ふみよ さん プロフィール

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ふみよさん: 三段腹でもいいですか?〜デブスの婚活日記〜
ハンドル名ふみよ さん
ブログタイトル三段腹でもいいですか?〜デブスの婚活日記〜
ブログURLhttp://sandan-fumiyo.blogspot.com
サイト紹介文35年間彼氏なし!身長170センチ体重85Kg!のデブスが遅咲きのミセスを目指して婚活に励みます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供107回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2015/08/30 07:10

ふみよ さんのブログ記事

  • ミセスは未定(仮)。その42。
  • この私が…この私がですよ?まさかの殿方に不貞行為を疑われました。「俺を裏切ってたのか…。ひどい」「あの…誤解されてるようですが、私はふみよさんの義弟で…」「だから誰なんだよお前は!」「ですから義弟で…」「ふみよちゃんに代われよ!」どういうわけか…何度も何度も否定し、義弟は義弟であって、義弟以外の何物でもないと伝えても、谷崎さんは一向に耳を貸してはくれませんでした。きっと今の谷崎さんは、少しばかり精 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その41。
  • 谷崎さんは、相当ピリついていました。「今、どこにいるんだよ。俺、家の前にいるんだけど」電話口から飛び込んできた谷崎さんの声が、やけにはっきりと聞こえました。私の耳を無理やり劈き、ねじ込んできた谷崎さんの声色には、闇しかなく、家に帰らず所在不明の私が気に入らないのか、苛立ちを隠さず露骨に嫌悪感を露わにしてきました。心配そうに私を伺う妹と義弟に、視線で”マジ卍”を送ると、妹はどこからかペンと雑用紙を持 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その40。
  • ゆめぴりかの匂いに触れて、ようやく終わったんだなと思えました。「とりあえず、これでお別れできたんだから、よかったじゃん」「そうですよ。お疲れ様でした」 某コーヒーショップで力尽き、蹲っていた私を、迎えに来てくれた妹夫婦の厚意で、この日は、妹夫婦の自宅に、宿泊させてもらうことになりました。私の好きなお酒や食べ物を用意して祝杯を挙げてくれた妹夫婦には、感謝の言葉しかありませんでした。妹は、妹なりの強め [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その39。
  • 肥えた肉が邪魔をするので、走る度に太ももの内側が擦れてしまい、気づけばストッキングが伝線していました。こちらは身の危険を感じて必死だったわけですが、よくよく考えると、174センチ程ある笑えないレベルのガチなデブスが、髪を振り乱してドスドスと全力疾走する姿は、異様だったと思いますし、通行人の方に、余計な恐怖を与えてしまったかと思います。一刻も早く、谷崎さんのお母様の、コースアウトも厭わないドリフト走行 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その38。
  • すっかり気力がなくなり、ほぼ喪失状態で呆然としていた私に、休息はありませんでした。 いい歳したこじらせデブスが、道端でしゃがみこんで意気消沈している様は、異様で、とてつもなく迷惑だったと思います。あともう少しだけこの場にいさせてくださいと、心で謝りながら、私は悔やむ気持ちに蓋をできずにいました。自分の足で立ち上がる元気すらなくなるまで、戦う姿勢を貫いた自分を労いたい一方で、どうしてもう少し毅然とし [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その37。
  • 改めて、第一印象を鵜呑みにしてはいけないなと思いました。「こんなに常識のないヤツが、いるなんてな。世も末だよ」それまでずっと一度も口を挟まず、静観する姿勢を貫いていた、ダンディズムが止まらないシルバーグレーの谷崎さんのお父様の第一声は、攻撃性があり威圧的なものでした。私の中での谷崎さんのお父様は、谷崎さんのお母様と同様、物腰が柔らかく、穏やかで紳士的な方でしたので、この第一声には本当に驚かされまし [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その36。
  • 一時とはいえども、例え一瞬でも情を交わした相手に対して、ここまで邪悪な笑みを浮かべられるものでしょうか。母親を傷つけたヤツは、敵なんだよ。憎たらしいほどにニヤリと口角を上げる谷崎さんの目は、私にそう言っていました。その表情は、私が谷崎さんのお母様から、完膚無き迄に身ぐるみを剥がされることを心底望んでいるようでしたし、私の心を、鋭利で強力で抜けない刃で抉りたいとでも言いたげな、そんな辛辣な感情を、私 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その35。
