Kailas さん プロフィール

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Kailasさん: 仄暗いお散歩
ハンドル名Kailas さん
ブログタイトル仄暗いお散歩
ブログURLhttp://honoguraiosanpo.blog.jp/
サイト紹介文廃墟、廃屋、事件現場・・・ひとり探索記ブログ〜ダークツーリズム
自由文廃屋巡りがおすすめ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供157回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2015/06/08 18:20

Kailas さんのブログ記事

  • さまよい森の明治庶路炭鉱
  •  北海道は釧路、茫漠とした大草原の中にぽつんと一軒、取り残されたように佇む廃屋にて、酪農一家が、その抜け殻と化した家のつくりから察するに金銭的に決して裕福ではなかっただろうが、壁に貼られたポスターや服、土産物などの残置物などから、慎ましくも、さぞかし平和に楽しく暮らしただろう、じんわりと心温まる痕跡を、東京から来た、人生において、たいした辛酸をなめることなく、安穏としたくだらない日々を今のいままで [続きを読む]
  • 「孤独老人の忘れ物」 港区虎ノ門、廃墟集落を行く.6
  •  こちらの終端には、まるで森に隠れているかのようなモルタル造りの家。 飛び込もうと思ったが、窓辺の様子や気配から人の営みを感じとり、あわてて引き返すことに。 アメリカのモーテル風の廃アパートの連なりがある路地を奥へ進んで行ってみる。 びっしり。 長いこと閉ざされた、雨戸。 廃屋超密集過密地帯が続く      先の奥の暗がりの手前付近で、静けさの中、残響音のようなハトの鳴き声が漏れてくる。 いるのは [続きを読む]
  • 「少女の妄想と姉の吉報」実録、廃屋に残された少女の日記.64
  •  日記の更新が歯抜けになっていた理由は、彼女を突如襲った風邪とそれに伴う激しい頭痛が原因だった。朦朧とした意識の中、必死になって震える手で、そこまでして・・・何かを悟っていたのか、自分の足跡を遠い未来へ残そうと・・・いやそんなつもりはこの時点では全くなかったのかもしれないが、どこからともなく湧いてきた、底知れぬ義務感が彼女のケツに鞭を打たせ、後ろからの見えない添い手があるかのように、多少抗う気をほんのち [続きを読む]
  • 【第14話 リング】小説、少女が残した日記『交錯のMEMORY』
  •    澪は悲劇の少女キョーコの娘だった!・・そしてその澪の口からキョーコの辿った数奇な運命が明らかにされる[登場人物]キョーコ(菊田京子):道東の廃屋に40年前の日記を残した少女。しのまい:キョーコの姉。イノセントなこころの持ち主。白河:廃墟探検家。廃屋の日記を本人に返すべく現在のキョーコを追う。サブ:情報屋。キョーコを追うため白河と行動を共にする。三田澪:廃墟好きの女子大生。その正体はキョーコの一人 [続きを読む]
  • 「すさんだ家族の住居棟」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.2
  •  湖畔の廃墟ラブホテル「アリス」の城らしき建物の内部が見渡せる入り口に立つ    台所でせわしくルームサービス用の食事を調理しながら、時にはフロント用の窓口で受付業務をこなす。お婆ちゃんも駆り出されて、家族総出深夜問わずに大忙し。 電源のコントロールシステムか。時代の流れを見誤ったがために、たかがこんなものといえど、数千万円の負債を生み出したことだろう。勿体ない。 時間の静止した囲いの中にいるとは [続きを読む]
  • 「〜San-Xの陰謀。」ミステリー本を求めて.2
