  • 時計の針は止まっても、時の流れは止まらない。(その2)

    弟君、出勤。今日もまた、酒を飲んで、人生が始まる。何か、それが、癖になってしまった。「人の言葉は一度言ったら、弾丸と同じで、戻すことは出来ない。それだけ重みがある。(「交通指導員ヨレヨレ日記」柏耕一より)」また、独り、街をさまよう何事も確かめてみるまでは、たった一つのことでも、はっきりするものではない。さらに言えば、いくら確かめようとしても、分からないことも多い。人の姿形、印象は、常に変化していく。実際、その通りなのだろう。この所、私は金勘定ばかりしている。この年齢になると、先行きが、つまり自分の残り財産が気になってくる。まぁ、それもこれも、「呆け防止の一環」として・・・と、言えなくもないだろう。と、そんな言い訳をしつつ・・・。働くことは、人に生きがいを生む。歳だから、金も充分貯まっているはずだと、それ(仕事)...時計の針は止まっても、時の流れは止まらない。(その2)

  • 今日もまた、何の予定も立ってはないが

    7月25日(土)曇り空弟が出勤。ドアの閉まる音を背中で聞く。グラスにウィスキーを注ぐ。タバコを咥え火を付ける。ただ何となく気持ちが落ち着く。今日もまた、何の予定も立ってはないが、予定を立てる気もしない。1歳、歳は取ったけど、何もすることもなく、また日を過ごすのか?腰痛と共にただ過ごす。考えてみれば、腰痛も私の生きている証明なのだ。誰が何と言おうと、もっとも誰も何も言いはしないが、今から約1年、私は74歳を生き続けるのだろう。多分、この曇り空の下で。飲み干す酒に味がない。タバコの煙りも味がない。ただ酒を飲み、一人タバコの煙りを吸う。味も素っ気もない人生をどうして過ごせば良いのやら・・・。男一人で飲む酒は昔の女の味がする酒場で出会った男が二人共に女の思い出浮かべ何も言わずに酒酌み交わす誰に言われたわけではないが立っ...今日もまた、何の予定も立ってはないが

  • 今日もまた、何の予定も立ってはないが

    7月25日(土)曇り空弟が出勤。ドアの閉まる音を背中で聞く。グラスにウィスキーを注ぐ。タバコをを咥え火を付ける。ただ何となく気持ちが落ち着く。今日もまた、何の予定も立ってはないが、予定立てる気もしない。1歳、歳は取ったけど、何もすることもなく、また日を過ごすのか?腰痛と共にただ過ごす。考えてみれば、腰痛も私の生きている証明なのだ。誰が何と言おうと、もっとも誰も何も言いはしないが、今から約1年、私は74歳を生き続けるのだろう。多分、この曇り空の下で。飲み干す酒に味がない。タバコの煙りも味がない。ただ酒を飲み、一人タバコの煙りを吸う。味も素っ気もない人生をどうして過ごせば良いのやら・・・。男一人でで飲む酒は昔の女の味がする酒場で出会った男が二人共に女の思い出浮かべ何も言わずに酒酌み交わす誰に言われたわけではないが立...今日もまた、何の予定も立ってはないが

  • 73歳、最後の一日。

    70を越えて、今73歳。このままで良いのだろうか?目的もなく、街をぶらつき、酒を飲む。仕事はどんな事でもそれなりに苦しい。楽な仕事なぞ、どこにもありはしない。7月22日(水)曇り体が思うように動かない。5階の部屋を出て、バス停に行くだけでも、何度となく立ち止まり、道横の石垣に腰を下ろす。何とも情けないと、自分でも思う。自分の居場所はどこだろう?生活費は、何とか足りてはいる。だが、人は金だけで生きていけるものではないと、ずっと思い続けている。言ってみれば、今の自分を受け入れることが出来るか、否かだと感じている。どこかで、それを見つけようとの悪あがき・・・。老いぼれて、ただ夢に見るスーパーヒーロー。7月23日(木)曇り73歳、最後の一日。だが、ただそれだけの話。相変わらず、腰痛と共に目覚める。ウィスキーを空にする。...73歳、最後の一日。

  • 私の時間

    時計の針は止まっても、時の流れは止まらない。何故か体が動かない。それでも私は生きている。余計なことをしたりせず、黙って今を受け入れる。いつかは多分必要とされる時が来るだろう。私のお金、私の仲間、そして私の経験。たとえ、役に立ったようには見えずとも。心の奥でそんな事を考え続けていた。しかし、今日も又、無為な時を過ごしそうだ。何より、今日も又、思い通りに足が動かない。などと、又、同じ言葉を繰り返す。これ以上の欲もなく、自由気ままに生きていきたい。さして、生き急ぐ、さりとて、死に急ぐ必要も無い。街の酒場でただ独り夢を求めてうろつき歩く一人寂しい男の心誰が知ろうかこの年寄りが求め続けた人生をうろつき歩いて辿り着き、独りぽっちで飲む酒はほろりと苦い味がする誰が知ろうかこの年寄りの心の奥に降る雨を私の時間

  • 日が過ぎていく。

    この所、毎日、ボーッとしている内に日が過ぎていく。晴れた日は、街に出ていくが、しかし何という目的も無く、交番前の広場で、ベンチに腰を掛け、ただ刻を過ごしている。こうしている内に、顔見知りは出来たものの、こちらから相手に話すことが何もない。もともと私は話し下手で、同居している弟とさえ殆ど口もきかない。まぁ、これはお互い様なのだが、私は弟がどんな仕事をしているのか、どんな仲間と一緒に働いているのか、そんな事さえ、何一つ知らない。いやいや、他人を、また自分を、色眼鏡で見てはいけない。そんな資格など、私には無い。にしても、悲しい話ではないか。このまま、あと20何年かを過ごして、黙ったまま、死んでいくことになるのだろうか?何ともやりきれない思いだ。この所、蒸し暑い日が続く。夏だから・・・というだけではなさそうだ。何もせず...日が過ぎていく。

  • 街をさまよう

    いつでも、その場でやれることを真剣にやっていく。そうありたいと思う。だが、肝心の「私が今やりたいこと、やれることが、一体何なのかと言うことが、モヤモヤとしていてよく分からない。話す、話さないはともかく、自分の考えていることを、スッキリと他人に話せるようでなければ駄目だ。毎日、自分の居場所を求めて、街をうろつく。歩き疲れて、部屋に戻り、電源の落ちたパソコンの画面に映る自分の顔。覇気の無い顔。特にやる気の無い虚ろで、ぽっかりと穴の空いたような目が嫌だ。先日、女性から「コーヒーでも飲みませんか?」と誘われた。暇だった(いつもの事だ)から、多少の期待感(何のだか?)をもって、付き合ってみることにした。結果、彼女の「宗教観」を延々と聞かされる羽目になった。しかも、「あなたは生き方を間違っている。」とのこと。「余計なお世話...街をさまよう

  • 風来居士の独り言(その3) コロナウイルス

    コロナウィルス騒動が、一向に収まらない。令和2年4月26日(日)晴れ今日も又、酒飲んで、タバコを吸って、体に悪いことばかりを続けている。9:50地震。「コロナに地震」・・・何とも、物騒な日々だ。これは、人類に対する何かの警告なのだろうか?令和2年5月3日(日)晴れ相も変わらず、コロナ漬けの毎日。ひたすら暇なゴールデンウィークだ。午前5時30分起床・・・外はすでに明るい。1週間前とは大違い。日本の、いや世界の経済も、この空のようであればよいのだが、まだまだ、そうはいかないようだ。ネットを見ても、どこもかしこも、コロナ、コロナと、悲観的な記事ばかり。世界的な新型コロナの流行、マスク不足で、無用な外出を控える人が増えてきた。世界中に新型コロナウィルスによる死者が増え続けているという。これは、やたらに増え続ける人類に対...風来居士の独り言(その3)コロナウイルス

  • 友より電話

    5月16日(土)雨O君から電話。お互い近況報告。彼、この頃、どうにも体が思うように動かなくなって困っているとのこと。買い物に出掛けても、途中で休み休みになる。まっ、それを言うなら、程度の差があるかも知れぬが、先日のブログにも書いたようで、どっこい、どっこいだ。程度の差こそあれ、私と、どっこい、どっこいだと笑い合ったものの、この頃のコロナ騒動もあり、冗談事では済まされない。何れにせよ、歳を取るとは、こういうことなのかも知れない、と改めて考えさせられた。歳を取る。・・・時間が経過する。これはやむを得ないことかも知れないが、何かやりようはないのだろうか?自分勝手と言われそうだが、やはり、いつまでも、私と共にあり、私を看取ってくれるパートナーはどこかにいないものか?話が逸れた。いずれにしても、生きている以上、何とか対策...友より電話

  • まだ、生きているよぉ~

    5/13(水)晴れ・・・暑い!!O君から電話。生存確認。どうしているか?3/12以降、ブログの更新がないので心配していた、とのこと。友達とはありがたいものだ。そう言えば、このブログ、私のやり方のせいだろうが、いきなり、更新が出来なくなってしまった。何とかしようと、いろいろやったが、結局は駄目、新しくブログを立ち上げて、そこに更新していた。今、ふと気がついた。ブログの更新はアリバイ(存在証明)なのだ。と、言うことは、逆を言えば、私が誰かに殺されたとしても、殺人者が「私のブログ」を更新していけば、私は生き続ける事になる。これは、犯罪小説のネタにならないか?・・・などと、端から小説の種明かし。※ブログ「80歳に向けて「新風来記」・・・今これからhttps://blog.goo.ne.jp/sennin108※ブログ「...まだ、生きているよぉ~

  • 風来居士の独り言(その2) コロナウイルスを考える

    令和2年3月12日(木)コロナウィルス騒動、いつになったら終息するのか?このままだと、誰もが仕事が出来ず、収入が途絶える。考えてみると、これは深刻な問題だと思う。それ以前に、自分自身がコロナウィルスに侵されないとは限らない。私はその時、いかに対処したら良いのか?暢気に構えているわけにはいかないだろう。コロナウイルス・・・。これは、これだけで、充分、深刻で大変な問題だ。思えば、誰かが働き、税金を納めてくれているから、その一部か年金となる。その働き手がコロナウイルスに犯され、働けなくなる。すると税金が払えなくなる。そう考えると、いずれ、年金だって、どうなるか知れたものではないのだ。収入(個人的には年金)が途絶えれば、食っていけなくなる。結局、人は食えなければ、餓死するしかない。選択の余地などは、どこにもない。コロナ...風来居士の独り言(その2)コロナウイルスを考える

