ふみよ さん プロフィール

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ふみよさん: 三段腹でもいいですか?〜デブスの婚活日記〜
ハンドル名ふみよ さん
ブログタイトル三段腹でもいいですか?〜デブスの婚活日記〜
ブログURLhttp://sandan-fumiyo.blogspot.com
サイト紹介文35年間彼氏なし!身長170センチ体重85Kg!のデブスが遅咲きのミセスを目指して婚活に励みます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供114回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2015/08/30 07:10

ふみよ さんのブログ記事

  • それはちょっと困ります。その18。
  • 谷崎さんから正式に、ご自宅へのお招きを受けました。谷崎さんのご自宅といっても、まさか例のパワフルマザーがいらっしゃる、谷崎さんの実家ではありません。正真正銘、谷崎さんがお一人で住まれている、ご自宅です。アポなし突撃訪問からの朝食ビュッフェを終えた日の夜、谷崎さんから「もしよかったら、今度の休みにうちに来ない?きちんと話をしよう」とお誘いを頂きました。今までは私が話し合いの機会を設けようと必死でした [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その17。
  • 食べることでしか、高ぶった気持ちを落ち着けられないのが、デブ。だからお前は生粋のデブなんだよと石が飛んできそうですが、私は思う存分心ゆくまで大量に食べたい時、朝早起きして、種類豊富に食材を取り揃えているリッチなホテルで、朝食ビュッフェを利用することがあります。その時は前夜から準備をし、翌朝の3時や4時に起床。そして6時頃に営業開始するホテルビュッフェに滑り込んで、満足するまで食べます。悪あがきですが [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その16。
  • あれ?なにこの空気?柄にもなく、頑張って彼氏待ち伏せ作戦を実行したのに、なんか変な空気…。「え…どうしたの?」誠意を見せる意味もありましたが、谷崎さんが望まれている口ぶりだったということもあり、私は谷崎さんの最寄駅で、仕事帰りの谷崎さんをハントする予定でした。しかし、肝心の谷崎さんの反応が、完全に塩対応。谷崎さんからは当初、予想通り、私がいたことへの驚きと困惑を感じましたが、次第に迷惑そうな空気も [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その15。
  • やっぱり、シャットアウトされてしまいました。「お互い頭冷やそうか」と言い残して、私の自宅から逃げるように立ち去ってしまった谷崎さんには、案の定、既読スルーの塩辛すぎる対応を受け続けていました。逆効果とはわかっているとはいえ、谷崎さんの主張から、それでも何かしらのアクションをすべきだと思った私は、例え返事がなくともラインを送っていましたが、完全に音沙汰なし。もう最後の手段は、アポなし訪問しかありませ [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その14。
  • 合鍵で愛情をはかるなんて。 「どうしたの急に…そんなにはっきり言うなんて、いつものふみよちゃんじゃないよ」「いつもの…?」「そうだよ、いつもニコニコしているのに、今日は変だよ」「…すみません」「ふみよちゃんは何でそこまでして合鍵を拒むの?普通恋人から大事な自宅の鍵をもらったら、嬉しくない?」「…」「特別なんだなって感じない?」「…」「俺はすごい感じるんだけど。お互い特別な存在なんだって実感するよ? [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その13。
  • 存外私は、自分勝手で自己中なのかもしれません。「だからそういう態度と言い方が、余裕に感じるんだよ…」「余裕ないです…」「そういう淡々とした言い方されると、すごい余裕感じるんだけど」「淡々と言っているつもりはないのですが…ごめんなさい」「普通はさ、もっと焦ったり、慌てたりするもんじゃない?」「今回谷崎さんと揉めてしまったことで、私はとても焦っています…」「でも俺にはそう感じない。必死さを感じないし [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その12。
  • 今の谷崎さんには、私が発する言葉全てが、起爆剤のようでした。何でこう突然なのかな…。谷崎さんを自宅にお招きし、マンションのエレベーターに乗っていた私は、思わずため息をつきそうになりました。けれども、ため息一つでお怒りになりそうな谷崎さんの手前、ぐっと堪えて感情を押し込みました。はるか昔に、15歳の夜は過ぎ去ってしまいましたが、本当に盗んだバイクで夜に逃げ込みたい気持ちでした。しかし37歳の私は、逃げず [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その11。
