ツカヤス さん プロフィール

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ツカヤスさん: ポケットの中で映画を温めて
ハンドル名ツカヤス さん
ブログタイトルポケットの中で映画を温めて
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/yasutu_1949
サイト紹介文今までに観た映画などを振り返ったり、最近の映画の感想や、本その他も綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供94回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2015/07/04 23:02

ツカヤス さんのブログ記事

  • 山瀬まみの『可愛いゝひとよ』
  • 久し振りに音楽の話。中学生の頃からポピュラー音楽に親しんできた関係上、日本の曲も自然と和製ポップスを聞いていた。だから演歌にはトント縁がなく、その後はフォークソングへと流れていった。だがそれも歳とともに、音楽との出会いが少なくなっていき、それでも1980年代後半に出てきた森高千里には新鮮な思いがした。ミュージックビデオで今までに購入したことがあるのは唯一、森高のライブ版『非実力派宣言』(1990年)だ [続きを読む]
  • 『人間の運命』を観て
  • 『人間の運命』(セルゲイ・ボンダルチュク監督、1959年)を観た。戦後最初の春、幼いワニューシカを連れたソコロフ・アンドリューシャは、暗い過去に思いを馳せる。ウォロネシで1900年に生まれたソコロフは、内戦で赤軍に入ったが1922年の時には農夫として働いていた。そのため、この年の飢饉では助かったが1年後に故郷に戻ってみると、親兄弟ともに亡くなっていた。天蓋独り身になったソコロフは、その後見初めたイリー [続きを読む]
  • 『ウインド・リバー』を観て
  • 新作『ウインド・リバー』(テイラー・シェリダン監督、2017年)を観てきた。ワイオミング州のネイティブアメリカンの保留地。野生生物局のハンター、コリー・ランバートは、別れている妻の親が住むウインド・リバー居留地に息子と向かう。家畜を襲うピューマ狩りを依頼されたコリーは、雪深いなかピューマを追っていて、若い女性の死体を発見する。コリーが部族警察長ベンに連絡して、FBIとしてやって来たのは新米の女性捜査官ジ [続きを読む]
  • 『上海から来た女』を観て
  • 『上海から来た女』(オーソン・ウェルズ監督、1947年)を借りてきて観た。宵のニューヨーク・セントラルパーク。散歩中のマイケルは馬車の女性エルザを見そめる。その直後、マイケルは彼女の悲鳴を耳にし、駆けつけて暴漢をやっつける。彼が助けたエルザは、弁護士で資産家のバニスターの妻だった。マイケルが船乗りであると知ったエルザは、自分の船で働いてくれないかと頼む。エルザの申し出を断った翌日、仕事斡旋所に来ていた [続きを読む]
  • マルセル・カルネ監督作品
  • 1.マルセル・カルネ・1〜『ジェニイの家』2.マルセル・カルネ・2〜『霧の波止場』3.マルセル・カルネ・3〜『北ホテル』4.マルセル・カルネ・4〜『陽は昇る』5.マルセル・カルネ・5〜『天井桟敷の人々』6.マルセル・カルネ・6〜『嘆きのテレーズ』7.マルセル・カルネ・7〜『愛人ジュリエット』8.マルセル・カルネ・8〜『港のマリィ』9.マルセル・カルネ・9〜『枯葉 〜夜の門〜』 [続きを読む]
  • ルネ・クレール監督作品
  • 1.ルネ・クレール・1〜『巴里の屋根の下』2.ルネ・クレール・2〜『最後の億萬長者』3.ルネ・クレール・3〜『沈黙は金』4.ルネ・クレール・4〜『幽霊西へ行く』5.ルネ・クレール・5〜『自由を我等に』6.ルネ・クレール・6〜『奥様は魔女』7.ルネ・クレール・7〜『眠るパリ』8.ルネ・クレール・8〜『幕間』9.ルネ・クレール・9〜『リラの門』10.ルネ・クレール・10〜『夜ごとの美女』11.ルネ・クレール [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品