  • 風来居士の独り言

    令和2年3月12日(木)風来居士の独り言我輩は70代である。名前は・・・、そう、風来居士としておこう。仕事は、もう無い。日々、茫洋として、天井を見上げて時間をつぶしているような按配(案配)である。時折、思い立って、バスに乗り街に出る。と言って、何の目的があるわけではない。寒い1日だった。外は曇り空。定年退職後、今日は何をすべきか?・・・と毎日のように考え悩む。しばらくは再就職を考えて、職安に通い詰めたが、思ったような職場が見つからず、今では、年金のみに頼って、細々と暮らす日々だ。3月、・・・あれから、もう10年になるだろうか?頭はすっかり白くなって、床屋で仕上がりに見せてくれる鏡では、頭のてっぺん辺りが薄くなってきているのが、はっきりと分かるようになった。夢を見た。「しばらくブログが途絶えていたから、もう、とう...風来居士の独り言

  • 風来居士、ただ独り想う (古いノートより)

    2018年3月24日(土)曇りのち晴れ腰痛・・・かなりきつい!!朝からコーヒー、タバコ、ウィスキー、そしてマンガ・・・。・・・何とも自堕落で優雅な日々だ。このままで良いのかよ・・・、えっ、風来爺さん?何かを求め、部屋を出る。私の為に、どこかに何か用意されてはいないだろうか?2019年2月16日(日)曇り寒い!!あれから間もなく11ヶ月・・・何も変わっていない。全く、私は進歩しない。思うがままに生きる。いつもそう思って生きてきた。しかし信念のない行動、結果の出せない生き方では、思うがままに生きるとは、結局ただの言葉遊びに過ぎない。2019年3月10日(火)今なぜ生きているのか?その目的、それを知りたいと思う。自分の中にある想いをかき分けて・・・。ウィスキーが止まらない。いくら飲んでも心は温まらない。TRYを諦めな...風来居士、ただ独り想う(古いノートより)

  • 俺の煩悩 (3) 空白の時間・・・

    俺の煩悩(3)空白の時間・・・随分と日が経ってしまったが、前回の続き(?)かな。まぁ、そういう事で。自分の体力、そして気力が、今一だと感じる今日この頃だ。腰痛が気力を奪っているような、そんな気がしている。どう折り合いをつけて(ごまかして)生き続けていくか?再々就職の件、・・・昨年、知り合いに、団地の清掃をやってみないかと誘われたことがあった。一時はやってみようと思ったのだが、始業時間が午前7時だという。最近、私の起床時間は、7時過ぎになっている。夜更かしのせいもあるのだが、連日7時の始業は、ちときつい。弟は毎日5時出勤、弟に起こしてもらえばとも思うが、彼は仕事のない時は、夜更かしをするので、連日となるとそれもきつい。朝、6時起きか・・・。「今のままでは、ちょっと無理かも知れない。」で、「・・・もう少し結論を待っ...俺の煩悩(3)空白の時間・・・

  • 世迷い草

    人、いずれは死すべき定め。今を生きずに、いつまた生きるというのだ?とは言え、思うは死すことばかり。自分が生きていることに、今、やっと気がついた。生きてるから死を思うのだ。しかし、今も、なおまだ迷う。私は何を迷うべきかと。信念のない、弱い自分。聞いてくれる友もなく。共に為すべき相手も知らず。何と惨めな人生なのか。そんなことを考えている自分に、いささかの救いがある。手元にないもの、当てにするな。総てが変わる時が来る。今、次の瞬間にも・・・。救いを求めて、迷いつつでも、待つことの出来るのは幸せだろう。一方で、何だか、やる気が、生きていく気力が失せてしまったようだ。とは言え、死んでしまう勇気もなく、未練がましく、生にしがみついている。常に死を背負いつつ、生きる意味を求めて生き続ける。意識するか、田舎に関わらず、人である...世迷い草

  • 巡り会い

    誰も知らない分からない愛の出逢いも苦しみも愛して初めてそれと知る生きる喜び別れの辛さずっとこのまま一緒にいたいあなたか許してくれるなら私の総てを任せます誰も知らない分からない私の想い悩み事聞いて初めてそれと知る想いの深さ夢見る心ずっとこのまま夢見ていたい二人の思いが重なるならば私の総てを任せます誰も知らない分からないあなたの想いを知る怖さ想って初めてそれと知る二人の運命(さだめ)を知る怖さずっとこのまま暮らしていたいあなたと共に過ごせるならば私の総てを任せます誰も知らない分からないあなたの心あなたの願いあなたと出逢ったその日から私あなたを想ってきたのずっとこのまま夢見続けるいつでもあなたが呼びかけるなら私の総てを任せます巡り会い

  • ねずみ年

    ね寝て起きてずずっとこのままみ道を行くどどこまでもまたどこまでもし知らぬ道とて仲間とならば「ねずみ年」と書こうとして、一瞬手が止まる。ねずみの「ね」(平仮名・・・漢字ではない!!)って、どう書くのだっけ・・・?()一瞬おいて思い出す。ホッとした。しかし、その「一瞬」が全く信じられない気がした。物書きを目標にやって来た私が「平仮名」を書くのに手が止まるとは・・・?一瞬が二瞬、二瞬が三瞬、四、五、六瞬と、どんどん伸びていく。そんな恐怖を感じた。忠忠と言う「寝ず見」の声に我が七十年の夢を重ねてただ生きる無力の自分を受け止めて死ぬこともせずまだ夢を見る無力とは、自ら死を選ぶことすら(・・・それがいいか悪いかは別として)出来ないと言うことなのだ。生き続けるとは、良くも悪しくも、自分を見続けることだ。人生を生き続けるとは、...ねずみ年

  • 新年 明けましておめでとうございます

    年頭に一言ね年頭にしっかり誓うこの想いずずんと重たい我が生命み皆と共に生き続けどどこまでだって出掛けようししっかりとしっかりと生きていくこここぞという時その時の為と共に生き飛び立つ力を育んでし真剣にどこまでも真剣にも燃え上がる生命を育てゆくあ明ける歳い今まで以上にか感動と感謝の続く日々となれわ若さいっぱいら楽々と持ち続けようずずっとこのままどどこへでもう動きまわってぞ続々と仲間の続くよ良き歳となれろ老人などとは呼ばせないししっかり信じて生きていくく汲み上げる日々の生命を求めつつお大きなそして豊かなね願いをずっと保ちつつが頑張ってひたすらに頑張ってい生き抜く喜び楽しもうし信じ切るこの生命ま誠の誓いのかなう歳す素晴らしい歳となりますように新年明けましておめでとうございます

  • 「私は武士だ!!」

    「私は武士だ!!」・・・心の、そして行動の支えとなる想い。しかし、何を持って「武士」と言うのか?私はずっと不良品だった。せめて今後は、自分に関わる物ぐらい思い切り高級なものを選んでいきたい。正直に己を晒して生きていく。常に、自分に自信を持って、即断、即行動する事だ。人間の、つまり自分の持ち時間は限られている。この世(三次元)と、あの世(四次元)の、狭間(3.5次元)を彷徨う。まぁ、無理することはないやな。金は無くなりゃ、そこでひとまず終わり。その後、どうなるか、どうするかは、先のこと。義理も、へったくれもない。まずは自立せねば。自分に余裕があってこそ、なんぼのものだ。自らの可能性に、「70過ぎ」という言葉でブレーキをかけている。100歳以上生きる(・・・確か、200歳までと言った記憶がある。)と言ってきた私だが...「私は武士だ!!」

  • 俺の煩悩 (2)

    満年齢73歳2019年(令和元年)12月26日(木)7:30目覚め。7:00出勤・・・30分遅刻!!知り合いから、仕事をやってみないかと誘われた。仕事は7時から始まるという。いやいや、このままでは、とても再就職とはいかない。どのみち、やるにせよ、やらないにせよ、気を入れ直さねばならない。残りの人生は本当に短い(・・・と思う)。こんな調子で、無駄に過ごしていくわけにはいかないだろう。それにしても、7:30起きとは、年齢のせいではなく、夜更かしのせいかもしれない。にしても、寒い。いくら着込んでも追いつかない。・・・そんな感じだ。「けむり」が欲しい。唐突にそう思った。そう言えば、先ほど最後の1本を吸ってしまったばかりだ。今年も残り1週間を切った。はっきり言えば、残りわずか3日・・・!!思い起こせば、今年1年間、やった...俺の煩悩(2)

  • 俺の煩悩 (1)

    令和元年12月20日(金)晴れ生きたいように生きる。そう決めた。が、「生きたいように」が、どうにもはっきりしない。困ったことだ。今年1年、何をしてきたか?何も思い出せない。ただ流れに任せて、何となく生き続けてきた。ウィスキーの空き瓶が増える。ただそれだけ・・・。そんな感じだ。「孤独を生ききる」瀬戸内寂聴先生の本を読んだ。・・・でも本来孤独な者同士が、接触し、ある交わりを持った時から色々な矛盾が生まれます。・・・それでも人は愛したがるし、愛されたがる。生きるということは、愛する相手にめぐりあうためにあると若い時代は思いこんでしまうのも当然です。・・・孤独を生きるか・・・。本当に私は孤独なのだろうか?孤独を気取っているだけなのかも知れない。言葉に甘えているだけなのかも知れない。なるほど、私はまだまだ若いということな...俺の煩悩(1)

  • 影との対話

    影との対話「お前は、何を求めてここまで来た?これから何を求めて生きていくのだ?」ある日、ベンチに腰を下ろして、ぼぉ~としていた私に、目の前の影がそんな事を問いかけてきた。「夢さ。ずっと夢を求めてこれまで生きてきたんだ。そう、これから先も同じだ。」「夢か・・・、しかし夢はどこまで行っても、夢でしかないぞ。」「そうだよな、それが今一番の悩みなんだ。」令和元年12月10日(火)今年も残り、あと3週間。今日もまた、無為な時が流れていく。いくら自分は口下手だからと自覚していても、ずっと話し相手がいないというのは、本当に寂しいものだ。とは言え、相思相愛の男女であっても、最初は「愛」として許し合っていたものが、時が経つにつれ、お互い、相手のやる事なす事が、段々と鼻についてくると言う。それが何より怖い。男女の関係とは、子を作り...影との対話

