ひまこ さん プロフィール

  •  
ひまこさん: ひまこのブログ 〜シンイ with all one's heart〜
ハンドル名ひまこ さん
ブログタイトルひまこのブログ 〜シンイ with all one's heart〜
ブログURLhttps://ameblo.jp/tako-1113/
サイト紹介文シンイの二次小説を書いています。ヨンとウンスの再会後のお話しです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供153回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2015/07/10 23:04

ひまこ さんのブログ記事

  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常)〜白昼夢 紅衣の花嫁 ③〜
  • 「チュンソクさん、あとどれくらい?」ウンスは自分の前で馬を操る男の背に話し掛ける。「はっ、あと一時ほどかと、お疲れでしょう、寒くはございませんか?」「ううん平気、お天気がいいから。」そう言うと、彼女は茜色に染まり始めた空を見上げた。乾いた冷たい風が、時折真っ赤な木の葉を舞い上がらせ、彼女の足元を彩る。黄色や赤に染まった林は、まさに秋を絵に描いたような情景だった。チュンソクの実家は、開京からさほど離 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常)〜白昼夢 紅衣の花嫁 ②〜
  • 「何かあれば、テマンを走らせてください。」「うん、分かったわ。」「寄り道はなさいませんように。」「分かってる、とと・・」早く走り出したい馬は、しきりに首を振り蹄を鳴らす。ウンスは手綱を握り、馬を落ち着かせようと必死だった。必要と思われる薬剤はチュンソクの馬の背に。旅の装備はテマンの馬が。ウンスの馬は彼女の身ひとつ。それが不満なのだろうか、しきりに己の背を気にしている。その様子を見て、ヨンは彼女の馬 [続きを読む]
  • お詫び。
  • こんにちは。 二週間ぶりでしょうか。本当にごめんなさい仕事が忙しく・・いえいえ、言い訳は致しません私に根性がないせいです、はい 急に寒くなりました。温度差が激しく、身体が付いていきません風邪を引く前に冬物の服を出そうかな・・皆様も体調には気を付けて下さいね。 やっとPCの前に座る事が出来たので、”彼方から”28話更新しました。前の内容を忘れた方もいると・・来週には仕事の方も落ち着くと思うので、頑張って [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常)〜ぷろぽぉずⅡ 余談〜
  • あの日以来、ホラン親子から連絡はなかった。王宮で姿を見る事もなく、結局、高望みを諦めたのかと思っていたが。どうやら今回の事が主の耳に入り、屋敷を追い出されたらしい。「当然だ、国の医仙と迂達赤隊長を巻き込んだと王様に知れれば、ただでは済むまい、女の言いなりだった主も家の存続の為に決断を下したのだろう。」「でも、無事だったし・・」「何を言う、危害を加えられていたら、今頃生きてはおられぬ、当然の処罰だ。 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常)〜ぷろぽぉずⅡ ⑧〜
  • 「何故、あの親子の悪巧みをあ奴に話さなかった?」典医寺の一室。午前の診療の合間。ウンスはチェ尚宮と向かい合い、束の間の休息を楽しんでいた。「目には目を歯には歯をです、叔母様。」彼女は意味深な言葉で答えると、チャン先生が入れてくれたお茶を口に運ぶ。昨夜の騒ぎが嘘のように穏やかな昼下がり。窓の外から見える青空は、彼女の心の様に澄んでいた。「叔母様?!」「しっ!」チェ尚宮は指を口元に当て、辺りを見渡す。 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常)〜ぷろぽぉずⅡ ⑦〜
  • 「チェ・ヨン様。」ホランは、扉の前で動かないヨンの背中に近付く。広い背中に遮られ、部屋の中を窺うことは出来ない。だが傍で微かに微笑む母親の表情を見て、事が上手く運んだのだと確信していた。「チェ・ヨン様、見てはなりません。」母親のその一言が失敗の始まりだった。ヨンの背中が微かに揺れる。「お腹立ちだと思いますが、どうかお心を沈めて・・医仙様には・」「確かに腹立たしい。」「はい?」動揺していると思ったヨ [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常)〜ぷろぽぉずⅡ ⑥〜
  • 「お母様。」「ホラン。」母親は口元に指を立る。すると娘はハッとして口を閉じ、チマの裾を抑え母親に駆け寄った。「チェ隊長は?」「はい、客間にお通ししました。」「そう、疑ってる様子は?」「大丈夫です。」ホランは自信満々だった。これまで母親の指示に従って失敗したことはない。そして欲しい物は全て手に入れてきた。今度もきっと上手くいく、そして高麗きっての貴族の当主であり高麗一美しい男を手に入れる。「そうよホ [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜ぷろぽぉずⅡ ⑤〜
