しの2012 さん プロフィール

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しの2012さん: 瞑想以前。
ハンドル名しの2012 さん
ブログタイトル瞑想以前。
ブログURLhttp://meisouizenn.blog.fc2.com/
サイト紹介文ヴィパッサナー瞑想に取り組んでいますが、全然できません。瞑想以前の心の掃除が必要なようです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供370回 / 365日(平均7.1回/週) - 参加 2015/07/09 23:09

しの2012 さんのブログ記事

  • 『〈業〉とは何か 行為と道徳の仏教思想史』2
  • 平岡聡『〈業〉とは何か 行為と道徳の仏教思想史』筑摩書房(続きです)興味深い知見が多くて、引用が長くなってしまった。昨日紹介したような、仏教史を踏まえての業思想の整理の部分も面白かったのだが、実はこの本の読みどころは「第六章 業思想と現代社会」という著者の考えが中心のコラム的な文章である。この章は5文節に分かれているが、表題を抜き書きしておくと「一 差別する社会、二 世襲化する社会、三 振り返らない社会 [続きを読む]
  • 『〈業〉とは何か 行為と道徳の仏教思想史』
  • 平岡聡『〈業〉とは何か 行為と道徳の仏教思想史』筑摩書房著者は仏教学者。京都文教大学学長。京都文教学園学園長。著書に『大乗経典の誕生』『ブッダと法然』『法華経成立の新解釈』など。佛教学者が仏教史と経典研究を踏まえて、素人にも分かりやすく〈業〉という概念の変遷を説明し、業報思想の内容を整理てくれる本。特定の宗派によらない視線が中立的で読みやすいと私は感じた。テーラワーダの比丘の教えはありがたいものと [続きを読む]
  • 落とし物
  • 茶色い、革財布のようなものが落ちている。近寄ってよく見ると、ケースにくるまれた携帯電話だった。ありゃりゃ。どうしても今日予約を取らなくてはいけない切符があって、でも寝坊してしまって、あわてて駅に向かっている時のことだった。急いでいるくせに、なぜかそんなものを見つけてしまったのだ。見回しても近くに交番が見当たらない。届けるの、面倒だなあ。ストラップがちぎれている。持ち主はまだなくしたことに気がついて [続きを読む]
  • マインドフルネス瞑想講座補講編3
  • (続きです)まずは歩く瞑想である。一畳ぐらいの距離を歩いて、引き返す。向かい側を歩いているのは何度か教室でご一緒している方なので警戒感はないのだが、あまり近づくと気まずいとか、やたら向うの『領土』に踏み込まないよう、早めに引き返そうとか、通常の「考えっぱなし」モードからちっとも抜け出せない。しかも講義の声が気になる。なんとかして声が届かないよう、心に塀を立てたい!でもそれは解決じゃないんじゃないかな [続きを読む]
  • マインドフルネス瞑想講座補講編2
  •  (続きです)「心を観察するときに、どうやってラベリングしたら正解かわからない」という質問があった。「迷った時は、心に深入りせずに体の感覚に戻ってください。体の感覚に集中するとすっきりするんですが、これは無心になってやるとすっきりするという、スポーツした時と同じ仕組みです。この『スッキリ感』はマインドフルネスの効用です。それから、前回までも受容と制御の話をしましたが、制御は『有為(うい)』(※本来の [続きを読む]
  • マインドフルネス瞑想講座補講編1
  • 東急beのマインドフルネス講座、最終回がちょうど彼岸の墓参りと重なってしまい欠席した。そこで先生が開催しているワークショップに補講として参加させていただいた。開場は青葉台駅からほど近いレンタルスペース。参加者は7名で、まったくの初心者もいた。他に、現在は瞑想指導をしてない本間先生も応援にいらっしゃっていた。今回もマインドフルネスの三要素と二つのテクニック、シチュエーションの三分類をざっと復習。そして [続きを読む]
  • 質より量?