  • 空っぽの人生、酒とタバコの日々

    空っぽの人生、酒とタバコの日々・・・あるいは空箱と日付のない日常。私の捜し物は何だろう?捜し物は何ですかぁ?~♪見つけにくいものですかぁ~♪以前、そんな歌があった。どこかにカセットテープがあるはずだ。それはともかく、私は、一体、君の何なのだ?つまるところ、私は「ただのゴミ袋」に過ぎないのだろうか。タバコとウィスキー、交互にやりながら、そんな事を考えている。現在、私は、ニコ中、アル中、その「両中毒」というところだ。冷蔵庫の中味を片付ける。いくら冷凍していても、保存期間には制限がある。それを、しっかりと心得て冷凍するべきなのだろう。淡々と、・・・に徹する。それが、私には、なかなか出来ない。他人のすることに意見するのは勝手だが、それを強制するのは間違っている。彼には彼のやり方、信条・信念がある。同じ素材を元に書いてい...空っぽの人生、酒とタバコの日々

  • 退屈という牢獄の真ん中で

    人は、ただ一人。どこまで行っても、ただ一人。いつまで待っても、ただ一人。退屈という牢獄の真ん中で、やることも無く、一人居る。何もやらねば、何も起こるはずがない。ならば、ひたすら考えよう。手足を拘束されようと、考えることなら出来るはず。それは判っているつもりだが、何を考えたらいいか?一人、私の行く先は、流れ流れの流れ道。私の生きるその先は・・・?酒を食らって、タバコを吸って、何か求めてぶらぶら歩き。先の見えないこの道を、独りぽっちで彷徨い歩く。退職以降、何年経つのだろうか?歳を数えるのを忘れ、何も起こらぬ日々を過ごしている。自分の生き方が見えない日々を、出たとこ任せでぶらつきまわっているばかり。ただ一人、これから先を思ってみると、悪いことばかり見えてくる。ただ一人、昔を思ってみると、良いことばかりが見えてくる。と...退屈という牢獄の真ん中で

  • 氷雨降る勤労感謝の日

    やたらと寒い、氷雨降る勤労感謝の日2019/11/23(土)雨4:45弟君出勤する。いやはや、こんな日に出勤せねばならぬとは・・・。とはいえ、私自身とて上司に頼まれたら断りづらいし、多分、嫌とは言えないだろう。しかし、何ともご苦労様な事だ。いずれにせよ、これが人生なのだとでも割り切っていかねば、まともに生きてはいけないだろう。それはそれとして、私事・・・。この頃、右手に何かを持って上にあげようとすると、思うようにいかないことがある。たとえば、パンを食べようと右手でつかむ。ここまでは良い。しかし、それを口に運ぼうとすると、肩の辺りまでは動いてくれるが、その先、口元までスムーズに手が動いてくれない。で、前とは逆に、口の方を、あがらない手の方に近づけていく。それでやっと、パンのかけらを口に入れることが出来るというわけ...氷雨降る勤労感謝の日

  • 懺悔

    2015年11月13日(金)・・・今は昔の物語。失業中と間違えられて、仕事に誘われる。・・・まぁ、実際的には失業中である事は確かなのだが。「飯を食わせて、宿も紹介する。一緒にやらないか?」「場所は川崎、その後は仕事も紹介してやる。何の心配も無い。一緒に来ないか?」そんな事を言われたことがある。あの時、同意して再就職していたら、今頃どうなっていただろうか?ひょっとしたら・・・!!そんな事を思う日々。懺悔・告白。人には、何が、いずれどんな結果を生むかなぞは、全く判らない。俺は夢を失った。既に70代。迷うこと無く(?)人生を過ごしている間に、夢は俺を見放したのだろうか。残ったのは、酒とタバコの日々。カティサークとピースだけだった。寒い!!「まずそのものによく成って、後にその態(わざ)を似せる」世阿弥(花経鏡より)私は...懺悔

  • 徒然雑草・・・世迷い言

    徒然なるままに日ごと、夜ごとに、パソコンに向かい、心にもない事、又、どうでも良いことを、ひたすらに、思いつくまま、打ち込んでいく。あまつ風雲のかよい路ふきとぢよ乙女の姿しばしとどめむ僧正遍昭あまつ風乙女の姿しばしと言わず、ずう~っと眺めていたいもの。風来居士いでや、この世に生まれたら、人には願わしい事ばかり。とにもかくにも、何でも欲しい。されども、生まれ、その姿、どうにもこうにもなりゃしない。せめて、学問ぐらいはと、頑張ってはみたものの、70過ぎた年寄りじゃ、今さらどうにもなりはせぬ。貯金通帳開いてみても、-(マイナス)ばかりが目に入る。どうにもならないこの先、未来・・・。ぶらぶら歩きの、野垂れ死に。頭に浮かぶその姿。こんなまんまじゃ終われない。何とかせねば終われない。能なし男の繰り言、寝言・・・。タバコは切れ...徒然雑草・・・世迷い言

  • 今を真剣に生きる。

    今を真剣に生きる。人が何かやろうとして、実際にやれるのは「今、この時」でしかない。明日でも、その先の未来でもない。今やらずに先送りして、一体いつ、何が成せるというのだ。時はこの瞬間も何の音も立てずに、ただ過ぎ去っていく。呆け極まる。支払うつもりで用意しておいた請求書が行方不明だ。数分前まで目にしていたというのに・・・、一体、何なのだ?!風が吹き抜けた。他人(私自身を含めて)を思い通りに操る。それこそ理想(?)だが、私には、到底無理な話だ。お互いの意志を尊重して生きていく。人に対して語ること無く、パソコンに向かって思いを綴る。実際の所、これを「私の敗北」と言わずに一体何だというのだ。時は人を待たず。誰かがそんなことを言っていた。意地を張らず、見栄を張らずに、今出来ることを、ただひたすらにやる。しかし、よくよく考え...今を真剣に生きる。

  • 酒が切れた。

    2019年11月19日(火)晴れ酒がない。何か食って、薬を飲まねば。・・・まだ、何となくだが、生きていく必要(?)があるような気がしている。と言って、深い理由もないのだが。強いて言うなら、やり残した事があるということか。単に飲み足りないのかも。そう、そんな気がしている。まぁ、いい。どうせ、何をやろうと、すでに「人生終末期」に突入しているのだ。私の行く末を心配してくれる人間もいない。私は何者なのか?この頃は、そればかりを考えている。ちょっと前までは、少しは分かっているつもりでいた。が、実際には、何も分かっていないのに気がついた。今までは、単に惰性で生きてきたのだ。そう、それが最近実感として分かってきた・・・ような気がする。父が亡くなり、母が亡くなった今では、自分が人生を終わるのも、そう遠くはないだろう。この頃、自...酒が切れた。

  • ふと思う事

    対話に惰性は禁物だ。常に、目の前の相手の事を頭に置いて語らねばならない。自分にとっては至極当たり前の事でも、他人には初めての情報かも知れない。いや、逆に相手にとっては当然で、今さら語るまでもないことかも知れないのだ。影響を与えるとか、否かとか、それ以前の問題だ・・・。こちらから相手を拒絶しておいて、誰も近づいてこないと嘆く。これは、端から、どこか違っているのではないか?他人(たとえば弟)の心が読めない。自身の存在感の無さ、・・・これは、私にとって、致命的なことだろう。人は常に変わっていく。その考え方も、そして行動も・・・。大体、人間同士と一言で言うが、もともと生まれも育ちも別個の二人の人間。もともと、それは当然至極の事なのだ。何かを、あるいは誰かを信じる事、それは言ってみれば、「自己放棄」だと言えないだろうか?...ふと思う事

  • 飢え

    2019年(令和元年)11月16日(土)晴れ飢えている。たまらなく飢えている・・・。贈られた蟹さんを食べてみても、入れたばかりの熱い紅茶を飲んでみても、好きな葉巻を吸ってみても、はたまた、ストレートでウィスキーを飲んでみても、街に出てブラブラしていても、一向に飢えは収まらない。どこまでも、どこまでも、底なしの空腹感・・・、そんなにも飢えた私がここにいる。どうして飢えているのか?私は、ひとり・・・。今の私はひとりぽっち・・・。そう、私はただひとり、飢えている。一体、いつまで飢えていろというのだろうか?飢え

  • 放埒 (ほうらつ) の日々 (その5)

    放埒(ほうらつ)の日々放埒・・・気ままに振る舞う。気ままで締まりがない。私が、私自身であり続けるために、どうすれば良いのか?他人と交流する。しかし、相手の名前がすぐに記憶できない。これは、人付き合いには、致命的な欠陥だ。私の生きている、そして生き続ける目的とは、一体何なのだろうか?答えの出ない問い・・・堂々めぐりの毎日。今、私が欲しいのは、自分の頭の中身を映し出すレントゲンのようなもの。目的・・・?今さら、この歳になって、目的などと考えても遅すぎるかも知れない。今頃になってジタバタして、どうにかなるはずもない。が、それでも生きている間は、その目的を考えつつ、ジタバタ行動せざるを得ない。頼れる指導者が欲しい。本来であれば、自らが誰かの指導者でなければならない立場、年齢なのだろうが、今さらそれを言っても、どうにかな...放埒(ほうらつ)の日々(その5)

  • 立冬

    11月8日(金)暦では「立冬」だそうだ。気分のせいか、一段と寒くなったような気がする。それはともかくとして、弟と私、兄弟だとは言え、二人は別人格だ。私個人の考えで、弟を縛り付けることなど、すべきではなかろう。そう、年寄りには、最早やるべき事、語る事べきなど、何もありはしない。交番前の広場のベンチに、所在なさげに、一人腰掛けている老人が私だ。警官がこちらをしきりに気にしている・・・と感じている。無論、これは、私の思い込みなんだろうが。私とは無関係の人々が目の前を通りすぎていく。時折、目に付くのが、やたらに奇をてらったようなコスチュームの若者。それほど人目につきたい、目立ちたいのだろうか?しかし、よくよく考えてみると、ベンチに一人、さも所在なさそうに腰掛けて時を過ごしている、この私自身も、逆の意味で、大いに目立って...立冬

  • 放埒 (ほうらつ) の日々 (その4)