  • 無実の罪で電気椅子に座らされる警察官レモ=ウィリアムス。その偽りの処刑は、その存在を大統領しか知らない極秘犯罪抹殺組織「CURE」の新人スカウトだったのだよ。おっと、その前に堂夏一筋子先輩情報を発見!!Modeling life memoすげーな。その頃の記事かも。               ミスタードーナツのトレーの中敷きに載っていた「堂夏一筋子先輩とミスドちゃんの質問コーナー」(だったっけ)を読んで驚きの発見. [続きを読む]
  • 「森の中に横たわるもの」都会の森、横たわるタイムカプセル.2
  •  誰も入って行かなそうな街中の森に、飛び込ん行ってやろうという、大の大人がやるには倫理観を問われかねない、ともすれば恥ずかしくもある試み。 先日、前々からサブとして欲しかったカメラ、ソニーの「RX100M3」を購入したということもあり、試し撮りがてら、上から下まで全身に迫る枝葉を跳ねのけつつ、侵入してみることに   SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3  こんな小っさいながら、そ [続きを読む]
  • 「嗅ぎつけた母親」実録、廃屋に残された少女の日記.63
  • 日曜だったものの、史之舞は家にいない。自分が裏でやらかしている”事の重大さ”を全く自覚していないのか、お気楽にも例のあれに勧められるがままに行って、そのまま実家へ寄らずに寮だかアパートに帰る予定のよう。 厳しい結果が続いた今回のテスト。キョーコさんの得意な国語以外は散々な点数だったと、神妙に反省することしきり。あまりの情けない低い点数に、大げさにも、涙がちょちょぎれたとまで言い出すことに。 でも [続きを読む]
  • 「孤独な血紋打ち」血紋だらけの廃墟ラブホに行って来たよ.5
  •  廃墟ホテル「トロピカル」の四階。 上手いわけでもなく、なんの自己主張もなさそうな退屈な素人の絵が次から次へと    仲間同士で記号をつくり、それを理解できない人を遠ざけ、真っ当な評価を下されて傷つくことから逃れようとする。ますます身内の殻に閉じこもる彼ら。 メッセージ性を読み取られると、ネットで晒されて、冷笑されるのがオチだと怖れ、何の生産性も向上心もないままに、内向きへ内向きへと、片手間の一円 [続きを読む]
  • 【第13話 第二の誕生】小説、少女が残した日記『交錯のMEMORY』
  •  澪は、サブの気勢に怯えたしのまいの肩に手を置き、安心させるかのように優しく微笑みかけた。「保護地である昭島市長の嘱託により、新たに彼女の戸籍が編製されました。 青木今日子・・・名である”今日子”はもちろん彼女の本名を使いました。もっとも、日記では“キョーコ”とカタカナで表記されていたため、漢字の綴りはわからなかったのですが。」 [前回までのあらすじ]打ち捨てられた廃校舎にて35年前のキョーコを襲った [続きを読む]
  • 「竹林に潜む限界家屋」都会の秘境、森の中に眠る空き家群落.4
  •  背中のカメラバッグを引っ掛けてしまい、ギギギッと、弓の弦(つる)のようにしならせ杭を若干傾ける。ここでオロオロしていてはひと騒動になってしまうので、プチンと背中で弾けて舞う砂埃が左頬を舞うのを感じるやいなや、体はそれより先にというぐらいに、必死に誰かから逃げるようなえらい速さで脇目も振らずに、気づくと竹林の中を突き進んでいた      21世紀の東京の23区内において、名の通った活気のある街道沿いに [続きを読む]
  • ミステリー本を求めて.1
  • 何かKailas様の気まぐれから秘蔵コレクションの書評をやらされるハメになったので、酔拳でやっつけるyo!入手したときの思い出も語るんだってsa。東京都西部に(仮)若王女という町があった。というかまだある。学生時代、毎週土曜の夜に、とある理由でその若王女に通っていた。当時の私は若王女より少し東の(仮)川西という街を拠点に、小学校の校庭で月を見ながらアルコールを消費する会を開催したり、オートバイで敵をやっつけ [続きを読む]