  • 谷崎さんのお母様がおっしゃる、”頭を下げて謝って”は、土下座を意味するものでした。「…心から謝罪はさせて頂きますが、土下座は…できません」どうして、跪いて足をお嘗めよとでも言いたげな、そんな全てを掌握したがる横柄な態度を人様に取れるのか、私には本当にわかりませんでした。私とて、この歳でも尚、現実から逃走して三次元のメンズにとことん貢いでいるわけですから、世間から見れば人としての尊厳を失う常軌を逸し [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その34。
  • 「こっちはね、あなたに感謝されこそすれ、文句を言われる筋合いなんてないのよ」 同じ土俵で戦う依然の問題でした。「だいたい、ふみよさん。あなたご自分のこと、わかってる?わかってないわよね?」「…わかっているつもりです」「そんな容姿で、息子を非難できる立場なの?わかっていたら、そんなことできないはずよ」 「…」「デブでブスな上に、自分勝手すぎるんじゃないかしら?少し仕事ができるからって、それは女には意 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その33。
  • 私の母が、谷崎さんのお母様のようなタイプじゃなくて、本当によかった。「あらやだ、もしかして皆さん、私が嘘をついたと思っているの?」永遠に誰な山本さんメンバー達が、真意を求めるかのように、谷崎さんのお母様に視線を送った瞬間、怖いくらいにっこりと微笑む谷崎さんのお母様が、 そうおっしゃいました。谷崎さんのお母様の笑顔は、柔らかく上品らしさがある反面、声や纏う空気や態度は、棘を隠すことなくむき出し状態で [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その32。
  • 「本日私が伺った理由は、結婚のご報告ではなく、谷崎さんと交際を解消させて頂く話し合いのためです。この度は、私の認識の甘さ故、皆様の誤解を招いてしまい、大変申し訳ございませんでした」次の試練が始まる前に行動を起こそうと思った私は、先手必勝…ではないですが、努めて強気の姿勢で、異議申し立てをし、謝罪に謝罪を重ねて、必死に頭を下げました。このように、ある意味公開処刑のような形で絶縁表明してしまったことは [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その31。
  • か弱いどころか、標準よりも大幅にオーバーしている規格外な図体なので、頬を叩かれても、よろめくことなくバランスを見失いませんでした。しかし、いくらボディーは肉付きの良い横綱級の私ですが、些細なことで、いとも容易く崩壊するような豆腐メンタル系です。純情な心を委ねられる唯一の存在であるはずの彼氏に、二度もビンタ(1度目は未遂ですが)攻撃を受けたことや、抓る圧力で発言をもぎ取られた出来事などで、私の精神的 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その30。
  • 「何かあった時のために、一応これ持っていくんだよ」そう妹に手渡されたICレコーダーを、お守り代わりにポケットに忍ばせていたのですが、心強かったです。「俺はふみよちゃんと別れたくない」「谷崎さんのお気持ちには応えられません、ごめんなさい」「悪いところは直すから、ね?これからも一緒に仲良くしよう、ね?」「ごめんなさい…」「ふみよちゃん…」「私にはもう、谷崎さんとお付き合いしたい気持ちはありま…」 「なん [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その29。
  • 事前に打ち合わせでもしたんですかってくらい、絶妙な連携プレーでした。「マリッジブルーなんて、とても微笑ましいわね」「マリッジブルーなんて、ほっとけばそのうち晴れるから大丈夫よ」 私をよそに、急スピードで話が飛躍していく様は、異様でした。私が谷崎さんとお別れしたい心情を、勝手に”マリッジブルー”だと決めつけ、私に謎のアドバイスを口にする、永遠に誰な山本メンバーご一行様は、次第に、誰得感しかない自身の [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その28。
  • 人の視線は、こんなに怖いものなのかと思い知らされました。「ちょっと山本さんのおばさん、ふみよさんはきっと緊張しているんだから、もっとゆっくりいかないとだめだよ。ふみよさん、無理して話さなくても大丈夫ですよ」「…」「あらそうね、ごめんなさいね。ついお節介心が出ちゃって」そう一見、助け舟のように見えて、実際は私に「何も話すんじゃねーよ?」と圧力をかけたのは、谷崎さんの妹さんでした。綺麗な微笑みに隠され [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その27。
  • 私の言動を、力でねじ伏せるような彼氏と一緒にいるくらいなら、一生孤独のオタク道を極めよう。途方に暮れている私の心情は置いてけぼり状態で、谷崎家の皆さん並びに、永遠に誰な山本さん達との謎の食事会が始まりました。主に谷崎さんのお母様と永遠に誰な山本さんが、お料理を用意してくださったらしく、どのお料理も手の込んだ華々しいもので、インスタ映え確実なラインナップでした。しかし、ほぼ年中食い意地に花を咲かせて [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その26。
