おりんぽす さん プロフィール

  •  
おりんぽすさん: 城郭模型製作工房
ハンドル名おりんぽす さん
ブログタイトル城郭模型製作工房
ブログURLhttps://s.ameblo.jp/orin-pos/
サイト紹介文城のプラモデルを使い、復元模型、ジオラマ作品、創作作品まで、製作過程や完成写真を公開しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供138回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2015/06/27 02:57

おりんぽす さんのブログ記事

  • 彦根城天守をつくる②
  • 彦根城天守です。木曜日から2泊で上京していたのであまり進んでいませんが、着実に組み上げていきたいところ。東側の破風3つをまず組み上げました。完成度を高め、かつ作業効率を上げるため、破風板もエッチングパーツで起こしてもらいました。ご覧の通り図面ピッタリ。しかし、図面通りに建物側を組み上げることができなければ組み込めません。現場での微調整ができないので、破風板をエッチングパーツにするというのはかなり思 [続きを読む]
  • 彦根城天守をつくる①
  • 彦根城のご依頼が続きます。天守はじめ諸建物をつくります。まず天守から。いつものように芯を重箱のように重ねます。彦根城は二階が西に片寄って重なっています。破風が多いので複雑なようですが、基本構造は単純です。破風は飾りです。前回の記事で書きましたが、一階の壁面は内転びになっていて、わずかに傾いています。図面通りに再現しました。外壁を貼り付けていきます。破風が複雑に組み合わさっているので、構造図をもと [続きを読む]
  • Nゲージ用彦根城13 ひとまず完成!
  • 鉄道模型のレイアウト用の彦根城、完成しました。天守と天秤櫓を50センチ四方に納めて秋の景色で、というご注文でした。紅葉した樹木は、実際より多めにして華やかにしています。山肌の緑の樹木には全体に黄色のスプレーを吹いてハイライトを入れています。石垣に黄色がかかってしまいました。こういうところは修正。一度くらい色をかけてから修正完了!何度でもやり直せるので失敗を恐れてはいけません。天秤櫓周辺。今日はあい [続きを読む]
  • Nゲージ用彦根城12 完成前夜
  • 今日は完成まで行くつもりでしたが…山の樹木のスポンジが切れてしまいました。あと一袋あったと思っていたんだけどなあ。あとは天秤櫓を接着し、山を樹木で覆って秋の色にすれば完成です。材料が届くのが明後日なので、完成は日曜日の予定です。さて、前回以降の製作過程です。生垣をつくります。厚紙で芯を立てて緑で塗りコースターフを表面に固着させると生垣になります。天秤櫓前の木橋の製作。かなりデフォルメしているので [続きを読む]
  • Nゲージ用彦根城11 石垣の完成
  • 週末は娘の運動会でした。娘にとっては生まれて初めての運動会。親にとって生まれて初めて親として参加する運動会。さて、彦根城です。前回お見苦しい状態で終わっていました。色を重ねていきます。その後いつものように石の描き起こし。ひとつひとつ面相筆で。千の単位で彫り、千の単位で描き起こすという手間のかかるやり方で、もっと効率的なテクニックが無いものかと思ってしまいます。描き起こしが完了したところ。ほとんど [続きを読む]
  • Nゲージ用彦根城⑩石垣〜下塗り と30万回…
  • 石垣ができた段階で、と思っていましたが、もう少しかかりそうなので中途半端な状態ですが記事にします。石垣彫りが完了。丸2日彫り続けました…。続いて下塗り。この状態でさらに修正を加えます。その後彩色開始。ここからやっと製作が流れ始めます。彦根城の石垣は黒っぽくもありカラフルで天守台は特にオレンジっぽくもあり石垣は光の具合でも色合いが変わって見える上に、それぞれのお城で「らしい」色合いがあります。実際の [続きを読む]
  • Nゲージ用彦根城⑨ とツイッターにおののく
  • 昨日、ツイッターを始めました。24時間で120人以上の方からフォローいただき、ありがとうございます。嬉しいです。日本城郭史学会の公式アカウントがフォローしてくださったりリツイートしてくださった時にはさすがに目が飛び出そうになりました。このブログでは西ケ谷先生のお名前は出したことは無いのですが、西ケ谷先生のご本、たくさん持っております!呟くことといっても過去作品をいくつか上げただけです。やはり豊臣大坂城 [続きを読む]
  • 天秤櫓⑧〜粗塗りとジオラマ製作開始