  • 「少女と姉の転機」 実録、廃屋に残された少女の日記.62
  •  昨日の社会に続き、本日の数学と英語のテストでも低得点をたたき出してしまったキョーコさんが、今までにないような、タガが外れたような、常軌を逸した激しい怒りを、自分に対してぶつけることになる。 単なる怠惰であり、『夢みたいなちからでもしかしたらテスト出来るかも?』なんていう妄想じみた期待を抱いてしまい、やることをやらないで、ズルズルとここまで来た結果が、この有様    しかし、そこで彼女は、進むこと [続きを読む]
  • 「迷宮廃ホテル」 幻湖、森の上の廃墟「白鳥湖ホテル」.7
  •  当時の白鳥湖ホテル側から、最大限の配慮ともてなしを受けただろう新婚夫婦の”生々しい痕跡”なのでは?とも思ったが、よく見ると敷き布団が無い。過去の侵入者達による、含みを持たせた悪戯か何かだろう。めくったら何か隠してあったとか。 ビクター製のブラウン管テレビ。廃墟になろうが、メーカーが消滅しようが、倒されることをかろうじてまぬがれ、昭和の時代から二十一世紀へと、いまだ立ち続けている。 「まつうら」の [続きを読む]
  • アジアの秘蔵品
  •  昨今、往年のあのファミコンがミニサイズになり発売をされ、品切れ続出でプレミア価格がついたり、ちょっとしたレトロゲーム・ブームになっている。ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン+USB ACアダプター レトロゲームは嫌いな方ではないが、そんなものより僕がかねてから収集をしているのは、アジア各国で怪しげに脈々とイリーガルに流通をしている、いわゆる「パチモンカセット」である。 ファミコンでは存在しな [続きを読む]
  • 【第12話 告白】小説、少女が残した日記『交錯のMEMORY』
  •    澪と共に約束の郷土館に現れた中年女性は、なんとしのまい本人だった。「全てを・・・お話します・・。」 戸惑う二人を前に澪が重い口を開いた・・。[登場人物]キョーコ(菊田京子):道東の廃屋に40年前の日記を残した少女。しのまい:キョーコの姉。イノセントなこころの持ち主。白河:廃墟探検家。廃屋の日記を本人に返すべく現在のキョーコを追う。サブ:情報屋。キョーコを追うため白河と行動を共にする。澪:廃墟好き [続きを読む]
  • 湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き
  •  度重なる風営法の改正により、パネル写真で部屋を選んで管理人と顔を合わせずに部屋へ直行だったり、鏡張りの浴室や回るベッドといった、いわゆる昭和のラブホテル様式のラブホは、現在は新規で建てることができないのだという。 今も生きながらえている昭和からのラブホテルは増築も改築も不可。 老朽化をしてそのまま朽ち逝くのをただ待ち続けるのみという、昭和ラブホテルはこの先途絶えることが確実な貴重な昭和の裏大衆文 [続きを読む]
  • 「夢から出た中3少女の秋」 実録、廃屋に残された少女の日記.61
  •  金山君のことはこれ以上執拗に観察したり、日記にも書かないと自己宣言をし、固い決意を示したキョーコさん。 唐突にどういうことなのかと思われたが、これは、この先の進路をある程度左右しそうなテストを翌日に控えていたからであり、やるべきことを全くやっていなかったものの、心構えと最低限の労力(金山断ち)は惜しまず、やってます風を即席にでも装うことで、全くの手放しでテストに臨んだわけではないのだから、仮に結 [続きを読む]
  • 「外へ出た、廃屋生き仙人」廃屋生き仙人との友情.3