  • 恋愛素人ですが、素人なりに必死でした。谷崎さんが私に対して抱いている負の感情を全て受け止めるため、私はもう一度谷崎さんのラインを読み直しました。そしてその谷崎さんの不満に、一つ一つ真剣にお返事をしました。例えば「感情表現が足りない」と指摘された点については、言い訳かもしれませんが、これまで恋愛経験値が皆無だったということを申した後、「自分ではその都度気持ちを伝えていたつもりだったけれど、恥ずかしさ [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その10。
  • とりあえず、ビールを飲みました。一刻も早く話し合いを重ねて亀裂が走ってしまった仲を修復したい私と、解決策よりも、自分がどれだけ怒りや絶望で満ち溢れているかを表現してくる谷崎さん。私には、谷崎さんのお気持ちがわかりませんでした。もちろん時には、収まりきらない尖った感情を、誰かにダイレクトにぶつけたいこともあります。私だって、仕事で腸が煮えくりかえる程嫌なことがあった時は、感情の方向が定まらず、怒り任 [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その9。
  • 谷崎さんを怒らせると、私からのアクションは、全てシャットダウンされてしまうということがわかりました。久々に連絡をくださった谷崎さんからの長文ラインを読んで、私はかなりダメージを食らいました。スタンプや絵文字はもちろん、改行やスペースなどもない、一つ一つの文字が密接に引き詰められた文章は、思わず目を背けたくなる程、冷たくキツいものでした。それは鋭利なナイフのようで、私の視界や心を無情に抉ってきました [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その8。
  • 私は迸る熱いパトスを抱いているタイプだと思っていますが…。私はドライなのでしょうか。「前から思ってたけど、ふみよちゃんって結構ドライだよね」谷崎さんにシャットアウトされてから、おそらく三週間程経った頃だったと思います。連絡を断たれてもめげずに、私が渾身の思考や感情を振り絞って綴った謝罪や弁解、その他私の日刊ふみよ通信には一切触れず、谷崎さんは唐突に上記の文面を私に送られてきました。「感情表現という [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その7。
  • 谷崎さんは電話もラインも完全既読スルーで、私に対応してきました。衝突してしまった罪の意識に苛まれていた私は、毎日のように、私の謝罪に応じて頂けず既読スルーを貫く谷崎さんに、ラインで連絡をしました。はっきり言って、かなり私はウザいと思います。連絡を頂けないにも関わらず、毎日ラインで必死の謝罪や、何気ない日刊ふみよ通信をしているのですから。超絶私はウザいです。連絡がないということは、谷崎さんは、暫く私 [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その6。
  • 誰かと揉めるくらいなら、例え自分の主張を曲げてでも、すぐに謝ればよかった。 苛立ちを露骨に滲ませながら家を飛び出してしまった谷崎さんを、私は咄嗟に追いかけることができませんでした。まるで足に重い鉛でもついているかのように動けず、茫然と立ち尽くしたままでした。しかし、根が生えたように動けませんでしたが、心や頭は騒がしく、荒れていました。この時の私は、谷崎さんを怒らせてしまったということよりも、とにか [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その5。
  • 自分の容姿に可愛げがないことは自他共に認める事実ですが、まさか毎晩乙女CDで乙女力を養っているにも関わらず、心にも可愛げがないとは…思いませんでした。「ふみよちゃん、俺に会いたいって思うことないの?」これは結構、ヘビーな質問でした。 谷崎さんに会いたいなと思うこと、もちろんあります。例えば、谷崎さんがお好きな物を目にした時に、「今度一緒に食べたいな」とか、同僚と外食したお店がとても美味しかった時は、 [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その4。
  • まさかこんなに棘をむき出しにされるとは、思いませんでした。「え?ふみよちゃんは、合鍵やだ?」お互いの自宅の合鍵を持った方がいいとおっしゃる谷崎さんの提案に、私は素直に頷けませんでした。誰もが皆そうだと思いますが、私にとって自宅は、心身共に真っ裸になれる安寧の場所。自分だけが唯一許された居場所であり、閉ざされ密閉された空間だからこそ味わえる、安らぎ。時には無となって、人目を気にすることなく思い切り負 [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その3。
