アワキビ さん プロフィール

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アワキビさん: 認知症になった夫との日々の記録
ハンドル名アワキビ さん
ブログタイトル認知症になった夫との日々の記録
ブログURLhttps://awakibi.blog.fc2.com/
サイト紹介文認知症になった夫との日々の生活、認知症を呈する病気とその治療方法、介護方法、さまざまな葛藤など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供110回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2015/06/01 18:51

アワキビ さんのブログ記事

  • 死の壁とは?
  •  『痛い在宅医』(長尾和宏、ブックマン社)を読んでいたら、次のような文があった。(太字は本書で太字にされている箇所どおりです。)・・・〈死の壁〉という言い方は、僕が勝手に付けただけで医療用語ではありません。人は皆、臨終の前に〈死の壁〉を通り抜けるのです。その徴候として、患者さんが暑がって服を脱ぎだすという状態がある。・・・ 身体が死へと移行していく状態。生体モードが大きく切り替わる転換点。その症状 [続きを読む]
  • 近距離で繰り返ししっかりと視線をとらえる
  • 最近、夫が通う小規模デイサービスの連絡帳に、「今日は暗い顔をしていました」とか、「今日はやや険しい顔をしていました」等と書かれていることが多い。それは家に居ても同じなので想像はつく。デイサービスでは夫が何を手話で訴えているのか判る人がいないけれども、家で夫が険しい顔をしている時に手話で言っていることは:★怖い恐ろしいものが見える  例)火が燃えてる〜     両手からボ〜っと炎が出てる    爆弾 [続きを読む]
  • ちょっと辛いけど、頑張る
  • モカ猫が一匹だけになって驚いたのが、猫トイレのおしっこの量。モカだけだと本当に少ない。(モカの場合は、少なすぎて逆に結石などが心配なくらいだ。)それまで、猫トイレのおしっこを2匹分だと思っていたけれども、5分の4ぐらいはミルクのものだったのだ。大量におしっこをしている異常さに気づかなかった。多頭飼いの盲点 (;д;) 年末のあの日の午後、我が家では歴史関係の研究会が開催されることになっていた。前日か [続きを読む]
  • 夫を連れて実家へお年始
  • 元日は、小規模多機能デイでお節を食べてハッピーと思いきや、夜にバトルが勃発するも、夫の「仲良くしましょう!」のお蔭で、なんとか丸く収まる。これぞ雨降って地固まる?1月2日は、私の実家へ夫を連れてお年始に行ってきた。実家までは電車を乗り継いで約1時間。晴れているとは言え、北風がぴゅーぴゅー吹きすさび、かなり寒いので、分厚いコートに膝掛けと手袋。帽子を被りマスクをしていても、顔のあいている部分に北風が [続きを読む]
  • 正月からバトル、やってまった
  • 新しい年が始まりました。今年もみなさんよろしくお願い致します。さっそくですが、我が家のお雑煮(右)とお節(左)で〜す。 ↓・・・というのは真っ赤な嘘で、我が家の元旦は、私も夫と一緒に小規模多機能デイに行き、小規模多機能の隣の同じ法人が運営する特別養護老人ホームの厨房で手作りされたお節を一緒にいただきました。はい、私たちは夫婦ともどもお世話になっております。 お雑煮のお餅は、粘らず、すっと噛みきれるお [続きを読む]
  • 某駅の呪われたトイレ
  • ミルクが旅だった日の翌日に若年認知症家族会アルバの会の忘年会がありました。参加するかどうか迷ったけれども、自宅にこもってウツウツとしているより、介護仲間の顔を見て、話して、歌っているほうが、絶対いい!予定通り、夫を連れて出かけました。今回はカラオケで行われたのですが、耳の聞こえない夫も、マラカスを振ったりして、ノリノリ やっぱり、参加して良かったぁ!ところで・・・前回、参加した時(「苦あれば、楽あ [続きを読む]
  • 猫って、笑うんだぁ
  • ミルクが亡くなる前の週のある日、ミルクがこちらを見つめて、嬉しそうに・・・微笑んでいました。猫って、笑うんだぁ  確かに笑ってる〜! そう思いました。 ↑訪問診療の看護師さんがスマホで撮ってくれたミルクの写真。これがミルクの最後の写真になってしまいました。あまりに急な展開に、撮って下さった看護師さんも驚いていました。 この写真のミルク、ちょっと微笑んでいますよね? まさか、このわずか9日後に亡くな [続きを読む]
  • 取り返しがつかないこと