  • ジャズはわかりにくい。最近ジャズを聴くのが趣味になったというと何から聴くのが正解か、とかどの楽器を聴けばいいのかわからないとよく言われる。ヴォーカルの入っていないジャズだとそれぞれの楽器がかわるがわるソロプレイするので、確かにどの音を追えばいいのか分かりにくい。余談ながらこのメインモチーフで始まって変奏になって、ソロを廻して、メインモチーフで終わるという形式が茶道の濃茶の作法にどことなく似ていると [続きを読む]
  • 『キッチハイク! 突撃!世界の晩ごはん』
  • 山本雅也『キッチハイク! 突撃!世界の晩ごはん』集英社著者は1985年東京生まれ、ニューヨーク育ち。早稲田大学卒業後、博報堂DYメディアパートナーズ入社。学生時代から20代前半は、コントの台本を書く。退社後、“キッチハイク”の旅に出る。趣味はビール作り、浅草探検など。現在、“食”で人をつなぐWebサービス「KitchHike」共同代表。(著者紹介より)キッチハイクは見ての通り、キッチンとヒッチハイクを組み合わせた造語 [続きを読む]
  • 突然の幸せ
  • 昨日お話した枝元さんのイベントから帰ってきた夜だった。枝元さんのイベントは皆さんに喜んでもらえて、ぶっつけ本番に近かったのに段取りも大きく狂うこともなく大成功だった。お手伝いに来てくださったボランティアスタッフは私を含めて4人。初対面ではないので、急ぎの配膳でも、下膳で皿が山のように積みあがっても、特に誰も指示を出さないのに次々と片付いていく。狭いキッチンで働くにも、目くばせと会釈だけで動ける。ま [続きを読む]
  • 枝元なほみさんイベント
  • カフェ『潮の路』で料理研究家の枝元なほみさんのイベントがあった。お手伝いとして参加してきた。休日の午後、枝元さんとカフェ責任者のKさんのトークのあと、なんと枝元さん手作りの軽食を頂けるという素晴らしいイベントである。しかも会費がとってもお手頃。レストランのランチと変わらない金額だ。これはKさんに「儲ける」という感覚がないのもあるし、枝元さんが格安の講師料で来てくださるからでもある。枝元さんは路上生活 [続きを読む]
  • 夢に救われた話
  • なぜかその店に行くときは雨が降る。お気に入りのジャズ喫茶。銀座のはずれだ。一時間あまりいい気分で聴かせてもらってから、外に出たら空が鉛色だった。意味もなく気分が急く。外階段を降りきったところに男女の二人連れがいた。女性の方がなぜか、私の顔を見てほっとした表情をした。「すみません」「はい?」「この番地がどのあたりになるか分かりませんか?」メモを見せてもらうと丁目までは合っている。あいにく今日は地図を [続きを読む]
  • カンペキ主義者
  • カフェで働くのは共同作業だ。思えば、他人と一日8時間共同でする仕事って初めてかもしれない。自分の仕事の進め方が他人(この場合はもっぱらKさん)とかなり違うのが分かって、面白い。お互いに相手の予想外な動きや発想にウケている。漫画に描いたように私は完璧主義なところがあるのだが、ごく最近まで「完璧主義」は立派なことだと誤解し、自分は「完璧(主義)」ではないと思っていた。「完璧」は立派だが完璧な人間はいないし [続きを読む]
  • 空襲警報
  • 台風が過ぎて晴れ上がった日に、彼岸の墓参りに行くことになった。亡夫のお墓は東京の郊外にある。義理の父母兄弟とは最寄り駅で待ち合わせていて、一人で電車に乗っていた。ある駅で突然サイレンが鳴って、電車が動かなくなった。車内放送がパタリと止まっていやに静かだ。テレビを持っていないが、情勢が不穏になっていて日本の近くまでミサイルが飛来したということぐらいは知っている。まさか東京に向かってミサイルが飛んでき [続きを読む]
  • 一汁一菜でよいという提案
  • 土井善晴『一汁一菜でよいという提案』グラフィック社著者は料理研究家。スイス、フランスでフランス料理を学び、帰国後、大阪「味吉兆」で日本料理を修行。土井勝料理学校講師を経て1992年に「おいしいもの研究所」を設立。テレビ出演、著作、講演多数。テレビ、雑誌に多く出演し、料理を教えることが仕事である著者が「一汁一菜でよい」という意外さ。しかしこれは大変真面目な提言である。現代人、というよりも主婦業を担ってい [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会8
  • (続きです)ここまでのお話の他にも「仏教が少なくとも2500年続いてきたのは律のおかげ。他に類のない世界最強の法律書といえる」という先生のことばも印象に残りました。「仏法僧」という三つのうち、日本に暮らすものにとってはサンガのありがたさというのが分かりにくいと思うのですが、釈迦が残した律の仕組みを知ることによってサンガに親しみがわいた気がします。他には「釈迦がほんとうに言ったことはどれか?」「ネットの業 [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会7
  • (続きです)≪律の運用について≫ええと、もう一つの質問は何でしたっけ?(「現場に行って初めてわかった、文献にない律の姿などありましたら」)それはもう沢山ありますけれど、一つ挙げてみましょうか。法律には合理的な改正機能が必要です。社会は変化します。その変化に応じて、ルールを変えなければいけません。しかしそれがある個人の思惑で変えられたら困る。特定のものに有利なようにとかね。社会の変化に応じて、個人の思 [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会6