  • いくら私が、殿方にナチュラルに下に見られたい願望があるとはいえ、こんなハードなスキンシップは求めてません。 そういえば以前、夜勤明け恒例の焼肉の会合で、肉の誘いは絶対に断らない後輩のあけみさんがおっしゃっていました。「彼氏に叩かれたり、抓られたりすることなんて、よくありますよ」と。あの時の私は、「人生で一度くらいは痩せてみたいけれど、脂や炭水化物がやめられないから無理」と思い、毎日過剰なデブ飯漬け [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その25。
  • 「お別れしないと幸せになれないよ」と妹に言われた言葉を、噛みしめました。心の警笛が鳴り止まない私を、谷崎家の居間で熱烈に迎えてくださったのは、谷崎さんのお父様と妹さんの他、マジで永遠に誰?状態の山本さん達(推定60歳)でした。谷崎さんのお父様は、相変わらずダンディズムが止まらなすぎて、悶絶必須なスタイルでした。しかし逆にそれが、今のうがった心の私には、もしかしてお父様は、生粋のその筋のお方なのでは… [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その24。
  • 山本さん達とか永遠に誰…?「ふみよさん、いらっしゃい。待ってたわよ。さあさあ、あがって」「お待たせしてしまって、大変申し訳ありません」「ふみよちゃん、遠慮なくあがってね」谷崎さんと谷崎さんのお母様に急かされながら、私は玄関から居間へと続く廊下を歩きました。前を歩く谷崎さんの背中からは、「余計なことを言ったらマジで指詰めっからな」と、念を押すような圧力が感じられ、一方で背後から鋭く刺さる谷崎さんのお [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その23。
  • 最後の思い出が、”手を振り上げられたこと”になるのは、絶対に嫌。谷崎さんの手が鞘に収まったとはいえ、お互いの心の奥底以上にもっと深い闇から放出されている、重く救いがみえない空気までは、修復できませんでした。谷崎さんと私は、お互い無言で、ひたすら谷崎さんのご実家まで、道中歩き続けました。どうしてなのか、この時、なぜか異常に音に敏感でした。目の前を流れる信号機や車のクラクション、意味のない周囲の雑音な [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その22。
  • まさか、あんなに大好きで頼もしさを感じていた谷崎さんの雄々しい後ろ姿に、苦しさで抉られる日が来るなんて。「あのさ、悪いけど今日は、荒波立てないでくれないかな?」谷崎さんのご実家の最寄駅からご実家までの道中、私は谷崎さんにそう忠告されました。 「俺の家族、皆、ふみよちゃんが来るのを楽しみにしてるんだよ」「特にお母さんなんて、すごく楽しみにしているし。ふみよちゃんの好きな唐揚げを、たくさん作ってくれて [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その21。
  • 6月9日の午後、私は谷崎家という法廷に出廷致しました。ちょうどその日の朝まで夜勤だった私は、夜勤後、どこでもドア並みのスピーディーさで帰宅しました。本当は少しだけでも仮眠を取ろうと思いましたが、夜勤後特有の興奮と、数時間後に目の前に立ちはだかる強敵達を思うと、横になることができませんでした。入浴を終えたズボラ発動中の私は、全裸で炊飯器に納豆とツナ缶とごま油をぶち込んで、杓文字でごはんを掻き込み(本当 [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その20。
  • いつもブログに足を運んでくださる皆様へ。この度は更新が滞ってしまい、大変申し訳ございません。皆様へご報告せねばと思う気持ちはありましたが、なかなか筆を取る気力が湧かず、今日までブログと向き合えずにおりました。大変申し訳ございません。まずはじめに、谷崎さんと正式にお別れ致しましたことを、ここにご報告申し上げます。 離別から日が浅いということもあり、現在の私のメンタルはあまり良好とは言い難く、6合炊きの [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その19。
  • 出廷日が、いよいよ明日に控えています。法廷に立った瞬間に、私は判決を下され、即刻処刑台に送り込まれて、甚振られ、血を見ることになるのでしょうか。微力ではありますが、一端の大人として働かせて頂いている身にも関わらず、自分の精神力が弱い故、ここ最近騒つき過ぎているプライベートに翻弄されてしまい、仕事に全く身が入らず、充実した日々を送れていません。しかしこれもあと数日の辛抱だと思い、耐え忍ぶ次第です。つ [続きを読む]
  • ミセスは未定(仮)。その18。
  • 「今週末、お会いできるのが楽しみです。食事をたくさん用意して待っています」谷崎さんのお母様からは何故か1日1回、日刊俺通信的なラインが届きます。内容は所々、私の心にチクチクと針を刺すような言葉が織り込まれており、毎日ラインの通知が来る度に、全神経がけたたましく警告音を発し、私は苦しくなります。例えば谷崎さんのお母様は、上記のように、私の出廷日についてプレッシャーをかけるように言及されたり、「ふみよさ [続きを読む]