  • 1.ジュリアン・デュヴィヴィエ・1〜『商船テナシチー』2.ジュリアン・デュヴィヴィエ・2〜『白き処女地』3.ジュリアン・デュヴィヴィエ・3〜『地の果てを行く』4.ジュリアン・デュヴィヴィエ・4〜『ゴルゴダの丘』5.ジュリアン・デュヴィヴィエ・5〜『望郷』6.ジュリアン・デュヴィヴィエ・6〜『舞踏会の手帖』7.ジュリアン・デュヴィヴィエ・7〜『巴里の空の下セーヌは流れる』8.ジュリアン・デュヴィヴィ [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール監督作品
  • 1.『ピクニック』(1936年)を観て2.ジャン・ルノワール・1〜『素晴らしき放浪者』3.ジャン・ルノワール・2〜『どん底』4.ジャン・ルノワール・3〜『フレンチ・カンカン』5.ジャン・ルノワール・4〜『大いなる幻影』6.ジャン・ルノワール・5〜『ゲームの規則』7.ジャン・ルノワール・6〜『黄金の馬車』8.ジャン・ルノワール・7〜『南部の人』9.ジャン・ルノワール・8〜『河』10.ジャン・ルノワール・9 [続きを読む]
  • 『王手飛車取り』を観て
  • 『王手飛車取り』(ジャック・リヴェット監督、1956年)を観る。ある月曜日、クレールは「妹に会いに行く」と夫ジャンに言って、実は愛人のクロードのアパートに行く。クロードはクレールに毛皮のコートをプレゼントするが、クレールとしては、それをそのまま家に持ち帰る訳にもいかない。そこで、クロードに駅の手荷物預り所に預けさせ、預り証はタクシーの中で拾ったことにする。家に帰ったクレールは荷物にこだわって、翌日夫に [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・11〜『獣人』
  • 『獣人』(ジャン・ルノワール監督、1938年)を観た。パリ、ル・アーヴル間の機関士であるジャック・ランティエが、ル・アーヴル駅に着いて列車を点検してみると車軸の修理の必要性があり、そのため3日間の足留めをくらう。その間にランティエは、ブレオテで踏切の番人をしている代母のミザー夫人に会いに行く。そして、久し振りに見る娘のフロールが美しくなっているのを感じたランティエは、彼女に恋愛感情を抱く。抱擁する二人 [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・9〜『枯葉 〜夜の門〜』
  • 『枯葉 〜夜の門〜』(マルセル・カルネ監督、1946年)を観た。1945年2月、解放後の冬のパリ。ディエゴは、レジスタンス仲間だったレイモンの死を伝えるために、彼のアパルトマンを訪ねる。驚くことに、そこへ当のレイモンが帰ってくる。実は、銃殺寸前だったレイモンは九死に一生を得て、今では鉄道の操車場で働いていた。再会を喜ぶディエゴが、レイモンの家族とレストランで食事を楽しんでいると、レジスタンスの仲間から [続きを読む]
  • 『万引き家族』を観て
  • 『万引き家族』(是枝裕和監督、2018年)を観てきた。街角のスーパーで、鮮やかな連係プレーで万引きをする、父の治と息子の祥太。肉屋でコロッケを買って、寒さに震えながら家路につくと、団地の1階の廊下で小さな女の子が凍えている。母親に部屋から閉め出されたらしいのを以前にも見かけていた治は、高層マンションの谷間に建つ古い平屋に女の子を連れて帰る。そこは母・初枝の家で、妻の信代、彼女の妹の亜紀も一緒に暮らして [続きを読む]
  • 『ヌーヴェル・ヴァーグの全体像』を読んで
  • “ヌーヴェル・ヴァーグ”とは何か、その定義は?というようなことがあやふやのままの状態なので、『ヌーヴェル・ヴァーグの全体像』(ミシェル・マリ著・矢橋透訳、水声社:2014年刊)を読んでみた。本書は6章建てで、映画における新しい波“ヌーヴェル・ヴァーグ”について解きほぐそうとする。その内容は、訳者の後記が要約してしていると思うので、それをアレンジでして載せておきたい。第1章「ジャーナリスティックなスロー [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・8〜『港のマリィ』
  • 『港のマリィ』(マルセル・カルネ監督、1949年)を観た。愛人オディルの父親が亡くなったために、シャトラールは車で、シェルブールからポールの村へオディルを送ってくる。村あげての葬式。時間潰しにシャトラールはカフェへ立ち寄る。葬儀が終わり、オディルの妹マリーに叔父が、弟たちと共に田舎へ行くよう提案するが、マリーはここのカフェで勤めたいと言う。働くための願いに来たそのカフェで、マリーとシャトラールが出会う [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・10〜『浜辺の女』