  • どか食い上等で購入したKFCが、冷めてしまいました。谷崎さんを自宅に招いた私は、コーヒーを用意する傍ら、テーブルの上に置いてあったBL同人誌と乙女CDを急いで撤去し、キッチンの棚に避難させました。そしてどか食いセットを死守…と言いたいところですが、私が食べ物の袋を大量に抱え帰宅したことを、谷崎さんはご存じです。どか食いセットからお菓子をセレクトし、お客様用のお皿セットにセッティング。そして一応傍目には全 [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その2。
  • 素直に喜べない私は、乙女心が欠落しているのでしょうか。正直な気持ちを申し上げると、言葉は悪いですが、この時の私は谷崎さんに、ウザさを感じてしまいました。同時に「私は何て嫌な奴なんだ」とも思い、心が罪悪感で埋め尽くされました。デブスの私と交際してくださっている谷崎さんに対して、わざわざ会いに来てくださっているにも関わらず、「ウザい」と思っている自分は、一体何様なのだと思います。最近の私は調子に乗って [続きを読む]
  • それはちょっと困ります。その1。
  • 一度の食事で5合のお米平らげていた数年前よりは、はるかに乙女だと自負している私ですが、根底に刻み込まれているデブ思考の私では、正真正銘の乙女心を育めないのでしょうか。職業柄、勤務時間が固定されていない不規則な生活を送っている私ですので、家族や友人知人に、色々とご心配される機会が多々あります。先日夜勤を終えて帰宅した際、同じマンションの住民の方とエレベーターをご一緒したのですが、「朝帰りだなんてお忙 [続きを読む]
  • 乙女心の合格点には、程遠い。
  • 二ヶ月以上前の私事ではありますが、先日37回目の誕生日を迎えまして、また一つ歳を重ねた次第です。誕生日と言えども、所詮はただの平日でしたので、平常通り業務に励んでいました。年中思考だけは妄想パリピ感に溢れている私ですが、随分いいアダルトな年齢ですので、「誕生日は特別」という考えは一切ありませんし、またどなたかにバースデーイベントを催して頂きたいとか、お祝いのお言葉を頂きたいという欲も一切ありません。 [続きを読む]
  • ラブファンタジーは苦難。その24。
  • 谷崎さんには、「お前もっと言うことあるだろ!何爆睡キメてんだよ!」と絶叫したい気持ちでした。「二人の距離をぐっと縮め、素肌で感じるJUST IN LOVE的な温泉デート」と謳っておきながら、まさかの彼氏ファミリーと、一夜を過ごす感じの旅行となってしまいました。皆様に、色めき艶めいたご報告ができず、本当に申し訳ありません。私の今年の5月は、根こそぎ精神を手折られたといっても過言ではない、試練と忍耐の季節でありま [続きを読む]
  • ラブファンタジーは苦難。その23。
  • ねえ皆、私すごく頑張ってると思わない?VIP席の窮屈感や、谷崎妹に腕を組まれる圧迫感、隣で爆睡をキメる谷崎さんへの失望感やらを抱えながら、私は道中、必死でこのやるせない気持ちを耐えていました。このフォーメンションやメンタルを維持したまま、ひたすら運転席や助手席に座る谷崎さんのご両親とお話をしていたのですが、専ら話題は私の日常についてでした。谷崎ファミリー(爆睡中の谷崎さん以外)は、仕事柄不規則な生活 [続きを読む]
  • ラブファンタジーは苦難。その22。
  • またこのフォーメンションかよ…。チェックアウトを終えた谷崎ファミリーのご厚意で、私は谷崎ファミリーカーに乗せて頂くことになりました。しかしそれは大変有り難いことなのですが、座る位置といいますか、指定を受けた席に、また私は絶句してしまいました。と言いますのも、昨夜の布団のフォーメーションと同じく、私が促された席は、三人がけの後部座席の真ん中。またも私は、谷崎兄妹の間です。いえ別に、車内の席に文句があ [続きを読む]
  • ラブファンタジーは苦難。その21。
  • この旅行で、絶対軽く2kgは痩せたはずです。谷崎ファミリーに勧められるがまま、体がはち切れる程の大量の朝食を平らげた私は、ずしりと重くなった胃を抱えながら、朝食会場を後にしました。谷崎ファミリーの私へのもてなしは、他意のない好意だと思います。そうだと思いたいです。しかし何度も特盛り系で勧められると、失礼ながら、これはいじめなのではないのかと思いたくなる程でした。確かに私は、それこそ朝からラーメン二郎 [続きを読む]
  • ラブファンタジーは苦難。その20。
  • 一睡も、できませんでした。もしかして私は、自分で気づかないだけで、結構ナイーブな性格なのかもしれません。谷崎兄妹と川の字で寝る形となった私は、本当に一睡もできませんでした。当初は、困惑と動揺、呆れと虚しさで、胸も頭もいっぱいになりながら横になったとはいえ、疲れているのだから眠れるだろうと甘く見ていました。しかし数時間経っても全く眠気は降臨せず、それどころか全神経は常に尖りっぱなし。おまけに谷崎ファ [続きを読む]
  • ラブファンタジーは苦難。その19。
  • この状況で…?谷崎兄妹の間で寝るってことですか…。 いくら私が鈍感で、超絶デブ時代に、業務中、白衣のスカートを贅肉で破っても(おそらく5回はくだらないです)、ヘラヘラして皆の笑いを誘うスーパーポジティブキャラだったからとはいえ、この訳のわからない、謎の川の字状態でガン寝出来る程、鈍感力が完成しているわけではありません。むしろ頭の中では、通常よりもナイーブ警報がけたたましく鳴り響いていまして、谷崎ファ [続きを読む]