ツカヤス さん プロフィール

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ツカヤスさん: ポケットに映画を入れて
ハンドル名ツカヤス さん
ブログタイトルポケットに映画を入れて
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/yasutu_1949
サイト紹介文今までに観た映画などを振り返ったり、最近の映画の感想や、本その他も綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2015/07/04 23:02

ツカヤス さんのブログ記事

  • ジャック・フェデー・3〜『ミモザ館』
  • 『ミモザ館』(ジャック・フェデー監督、1935年)を観る。1924年。南フランスの町にある下宿屋のミモザ館。女将のルイーズと夫ガストンの間には子供がなかったが、名付け親としてピエールという子を育てていた。そのピエールの初聖体拝領を祝っている夜、刑務所に入っていた実の父が、減刑されてピエールを引き取りにきた。我が子のように可愛がっていたピエールがミモザ館を去って行くことになり、ルイーズとガストンは悲しみ [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・2〜『どん底』
  • 『どん底』(ジャン・ルノワール監督、1936年)を観た。賭博で莫大な借金を抱えている“男爵”は一攫千金を夢見るが、とうとう最後の賭けにも負け、財産を使い尽くしてしまう。場末の木賃宿に住むペペルは、ある夜、その“男爵”の屋敷に忍び込み、“男爵”に拳銃を突き付ける。が、お金のない“男爵”は動じない。自殺も考えていた“男爵”は、この盗っ人のペペルに酒を勧め、彼の生活ぶりを聞いているうちに友情を抱いていき・・ [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・8〜『にんじん』
  • 『にんじん』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1932年)を久し振りに観直した。学校が夏休みになり、寄宿舎から家に帰って来る“にんじん”と兄のフェリックス。しかし“にんじん”は、帰ることに気が重い。父親は家で口をきかないし、母親は口やかましいから。特に、母親は“にんじん”に小言ばかりを言い、おまけに憎々しげに邪険に扱う。だから“にんじん”は、父親のことをルピックさん、母親をルピック夫人と、人と話すとき [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・1〜『素晴らしき放浪者』
  • 『素晴らしき放浪者』(ジャン・ルノワール監督、1932年)を観た。ひとりの浮浪者がセーヌ河に身を投げた。それを偶然見ていたブルジョワの書店主エドワール・レスタンゴワは彼を救い、さらに衣食住も提供してやる。ところが助けられた浮浪者ブーデュのあまりの尊大さに、レスタンゴワの妻エンマと、メイドのアンヌ=マリーのイライラは募るばかり。温厚なレスタンゴワも、家宝の本をブーデュに汚されてとうとう業を煮やし・・・( [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・7〜『巴里の空の下セーヌは流れる』
  • 『巴里の空の下セーヌは流れる』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1951年)を観た。夜明け、寝静まっているパリの街の上を運命の神が巡回し始め、その運命に捕えられたパリジャンたちの一日の生活が動き出す。神経を病んでいる彫刻家のマチアスは、連続する若い女性殺害事件にどうも関係しているらしい。ひとり暮らしの老女ペリエは、多くの飼い猫のミルク代に事欠いて途方に暮れる。職工エルムノーは、妻との銀婚式を家族たちと [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・6〜『舞踏会の手帖』
  • 懐かしい『舞踏会の手帖』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1937年)を観た。湖畔の古城に住むクリスティーヌは、夫が亡くなり、遺品を整理しながら、思い出の数々の品も炉に燃やした。その時に、ふと取り落とした一冊の手帳。それはクリスティーヌが16歳の時、舞踏会の初舞台でダンスした相手を記したもの。あの時、踊りながら恋をささやいた人たちは、20年経った今どうしているのか。クリスティーヌはこの手帳を旅行案内書 [続きを読む]
  • 古典フランス映画ビッグ5のベスト・テン
  • 古典フランス映画ビッグ5のベスト・テン(キネマ旬報)(発表年)(順位)(題名)(監督)1927年9位カルメンジャック・フェデー1931年2位巴里の屋根の下ルネ・クレール 4位ル・ミリオンルネ・クレール1932年1位自由を我等にルネ・クレール1933年2位巴里祭ルネ・クレール1934年1位商船テナシチージュリアン・デュヴィヴィエ 3位にんじんジュリアン・デュヴィヴィエ1935年1位最後の億万長者ル [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・5〜『望郷』