  • 昨夜、ペット葬儀社の担当者が来宅。お別れの儀式で、水を含ませた綿棒でミルクの亡骸の口元を濡らしていると、ミルクの最期の姿が思い出され、泣けてきた。「お水が飲みたかったねぇ ごめんね、ミルク お水が飲みたかったよね」おそらく血糖値が高くなり、喉が猛烈に渇くのだろう。水を飲みたくて、飲みたくて、水を入れたボウルの中に頭を突っ込んで口元を水のすぐそばに近づけて・・・それでも、舌を動かしてピチャピチャ飲む [続きを読む]
  • 我が家の猫ミルクの旅立ち
  • 昨晩、我が家の猫ミルクが旅立ちました。体調が急変してから、わずか3日のことでした。(デジカメの紐をひっぱるミルク。結構な美人さんでしょう?)11年前、隣県の動物病院に保護されていた捨て猫を、電車に乗って、夫と一緒にもらいに行き、その時から、姉妹子猫たちは私たち夫婦の家族になりました。 (夫に抱っこされる姉妹子猫)  (子猫たちが可愛くてしかたない夫)この時、夫は既に認知症と診断されていましたが、たぶ [続きを読む]
  • 糖尿病の末期だと・・・
  • 昨夕、帰宅すると部屋のあちこちに猫が吐いた跡が・・・吐瀉物に食物は含まれておらず、ごく少々の毛玉とほとんどが水・・・それも大量に。モカ猫は大丈夫のようだ。問題はミルク猫。私が部屋に入って呼びかけると、グルルル、グルルルと鳴く。そして、水をピチャピチャ飲むのだが、しばらくするとピャーと吐く。吐瀉物に食物が全然入っていないところを見ると、昨日から何も食べていないのではないか?我が家の猫の餌皿は、同一の [続きを読む]
  • 喉に詰まらせた
  • 久し振りに夫を連れて、近所の洋食屋さんでランチ。今日のランチタイムのメニューは、 豚肉の生姜焼き サーモンのソテー カレーライス(チキン)黒板に書かれたメニューを夫に見せて自分で好きなものを選んでもらう。今日の夫は、豚肉の生姜焼きを指さした。私は? う〜ん、がっつり食べたい感じだったので、同じものを。しばらくして、出されたお皿は・・・私が想像していた薄切りの豚肉の生姜焼きとは違って、厚切り1枚肉を [続きを読む]
  • 足が痛くてリヤカー(?)で運んでもらった
  • 日曜日の夕方、母から電話があった。母から電話をかけてくるのは珍しいことだ。「あのね、大変なことになっちゃったのよ!」前日、母と同居している姪(弟の子)が腎盂腎炎で高熱を出して入院していたので、姪に何かあったのかと思ったら・・・「今日、グランドゴルフに行ってたのよ・・・」え? 朝、電話で母と話した時は、「今日は何の予定もない。寒いから一日家に居るわ」と言っていたよね?「そしたら、途中で右足が痛くて歩けなく [続きを読む]
  • やっぱり末弟もアルツハイマーだった
  • 夫の末弟が突然亡くなった。「突然」というのは、私たちにとってだけで、実は昨年の9月には癌だと診断されていたのだそうだ。末弟からの年賀状、毎年自身でユニークな絵と文字で送ってきたいたのが、今年の年賀状は筆跡が違っていた。奥さんが書いたものだと思われた。その時に、もしかして、字が書けなくなっているのでは?認知症が発症したのかも・・・という予感がしていた。夫名義で送った香典が届いたのであろう。末弟の奥さ [続きを読む]
  • 認知症の夫の「人間力」
  • テーブルの上に、夫の薬と、私の飲む風邪薬、両方を用意して置いておいたら、夫が両方とも掌に掴んで、しまおうとしたのか、どこかへ持って行こうとしたのか・・・私は、夫の掌の中の薬を取り換えそうと、夫の手を掴んで掌をこじ開けようとした。そしたら、夫は私の手を振り払って、 ボクはひとりの人間として、 ちゃんと自分で考えてやりたいんだよ。 そんなふうに手を捕まれたりしたら、 ボクという人間の尊厳が壊れてしまうよ [続きを読む]
  • 夫の教え子たちのやさしさに助けられた一日
  • ここのところずっと悩んでいた。夫の担任したクラスの教え子たちからクラス会に招かれていることに。というのも、最近の夫はもう普通の(この世の)会話をすることができないから。そういう夫を見て、教え子たちがひどく戸惑ってしまうのではないか?なんどかお断りをしようかと思いながら、でも、せっかく準備をしてくださっているお気持ちを無にしては・・・と逡巡しているうちに当日を迎えた。以前、我が家に遊びに来てくれた教 [続きを読む]
  • 母と親族の葬儀に参列
  • 先日、親族のお葬儀が、母の実家のお寺で行われた。故人とは私はほとんど交流がなかったので、母だけ参列すればよかったのだけれど、母が一人で都内のお寺まで行って帰って来れるか甚だ心許なかったので、私が同行することにした。先週実家に行ったときに、母は喪服を探していた。私が実家に居た時には見つからなかった。この夏に知人のお葬儀に着て行ったものがあるはずなのだが、それも見当たらなかった。もしあったとしても、そ [続きを読む]
  • 逆転現象
