すんみぃ さん プロフィール

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すんみぃさん: 潤星会
ハンドル名すんみぃ さん
ブログタイトル潤星会
ブログURLhttp://ysumio.blog.fc2.com/
サイト紹介文主に自生の草花や、それにまつわる能の解説、趣味の小説などを掲載しています。
自由文金剛流能楽師として主に東京で活動する傍ら
趣味で撮った草花を、能の解説や小説と共に紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2015/07/17 15:29

すんみぃ さんのブログ記事

  • 丹沢、水無川本谷の花など(2)能「石橋(しゃっきょう)」
  • F2 Fは英語のFall、2は二番目の滝。2017年9月21日写す。以下同じ無謀な性格は生まれつき。三年前、崖の上の花を撮ろうとして落ち、三か月の怪我をしたのに又々水無川本谷を登る無謀をしてしまった。とっくに引退したが友人に岩登りのベテランがいる。一杯飲みながら、興に乗って話したら、「いい加減にした方がいいよ、いい年なんだから。素人は沢登りの怖さを知らないから困る。そのうち命を落とすよ。だが本谷のF1からF5 まで [続きを読む]
  • 丹沢、水無川本谷の初秋の花など(1) 能「善知鳥」
  • 風の釣り橋。バスの終点、大倉にある秦野戸川公園の歩行者専用の橋。遠くからも目立つ巨大な橋。公園のシンボルなのだろうか。案内板によると公園には川遊び場、子どもの広場、バーベキュー、農業体験、茶室まである。以前の沢登はここから水無川を遡行した。その頃の面影な微塵もなかった。数十年前、丹沢の沢に咲いていたサワギキョウ(沢桔梗)を時々思い出し気になっていた。丹沢は神奈川県にある山。さほど高い山ではないがよ [続きを読む]
  • 多摩川、初秋の花(2)能「融
  • 多摩川 東京都稲城市 稲城大橋より狛江市方面遠望。2017年9月10日写す。以下同じ多摩川は奥多摩のその又奥の山梨県の笠取山を水源に流れ下り東京湾に注ぐ大河。河川敷には野球場など娯楽施設もあり、ヤブも林もあり流れは澄みアユも釣れる。自然いっぱい、魅力の川。多摩川のアユ高度経済成長期の東京の川はドブ川だった。隅田川も多摩川もご多分に漏れなかった。清流が戻りアユが戻ったと聞いたことはあったが半信半疑だ [続きを読む]
  • 多摩川、初秋の花 能「三輪」
  • 多摩川 是政橋からの調布市方面の眺望 2017年9月10日写す。以下同じ。多摩川は隅田川と並ぶ東京の大河。隅田川は都心近くを流れ、多摩川は東京の西から東の東京湾へ、神奈川県との県境を流れ下る。河川敷に野球場やサッカー場、バーベキュー施設、芝生の広場、林、ヤブまで広がっている。隅田川とは全く違う景観、自然いっぱいの河。両岸の堤防はサイクリングロードでサイクリングやジョギングで賑う。オニグルミ(鬼胡桃 [続きを読む]
  • 残照 11(一)
  • 町の残照 (武蔵野市境南町5丁目付近 2017年9月12日写す)砂内桂馬は世にいう後期高齢者に近い。だが自分を老人と意識したことはなかった。老人の日にお婆さん二人が市からのお祝いを持ってきたことがあった。「おめでとうございます。市からのお祝いです」「家には老人はおりません。もらえません」すんなりと出てきた。作意はなかった。「あらまあ、御冗談を」二人はお祝いのお菓子だろう、紙箱を桂馬に突き出し遠慮なしに笑い [続きを読む]
  • 箱根の晩夏の花 能「邯鄲」