  • 何も知らないウサギに仕掛ける罠は単純でよい。ただ捕まえ動けなくすれば、後はこちらの思うつぼ。そのウサギを餌に、より大きな獲物を狙うもよし。二度と人の目に付かぬよう闇に葬るのも策の一つ。人を踏みつけ陥れ、ここまで上り詰めてきた。だが、この地位でも満足は出来ない。もっと高く・・もっと栄華を極めたい。その為には一匹のウサギを葬り、一羽の鷹を飼い慣らす策を講じねば・・ 「本当にあの方がいるのか?」「はい、 [続きを読む]
  • いつかみる夢・・ 守るべきもの 最終話
  • 「王様にお会い出来て良かったわね。」「はい、取り合えずは。」「ヨン?」二人は王への謁見を済ませ、屋敷に戻る帰路に付いていた。茜色の陽を背に、ウンスが我が子を抱き、二人を腕にすっぽり収めたヨンが馬の手綱を握る。はしゃぎ疲れた赤子はウンスの腕の中でスヤスヤと静かな寝息を立てていた。 「良い子だ、父親と母親の良いところを受け継いでおる。」やっと赤子にい会えたと満足そうな表情の王。「恐れ入ります。」謁見の [続きを読む]
  • いつか見る夢・・ 守るべきもの ④
  • 「た、助かりました、チェ尚宮様。」迂達赤兵舎。水浴びを終え広間に集まった兵達は、息を呑んで目の前の光景を見つめていた。「んばばば・・」「そうかそうか、機嫌は治ったか?」「きゃはは、んば――。」「おお、婆に会えて嬉しいか?よい子じゃ。」鬼の尚宮と言われる女人が赤子をあやす姿。それも見たこともないほど目尻を下げて。男達は我が目を疑った。本当に、あのチェ尚宮か?「信じられん・・」心の声が口に出てしまった [続きを読む]
  • いつか見る夢・・ 守るべきもの ③
  • 「いやぁ、早く終わって良かったですね、上護軍。」窮屈な軍議から逃げ出せたと喜んでいるトクマン。だが、その一歩前を歩くヨンは厳しい表情のままだ。軍議のせいではない。王宮に来ているはずの我が子の事が気掛かりなのだ。「これから王様の所に伺うのですか?」「ああ、だがその前に典医寺に・・」そう言い掛けて、ヨンは突然足を止めた。「上護軍?」そして一点を見つめて立ち尽くす。「どうなさったのですか?奥方様がお待ち [続きを読む]
  • いつか見る夢・・ 守るべきもの ②
  • 「奥方様!」典医寺へ向かおうとしていたウンスは、テマンに呼び止められる。「どう、見つかった?」「い、いいえ、中庭にはおいでになりませんでした。」「そう・・困ったわね、何処に行ったのかしら・・」走ってきたウンスの呼吸は乱れていた。それでもじっとしてはいられない。肩で息をしながら辺りを見渡す。「も、申し訳ありません、俺がもう少し気を配っていれば・・」テマンは今にも泣きだしそうだった。「何を言っているの [続きを読む]
  • いつか見る夢・・ 守るべきもの ①
  • 虫の鳴き声が聞こえ始める夕暮れ。誰もが夏の季節が過ぎるのを感じていた。一日の役目を終えた迂達赤達は、汗を流そうと、兵舎の裏庭にある井戸に集まっている。「昼間は暑かったが、夕方は大分涼しくなったな。」「ああ、水も冷たく感じるぞ。」上半身裸の男達は互いの背中を流したり、冷たい水に足を浸したりと、思い思いに身体を休めていた。「おい、あれは奥方様じゃないか?」一人の兵が兵舎に向かうウンスの姿を見止める。「 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 余談
  • 「ぎゃあぁぁぁ!!」 「何だ、何の騒ぎだ?!」迂達赤兵舎に叫び声が木霊する。慌てて執務室から飛び出したヨンは、眼下の広間を覗き込んだ。すると、数人の男達が兵舎から飛び出して行く姿が見える。「何事だ!?」残った兵達は目に涙を溜めて顔を上げた。「た、隊長・・」「どうした?!」「はあ、実はこれを・・」ヨンが広間に下りると、男達は情けない顔で彼の目の前に小さな器を差し出す。「これは、医仙の?」「はい、山椒 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 ⑥
  • 「医仙様、大丈夫ですか?」「ん・・平気、それより、すっかり遅くなっちゃったわね、あなたこそ大丈夫?」「俺は慣れてますから。」二人は村へ向かう畦道を歩いていた。太陽が山の陰に隠れ、辺りは鬱蒼とした闇。足元が見えないウンスは、ボンスの一歩後ろをちょこまかと付いて行く。雄鶏は彼女の足元に必死に寄り添っていた。「コッコちゃん、大丈夫?」ウンスに話し掛けられても”コ・・コ・”すら出てこない。彼こそ怖くで仕方 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 ⑤