  •  聞こえる人も、 聞こえない人も、 みんな、ボクのことを 頭がおかしい ヘンな人だな〜って 見ているんだ。ふっと夫が洩らした言葉(手話)だ。これまで夫から聞いた子供〜若い頃の回想話には、耳が聞こえない、ヘンな声で通じない、手話を使っている・・・と周囲の聞こえる人たちから、奇異の目で見られたり、馬鹿にされたり、見下されたりした話がよく出てくる。実際そういうことが多かったんだろうなと思う。しかし、最近で [続きを読む]
  • 親の通帳を預かるタイミングをはかるのは難しい
  • 今日は母の被害について、先週、事情聴取された内容をもとにまとめられた司法警察職員面前調書(供述調書)と被害届の確認・署名押印が行われた。当初は母と弟夫婦が立ち会う予定だったが、急遽、私も立ち会うことになった。まとめられた調書を警察職員の人に読み上げてもらい、内容を確認した。その調書によって、初めて事件の流れがわかった。母が私に被害について話した時は、既に警察官の聴取が終わった後だったが、その時点で [続きを読む]
  • 生き馬の目を抜くような世の中だ
  • 今日も実家には警察官が来ていたようだ。そして、弟のお嫁さんが午後いっぱいかかって、銀行への問い合わせや確認作業を電話でやってくれた。母が、かかってきた電話を役所からの電話だと思い込んだため騙されたというのはわかったが、それがなぜ、銀行のキャッシュカードを渡すことにつながるのか、母に訊いても、さっぱり要領を得ない。昨日の警察官の事情聴取に立ち会ったお嫁さんによると、母は、電話の主から、どのような言葉 [続きを読む]
  • 母、振込詐欺の被害にあう
  • 母が振り込め詐欺の被害にあった。昨夕、役所の職員を名乗る者から電話があり、すっかり役所の職員だと信じ込んだ母、還付されるお金がある・・・云々で、銀行のキャッシュカード2枚とそれぞれの暗証番号を書いた紙を封筒に入れて、自宅に訪ねて来た男に渡してしまった。母は弟家族と同居してはいるが、みんな働いて出ていて、夕方のその時間母しかいなかった。そして、今朝、某警察署から母に電話があり逮捕した振り込め詐欺の「 [続きを読む]
  • 2年後に開始される契約をしたのか?
  • 今日、実家に行ってきた。父は昨日の夕方4時頃実家へ帰り、明朝にはまた特養へ戻る。週のうち特養に5泊、自宅に2泊というペース。週に2泊だけでも父が実家に居てくれると、私も嬉しい。(週に父がいる特養と、母の様子を確認に実家と2カ所廻るほうが大変だという事情もある。 実家で父と母の様子を一度に確認できるほうがありがたいので。)そう、母の居る実家のほうの様子も確認しておかないと、何かと心配なのだ。先週の金 [続きを読む]
  • あなたは火星から来たの?
  • 「あなたは火星から来たの? ボクは地球から。」と、夫が真面目な顔をして言った(手話で)。え〜? 私、火星人みたいな顔してる?私は赤い蛸のような火星人を思い浮かべながら、「ソーナノ。ワタシ火星人。 コレハ、火星ノ猫 ↓ アナタ地球人?」 (「火星の猫」に抑え付けられている夫)夫の話は首尾一貫していなくて(重度記憶障害があるからね)、話しているうちにどんどん変わっていく。そのうち、今度は自分のことを火 [続きを読む]
  • 選挙権を行使してきました
  • 今日は自治体の首長選挙があった。夫は要介護5なので、「郵便等による不在者投票」もできるのだが、手続きが煩雑で時間もかかりそう。前回の選挙(衆議院議員)の時は、夫は、期日前投票所で選挙補助人に代筆してもらったのだが、あの頃は、転倒して頭を打った後で、意識レベルが悪い状態が続いていた。投票したい候補者の名前を指さしすれば、2人の補助人が確認して、候補者名を代筆してくれるのだが、複数の候補者の中から1人 [続きを読む]
  • 映画「ぼけますから、よろしく」を見に行った
  • ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしく」を見に行った。場所はまた「ポレポレ東中野」。私とほぼ同年代の監督が、遠く離れて暮らす両親(父95歳、母87歳、撮影終了当時)の姿を撮ったもの。監督自身が乳がんになり、抗がん剤の副作用で髪がすっかり抜けてしまった娘が、鏡を見ながら「わたし、可哀想じゃない?」と母に訊くと母は「うん? 可愛い。可愛いよぉ」乳がんの手術の日、やっぱり切りたくない!と泣きながら [続きを読む]
  • 父帰る
  • 「父帰る」・・・菊池寛の戯曲とは何の関係もないが、特養に入所して1週間目に、父を2泊3日で一時帰宅させた。え? 入所してすぐに一時帰宅?と、いぶかられるかもしれない。特養の順番待ちが、私が思っていたよりも早くやって来て、まだ、在宅で暮らせるのではないか?という思いが強く、私は悶々としていた。今、父の状態は安定していると言えるが、去年の冬の父の体調悪化した時のことを思うと束の間の安定かもしれないし、父 [続きを読む]