  • 十数年前、箱根の旧東海道を歩き、伊吹麝香草を見つけた。忘れていたがフト思い出した。伊吹麝香草は夏の花。そろそろ終わりだろうと思ったら、矢も楯もたまらず小雨は降っていたが宮沢賢治なみに、雨にも負けずと「紙人形ではないのだから溶けはしないだろう」と怪しげな決心をして湯本から芦ノ湖まで歩いた。残念ながら伊吹麝香草は見つからなかった。記憶違いで旧道から山のコースに入って見つけたのだろう、人の記憶は曖昧で怪 [続きを読む]
  • 裏高尾、夏の花 能「芭蕉(ばしょう)」
  • 高尾山は山頂に薬王院のある、都心からも近く外国人にも人気の山。裏高尾は高尾山の裏、甲州街道の旧道沿い一帯。色々な野草が見られることでも知られている。八月に入って雨続きだった。テレビの予報とにらめっこ、晴れ間があると聞いて飛び出した。お目当てはキツネノカミソリ。春の花を見に行った時に葉っぱを確認、見当をつけておいた。キツネノカミソリ(狐の剃刀)ヒガンバナ科 2017年8月17日裏高尾で写す。以下同じ [続きを読む]
  • 玉川上水の夏の花 能「殺生石」
  • 玉川上水 2017年8月5日写す。以下同じ玉川上水は江戸初期に開削された江戸の人達のための用水路。多摩川の上流、羽村から江戸まで標高差100m。測量器具も工事機器も技術も乏しい時代に、この難工事を成し遂げたのには今の専門家も驚くという。用を終えた玉川上水は空堀となっていたが、昔を懐かしむ人達の熱望で、数十年前、再び水が流され今も水量は少ないが流は絶えない。春は両岸に町には珍しい花が咲く。遊歩道もあ [続きを読む]
  • 仙川と千川の夏の花 能「蝉丸」
  • 仙川 8月8日 武蔵野市桜堤で写す以下同じ??春の小川はさらさら行くよ♪の唱歌のような自然そのままの小川がめっきり減った。東京では小さな川は僅かな例を除いて、コンクリートで固められた味気ない放水路。それもほとんどが川のトンネルともいえる暗渠。銀座四丁目にあった数寄屋橋や、渋谷駅の近くを流れていた渋谷川が好例。武蔵野市の桜堤公団住宅の中を流れる仙川は団地の中だけ自然の川の面影を残している。団地から下 [続きを読む]
  • 仙川と千川の夏の花 能「蝉丸(せみまる)」
  • 仙川 2019年8月8日 武蔵野市桜堤で写す以下同じ♪春の小川はさらさら行くよ♪の唱歌のような自然そのままの小川がめっきり減った。東京では小さな川は特別な処以外、コンクリートで固められた味気ない放水路。それもほとんどが川のトンネルともいえる暗渠。その最もいい例が銀座の数寄屋橋と渋谷の渋谷橋。橋は影も形も南無阿弥陀仏。下を流れる川はトンネルの暗渠となった。武蔵野市の桜堤公団住宅の中を流れる仙川は団地の中 [続きを読む]
  •   大菩薩嶺周辺の夏の花 能「天鼓(てんこ)」
  • 大菩薩嶺は大菩薩峠から一時間程。富士山、南アルプス、その外、遠くの山々まで一望、景色満点だというが生憎の曇り空で、辺りはガスに包まれ展望零点、代わりに花々が慰めてくれた。鹿 2017年7月28日うつす。以下同じ大菩薩峠近くで出会った。と云っても50メーターくらいは離れていたが。動物園や奈良の鹿と大違い、スラリとして毛並みも鮮やかで美しかった。物珍しそうにこちらを見ていた。おーい、おいで。お菓子をあ [続きを読む]
  • 大菩薩峠周辺の夏の花 能「 敦盛」
  • 登山口 2018年7月28日写す。以下同じ今年の五月に青梅街道奥の丹波山村に行った。ついでに小菅村の白糸の滝を見に行った。ここからも大菩薩峠に行けることがわかった。大菩薩峠は知られた山。気になっていた。途中まででもと登ったが途中欲が出て、もしかして峠まで行けるのではと、無理して登った。とんでもなく遠かった。気が付いたら三時を過ぎていた。仕方なく断念、引き返した。心にかかっていたので今回は楽に登れる [続きを読む]