  • ジュリアン・デュヴィヴィエと言えば、『望郷』(1937年)。フランス領アルジェリアの首都アルジェ。その一画の、イスラム教徒らが集まり人種のるつぼとなっているカスバ。このカスバに、犯罪者で、パリ警視庁から逮捕状が出ているフランス人ペペ・ル・モコがいる。ペペは若い子分のピエロや強欲なカルロスらに守られ、住民からも畏敬されている。だから、アルジェの警察当局が何度カスバを襲ってみても、どうしても彼を捕えること [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・4〜『ゴルゴダの丘』
  • 『ゴルゴダの丘』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1935年)を観た。ローマ暦786年。過越祭を迎えるため、エルサレムには全国から大勢の巡礼者が押し寄せていた。弟子たちからキリストと言われているナザレのイエスが、群衆の歓呼を浴びてこのエルサレムの町に入って来た。その神殿では、大司祭カヤパの下、聖職者や知識人などで成り立つユダヤの元老院の議会が招集されていた・・・大司祭カヤパと衆議所員たちは、群衆の人波 [続きを読む]
  • ルネ・クレール・10〜『夜ごとの美女』
  • 『夜ごとの美女』(ルネ・クレール監督、1952年)を観て。貧しい音楽教師のクロードは、部屋で作曲しても、カフェに行っても、学校で授業しても、雑音に悩まされたりして落ち着かない。そればかりか、小さな子のピアノ・レッスンでは居眠りをしながら夢を見る。家に帰れば、今度はピアノの滞納料金を責められたりする。そんな世の中の喧騒に嫌気を感じているクロードは、ベッドで見る夢が唯一の癒しとなり・・・眠るごとに見る彼の [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・3〜『地の果てを行く』
  • 『地の果てを行く』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督1935年)を観た。夜明け前、パリの聖バンサン街で殺人事件を犯したピエール・ジリエトは、バルセロナに逃亡してきた。しかし、バルセロナの酒場で、全財産と身分証明書が入っている財布を盗まれてしまう。困り果てた彼は、スペイン外人部隊に応募し、そこで同国人のミュロとリュカと知り合う。入隊合格した彼らは、ほかと一団となって駐屯地モロッコへ渡った。駐屯地での生活が [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・2〜『白き処女地』
  • 『白き処女地』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1934年)を観る。舞台は、カナダのケベック地方のある村。そして、そこのフランス系住民の開拓者たち。原始林に囲まれて暮らしているシャプドレヌ家にとって、唯一の楽しみは村に出かけて行くこと。ある日、シャプドレヌが村に出かけた時、出稼ぎから戻ってきたフランソワと出会う。フランソワは、彼の娘マリアが美しくなっているのを見て、心を惹かれる。そして、マリアに愛を打 [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・1〜『商船テナシチー』
  • 『商船テナシチー』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1934年)を久し振りに観た。映画を観た後で、働き口のないバスチアンは親友セガールに、カナダへ行ってひと旗あげようと誘う。パリから船の出る港に来て、その気の二人は宿から繰り出し、故国での最後の夜を飲んで歌って踊った。翌朝、いよいよ船が出る。宿のウェイトレス、テレーズに見送られて出航した二人は、皮肉にも船が故障して、また元の所に引き返してきて・・・船が [続きを読む]
  • ルネ・クレール・9〜『リラの門』
  • 『リラの門』(ルネ・クレール監督、1957年)を観た。仕事もせず、なじみのビストロで酒に溺れる中年男ジュジュは、友人の“芸術家”の家に逃げ込んだ、警官殺しの逃亡犯ピエロ・バルビエをかくまることになる。無為の日々を送っていたジュジュにとって、ピエロの世話を焼くことが新たな目的となる。逃亡の機会をうかがいつつ、“芸術家”の家に潜伏するピエロは、ジュジュがひそかに惚れているマリアにみつかってしまい、彼女を誘 [続きを読む]
  • ルネ・クレール・8〜『幕間』
  • ルネ・クレール、第2作目の『幕間』(1924年)について。飛び跳ねてきた二人“山高帽のエリック・サティ”と“フランシス・ピカビア”が大砲を撃つ。テラスで“マルセル・デュシャン”と“マン・レイ”がチェスをしている。スカートの下から見るダンサーの踊る足。らくだが引いていた霊柩車の暴走。それを必死に追う人たち・・・ざっと言うと、いろいろこのような映像が次々と出てきて、実際は、ストーリーもシナリオもないアバン [続きを読む]
  • ルネ・クレール・7〜『眠るパリ』
  • 『眠るパリ』(ルネ・クレール監督、1923年)を借りてきた。エッフェル塔の高い室内で仕事をするアルバートが、朝、目を覚ますと街のあらゆるものが停止していた。マルセイユから飛行機でパリへやってきた男性4人女性1人のグループは、街中が森閑としている状態を目の当りにする。5人とアルバートが出会い、その夜、一行はエッフェル塔の高い部屋で泊まる。そして翌朝、食料を求めて静止しているレストランへ行き、その後は世界 [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・7〜『愛人ジュリエット』