  •  (続きです)別の質問。「研究されている律ですが、在家が守るべきとされているのは五「戒」ですよね?何が違うんでしょうか?また、現場に行って文献上で想像できなかったような運用がされていたとか、そういうエピソードがあればお聞きしたいです。」******≪戒と律の違い≫五戒、言えますか?(「盗まない、殺さない、不倫しない、嘘をつかない、お酒を飲まない」です)そう、最後のがなかなか守りにくい(笑)。日本語では [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会5
  •  (続きです)UCLAのグレゴリー・ショペン教授(1985年マッカーサー・フェロー受賞。和訳されている著作に『大乗仏教興起時代 インドの僧院生活』がある)が律研究を世界にひろげました。そこから今に至って、今年2017年8月にカナダで行われた国際仏教学会(IABS)、これは世界で最も大規模な仏教学の国際学術学会で、三年に一度開かれます。そこで律に関するパネルが5〜6(35パネル中)立っていました。各パネルに発表者が6〜7人いる [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会4
  •  (続きです)仏教の基本の三宝、「仏法僧」のうちの「僧(サンガ)」について、集団生活が基本になっているのは面白いと思ってサンガの研究を始めました。しかし周囲に戒律を研究している人なんて当時いなかった。平川彰『律蔵の研究』、『原始仏教の研究 教団組織の原型』、佐藤密雄『原始仏教教団の研究』この三冊だけが頼りでした。特に平川先生は律を研究することで大乗仏教の発生が分かるということで、律を歴史資料として用 [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会3
  • (続きです)会場に入り、改めて主催のイトウさんからご挨拶があった。「佐々木閑先生は、戒律をご専門となさっておられ、参考文献としてよく参照させていただいている『パーティモッカ二二七戒経 タイ・テーラワーダ仏教・比丘波羅堤木叉』、『テーラワーダ仏教の出家作法 タイサンガの受具足戒・比丘マニュアル』等の編纂作業にも携わっておられた碩学の先生方のうちのお一人です。これまでに何度もタイの森林僧院で開催されてき [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会2
  • (続きです)会場のロビーで鍵が開くのを待っていると、佐々木先生が入ってこられた。麦わら帽子をかぶってにこにこしておられる。待っていた参加者の気分が、先生のお姿を拝見して明るくなるのを感じた。開場待ちの間にお聞きしたお話も大層面白かったので、そのあたりからメモしておこうと思う。※なお毎回お断りしていることですが、お話の内容は私のメモから起こしておりまして、録音録画等に基づいたものではありませんので、正 [続きを読む]
  • 佐々木閑先生を囲む会1
  • ある日、『タイ佛教修学記』のイトウさんから以下のようなお誘いを頂いた。イトウさんは法友Oさんが目下修行しているタイの森林僧院で、かつて出家生活を送られた方である。そのお寺にいらっしゃる比丘の落合師のお世話で実現した催しなのだそうだ。(以下『タイ佛教修学記』より引用) 今回、花園大学教授・文学博士でいらっしゃる佐々木閑先生とのご縁を賜り、『佐々木閑先生を囲む会』を開催させていただくこととなりました。 [続きを読む]
  • マインドフルネス瞑想講座五回目4
  • (続きです)この「受容と制御」の二つの要素を通じて、自分のバランスを気付いていく。受容は強すぎると成長しない。制御は強すぎると、本来の自分の心を抑圧してしまう。制御に関して、死ぬほどの努力をしていても自分がよく見えている人は良いんです。しかしそこまでの努力をしている人は往々にして本心を押さえ込んでいることが多いのです。マインドフルネスはこの抑圧をゆるめて分からせる働きがあるんですよ。あるがままとは、 [続きを読む]
  • マインドフルネス瞑想講座五回目3
  • (続きです)ではもう一度、先ほどと同じように一呼吸だけ集中してください。これはあえてマインドフルネスから崩した訓練です。多くの、ヴィパッサナーやマインドフルネスではない「普通の」瞑想はこういうふうに「ねじ伏せて」集中します。やってみてください。という指示で、2回目の坐る瞑想。*****本気で、自分をねじ伏せて集中しようと努力してたんですよ。なのに初めから非常にクリアーに周囲が「観察できる」んです。腹 [続きを読む]
  • マインドフルネス瞑想講座五回目2
  • (続きです)ではまず、座ったままで呼吸による腹部の膨らみと縮みをみてください。今までに何度もやった坐る瞑想と同じですが、ただしそれを「一回だけ」「全力で」感覚を取ってください。何があろうと気をそらさず、感覚にくらいついていくんですよ。という指示を受けて、気を入れて坐り始める。*****必死に!頑張ってやらなきゃ!あ、膨らみ始めた。よし、見てる自分がいる!いや待て。見てちゃダメなんじゃないの?膨らみと [続きを読む]