ひな猫 さん プロフィール

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ひな猫さん: today again gloomy'gloomy
ハンドル名ひな猫 さん
ブログタイトルtoday again gloomy'gloomy
ブログURLhttp://kobami486.blog.fc2.com/
サイト紹介文男女の恋愛を中心に書いてます。 基本は高校生の物語です。
自由文まだ完結した物語は書けてませんが、自分なりに努力を尽くします。
下手な文章ですが読んでくださると嬉しいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供4回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2015/08/18 12:34

ひな猫 さんのブログ記事

  • 風紀委員長のとある事情 #05
  • 〈私は密かに狙われていた〉「意味?意味なんて求めたって無駄な労力を使うだけですよ」「でも...」「私の口から意味が出る事は多分ないと思います。それにあなたにも歴とした意味があると思いますが?」意味。千堂の言うことを聞けばキーホルダーを返してもらえて屋上での事もバレない。それに風紀委員長の存在がバックにあればこれからも屋上へ行けるかもしれない。私にとっての意味は大いにある。でも付き合うということになれ [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 #04
  • 〈私は密かに狙われていた〉「私とお付き合いをしませんか」「お、お付き合い!?」急に話がぶっ飛んだな。「どうです?正直にお答えくだ...」「もちろん、お断りです!」今の状況についていけてない所は多少あるがそれは断らないといけない事は認識してる。食い気味に答えた私にしょうがないというような顔を浮かべた千堂はポケットから何かを取り出し、その何かを握る拳を私の目の前に差し出す。好きな女子に断られた態度とはか [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 #03
  • 〈私は密かに狙われていた〉「2年B組の甲斐原詩織さん。先程までいたあの屋上は立ち入り禁止です。それは知っていましたか?」「はい...」「そうですよね。腰までの高さに張られた立ち入り禁止のロープが見えない訳ないですもんね」なんかムカつくな...まあ私が悪いんだけど。「立ち入り禁止の屋上には何をしに行かれていたのですか?」「えっと読書をしに行っていました...」「読書、ですか。読書なら教室でもいいのではないで [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 #02
  • 〈私は密かに狙われていた〉私が通う白華学園は自分で言うのも何だが結構なお金持ちが通う私立の高校で、制服に真っ白な生地を使う所がお金持ちが通う学校らしさが漂わせており知り尽くせない程の敷地の広さには立派な校舎が何棟もある。その何棟かの内の一つの校舎は、理科室や家庭科室などの教科で使われる教室が一階と二階にあり三階は生徒会室や風紀委員会室などの委員会室が並んでいる。風紀委員長の千堂に見つかった私は千堂 [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 #01
  • 〈平穏な生活が崩れ落ちた〉屋上のドアの前に張られた立ち入り禁止のロープをくぐる。それが私、甲斐原詩織の毎朝の日課である。立ち入り禁止の屋上に入った私はドアのすぐ横の壁に寄りかかって座り本を開く。ここはちょうど良く影が出来ていて読書をする私にとっては憩いの場。そして登校してくる生徒たちの声がしてきたら、この時間が終わる合図。その合図がした瞬間は00時の鐘が鳴り響いた時のシンデレラが抱く様な気持ちと似て [続きを読む]
  • 先輩、私に恋を教えて下さい。#01
  • 〈気まぐれな罪 桜side〉お昼ご飯のお弁当箱に一粒一欠片も残さず蓋を閉めお弁当袋に入れた私、篠塚桜はいつもならそのまま読書をするのが日課だが今日は席を立ち騒がしい教室を出た。向かった場所は自分のクラスがある棟の隣の棟にある美術室。いつもとは違う行動をした理由は三時間目の美術の時の自分のミスのせい。消しゴムを落としてしまい、しかもそれに気づいたのは四時間目の途中。早めに気づいていれば良かったとも思った [続きを読む]
  • 先輩、私に恋を教えて下さい。~あらすじ&登場人物紹介~
  • 同じ学校に居るただすれ違うだけの二人。同じ世界に居るのに全く違う別世界の二人。イケメンで運動神経抜群しかも優しいそんな彼は裏ではいい子を演じる腹黒。それ故に本気の恋には初で純愛だから彼は既婚者の女教師と秘密の間柄。"少しでも長く先生と一緒に居たい"朝比奈 結人常に無表情で不気味な彼女が目にしてしまったのはイケメンで人気の朝比奈先輩の秘密の逢瀬。その光景をカメラに収めた彼女は重たい過去を背負いながら自 [続きを読む]