  •  廃屋生き仙人さんはそっと僕の耳元で囁いた   「日本がリセットされるよ」と。 僕へ対して執拗に警鐘を発し、来るべきその日に備えて、準備だけはしておけよと、具体的な商品名などもあげ、日本の行く先を憂う男が、今日もその日への準備に余念がない様子。 数百坪はあろうかという、亜熱帯地方の原生林をそのままに封じ込めたかのような大邸宅を、東京の街の住宅街に持つその男が、これはもう選挙どころではないよと、リセ [続きを読む]
  • 「廃墟老人の知恵」 港区虎ノ門、廃墟集落を行く.5
  •  港区虎ノ門のゴーストタウン内で唯一、営業中のクリーニング屋さんのある路地の最奥部まで行ってみる。 向かい合うどちらもがやはり廃屋の様子。 こちらの木造民家の古さはかなりのもの。 念のために電気メーターを確認したが、一ミリも動く気配は無い。 今にもレースカーテンがめくれて老人が顔を出しそうな窓。 計画的に立ち退かれたのではなく、突発的な原因によるものでしょう。 落ち葉積もる庭。 元は風呂なし住宅だ [続きを読む]
  • 【第11話 大地ふたたび】小説、少女が残した日記『交錯のMEMORY』
  •  藤淵町郷土資料館とは、キョーコの卒業後まもなく廃校になった行間辺中学の体育館を利用した施設だった。 資料館といっても管理者が駐在しているわけでもなく、町嘱託の管理人が時折巡回に訪れるほか、朝の開錠から夕方に施錠されるまで原則的に無人だった。[前回までのあらすじ]澪から届いた謎のメールには、今年3月に起きたある母子の失踪事件を伝える新聞記事が添付されていた。澪の真意は一体?白河とサブは再び道東へ飛ん [続きを読む]
  • 「廃墟グラフィティの狙い」血紋だらけの廃墟ラブホに行って来たよ.4
  •  黒い鱗模様の壁の部屋を進んでいくと、床には定住者の物らしき布団が転がっていた。 廃墟に住んでいる人は多い。でも、昼間の間は大抵姿を消したままで、どこかへ行っていることがほとんど。図書館か、空き缶でも拾っているのだろう。 かといって、夜は心霊スポット巡りの若者達に荒らされるため、彼らが安心して寝ていられるのは、その廃物件が廃墟としてメジャー化するまでのほんの短い間である。  枕もとにあった、住人の [続きを読む]
  • 「中三少女の最後の決意」 実録、廃屋に残された少女の日記.60
  •  担任の先生が私的な布教活動を授業中に行ったことや、授業参観日だというのに、自分の両親をはじめ、クラスの生徒の親達の誰も来ないことが当たり前となってしまっている現状を腹に据えかねていたキョーコさんのとった大胆な行動    ノシノシとゆっくり歩き、『どの口が叱るのかしら!』と言わんばかりに、授業参観が既に始まっている授業の途中、堂々と遅刻をして教室に入り、教卓と勉強机の前をふてぶてしく横切り、”よっ [続きを読む]
  • 「女性従業員部屋の記憶」廃墟、『チニカ山荘』荒くれ探索.13
  •  糠床がそのままに並べられている。 あのチニカ自家製漬物の味が忘れられないと、毎年ここへやって来ていたライダーも珍しくなかったのではないだろうか。 中身の糠は山の中に放り投げても土に還るので、そうすればいいのにと思うが、なぜか放置されたまま。 ハエ取り紙には豆大福の表面の豆のようにも見える夥しい数の大量の蝿が付着。 お世辞にも清潔感があるとは言えないが、男ばっかりの職場だったとしたら、まだましな方 [続きを読む]
  • 「廃墟写真がもたらした病状」都会の秘境、森の中に眠る空き家群落.3
  •  事前のネット調査では見過ごしていた、アナザー廃屋集落を偶然に発見。 屋根から壁に覆いかぶさり増殖するヘデラの群生。 かち割れた大木とシュロの間には大胆にも縄が張られていていて、メタリックな不燃性の車のカバーが干してある。 車は無さそうなのに、どういった意図? 昔ながらのこじんまりとした借家の縁側には、円卓ちゃぶ台がまるで売り物であるかのように置かれていた。近寄ってよく見ると、まだじゅうぶん使えそ [続きを読む]