  • 「医仙様がいなくなっただと?!」「はい・・副隊長、申し訳ありません。」「謝って済む問題か!」「は、はい!」チュンソクの怒声にトクマンは身を縮める。迂達赤兵舎の執務室。死を覚悟で戻った若者は、拳を握り額に汗を滲ませ、上官二人の前で背を丸めて立っていた。だが怒り心頭のチュンソクの隣で、ヨンは目を瞑ったまま一言もしゃべらない。トクマンには、その様子が逆に怖かった。「それで、医仙様の姿をいつ頃見失ったのだ [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 ④
  • 夜の帳が下りた王宮。誰もが息をひそめ、再び太陽が昇るのを待つ寝所。ある者は満天の星空を眺め。ある者は流れる川の潺に耳を澄ませる。そして、ある者は恋しい女人の元へと足を運ぶ。「医仙・・」「ん・・テジャン?」 典医寺の一番奥の部屋。そこは天から舞い降りた女人の寝間。下界の男が立ち入る事は許されない禁断の場所。そう、ただひとりを除いては・・「お疲れのようですね?」「あ、うん、私ったら、すっかり寝入ってし [続きを読む]
  • お詫び
  • こんばんは。 スミマセン(><;)(_ _。)(´_`。) やらかしましたぁ〜(;^ω^)コメントやメッセージで”ぷろぽぉす”の続きを”とリクエストを頂き、「あれ、最後までUPしたはず・・」と確認したところ、してなかったぁ〜〜〜( ゚∀゚; )タラー自分ではUPしたつもりでした。大変申し訳ございませんでした。 今夜、花影の里の14話、15話をUPします。その後に”ぷろぽぉず”の続きをUPしていきます(多少お時間を頂くかもしれません) あれ [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 ③
  • 「う〜ん、気持ちいい。」ウンスは両手を広げ、初夏の空気を胸いっぱいに吸い込んだ。日差しは厳しいが木陰には涼しい風が吹いている。だが鶏を抱えているトクマンは汗だくだった。そんな男の苦労など知らないウンスは、木漏れ日の差し込む道を足取りも軽やかに歩い行く。「医仙様、嬉しそうですね?」ウンスは休みなく首を動かしていた。「ええ、最近忙しかったでしょう、外出は久しぶりなの・あっ、あれは何?」彼女は白い煙を上 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 ②
  • 「はい、これ。」「医仙様?」ウンスは男に薬剤を手渡した。「お腹を壊したって言ってたでしょう?」「あ、はい。」まさか目の前にいる女人に会って、緊張から腹を壊したとは恥ずかしくて言える訳もなく。男は黙って薬を受け取った。「よく効くと思うから煎じて飲んでね。」天女の満面の笑みを見て、男の腹はまたキュルキュルと唸る。 そう・・ウンスとの出会いは、男の人生で一番幸せな瞬間だった。 いつもの様に王宮に野菜を納 [続きを読む]
  • 高麗イケメンファイル(迂達赤の日常) 〜野菜畑で恋をして〜 ①
  • 「もう、コッコちゃんたら何処に居るのかしら?」ウンスは朝から雄鶏を探し回っていた。すっかり王宮暮らしに慣れた雄鶏は、庭園の花を食い荒らし、水刺間(厨房)の野菜を盗んだりと悪さを繰り返している。王宮の人々は医仙様の鶏だと大目に見ていたが、さすがに最近の横暴ぶりには困り果てていた。ウンス自身も気が気じゃない。「これ以上悪戯をしたら、今度こそ鍋にされちゃうわよ。」 さてさて、医仙様の鶏は今日も生き延びら [続きを読む]
  • アメンバーをご希望の皆様へのお願い
  • こんばんは。 大護軍の花嫁(番外編)一部を終了しました。楽しんでいただけたでしょうか?この後の話しの更新は、しばらく待ちくださいね。 さてさて、今夜はお願い事があります。最近アメンバーを申請してくださる方に申請をする→メッセージがないメッセージを送る→申請がないこういったケースが非常に多くなっています。私も限られた時間の中で承認作業をしています。ですから、先にメッセージだけを読んで承認のお返事を送っ [続きを読む]
  • 大護軍の花嫁(番外編) 〜I trust you〜 ⑫
  • 親子はマンボ姐さんの知り合いの商人に引き取られた。情に熱い商人で、親子の面倒を快く引き受けてくれたらしい。店で商売の方法を学べば、いずれ自分の店が持てる。そうなれば、親子はずっと一緒に暮らせるはずだ。「あたしがしっかり面倒をみるから心配ないよ、まあ多少苦労はするだろうがね。」マンボ姐さんが付いているなら面倒は起きないだろう。母親も子供と離れなくて済むなら嬉しいと、納得して屋敷を離れた。ウンスの親切 [続きを読む]
  • 大護軍の花嫁(番外編) 〜I trust you〜 ⑪
  • それは夜半過ぎの事だった。帰りの遅いヨンを待たずに浅い眠りに付いていたウンスは、人の気配を感じて重い瞼を開いた。「ん・・・ヨンァ?」「ウンス、具合が悪いと聞いたが。」「えっ・・叔母様?」彼女は夫が帰宅したのだと思っていた。だが目の前にはチェ尚宮の顔がぼんやりと見える。「大丈夫か?」「え、ええ?!」ウンスは慌てて飛び起きた。幻でも何でもない、王宮に居るはずの叔母が目の前に立っている。「叔母様が何故こ [続きを読む]