尚(創作小説屋) さん プロフィール

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尚(創作小説屋)さん: 創作小説屋
ハンドル名尚(創作小説屋) さん
ブログタイトル創作小説屋
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/shou0530
サイト紹介文高校同級生カップル(現在・普通教師×超美形医師)の27年愛。その他。完結・読切・R18、色々
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供129回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2015/06/15 10:23

尚(創作小説屋) さんのブログ記事

  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−6
  • 2006年2月【慶視点】「はじめは、慶が一緒にいってくれたらって思ったんだよ」 ケニアに旅立つ前日、浩介はそういっていた。 あの時のおれは、まだ卒後丸3年で、先輩方に助けてもらいながら、何とか仕事をやっているような状態で、とても着いていくことなんてできなかった。 あれから3年弱……。少しは経験を積んで、後輩もできて、少しは周りから頼られるようになったけれど……(理想とする医師からは、まだ遠い……) [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−5
  • 【浩介視点】 中学校3年生の夏。 息苦しいブラウン管の中にいたおれを救ってくれたのは、『渋谷慶』という名前の眩しい眩しい光だった。 『渋谷慶』に再び会いたい一心で、初めて親に意見した。「今通っている私立中学の付属高校には上がらず、地元の公立高校に進学したい」 母は大反対した。これでもかというくらい、罵詈雑言を浴びせられた。でも、折れなかった。それは、ただひたすらに『渋谷慶』に会うため。それだけがお [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−4
  • 2006年正月【南視点】 浩介さんがいなくなって3回目のお正月……「なんかさ……悟りを開いた感じ?」 すっかり大人しくなってしまった兄に、半分喧嘩ふっかけるつもりで言ったけれど、「なんだそりゃ」 兄はふっと笑って私の嫌味を聞き流した。……別人のようでコワイ。「お母さーん、お兄ちゃんがコワイー」「何言ってるの」 私の訴えに、母はちょっと呆れたように肩をすくめると、「もう31なんだから、悟りの一つや二 [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−3
  • 2005年冬【浩介視点】 山田ライトが、突然ケニアにやってきた。「教えてくれれば迎えにいったのに……」「サプライズの方が感動が大きいでしょー?!」 うひゃひゃひゃひゃ、とあいかわらずの笑い声が懐かしい。でも、アマラは「その笑い方やめて」と眉をひそめている。 おれが日本にいた頃に所属していた日本語ボランティア教室での教え子だった山田ライト。 今、下宿させてもらっている家主のシーナと、ライトの父親がい [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−2
  • 2005年夏【浩介視点】 あかねと「別れた」ことになってから、7ヶ月が経った。けれども、こちらでは引き続き「遠距離恋愛中」ということにしている。なぜなら……「浩介先生は結婚しないの? うちの娘なんてどう?」 なんて話をされるからだ……「先生には日本に恋人がいるからダメだよ」「あかね先生、今年はこないの?」 みんながそんなことを言ってくれるので、何とか『強引に娘に引き合わされる』とかそういう目には合 [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−1.2
  • ** 高校二年生の初日……「これ、君の?」 机の横からスッと出されたオレの栞。白い手。その先を見上げて………「………!」 あまりにも驚き過ぎると、人は息をすることすら忘れるんだ、ということを、身をもって知った。 凛とした目元、白い肌、1つに結われた長い髪、透明感のある雰囲気……オレが思い描いていた理想の女の子を体現したような……「違うの?」「あ…………、いや……」「落ちてたよ?」 にっこりとしてくれ [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・三年目−1.1
  • 2005年春【長谷川委員長視点】「おれ達にはどんな将来が待ち受けてるんだろうなー?」 そう、空に向かって叫んだのは、高校二年生の3月。修学旅行先の松陰神社の境内でだった。雨が冷たかったことを覚えている。 あの時、もうすぐ18歳だったオレは、先日31歳になった。 何もできていない、進むべき道すら決められていない、そう思ったあの時と、今もあまり変わらない。やっぱりまだ、模索し続けている。** 全員20歳 [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・二年目−3