    放埒・・・気ままに振る舞う。気ままで締まりがない。文章(ブログ)とは、私の場合、自己証明、あるいは存在証明なんだろう。ふと思う。考えること、思うことは、人それぞれだ。誰だって、他人からああしろ、こうやれと、指図され、強要されるのはおもしろくない。ごめんこうむりたいだろう。まぁ、私の場合、言ってみれば、ただの「ものぐさの言い訳」でしかないのだが。私、1946年生まれ、今年、多分(計算が違っていなければ)73歳になる。今後は・・・?今後の事は、無理にどうこう考えても仕方がない。なるようにしかならない。このまま、気分次第で生きていく。結局、嫌も応もなく、人は死ぬ時がきたなら、どうしようと死んでいく以外に選択肢はないのだ。と、言うことで・・・、なんくるないさ。(沖縄方言で、何とかなるさ。・・・だとか。)ほんのちょっとし...放埒(ほうらつ)の日々(その4)

  • 風来人生録・・・思うがままに (その2)

    「常に時間はたっぷりある。うまく使いさえすれば良い。」ゲーテ「自分一人で石を持ち上げるつもりがなければ、二人でも石を持ち上げることは出来ない。」ゲーテ老年にあって、なおも私が生き続けていく目的は何だろう?と・・・、やれやれ、死ぬまでこんなことを考え続けていくのか?酒とタバコに明け暮れて、ただ一人、確かな行く当てもなく彷徨い続けている。365連休・・・。何でも良い、私が生き続けていく目的が欲しい。令和元年10月26日(土)薄曇り今日はどうするか?他人と付き合うのはともかく、私は対話が苦手だ。発音がどうしようもないと感じている。そう、他人と付き合う第一の障害、伝達力不足・・・。さらに、他人の考えを察知する能力。どだい、他人の心の内を知ることなど不可能に思える。「明恵が信じたのは、仏教ではなく、釈迦という美しい一人の...風来人生録・・・思うがままに(その2)

  • 風来人生録・・・思うがままに (1)

    1986年9月(ノートより)ブーたれていてもどうにもならん。いかに金を手に入れ、欲しいものを手にするかだ。どうしたら、自分の能力を充分に発揮できる状況に持って行けるか?俺はもともとは大物なんだからして、その能力をいかに自由に解除していくかを考える。それが今考えねばならない、第一の方策なのだ。金・・・自由になる金は必要なものだ。馬鹿にしたものではない。・・・とは言うものの・・・、なぁ・・・!!自由になろうが、なるまいが、金自体が無ければどうにもならない。2014年09月21日(ノートより)秋立ちぬ気がつけば、すでに3ヶ月が経過してしまった。あっという間に、秋風の立つ9月だ。と言って、誰彼が悪いという事ではない。私が、放置していただけの事。・・・てと、そう、誰彼じゃない、悪いのはこの私自身だ。夜長月ひもとく文に友思...風来人生録・・・思うがままに(1)

  • 風来居士の人生迂路迂路日記・・・行ったり来たり。 (友引)

    風来居士の人生迂路迂路日記・・・行ったり来たり。(友引)<2015年09月25日日記より>「再録・・・?」風来居士の人生迂路迂路日記(迂路・・・遠回りの道、回り道。)そうだよなぁ、私は、確かにもう70歳に手が届こうという年だ。(・・・もう過ぎた!!)だからって、何もせず、ただ一人部屋に引っ込んでウジウジしていなきゃならんということなどにはならない。また、そんなことを言い出しそうな相方もない。その意味で、一人暮らしとは、身軽で、面倒が無くていい。まぁ、逆を言えば、あまりに静かすぎて、張り合いがないとも言える。20才の頃作った「方向指示器」が、今では、すっかり古びて、ガタが来ている。こうなると、自分がどちらに向かっているのか、当人にすら分からない。2015年(多分)9月25日(金)今日は、朝から雨。予定では、職安を...風来居士の人生迂路迂路日記・・・行ったり来たり。(友引)

  • すれ違い

    もっと他人と触れ合いたい。私の生まれてきた意味とは何だろうか?「人は人との関係で、初めて人間となる。」誰かがそんなことを言っていたような気がする。とにもかくにも、今、私はここにいる。ただそれだけは、確か・・・だと思いたい。私、1946年生まれ、・・・多分、73歳。・・・実際の所、私は自分の生まれた年を知らない。だが、2,3年前、私は70歳になったような記憶がある。考えてみると、それが本当かどうか、私には判らない。生まれたての私には、自分の生まれた年を確定することが出来なかった。そう、人生は、最初から判らぬ事で一杯だ。スムーズに人生の流れに乗るには・・・?この頃、そんな事ばかり考えている。今さら、そんなことを言っても、この歳では遅すぎた感もあるのだが。人は、夢を失ってから気づく。あの時、何かやっていたなら・・・「...すれ違い

  • 取りあえず、何か一言

    2019年10月16日(水)本を整理する。売ってもいくらにもなりはしない。ならば施設に寄付して、そこで売ってもらった方が、気持ちがいいと思う。部屋も片付くし・・・・。「ローマが偉大だったからローマ人はローマを愛したのではない。ローマ人が熱烈にローマを愛したからローマは偉大になったのだ。」G.K.チェスタトン「私が偉大だったから、私は私を憎んだのではない。私がずっと武将、否、無精だったから、私は未だに現状に涙しているのだ。」風来居士人の小過を責めず、人の陰私を発(あば)かず、人の旧悪を念(おも)わず。三者、以て徳を養うべく、また以て害に遠ざかるべし。人の小さな過失を責めたりせず、人のかくしごとをあばきたてたりせず、人の過去の悪事をいつまでも覚えていたりしない。この三つのことを行うことで、自分の人格を高めることがで...取りあえず、何か一言

  • 時は否応もなく、過ぎ去っていく。(その3)

    生まれてきてしまったものは、どうしようもない。私には、このまま、生き続けていくだけしか能がない。2015年10月27日(火)風強し。青い空に、冬の風。「皐月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」何とも時季外れの和歌を思い出した。多分、百人一首に入っているはずだ。街に出たついでに、職安でパソコン検索。良いのが見つかったと喜んだら、60歳まで・・・。無論、良いのがあったとて、採用されるわけでもないが、それ以前の段階で、不採用決定というのは、さすがに落ち込む「年齢不詳とは言っても、70歳ではネェ~・・・。いい加減、諦めたらどうよ。」顔の裏側から、そんな声が聞こえてくる。70歳は、想定外・・・か。・・・ム~~ッ!!(それにしても、私、何ともあきらめの悪い爺さんである。)現在、2019年10月・・・、とうとう、3ヶ月...時は否応もなく、過ぎ去っていく。(その3)

  • 時は否応もなく、過ぎ去っていく。 (その2)

    10月05日(土)晴れ???・・・取りあえず・・・★時は否応もなく、過ぎ去っていく。(その1)→その続きが、何故か、入力不可!!他人様からは、ああしろこうしろと言われ続け、自分でも、ああせねばこうせねばと思う。この所、何だか体調不良が続くのは、多分、気持ちのせいだろう。取ってつけたようだが、今、この間にも、誰にも、何も言わず、時は過ぎている。私は黙って、それをやり過ごすばかり。私は、どうにも、他人との関わりが苦手だ。相手が自分の弟であってさえも・・・。私の過去=他ならぬ私自身の人生。時とは、良くも悪くも、「今」と「過去」との積み重ねだ。2度とは戻らぬ過去の上に積み重ねられる時間。それは再度体験不可能な時間だろう。想定外の環境の変化。幼き頃の夢破れて、現状あり。鏡に映る灰髪・・・。いやはや、私も歳を取ったものだ!...時は否応もなく、過ぎ去っていく。(その2)

  • 死ぬまでは

    もう、いつだったかは覚えていないが、以前、一度だけ、二十歳になった記憶がある。()昔、誰かに言われた。人に頼られるならともかく、人を頼るようになってはいかんよ。自分の行動は自分で決め、その結果は自分で責任を持たねばならない。それが男というものなのだ。食事・・・。取りあえずは、安けりゃいいんじゃないか?いくら格好つけてみたところで、まだお前さんに味の違いが分かるとは思えないがね。自分の行動を、いちいち、他人に確かめてもらう必要なんてない。他人が認めてくれなかったとしても、すでに行動が終わっていたらどうしようもない。また他人が良いといったとしても、自分が納得しなければ、結局はやらないだろう。他人に聞いたことだからとて、義理立てしてみても、その時こそ、相手は良い気分になるかも知れないが、所詮は、ただそれだけのこと。最...死ぬまでは

  • 500回記念ブログ・・・なんて

    2019年9月22日(日)5:00目覚め体調・・・?相も変わらず、ボーッとしています。ですが、このまま、そのままで死んでいくわけにはまいりません。それこそ、何か、何やらもう一花咲かせてからのこと。一花・・・いえ、初花を咲かせてからと言うべきでしょう。金・・・?金なんぞ、この歳になって、どれだけ入ってこようと、今さらどうなりましょう?・・・などとは、いやいや、負け犬の遠吠えとでも言うべきですね。また今日も、自分にないもの(金を含めて)を求めて、人生、過ごし続けます。でも、こんな人生が、本当に意味を持つものなのでしょうかね?もっとも、自分にないものと言っても、実際は本当にないものなのか、気がつかないだけなのか、それすら判りません。ふと気がついたのですが、私のブログ、「考える」カテゴリーの文章、前回が499回、つまる...500回記念ブログ・・・なんて

  • 自分捜し (その3)

    いくら考えたところで、そう簡単に答えは出ない。ならば、今後は気まぐれに、あるいは気の向くままに(←同じ事か)書いていくことにする。そう、俺たちは、いつだって、生まれて初めての、一回きりの人生をぶっつけ本番で生きている。「夢は逃げない。逃げるのはいつだって自分だ」とてもかなわぬ夢だとは分かってはいても、それをあえて口にすることで、何らかの可能性が見えてくることもある。・・・とでも考えねば、生きていけない。他人からの助言、協力とか、自分自身の視点変更とか・・・。俺は、どこまで行っても、結局、俺自身でしかない。つまるところ、俺は、自分自身を演ずる以外にないのだ。出来る自分を演ずることで、ひょっとして本当に出来るようになるかもしれない。出来なくて、もともとという開き直りで生きてみるのも一法だろう。だが、40年前に書いた...自分捜し(その3)

