s_kierkegaard さん プロフィール

  •  
s_kierkegaardさん: Patella noir
ハンドル名s_kierkegaard さん
ブログタイトルPatella noir
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/s_kierkegaard/
サイト紹介文死老病苦愉趣快について、気になることを書き留めておきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供67回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2015/06/06 21:43

s_kierkegaard さんのブログ記事

  • 公禍
  • 立夏が過ぎた。NYANBY(人間)ちゃんちの新たなぬこの名前が決まったらしい。ちゃこちゃん(仮名)という。通い詰めたぬこカフェから譲り受けたようやく1歳の雌猫。幼猫。ぬこカフェ(別名、ぬこキャバ)の花形としてNYANBY&ぬこ夫(人間の夫婦)の元に送り込まれた嬢猫ち... [続きを読む]
  • トンボとゴキブリ 五本虫
  • 30年前にその虫は5本足になった。以下、五本虫という。切る側、切られる側双方にとって、苦渋の「切断」であった。仕事を無くした五本虫。幸か不幸か家族はいなかった。その後なんとか生きのびた。貧しく孤独な四半世紀。突然現れた五本虫。肢と仕事とおそらく「己」を失... [続きを読む]
  • トンボとゴキブリ ネット嫌い
  • 腰が抜けた、というのは断じて嘘である。肩が抜けた、というのは若干の考察を要する。肘が抜けた、というやつは値千金である。そして、幼虫に起きたトラブルは厄介である。幼虫は口がきけないから、親虫が説明しなくてはならない。いきおい、親虫の本性と本能がむき出しとな... [続きを読む]
  • たらいうどん
  •  「たらいうどん」というのは、大勢で一つのたらい(はんぼう)を囲んで、熱湯の湯だめにした釜揚げうどんを、いわば「鍋」をつつく格好で食すゆえに「たらいうどん」なのであって、一人一人が別々のたらいに入ったうどんのついた定食を頼むのであれば、はなからこの激混み... [続きを読む]
  • 50回忌
  • もっとも白い一日から半世紀がすぎたといふあらゆる光が融合した白が世界を充していた日白い亡骸は白い衣をまとい白い棺に納められた中門の横の満開の石楠花薄桃色のその花弁をも白が包含していくその様こそ人の死であるその悟りこそ救いである小さきものが橋を渡り築山を探... [続きを読む]
  • WASABI
  • 今日、京都・錦市場近くのイタリアンを予約していましてな。時間があったものだから、外人さんでごった返す錦市場をぶらぶら。ある商店でわさび味のおかきを買い求めたわけです。ちなみに、私のヘアスタイルは、金メッシュ。ハングレのつもりだったが。レジのお兄さん、ニコ... [続きを読む]
  • ほぼ月
  • ほぼ月記になりつつあるこの日記。久しぶりに書いておく。今日は部下の送別会であった。余興でポップスを弾いた。「早春賦」「春」「千本桜」日曜日に義父の納骨が済み、月曜日にある試験が終わった。義父は土に帰った。一方で空からも風からも取り残された彼がいる。私は淵... [続きを読む]
  • ことん、きらり
  • ハンドルを握る私の傍阿翁の骨壷を抱える彼阿翁の遺影を抱えた子陽光では満たすことのできない空虚私はただつぶやいていたお義父さん、勝浦川ですよお義父さん、津乃峰が見えますよお義父さん、もうすぐ家につきますよゆっくりぎいとブレーキを踏んだことん助手席から嗚咽が... [続きを読む]
  • 訃報
  • 阿翁、というそうだ。恥ずかしながら知らんかったわ。あっけなく亡くなった。本日お通夜だった。喪主の妻である。明日告別式である。ひょっとしたら、夫以上に大好きだった。白系ロシア人みたいなお義父さん。仁徳院杏峯剛実居士。どうか。誰も連れてかないで。 [続きを読む]
  • 美しき昭和