  • 八ヶ岳周辺の夏の花 能「黒塚(くろつか)」
  • 八ケ岳スキー場 リフトの終点からの景観 2017年7月16日写す。清里にあるスキー場。リフトが稼働していて満員の盛況。犬連れも多かった。景観満点、涼味満点。八ヶ岳への登山口がある。バイケイソウ(梅蕙草)ユリ科 2017年7月16日八ヶ岳周辺で写す。以下同じ。冬、雪の上に色とりどりの花が咲いたゲレンデも今は夏草ぼうぼう。我こそはとばかりに咲いていた。きれいとはいい難いが大きな草丈、大きな葉や花穂に圧 [続きを読む]
  • 谷川岳、マチガ沢 能「雲林院(うんりいん)」
  • 谷川連峰(一部)2017年6月24日写す以下同じ。前日に一ノ倉沢の雪渓を歩き、雪渓の山側の壁をよじ登るなど、花を探しまわり、限界近く疲れた。宿は奥利根の湯の小屋温泉。釣りの客が多い宿らしく風呂で中年の釣客に尺イワナを釣ったという、自慢話を長々と聞かされた。殺生は嫌いだ、まして遊びで!などと心の中で呟きながら目を剥き、さも感心したように。我ながら嫌な性格だナと。それでも夕食にイワナの塩焼きを楽しみに [続きを読む]
  • 谷川岳・一ノ倉沢(いちのくらさわ)能「弱法師(よろぼし)」
  • 思い立って奥利根の湯の小屋温泉に行った。ここは尾瀬が近い。数年前クマに遭遇、胆を潰したので尾瀬は十分と納得,谷川岳の登山口まで行ってみることにした。土合駅周辺は数十年前の記憶とは全く違っていた。駅前広場の建物は潰れたまま蔓草に覆われていて、魔の岩壁の遭難碑も草に覆われていた。土合駅は無人駅で出入り自由、地下ホームの出口を見に行った。土合駅 2017年6月23日 以下同じ。谷川岳連峰登山の起点だった [続きを読む]
  • 車山の春の花 能「雲雀山(ひばりやま)」
  • 車山とレンゲツツジ。2017年6月16日写す。以下同じ車山は霧ヶ峰のなだらかな凹凸を連ねる一番高いピーク。長野県茅野市と諏訪市にまたがり、標高1925m。初夏にはレンゲツツジ、続いて日光キスゲが全山を覆いその美景に息を飲む。大きな木がほとんどない。レストランの人の話では毎年早春に山焼きをするそうだ。眼下に白樺湖の麗姿、ホテル、別荘が点在、遠くに雪を頂いた信州の山並みが美しい。毎年六月、この地を訪れ [続きを読む]
  • 乙女高原の春の花(2)能「楊貴妃」
  • 乙女高原は山梨市の東にあり秩父連山の国師ケ岳が間近い。深い森林に囲まれ道路、駐車場、休憩所、トイレも整備されているが訪れる人は少なく静か。偶然に発見、以来度々訪ねる。下界は初夏だが、ここは標高1700M、まだ春、早春の花も咲いていた。ミツバツチグリ(三つ葉土栗)バラ科 2017年5月30日写す。以下同じ珍しくもないキジムシロだと思って無視、通りき過ぎようとしたが、近くにあった案内板を見て名を知った [続きを読む]
  • 乙女高原の春の花(1) 能「善知鳥(うとう)」 
  •    山はあっても山無(梨)県、こんな狂歌を聞いたことがある。山梨市は山に囲まれ風光の優れた地。乙女高原は山梨市の東、秩父連山の国師ケ岳のふところといった処。標高1700m。すぐ向こうは長野県。深い森林に囲まれ広さはそれほどではないが訪れる人も少なく静かな隠れスポット。フトしたことで発見、以来度々おとずれる。車なら甲府から秩父に抜ける国道140号線、三富村あたりから左の山道に入り30分程。下界は初 [続きを読む]
  • 高尾山の初夏の花 能「鵺(ぬえ)」