  • 初めまして
  • 初めましてひな猫と申します。気まぐれな性格なので時々小説を書くのを止めたりまた始めたりします。ですので、急に更新が止まったりまた始まったりします。そんな気まぐれにお付き合い下さると嬉しいです。↓私、ひな猫の近況はこちらを して下さい。近況です。 【blue moon】↓分かりづらいのですがリンクになっていますので押して頂けたらページへ飛べます。登場人物紹介 1 ・2 ・3 ・4 ・5 ・6 ・7 ・8 【風紀委員長の [続きを読む]
  • 『君の傘』
  • 強く降る雨空の下。傘を忘れた俺はずぶ濡れで歩いていた。誰もが軽蔑の眼差しで通り過ぎていく中、後ろから駆け寄ってきたのは嘘つきの君だった。「...くん、傘貸すよ?」可愛らしい傘をさした君は愛らしく小首を傾げている。「私なら濡れても大丈夫だから!」そう言って強引に君は俺に傘を握らせ、少し向こうの横断歩道へ駆けていく。『君は嘘つきだ。見た目は普通の女子高生だけど、内はデマの噂を流して人を陥れる事が大好き。 [続きを読む]
  • 『雨の中を歩く君』
  • 雨雲が通り抜けそれまで隠れていたグレー色の雲の下。少し湿気を含んだ黒色の髪を弾ませながら、道に出来た水たまりの上を軽く飛んでいく君。その姿を追いながら僕は自転車を押す。自転車の前輪が静寂な水面を突き破っていく。君のローファーが奏でる水たまりを飛んだ音。そんな音達がたまに君との距離に音符として浮かび出す。浮かび上がった音符が僕の胸に触れると、どき、なんていう音が僕の体内で響き出す。どんなに小さな音符 [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 17
  • *薄っぺらい告白* 続でも松永さんが自分の事をどう思おうが関係ないし、逆にどうしてこんな告白をするのか意味が分からない。どんな訳があるのか知りたい。友達の千堂を裏切るような行動をする訳って......もしこの告白に乗ったら千堂とは別れられるかもしれない。だったら、と。そう思うはずなのに..........どうしてだろう、千堂と付き合っていた方がいいんじゃないかと思う自分がいる。今日会ったばかりのまあまあ優しい生徒会 [続きを読む]
  • blue moon 8【不定期更新】
  • *現実はそう綺麗じゃない*暖房が利いていた皐月を出ると寒さが鳥肌を立たせた。階段を駆け下りるとすでに美由紀先生はいなく青野先生だけが立っていて、つきの足音に気づいたのか青野先生が振り向いた。「鴨井.........見てたか?」茶色のチェック柄のマフラーを巻いた青野先生は美由紀先生に叩かれた頬を隠すように首を少し右に向かせる。つきが無言で頷くと青野先生は自嘲気味な笑みを浮かべた。「見られちゃったか...」「先生ど [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 16
  • *薄っぺらい告白*放課後、風紀委員会室の鍵を持って第4校舎の階段を上がっていく詩織。全力で千堂に逆らいたいが逆らう事が出来ない自分に怒りを覚えながらもキーホルダーのためと、右足左足と段を踏み込む。2階の踊り場に出ると隣の教室から人影が数人出てきた。だがその事は無視してというか気にせず通り過ぎ3階へ上がろうとした時「詩織ちゃん!」と昼に聞いたあの柔らかな声が詩織を立ち止まらせた。一気に固くなってしまっ [続きを読む]
  • blue moon 7【不定期更新】
  • *見習いアイドル3人* 続々の続「えっと......なんか話しませんか? つまらないんで...」優しそうな笑みを浮かべながらつきの目を見つめて言う。___こんなイケメンが同じ学校にいたなんて、っていうか!「あっごめんなさいっ! あの忽那さんの事覚えてなくて。先にそれ謝んないといけなかったのに」「いえ、大丈夫です。............話した事ありませんでしたし...」妙に開いた間の途中、少しだけうつむいた気がしたがすぐに [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 15
  • *松永さんの正体* 続「一番ダメなのは.........卵焼き。俺、甘い卵焼きの方が好き。あとこれ、」そう言うと箸で上げて見せたのはタコさんウィンナー。「もしかして初めてやった? 足の切り方とか下手」「べ、別に初めてじゃないですし、卵焼きは私の自信作ですよ!」「は? なんか焦げてるし味も俺の好みじゃない」「お前の好みに合わせて作ってねえよ!」嘲る口調に怒りを浴びせた詩織に千堂はポケットから出したピンクの勾玉キ [続きを読む]
  • blue moon 6【不定期更新】