  • 自分捜し (その2)

    私は誰だ?何をやってきた?今どこにいる?今までの私の生き方は、間違いではなかったろうか?本を読んでいる。晴れた空、やることもなく、ただ本を読む。何の本かって・・・?まっ、いいじゃないですか。深く追求しない・・・。人生、人それぞれ。ずっと生きていると、思いもよらぬ事も多く起こるものだ。平穏無事が一番・・・。自分の人生に、不平、不満だらけを言ってはいるが、もしかすると、これはこれで、良かったのかも知れない。ふと、そんなふうに思った。7月11日(木)今日も又、曇り空総合診療科受診。総合診療科で言われた。「酒は少しならいいが、タバコは良くない。やめなさい。」で、何だかんだと言いつつ、大した事も無く、今に至っている。今年、満73歳・・・。(パイプ煙草の葉も切れたことだし、これを機会にタバコをやめよう。・・・などと、これが...自分捜し(その2)

  • 夢を見た

    夢を見た。小説を書き始めている私・・・。それも、かなりスピーディだ。「我が青春に悔い多し。すでに遅いかも知れぬが人生のやり直し。」・・・いや、まだまだ。神仏、我を助けたもうか?神も、仏も、何も答えぬ。そうなのだ、今、頼るべきは、自分、ただ一人。7月7日(日)七夕・・・。見上げれば、曇り空。この雲の上で、彦星と乙姫は、年に一度の出逢いを果たす事が出来たのだろうか?余計なお世話だが、ちょっと気にかかって空を見上げて、雲の上に思いを巡らす。が、よくよく考えてみれば、これって覗き見ではなろうか?言ってみれば、公認の痴漢行為・・・?7月8日(月)朝、今日も、又、曇り空。ウヰスキーを飲む。カティサーク。このところ、やたらピッチが速い。やる事は、いや、やらねばならぬ事は多い。だが、どこにも手がつかない。飲酒とはまるで違う。子...夢を見た

  • 玄冬期 (4) その後

    白秋期、玄冬期、その設計図を書く。人生は、誰もが、常に未知の旅路を歩いていく。人は、これまで歩いてきた道を振り返ることは出来ても、この先を、はっきりと目にすることなど、出来やしない。白秋期、又、玄冬期が、どれ度ほどの長さなのかは知らないが、ともかく、玄冬期が終われば、次には「第二の青春期」が巡ってくるはずだ。そうか・・・!!そんなに長生きをすると、ある時点で、「年金停止」などということも充分考えられる。ということは、その備えも、今から、きちんとしておくことが必要かも知れない。玄冬期(4)その後

  • 玄冬期 (その3)

    一歩一歩、否応なしに近づいてくる転換(?)の日。今月、7月24日、・・・73歳の誕生日。さらには、同様、「死期」も容赦なく近づいてくる。そう、「四季」を重ねるごとに、「死期」に近づいていく・・・などと。これは、単なる言葉遊び。歳を重ねれば重ねるごとに、嫌も応もなく、体力は落ち、同様に知力も減退していく。要するに、総てが思い通りにはいかなくなる。それは、人間である以上、どうしようもない事かも知れぬ。抗おうとしても、やれる事は、その訪れを少しでも先送り、引き伸ばす事ぐらいしかない。我が人生に悔い多し・・・と言うか、悔いばかり。胸を張ってこれだと、人に誇れるものが、ほとんど無い。過去72年間・・・何と情けない日々だったことか。思い返せば、総てが無意味だったとは言わない。しかし、ほとんどが中途半端に終わっている。今さら...玄冬期(その3)

  • 玄冬期 (その2)

    私の人生は、今、「玄冬期」というらしい。「玄冬期を元気に生きていく第一歩は、人との絆みたいなものに期待しないことから始まる。」五木寛之"玄冬の門"より人は、後世に何かを残さねばならぬなどと考える必要などない。成り行きで残ってしまうものを、敢えて消そうとする必要も無いが、「残さねばならぬ」などと思いつめる必要など、どこにもない。さらには他人の生き方に、とやかく口を挟んで、あれこれ指図する資格など、どこの誰にもありはしない。誰にしろ、そんな資格は持っていないはずだ。人は、それぞれが自分自身の考え方によって生きている。私自身がそうだ。本人が納得し、満足しているのなら、他人がどうのという必要などどこにもないだろう。彼は彼、私は私、2つの個性が、たまたま人生の流れの中で出会った。ただそれだけのこと。「常に時間はたっぷりと...玄冬期(その2)

  • 玄冬期 (1)

    酒が止まらない。やることが定まらないせいか?気持ちのせいだろうか?10:00O君から電話。「今日、クリーンオフだけど・・・!!」すっかり忘れていた。大失態・・・、が、今さら仕方がない。残念だが、断る。何だか、やる気が弱くなっている。今、自分のやろうとしている事、総てが無意味に思える。時・・・今さら何を望んだとて、過ぎ去った長い時は戻りはしない。過去を再体験する事など、誰にも出来はしない。オンリーワンを目論んで、今日もバイブを吹かす。日に日に人間嫌いになっていく感覚がある。しかし、それは誰彼が悪いといった次元ではない。それは判っているつもりだ。自分自身の問題・・・。何もせずに、町のベンチに腰を下ろし、ぼぉ~っとしている。周りの人間が私をあざ笑っているような気がする。無論、周りの人間はそれほど暇ではないとは思う。そ...玄冬期(1)

  • 自分捜し

    私は何者なのだろうか?まずは、他人ではなく、自分自身の存在を確認せねば・・・。ふと思う。・・・今、私は蕎麦が食いたい。ともあれ、まずは今の自分を肯定する。何をどう感じようとも、それこそが今の自分自身なのだ。時間の流れは止められもせず、また、止まりもしない。人は、その時の流れをただ傍観するばかりだ。時の流れの中で、自分の思いをすぐに実行に移さない。これは、先のない老人にとっては致命的な事だろう。独りぽっちの老いた旅人には、今の一瞬、この瞬間、瞬間が勝負だ。思いは、すぐに行動に結びつけねば、永久に達成することは出来ない。その時々の、相手の反応に対し、変化していく対話に、完璧なシナリオを書いておく事などは不可能だ。とは言え、自分が何を求めているのかを、常に明確にしておく事も必要だ。結果うまくいったからと言って、間違い...自分捜し

  • 地震に思う

    やる事が見つからない。と言うより、やる気が全く起こらない。今日、2019年6月24日(月)朝、取りあえず雨。あと一ヶ月丁度、7月24日(水)で、73歳になる。俺、70代。で、今後、何が出来るのだろうか?この所、そんな事ばかり考えている。と言って、いくら気にしてみたところで、自分が何かやろうとしなければ、どうなるものでもない。人間は、時間が経てば、否も応もなく年を食う。それは分かっている。いるのだが、それも関わらず、何の手立てもない、打とうとしない、そんな自分が歯がゆくてならない。しかし、よくよく考えてみれば、それらは、結局は、私自身のものぐさ、気力の無さに帰結するのだ。社会に参加している。自己の存在感の再確認。行動・・・。生きいるという実感が欲しい。俺も、やがては75歳。しかし、未だに先が見えてこない。と、言う...地震に思う

  • 母の命日

    昨日、2019年6月9日、日曜日雨母の命日、3回忌だ。この雨は、涙雨か。2年前、散骨した海で母は居場所を見つけたろうか?それとも、まだどこかの海で私が行くのを待っているのだろうか?ふと、そんな事を考えた。6月10日(月)、今日も雨だ。気だるい。我一人行く当てもなし365連休。酒とタバコに明け暮れる。この所、読書も出来ず。町(代わり映えのしない)をぶらつく。私は、今、惰性で生きているようなものだ。お前は、本当に、心から何かを信じているのか?信じられるものがあるのか?一体、何を待っているのか?ここまで老いて、これから、なお生きていくための目標とは?身近に指導者がいて欲しいというのは、贅沢なのだろうか?が、よくよく考えてみれば、料金はともかく、その気になれば、いつでも、どこへでも、出掛けていけるのだ。人には誰にも過去...母の命日

  • 葉巻

    時計は11時を指している。やたらと頭が重い。原因は昨夜のタバコ・・・いや、正確には葉巻だろう。昨日の夜の吸いかけが3分の2ほど残っていた。パイプの詰め方が悪かったせいか。吸い始めてすぐに立ち消え・・・。そのままにしておいたのを、火を付けなおした。それなりの時間をかけて、ゆっくりと吸えば良かったのだろうが、また、途中で火が消えてしまいそうで、せかせかと吸い続けた。私の場合、ほとんどは格好つけ、気分だけなので、腹というか、胸の中までは。煙か行かないよう注意しているのだが、多少、胸の方に煙が入り込んだようで、思わず咳き込んでしまった。ともかく残りの葉巻を吸い終えて、パイプの灰を処理した。何となく一仕事終えたような気分で、一息入れたのだが、その後が悪かった。しばらくすると、頭がぼぉ~っとしてきた。(もっとも、それが葉巻...葉巻

  • 六畳記 ⑤

    72歳10ヶ月・・・あと2ヶ月ちょっとで73歳。だから何だと言われれば、それまでの話。人間、生きていれば、誰でも73歳は通過する。自然の成り行き、ただの通過点でしかない。しかし又、そう言い切ってしまっては、身も蓋もない。「ふ~ん・・・」とか、「へぇ~」とか、そんな風に、鼻を鳴らして、聞き流してもらえばいい。ふと、思い出した。高校時代に教わった「邯鄲の夢」。【注釈】「邯鄲」とは、中国の戦国時代の趙の都市のこと。盧生という貧しい若者が、邯鄲で呂翁という道士から不思議な枕を借りて一眠りしたときに、紆余曲折を経て立身出世を極めるという体験をした。しかし、それは実際には店の主人が炊いていた黄梁もまだ煮え切らないような、ごく短い間の夢にすぎなかったという伝説に基づく。【出典】『枕中記』目覚めれば25歳。さぁ、人生続けるぞぉ...六畳記⑤

  • 新田氏・徳川氏ゆかりの地、太田と箕郷芝桜を訪ねて (その2)

