アラガールホソアカクワガタ パラワン島 ブルックスポイント産 CBの割出を行いました。 ケース面に幼虫が大量に見えていたので早く割出しせにゃいかんな、と常々思ってはいたものの、部署異動と引越が重なり忙しさにかまけて約4か月半放置しとりました。元より微粒子な爆産くんがさらにパウダー状になってます。可食部が無くなり、1頭表面に出てきていたので意を決して割出。 だいぶ数が減ったような気が...共食いしたかもしれませんねぇ。タンパク摂取したことでスーパー大歯が作出…なーんて都合の良いことは起きないでしょう。マット産種は割出中の事故が少ないので良いですな。 結果は22頭!♂12頭 ♀10頭(1頭先行割出…
山形県産灯火採集WDの次世代が羽化。種親はこちら。♂♀ともに33mmの極小サイズ。このペアから果たしてどこまで作出出来たのか… 30頭割出ましたが、6頭は★に。羽化したのは11ペア+1♂。 セミ化した幼虫が2頭残っていますが、恐らく♀なのでうまくいけば仕上がり12ペア+1♀になりそうです。ブリードの基本コンセプトはオオヒラタケ菌糸2本返しのリレー、管理温度は16-22℃で1年程度で羽化してきました。菌糸慣れしていないのか、全体的にサイズ、太さは伸びませんでしたが、良い意味でWDの形質を引き継いでいるといえます。正直、金太郎飴状態なので全頭コメントしていませんが以下紹介。 識別番号:DHBF1M…
若干大袈裟なタイトルですが、ブリードには明確な目標設定が必要ですからね。累代浅めは正直ツラいんでねーの?と小声で言ってみる... お盆期間中に弾丸で我が実家がある愛知県に帰省、大型ヒラタ実績ポイントでコナラの樹洞から掻き出したのがコレ。 はい。コクワのメスでございます。 でもね、30mmあるんですよ。野外記録は33mmなんで、ソコソコデカいです。ヒラタのメスかと思ったもん。 同じ樹洞内には大きいコクワのような顎が見えたので恐らくペアで同居、交配済みのはず。大型化する形質を持った次世代が生まれると踏んで斯様なタイトルになったわけであります。 とりあえず産卵セット組みますかね。コクワさんは典型的な…
セットを組んでから4か月弱が経過したので割出しました。 結果は4頭。 直径5センチ未満のホダ木1本を小ケースに転がしただけの適当セットだったので、頭数少ないのは当たり前なんですが、些か寂しいっす。ワラワラ出てくる方が割り出しって楽しいですよね。 少し割った感じでは食痕が縦横無尽にあったので期待感高かったのです。無念。 サイズも大中小バラツキがある?ので、やはりダラダラ産む種類なんでしょう。小型種なのでタイミング誤ると割り出しが大変そうです。 共喰いで頭部だけになった個体もいました。ジューシーな感じだったので食べられたてホヤホヤだったんでしょうな。 回収した4頭は800cc カワラ(北斗栽恵園)…
船橋産WDノコ。今年は水牛クラスの大歯が発生ピークを迎える7月中旬ごろに集中して御神木ポイントに足を運ぶことができたので、こんな感じで多数採集できました。 その中でも特に気に入ったオスが2頭居たので、状態の良いメスも3頭捕獲し、ブリード、更なる大型個体の作出を目指します。同産地のブリは既に1サイクル回したことがあるのですが、休眠管理に失敗し全頭★になった苦い経験があり、ある意味リベンジの位置づけです。前回ブリ時は9頭の割出に留まったので、一定数確保するためにも3ライン挑戦します。30頭ほど確保出来れば上出来でしょう。 以下、種親紹介します。 7月19日採集 体長65mm. 個体識別No. PI…
引っ越しも落ち着き、やっと新居の生活にも慣れてきました。産卵セット組むのを引き延ばしていた種類も多く、短命種から優先的に組んでいきます。 今回はタイワンミヤマから。 ベースは黒土とマットのブレンド。 今回使用したのは近所の園芸店で購入した黒土と、フォーテックさんの産卵1番。それぞれ5リットル。たらいに投入(1:1)しよく攪拌します。 赤玉土での産卵実績もあるので小石程度に固まった黒土は粉砕せずにそのままにしました。 握って固まるくらいまで加水。 使用ケースはコバエシャッター中。5センチの深さまで固詰めし、ホダ木を投入。ホダ木は成虫の足場として活用してもらいます。切株の裏に産んでいるようなイメー…
8月初旬。プライベートが忙しくクワガタ採集に全く行けていなかったので、間隙を縫って房総半島へ出撃。山間の街灯をルッキング。前々からミヤマが居そうな環境だと目星をつけていたエリアです。 先ずは第1ポイント。 ここは標高200メートル程の高さにある道路脇の駐車場。光量は少ないのですが、昔ながらの水銀灯で虫がよく集まっています。 ミヤマ被りのミヤマカマキリ。あんたじゃないのよ。かっこよくて好きだけどね。 カブトの死骸が多い中、目を凝らすと... ミヤマのメスの上翅です。死骸とはいえ予想が当たると嬉しいものですね。死骸の損壊具合から発生ピークが過ぎてしまっているような嫌な予感が... 気を取り直して、…
タイワンミヤマクワガタ(Lucanus formosanus). 昨年の11月後半にWD♀単体を購入していましたが不発だったので、リベンジを果たすべく今回はペアで購入。産地は、前回と同様、新北市烏来区福山産。 ♂61mm. 野外レコード85mm、ブリレコードは79.8mmですが、特段の分類はされていないものの、本種は北部と南部とで体躯に差があり、特に北部産は大型化する傾向にあるようなので、次世代に期待したいところですね。 縦に長く伸びる大顎やシャープな頭部、特徴的な頭盾は、国産ミヤマとはまた違った雰囲気があり格好良いですね。 ♀35mm。 前回購入した♀は茶色が混じっていましたが、今回は黒色が…
オキピタリスノコギリクワガタ(Prosopocoilus occipitalis astericus). WD. スマトラ島ベンクール産。 近所のクワガタショップで980円で購入。 前々から欲しいなぁと思っていたのでちょうど良かったです。ペアで同居して販売していたので、いつでも産卵セット投入できる状態でしょう。 本種は、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、スラウェシ、フィリピンなど東南アジア広域に4亜種が分布しています。 astericusの野外レコードが46.1mmに対して飼育レコードは55.5mm。モンスタークラスが作出されていますねぇ。 ♂はド短歯。とはいえ、細い黒線が体を縁取り、大…
パプアキンイロクワガタ (イリアンジャヤ産CBF3) 全頭羽化 → ペアリング
パプアキンイロクワガタ(Lamprima adolphinae). イリアンジャヤ産CBF3. 10頭中4頭のみ羽化。差分の多くは菌糸に巻かれて★になったものです。試験的に菌糸使いましたが失敗でしたりやはりパプキンはマットが無難ですねー。マットでも菌糸でもサイズ変わらないですし。 さて、以下羽化個体紹介。 ① ♂4月上旬羽化個体。識別No.LA0CBF3M001. 背面はノーマルカラーですが、腹部はグリーンが強め。 ② ♂3月上旬羽化個体。識別No.LA0CBF3M002. ノーマルカラーにパープルが混ざったマジョーラカラー。腹部は青っぽいですね。 ③ ♀5月中旬羽化個体。識別No.LA0CB…
マンディブラリスフタマタクワガタ (Hexarthrius mandibularis sumatranus). 清水の舞台から飛び降りる思いで購入したハイパーレイシ材を投入したにもかかわらず、比較的レスポンスが早いフタマタ系でウンともスンとも言わなかったのでチキショーと思いつつ、途中、自作バクテリア材を追加投入して早くも2か月が経過しました。 写真撮り忘れましたが、パッと見、全っ然齧ってません。オオクワとかだと芯まで豪快に齧ってたりするんですけどねぇ。フタマタ系は表層産みだし、と気を取り直すと、材の表層にマットを擦り付けたような痕跡が。(すんません半ば諦めてたもんでこれも撮り忘れました...こ…