  • *見習いアイドル3人* 続々クラッカーの中身を床に散らかしたまま父と母と姉と成年の浅野さんは食い散らかしたつまみやらの食べ物が並ぶ一つのテーブルを何個か繋げたテーブルを囲んで酒に酔っていた。ワインに酔った父と母は二人の間の会話に意味なく笑い合い、父と母のすぐ横に座る姉は気味悪い高らかな笑い声を店内に響かせて、姉から少し間を開けて座る浅野さんは顔をトマトのように真っ赤にして時々こうべを落としそうになっ [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 14
  • *松永さんの正体*先に応接セットの黒のソファーにどかっと座った千堂に続いて詩織も対のソファーに千堂とは正面位置じゃない方に座ると、わざわざ詩織の正面位置の方に座ってきた千堂にムカっとしながらも持ってきたお弁当を千堂の前に置き自分の分も開ける。さっき松永さんで時間くっちゃったけど大丈夫かな。壁時計を確認しているとここまで何の音も無かった耳に千堂の声が入ってきた。「あいつの事知らないのか?」「えっ」「い [続きを読む]
  • blue moon 5【不定期更新】
  • *見習いアイドル3人* 続最後は茶髪で短髪の男の人。「忽那瞬です。知ってるかどうか分かりませんけど、つきさんと同じ高校で同じ学年なんです」「えっ!」「そうだったか?」「はい。俺も今日卒業式だったんです」浅野さんと光くんの間の声まさに中低音の声で小麦色の綺麗な肌と黒い瞳、最後に見せた微笑みは色んな世代の人に好かれそうな好青年を印象づける。3人の中で一番親近感が感じられるイケメン。グループになったらセン [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 13
  • *千堂のお友達* 続「甲斐原詩織さん、ですよね?」自然に口角が上がった笑みを浮かべ小動物のように小首を傾げる茶髪の人。「あ、はい」「やっぱり。拓真から聞いてるよ、詩織ちゃんのこと」「し、詩織ちゃん!?」「ん? ダメかな?」「え、あ、いやダメじゃあ、ないです...」何年ぶりかにちゃん付けで呼ばれ頬を赤くしつつも一つ思い出した事があった。あの時の人だ! あの拓真呼びしてたあの人。千堂に唇を奪われたあの朝の時 [続きを読む]
  • blue moon 4【不定期更新】
  • *見習いアイドル3人*注文した冷えたオレンジジュースが、コップの外側に水がたらりたらりと落ちる程の時間が流れたその時。ドアが開いたのを知らせる甲高いベルの音が母と姉の楽しい会話を切り裂き眠りに落ちそうだった歩さんを起こした。パーテーションから出てきたのは父の姿と3人の男の人たち。「遅れてごめんな。つき、卒業おめでとう!」白髪交じりの黒髪をオールバックにした頭と若い時絶対モテただろうなという顔立ちにな [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 12
  • *千堂のお友達*気怠い空気が包む教室に4時間目の終わりを知らせるチャイムが鳴り響き、皆が皆ぞろぞろと動き出す。ある人は友達と、ある人は恋人と、楽しい楽しいお昼ご飯を共にする。詩織は、好きじゃないむしろ嫌いな奴と過ごさなければならないのだ。お昼ご飯を早めに済ませて余った時間を最愛の読書にあてていた詩織にとって誰かと一緒に食べるという事は時間の無駄でしかなく、しかもその相手が千堂。想像しただけでムカつき [続きを読む]
  • blue moon 3【不定期更新】
  • *無謀な告白* 続々父はアイドル事務所『palette』を経営していて所属しているのは、コアなアイドルファンにしか知られてないであろう5人組グループ『RAIN☆BOW』、全員が成年なので各所のライブハウスで時間も限らずに活動している。あとは母。母はpaletteの所属デザイナーで他のデザイナーからも憧れる程の技量があり大物演歌歌手や他の事務所の人気アイドルグループなどから依頼が殺到する人気デザイナー。母はpaletteの専属が [続きを読む]
  • 風紀委員長のとある事情 11
  • *誰かのせいで変わってしまった日常* 続ボーダーのリュックを背負い自転車のカゴに二人分のお弁当袋を詰めて勢いよく自転車のペダルをこいで白華学園へと急いだ詩織。自転車を止めた自転車置き場から昇降口に続く短い階段を上がると、昇降口前の少し広い場所に詩織が今もっとも会いたくない姿があった。そっか今日その日なのか...いつもだったら特定の教師がしている制服チェックを風紀委員会がする日がたまにある。確かな話ではな [続きを読む]
  • blue moon 2【不定期更新】
  • *無謀な告白* 続3月の始め。三上総合高校では卒業式が行われ鴨井つきはめでたく卒業した。そしてその後めでたくはないがつきの片思いは儚く散った。赤く腫らした目がバレないように時たまにしか掛けないメガネをして家族主催の卒業祝いの食事会に向かった。食事会の場所はなじみのレストラン『皐月』を貸し切りにして両親と姉らが先に待っているらしい。皐月は駅から1分もない好立地の雑居ビルで一階は人気老舗ケーキ屋で二階が [続きを読む]