    4月23日(火)晴れ・・・2日目藪塚温泉ホテルふせじま℡0277-78-2321入浴・・・風呂好きの私にはたまらない。・・・朝風呂。見晴らしもいいですねぇ!!極楽、極楽・・・!!朝食:バイキング形式チェックアウト9:00群馬県太田市14:00生品神社新田義貞の産土神。義貞の鎌倉攻めの際に、旗揚げをした場所とされています。境内にはそれに由来する旗揚塚や床几塚があります。毎年挙兵日である五月八日には「鏑矢祭」が執り行われています。場所:太田市新田市野井町640→反町館跡・十二所神社→円福寺→総持寺→世良田東照宮国指定史跡「新田荘遺跡」を構成する11の遺跡(円福寺境内、十二所神社境内、総持寺境内、長楽寺境内、東照宮境内、明王院境内、生品神社境内、反町館跡、江田館跡、重殿水源、矢太神水源)なかでも最も重要な新田義貞の館...新田氏・徳川氏ゆかりの地、太田と箕郷芝桜を訪ねて(その2)

  • 新田氏・徳川氏ゆかりの地、太田と箕郷芝桜を訪ねて (その1)

    2019年(平成31年)4月22日(月)晴れ・・・初日先々週初め、O君に誘われて、旅行に出掛けた。正直な話、他人に誘われなければ、なかなか遠出する気にはなれない。(いや、ならないか。)で、メンバーは、いつものO君、Eさん、Sさん、そして私の4名。私は団地の出口で待っていればいいとの事で、仕度をして待っていると、程なく3人の乗ったO君の車がやって来た。私が同乗して、いざ出発。太田、ほんのちょっぴりだが、なじみのある町だ。「上毛カルタ」にある。「れ」歴史に名高い新田義貞「お」太田金山子育て呑竜http://www.sunfield.ne.jp/~s-hirata/karuta2.htm太田市立新田荘歴史資料館新田義貞新田猫http://www12.wind.ne.jp/tomohm/exhibit/prd03-03...新田氏・徳川氏ゆかりの地、太田と箕郷芝桜を訪ねて(その1)

  • 六畳記 ④

    闇の中、迷い迷って一人行く。闇の向こうに答えなし。「私は世界一の人間である」(言い換えれば、「世界でただ一人の人間」)禁酒、禁煙は、一日にして成らず。(妥協・・・!!)そう、分かったふりで、妥協する。・・・なんてのは、やっぱり拙いのだろうな。せめて、半年、・・・むぅ・・・1ヶ月ぐらいは・・・。にしても、寒い。(この部屋が・・・?それとも心が・・・?)昔に返って、読書くらいには集中したい。その為の時間はたっぷりあるのだ。それも、ほとんどは、自分の自由になる時間だ。どう過ごすのも、私の自由。場所にしたって、6畳もあれば、いや、正直、1畳もあれば読書だけなら、充分に広い。もっとも、正直な話、その1畳も、雑誌と丸めた布団、その他いろいろで読書どころではない。(・・・と、これは内緒の話だが。)それは、ともかく、一日を振り...六畳記④

  • 真実から目をそらすな。

    真実から目をそらすな。人は、そして環境は、常に移りゆく。私に、正面から目を向けて、話しかけてくれる者はいない。人付き合いが、ほとんど無い。いや、それも結局は自己欺瞞なのかも知れない。私にも、数は少なくとも、私を見ていてくれる友人はいる。こんな私に声をかけ、誘ってくれる友がいる。だが、当の本人に自信がない。人間関係に自信が持てない。まず、記憶力の減退・・・。知り合い、話し相手の顔は分かるが、その名前が出てこない。これは、人付き合いで、致命的ではないだろうか。一日中、他人(顔見知りであっても)と、ほとんど口をきかない時さえある。出歩く事はほとんど毎日なのだが、その中での人との出逢い。が、名前を呼んで語り合う事が、ほとんどというか、まるで無い。相手の名前が出てこないのだ。さらに、他人に目を向ける、向けられるのが怖い。...真実から目をそらすな。

  • 70歳の私への遺言

    今日もまた、腰痛・孤独感。・・・泣き言を言う。遺言書には、書式というものがあるのだろうか?たまには勇気を出して(?)、「遺言書」なるものを書いてみる。決めつける気はないが、このまま何かあったら寝覚めが悪い。何かと後を引きそうだ。私は、誰でもいい、相談相手、相棒が欲しいと思っているのだが、一人、自宅に引きこもっていては、当然だが、誰も近寄ってはこない。と言って、物欲しそうに見回していれば、薄気味悪がられるばかり。取りあえずは、現在の繋がりを大切にすることかも。他人を相手にする時は、少々大袈裟すぎる反応を見せる。それくらいで、やっと相手に通じるのだと、誰かが言っていた。まずは、近しい仲間内で、自分をアピールする。とにかく、ちょっとしたきっかけも大事にしていこう。君への遺言。君は、潜在的に、他人を怖れすぎているのだ。...70歳の私への遺言

  • 六畳記 ③ 「ごめんなさ~い!!」

    酒が、タバコが止まらない。気持ちのせいだろうか?やる事がないからと、自分をごまかしているのかも知れない。しかし、時はその間も、留まる事なく去って行く・・・。朝、O君から電話。「どうした?みんな待っているぞ。」「エッ・・・?」「今日はクリーンウォークだ。」「あっ、すっかり忘れていた。ごめん!!」横目で、カレンダーに目をやる。マジックで今日の日付が囲んである。囲んではあるものの、何のための囲みなのか、肝心の記載がない。何とも、大失態だ。これは私個人の行動だけでなく、メンバー全員に迷惑がかかる。「みんなに謝っといて・・・!!ホント、申し訳ない!!」今さら何を言ったとて、望んだとて、過ぎた時間は戻りはしない。ただ一声かける事もなく、時は黙って、過ぎ去って行くばかりだ。そう、過去を追体験、再体験する事など、誰にも出来やし...六畳記③「ごめんなさ~い!!」

  • 雨の降る日に

    酒も、タバコも、もう充分ではなかろうか?そろそろやめようかと考えた。今後30年、こんな調子で命を無駄使いし、体を壊して生き続ける事など、考えてもぞっとする。何とか考えねばと、思い悩む日々だ。そう、何しろ、私は100歳まではともかくも生き続けようと決めたばかりなのだ。酒を飲み、タバコを吸って、ボォーッと窓の外、空を見上げる。天気が良ければ、カバンを肩に、それといった目的もなく外に出る。足は強くなろうが、無意味感が強まるばかり。行き当たりばったりの生活。こんな日々はそろそろ卒業せねばと思う。言っているそばから、酒に手が伸び、タバコに火が付く。人とは何と習慣に弱い動物なのだろう。(言い訳)人にはそれぞれの生き方がある。それは、話して、聞いて、初めて分かる。いいや、じっくり話しても、本当の心なぞ通じるはずもない。しかし...雨の降る日に

  • 六畳記 ②

    窓から眺める空に、一面の雲。雨が降っているらしい。時計は8時を指している。今日もまた、退屈な一日を送るのだろうか?何も出来ない。何もやらせてもらえない。無論、それは私個人の責任だ。ならば、自ら気まま勝手に行動するしかない。が、何をやればいいのか・・・?65歳で退職、以降、しばらくの間、新しい職場を求めて歩き回った。しかし、特殊能力を持たぬただの老人に、思うような働き口なんぞが簡単に見つかるわけがなかった。そうなのだ。思えば、何の取り柄もない爺さんを、お義理でも雇ってやろうなどと考える酔狂な社長なぞ、どちらを向いてもいるはずがない。この不景気な世の中、そうでなくとも若いピンピンした新卒者が大勢、仕事を求めて歩き回っている。今さら、私がばたついてみたとて、思い通りになるわけもない。私は職を求め続けるのをやめる事にし...六畳記②

  • 六畳記

    ゆく河の流れはたえずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と又かくのごとし。方丈記より私はどこへ行く?何がどうあれ、今後30年をこんな調子で生き続けていくなぞ、思ってもぞっとする。何とかせねばと思い悩む日々だ。何はともあれ、100歳までは必ず生き抜いてやると、昨晩考えた。そうなのだ。ともかく生きていく。私にはそれしか能がない。現在を見返してみれば、日々、酒を飲み、タバコをふかして、ぼぉ~ッと窓の外を眺めている。雨が降らねば、カバンを肩に、目的もなく、外を彷徨いあるく。ひょっとしたら、何か見つかるかも知れない。そんな運任せの日々を送っている。そう、総てが、他人任せ、運任せの人生だ。先日の事。自分で調べた所番地を元に、ある場所を探し...六畳記

  • 時は・・・。

    生きていくとは、結局、妥協を重ねていく事ではないだろうか?私には決断力が不足している!!だが、・・・「私は世界で、ただ一人の人間である。言い換えれば、私は世界一の人間なのだ。」そうだ!!・・・相手が誰であろうと、他人が何を言おうと、引け目なぞ感じる必要などありはしない。他人のことを気にするより、まずは自分自身の事を考えよ。(・・・と、毎度、同じ事を繰り返している。)今さら言うべきことでもないが、お前さんには、判断力さらには決断力が不足している。自分勝手な思い込みは危険だ!!迷ったら、まず、身近な人に聞いてみる。うじうじとしていたら、確実に時を失う。時は、私のために、いや、誰にためにも、いちいち止まってはくれないのだ。問いかけは、未来を担保、保証するのに必要な手順だと思う。が、思い通り、期待していた正しい答えが返...時は・・・。

  • 自分の生き方

    この所、酒ばかり飲んでいる。そのせいかどうか、時折、自分が風化していくように感じる。今までは、ともかく生きてきた。で、思う。人は日々老いていくのだ。仲間とか、友人とか、所詮は幻想に過ぎないのでは?明日に手が届く。あと何分かで明日になる。これも幻想。明日はいつまで経っても手元にはやってきはしない。明日に手が届くと思った瞬間に、明日はこの手をすり抜けていく。この手に触れるのは、いつだって、今日でしかない。今日こそ、目的、誇りをもって生きていきたい。動けるうちは、働いていたい。いつもそう思い続けてきた。しかし、長引く不況・・・。時間と共に、働ける自信が削がれていく。若い人たちも、日々就職先を探して駆けまわっている。ましてや、手に職もなく、年ばかり溜め込んだ年寄りを雇ってくれる職場なぞあろうはずもない。そう言う時代なの...自分の生き方