  • 名はまさに美しき時代ぞ昭和よしあきという。孤独で陰気な美しき昭和。消えたかったのだろう。医者が後ろを向いた間に野に死せずとも静かに死んだ。開きかけた扉は永遠に閉じた。余ったお金はこの世のお釣り。首から下げた巾着に入れた最後の500円。誰も咎めぬあの世に行... [続きを読む]
  • 新年の決意(駄作)
  •  元旦は多摩国からは富士山がよく見えた。 前の日に仕入れた白味噌と里芋を使い、丸餅と小松菜は持ち運んで雑煮を作って差し上げ給うた。 昼飯にはカルボナーラが喰いたいというので、元日から開いてた紀伊国屋で生クリームを調達して来てチャチャッと仕上げて差し上げた... [続きを読む]
  • 狂犬成り
  •  その男の心臓の裏側を覗き込むと大動脈は驚くほど美しく、それに至る弁も微塵の石灰の沈着を許さぬほど闊達に動いていたはずである。少なくとも個体レベルが活きていた時に限る、というのは、デシュライバーの高橋さんが心臓の表面を「滑沢」と書き込んだその時、右室に続... [続きを読む]
  • 未来世紀ブラジル
  • 笑った。この頃、この映画の属性はカルトと「登録」されている。こうなると「「カルト」を除く」と条件を入力すれば除外される訳である。なんという世の中なんだろう。TとBの違いで罪人になる。AかBかの違いで善人になる。以下、現実である。飼育省データベースの二択登録が... [続きを読む]
  • ピエタ2
  • もう一年過ぎていた。老父母と我が家の過去帳のデジタル化などを検討しながら笑っていた。ふとあの子のクラスメイトのことを思い出した。その子の母のことを思い出した。「君死にたまふことなかれ」ピエタ [続きを読む]
  • ぶうちゃん
  • NYANBYちゃんが目を腫らしていた。「どうした?その目・・・」と私が言いかけて、「それは・・・」とNYANBYちゃんが応えようとした、その瞬間。思い出した。「ごめん、ごめん。言わなくてもわかった。尋ねた私が悪かったね。つらかったね。」そう言って私は仕事に戻った。長... [続きを読む]
  • 春は
  • 大学卒業の春と会社卒業の春とどちらも遠からじ。不安と期待と夢と安泰と達成と現といずれも真ならず。君は問う、未来を。君は説く、過去を。聞くにあたわず。共に暮らすも独り暮らすも堪えるにしかず。 [続きを読む]
  • トンボとゴキブリ 首領
  • ゴキブリ飼育省は暴走している。こうなると各ゴキブリ団体の首領が暗躍する。ゴキブリ達は、トンボになろうとは、誰も思わない。ゴキブリ達を、トンボにしようとは、誰も考えない。立ち去り型サボタージュ、というのが流行ったな。だけども、非属のゴキブリは、吐きそうにな... [続きを読む]
  • 惻隠
  • 胸の鼓動を「文字通り」聴いてWNL動悸がするからHolterECGとってもVPC頻発だけどもWNL息切れもするから心ECHOでみてもWNLカフェイン過剰摂取もOK睡眠不足もOK飲酒もOKと説明をした後弁膜症じゃなくてよかったあ、あれだと血栓とぶんだよなあ、アポるのはいやだなあ。と、ぼー... [続きを読む]
  • 春画
  • 以下、袋とじです。□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□腰の折れた爺がおりました。爺は醜男でしたが精強く田んぼで... [続きを読む]
  • 限界コンテンツ
  • 最大公約数的な広大な公園に出かけてみた。自己解放の一助としてスマホ不携帯。小高い山全体が公園となり麓に図書館・美術館・文書館を配して「文化の森」と称すが、いまや文化の「限界集落」である。大衆文芸が跋扈する図書館をスルーして文書館で洪水の一次資料展示を閲覧... [続きを読む]
  • 祝退院
  • 電話があった。台風18号で飛来した数多の瓦によってボコボコにされたうちの車が戻ってくるらしい。愛着や依存は哺乳類に特有の精神活動であるが、自分はモノへ偏向しているようである。カーポートの下から忽然と姿を消した愛車のスペックではない。そもそもハイスペックじ... [続きを読む]
  • 古知谷
  • こちらでは紅葉は今が盛りなのですが眉の形の頂きまで全てが明るく染まり日々これを眺るいのちを臨むに京都の深山を想います古知谷の苔が足下に馥郁とあれば深山に分け入るのもこころやすし柔らかな心と今やスマホの灯り照らされた岩廟の床水滴... [続きを読む]