梅雨明け間近の土曜の昼下がり。 どんよりとした曇り空で雨がポツポツ降っているので、クワガタも観察できると踏んで いつもの御神木を覗くといるいる。写真には納めれませんでしたかルリタテハが居てテンション上がりました。オオムラサキとか生で見たら興奮するやろうな。 カナブンやカブト♀に交じってクワガタが見えますねえ。 樹液を吸っていたノコ♀が地面に落下。 洞という洞にコクワが入っています。 こちらは越冬個体でしょうか。摩耗しています。 洞に這いきれなかった個体は樹液回りを徘徊していますね。 頭隠して尻隠さず。 久しぶりにカブト♀のご尊顔をば。 ゴマダラカミキリ。このエリアでは名物である梨をダメにしてい…
ディキピエンスノコギリクワガタ(Prospocoilus decipens). 仕事が忙しく割り出しが予定よりも1か月以上遅れてしまいました。 ケース側面や底面に幼虫が複数見えています。ちょい放置しすぎましたな… 羽化直後の3令初期の個体もいます。真っ白。 2令中盤-3令序盤ってとこでしょう。 全部で31頭回収。♂12頭、♀19頭なので若干偏っていますが、初挑戦にしては上出来です。 材に入っている個体も数頭居て、まだ形を成していたので埋め戻しました。つか材割苦手なだけなんですけどね... メスはゼリーもよく食べて体重もまだあるので、もう一度組んでも産みそうですが、これ以上抱えてもつらいのでやめ…
パハンホソアカクワガタ(Cyclommatus pahangensis chiangmaiensis). タイ王国チェンマイ県ドーイサケット郡産 WD. チェンマイ県はタイ最北の地。冷涼な気候で現地人にも人気な避暑地です。 タイ王国チェンマイ県(wikipeida より抜粋) ドーイサケット郡(wikipediaより抜粋). 彼の地は県庁所在地のチェンマイから北東に70-80kmほどのところにある郡で、クワガタ通からすれば、タイ便の多くが同エリアからもたらされるので、なじみ深い地名かと思います。タイアンテやタイクルビなんかのラベルでも良く見かけますよね。標高は1000m程ですから、この辺りのク…
ズベールホソアカクワガタ(Cyclommatus zuberi). フィリピン共和国ロンブロン州シブヤン島 Magdiwang産 CBF1. (Wikipediaより抜粋) ロンブロン(ROMBLON)州は島嶼国であるフィリピン共和国の中央部にあり、今回ブリード個体の産地であるシブヤン島は、2058Mのグイティンーグイティン山を擁し、淡路島や屋久島を一回り小さくしたくらいの面積(445km2)の島です。地史学的には隔離され続けてきた島で生物学者からは東洋のガラパゴスと呼ばれ、勾配のある山が開発を阻み豊かな森林が残っているため、未だに新種の動植物が数多く発見されているようです。まぁ本種はフィリピ…
ディディエールシカクワガタ(Rhaetulus didieri). ブリ開始しました。 本種の生息地域 とマレー半島の主要都市の位置関係を以下、かなり大雑把ですがまとめてみました。 流通エリアのラベルでよく見かけるのはキャメロンハイランド産ですが、ゲンティンハイランド産もちらほら見ますね。マレーシア中央部を南北に縦断するティティワンサ山脈(地図の点線部分)に上記エリアが包含されているので、同山脈一帯に広く生息しているのでしょう。キャメロンハイランドは標高が1500mを超え、年間平均気温が20度程度なので、 まず低温種と捉えてブリ開始します。 マレーシアは日本人富裕層の引退後の移住先の一つとして…
葉山・鎌倉方面にミヤマ狙いでクワガタ採集に行ってきました。 結果はコクワのペアのみでしたが、豊かな自然を満喫でき大変楽しい時間を過ごすことができました。 散策を開始してすぐにコクワ♀を発見。樹液が噴き出す音がするコナラの老木にいました。親指大の大スズメバチが旋回しだしたので退散。洞にDorcus♂がちらっと見えましたが、多分大きなコクワだと思われます。 相模湾を一望。 木を登るアオダイショウ。2m近くありそう。木蹴ってこんなの落ちてきたら青ざめますな。 センチコガネ。普通色っすね。 キクラゲの一種か?食べる勇気はありません。 キイロトラカミキリ。 森を流れる川。 緑のトンネルを抜けます。 カス…
あーあ、やっちまいました。 ローゼンの突然死。74mm♂. 涙の展足中っす... オウゴンあるあるじゃないですかね。 www.stag-beetle-japan.com ワイルド品として流通しているローゼンの多くは、現地の採り子が材割採集した幼虫を羽化させ、需要国に出荷していることはクワガタ愛好家の間ではよく知られています。 これまで過去に3回ワイルド品を購入したことがありますが、ペアリング前に★になったのは実に2回もあります…ただ単に運が悪かったといえばそれまでですが、同一種でこの確率は比較的高いような気がしていますし★になった個体はいずれも同じショップで購入したものでした。 このショップは…
ヤマトサビクワガタ. Dorcus japonicus. 15年ぶりくらいにブリードします。当時は採集禁止前で、比較的リーズナブルな値段で購入できました。最近高くないっすか? 当時はWD個体でブリードに失敗した記憶あり。空砲だったような... 他にもヤマトサビへの思い入れはあって、30年近く前に読んだ山口進氏の著書、タイトルは失念してしまいました...南西諸島クワガタ採集記の中で、本種が民宿の灯りに沢山飛んできた描写があり、ワクワクさせられたもんです。 さて、今回ブリする個体ですが、鹿児島県大島郡伊仙町産CB. 徳之島産っすね。流石に佐多岬産は見たことありません。標本でも2例?しか記録もないの…
パリーフタマタクワガタ(Hexarthus parryi paradoxus). 本学名よりも和名であるセアカフタマタクワガタの方が慣れ親しんだ名前なのでしっくりきます。 今回ブリするのは最もポピュラーなマレー半島・スマトラ島亜種であるparadoxus. paradoxusに加えてインド北東部産原名亜種のparryi、ボルネオ/カリマンタン島亜種のelongatus、ミャンマー・タイ産亜種のdeyrolleiと計4タイプに分類できます。 各亜種の生息域はこんな感じ。本種のwikipedia英語版を見ると生息域にベトナム、ラオス、カンボジア、ジャワと記載があるのですが、日本での流通は確認できま…
カウピホソアカクワガタ. (Cyclommatus kaupi). アルファック山CBF1. 羽化後3か月弱経過し、ゼリーもよく食べるようになったのでペアリング。 500ccのプリンカップに投入したのですが…嬲り殺されたように惨殺された無残な姿が。 可哀想なことをしちまったなぁ。 スペアの♀がいたので、再トライ。撮影はできませんでしたが、2日間の同居で交尾及びメートガードの確認が出来ました。空砲でないことを祈ります。 早速産卵セットへ投入。 使用マットは、今回は爆産くん特Aマットではなく、フォーテックさんの産卵1番。 本商品には5リットルに対して300ccの加水との説明がありますが、ホソアカ系…
クプレオニテンスホソアカクワガタ (Cyclommatus cupreonitens). WD. インドネシア スマトラ島 Mt.クリンチ産。 まずは、産地の概要をば。今回の個体はジャンビ州とパダン州にまたがるMt.クリンチ産。他にMt.デンポ産(南スマトラ州)の個体も過去に流通してますね。点線で囲ったエリアは山脈なので連続して広く生息してるのではないでしょうか。 ジャワ島にも生息している旨の記載を見かけましたが、一応、スマトラ固有種という認識です。 頭部の色合いがピンク、ブルー、グリーンなど個体差が豊かで色彩変化が楽しめる種です。頭部が濃いブルー、上翅がベージュのツートンカラーの個体とか作出…
スジブトヒラタクワガタ(Dorcus metacostatus).1♂2♀を抱えておりますが、インラインとアウトラインそれぞれやることにしました。 ♂単体をオクで入手 (体長:57mm、累代F3、奄美大島産). 羽化日は2019年1月。 ディンプルもなく美しい個体っす。 この追加調達で2ペア揃ったのでインライン(F5)とアウトライン(CB)の2ラインでいきます。何とか70mmを超す個体を作出したいところ。 産卵セット組むのは8月くらいにするかなー。 過去/参考記事は以下。 www.stag-beetle-japan.com