  • 80歳に向けて・・・とは、

    そうだった・・・!!前回の閑斉様のコメントにガツンッとやられた。もともと、「80歳に向けて・・・」とは、これからの意気込みを語っていくものになるはずだった。この所、去年、年末に入院してから、体力、気力がめっきり落ち込んでしまったらしい。体力はともかく、気力ぐらいは損なわず、もっと元気を出さねば。そう、まだまだ70代入り立て・・・新人なのだ。80歳になるには、少なくとも後8年以上は元気で生きねばならぬ。街に出て出会う人、顔は見知ってはいても、ただそれだけ・・・。何の話をするでもなく、ただベンチに腰を掛けて時を過ごすのみ。()思うに、老いとはこんなものではなかったはずだ。オーイ、オイ・・・と、涙一筋、大反省。まだまだ、私は70代に入り立ての若造だったはず。背を、肩を丸めて、ベンチに沈み込んでいる時ではない。そう、ボ...80歳に向けて・・・とは、

  • 一人つぶやく

    この所、書く事が愚痴っぽくと言うより、愚痴ばかりになっている。記憶喪失、記憶薄弱・・・あぁ、何もかもが嫌になる。それを逆手にとって・・・どう逆手に?気づかない・・・という事も、それはそれでいい事なのかも知れない。ぼろぼろになった記憶の屑、そして迷いの塊が、積もり重なっていく。先が見えてこない。ほんのちょっとの先も・・・。未来とは、過去の記憶に折り重なって見えてくるものだ。次にやる事が決まっているという事は安心感をもたらす。逆に、次にやる事を決めかねていると、不安感が増すばかりだ。休むのはいい。休み明けには、やる事が待っている。自分のマークを作れ。呆けてはいるが、我を生きるその義務が私にはある。70歳、これから先は、おまけの人生。とは言えど身についていぬ70年間の生きた歳月。何もかも無駄に終わるか70年。意を決し...一人つぶやく

  • 泣き言

    人生、ほとんどは思いどおりにいかないものだ。つかみ所のない今日、そして明日。さらに、自分がどう考え、どう感じようと、70歳代とは老年だという事に間違いはない・・・と、思う。いつ打ったのか、この所、胸の辺りの痛みが治まらない。いつ、どこで・・・、そんな事も覚えていない。街を歩く。人並に混ざっていたら、いつか自分が見つかりそうな気がして・・・。しかし、それが幻想だと思っているもう一人の自分がいる。二人の自分の間で、身動きの取れない自分がいる。日々、「人間嫌い」になっていく。特に自分自身が、・・・そう、口先とは裏腹に・・・。自分に、自分の今の考えに自信が持てない。相談相手が近くにいない。独り言を聞いてくれる相手も無い。とは言え、厳として今生きている私がここにいる。自信があろうがあるまいが、今、パソコンに向かっているの...泣き言

  • これから

    思えば、当年とって72歳。生まれて10年間はともかくとして、60年間、自分なりに、何かを完成させようと努力してきた。しかし、結局は72年間、私は何もできなかった。何もまとめ上げることが出来なかった。やること、為すこと、すべてが無駄な行為だった。すべてが、私にとっても、社会的に見ても、無駄な行為。結果として、無駄な期待だった。で、これまで生きてきた証は、何も無い。しかし、とりあえずは、今まで生きてきた。問題は、これからどう生きていくべきか?・・・だ。この身はひとつ、やりかけ、やり残したことが多すぎる。私は、すでに働き手としては無用な存在。だとしたら、これから何をしたらいいのか?後は「自己満足」を考えるのみでいい・・・とも思う。町からの帰り道、向こうから女学生・・・高校生だろうか?・・・が、スマホを見ながら歩いてく...これから

  • 殺生石

    タニにイシがございました。何の因果でございましょうか。イシはただそこにあったばかりでございます。空飛ぶ鳥が、また野を駆ける獣が、あるいは道行く旅人が、イシに近づきすぎたために、あたら命を落としたからといって、イシ自身に何の罪科がございましょうか?イシは、ただひたすらそこにあったのみでございます。何やら自分に近づいてきたものが、突然狂ったように踊り出し、やがて動かなくなった。ただ、それだけの事でございます。いえいえ、何やら自分に近づいてきたという事、ましてや、それが踊り出し、あるいは、突然、動かなくなったということ、それすら、イシにとって、何の意味を持ち得たでありましょう。イシにとって、世の中とはそういうものでしかなかったのでございます。「サトへ行ってみたい。」ある時、イシは考えました。いいえ、ことさら理由があっ...殺生石

  • 真冬の昼の怪談

    99歳のある人が、私に1億円を上げようと言う。しかし、携帯のメモリー不足で連絡の取りようがない。私の生き方、所詮は、そういうことだ。私も、出来れば、99歳になったら、そんな風なことをやってみたいものだ。だが、現実、今これを受け取ってしまったら、そんな夢は全く実現しないよう気がする。もっとも、機械的に受け取り不可能という面もある。が、その辺は、黙秘して、心情的に受け取らないことにしておく。で、目標、99歳までに現金2億円貯金を目標とする。半金の1億円は、無論、私の貯金箱に。いやいや、あくまで希望だが。言う事、書く事、これ無料。で、オールド・フォレスター・・・ウィスキーだ。飲みたきゃ稼げ。他人の金がいらなけりゃ(?)、自分で何とかして稼げ。いずれ、飲み代は必要なのだ。取りあえず、酒屋をチェック。いつも行く酒屋さんに...真冬の昼の怪談

  • シャボン玉 (3)

    石段の途中で、上からゆっくりと降りてくる上品なお爺さんとお婆さんにすれ違いました。石段をぽんぽんと、ひとりでに昇ってくるビー玉を見て、ビックリするかと思ったのですが、二人、顔を見合わせて、にっこりしたのです。「どうだい、おばあさん、昔と少しも変わらないねぇ・・・。」「そうですねぇ、相変わらずですねぇ、おじいさん・・・。」「ぼうや、この辺の子・・・?」これはおじいさんです。私を見て言いました。「はい・・・、」私はもじもじしながら、小さな声で答えました。「・・・なかなか素直な子だね。良い事だ、良い事だ・・・。」お爺さんは手を伸ばして私の頭を撫でようとしました。どこからか、煙草の匂いがしました。私は反射的に頭を引っ込めました。お爺さんは、出しかけた手のひらをその場に止めて、ちょっと悲しげな顔をしました。お爺さんは私を...シャボン玉(3)

  • シャボン玉 (2)

    「それを漁師が鉄砲で撃ってさ・・・~♪」ど~~ん・・・!どこかで大きな音がしました。鉄砲の音だったと思います。私は思わず目を閉じました。何やら、小さな物が転がってきて、ツンッと私のつま先に当たったようでした。大きな・・・、多分、ビー玉だったと思います。赤、紫、緑、青・・・美しい縞模様でした。見ていると、ビー玉は、ちょっと向きを変え、ゆっくりと、さほど急ぐ風でもなく、と言って、止まる様子もなく、そのまま転がっていきます。砂場を横切って、公園の入り口、いえ、場所は同じでも、今度は、出口という方がいいのかも知れません・・・を出て、横断歩道を、当たり前のように横切り、路地を抜け、スーパーの駐車場を通って、そのまま転がっていったと思います。私は何となく気になって、ビー玉に誘われるまま、その後からゆっくりとついていったと思...シャボン玉(2)

  • シャボン玉 (1)

    風温むうららかな春の日でありました。朝なのに、いつになくのんびりとしていたのは、多分、その日が日曜日だったせいでしょうか?私はふらり、表に出ました。どこに行こうという当てはなかったと思います。たばこ屋の角で、白い煙が輪になってふわりふわりと昇っていくのを見かけました。角を曲がると、たばこ屋の板壁にもたれて、若い男の人が、片手をポケットに、のんびりとタバコをふかしておりました。見上げる私と目が合いまして、男の人は何故か照れたように、ニヤリと笑ったと思います。私を見下ろした目が、ウインクして、ゆっくりと唇をすぼめると、ゥワッ・・・と煙を吹き出しました。白い煙のかたまりは、ゆっくりと膨らんで、ふわふわと大きなドーナツになっていきました。私は煙草の煙の輪がふわりふわりと大きく膨らんでいくのに合わせて、ぽかーんと口を広げ...シャボン玉(1)

  • 春の幻想

    北風の向こうから、春がやってきた。頭のてっぺんで柔らかな日差しが、静かにまどろんでいる。同時に快いけだるさが足元からゆるゆると昇ってくる。そう、春とは何と素晴らしい季節なのだろうか。道端に咲くタンポポの黄色が鮮やかだ。時折、ほの暖かい風が頬をかすめていくのが気持ちいい。私の靴音が、軽やかにアスファルトに響く。そこの犬小屋では、大きな黒犬が体半分はみ出したまま眠りこけている。道端で、びしょ濡れの雨蛙が、腹を見せて、日光浴の最中。おい、どうだ。こんな日に部屋にこもって出てこないなんぞは、どう考えても、犯罪だぞ。同じごろ寝でも、野っ原で太陽の光をいっぱいに浴びながらのほうがよほど気持ちがいいというものじゃ・・・ええっ?!まぁ・・・、それは人それぞれ、・・・分かった!!、分かった!!好きにするさ。確かに、お前は、昨晩徹...春の幻想

  • つかみ所のない毎日、そして明日。

    退院から少し経てば、体力も戻ってくると思っていたが、どっこい、逆に体力は衰えるばかり。()溜息ばかりの今日この頃だ。つかみ所のない毎日、そして明日。()自分がどう考えていようが、70代とは、老年期である事に間違いはない。年が変わって、もう随分とたった気がしていたが、カレンダーのチェックを見れば、まだ1月も半ばすら過ぎていない。この所、いつの間に打ち付けたのだろうか?・・・胸の辺りの痛みが止まらない。次第に、外出が億劫になってくる。日々、少しずつ、人間に会うのが面倒になっていく。・・・そう、口先とは裏腹に・・・。朝方咳が出て、もう一眠りと布団にに潜り込んだら、気が付けば、3時半。まぁ、たまには(この所、しょっちゅうなんたけど)いいか、取り立てて、約束も、仕事もあるわけもでなし。時折聞く言葉、「お宅は一つでもいいと...つかみ所のない毎日、そして明日。

