ツカヤス さん プロフィール

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ツカヤスさん: ポケットの中で映画を温めて
ハンドル名ツカヤス さん
ブログタイトルポケットの中で映画を温めて
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/yasutu_1949
サイト紹介文今までに観た映画などを振り返ったり、最近の映画の感想や、本その他も綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供89回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2015/07/04 23:02

ツカヤス さんのブログ記事

  • キム・ギドク監督作品
  • 1.キム・ギドクの『ブレス』を観て2.『The NET 網に囚われた男』を観て 3.『鰐 ワニ』(キム・ギドク監督)を観て 4.『ワイルド・アニマル』を観て 5.『受取人不明』を観て6.『悲夢』を観て 7.『殺されたミンジュ』を観て 8.『メビウス』を観て 9.『悪い男』を観て 10.『悪い女 〜青い門〜』を観て 11.『アリラン』を観て 12.『コースト・ガード』を観て13.『魚と寝る女』を観て [続きを読む]
  • 『女は二度決断する』を観て
  • 『女は二度決断する』(ファティ・アキン監督、2017年)を観てきた。ドイツのハンブルク。カティヤは、ビルの一階で店を開いている夫ヌーリに息子を預け、迎えに行く時間まで友人と公衆浴場で過ごした。カティヤが戻って来ると、店の前で爆弾による惨事が起きていて、巻き込まれた夫と息子は命を落としてしまっていた。そう言えば、夫に息子を預けてカティヤが店を出た時、荷台にケースをつけた自転車を駐輪していく女がいた。カテ [続きを読む]
  • 『魚と寝る女』を観て
  • 『魚と寝る女』(キム・ギドク監督、2000年)をレンタルで借りてきた。湖に浮かぶ釣り小屋を管理する若い女ヒジン。ヒジンはボートで釣り人たちに飲食物を運び、時には身体も売っている。ある日、この釣り場に元警官のヒョンシクがやって来る。恋人を殺害し逃亡しているヒョンシクは、自殺する場所を求めていた。釣り小屋で拳銃自殺を試みるヒョンシクに、ヒジンは小屋の下からキリで彼の腿を突いて自殺をとめる。このことを契機と [続きを読む]
  • 『ラブレス』を観て
  • 今、上映中の『ラブレス』(アンドレイ・ズビャギンツェフ監督、2017年)を観てきた。一流企業で働くボリスと、美容サロンでマネジメントを任されているジェーニャの夫婦。離婚協議中のふたりにはそれぞれすでに別のパートナーがいて、早く新しい生活に入りたいと苛立ちを募らせていた。12歳になる息子のアレクセイをどちらが引き取るかについて言い争い、罵り合うふたり。耳をふさぎながら両親の口論を聞いていたアレクセイはあ [続きを読む]
  • 『悪魔のような女』(1955年)を観て
  • 観たい観たいと思っていた『悪魔のような女』(アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督、1955年)をやっと観ることができた。舞台はパリ近郊の寄宿学校。校長のミシェルは、妻クリスティナの莫大な財産によって今の地位を築いていたが、その横暴ぶりにクリスティナの心労は極みに達していた。ミシェルの愛人でもある女教師のニコールはクリスティナに同情を寄せ、彼女とミシェルの殺害を企てる。そして、二人は週末を利用してニコール [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・8〜『河』
  • 『河』(ジャン・ルノワール監督、1951年)を観た。舞台は、ベンガル地方のガンジス川流域。製麻工場のイギリス人支配人の長女ハリエットは、工場主の娘のヴァレリー、アメリカ・インドの混血で隣家のメラニーと大の仲良しであった。ある日、メラニーの従兄弟で退役軍人の青年、ジョン大尉がこの地にやってきた。ジョン大尉が来た理由は、第二次大戦で片足を失い英雄扱いだったが、戦後になって、人々からの障害者としての憐れみの [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・7〜『南部の人』
  • 『南部の人』(ジャン・ルノワール監督、1945年)を観た。アメリカ南部の移住農業労働者、サム・タッカー一家の物語。綿花の摘み取り作業中に倒れた叔父の死をきっかけに、サムは独立しようとボスから河岸近くの土地を借り受ける。希望に燃え、妻ノーナと幼い子供2人、それに年老いた祖母で到着した場所は、荒れ果てた地にある廃屋だった。それを見た気難しがり屋の祖母が愚痴をこぼす。サムは早速応急処置に掛かり、ノーナはどう [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・6〜『黄金の馬車』