  • 『愛人ジュリエット』(マルセル・カルネ監督、1951年)を観た。収監されているミシェルは、いっときもジュリエットのことが頭から離れない。そんな夜、ミシェルは夢を見る。監獄から出たミシェルは、山あいの村を目指し、ジュリエットを求めながら尋ね歩く。しかし、誰もジュリエットを知らないし、そればかりか、この村の名も自分の名前さえ知らない。実は、ここの住人たちは、すべてに対して記憶を無くしている人々だった・・・ [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・6〜『嘆きのテレーズ』
  • 『嘆きのテレーズ』(マルセル・カルネ監督、1953年)を観る。フランスのリヨン。裏町の布地店のテレーズは、気弱なくせに傲慢な夫カミーユと、この息子を溺愛する義母に挟まれて、冷たく暗い日常生活を送っている。ある日、貨物駅に勤めるカミーユは、イタリア人でトラック運転手のローランと知り合い、意気投合して酔い、ローランに家まで送ってもらう。それ以後、カミーユの家に出入りするようになったローランは、テレーズの立 [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・5〜『天井桟敷の人々』
  • あの有名な『天井桟敷の人々』(マルセル・カルネ監督、1945年)を再度観た。第1部、“犯罪大通り”ヒュナンビュル座の前で余興を楽しんでいたガランスを、パントタイム役者のバティストは、一目で恋い焦がれてしまう。しかし内気な彼は、ガランスを手に入れる機会を逃がし、そのガランスは野心に燃える役者フレデリックと一夜を過ごす。片や、劇団座長の娘ナタリーはバティストを愛しているが、バティストがその気になってくれな [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・4〜『陽は昇る』
  • 『陽は昇る』(マルセル・カルネ監督、1939年)を観た。6階建てのアパートの最上階室から、突然、銃声がする。撃たれた男が、よろよろと部屋から出てきて階段を転げ落ち、死ぬ。通報を受けた警官が部屋のドアをノックすると、中にいる男フランソワは、威嚇射撃した後、そこに閉じこもる。警察がアパートを包囲する。警察と対峙するフランソワは、これまでの出来事を回想していく・・・フランソワが働いている工場へ、若い女が花束 [続きを読む]
  • マルセル・カルネ・3〜『北ホテル』
  • 『北ホテル』(マルセル・カルネ監督、1938年)を観る。パリ、サン・マルタン運河沿いの北ホテル。夜、ホテルの食堂では客が集まり、にぎやかに宴会をしている。そこへ若い男女が部屋を求めて訪ねてきた。二階の一室へ案内されたピエールとルネは世をはかなみ、ピストルで心中しようと決心している。ピエールがルネを射つ。ベットに倒れたままのルネを見て、ピエールは呆然とする。隣の部屋で銃声を聞いた男エドモンは、何事が起き [続きを読む]
  • ルネ・クレール・6〜『奥様は魔女』
  • ルネ・クレール監督がハリウッドに渡って撮った作品、『奥様は魔女』(1942年)を観た。17世紀後半のアメリカ。ジェニファーと父ダニエルは魔女狩りの刑で火あぶりとなり、その灰の上に植えた樫の木によって魔力も封印された。しかしジェニファーは、刑の前、自分たちを告発したジョナサン・ウーリーに復讐するため、今後代々、ウーリー家の男たちが結婚してもうまくいかず、不幸な目にあうよう呪いをかけていた。270年経た1 [続きを読む]
  • ルネ・クレール・5〜『自由を我等に』
  • 『自由を我等に』(ルネ・クレール監督、1931年)を再度観た。刑務所からの脱獄を企てていたルイとエミールは、ルイだけが運よく逃げおおせた。その後ルイは、露店のレコード売りから始まり、ビル内でのレコード・蓄音機の店主、そして今では、蓄音機製造の大会社社長となっている。一方、漸くのこと、刑期を終えたエミールが野原で自由を謳歌していると、“働くことは義務であり、働くことで自由が手に入る。遊んでいてはいかん” [続きを読む]
  • ジャック・フェデー・2〜『女だけの都』
  • 『女だけの都』(ジャック・フェデー監督、1935年)を、久し振りに観た。1616年。フランドル地方の小さな町ボーム。町は、明日の祭りの準備に大忙し。そんな中、ジャン・ブリューゲルは、町長たち幹部の肖像画を描いている。ジャンと町長の娘シスカは相思相愛の中。しかし、肉屋である助役が、是非シスカが欲しいと町長に言い寄る。町長はその気になるが、片や、町長の妻はジャンとシスカを一緒にさせたいと思っている。そこへ [続きを読む]
  • ジャック・フェデー・1〜『外人部隊』
  • 『外人部隊』(ジャック・フェデー監督、1933年)をまた観た。パリ。ピエール・マルテル(ミュレール)は、恋人フローランスのために、マルテル一族の会社の大金を使い込んでいた。そのことが発覚し、伯父は、会社がその負債を肩代わりする条件として、ピエールを国外に出すことに決める。ピエールはフローランスに、遠いどこかへ一緒に行こうと説得するが、彼女は同行を渋る。北アフリカの外人部隊。部隊が久し振りに行軍から帰っ [続きを読む]