  • 【浩介視点】 朝起きたら、慶がいなくなっていた。荷物もない……「………慶?」 ………夢? 慶がいたっていう夢を見たのか? おれ。 そう一瞬思ったけれど、リアルに残っている慶のぬくもりにそうではない、と思い直す。 話した内容も覚えているし、シーナたちに紹介したっていう記憶もある。 夢、じゃない。じゃあ、慶と慶の荷物はどこにいったんだ?「………母屋かな?」 釈然としないまま、母屋に顔を出したところ、『 [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・二年目−2
  • 【慶視点】 おれは、無力だ。 その小さな命の火が消えた時、おれは自分の無力さを本当の意味で思い知った気がする。「患者にも患者の家族にも寄り添える医者に」「一緒に戦う戦友みたいな医者に」 そんな医者になる、と高校2年生の時に決意して以来、ずっとこの道にかけてきたつもりだった。「おれはおれのやるべきことをここで頑張る。だから、お前も頑張ってこい」 最も愛しい人の手を離してまでも、おれはこの道を選んだ。 [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・二年目−1
  • 2004年夏【早坂さん視点】 ある入院患者が亡くなった。 彼女は健気に戦い、そして穏やかな最期を迎えた。誰のせいでもない。そういう運命だった、と、皆が言った。彼女の両親でさえ、深い悲しみの中でその運命を受け入れようとしていた。 でも、渋谷先生は……… 渋谷先生は、ひたすら自分を責め続けていた。一週間経っても、日常業務に支障をきたすほど、様子がおかしかった。「あれだけ忠告したのに……」 自動販売機の [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜翼を広げて・一年目
  • 2003年9月10日【浩介視点】  今日は、20代最後の誕生日だ。 子供の頃は、誕生日には必ず、外食に連れていかれたり、豪華な食事を用意されたりした。 でも、毎年、父は明らかな迷惑顔でその席にいて、母は「お父さんみたいな弁護士になるために、もっともっと頑張りなさい」と飽きもせず言ってきて…… おれは誕生日が来ることが、毎年嫌で嫌でしょうがなかった。 でも、16歳の誕生日から変わった。『誕生日おめで [続きを読む]
  • BL小説・風のゆくえには〜閉じた翼・裏話(泉視点)
  • 2003年4月1日。浩介出発前日。まさか桜井浩介先生が、恋人である渋谷慶さんに、ケニア行きのことを話していない、なんて露程にも思わなかった泉&諒カップル。なんの他意もなく、慶の勤務先の病院に「明日、桜井先生の見送りに行きたいので、出発時間教えてくださーい」と聞きにいってしまい……かーらーの、泉君視点。--- 渋谷さんの病院に行った帰り。タイミングよく並んで座れた電車の中で、「オレ達……もしかして、と [続きを読む]
  • (BL小説)風のゆくえには〜クーラー設定温度の戦い
  •  新婚・溝部家「初めての夏」<キンキンに冷えた部屋にしたい夫・溝部vs冷房なんていらない。扇風機で充分!な妻・鈴木さん> で、クーラー設定温度の戦いが毎日繰り広げられています。 よその家ではどうなんだろう……と思った溝部君。高校同級生の桜井浩介に、ラインで聞いてみました。ーーー【溝部視点・桜井浩介とのライン】『設定温度の戦い? うちはないよ』(キョトンとした桜井の顔が見えるようだ……) あー、やっ [続きを読む]
  • 開設11周年記念☆BL小説・風のゆくえには〜あと2回
  • 2017年8月10日 「たまにはちゃんとトレーニングをしろ」 と、慶がうるさく言うので、普段スポーツクラブでは、プールのウォーキングコースとジャグジーとサウナしか利用しないおれが、久しぶりにマシンジムのコーナーに行ったのが間違いだった……… 「もう限界、と思ったら、そこからあと2回ってトレーナーさんが言ってたぞ」 「な………にそれっ。限界だから限界なんでしょっ」  何やら腹筋だか背筋だかを鍛えるマシ [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜ずっと一緒に
  • すみません。再録です。2016年7月26日投稿「たずさえて11」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます-----------訳あって、高校の同級生・山崎と一緒に樹理亜とユウキのつとめるバーを訪れた浩介。その後、山崎は戸田先生の元へ。そして浩介は慶と駅で待ち合わせ^^浩介と慶は高校時代からの恋人同士。樹理亜は慶に片思い中。ユウキは樹理亜に片思い中。2015年12月26日(土)夜のお話です。 [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜夜の公園
  • すみません。再録です。2017年5月2日投稿「現実的な話をします15」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます-------------------☆高校の同級生・溝部の実家で行われたすき焼きパーティーの帰り道のお話。【慶視点】 溝部の実家でのすき焼きパーティーの後、少し酔っぱらった状態で電車に乗り……途中から運よく座れたのは良かったけれど、そのせいで二人でうたた寝してしまって。気が付 [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜初めてのキスはいつ?