  • 『黄金の馬車』(ジャン・ルノワール監督、1953年)をDVDでやっと観た。と言っても、パソコンの故障の関係上、1ヶ月前の鑑賞記憶である。総督フェルディナンの支配する南米のスペイン植民地。そこへ船にのってやってきたのは、ドン・アントニオ率いるイタリアのコメディア・デラルテ(即興仮面劇団)一座。そして、そのヒロイン、カミーラに恋し同行している騎士フェリペ。早速、一座は興行を始めるが、観客の方は客席にいた人 [続きを読む]
  • 『春の調べ』を観て
  • チェコスロバキアの作品、『春の調べ』(グスタフ・マハティ監督、1933年)を観た。新婦のエヴァは、新郎エミルとの新居のアパートでの生活に夢を膨らます。しかし、年の離れている夫エミルは、妻に対して優しい気遣いをすることもなく、無頓着である。そんな夫に対してエヴァは、自分を構ってくれないことに内心失望し、気持ちの持って行き場がない。ある日、エミルが一匹の虻を無慈悲に打ち殺すのを見たエヴァは、夫に憎悪を感じ [続きを読む]
  • 『マダムと泥棒』を観て
  • イギリス映画、『マダムと泥棒』(アレクサンダー・マッケンドリック監督、1955年)を観た。舞台は、ロンドンのキングス・クロス駅付近。三羽のオウムと暮らす老未亡人のウィルバーフォース夫人は、二階の部屋を貸そうと広告を出している。そこへ現れたマーカス教授と名乗る男。部屋を、友人たちと弦楽五重奏団の練習場にしたいと言って借りる。翌日、早速やって来たほかの4人。練習は名ばかりで、レコードを掛けながら現金輸送車 [続きを読む]
  • 『ギャバンの帽子、アルヌールのコート』を読んで
  • 『ギャバンの帽子、アルヌールのコート』(川本三郎著、春秋社、2013年)を読んだ。題名が『ヘッドライト』(アンリ・ヴェルヌイユ監督、1955年)を連想して洒落ているし、副題も「懐かしのヨーロッパ映画」だから、何はともあれ、これは読まずにいられないと手に取った。内容的には、著者自身の十代のころの映画体験を基にした、1950年代から60年代のヨーロッパ映画の作品が中心となっている。その数は32作品。その中で、 [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・5〜『ゲームの規則』
  • 『ゲームの規則』(ジャン・ルノワール監督、1939年)を観る。大西洋単独横断飛行を23時間でし、パリ郊外の空港に降りたったアンドレ・ジュリューは、熱狂する群衆や親友のオクターブに迎えられる。アンドレにとってこの飛行は、侯爵ロベール・ラ・シュネイの妻クリスティーヌのためだったのに、彼女が出迎えに来ていないので落胆する。片や、クリスティーヌはパリの邸で、小間使いのリゼットに着替えを手伝わせながら、ラジオの [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・4〜『大いなる幻影』
  • 『大いなる幻影』(ジャン・ルノワール監督、1937年)をまた観る。時は、第一次世界大戦のさなか。フランスのマレシャル中尉とボアルデュー大尉が乗る敵情偵察の飛行機は、ドイツ軍に撃ち落とされてしまう。ドイツ貴族である隊長のラウフェンシュタイン大尉は、敬意を表して捕虜になった将校の二人を丁重に扱い、食事に招く。捕虜のマレシャルとボアルデューの収容所先には、裕福なユダヤ人で、いろいろな慰問物資が送られてくるロ [続きを読む]
  • 忘れ得ぬ作品・8〜『忘れられた人々』
  • 『忘れられた人々』(ルイス・ブニュエル監督、1950年)について書いておきたい。大都会メキシコの中で、取り残された貧しい人々の中の子供たち。子供たちの溜まり場に、感化院を脱走したハイボが帰ってくる。元々ここのリーダーであったハイボは、早速少年たちと、盲目の大道芸人カルメロの金入れを盗もうと策略するが、失敗する。その腹いせに、お礼参りとしてカルメロを待伏せし惨々な目にあわせる。ハイボは、自分が感化院の送 [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・3〜『フレンチ・カンカン』
  • 『フレンチ・カンカン』(ジャン・ルノワール監督、1954年)を再度観た。1888年のパリ。クラブを営んでいるダングラールは、キャバレー“白い女王”の踊り子ニニに触発され、“カンカン”を主とするショウの娯楽殿堂を作ろうと決心する。その計画のために、自分の店を処分したダングラールは“白い女王”を買い取る。“白い女王”は取り壊され、新しい殿堂は計画どおりに行くと思われたが、出資者が援助を止めたりしたために中 [続きを読む]