レギウスオオツヤクワガタ(Mosotopus regius). 2回目の菌糸瓶交換時期がやってまいりました。前回投入時から2.5か月程経過しています。体重測定すると最大20g-最小4g....レギウスで4g!?ってどゆうこと!?菌糸を殆ど食べておらず、先天的な発育不良なのかもしれません。 恐らく6♂7♀。判別が難しい... 投入菌糸は体重順に、月夜野きのこ園のカワラにオガをブレンドしたオリジナル菌糸2300cc(×10頭)とグローバルのカワラ1400cc(×3頭)です。 こんな感じで居食いしてくれることを願って20度管理で引っ張ります。もう1本リレーするので、そろそろブロック買わないとなぁ。 …
ルニフェルホソアカクワガタ(Cyclommatus lunifer). 後食開始したのが4月中頃だったので、充分成熟させるべく、6月中旬頃に産卵セット組む計画だったのですが、♀ちゃんが元気が無くなってきたので急遽ペアリング。 爪の引っ掛かりの減退や威嚇の勢いが弱くなると黄色信号ですよねぇ。 オスはまだまだ元気。うーん、美しい。 産卵セットはいつものホソアカ系産卵セット、22-3度管理で7月末頃割出かな。さてさて、どうなることやら... 過去記事、参考記事はこちら。 www.stag-beetle-japan.com ホソアカ系産卵セットは以下で紹介しています www.stag-beetle-j…
マンディブラリスフタマタクワガタ (Hexarthrius mandibularis sumatranus). 購入後、十分にゼリーを食べさせ、産卵セットへ投入しました。KBファームさんのプロゼリーは、ゼリーカッターで半分に切ってから使うことが多いのですが、液ダレも少なく管理もしやすいですし、成体の食いも申し分ないので多用しています。 さて、産卵セットですが、コバエシャッター中にマットを敷き、西日本こんちゅう社さんのハイパーレイシ材を転がしたもの。 ハイパーレイシ材はAllotopusやMesotopus系のレスポンスが良く、その手のブリーダーの方々から人気で品薄が続いていますが、今回タイミン…
タランドゥスホソアカクワガタ. (Cyclommatus tarandus tarandus). 3/1に産卵セットを組んで、25℃にて2か月間温室管理。 割出時、♀ちゃんが表面でご臨終しておりました。南無阿弥陀...少し乾燥させてから標本にします。 壁面には幼虫がかなり見えています。ひっくり返すとまるで蟻の巣のよう。初令から二令にさしかかった幼虫29頭割り出せました。 マット産み種は割出しが楽で良いっすね。 雌雄判別か出来るまでもう少しプリンカップで養生させたのち、♂は1400cc、メスは800ccのボトルに、GLOBALさんのLBマットを水分量多めに調節、詰め、投入する予定です。 まずは良…
リュウキュウコクワガタ(Dorcus amaminaus nomurai). 沖縄県国頭村産 F2. 雌雄ともに去年7月羽化個体. 羽化後1年弱経過しているので十分成熟しているものとして、ペアリング、産卵セットへ投入しました。 警戒心が強く、目視による交接確認が出来なかったため、1-2週間程同居させておきました。 産卵セットは、デジケース(中)に加水したばくさん君特Aマットを4-5センチ固詰した上に同マットを無加圧で同じ厚さだけ敷き、自作のバクテリア材を半分埋めたもの。 オオクワ系のセットよりも比較的水分量を多めにして、材は芯のない柔らかいものを使用しています。 割出しは2-3か月後を予定して…
関東地域でもクワガタが樹液採集出来るシーズンとなりました。 昨日、妻の実家がある千葉県某所にて、散歩がてら御神木をチェック。 川沿いにポツンと生える1本の柳の木ですが、最盛期になればクワガタやカブトが鈴なりになっているまさに御神木です。やはり外しませんねぇ。今シーズン初のコクワガタが観察できました。 写真がブレブレになってしまいました。ポトンと落ちてしまい再撮影できず泣 越冬個体のようですね。 別の御神木ではケシキスイも観察できましたが、このポイントでは今回はクワガタは観察できず。 いよいよ本格クワガタ採集シーズン到来!今年は持家の竣工が7月末でして、神奈川県へ移住します。移住先エリアは、ミヤ…
メタリフェルホソアカクワガタ(Cyclommatus metalifer finae) ペレン島産 WD. ブルータイプの割出を行いました。 セット組んでから1か月半程度でケース壁面に初令幼虫を数頭確認。25℃の設定の温室で管理しており孵化までのレスポンスも早かったようです。 全部で20頭の初令幼虫を回収。爆産とまでは至らなかったものの、まずまずの結果。 ♂はまだまだ元気です。 ♀はヘロヘロな感じでいつお迎えが来てもおかしくない状態です。投入時点で覇気がなかったので心配していましたが、よく頑張ってくれました。 雌雄判別が現時点では難しいため、2週間程度、90CCのプリンカップで養生させてから8…
マンディブラリスフタマタクワガタ (スマトラ島産)WD ブリード開始
マンディブラリスフタマタクワガタ(Hexarthrius mandibularis sumatranus) スマトラ島亜種. WD. ♂86mm. ♀45mm. モンスターさんにて2,980円で購入。買うつもりなかったのだけれどリーズナブルだったのでつい… ジャンビ州産なのでおそらく、クリンチ山で採集された個体でしょう。流通産地はインドネシアのジャンビ州産、南カリマンタン州、マレーシアのサバ州産など。 特にボルネオ島産(南カリマンタン州、サバ州)は流通量が少ないことに加え、赤みの強い個体が混じるためか、お値段高めです。 スマトラ産でも赤い個体もいるので、本土ノコで赤い個体とか黒い個体がいるよう…
アマミヒラタクワガタ(Dorcus titanus elegans) CBF2. 飼育個体群(5♂)及び(3♀)が全頭羽化、体も固化したので以下紹介。卵を9個割出して8頭完品羽化というまずまずの結果。欲を言えば種親の体長の割にはサイズが伸びなかったのが残念。 以下全頭紹介。みんな長歯で羽化してくれちゃったんで、ぶっちゃけ金太郎飴状態.... ♂69.6mm. 識別No.DTECBF2M003. (2019年3月中旬羽化) 計り方によっては70mmなんですが、厳しめにいきます。撮影2テイク目でやっと威嚇姿勢を撮らせてくれました。親譲りの太い個体で、サイズ以上の迫力と重量感。 ♂70.0mm. 識…
アラガールホソアカクワガタ(Cyclommatus alagari). フィリピン共和国 パラワン島ブルックスポイント産が手元にあったのですが、羽化後3か月程度経過したので、ペアリングしようと思っていた矢先に雌が★になってしまいました。ところが、タイミングよく同産地の♀を入手!それがこちらの個体。 28mm CB. ガントン山産。 ガッツリ ホールドしてますねぇ。良い感じです。 ちょっとマズいホールド感になったので、この後休止いただきました。 産卵セットの使用容器はデジケース。爆産くん特Aマットを水分大目に加水し、壁面だけ固めるようにセッティング。いつものホソアカ仕様です。 過去記事/参考記事…
パラワンパリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae curvus). 先月に不覚にもマットから回収できた卵6個。 www.stag-beetle-japan.com 養生していたカップを確認すると5頭の初令幼虫が孵化していました。1頭は落ちてしまいました。 元気いっぱいで撮影困難です。まだ雌雄判別が難しい時期ですね。 在庫のカワラ菌糸800CC(月夜野きのこ園手詰め)+カワラ菌糸500CC(大夢プロスペック)へ投入。次の交換は3-4か月後ですね。水分量が多い自作菌糸瓶へ投入するつもりです。 メーカー直送 菌糸ブロック 大夢K プロスペック(カワラ)ブロック 4250cc 10個 お一人…
ババオウゴンオニクワガタの菌糸瓶交換の記録記事です。
パリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae volscens). スマトラ島 ベンクール産のWDです。 去年の4月にアリストさんにて購入したもので、75mmと、まずまずのサイズの♂が出品されていたので購入。 受取当日の写真。ダニがすごい…WDの証ですね. 残念なことに、ブリードしようとした矢先に♂が死亡してしまったので、持腹に期待して♀のみ産卵セットに投入しましたが、劣化したマットにホダ木を埋め込んだ在庫処理適当産卵セットに憤怒したのか全くスイッチ入らず産みませんでした。結果、体面も摩耗し、ボロボロに。 それから1年経ち、床材のハスクチップを齧っている様子が観察されたのでもしやと思い産…
カウピホソアカクワガタ(Cyclommatus kaupi). 西パプア州アルファック山産. CBF1. 体長は50mmもないものの、メンガタクワガタのような突出した頭部形状と、大顎の内歯のせり出しが特徴的な造形美に富んだクワガタです。 サイズを超えた迫力を感じます。 メスはメタリフェルと雰囲気がよく似ています。 ニューギニア・ソロモン諸島周辺には、本種に加えて、 プルケルスホソアカ、 マルガリータホソアカ、 バインライヒホソアカ、 ゲストロホソアカ、 スぺキオススホソアカ等、 いわゆるオオズ(大頭)系と呼ばれる6種からなるグループが生息しています。現代まで分断され続けた島嶼エリアに生息するク…
ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ (Allotopus rosenbergi). インドネシア 西ジャワ ハリムン産. 現地飼育品(WF0). 3/24通関. ♂74mm. 体長が70mmを超えてくると迫力が増しますねぇ。大顎の先端が三又に分かれます。 上翅に皺がありますがペアリングには影響しないでしょう。後食しています。 ♀52mm 爆食中で邪魔するのも忍びないと思い、ケツ写。 羽化日が不明であるものの、現地飼育品は体が固化してすぐに出荷しています。従って、通関日を起点にペアリングを考えればOKです。羽化後3-4か月は成熟に必要なので、ペアリングは7月末を予定します。それまでの間、成体が落…
エレガントゥルスコクワガタ (スマトラ亜種) ブリード開始 産卵セット投入
スマトラ島 ベンクール産 エレガントゥルスコクワガタ(Dorcus elegantulus acudentatus). WD. 本種は、ジャワ島に生息する原名亜種(Dorcus elegantulus elegantulus)を筆頭に、以下の亜種に分類されています。 -スマトラ島・ボルネオ亜種(Dorcus elegantulus acudentatus). - パラワン島産亜種(Dorcus elegantulus akaishii). - マレー半島産亜種(Dorcus elegantulus rufus). - ミャンマー南東部産亜種(Dorcus elegantulus ssp). 1…
ルニフェルホソアカクワガタ(Cyclommatus lunifer). インドネシア スマトラ島 Mt.クリンチ産。WF2。和名は特徴的な頭循を准えてテングホソアカクワガタ。 生息地は、ボルネオ、スマトラ、ミャンマー南東部含むマレー半島。1000M級の高山に生息する種ですし、ブリードのタイミングが夏場になってしまうので、温度管理に細心の注意を払い飼育します。 ♂48mm.微毛が生えたベージュの体色が渋いっす。2月羽化個体。 ♀24mm.前胸背板の縁の黒色紋様が特徴的です。1月初旬羽化個体。 後食開始後3-4か月で産卵セットを組んでみます。
タイ産クルビデンスオオクワガタ(Dorcus curvidens curvidens)の割出を実施。2月初旬にセットしたので、ちょうど2か月くらい経ちました。放置しすぎると♀が幼虫を食べてしまうので、種類を問わず2か月-3か月くらいで割出しをすることを目安にしています。 1週間ぶりにケースを開けた途端に大量のキノコバエが発生!!おえぇえええ。 きのこマットはコバエが発生しやすいんですよねぇ。価格は手ごろですが状態を維持するのは至難の業です。4月に入って気温が乱高下したので急激に劣化した感じでした。温度管理してなかったのが仇となりました。まぁ、劣化直後に割出タイミングが来たので良かったです。 気…
アマミヒラタクワガタ(Dorcus titanus elegans). www.stag-beetle-japan.com 3本目のボトル交換を行ったのち、1か月程度で蛹化。スイッチが入ったようです。 6頭(♂5頭、♀1頭)のうち1頭が羽化。 うーん。種親譲りの極太個体ですが、体長が伸びず。最終の体重で23gまで乗っていたので73,4mmいくかと思いましたが、多分70mmがやっとかなぁ。太さの形質はよく遺伝している感じです。 種親が♂75mmと♀45mm。♂の後続4頭に期待です。
ディキピエンスノコに続いてビソンノコギリ群の1種、ファブリースノコギリクワガタ(Prosopocoilus fabrecei fabrecei). 初挑戦です。 インドネシア ペレン島産。WD. 原名亜種。ペレン島の南東200-300kmほどに位置するタリアブ島に最大亜種のタカクワイがいます。本種は大きくならないのが差異くらいで、素人目には判別不能です。 ♂49mm. 識別番号:PFFWDM001. 中歯型といったところでしょうか。美麗種です。 ♀32mm. 識別番号:PFFWDF002. 好戦的。大顎をしきりに開閉して威嚇してきます。爪もがっしり引っかかる上に重量感もあるので爆産してくれそう…
メタリフェルホソアカクワガタ(Cyclommatus metalifer finae) ペレン島産 WD ブルータイプ。頭部が群青色、前胸背板から上翅にかけて銅色も入ったマーブル模様。光の入射角によって色味が変化するので見ているだけで楽しいクワガタです。 識別番号:CMFWDM003. 80mm. 更にブルーに見える個体に出会いたいものです。(ビークワ19号より抜粋) メスはノーマルカラー?です。正直、斑点のせいでよく分からない... 。青要素が有れば次世代に期待出来るのですがねぇ。 識別番号:CMFWDF004. 好戦的で掴むとガブガブ噛んできますが、雌には概ね優しく、同居させるとすぐにメー…
ディキピエンスノコギリクワガタ(Prosopocoilus decipens). インドネシア西ジャワ産WD.ジャワ島固有種。本種は今回初挑戦です。フォルムはギラファノコの中歯のような印象を受けますが、紋様が独特でエレガントですね。黄色型、一般型、黒化型の3タイプあるみたいですが、今回は一般型ですが、上翅が比較的赤めな方かと。 ♂64mm 識別番号PD0WDM001. 横から観るとスリムなフォルム。 ♀のフォルムは本土ノコと似たような感じですが、翅のエッジにある黄紋が独特です。♀32mm 識別番号PD0WDF002. 雌がヤル気がなくてペアリングに戸惑っていましたが、暫くして挿入を確認。 産卵…
タイワンオオクワガタ(Dorcus grandis formosanus).CBF2世代の産卵セットですが、2系統組んだうち、1系統は不発でしたので、再セット。 前回不発だったメスは以下。 ♀43mm 南投県CB. 識別番号:DGFCBF003. フセツ取れてますが、重量感あるので抱卵しているはずなんだけどなー。追いがけしようとしたら♂と取っ組み合いのケンカを始めたので断念。とりあえず単体で行ってもらいます。 産卵セットは今回はカワラ材、霊芝材のVIPセットにします。本音は霊芝材が思っていたよりも堅かったので用途に困っていたのはここだけの話…マットは爆産くん特Aマットを5センチほど固詰。 頼む…
パラワンパリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae curvus). 3月初旬に産卵セットを組んだのですが、 www.stag-beetle-japan.com 材を全く齧らず産んでいる気配が皆無だったので、カワラ材を入れてスイッチ入れるかーと考え、産卵セットを組みなおすために暴いてみると・・・ 産んどるやんけ! パリーは材産み代表種のホペイ、クルビ、グランディスとは産み方が違いますね。ヒラタっぽい感じがします。これまでパリーは材産みさせた経験しかなかったので、今回は新鮮でした。幼虫飼育は水分量を多くすることがポイントであるように、自然界では根食いをしているのかもしれませんね。産卵時も…