  • 天秤櫓に色が入りました。造形完了時の画像を何枚か。軒の隅はほんのわずか反りをつけています。ほとんど直線でできている無骨な櫓ですが、この軒の隅のわずかな反りが柔らかな印象を作っています。天秤櫓は簡素でありながら変化に富んでいます。左右の櫓は棟の向きが異なっていて、左右対称ではありません。天秤櫓だけで鬼瓦の数は32。同数の鳥衾の取り付けもあります。納め方が出来に直結する出隅が14ヶ所あるので、気を使う製 [続きを読む]
  • 【フルスクラッチ講座】天秤櫓を作ってみよう⑦軒裏の製作
  • 天秤櫓本体が完成間近となりました。軒裏をつくります。屋根を切り出した時に、プラ板に形をなぞって写していたものを切り出し、0.5mmのプラ棒で垂木を取り付けていきます。それを調整しながら軒裏に貼り込みます。ピッチはプラモデルの多聞櫓の垂木と大まかに合わせました。実は目分量のフリーハンドでの取り付けです。平行に、等間隔で、雰囲気を壊さず、ということに気をつけます。本当は丁寧にラインを等間隔に引いて取り付け [続きを読む]
  • 山陰を通り抜けたことと城主証
  • ちょっと更新が滞っていました。実は月曜日から鳥取→島根に行っていたのですが、行程がきっちきちに決められていたため、鳥取城→駅から山上石垣を眺める投入堂→車で20分の案内を見る松江城→車窓から天守最上階をちらりと見る出雲大社→時間無しという有様で、今度はプライベートでゆっくり巡りたいと思いました。今日帰ってくるとこんなものが届いていました。熊本城の城主証。個人名義ではないため、城主手形(フリーパス) [続きを読む]
  • 【フルスクラッチ講座】天秤櫓を作ってみよう⑥一重目屋根の完成
  • 今回は一重目屋根の完成までです。 前回、屋根面の切り出し法をご紹介しました。この切り出した屋根材にプラ丸棒で本瓦葺きを表現します。その製作風景を動画にしてみました。動画はこちら動画では300分の1としていますが、この天秤櫓は200分の1ベースです。それはプラモデルの天守と合わせるにあたって瓦の幅をそのキットに合わせたためで、0.5ミリだと本来ならば五寸丸瓦の300分の1に相当します。 さて、屋根面を切り出して仮組 [続きを読む]
  • 続き
  • 【引き続き迷惑な文章です。自己満足的な色合いが強いので、今後はブログにはあげず、作品ギャラリーの随想コーナーにひっそりとアップしていきますので、興味のある方のみご覧ください】(続き)前の章で文学における余白について言及するのを忘れていました。定家の頃の和歌においては、さかんに幽玄ということがいわれました。この幽玄体について、鴨長明は『無名抄』の中で「幽玄とかいふ体」とは「いかなるべし」、どういう [続きを読む]
  • 【独白的模型論】私の模型における余白の話
  • 【めんどくさい文章なので、興味のない方はスルーしてください】 私はこれから、休みの日に隙があれば、思いにまかせて、自伝とも、芸談とも、評論とも、解説とも、随想ともつかない、およそそれは独白に近い文章を書くことにしました。 書くことといえば、もちろん、このおよそ2年の間につくってきた模型のことの他に何もないのですが、今、ある種の独白的模型論的を書くことについては、いささかの抵抗が無いといえば嘘になり [続きを読む]
  • ヤフオク出品と江戸城発送と。
  • 竹田城の1000分の1全景をヤフオクに出品いたしました。オークションページはこちらケース付きです。雲海のワタは置いているだけなのでお好みで取り外していただくとスッキリ。掲載誌もおつけします。実際にスタジオで撮影され、掲載されている現品です。これは自宅での撮影風景。窓辺の自然光で。今回ひさびさにヤフオクに出したのは、本格的に模型づくりを仕事にして一周年の企画でもありますが、オンラインショップで一点ものを [続きを読む]
  • アーマーモデリング掲載「竹田城跡」ジオラマ裏話とか
  • 現在発売中のアーマーモデリング10月号に作り下ろしにて竹田城のジオラマが掲載されています。「築城名人」の称号(笑)を頂きました。思わずひゃぁ〜 とも ひぇ〜 ともつかない声を上げてしまいました。今日作品が返ってきました。1000分の1と100分の1の両極端のスケールで竹田城を表現しました。返ってくるなりワタで雲海を作ってみました。製作の話が決まったその時から、ドライアイスで撮影するという構想があったので、ベ [続きを読む]
  • 作品掲載のお知らせ
  • 明日、13日発売のアーマーモデリング10月号に拙作が掲載されます。今回も作り下ろしで、作品は「竹田城跡」です。まず千分の一の全景。測量データをもとに曲輪の標高差1メートル単位で立体化しました。もう1つは百分の一で大手門石垣。両極端の2スケールでの竹田城跡を再現しました。石垣だけの城郭ジオラマ!という趣向です。作品が生まれた経緯や詳しい製作過程、またドライアイスを使ってスタジオで撮影された写真など、ぜひ [続きを読む]