  • 『浜辺の女』(ジャン・ルノワール監督、1946年)を観た。乗船していた船舶を機雷で撃沈された経験がトラウマの、沿岸警備隊のバーネット中尉は、相思相愛の造船所の娘イブと、一刻も早く結婚しようと約束し合う。靄の立ち込めるある日、馬に乗ったバーネットが浜辺を進んでいくと、古い難破船のところで薪を拾う謎の女ペギーと出会う。薪運びを手伝うバーネットは、ペギーの家に一緒に行く。バーネットがその家から帰ろうとした時 [続きを読む]
  • 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』を観て
  • 『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(ジャンフランコ・ロージ監督、2013年)をDVDで観た。イタリアの首都ローマを囲む環状高速道路GRAに沿って建てられたモダンなアパートに住む老紳士とその娘、シュロの木に寄生した害虫の世界に没頭する植物学者、果てしない交通事故の知らせに休む間もない救急隊員、後継者がいないことに悩むウナギ漁師、年老いたソープオペラの俳優、夢と名声を追う若者など、GRA周辺部に住む人々 [続きを読む]
  • 『レディ・バード』を観て
  • 本日から上映の『レディ・バード』(グレタ・ガーウィグ監督、2017年)を観てきた。2002年のカリフォルニア州サクラメント。片田舎のカトリック系高校に通う17歳のクリスティンは、自分を“レディ・バード”と呼び、大学進学については大都会のニューヨークを夢見ている。レディ・バードは母親と何かと上手くいっていなく、会社からリストラを受けている父親を含め、家庭内が面白くない。それでも、学校にはジュリーという親 [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・11〜『逃亡者』
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『逃亡者』(1944年)を観た。時は1940年、フランスのトゥール。殺人罪で死刑執行直前のクレマンは、突然のドイツ軍の空爆によって刑務所が破壊され、奇跡的に助かってそこから逃亡する。その後、通りかかった軍用のトラックに乗せてもらったが、またしてもドイツ軍機の襲撃に遭う。そこでも偶然生き延びたクレマンは、亡くなった兵士の軍服と身分証を奪い、その兵士モーリス・ラファージュに [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・9〜『我等の仲間』
  • 『我等の仲間』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1936年)を観た。パリの下町。ある夜、安ホテルに暮らす失業中のジャンとシャルル、レイモンは、トランプ賭けをしながら、警察に追われて宿のないマリオを匿おうとしていた。そこへカフェの亭主が、共同で買った宝くじが当選したとの知らせを持ってくる。喜んだ彼らが盛大に、ホテルの全住民を招きながらシャンパンで祝っていると、行商に出かけていたジャックも丁度帰って来た。 [続きを読む]
  • 『戦争と貞操(改題:鶴は翔んでゆく)』を観て
  • どうしても観ておきたいと思っていた『戦争と貞操(改題:鶴は翔んでゆく)』(ミハイル・カラトーゾフ監督、1957年)を、やっと観ることができた。人々が寝静まっているモスクワの夜。愛し合っているベロニカとボリスにとっては、ひと気のない街の散歩も喜びそのもの。そんな空を、鶴の群が過ぎていく。戦争が始まり、密かに志願していたボリスに召集命令がくる。ベロニカの明日の誕生日プレゼントとして、リスの縫いぐるみに手紙 [続きを読む]
  • 『裁きは終りぬ』を観て
  • 『裁きは終りぬ』(アンドレ・カイヤット監督、1950年)を観た。農作業で忙しい最中のマラングレのところに、裁判所から陪審員としての出頭命令がくる。古美術商のミクラン夫人は、陪審員としての要請でホテルにやって来る。カフェのボーイのフェリクスも呼ばれる。そのように集められた20名の陪審員候補の中から7名が選ばれる。事件の被告の医学博士エルザは、薬学研究所でボードレモンの補佐をしていたが、彼が病気のため事実 [続きを読む]