アスタコイデスノコギリクワガタ (原名亜種) ペアリング-産卵セット投入
アスタコイデスノコギリクワガタ(Prosopocoilus astacoides astacoides). インド カリンポン産F2のペアリング、産卵セットへ投入を行いました。 ペアリングは、プリンカップに足場としてハスクチップを敷いたものを使います。さっさっと交尾をする性欲強めな種なチップ敷きませんが、本種のような恥じらい系?は目視によるペアリングが長丁場になるので、足場を作ってあげると落ち着きます。 人の気配がするとこんな感じで交わりません。 なので、ボールを被せて落ち着かせます。 暫くして、覗き込むとくんずほぐれつやってます。ハスクチップに潜った♀に痺れを切らした♂がチップに潜って襲って…
スジブトヒラタクワガタ(Dorcus metacostatus). 笠利町産F4世代が全頭羽化しました。 割出した4頭のうち、雌雄比率が半々だったのですが、1♂が羽化不全。サイズも65mmに届きそうなレベルで種親候補だっただけに非常に残念....逸る気持ちを抑えられず露天掘りしてしまった自分の責任です。すまん。 さて、気をとりなおして以下個体紹介。 ♂58mm 識別番号DM0F4003 顎が華奢な感じ。もう少し太いのが好みなんだよなぁ。とはいえ美麗に羽化してくれ感謝!スジブトヒラタはクワガタの中でも指折りの美しさだと思います。 ♀37mm 識別番号 DM0F4005 ♀36mm 識別番号 DM…
出張の合間、少しでも時間が出来るとポイント散策してしまう、ダメリーマンです。 今回も九州地方。標高800Mほどの新規ポイント。クヌギ林がポツポツみえたので、適当に車を止めて散策。 すると、クヌギの木の二又に分かれた部分に大きなミヤマクワガタの頭部を発見! ★になってからかなり時間が経っているようで、樹皮にめり込んで苔生してきています。 生きていれば70mm程の大物ですね。内歯が多くてgoodな個体。夏が待ち遠しいです。 高原のクヌギ林といった感じで、側には湿地も広がり、黒化した腐葉土が堆積した場所もあり、ミヤマクワガタには絶好の環境でした。 良い感じの捲れも。ミヤマメインの林な気がします。アカ…
アマミシカクワガタ(Rhaetulus recticrnis). 奄美大島産CBF3. 産卵セットを組んでから2週間が経過。 上段がセットを組んだ直後のもの。下段が2週間経過したもの。丸で囲ってあるところはメスが穴を掘って産卵木を物色した跡です。レスポンスが良いですね。 www.stag-beetle-japan.com 前回記事でも記載したようにやはり材を選り好みする傾向があるようです。 一旦は、赤文字で囲った霊芝材が気に入ったようで穿孔しています。 アマシカブリードのポイントは、様々な材を入れてあげて、メスの選択肢を増やしてあげることが吉だと思います。
都心から電車で1時間ほどの場所で、住宅地の中に小さな雑木林が点在しています。 夏になると、水牛クラスのノコギリクワガタがコンスタントに採集できるのでシーズンインが楽しみです。はやる気持ちを抑えつつ偵察に行ってきました。 町内会の有志の方々が冬場になると下草を刈りとり、樹木の剪定を行い綺麗に管理されています。松くい虫対策で、マツをまとめて伐採したようです。これによって日差しがかなり差し込むようになるので、今年の夏は林の様子も変わるかもしれません。樹液の出方が良くなったりすれば良いのですが、逆に日が差し込み過ぎると林内が乾燥してしまい取れなくなることもあるので諸刃の剣です。 クヌギの木。樹液は出さ…
パプアキンイロクワガタ(Lamprima adolphinae). 蛹室が菌糸に侵されかけていた個体が羽化しました。 背面はパープル色、腹はブルー色が出ていて綺麗...しかし、ちっさ!!パプキンにしては大容量の500cc容器を使っていたのに..泣 パプキンって菌糸との親和性が低い種な気がします。サイズもマットと変わらない上に初令は落ちやすいですし。今回は在庫の関係で仕方なく菌糸飼育しましたが、断然マット、と再認識しました。
パラワンパリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae curvus)フィリピン共和国パラワン州ガントン山産 WD. ペアリング。 購入してから1か月間、KBファームさんのゼリーをたらふく食べさせ、養生していました。いよいよペアリングさせます。ホットな夜を過ごしてもらいましょう。 生殖器の挿入を確認!V字体位による交尾は正にオオクワという感じ...って引っ張りあってますがな。これ絶対痛いよな...しかしオオクワ系のペアリングは楽です。成熟していれば即座に、そして穏やかに交尾してくれるので。安心して鑑賞できます。 産卵セットは、月夜野きのこ園さんの「きのこマット」を5センチほど敷きつめて、そ…
タイワンオオクワガタ (Dorcus grandis formosanus). www.stag-beetle-japan.com 幼虫4頭卵4個の割出成功と前回記事にて掲載していましたが、その後、卵も全て無事に孵化、250ccのプリンカップにて管理していました。 (管理途中1頭のみ暴れたので500ccカワラ菌糸へ投入) 12月初旬→3月初旬の菌糸瓶投入...3か月も放置プレイ。すまん。 菌糸も幼虫の怒りが乗り移って暴発しそうです。温室のサーモコントローラが故障してしまい温度変化大になっただけなんだけれども... 比較的居食いしていて食痕が発現しない個体が多かったです。 2頭は溶けて★に。2齢…
レギウスオオツヤクワガタ(Mesotopus regius)カメルーン産 CB. 先月初旬に割り出しを行い13頭回収していました。 www.stag-beetle-japan.com 孵化後間もない個体ばかりでしたので、割りカスをミキサーにかけ、90CC程度のケースをひとまとめにして100均で購入したプラケースに入れ、温室にて養生していました。 13頭中全頭の生存を確認。孵化さえ出来れば丈夫な種類だと思います。若干メスに偏っているかなぁ。 800CCのカワラ菌糸ボトルへ投入します。去年の12月初旬に月夜野きのこ園さんの菌糸ブロック購入し、自ら手詰め。タランドゥス・レギウスは比較的菌糸の活動が落…
タランドゥスホソアカクワガタ(Cyclommatus tarandus) インドネシア カリマンタン島 Mt.Bawang産 WD. 雌雄ともに爆食・元気いっぱいなのでペアリングに入ります。 プリンカップに投入するとすぐにメートガードしました。Cyclommatusの成熟目安にもなります。本種はWDなので、追い掛けの位置づけ。丸一日放置していたので、きっと交尾しているでしょう。 産卵セットはメタリフェルと同じ感じで、水分量多めにしてケース壁面を押し固め、内部は加圧せず、ふんわり組みます。使用マットは、ばくさん君 DX特Aマット。 22-3℃管理の温室へ投入。 さて、結果やいかに。 過去・参考記…
奄美大島産 アマミシカクワガタ CBF3 ペアリング-産卵セット投入
奄美大島産 アマミシカクワガタ CBF3(Rhaetulus recticrins). 雌雄ともに食欲旺盛なので、ペアリングを実施。 ところが、全然交わろうとしません…お互い知らんぷり。頼む。はよモーションかけてくれや。 アマシカはメス殺しの危険性が高い種だから顎を縛った方がよい、とよく言われていますが、大顎を縛る行為はオスの矜持を蹂躙している感じがして個人的にやりたくないのです。従って目視でペアリング。私の視線を感知し、コトに及べないのでしょう。少し心配でしたが、そっとしておくことに。目を離すとすぐにヤッてます。生殖器の挿入を確認。 この後、メートガードしている様子も確認できました。まずは一…
ワイルド個体によく付いているダニ。 タイ産 クルビデンスオオクワガタに着く無数のダニ...テロ画像です。不快指数マックスです。 邪魔者には早速消えていただきます。 「いかにも人間らしい手前勝手な考えだな!」とモロさんから怒られそうです。しかし背に腹はかえられぬ、許せダニ達。 使うのはこの専用針葉樹マット。二種類別ありますが、使用感はどちらも同じで効能あります。お好きな方をお使い下さい。今回はファーム'sを使用。 ファーム'S 防ダニ消臭マット 3リットル 出版社/メーカー: ファーム'S メディア: その他 この商品を含むブログを見る ミタニ 防ダニ王 5L 出版社/メーカー: ミタニ 発売日…