  • 滝行の霊場 2017年5月27日 高尾山にて写す。以下同じ高尾山は信仰の山。数か所に滝行の霊場がある。人は生きるために罪を重ね穢れる。穢れを洗い落とすのは水。水で穢れを払う、万国共通らしい。インドの人は毎日沐浴をするという。乞食でも清潔。ガンジス川の茶色に濁った水でインドの人達に混じって沐浴した。捻挫の痛みが消えたのを思い出す。高尾山はJR中央線一本で行けて深山の雰囲気があり手っ取り早いハイキング [続きを読む]
  • クマノミズキ ミズキ科  能「定家(ていか)」
  •  クマノミズキ ミズキ科 2017年5月30日 山梨県三富村で写すクマノミズキは大木。花を間近に見るのは難しいが、山道の崖下に咲いていて道までせり出しているのに出会ったことがある。真っ白の十字型の小花が手の平のようにかたまって咲く。山桜が終わり代わってクマノミズキが新緑の山を飾る。クマノミズキは漢字で熊野水木だが熊野特産ではないという。全国にあるそうだ。熊野には特に多いのかどうかは知らないが、熊野 [続きを読む]
  • ウツギ 能 「遊行柳」
  • ウツギ(卯の花) 2017年5月7日 奥多摩町丹波山で写す。純白の小花を、雪が積もったようにふんわりと咲かせる。美しい姿はまさにウエディングドレスの花嫁。夏が近づくと“卯の花の匂う垣根に”の唱歌「夏は来ぬ」がラジオやテレビから流れた。この頃トンと聞こえない。昔の歌だからという理由だけではないと思う。今や世の中は物質的には豊かな時代。国の隅々まで楽しいことが行き渡っている。野や山の木や草の花などには [続きを読む]
  • 大菩薩峠登山道の初夏の花(2)能「石橋(しゃっきょう)」
  • 大菩薩峠登山の苦楽を共にした杖。2017年5月7日写す。以下同じ。多分ブナの枯れ枝だったと思う。急峻なガレ道では寄りかかる体を支え、きれいな花を一緒に見た。用が済んだらハイ、サヨウナラかとかと思っていただろう、ごめんと手を合わせてサヨウナラをした。 水場うっかり水筒を忘れた。水が無いと危ない、途中で引き返すしかないと諦めていたら意外な所に水場があった。冷たくて美味かった。喉の渇きを潤してフト、水が [続きを読む]
  • 大菩薩峠登山道の初夏の花(1) 能「二人静」
  • 大菩薩峠稜線の肩 2017年5月7日写す。以下同じ小説「大菩薩峠」で知られた山。気にはなっていたが行ったことはなかった。奥多摩から塩山に抜ける国道411号、通称青梅街道は深い森林、深い谷、断崖絶壁をぬって走る変化に富んだ路。枝道に入って四季の花を見るのが楽しみで度々訪ねる。初夏の花を見に行こうと地図を見ていたら小菅村から林道を行くと白糸の滝があり、少し先から大菩薩峠への登山道があることがわかった。 [続きを読む]
  • サクラソウ 能「忠度」
  • サクラソウ サクラソウ科 2017年5月4日 写す。植栽花ビラの形が日本人の心の花、桜にそっくり。ピンク色の花弁、微笑んでいるように咲く姿が魅力だ。長野県原村近くの草むらの中に咲いていたのを頂いて植えていたのが増えて、毎年可愛い花を見せてくれる。サクラソウは日本の桜草。知らない人は多い。花屋の店先や花壇を飾るのは西洋桜草だから。昔は荒川の土手や湿地を覆うように咲いていたという。花の季節には花見用の [続きを読む]
  • 桜川の桜 能「桜川」
  • 桜川は筑波山近く、桜川市の山から流れ出、霞ケ浦にそそぐ小さな川。「常よりも春べになれば桜川、波の花こそ間なく寄すらめ」平安を代表する歌人、古今集の選者の一人でもある紀貫之の歌で桜川の桜を詠んだ歌だそうだ。桜川の桜は都にまで聞こえ、貫之が憧れた程の桜だったという。能「桜川」の舞台なので十数年前に訪ねたのが切っ掛けで度々訪ねた。「磯部の百色桜」といわれる自然交配の様々な種類の山桜が磯部桜川公園に植えら [続きを読む]