小金井書房 さん プロフィール

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小金井書房さん: 小金井書房ブログ
ハンドル名小金井書房 さん
ブログタイトル小金井書房ブログ
ブログURLhttp://koganeisyobou.hatenablog.com/
サイト紹介文エッセイや本の紹介、その他興味深いものをお届けできればと思っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2015/08/26 15:28

小金井書房 さんのブログ記事

  • 言葉の持つ印象について考える
  • 言葉というものは、その一つ一つにイメージや印象のようなものがあるように思う。同じ一つの言葉でも人によって印象が全く違う場合もあるだろうけれど、たとえば「失業」「借金」「税金」のように、その言葉を見たり聞いたりすると多くの人の気分が下降するものがある。「多重債務」とか「住民税」という言葉を聞いただけでわくわくして夜も眠れなくなる、という人は多分あまりいない(借金の回収や税金を徴収する側の人にはいる [続きを読む]
  • 『早坂さんは時代になじめない』①
  •  仕事から帰るいつもの電車の中。混雑した車内のドア付近に立って、読みかけの本を読んでいる。 ふと顔を上げると、乗客のほとんどがスマートフォンを閲覧したり、デジタル音楽プレーヤーで音楽を聴いたりしている。 未来だと感じる。 私は今、未来の世界にいるのだ。 一方、私は分厚い紙の本を手に持って読んでいる。二宮金次郎の時代と同じだ。 時代になじめない。 そんな感覚がいつもどこかにある。 時代はいつも目 [続きを読む]
  • 当事者から遠い人ほど強い批判をしやすい
  • (佐藤密『脱批判のススメ』 第3章「批判する人の特徴」より抜粋)当事者から遠い人ほど安易に批判する傾向仮に、世の中には「プレイしている人」と「プレイしていない人」の二種類がいるとします。プレイしている人とは、スポーツで言うなら実際に試合をしている選手や監督のことで、プレイしていない人というのは、観客やテレビでその試合を見ている人などの、試合をしている当事者以外の人のことです。(中略)批判をする [続きを読む]
  • Twitterとブログの特徴と本質的な違い
  • 目次 目次 はじめに Twitterは人間関係が占める割合が大きい Twitterで闇雲にフォロワー数を増やすのは無意味 Twitterとブログのメリット、デメリットを比較 ネットで主張したいことや意見がある場合には 長期的に見るTwitterとブログの特性 最後にはじめにTwitterとブログは、投稿できる文字数に違いはあるものの、「ネット上で主に言葉を使って何かを発信できる場所」という点では共通しているメ [続きを読む]
  • 『後藤田さんの静かな生活』①
  •   一日の朝は、体操から始める。晴れている日は、庭に出て、太陽の光を浴びながらやることにしている。 太陽の光はいい。これを浴びるのと浴びないのとでは、体調や気分が、かなり違うと感じる。そして、そのあと特に予定があるわけでもないので、時間をかけて、入念に体全体を動かす。 それが終わったら、朝ごはんを食べる。朝、体を動かしたあとの朝食は美味い。食事が美味いかどうかは、私にとって、心身の調子を表すバロ [続きを読む]
  • 【お知らせ】 新刊『静かなひとり暮らしたち』
  • 小金井書房の新刊、『静かなひとり暮らしたち』(電子書籍Kindle本)を出版いたしました。この本は、五つの短編からなる短編小説集です。<作品紹介>年齢も性別も様々なひとり暮らしの人物たちの、五つの短編小説。以下、収録作品。(『早坂さんは時代になじめない』)  早坂郁子、四十歳・独身。几帳面な性格。携帯電話はガラケー。趣味は江戸時代に関する本を読んだり、レトロなものを愛でること。都心にある小さな [続きを読む]
  • 宅配ドライバーの多忙さに見る、過剰に便利な社会の歪み
  • (佐藤密『刺激から離れる生活』 第2章より抜粋)便利だけれど忙しい現代現代はあらゆるサービスが発達して、私たちの生活の何もかもが便利になっています。今までは遠くの場所まで自分で行って買わなければならなかったものが、今ではインターネットを通じて購入すればすぐに届けてもらえるような時代になりました。それでは、そのように便利になって私たちの生活はどう変化したのでしょうか。もちろんまず、物が簡単に手に [続きを読む]