山形県産 オオクワガタ WF1 (Dorcus hopei bunodulosus). 2018年12月初旬に菌糸瓶交換(2本目)を行っており、今回はラストボトルの第一陣。投入から3か月経っていませんが、劣化が進んでしまったので予定よりも半月早く交換に踏み切りました。18頭管理しているうち、体重順に重い(=期待大)の個体から10頭を交換したのですが、どの個体も体重に変化なし泣。最大個体は19g. 20度の温室管理だったので、2-3gの増は期待していたのですが… 以下写真のような居食いしている個体も多く居ました。やはりちょっと早かったかなぁ。 累代浅めのオオクワはどうも苦手です。 過去記事はこち…
ティティウスヒラタクワガタ (Dorcus tityus). チベット自治区メンリン県産 CB. 幼虫3匹を購入。 2令初期。雌紋が確認出来なかったので少し不安ですが、頭部の大きさから雄2頭、雌1頭かと。 雄は月夜野さんのカワラ菌糸を500ccに手詰めしたもの、雌はキノコマット800ccへ投入。 雄は2-3ヶ月後に800ccのカワラ菌糸のリレー。雌は1本返し。 きのこMat50L(昆虫マット・発酵マット 出版社/メーカー: 月夜野きのこ園 メディア: その他 この商品を含むブログを見る 投入後は1-2日ティッシュで蓋をして様子を見ます。特に菌糸は幼虫を投入すると再活性化することが多いので、通気…
これまでカワラ材の自作は自分で行ってきましたが、バクテリア材の自作経験はなかったので今回トライしてみます。 使用する材料は以下。 1.ホダ木 2.割り出し後の使用済みマット 3.幼虫の糞 4.プラケース 手順は以下。 今回は小型種向けなので半分に裁断。 プラケースに並べて、ホダ木を加水します。 30分ほど加水。 水切りして、皮を剥ぎます。 幼虫飼育に使ったマットと食いカスを準備します。 プラケースに上記マットを敷き、ホダ木をならべて、マットを満遍なくかけます。 一部はホソアカやアマシカに使いたいので暫く寝かして柔らかくしたいと考えています。
パリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae) WF1 個体群(5♂)及び(5♀)が羽化、体も固化したので以下紹介。19頭の初例幼虫の回収に成功したにも関わらず半分が落ちてしまった結果に。個人的には国産オオより難しいと感じました。 以下、全頭紹介。 今回の最大個体はこれ。内歯が真横に行くタイプ。 ♂67mm. 識別No.DR0F1M004. 親越えはしませんでしたし、上翅にディンプルありますが、体幅もあり、顎が親よりも太く、サイズ以上の迫力があります。次世代の種親候補筆頭です。500CC×1→800CC×2の3本返し。全部菌糸。 再掲。うーん。カッコいい。パリーオオの人気の無さの一つに、…
タランドゥスホソアカクワガタ(Cyclommatus tarandus). インドネシア カリマンタン島 Mt.Bawang産 WD. ♂48mm.小さいけど内歯の隆起が痺れますねぇ。かっこええです。 ♀25mmくらい. 昼行性と見られる薄い体色。 西カリマンタンのMt.Bawang産.この山の標高は1,438M. 標高は300-350Mの比較的低地に生息しており暑さにも強い種類なので、この記事を執筆している真冬の温度管理は絶対条件でしょう。 野外ギネスが71mmに対して飼育ギネスが64.2mm。 まずは60mm越え目標でやります。 今週末ペアリング、産卵セットを組むつもりです。
メンガタメリークワガタ(Homoderus mellyi). カメルーン産 CB. ♂48.5mm. 1月上旬羽化 ♀29mm 1月上旬羽化 特徴的な頭部の突起。 機能的とは思えないけれども圧倒的造形美。 羽化後半年は寝るので、ペアリングは6月、7月くらいを予定します。
アラガールホソアカクワガタ(Cyclommatus alagari). 最近、後食始めました的な記事が多くなっています。 とはいうものの、羽化から後食開始までの期間は種によって異なるので一概には言えませんが、情報が少ない種類をブリードする際に役立つことがあるので個人的には重要だと思っています。 短歯型(通称ハサミムシ)アラガール ♂37mm CBF4 ♀30mmくらい。 雌雄ともに12月羽化個体。羽化後わずか2か月で後食開始しているので、キクロのなかでもサイクル早い部類でしょう。次世代はF5になるので、血の入れ替えも検討しています。 過去記事は以下。 www.stag-beetle-japan…
九州某所に出張に来ています。アポイントがキャンセルになってしまい時間が出来たので、車を走らせて山間に行ってきました。 ポイントは椎茸の原木を栽培している管理林がポツポツある場所。クヌギ林を見るだけで本当に心が癒されます。 北摂の台場クヌギは少し高さを残して伐採しているようですが、こちらは根元からガッツリ伐採している感じですね。 私が訪れた場所は、樹齢20年くらいで根元から切り倒され、ひこばえが生えてから数年経ったような状態のところ。オオクワの採集実績もあるエリアですが、私が訪れた場所は、ノコやミヤマがいそうです。まぁ標高が300M以上あるのでミヤマがメインでしょう。 ホダ場はやはり圧巻ですね。…
アマミシカクワガタ(Rhaetulus recticrnis). 雌雄ともに2018年8月下旬に羽化したもので、同年11月末から25度で温室管理、翌年1月下旬に後食を確認しました。休眠状態から2か月程時間を要したことになります。 後食開始した♂ CBF3 39mm. 雌雄ともに食欲旺盛で、プロゼリー16gを半分にカットしたものを2日で食い上げるほど。 アマシカの産卵木として使用するバクテリア材を現在製作中(培養中と言った方が良いのか…)ですので、3月中旬のペアリング、産卵セット組みを目指しています。 この時期は産卵セットを立て続けに行う必要があるので、計画的な事前準備が必要になってきます。 w…
アスタコイデスノコギリクワガタ(Prosopocoilus astacoides astacoides). ♂の羽化日が2018年9月中旬、♀の羽化日は2018年5月中旬で16℃の低温管理されていたものを23度まで温度を上げて活動を促していました。本種は1か月半程の加温が必要でした。 ♂インド ウエストベンガル州カリンポン産 F2 53mm ♀インド ウエストベンガル州カリンポン産 F2 29mm. もう1匹♀がいるので2ラインセットする予定です。 羽化ズレの影響で若干♂の食い上げが浅いので、あと1か月程成熟させてから順次ペアリングします。 www.stag-beetle-japan.com
パリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae). 続々と♂が羽化、最期の個体の羽化を確認しました。 完全に固化していませんが、多少縮んだとしても70mmはいってないでしょう。 ギネスは72.7mm。道程はまだまだ遠いですねぇ。 この個体は2本目までは菌糸、3本目でマット飼育。 Dorcus ritsemae (East Java) WF1. Last man has just emerged. パリーオオ基亜種. WF1. 最後の個体が羽化しました。#Dorcusritsemae #Dorcus #Insects #stagbeetle #lucanidae #coleoptera #i…
パプアキンイロクワガタ(Lamprima adolphinae). イリアンジャヤ産CBF3世代の蛹化が始まりました。一部の幼虫は菌糸飼育を行なっています。管理温度が一定なので頻発はしないのですが、蛹室に菌糸が侵食してきてしまいました。 一刻も早く取り除かなければ不全や死亡の原因となります。 これで一安心。 しかしパプキンって菌糸でもマットでもサイズ変わらないね...