  • 嬉しい来客がありました。
  • 今日は工房にお客様が見えました。スーパー15歳、樋田蓮さんです。樋田さんは地元の小倉城の模型をつくられ、新聞などでも報道されたのでご存知の方もおられるかと思います。なんと城内の建物はもちろん、城下の町割まで資料に忠実なのです。今日は自作の豊臣大坂城の天守を持参して下さいました。こちらはご本人の希望で画像は上げませんが、屋根の反りなどもきちんと納められていて、驚きました。さざえ堂の模型も作られたそう [続きを読む]
  • 豊臣大坂城特設ページ公開しました
  • 豊臣大坂城模型の特設ページを作品ギャラリー内に設けました。城郭模型製作工房作品ギャラリー多数の画像を大画面でご覧いただけます。そもそもあまり拡大して見ることを前提としていないので、極限までの拡大画像でお恥ずかしいところも全部写っています。ご依頼主様のところにも無事に届いたそうで一安心。ずっと豊臣大坂城と真向かいだったので、余韻がなかなか抜けず、手元を離れた実感がまだありません。動画も埋め込みまし [続きを読む]
  • 【フルスクラッチ講座】天秤櫓を作ってみよう⑤屋根を張る
  • 今回は屋根を張り始めます。まず、屋根を取り付けるための小屋組をつくります。棟木を立てます。そのために、屋根の中央ラインを取って棟木の位置を描き込みます。次に、棟木の高さをプラ板で取ります。棟木と言っても、今回は棟瓦の芯まで一材で通してしまうので、棟の丸瓦の下のラインまでの高さで切り出しました。幅を現物に合わせて取ります。棟木を取り付けたところ。次に、小屋組を作っていきます。図面から小屋組の高さや [続きを読む]
  • 豊臣大坂城を送り出す
  • 本日、豊臣大坂城を発送しました。施主様がお心遣いで、しばらく手もとに置いてもらってかまいませんよ、とおっしゃって下さり、撮影など続けていました。最後にはきちんとケースに納めて。60センチ四方と大きいため、ケースの厚みは5ミリもあり、立派です。特にこのような精密かつ高額な模型は自分でお届けするのが一番安全だと思うのですか、作品を郵送する場合は私は必ずゆうパックを使います。扱いが一番丁寧だということで、 [続きを読む]
  • 【フルスクラッチ講座】天秤櫓を作ってみよう④中間まとめとか経費とか
  • 少しずつ屋根に入っていきます。小屋組が出来かけていますが…とある雑誌の原稿書きが超速締め切りで入ったのであまり進んでいません。屋根の製作に入る前に、全体を整理してみます。思い描いている組み立て構造はこの図のようになります。組み立て方をきちんと思い描いていないと完成しません。熊本城の模型はもっと複雑な組み上げになっていて、図にするとこのようになります。出し桁の上部に、実際には存在しない小天井のよう [続きを読む]
  • 【フルスクラッチ講座】天秤櫓を作ってみる③壁を組み立てる
  • プラ板とプラ棒からキットに無い建物を自作するフルスクラッチの工程のご紹介をしています。3回目の今日は天秤櫓の壁を全て組み立てます。今回の完成像です。工程です。まず一重目の全ての壁面パーツが揃ったところ。窓などのくり抜きですが、デザインナイフで丁寧に切り抜きます。コツは一度で切ろうと思わずに、何度もなぞるようにして少しずつ切ります。厚さ1ミリになるとかなり扱いづらく、一辺につき、表から7回、裏返して3 [続きを読む]
  • 【保存版】模型箴言集 『本瓦葺の技術』より
  • 今日は久しぶりに書店に立ち寄る時間があり、昔から気になっていた本を買いました。復刻版『本瓦葺の技術』です。瓦葺きの名人と言われる井上新太郎さんが、本瓦葺の秘伝をあますところなく書かれた本で、内容はあとでちょっとご紹介しますが、本瓦葺の具体的な工法以外に、パラパラとめくっただけで、雷に打たれるような言葉が次々に飛び出してきます。伝統技術に携わる人の言葉の鋭さに鳥肌が立ってしまい、はるか雲の下にいる [続きを読む]
  • 【フルスクラッチ講座】天秤櫓をつくろう!②壁をつくる
  • 天秤櫓の自作工程をご紹介しています。明日と明後日に模型製作のお休みをいただきますので今日は稼働しました。それでは実際に壁をつくっていきます。と、その前に、昨日の記事にもう一点、準備段階の重要な項目がありましたので追加しておきます。●模型の方向性を構想するこれは一番最初に書くべきでした。どんな模型を作るか、きちんと構想します。資料に忠実なものにするのか、自分の感覚に忠実なものにするのか、写真みたい [続きを読む]