  • 村上春樹氏の新作小説の人気にざわめく
  • 村上春樹氏の新作の小説が出ていて、どうも最近売れているらしい。先日外出先で何人かの人たちがその本のことを話題にしているのを偶然耳にした。私はテレビをあまり見ないし知人も少ないので、世の中の最新の情報には疎い。だからその本のことも全然知らなかった。たしか『きしだん殺し』というタイトルの本らしい。きしだん・・・きしだん・・・あの気志團か。気志團といえばテレビをあまり見ない私でもその存在は知って [続きを読む]
  • 批判、悪口等の否定的な言葉がネットや世間に多い理由
  • (佐藤密『脱批判のススメ』<第2章 なぜ批判をするのか>より)意見や感想は批判、否定的になりやすいさて、この本のテーマでもありますが、どうして世の中にはこんなに批判が多いのでしょうか。偉そうにこのような本を書いている私自身も、ふとした瞬間に、口には出さなくても何かに対して批判的なことを思っている自分に気づいて、はっとすることが度々あります。まず言えることは、人が持つ意見や感想というものは批判的 [続きを読む]
  • 本『長考力』に見る佐藤康光棋士の人柄の魅力
  • 長考力 1000手先を読む技術 (幻冬舎新書)作者: 佐藤康光出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/11/28メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る「本の内容と佐藤康光氏の魅力」『長考力 1000手先を読む技術』(幻冬舎新書)は将棋棋士、佐藤康光さんの著作です。『長考力』と題されてはいますが、長考について書かれているのは本書の中の一部分ですので、本のタイトルと中身は厳密には一致していないかもしれません。 [続きを読む]
  • 何でもレビューする社会と評価の責任
  • (佐藤密『脱批判のススメ』 「第1章 批判のあふれている社会」より)何でも採点する社会今はあらゆる商品やサービスを客がレビューし、星の数で評価したり点数をつけたりするといったことが一般化しています。例えば飲食店や宿泊施設などが採点され、利用者のコメントがネット上に投稿されています。最近は事前にその評価を見てから商品を購入したりサービスを利用するという人が多いのではないでしょうか。大きい店だけ [続きを読む]
  • ポケットティッシュが受け取られない意外な理由
  • ある東京郊外の駅前でのこと少し前、東京の端のほうにある郊外の街の駅前を夜一人で歩いていた時のことです。道の遠くに見える何かの店の前で、道行く人に声をかけようとしているか、または何かを配ろうとしている風に立っている女の人が見えました。このまま私がまっすぐ歩いて行けば、その女の人の前を通るのは確実です。何かチラシみたいなものを渡されたら嫌だなと思って、違う道を通ろうかと思ったのですが、そんなことで [続きを読む]
  • 小金井書房について
  • 小金井書房では一人で本(電子書籍)を作っています。当書房が主に取り扱うテーマは、「平安」「孤独」「楽しさ」です。これだけに拘って本を作っているわけではありませんが、この三つを重要なものと考えています。「平安」とは私たち一人一人の心の平安、および社会の平安のことです。「孤独」とは時に私たちにとって最も辛く苦しいものでありますが、孤独は必ずしも悪いものとは限りません。それは深い悦びをもた [続きを読む]
  • 『宇宙怪人』 江戸川乱歩 著 (「少年探偵団」シリーズ)
  • 宇宙から来たという不気味な怪物現る江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズと言えば、ある程度の年齢の方は子供の頃、学校の図書館や公立図書館などであの少し不気味な感じの表紙を見た覚えのある方が多いのではないでしょうか。このシリーズが単行本として最初に世に出たのが1930年代〜60年代頃だそうですが、その後、ポプラ社から1998年に「(新)少年探偵・江戸川乱歩」という、初期のシリーズとは違う新しい表紙と挿絵が描かれ [続きを読む]