アマミヒラタクワガタ (Dorcus titanus elegans). 前回記事書いた後に、突如食痕が見え出したので12月中旬にボトル交換していました。 Dorcus titanus elegans. Eating trace appears suddenly. I exchange of second bottle (mush room bottle) for third bottle (fermented mat) due to symptons of rampage. Maximum larva's weight is 24g, he would be over 70mm. アマミヒラ…
ミンダナオパリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae setsuroi) F2個体(3♂)が羽化、体も固化したので以下紹介。もう1匹はまだ幼虫やってますが、蝉化してしまって前蛹の気配もありません。 ♂68mm 識別番号DRSF2M003 若干上翅にディンプルあるもののバランス良く綺麗です。が、ちょっと細いです。3令初期から暴れまくりましたから。とはいえ、MAX体重14,5gくらいだったような。残念ながら親越えならず。 ちなみにこちらが親。71mm. 識別番号DRSF1M001. 親の方が太くて、更にカッコいいという何とも切ない結果に。しかし優美なクワガタですな。我が家に来て2年が経ち、…
クワガタ飼育 卵・孵化直後で割出してしまったときの対応について
私は、初令後半くらいまでは割出さずに採卵セットに放置しておくタイプですが、タイミングが早過ぎて、卵だったり、孵化直後の初齢幼虫を割出してしまうときがあります。 人工孵化時の床材は割りカスを使いますが、特に夏場は劣化しやすいので、湿ったティッシュを床材として代用することもあります。 有精卵で且つ管理温度を比較的高め(23-25℃)に保てれば、床材が少々劣化したりカビが生えても、一回目に採卵した卵は高確率で孵化します。一方で、二回目、三回目と後になればなるほど孵化率は落ちます。また、孵化したての個体を菌糸瓶にすぐに投入すると菌糸に巻かれて死んでしまう確率も上がります。 従って、孵化直後の幼虫を割出…
タイ産 クルビデンスオオクワガタ ペアリング-産卵セット投入
クルビデンスオオクワガタ(Dorcus curvidens curvidens). www.stag-beetle-japan.com 早速ハンドペアリング。 ものの5分くらいの逢瀬でございました。 コバエシャッター中ケースにカワラ材2本とコナラ材1本を月夜野きのこ園のきのこマットへ埋め込んだ産卵セットにメスを投入。 温度差多少あるけど産地であるタイ北部も同じようなものでしょ(温室のスペース的に優先順位が他種に劣っただけ...)ってことで、リビングの隅の棚の上に設置。 3月末-4月上旬くらいを目処に割出しを行う予定です。
産卵セットを組んでから丁度1か月経ったので割出。 www.stag-beetle-japan.com 良い感じに削ってるので産卵を確信。 カワラ材をひっくり返すと産卵スペースを作っているメスが観察できました。 メソトプス属は雌が子守をすると言いますが、まさにそんな感じ。幼虫に寄り添っています。 材を削り、フレーク状にしたところで、縁沿いに産卵している感じです。孵化後間もないですね。殻が見つかりました。メソトプスの卵の色は独特です。 フレークを全て取り除くとこんな感じ。綺麗に穿孔していますね。芸術作品です。 フレークの掻き出しは新生児用のスプーンを使います。 結局、13頭回収できました。平均的な…
毎年、晩秋から春先にかけてカワラ材を自作しています。 一番の理由は市販品に比べてコスパ良いこと。カワラブロック1個からホダ木 小‐中サイズであれば、9本程度は確保できます。 また、夏場はアオカビに浸食されやすいことや産卵セットの最盛期が5月から6月なので、培養期間を折り込んで逆算すると遅くても3月くらいまでには準備完了したいという思惑もあります。 用意する材料は以下。 -ホダ木 -カワラブロック -タイベスト紙 -ビニルテープ -新聞紙 -ジップロック 1.2-3時間ほどホダ木を加水。今回は小-中型種の産卵木をメインに考えているので、使用するホダ木も直径5-6センチの細いコナラ材を使用します。…
パラワンパリーオオクワガタ (Dorcus ritsemae curvus). フィリピン共和国パラワン州ガントン山産 WD. ♂57mm. 識別番号DRCWDM001. 大歯型でも内歯は前方にせり出さず、大顎の中間で真横に出る感じ(内歯が前方に位置する変異も稀にあるようです)なので、中歯型と小歯型の中間くらいでもパラワンパリーっぽさが出ていますね。加えて前胸板が他亜種同サイズに比べて若干太めであることも特徴です。 ♀33mmくらい。識別番号DRCWDF002. ノーコメントで笑。メスは他亜種との差異が私には分かりません。西ジャワ産と東ジャワ産の♀を同定出来る神様がいるみたいですが、私には到底…
タイ産クルビデンスオオクワガタ (Dorcus curvidens curvidens). チェンマイ県ファーン郡産WD. オスはフセツ欠けしており体表もボロボロ、手に持った感じも軽いのでペアリングが少し不安ですが、食欲は旺盛です。 体長56mm. 識別番号DCCWDM001とします。 一方で、メスは本当にWD?というほどピカピカ。重量感もありこちらは期待大ですね。体長36mm. 識別番号DCCWDF002とします。 チェンマイ県ファーン郡はミャンマーとの国境に隣接、タイ北部に位置しています。総面積 524 km2 のDoi Pha Hom Pok 国立公園があり、タイで2番目に高いDoiPh…
以前、横浜に住んでいたときによく行っていたポイントを久しぶりに訪れてみました。クワガタはコクワガタばかりですが、コムラサキやクロカナブンも採集できる生態系豊かな首都圏では貴重なポイントです。 久しぶりに心安らげたと思ったらこれです。 バナナトラップに絡まりそのまま死んでしまったコクワガタ。回収さえしていればこのメスは死なずに子孫を残していたでしょう。苦しい思いをすることなく寿命を全うしていたかもしれません。木の捲れを剥がす輩や材割り採集する連中等しく、トラップを回収しない連中も大嫌いです。
アラガールホソアカクワガタ (Cyclommatus alagari). フィリピン共和国 パラワン島ブルックスポイント産 F4. 短歯型のいわゆる"ハサミムシ"ですが、その大小に関わらずとても美しいクワガタです。挟まれるとメチャ痛い...自発的に私の指を挟んでくるほど体力旺盛な個体です。 メスはオスに比べてオレンジが濃く、特徴的な色合い。好きです。 本種飼育の狙いはズバリ、大歯の作出ですが、 ブリードでは難しいようです。 スーパー大歯と呼ばれるのはこちら(BE-KUWA42号より抜粋) 最大内歯基部から突起が出ています。内歯から内歯が出る凶悪さ。 こんなの作出出来たら鼻血モノですね。 今回使…
愛知県産の自己採集ヒラタクワガタWF1個体(4♂、5♀)が全頭羽化、体も固化しましたので以下紹介。 ♂63mm 識別番号:DTPF1M003 親越え個体。最大体長且つ一番バランスのとれた個体。今期の種親候補です。 (参考)種親。59mm. 識別番号:DTPWDM001 クワリウムに入れたまま越冬させたりしていたので、大顎の先端や表皮が擦れてボロボロです。しかし標本ヘッタクソですね。 ♂60mm 識別番号:DTPF1M004 大顎も短く幅のあるヒラタらしい体つきの個体。こちらも種親候補。 ♂57mm 識別番号:DTPF1M005 美形ながらサイズが伸びなかったのが残念。 ♂55mm 識別番号:D…
ババオウゴンオニクワガタ(Allotopus mollenkampi babai). www.stag-beetle-japan.com www.stag-beetle-japan.com 産卵セット組んでから20日ほどで7頭の羽化を確認しました。 条件は簡易温室25度の一定に。温度変化が激しいと本種に関わらず孵化までの期間が通常より延びたりバラツキが出たりするので、特に温度管理には気を使っています。常温管理していた時代、ブリードスペースの寒暖差が10度以上あったときは上述した問題に直面し、羽化ズレを起こすことがありました。この時期の採卵→孵化は加温等、温度管理が必須だと考えています。 孵化個…
リュウキュウコクワガタ(Dorcus amamianus nomurai). www.stag-beetle-japan.com メスは齧りもしないままホダ木の裏で寝ちゃってます。25度の温室で加温して当初は餌の食いも良く期待大だったのに。野外採集品なので抱卵してる筈なんですが、シーラケース小に産卵木を転がしただけの適当産卵セットに憤怒したのでしょうか。条件を変えて、産卵木をマットに埋め込だverで再セットしたいと思います。 加えて、ホダ木転がしセットの有効性を検証するために新たにペア購入しました笑 再セットがダメでこちらが成功なら前者が抱卵してない証明にもなりますし。その場合は追いがけして2…
メタリフェルホソアカクワガタ(Cyclommatus metalifer finae). www.stag-beetle-japan.com 前回爆産記事を執筆したものの、数頭落ちたり卵が孵化しない個体もあったり。メスはまだ重みがある上に、食欲旺盛で元気そうなので産卵セット2回目セットします。 ケースは前回同様にコバエシャッター小。 コバエシャッター【小】フタ・本体 [シーラケース] 出版社/メーカー: シーラケース メディア: その他 この商品を含むブログを見る マットは月夜野きのこ園製 きのこマット。 きのこMat50L(昆虫マット・発酵マット 出版社/メーカー: 月夜野きのこ園 メディア…
アルケスツヤクワガタ(Odontolabis alces). ボアク島(マリンドゥッケ島)産WD. www.stag-beetle-japan.com ハンドペアリングを試みましたが、私の気配を感じて中々交尾に至らず。 肩組むならそのままやってちょうだい。 見た目は豪快そうに見えますが、情事を除かれることを嫌う繊細な種みたいです。ペアリングを現認したいところですが、そんな時間もないのでコバエシャッター小に同居させて2、3日放置。さすがに済ませているでしょ。 同種の過去記事でも記載しましたが、採卵に成功している先人たちは衣装ケースに微粒子マットを数センチ固詰、その上に無圧で同マットを詰めるような…