  • ひかり

    おそらく光線の加減だったのだろう。まるで初めての街だった。どこにでもある町並み、それでいて見知らぬ街。交差点の真ん中に立って、一人当惑している自分に気づく。「ここは、どこだったろうか?」朝日の生まれたての光。赤ん坊の、あの強烈とも言える新鮮さ。どこまでも若々しい光に包まれて輝いている。が、それはほんの一瞬でしかなかった。見失ったいつもの町並みが戻ってきた。・・・いつもの電柱、いつもの通り、いつものポスト。「ウム・・・。」脈絡もなく、ふっと、高校時代を思い出す。柔道の試合だった。明らかに力の違う相手・・・。送り襟締めにとられ、突然周囲の音が消え、時計が止まった。姿三四郎だったらどうする・・・?そうだ!!ここは巴投げしかない。そんな事を考えていた。いくらでも考え続ける事が出来、何でも出来そうな気がした。そのくせ、何...ひかり

  • 槿花亭綺譚 (槿花一日の栄え・槿花一朝の夢)

    槿花亭綺譚(槿花一日の栄え・槿花一朝の夢)槿花とはムクゲの花。槿花は朝開いて夕方にはしおれてしまい、その華麗な花も一日だけのものであることから、はかない栄華のたとえ。ああ、のぞめば道遙か、振り向けば日は黄昏れて、今、山に沈まんとする。現世は幻なりと観じてみたとて詮もなし。思えば遠き青春の、熱き想いを今ここに、背負いし罪科を顧みて、玄武の甲羅に譬えれば重ねし苔の幾層か。思えば胸の痛むなり。☆「秋桜のこと」10月も半ばを過ぎ、吹く風の爽やかな中にも、時折、何となく冷たさを感じさせるような、そんな季節でありました。いつもの散歩道を、私の目の前にどこからでしたろうか?ふわり、薄紅色の何とも艶やかなスカーフが一枚、飛んできました。爽やかな秋風に乗ってどこからともなく流れてきたようでありました。急ぐ様子でもなく、と言って、...槿花亭綺譚(槿花一日の栄え・槿花一朝の夢)

  • 今年も相変わらずよろしくお願い申し上げます。

    じゃ~~ん!!遅ればせながら、風来居士、新年のご挨拶。明けました。おめでとうございます。皆様、本年も相変わらずよろしくお願い申し上げます。実は先月、年末も年末、12月30日真夜中、ちょっと具合が悪くなりまして、弟にタクシーを呼んでもらい、町田の病院に急遽入院しました。翌朝、タクシーに乗って、慶応医大へ。3日ばかり入院、先日帰ってきました。いやはや、何とも年は取りたくないものですね。この歳になると、いくら口先で強い事をいっていても、周囲に迷惑を掛けているという気持ちが実感として押し寄せてきます。対して、何の礼というか、何の対応も出来ない歯がゆさが枕元に押し寄せてきます。これから、どう生きていくのか?そんなことばかり考えている、昨日、今日です。まぁ、年も明けたばかりですし、取りあえずは、干支にちなんで「猪突猛進」な...今年も相変わらずよろしくお願い申し上げます。

  • らしく、無理せず、のんびりと、見栄、格好にとらわれず。

    らしく、無理せず、のんびりと、見栄、格好にとらわれず。人生終わればそれまでよ。他人が、泣こうか、わめこうが、本人、空から高みの見物。「老い症、どっこい症」で、入院、手術、一週間の病床生活を経験してきました。考えてみれば、入院生活なんぞ、この70年、記憶にない。と、言っても、本人が忘れているだけの事なのかも知れないが。今回の入院で、不思議と「死ぬ事」は考えなかった。(まぁ、当然と言えば当然なのかも知れないが・・・一体、どこが?)「治る」か、「治らないか」・・・そればかり考えていたような気がする。(・・・う~ン、治らねば、死ぬ可能性もないわけではないのか・・・!!)とにもかくにも、今年一年、6度目の戌年は、このまま無事(?)終了となりそうだ。退院後、初めて夢を見た。年老いた私を、ベッドの横で優しく介護する若い母。私...らしく、無理せず、のんびりと、見栄、格好にとらわれず。

  • 日々、最後の一日として

    日々、最後の一日として生きていく。とは言うものの、今日一日どう生きていくのか?その覚悟が出来ぬまま、朝を始めてしまう。昼、ただ成り行きにまかせて、呆然と時を過ごす。夕、何の収穫もないまま、うつむき加減に家に戻ってくる。こんな毎日が良いとは、とても思えない。もっとも、それはまた、それでいいのかもしれない。ともかく、何かを求め、何かを続けていく、それこそが人生を充実させていく唯一の方法なのかも知れない。が、また思う。この歳で、何を今さら、あくせくバタバタするのだ。やり残したことが多すぎるのは、百も承知だが、では、今現在、何をする・・・?と問われても、さっぱり答えが出てこない。今さら何かを始めたところで、それが完成するとは思えない。「それと一言・・・。最近、私が呆けてきたなどと、失礼な事を言う人がいます。本当に失礼だ...日々、最後の一日として

  • もっと余裕を持って、仕事に戻るようにしろよ。

    仕事の休憩時間、何か撮ろうとデジカメを持って表に出た。(いきなり、どういうことなんだ・・・?)変てこな虫さんを見つけ、デジカメを構える。どういうわけか、そこで手が滑って、デジカメを落とした。デジカメは、いきなりバラバラになって、あたりに飛び散る。慌てて拾おうとするが、細かい部品が多すぎて手に負えない。諦めて戻ってくると、社長が待っていて、一言。「もっと余裕を持って、仕事に戻るようにしろよ。」・・・反省。ここで目が覚める。()夢だった・・・。昔、ずいぶんお世話になった前社社長の言葉。この夢は、お亡くなりになった社長からの戒めなのかも知れない。もっと余裕を持って、仕事に戻るようにしろよ。

  • ふと思う。

    パソコンの画面を覗いていて、不意に気がついた。画面の端に貧相な顔が映り込んでいる。独り背を丸くして、うつむき加減にパソコンを覗き込んでいる。どんなに、ひいき目に見ても、格好がいいとは言えない。でも、まぁ、いずれは、ちったぁ格好が付くようにはなるだろう。幼児でも、よちよち歩きから、いずれは、ちゃんと歩けるようになる。そんなもんかもしれない・・・などと。パイプに葉を詰め込んで火を付ける。一度は火が点くが、すぐに消えてしまう。これは火の付け方の問題なのか?それとも吸い方に問題があるのか?どうにもよく分からない。{}まぁ、いずれにしても、好きでやっていて、今さら格好も何もないものだが、気がつくと、何やら気になってくるものらしい。気休めにちょっぴり格好をつけるようにしてみよう。そんな事を考えた。まぁ、確かにパソコン画面に...ふと思う。

  • 残り火 (2)

    生ける人ついには死ぬるものにあれば今在る間は楽しくをあらな大伴旅人67歳没自分一人で石を持ち上げる気がなければ、二人でも石は持ち上がらない。ゲーテ前行く者よ私もと空しく思う朝の街角今日もまた、何かを求め、風任せ、行ったり来たりと駆け巡る寒空に、消え入る残り火掻き立てて、手を温めつつ、ほっと息つく(かなり強引な・・・!!)街には、人があふれている。しかし、そのほとんどが、私とは無関係に行動している。ここに一人居て、私に何が出来るのか?人と関わる、また人の役に立つという事は、本当に難しい事だ。自分なりに他人のためにと思っても、それが本当に相手の為になっているのかと考えてみると、常に首を傾げざるを得ない。人は自分の思うように考え、自分を作り替えていく。その結果、良くも悪しくも、自らの考えたようになっていく。・・・で、...残り火(2)

  • 残り火 (1)

    知る事が難しいのではない。知り得た事にいかに対処していくか、それが難しいのだ。司馬遷「史記列伝(1)老子・韓非列伝」青春の過ちを、老年に持ち込んではいけない。老年には老年の過ちがあるのだから。エッカーマン「ゲーテとの対話」(上)↑ごもっともだ・・・!!情報が多すぎる。情報が多い事、・・・それ自体、悪い事ではないが、受け取り側(私)の処理能力が低すぎるという事・・・と言うか、私の処理能力を超えているという事だ。言い換えれば、応用能力の欠如。応用していくためには、それを利用しやすい形態、分類処理が欠かせない。辛い+(亠<なべぶた>)→幸せ辛さにフタをすれば、幸せになる・・・という事か。今さら人目を気にして何になるというのか?生き方にこだわって何になるのか?誰も私の事など見向きもしない。逆(本音)を言えば、人目が、や...残り火(1)

  • 去りゆく時

    ふと気が遠くなる。どのくらい経ったのか?気が付けば、外は雨。「この雨では、今日、出歩くのは無理かも・・・。」この所、毎日のように何かを求め、彷徨い歩く。何か、本当に信じられるものがあるか?大体、私は今さら何を求めて生きているのか?私は、自分の人生、一体どこで間違えたのだろうか?間違いを他人のせいにしてみたところで、結局、それを受け入れたのは自分・・・、この私自身に他ならない。それにしても、「時」とは何と残酷なものなんだろう。気づいて、やり直そうとしても、「時」は戻ってはくれない。ただ素知らぬ顔で、私の横をすり抜けていくばかりだ。過ぎ去った時は、そのまま、永遠に戻ってこない。今も、この瞬間も、何も言わず、時が私の横をすり抜けていく。私は何も出来ずに、ただ見送るばかり。何でもやると、何でも出来るとは、別の問題だ。今...去りゆく時

  • 風来居士は悪党面?・・・腹立ち紛れに

    先日の事、初めて降りた駅、駅前の交番で、知り合いに教わった道を尋ねる。所番地を告げたが、調べたあげく、そのような番地は存在しないと言う。知り合いから渡された書類には、はっきりそう書かれていたはずだが、まあ、これは何かの手違いなのだろう。せっかくやってきた場所なので、その辺りを歩いてみようと、礼を言って、出掛けようとすると、「ちょっと待って下さい。」と止められた。「失礼ですが、ちょっとカバンの中身を見せていただけますか?」ほら来た。この展開は、考えていなかったものの、たまに(私にはよく)あることなので、「いいですよ。」と応じる。中に入れておいた小さなカバンを見て、「これは?」と問う。「通帳類です。」「ちょっと開けて、中を見せてくれる?」まるで私の話を信用していない。少々腹が立ってきた。こそこそと交番前を行きすぎる...風来居士は悪党面?・・・腹立ち紛れに

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