  • フランソワーズ・アルヌールの『女猫』
  • 『女猫』(アンリ・ドコアン監督、1958年)をまた観てみる。1943年のパリ。時はドイツ軍の占領下。12月のある日、通信傍受したドイツ軍は、レジスタンスの技師ジャンのアパルトマンを襲撃する。ジャンは窓枠の外に逃げたが、力尽きて墜落してしまう。隊長のもとに逃げた妻のコーラは、夫のために、レジスタンスの一員として抵抗運動に加わる決心をする。クリスマスの日、ドイツ軍のロケット設計図を盗む計画に成功したコーラ [続きを読む]
  • 『フランソワーズ・アルヌール自伝』を読んで
  • 『フランソワーズ・アルヌール自伝』(フランソワーズ・アルヌール/ジャン=ルイ・マンガロン著、石木まゆみ訳、カタログハウス、2000年9月 )を読んだ。副題は「映画が神話だった時代」。未だに、十代に観た『ヘッドライト』(アンリ・ヴェルヌイユ監督、1955年)の“アルヌール”が忘れられなくて、ついに、インターネットで取りよせた本である。アルヌールは、1931年6月、当時フランス領であったアルジェリアの生まれ。それ [続きを読む]
  • 『令嬢ジュリー』を観て
  • 若い頃から是非観てみたいと思いながら、未だ目に触れないままの作品がいくつかある。そんな中の一つ、『令嬢ジュリー』(アルフ・シェーベルイ監督、1951年)をやっと観た。ヨハネ祭のイヴ、伯爵家の納屋では農民や使用人たちが酒を飲み踊り興じている。伯爵は知事の家に行って留守をし、娘のジュリーは使用人たちのダンスに交じる。そこへやって来た下男のジャンをジュリーはパートナー役に選ぶが、彼は横柄な素振りをとる。ダン [続きを読む]
  • ジャック・フェデー・4〜『鎧なき騎士』
  • 『鎧なき騎士』(ジャック・フェデー監督、1937年)を観た。英国人フォザギルは、5年間のロシア経験を活かし、翻訳の仕事をロシアで始めるが、帝政批判のかどで国外退去の命令を受ける。ロシアに愛着のあるフォザギルは、相談したある人物から諜報部員の道を勧められる。了承した彼に、ピーター・ウラノフの変名で革命運動に参加するよう指令が出る。ある革命党員がウラジノフ閣下の暗殺に失敗し、その関連で首謀者アクセルシュタ [続きを読む]
  • ジャック・フェデー・3〜『ミモザ館』
  • 『ミモザ館』(ジャック・フェデー監督、1935年)を観る。1924年。南フランスの町にある下宿屋のミモザ館。女将のルイーズと夫ガストンの間には子供がなかったが、名付け親としてピエールという子を育てていた。そのピエールの初聖体拝領を祝っている夜、刑務所に入っていた実の父が、減刑されてピエールを引き取りにきた。我が子のように可愛がっていたピエールがミモザ館を去って行くことになり、ルイーズとガストンは悲しみ [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・2〜『どん底』
  • 『どん底』(ジャン・ルノワール監督、1936年)を観た。賭博で莫大な借金を抱えている“男爵”は一攫千金を夢見るが、とうとう最後の賭けにも負け、財産を使い尽くしてしまう。場末の木賃宿に住むペペルは、ある夜、その“男爵”の屋敷に忍び込み、“男爵”に拳銃を突き付ける。が、お金のない“男爵”は動じない。自殺も考えていた“男爵”は、この盗っ人のペペルに酒を勧め、彼の生活ぶりを聞いているうちに友情を抱いていき・・ [続きを読む]
  • ジュリアン・デュヴィヴィエ・8〜『にんじん』
  • 『にんじん』(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督、1932年)を久し振りに観直した。学校が夏休みになり、寄宿舎から家に帰って来る“にんじん”と兄のフェリックス。しかし“にんじん”は、帰ることに気が重い。父親は家で口をきかないし、母親は口やかましいから。特に、母親は“にんじん”に小言ばかりを言い、おまけに憎々しげに邪険に扱う。だから“にんじん”は、父親のことをルピックさん、母親をルピック夫人と、人と話すとき [続きを読む]
  • ジャン・ルノワール・1〜『素晴らしき放浪者』
  • 『素晴らしき放浪者』(ジャン・ルノワール監督、1932年)を観た。ひとりの浮浪者がセーヌ河に身を投げた。それを偶然見ていたブルジョワの書店主エドワール・レスタンゴワは彼を救い、さらに衣食住も提供してやる。ところが助けられた浮浪者ブーデュのあまりの尊大さに、レスタンゴワの妻エンマと、メイドのアンヌ=マリーのイライラは募るばかり。温厚なレスタンゴワも、家宝の本をブーデュに汚されてとうとう業を煮やし・・・( [続きを読む]