ババオウゴンオニクワガタ(Allotopus mollenkampi babai). www.stag-beetle-japan.com 一発目は菌糸ブロックを中ケースに充填させ、1週間程で割出を行いました。 メスの体重もまだまだあったので、今度は菌糸ボトルを使って以下のような感じで組み、直ぐに穿孔開始! 結果、産卵は確認でき安堵していたのですが、数日経つと穿孔跡に菌糸が回りだすようになり、結局菌糸が回る力により、卵が押しつぶされてしまいました。 使用ボトルを温室温度になじませることなく産卵セットを組んでしまったミスです。 温度差による菌糸再活性化の勢いをこんな形で知ることになるとは…痛恨です…
自己採集 地元産ヒラタクワガタ(Dorcus titanus pilifer). www.stag-beetle-japan.com www.stag-beetle-japan.com 残っていたオス2頭も無事羽化。 Dorcus titanus, Aichi Japan (WF1). 4th emerged male, Attractive short mandible and thick body. 地元産ヒラタクワガタ。四匹目に羽化したオスは短い大顎と横幅が広くて良い感じ。#Dorcustitanus #Dorcus #insects #stagbeetle #lucanidae #co…
アスタコイデスノコギリクワガタ 原名亜種(Prosopocoilus astacoides astacoides). Prosopocoilus astacoides astacoides. Female. WF2. Kalimpong, West Bengal, India. アスタコイデスノコギリクワガタ(原名亜種). インド ウエストベンガル州 カリンポン県産 WF2. #Prosopocoilusastacoidesastacoides#Prosopocoilusastacoides #kalimpong #Insect #lucanidae #insectofinstagram #i…
奄美大島笠利町産 スジブトヒラタクワガタ(Dorcus metacostatus) www.stag-beetle-japan.com 産卵セット組んだ後、すぐにオスが死んでしまい、ペアリングが失敗していれば後がない状況でしたが、結果的には4頭の2令幼虫を回収出来ました。 ケース底に卵を2個確認していたので、10頭程度は楽勝かと思いましたが残念ながら不発。2頭は材から、残りはマットから出てきました。材の状態を踏まえると、マットで孵化した幼虫が材に食い込んでいった様子。産卵セットは、マットだけでも十分採れるような印象を受けました。 今サイクルにおける産卵セット-割出までの気づきと反省としては、使…
菌糸瓶/マット瓶の交換直後に、幼虫が表面まで出てきてしまうことがあります。 これは瓶内酸欠がその主たる原因です。酸欠発生要因は以下が考えられます。 菌糸を手詰めしてから日が浅く(Ex.瓶詰後1週間以内)、菌糸が大量に酸素を取り込み、瓶内に酸素が欠乏 マット加水直後に瓶詰したことにより瓶内再発酵し、酸素が欠乏 設置場所が温度変化のある場所に菌糸瓶/マット瓶が置かれていることで、菌糸の再活性化、マットの再発酵が発生し、瓶内酸素が欠乏 いずれの場合も酸素を送り込むことがまずは重要ですから、卓上送付機を準備し、瓶上部から送風します。 20‐30分程送風を続けると、表面で滞留していた幼虫も潜行していきま…
www.stag-beetle-japan.com www.stag-beetle-japan.com ババオウゴンオニクワガタ(Allotopus mosellenkampi babai)。 年末に産卵セットに投入。すぐに産卵行動開始。年始にはメスがセット表面に出てきたのを確認したので、割出してみると8卵の回収に成功。 大夢のカワラ菌糸ブロックを一度崩してコバエシャッター中に固詰した産卵セットでしたが、表面から3,4cmくらいの上部で空洞を作り、空洞の床面に集中して産卵していました。 孵化後はマットで2令初期まで管理、800cc→1400ccのカワラ菌糸でブリードします。
www.stag-beetle-japan.com 前回記事の個体が無事、長歯型で羽化しました。 本個体は以下でリレー。 500cc→800cc→1400cc(1回目)→1400cc(2回目) 1400cc(1回目)までは大夢のカワラブロックを手詰め。 菌糸ブロック 大夢K プロスペック (カワラ) ブロック 4250cc 1個 関東当日便ジャンル: ペット・ペットグッズ > 昆虫 > エサ > 幼虫用 > 菌糸瓶ショップ: charm 楽天市場店価格: 1,347円 最後の1400cc(2回目)はモンスターさんの一次発酵マット(「産卵マット」)を使用。 www.monster7.com 暴れ…
レギウスオオツヤクワガタ(Mesotopus regius). www.stag-beetle-japan.com www.stag-beetle-japan.com ペアリングさせ、ゼリーを充分食べさせたメスを産卵セットへ投入しました。 Mesotopus regius. I put her into breeding set. レギウスオオツヤクワガタ。産卵セットへ投入。#mesotopusregius #Insect #lucanidae #insectofinstagram #insect_perfection #insect_addict #insect_addicts #insec…
パリーオオクワガタ(Dorcus ritsemae Easr Java). www.stag-beetle-japan.com www.stag-beetle-japan.com 亜種のミンダナオパリーの大暴れもさることながら、基亜種のこちらは羽化不全が目立ちます。まだ全頭羽化していませんが、不全率が高いように感じます。 Dorcusritsemae (East Java) WF1. Female emergence already has started, and male's turn right now. Although it started with failed emergence…
ブリード経過)山形県産オオクワガタWF1 菌糸瓶ボトル交換(1回目/第二陣)
www.stag-beetle-japan.com 今回は前回実施済みの山形県産オオクワガタWF1の菌糸交換第二陣。 交換対象は10頭。最大15g~7gでうち3頭がオス、残りが7頭をメスと判定、オスは1400CCの菌糸ボトル、メスは800CCの菌糸ボトルに投入しました。 月夜野きのこ園さんのヒラタケとカワラ菌糸を使用しています。このまま飼育温度を15-6℃をキープの上、じっくり菌糸を食べさせ、オス70mm、メス40mm以上の作出を目指します。次回交換は4月頃とし、蛹化スイッチが入らないよう、セラー管理、温度管理飼育に移行する計画です。
Have a great new year! 良いお年をお迎えください!#2018bestnine #mesotopusregius #rhaetulusrecticrnis # #allotopusmoellenkampibabai #cyclommatusmetallifer #dorcusmetacostatus #odontolabisalces #dorcusritsemae #dorcushopeibinodulosus #dorcusrectus #dorcusstriatipennis #Insect #lucanidae #insectofinstagram #insect_…
ババオウゴンオニクワガタ(Allotopus moellenkampi babai). Allotopus moellenkampi babai. Breeding set with mushroom. I cut and made hole for her, then she went to underground immediately. ババオウゴンオニクワガタ。カワラ菌糸を充填させた産卵セット。カッターで穴を開けてあげると、メスはあっという間に潜行!Allotopusmoellenkampi #Allotopusmoellenkampibabai #Insect #lucanidae …
クワガタムシ (小学館の学習百科図鑑) 作者: 山口進 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 1989/06 メディア: 大型本 クリック: 9回 この商品を含むブログを見る クワガタ図鑑の代表格といえば、個人的には昆虫写真家の山口進氏による小学館の学習百科図鑑「クワガタムシ」です。 初版発売は1989年ですので、それ以降に新種、亜種登録されたものは掲載されていません。 一方で、クワガタの美しい写真はもちろんのこと、末尾の山口氏による採集記、とくにオオクワガタの樹液採集記は臨場感があり、自分もオオクワを採りたい!と強く願ったものです。また、山口氏は当時から、オオクワガタのメスに動物性のエサ(熱…
レギウスオオツヤクワガタ(Mesotopus regius). 成熟期間を経てペアリングしたので気性の荒いレギウスもメスには寛容です。今回は止まり木にゼリーを乗せバンドペアリング。4時間以上メートガードをしてやっと交尾に至りました。 ペアリングの基本は、種類別の成熟期間をしっかり見極めてから行うことだと考えています。きちんと成熟さえしていれば、あえて大顎を縛る必要はないと思います。 本種はメスに対して優しいのか一日中メートガードしており、微笑ましい光景を見せてくれました。オスは離れ離れになりたくないのか、引き離すときは必死に止まり木にしがみつき、個室に入れた後も前胸板を震わせてメスを呼んでいる…
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