  • すみません。再録です。2017年4月28日投稿「現実的な話をします14」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます-------------------桜井浩介&渋谷慶カップルの高校同級生、溝部が、長年の片想いを実らせ鈴木さん(バツイチ子持ち)と結婚することになりました。そこで、山崎と長谷川委員長も、浩介&慶のマンションに呼び出され……【山崎視点】2017年2月23日(木) 溝部が鈴木と結 [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜バレンタインの夜に
  • すみません。再録です。 2017年4月21日投稿「現実的な話をします12」の「おまけ」のみ。 「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます ------------------ 桜井浩介&渋谷慶カップルの、高校の同級生である溝部視点です。 溝部はこの時、同級生の鈴木さんに猛烈アタック中です。 【溝部視点】  バレンタインの夜……  鈴木は仕事だというので、昨年同様、渋谷と桜井のマンションに遊びにいったのだけれ [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜特別の呼び方
  • すみません。再録です。2017年4月18日投稿「現実的な話をします11−2」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます------------------☆今日のオマケ・慶視点 2月12日日曜日。 浩介と溝部と一緒に、高校の同級生の山崎の引っ越し祝いにいった。 山崎が、おれと同じ職場の戸田菜美子先生と結婚してから4か月。結婚式をしてからは2か月。はじめは山崎の1人暮らしのマンションに一緒 [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜10歳の夜には
  • すみません。再録です。2017年4月7日投稿「現実的な話をします9」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます------------------☆高校の同級生・鈴木さんの息子・陽太君の、二分の一成人式のための作文の添削をしてあげた浩介。その影響で、小学生時代の記憶がよみがえってしまい……【浩介視点】 今は多くの小学校で『二分の一成人式』というものを行っている。 数年前、その話をはじめて [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜南の妄想
  • すみません。再録です。2017年4月4日投稿「現実的な話をします8」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます------------------高校2年生時代、慶・浩介・溝部・山崎・斉藤の5人で仲良しグループでした。明るい超美少年・渋谷慶、天然優等生・桜井浩介、お調子者でクラスの盛り上げ役溝部祐太郎、地味で大人しい山崎卓也、極々普通の青春謳歌している斉藤健一。南ちゃん腐女子フィルターに [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜インフルの日々
  • すみません。再録です。2017年3月28日投稿「現実的な話をします6−2」&2017年3月31日投稿「現実的な話をします7」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます-------------インフルエンザに罹った場合、別々に暮らすことにしている二人。2016年の「つきあった記念日」は、浩介インフル罹患中のため、慶は高校時代の友人溝部のマンションに泊まっています。【浩介視点】 おれがインフルエ [続きを読む]
  • 4000日
  •  再録更新にも関わらず、ポチしてくださった方、過去記事読んでくださっている方、本当に本当にありがとうございます! 今さっき、gooブログの編集画面を開いて知りました。今日このブログ、【ブログの開設から 4000日】 だそうです。 切り番ってテンションあがりますね〜? 気がついてよかった…… で、いつ開設したのか確認したところ、【2006年8月10日】 でした。意識したことなかったので、知らなかった。 [続きを読む]
  • 再録・(BL小説)風のゆくえには〜僕の旦那様
  • すみません。再録です。2017年3月21日投稿「現実的な話をします5」の「おまけ」のみ。「おまけ」の話、探すのが面倒なので短編として抜き出してます-------------------山崎(高校の同級生)と、戸田菜美子先生(慶の同僚で、浩介の主治医)との結婚式に、「カップル」として出席した二人。その帰宅後の話。慶視点→浩介視点【慶視点】 山崎らしく、戸田先生らしく、素敵であたたかな結婚式は終始和やかな雰囲気のままお開きとな [続きを読む]